2698 キャンドゥ 2020-10-14 15:30:00
2020年11月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年11月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年10月14日
上場会社名 株式会社キャンドゥ 上場取引所 東
コード番号 2698 URL http://www.cando-web.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)城戸 一弥
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 管理担当・人事担当 (氏名)森田 徹 TEL 03-5331-5124
四半期報告書提出予定日 2020年10月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 有 ・ 無
四半期決算説明会開催の有無 : 有 ・ 無
(百万円未満切捨て)
1.2020年11月期第3四半期の連結業績(2019年12月1日~2020年8月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年11月期第3四半期 55,068 3.3 1,376 30.7 1,443 26.9 487 2.7
2019年11月期第3四半期 53,326 0.7 1,053 △29.7 1,137 △28.9 474 △43.7
(注)包括利益 2020年11月期第3四半期 646百万円 (30.9%) 2019年11月期第3四半期 493百万円 (△45.5%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年11月期第3四半期 30.63 30.56
2019年11月期第3四半期 29.82 29.75
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年11月期第3四半期 27,288 12,613 46.0
2019年11月期 28,633 12,246 42.5
(参考)自己資本 2020年11月期第3四半期 12,552百万円 2019年11月期 12,176百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年11月期 - 8.50 - 8.50 17.00
2020年11月期 - 8.50 -
2020年11月期(予想) 8.50 17.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 有 ・ 無
3.2020年11月期の連結業績予想(2019年12月1日~2020年11月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 74,300 4.2 1,460 22.3 1,580 21.5 420 29.1 26.40
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 有 ・ 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 有・ 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 有 ・無
(注) 詳細は、添付資料P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸
表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更: 有 ・ 無
② ①以外の会計方針の変更 : 有・無
③ 会計上の見積りの変更 : 有・無
④ 修正再表示 : 有・無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年11月期3Q 16,770,200株 2019年11月期 16,770,200株
② 期末自己株式数 2020年11月期3Q 852,700株 2019年11月期 852,675株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年11月期3Q 15,917,510株 2019年11月期3Q 15,915,590株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当た
っての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想など
の将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社キャンドゥ (2698) 2020年11月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 8
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株式会社キャンドゥ (2698) 2020年11月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2019年12月1日から2020年8月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの
感染拡大に伴い4月に政府が緊急事態宣言を発出したことなどにより、消費者マインドの著しい低下が見られまし
た。緊急事態宣言の解除後、徐々に持ち直しの動きが見られるものの、引き続き感染拡大の影響に留意する必要があ
り、先行きは極めて不透明な状況で推移いたしました。
小売業界におきましては、新型コロナウイルス感染拡大により、外出や移動の減少の影響があるなかで、人手不足
とこれに伴う労働コストの上昇、物流費の高騰が加速する、厳しい状況となりました。家庭内で過ごす機会の増加に
伴い、いわゆる巣篭り需要関連商品などの一部市場が拡大いたしましたが、5月に緊急事態宣言が解除、6月には都
道府県をまたぐ移動制限も解除され、経済活動が段階的に再開されたことから、足下では回復の兆しが見られます。
こうした経営環境のなか、当社グループは、2018年11月期からの3ヶ年について定めた中期計画『Next3』を推進
しております。最終年度となります当連結会計年度におきましては、全社方針として定めております「選ばれる独自
性の確立」のための差別化戦略を推進するとともに、当期の事業方針を『変化に対応する構造改革の実行』と定め、
より収益性の高い出店を行いつつ、多様化する顧客ニーズに答えられる店舗づくりのために、100円の商品に加え、
100円以外の価格帯の商品の販売を開始するなど、厳しい環境下においても収益を上げていける体制づくりに取り組
んでまいりました。
出店・退店戦略では、大手法人企業との連携強化を図り、フランチャイズ契約等による出店を推進し、商業施
設・駅ビル等については直営店舗を主軸として出店を推進してまいりました。また、計画的な退店も行いつつ店舗数
の純増と収益拡大の実現に努めてまいりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大による出店の延期に伴う影響もあ
り、当第3四半期連結累計期間の新規出店実績は、42店舗(直営店16店舗、FC店26店舗)、退店が46店舗となり4
店舗の減少となりました。
これにより、当第3四半期連結会計期間末における店舗数は1,046店舗(直営店705店舗、FC店333店舗、海外F
C店8店舗)となりました。
商品戦略では、中期計画の全社方針「選ばれる独自性の確立」の核となるべく、引き続き商品のオリジナリティの
更なる追求を推進してまいりました。
当期は、商品開発方針を「ニーズに対応する商品開発」と定め、多様化するお客様のニーズに対応するため、100
円以外の価格帯の商品の販売を開始いたしました。また、商品のオリジナリティの更なる追求とSNS情報分析によ
る差別化戦略を引き続き推進するとともに、物流や環境問題に対応するため、仕入先様と連携し、商品のクオリティ
を向上した商品開発に努めてまいりました。
売上高に対する原価率は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う商業施設の店休や営業時間短縮等により直営店の売
上構成比が下がったことや、出店強化を進めるFC店の売上構成比が上昇したことにより、前年同期比では、0.3ポ
イント増の61.7%となりました。
販売戦略では、多様化するお客様のニーズに対応するべく、キャッシュレス決済の拡大と接客などを充実させ、客
単価の向上を図ってまいりました。また、お客様目線での売り場作りの質の向上を図るとともに、接客教育の見直し
による「新しい・楽しい売り場」をコンセプトに、主要店舗の戦略的なリニューアルを引き続き実施いたしました。
更に、本部主導での商品発注支援や、中長期的な視点での差別化の取り組みを継続して実施しております。新型コ
ロナウイルス感染拡大の影響により、緊急事態宣言が発令された期間内において、外出の自粛や県境を跨いだ移動の
減少による大都市店舗の売上の減少、当社がテナントとして入る商業施設の休業に伴う店休や営業時間の短縮、新規
出店時期の延期などの減少要因もありましたが、需要の高まった衛生関連商品等の販売を強化するとともに、生活必
需品の継続供給に努めた結果、直営既存店売上高につきましては前年同期比で、103.2%となりました。また、売上
高が増加したこと、新型コロナウイルス感染拡大の影響による出店延期に伴い、出店関連費用が抑制されたことなど
から、販売費及び一般管理費合計の売上高比率は前年同期比で0.8ポイント低下いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は売上高550億68百万円(前年同期比103.3%)、営業利益13億
76百万円(前年同期比130.7%)、経常利益14億43百万円(前年同期比126.9%)、親会社株主に帰属する四半期純利
益4億87百万円(前年同期比102.7%)となりました。
各事業の経営成績は、直営店売上高477億30百万円(構成比86.7%、前年同期比101.3%)、FC店への卸売上高65
億11百万円(構成比11.8%、前年同期比117.6%)、その他売上高8億26百万円(構成比1.5%、前年同期比
121.9%)となりました。
なお、セグメントの実績については、当社グループは単一セグメントのため記載しておりません。
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株式会社キャンドゥ (2698) 2020年11月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
① 資産
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は272億88百万円であり、前連結会計年度末に比べ13億44百万円減少い
たしました。その主な要因は、「未収入金」が5億17百万円、「有形固定資産」が3億10百万円減少したこと等が
挙げられます。
② 負債
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は146億75百万円であり、前連結会計年度末に比べ17億12百万円減少い
たしました。その主な要因は、「電子記録債務」が14億67百万円、「買掛金」が2億75百万円減少したこと等が挙
げられます。
③ 純資産
純資産合計は126億13百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億67百万円増加し、自己資本比率は46.0%とな
りました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年11月期の業績予想につきましては、2020年1月14日に発表いたしました数値から変更しております。
詳細につきましては、2020年7月13日に公表いたしました「第2四半期業績予想及び通期業績予想の修正に関する
お知らせ」をご参照ください。
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株式会社キャンドゥ (2698) 2020年11月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年11月30日) (2020年8月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,190 4,063
売掛金 672 675
商品 6,085 5,986
未収入金 2,465 1,948
その他 711 651
貸倒引当金 △23 △19
流動資産合計 14,101 13,306
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 5,403 5,221
その他(純額) 1,281 1,154
有形固定資産合計 6,685 6,375
無形固定資産 741 669
投資その他の資産
敷金及び保証金 5,515 5,435
その他 1,603 1,516
貸倒引当金 △15 △15
投資その他の資産合計 7,103 6,936
固定資産合計 14,531 13,981
資産合計 28,633 27,288
負債の部
流動負債
買掛金 3,929 3,654
電子記録債務 6,143 4,676
未払法人税等 366 245
賞与引当金 - 131
資産除去債務 49 16
その他 1,584 1,578
流動負債合計 12,074 10,303
固定負債
退職給付に係る負債 1,934 2,004
資産除去債務 1,731 1,738
負ののれん 285 257
その他 361 371
固定負債合計 4,313 4,371
負債合計 16,387 14,675
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株式会社キャンドゥ (2698) 2020年11月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年11月30日) (2020年8月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 3,028 3,028
資本剰余金 3,066 3,066
利益剰余金 7,513 7,730
自己株式 △1,221 △1,221
株主資本合計 12,386 12,603
その他の包括利益累計額
繰延ヘッジ損益 △2 1
退職給付に係る調整累計額 △206 △51
その他の包括利益累計額合計 △209 △50
新株予約権 69 60
純資産合計 12,246 12,613
負債純資産合計 28,633 27,288
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株式会社キャンドゥ (2698) 2020年11月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年12月1日 (自 2019年12月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
売上高 53,326 55,068
売上原価 32,725 33,968
売上総利益 20,601 21,100
販売費及び一般管理費 19,547 19,723
営業利益 1,053 1,376
営業外収益
受取事務手数料 22 10
負ののれん償却額 28 28
その他 44 38
営業外収益合計 95 78
営業外費用
為替差損 3 1
雑損失 2 9
その他 6 1
営業外費用合計 12 11
経常利益 1,137 1,443
特別利益
受取補償金 25 49
投資有価証券売却益 59 -
投資損失引当金戻入額 26 -
新株予約権戻入益 - 8
特別利益合計 110 57
特別損失
固定資産除却損 105 85
減損損失 200 445
特別損失合計 305 531
税金等調整前四半期純利益 941 969
法人税等 466 482
四半期純利益 474 487
親会社株主に帰属する四半期純利益 474 487
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株式会社キャンドゥ (2698) 2020年11月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年12月1日 (自 2019年12月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
四半期純利益 474 487
その他の包括利益
繰延ヘッジ損益 8 3
退職給付に係る調整額 11 155
その他の包括利益合計 19 158
四半期包括利益 493 646
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 493 646
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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株式会社キャンドゥ (2698) 2020年11月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
新型コロナウイルス感染症の拡大により、当社グループにおける一部の商品販売やお客様の来店動向などが変化し
ております。当社グループでは、固定資産の減損会計等の会計上の見積りにおいて、緊急事態宣言が発令された期間
内に、一部商業施設の休業等がございましたが、現在は営業を再開しており、四半期連結財務諸表作成時までに入手
可能であった9月以降の店舗売上等の実績を考慮し、当第3四半期連結累計期間の見積りに大きな影響を与えるもの
ではないと判断しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループは、日用雑貨及び加工食品の小売店舗チェーン展開を主たる目的とした単一事業であるため、
セグメント情報の記載を省略しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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