2694 J-焼肉坂井HD 2020-05-20 16:30:00
特別損失の計上、連結業績予想と実績との差異及び剰余金の配当(無配)、ならびに役員報酬の減額に関するお知らせ [pdf]
2020 年5月 20 日
各 位
会 社 名 株式会社ジー・テイスト
代表者名 代表取締役社長 阿久津 貴史
( JASDAQ・コード番号 2694 )
問合せ先 取締役管理本部長 稲角 好宣
( TEL. 052 - 910 - 1729 )
特別損失の計上、連結業績予想と実績との差異及び剰余金の配当(無配)、
ならびに役員報酬の減額に関するお知らせ
2020年3月期第4四半期において、下記のとおり特別損失を計上することとなりました。また、2020年
2月14 日に公表いたしました、2020年3月期通期(2019年4月1日~2020年3月31 日)の連結業績予想
と本日公表の実績に差異が生じましたので、下記のとおりお知らせいたします。
なお、当社は、2020年5月20日開催の当社取締役会において、2020年3月期における期末配当について
無配とすること及び役員報酬の減額を決議いたしましたので、併せてお知らせいたします。
記
1.特別損失の計上について
当社は、2020年3月期第4四半期におきまして、当社が保有する固定資産の回収可能性を検討した結
果、外食店舗等について減損損失を追加計上することとなりました。
当該事象により、2020年3月期の連結業績に与える影響額は、減損損失 1,407,720 千円の他、固定資
産除却損 7,256 千円、投資有価証券評価損 9,999 千円、関係会社株式評価損 44 千円、店舗閉鎖損失及び
店舗閉鎖損失引当金繰入額 173,208 千円、抱合せ株式消滅差損 13,855 千円となり、特別損失として
1,612,086 千円となります。
2.通期業績予想と実績との差異について
(1)当期の連結業績予想数値と実績との差異(2019年4月 1 日~2020年3月31日)
(単位:百万円)
親会社株主に帰属 1株当たり
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益
する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A)
27,231 340 420 △290 △1.51
実 績 値 ( B ) 27,981 179 283 △1,500 △7.83
増 減 額 ( B - A ) 750 △160 △136 △1,210 -
増 減 率 ( % ) 2.8 △47.2 △32.5 - -
(ご参考)前期実績
24,798 159 265 △704 △3.68
(2019 年3月期)
1
(2)差異の理由
当連結会計年度におきましては、第3四半期連結累計期間までは、厳しい経営環境が続いておりま
す中、天候不順や消費税増税により少なからず影響を受けたものの、居酒屋事業を中心に収益の改善
が見られ、また、焼肉事業は、天候不順の影響を除いては堅調に推移しておりました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症対策としての政府・地方自治体による外出及び営業自粛
要請や小中学校の休校措置などの影響により個人消費が急速に鈍化した影響もあり、極めて厳しい状
況が続いております。
こうした中、当社グループでも各店における衛生管理を徹底するとともに、感染拡大防止の観点か
ら3月以降、各店において営業時間の短縮・臨時休業を実施いたしました。結果、本来歓送迎会シー
ズンで繁忙期にあたる3月において収益が大幅に悪化し、このことが当連結会計年度における収益を
大幅に悪化させる大きな原因となりました。加えて、収益性の低下により運営の継続が困難となった
店舗や、多額の固定資産の減損処理が発生したことによって、最終損益も大幅に悪化したこともあり、
営業利益及び経常利益ともに前回発表予想を下回り、売上高 27,981 百万円、営業利益 179 百万円、
経常利益 283 百万円の実績となりました。
親会社株主に帰属する当期純損失は、当第4四半期の減損損失追加計上を主要因として、前回発表
予想を下回り、1,500 百万円の実績となりました。
3.剰余金の配当(無配)について
(1)剰余金の配当の内容
直近の配当予想 前期実績
決定額
(2 0 2 0年3月13日) (2 0 1 9年3月期期末)
基準日 2 0 2 0年3月31日 同左 2 0 1 9年3月31日
1株当たり配当金 0円 00 銭 0円 50 銭 0円 50 銭
配当金の総額 - - 95 百万円
効力発生日(予定) - - 2 0 1 9年6月24日
配当原資 - - 利益剰余金
(ご参考)年間配当の内訳
1株当たり配当金
基準日 第2四半期末 期末 合計
当期実績 0円 00 銭 0円 00 銭 0円 00 銭
前期実績
0円 00 銭 0円 50 銭 0円 50 銭
(2 0 1 9年3月期)
(2)剰余金の配当の理由
当社は、将来の事業拡大に備え、内部留保による企業体質の強化を図りながら、安定した配当を維
持していくことを基本方針としておりますが、前述の新型コロナウイルス感染症により当社の属する
外食業界が受けている影響は大きく、終息の兆しを見通すことが困難な状況にあります。
このような状況を踏まえ、当社は、手元流動性の確保を最優先することが最善であると判断いたし
ましたことから、2020年3月期末における期末配当につきましては、誠に遺憾ではございますが、無
配とさせていただきます。
期末配当を無配とせざるを得ないことにつきまして、株主の皆様に深くお詫び申し上げます。当社
グループが現在置かれている状況に鑑み、何卒ご理解を賜りたく存じます。
2
4.役員報酬の減額について
当社の置かれている厳しい現状を真摯に受け止め、代表取締役以下、取締役の報酬を下記の通り減額
いたします。
(1)役員報酬減額の内容
取締役(社外取締役を除く。) 月額報酬の 10%を減額
(2)対象期間
2020年5月から2020年7月まで3か月間
以上
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