2689 オルバヘルスケアHD 2020-01-24 15:00:00
貸倒引当金等の計上及び連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年 1 月 24 日
各 位
会 社 名 株式会社カワニシホールディングス
代表者名 代表取締役社長 前島 洋平
(コード:2689、東証第二部)
問合せ先 常務取締役
管理本部長 村田 宣治
(TEL.086‐236‐1115)
貸倒引当金等の計上及び連結業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2020 年 1 月 24 日開催の当社取締役会及び当社の連結子会社である株式会社エクソーラ
メディカルの取締役会において、貸倒引当金等を計上することを決議しました。併せて、2019 年8
月9日に公表しました 2020 年6月期の第2四半期連結業績予想と通期連結業績予想を修正しました
ので、下記のとおりお知らせいたします。
1.貸倒引当金等計上の内容
輸入販売事業では、 呼気による乳がん検査装置の国内導入に向けて準備を継続していますが、 確認
作業の遅延により国内導入の予定が当初の見込みより遅れています。現時点で販売開始時期を見直
したところ、更に時間を要することが明らかになったので(2022 年頃上市見込み) 、輸入販売事業に
おいて計上していた金融資産について、257 百万円の貸倒引当金を計上することとし、販売費及び一
般管理費に同額の貸倒引当金繰入額を計上することとしました。
また、上記処理に伴い、当社の単体決算において、当社が保有するエクソーラメディカル株式の関
係会社株式評価損約 200 百万円と、同社に対する貸付金に対し貸倒引当金を 103 百万円計上するこ
ととし、営業外費用に同額の貸倒引当金繰入額を計上することとなりました。
なお、この当社単体決算においての会計処理は、 連結決算作成上相殺消去されるため連結損益計算
書へ与える影響はありません。
2.連結子会社の概要
(1) 名 称 株式会社エクソーラメディカル
(2) 所 在 地 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 霞が関ビルディング4階
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役 大畑 康壽
(4) 事 業 内 容 医療機器製造販売業
(5) 資 本 金 175,000 千円
3.業績予想の修正について
(1)2020 年6月期第2四半期連結業績予想数値の修正(2019 年7月1日~2019 年 12 月 31 日)
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
四半期純利益
四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 55,115 533 539 353 57.41
今回修正予想(B) 55,547 335 329 169 30.20
増減額(B-A) 432 △198 △209 △184 -
増減率(%) 0.8 △37.2 △38.9 △52.1 -
(ご参考)前期実績
(2019 年6月期第 54,381 579 583 371 66.26
2四半期)
(2)修正の理由
第2四半期連結累計期間の医療器材事業、SPD 事業、介護用品事業の業績は、営業利益で医
療器材事業が前年実績を下回る見込みですが、 その他のセグメントにおいて増収・増益の見込み
であり、売上高、営業利益ともに概ね当初の予定通りとなる見込みです。
一方で、輸入販売事業では、 呼気による乳がん検査装置の国内導入に向けて準備を継続してい
ますが、確認作業の遅延により国内導入の予定が当初の見込みより遅れています。 現時点で販売
開始時期を見直したところ、更に時間を要することが明らかになったので(2022 年頃上市見込
み)、輸入販売事業において計上していた金融資産について、257 百万円の貸倒引当金を計上す
ることとし、販売費及び一般管理費に同額の貸倒引当金繰入額を計上することとしました。
これにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が当初見込みを下回る
見込みとなりました。
以上により、2019 年8月9日に発表いたしました、2020 年6月期第2四半期連結業績予想数
値の修正をいたします。
(3)2020 年6月期 通期連結業績予想数値の修正(2019 年7月1日~2020 年6月 30 日)
親会社株主
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 に帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 110,520 1,254 1,265 837 149.12
今回修正予想(B) 110,520 900 911 303 54.15
増減額(B-A) - △353 △354 △532 -
増減率(%) - △28.2 △28.0 △63.7 -
(ご参考)前期実績
107,428 1,301 1,309 775 138.24
(2019 年6月期)
(4)修正の理由
医療器材事業では医療機器の公定価格(償還価格)が消費税増税に伴い 2019 年 10 月に臨時
改定されました。 この改定が当初想定を上回る引き下げとなり、 特に循環器領域商品の利益率に
影響を及ぼす見込みです。
また、第2四半期連結会計期間において計上することとなった輸入販売事業の貸倒引当金繰入
額により販売費及び一般管理費が 257 百万円増加する見込みです。
その結果、営業利益、 経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益が減少する見込みとなり
ました。
また、現在当社の子会社の支店移転を検討しています。 この移転の決議を当期中に行った場合
は、既存の支店が遊休不動産となる見込みであり、当該不動産の減損処理を実施し約 200 百万
円の特別損失が発生する可能性があります。 この見込み額を通期の業績予想に加味したことによ
り、親会社株主に帰属する当期純利益が減少する見込みとなりました。
以上により、2019 年8月9日に発表いたしました、2020 年6月期通期連結業績予想数値の修
正をいたします。
(注)上記業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき、作成したものであ
ります。従いまして、実際の業績は、今後のさまざまな要因によって予想数値と異なる結果となる可
能性があります。
以 上