2702 J-マクドナルド 2019-11-08 15:00:00
2019年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年11月8日
上場会社名 日本マクドナルドホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 2702 URL http://www.mcd-holdings.co.jp
代表取締役社長兼最高経営責
代表者 (役職名) (氏名)サラ L.カサノバ
任者(CEO)
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 IR統括責任者 (氏名)中 澤 啓 二 TEL 03-6911-6000
四半期報告書提出予定日 2019年11月11日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2019年12月期第3四半期の連結業績(2019年1月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年12月期第3四半期 209,735 3.5 21,531△1.1 21,242 △5.6 13,305 △35.2
2018年12月期第3四半期 202,707 8.3 21,776 44.4 22,498 42.7 20,548 33.2
(注)包括利益 2019年12月期第3四半期 13,463百万円 (△30.4%) 2018年12月期第3四半期 19,330百万円 (28.3%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年12月期第3四半期 100.08 -
2018年12月期第3四半期 154.54 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年12月期第3四半期 203,765 155,700 76.4
2018年12月期 210,037 146,226 69.6
(参考)自己資本 2019年12月期第3四半期 155,700百万円 2018年12月期 146,226百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年12月期 - 0.00 - 30.00 30.00
2019年12月期 - 0.00 -
2019年12月期(予想) 30.00 30.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2019年12月期の連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 282,500 3.8 27,600 10.2 27,100 5.7 17,400 △20.7 130.87
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、添付資料P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事
項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年12月期3Q 132,960,000株 2018年12月期 132,960,000株
② 期末自己株式数 2019年12月期3Q 869株 2018年12月期 869株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年12月期3Q 132,959,131株 2018年12月期3Q 132,959,131株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提
とる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する
定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
日本マクドナルドホールディングス株式会社(2702) 2019年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 8
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日本マクドナルドホールディングス株式会社(2702) 2019年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループでは、持続的成長と収益性を向上して、更なる企業価値の向上を目指す中期経営目標(2018年度か
ら2020年度)を2018年2月に公表いたしました。これまでに構築した成長のための経営基盤(「最高の店舗体験」
「ピープル」「ブランドトラスト」)強化のための継続的投資と、①「コアビジネスの強化」(「メニュー」「バ
リュー」「ファミリー/ブランド」)、②「成長を加速する取り組み」(「デリバリー」「デジタル」「未来型店
舗体験」)、③「新規出店/店舗改装を含む店舗展開」の3つの分野へ戦略的に投資を行うことで、3年間で全店
売上高年平均伸び率5%以上、営業利益/経常利益年平均伸び率10%以上、ROE10%以上を目指しております。
2019年は中期経営目標の2年目として、「食の安全」の確保を徹底するとともに、お客様の店舗体験のさらなる向
上に取り組んでおり、そのために特に「バリュー」「未来型店舗体験」「ピープル」「店舗展開」の4つの取り組
みに注力しています。
「バリュー」:お客様のご期待に沿って、それぞれの時間帯にあったメニューラインアップを強化し、バリュー
フォーマネーにおいてお客様にお得感を感じていただけるさまざまな取り組みを実施しています。夏休みの期間に
は、「チキンマックナゲット 15ピース」の特別価格での販売や、夜マック限定での「わいわいパック」の販売を
実施いたしました。
「未来型店舗体験」:お客様お一人お一人により充実したサービスをご提供し、クイックサービスレストランの
サービス概念を大きく変革することを目指しています。お客様のおもてなしを専門に行うスタッフである「おもて
なしリーダー」、お客様にお席でお待ちいただきクルーができたての商品をお届けする「テーブルデリバリー」、
来店前にスマートフォンのアプリでご注文から決済まで完了でき、ご来店時にすぐにできたての商品をお受け取り
いただける「モバイルオーダー」等を導入し、お客様の多様なニーズに対応した快適さ、おもてなしのご提供を進
めています。これらは1月に沖縄県、4月に静岡県、7月に愛知県・三重県・岐阜県の東海3県で先行導入をして
おります。この未来型店舗体験は、おもてなしリーダーとテーブルデリバリーを年内に全国の約半数の店舗に、モ
バイルオーダーは来年の全国展開を目指しております。
「ピープル」:お客様に最高の店舗体験をしていただくために優秀な人材の確保と育成を継続的に実施していま
す。採用の分野では、3月に続いて9月にも採用キャンペーンを行い、クルー体験会を実施いたしました。体験会
には大変多くの方にご参加いただき、計画通りの採用を実現することができました。
「店舗展開」:当第3四半期連結累計期間は、新規出店25店舗、閉店22店舗となり、当期間末の店舗数は2,902
店舗となりました。経営資源を効果的に活用するために、新規出店と改装、リビルドや未来型店舗への投資配分を
柔軟に見直しながら成長のための投資を継続してまいります。
前連結会計 区分移行 当第3四半期
区分 新規出店 閉店
年度末 増加 減少 連結累計期間末
直営店舗数 909店 11 △6 1 △9 906店
フランチャイズ店舗数 1,990店 14 △16 9 △1 1,996店
合計店舗数 2,899店 25 △22 10 △10 2,902店
人気の期間限定商品をお楽しみいただくキャンペーンでは、7月に「ワイルド スパイシービーフ」「マイルド
カレーチキン」、8月に「マックシェイク 巨峰」、9月に「黄金の月見バーガー」「月見パイ」を販売しご好評
いただきました。
お客様のさらなる利便性向上を目指しデリバリーの強化を行っており、当第3四半期連結累計期間末時点でデリ
バリー導入店舗は「Uber Eats」との提携店舗と「マックデリバリー」実施店舗を合わせて640店舗となりました。
また、マクドナルドは、グローバルの規模を活かして、より良い未来のために皆様とともに社会的課題や環境問
題に取り組む“Scale for Good”という枠組みを構築しており、当社では「ファミリーへのコミットメント」「持
続可能な食材の調達」「パッケージ&リサイクル」に注力しています。その一つとして、使わなくなったハッピー
セットのおもちゃを店舗で回収し、そのおもちゃを原材料の一部として使用したトレイに再生する「おもちゃリサ
イクル」の取り組みがあります。当第3四半期では夏休み期間におもちゃの回収を実施し、ご好評いただきまし
た。
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日本マクドナルドホールディングス株式会社(2702) 2019年12月期 第3四半期決算短信
上述の施策の結果、当第3四半期連結累計期間の既存店売上高は5.0%の増加となりました。システムワイドセ
ールスは4,092億94百万円(対前年同期比202億11百万円増加)、売上高は2,097億35百万円(対前年同期比70億28
百万円増加)、経常利益は212億42百万円(対前年同期比12億56百万円減少)となりました。親会社株主に帰属す
る四半期純利益は133億5百万円(対前年同期比72億42百万円減少)となりました。
(注)1.既存店売上高とは、少なくとも13ヶ月以上開店している店舗の合計売上高です。
2.システムワイドセールスとは、直営店舗とフランチャイズ店舗の合計売上高であり、四半期連結損益計算
書に記載されている売上高と一致しません。
3.当社グループの事業はハンバーガーレストラン事業単一であるため、セグメント情報に関連付けた記載を
行っておりません。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の流動資産は698億92百万円となり、前連結会計年度末に比べ58百万円の増加とな
りました。これは、退職給付に係る資産を振替えたこと等によりその他が76億97百万円増加、現金及び預金が57億
99百万円減少、1年内回収予定の長期繰延営業債権が22億32百万円減少したことが主な要因です。
固定資産は1,338億72百万円となり、前連結会計年度末に比べ63億30百万円の減少となりました。これは、退職
給付に係る資産が87億23百万円減少、有形固定資産が23億84百万円増加したことが主な要因です。
流動負債は396億21百万円となり、前連結会計年度末に比べ155億82百万円の減少となりました。これは、1年内
返済予定の長期借入金が106億25百万円減少、未払金が50億15百万円減少したことが主な要因です。
固定負債は84億43百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億64百万円の減少となりました。これは、その他が
2億38百万円減少したことが主な要因です。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年12月期の通期の業績予想につきましては、2019年2月12日に公表いたしました業績予想からの変更はござ
いません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 43,326 37,527
売掛金 16,706 17,200
1年内回収予定の長期繰延営業債権 2,477 244
原材料及び貯蔵品 1,148 994
その他 6,237 13,934
貸倒引当金 △62 △9
流動資産合計 69,834 69,892
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 51,799 51,113
機械及び装置(純額) 5,556 6,828
工具、器具及び備品(純額) 4,467 5,258
土地 17,574 18,278
リース資産(純額) 818 609
建設仮勘定 266 778
有形固定資産合計 80,482 82,866
無形固定資産
のれん 412 262
ソフトウエア 6,806 7,686
その他 694 694
無形固定資産合計 7,913 8,642
投資その他の資産
投資有価証券 56 56
長期貸付金 9 9
退職給付に係る資産 8,723 -
繰延税金資産 5,348 5,264
敷金及び保証金 34,312 33,919
その他 3,961 4,407
貸倒引当金 △605 △1,294
投資その他の資産合計 51,807 42,363
固定資産合計 140,202 133,872
資産合計 210,037 203,765
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 631 26
1年内返済予定の長期借入金 10,625 -
リース債務 444 344
未払金 27,576 22,561
未払費用 6,499 6,160
未払法人税等 2,577 5,815
未払消費税等 2,486 1,821
賞与引当金 2,435 1,353
たな卸資産処分損失引当金 168 189
その他 1,758 1,347
流動負債合計 55,203 39,621
固定負債
長期借入金 500 500
リース債務 564 369
再評価に係る繰延税金負債 291 291
賞与引当金 635 702
役員賞与引当金 312 411
役員退職慰労引当金 159 186
退職給付に係る負債 1,330 1,338
資産除去債務 4,003 4,071
その他 810 571
固定負債合計 8,607 8,443
負債合計 63,811 48,064
純資産の部
株主資本
資本金 24,113 24,113
資本剰余金 42,124 42,124
利益剰余金 84,319 93,637
自己株式 △1 △1
株主資本合計 150,556 159,873
その他の包括利益累計額
土地再評価差額金 △4,242 △4,242
退職給付に係る調整累計額 △87 69
その他の包括利益累計額合計 △4,330 △4,172
純資産合計 146,226 155,700
負債純資産合計 210,037 203,765
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 202,707 209,735
売上原価 161,582 167,691
売上総利益 41,124 42,044
販売費及び一般管理費 19,348 20,512
営業利益 21,776 21,531
営業外収益
受取利息 93 88
貸倒引当金戻入額 58 -
受取補償金 49 345
受取保険金 28 234
受取手数料 152 203
受取支援金収入 407 -
その他 357 237
営業外収益合計 1,148 1,109
営業外費用
支払利息 47 23
貸倒引当金繰入額 - 675
店舗用固定資産除却損 337 597
その他 41 103
営業外費用合計 425 1,399
経常利益 22,498 21,242
特別利益
退職給付制度改定益 2,206 -
特別利益合計 2,206 -
特別損失
固定資産除却損 290 237
特別損失合計 290 237
税金等調整前四半期純利益 24,414 21,004
法人税等 3,866 7,698
四半期純利益 20,548 13,305
親会社株主に帰属する四半期純利益 20,548 13,305
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期純利益 20,548 13,305
その他の包括利益
退職給付に係る調整額 △1,217 157
その他の包括利益合計 △1,217 157
四半期包括利益 19,330 13,463
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 19,330 13,463
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日本マクドナルドホールディングス株式会社(2702) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
当連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利
益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連
結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示しております。
(セグメント情報)
前第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)及び当第3四半期連結累計期間(自
2019年1月1日 至 2019年9月30日)
当社グループの事業は、ハンバーガーレストラン事業単一であるため、セグメント情報の記載を省略しておりま
す。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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