2702 J-マクドナルド 2020-05-12 15:00:00
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月12日
上場会社名 日本マクドナルドホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 2702 URL http://www.mcd-holdings.co.jp
代表取締役社長兼最高経営責
代表者 (役職名) (氏名)サラ L.カサノバ
任者(CEO)
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 IR統括責任者 (氏名)中 澤 啓 二 TEL 03-6911-6000
四半期報告書提出予定日 2020年5月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第1四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第1四半期 72,286 4.9 7,708 △8.2 7,426 △14.3 4,713 △14.8
2019年12月期第1四半期 68,884 2.7 8,396 △5.6 8,665 △5.2 5,535 △28.1
(注)包括利益 2020年12月期第1四半期 4,711百万円 (△14.9%) 2019年12月期第1四半期 5,537百万円 (△26.9%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第1四半期 35.45 -
2019年12月期第1四半期 41.63 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第1四半期 208,951 159,618 76.4
2019年12月期 221,696 159,295 71.9
(参考)自己資本 2020年12月期第1四半期 159,618百万円 2019年12月期 159,295百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 0.00 - 33.00 33.00
2020年12月期 -
2020年12月期(予想) 0.00 - 33.00 33.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 287,000 1.9 29,000 3.5 28,500 3.7 18,200 7.8 136.88
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名) 、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、添付資料P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期1Q 132,960,000株 2019年12月期 132,960,000株
② 期末自己株式数 2020年12月期1Q 919株 2019年12月期 919株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期1Q 132,959,081株 2019年12月期1Q 132,959,131株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提
となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関す
る定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
日本マクドナルドホールディングス株式会社(2702) 2020年12月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 8
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 8
- 1 -
日本マクドナルドホールディングス株式会社(2702) 2020年12月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループでは、持続的成長と収益性を向上し、さらなる企業価値を高めることを目指す中期経営目標(2018
年度から2020年度)を2018年2月に公表いたしました。
これまでに構築した成長のための経営基盤(「最高の店舗体験」「ピープル」「ブランドトラスト」)強化への
継続的投資と、①「コアビジネスの強化」(「メニュー」「バリュー」「ファミリー/ブランド」)、②「成長を
加速する取り組み」(「デリバリー」「デジタル」「未来型店舗体験」)、③「新規出店/店舗改装を含む店舗展
開」の3つの分野へ戦略的に投資を行うことで、3年間で全店売上高年平均伸び率5%以上、営業利益/経常利益
年平均伸び率10%以上、ROE10%以上を目指しております。
2020年は中期経営目標の3年目として、マクドナルドビジネスの基礎となる「食の安全・安心」を徹底し「メニ
ュー」「バリュー」を強化するとともに、お客様の店舗体験のさらなる向上のため、特に「未来型店舗体験」「デ
リバリー」「ピープル」「店舗展開」の4つの取り組みに注力しております。
「メニュー」「バリュー」:お客様のご期待に沿って、それぞれの時間帯に合わせたメニューラインアップを強
化し、バリューフォーマネーにおいてお客様にお得感を感じていただける様々な取り組みを実施いたしました。
100円、150円、200円の低価格で手軽に様々な商品をお選びいただける「ちょいマック」の開始や、ディナー時間
帯に販売する「夜マック」の新商品として、人気メニューを特製ごはんバンズでサンドした3種類の「ごはんバー
ガー」シリーズを販売開始いたしました。
「未来型店舗体験」:お客様お一人おひとりにより充実したサービスをご提供し、クイックサービスレストラン
のサービス概念を大きく変革することを目指しております。お客様のおもてなしを専門に行うスタッフである「お
もてなしリーダー」、お客様にお席でお待ちいただき、クルーができたての商品をお届けする「テーブルデリバリ
ー」、ご来店前にスマートフォンのアプリでご注文から決済まで完了でき、ご来店時にすぐにできたての商品をお
受け取りいただける「モバイルオーダー」等を順次導入し、お客様の多様なニーズに対応した快適さ、おもてなし
のご提供を進めています。モバイルオーダーは1月末に全国展開を完了し、約2,700店舗でご利用いただけるよう
になりました。
「デリバリー」:デリバリーは今後も大きく成長が期待される、ポテンシャルの高いマーケットです。マクドナ
ルドのクルーがお届けするマックデリバリーサービス(MDS)とUber Eats等外部パートナーとの提携による2
本柱で、デリバリーサービスを展開しております。当第1四半期連結会計期間も導入を推進し、実施店舗数はMD
S331店舗、Uber Eats641店舗、デリバリーサービス実施店舗数の合計は781店舗となりました。
「ピープル」:お客様に最高の店舗体験をしていただくために優秀な人材の採用と育成に積極的な投資を継続し
ております。採用した人材には、デジタル端末を使ったトレーニング教材を活用しながら育成を進めています。
「店舗展開」:当第1四半期連結累計期間は、新規出店4店舗、閉店8店舗となり、当第1四半期連結会計期間
末の店舗数は2,906店舗となりました。経営資源を効果的に活用するために、新規出店と改装、リビルドや未来型
店舗への投資配分を柔軟に見直しながら成長のための投資を継続してまいります。
前連結会計 区分移行 当第1四半期
区分 新規出店 閉店
年度末 増加 減少 連結会計期間末
直営店舗数 886店 3 △4 - △29 856店
フランチャイズ店舗数 2,024店 1 △4 29 - 2,050店
合計店舗数 2,910店 4 △8 29 △29 2,906店
また、マクドナルドは、グローバルの規模を活かして、より良い未来のために皆様とともに社会的課題や環境問
題に取り組む“Scale for Good”という枠組みを構築しており、日本では「持続可能な食材の調達」「パッケージ
&リサイクル」「ファミリーへのコミットメント」に注力して取り組んでいます。その一環として、使わなくなっ
たハッピーセットのおもちゃを店舗で回収し、そのおもちゃを原材料の一部に使用したトレイに再生する「おもち
ゃリサイクル」というプロジェクトを実施しております。
さらに、お客様、従業員をはじめ全ての皆様の安全を最優先し、新型コロナウイルス感染の拡大を抑制するた
め、店舗社員やクルーの勤務前健康チェックや最低1時間に1回の手洗いの徹底といった衛生管理の強化、政府や
自治体からの要請に応じた店舗の営業時間や営業形態の見直し、ホームページや公式アプリ上での情報の公開な
ど、様々な取り組みを行いました。今後も飲食店としてお客様に温かいお食事をご提供する社会的役割を果たしつ
つ、全ての皆さまの安全、安心のための取り組みを進めてまいります。
- 2 -
日本マクドナルドホールディングス株式会社(2702) 2020年12月期 第1四半期決算短信
上述の施策の結果、当第1四半期連結累計期間の既存店売上高は5.3%の増加となりました。
システムワイドセールスは1,418億90百万円(対前年同期比78億47百万円増加)、売上高は722億86百万円(対前
年同期比34億1百万円増加)、営業利益は77億8百万円(対前年同期比6億87百万円減少)、経常利益は74億26百
万円(対前年同期比12億39百万円減少)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は47億13百万円(対前
年同期比8億21百万円減少)となりました。
(注)1.既存店売上高とは、少なくとも13ヶ月以上開店している店舗の合計売上高です。
2.システムワイドセールスとは、直営店舗とフランチャイズ店舗の合計売上高であり、四半期連結損益計
算書に記載されている売上高と一致しません。
3.当社グループの事業はハンバーガーレストラン事業単一であるため、セグメント情報に関連付けた記載
を行っておりません。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の流動資産は730億20百万円となり、前連結会計年度末に比べ122億76百万円の減少
となりました。これは、現金及び預金が114億38百万円減少したことが主な要因です。
固定資産は1,359億31百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億67百万円の減少となりました。これは、有形
固定資産が2億27百万円減少、敷金及び保証金が1億32百万円減少したことが主な要因です。
流動負債は413億6百万円となり、前連結会計年度末に比べ126億71百万円の減少となりました。これは未払法人
税等が49億84百万円減少、未払金が32億69百万円減少したことが主な要因です。
固定負債は80億26百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億96百万円の減少となりました。これは役員賞与引
当金が2億23百万円減少、資産除去債務が1億49百万円減少したことが主な要因です。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年12月期の通期の業績予想につきましては、2020年2月13日に公表いたしました業績予想からの変更はござ
いませんが、新型コロナウイルスの感染拡大による対応につきましては、政府、行政の方針に則りまして、お客
様、従業員などの安全を最優先し衛生管理の徹底、店舗の営業時間短縮や店内飲食の一時的な停止など営業形態の
見直しを行うことによりまして事業への影響の拡大が懸念されていますので、ビジネス状況に応じまして業績への
影響等、適切な開示を行ってまいります。
- 3 -
日本マクドナルドホールディングス株式会社(2702) 2020年12月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 58,624 47,186
売掛金 19,496 19,077
原材料及び貯蔵品 1,151 1,052
その他 6,033 5,713
貸倒引当金 △9 △9
流動資産合計 85,296 73,020
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 52,271 51,174
機械及び装置(純額) 7,412 6,919
工具、器具及び備品(純額) 6,652 6,703
土地 18,288 18,290
リース資産(純額) 602 654
建設仮勘定 1,174 2,431
有形固定資産合計 86,401 86,174
無形固定資産
のれん 210 131
ソフトウエア 7,273 7,327
その他 694 694
無形固定資産合計 8,178 8,152
投資その他の資産
投資有価証券 56 56
長期貸付金 9 9
繰延税金資産 4,718 4,719
敷金及び保証金 33,994 33,861
その他 4,361 4,321
貸倒引当金 △1,320 △1,363
投資その他の資産合計 41,819 41,605
固定資産合計 136,399 135,931
資産合計 221,696 208,951
- 4 -
日本マクドナルドホールディングス株式会社(2702) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 983 494
リース債務 282 272
未払金 28,090 24,821
未払費用 6,872 6,535
未払法人税等 7,732 2,747
未払消費税等 2,259 2,621
賞与引当金 2,130 696
たな卸資産処分損失引当金 198 145
その他 5,427 2,970
流動負債合計 53,978 41,306
固定負債
長期借入金 500 500
リース債務 420 475
再評価に係る繰延税金負債 291 291
賞与引当金 634 520
役員賞与引当金 422 199
役員退職慰労引当金 197 208
退職給付に係る負債 1,327 1,341
資産除去債務 4,041 3,892
その他 587 598
固定負債合計 8,422 8,026
負債合計 62,401 49,333
純資産の部
株主資本
資本金 24,113 24,113
資本剰余金 42,124 42,124
利益剰余金 97,216 97,542
自己株式 △2 △2
株主資本合計 163,452 163,778
その他の包括利益累計額
土地再評価差額金 △4,242 △4,242
退職給付に係る調整累計額 84 82
その他の包括利益累計額合計 △4,157 △4,160
純資産合計 159,295 159,618
負債純資産合計 221,696 208,951
- 5 -
日本マクドナルドホールディングス株式会社(2702) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 68,884 72,286
売上原価 53,943 57,917
売上総利益 14,940 14,368
販売費及び一般管理費 6,544 6,660
営業利益 8,396 7,708
営業外収益
受取利息 30 28
貸倒引当金戻入額 11 -
受取補償金 16 85
受取保険金 194 41
受取手数料 84 23
その他 63 75
営業外収益合計 400 254
営業外費用
支払利息 12 4
貸倒引当金繰入額 - 47
店舗用固定資産除却損 111 451
その他 6 32
営業外費用合計 130 535
経常利益 8,665 7,426
特別損失
固定資産除却損 61 101
特別損失合計 61 101
税金等調整前四半期純利益 8,604 7,325
法人税等 3,069 2,611
四半期純利益 5,535 4,713
親会社株主に帰属する四半期純利益 5,535 4,713
- 6 -
日本マクドナルドホールディングス株式会社(2702) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期純利益 5,535 4,713
その他の包括利益
退職給付に係る調整額 2 △2
その他の包括利益合計 2 △2
四半期包括利益 5,537 4,711
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 5,537 4,711
- 7 -
日本マクドナルドホールディングス株式会社(2702) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
当連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利
益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。
(セグメント情報)
前第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)及び当第1四半期連結累計期間(自
2020年1月1日 至 2020年3月31日)
当社グループの事業は、ハンバーガーレストラン事業単一であるため、セグメント情報の記載を省略しておりま
す。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
- 8 -