2019 年７月３日
各 位
会 社 名 ア ス ク ル 株 式 会 社
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 Ｃ ＥＯ 岩 田 彰 一 郎
(コード番号:2678 東証一部）
問 合 せ 先
役職･氏名 執行役員 ＣＦＯ 玉井 継尋
TEL 03-4330-5130
「2019 年５月期 連結業績概要」のお知らせ
「2019 年５月期 決算短信〔日本基準〕（連結）
」に関する補足説明の資料として、添付の「2019
年５月期 連結業績概要」をお知らせいたします。
なお、本資料には、当社の現在の計画や業績の見通しなどが含まれております。これら将来の
計画や予想数値などは、現在入手可能な情報をもとに、当社が計画･予想したものであります。
実際の業績などは、今後の様々な条件・要素によりこの計画などとは異なる場合があり、本資料
はその実現を確約、保証するものではございません。
また、本資料への公認会計士、監査法人の関与はございません。
以 上
2019年５月期 連結業績概要
19/５期は計画未達も増収・営業増益を確保
20/５期はLOHACOの構造転換により大幅増益へ
～物流はセンター自動化、自社配送エリアの高密度化でさらなるローコストオペレーションに注力～
～LOHACOは選択と集中で着実に収益改善、21/５期以降に再びアクセルを踏む～
～ＢtoＢ事業はｅコマース戦略によるお客様数拡大とロングテール商品拡大でさらなる成長へ～
2019年７月３日
アスクル株式会社
（ご注意）
本資料には、当社グループの現在の計画や業績の見通しなどが含まれております。
これら将来の計画や予想数値などは、現在入手可能な情報をもとに当社が計画･予想したものであります。実際の業
績などは、今後の様々な条件・要素により、この計画・予想などとは異なる場合があり、この資料はその実現を確約した
り、保証するものではございません。
なお、この資料への公認会計士、監査法人の関与はございません。
本資料における「LOHACO」とは、ヤフー株式会社との提携により2012年10月にスタートした一般消費者向けのオンラ
イン通信販売事業のサービス名称です。
「ＢtoＢ」とは、企業(Business)と企業(Business)との間で、「ＢtoＣ」とは、企業(Business)と消費者(Consumer)との間で
行われる取引を指します。
「ＭＲＯ」とは、Maintenance, Repair and Operationの略であり、この資料では主に企業が現場で消費する間接材を指
します。
当社は、2016年５月期連結業績概要より、新たに「ｅコマース事業」、「ロジスティクス事業」、「その他」にセグメントを分
けております。「ｅコマース事業」はＯＡ・ＰＣ用品、事務用品、オフィス生活用品、オフィス家具、食料品、酒類、医薬品、
化粧品等の販売事業を行っており、「ロジスティクス事業」は企業向け物流・小口貨物輸送サービスを指します。
本資料では、ASKUL Logi PARK を「ＡＬＰ」、ASKUL Value Centerを「ＡＶＣ」、Open Platform by ASKULを「ＯＰＡ」と
省略して記載することがございます。
本資料の全部またはその一部（商標・画像等を含む）について、加工の有無を問わず当社の許可なく複製および転載
することを禁じます。 1
はじめに
Ⅰ 19年５月期実績
Ⅱ 20年５月期見通し
Ⅲ 物流
Ⅳ ＢtoＣ
Ⅴ ＢtoＢ
2
センター火災・宅配クライシスを乗り越え、復元・進化を成し遂げる
ＥＣカンパニー ＡＬＰ首都圏火災影響 業績Ｖ字回復ステージ
として成長加速 宅配クライシス影響 テックカンパニーへの革新
17/４月 18/２月
火災影響 ＡＶＣ関西 仮称・三芳センター再建
庫内 ＡＶＣ ＡＶＣ
完全収束 ＯＰＡ本格展開
さらに高度自動化
日高稼働 関西稼働
物流
LOHACO 自社配送エリア 再び自社配送
配送
自社配送エリア拡大 の高密度化 エリア拡大
コモディティ中心の成長戦略 独自価値ＥＣで収益改善
ＢtoＣ 限界赤字 再成長
限界黒字 配送バー改定で限界黒字
Web比率 ｅコマース化 79.2％ 81.0％ 82.6％
× Web成長戦略
ＢtoＢ オリジナル
商品比率 ロングテール 34.7％ 35.1％ 36.4％
さらに加速
商品数 商品拡大 336万アイテム 515万アイテム 610万アイテム
１Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ １Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ １Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ １Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ １Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ
17/５期 18/５期 19/５期 20/５期 21/５期
3
物流コスト低減 着実に進捗
（％）
ＥＣカンパニー ＡＬＰ首都圏火災影響 業績Ｖ字回復ステージ
として成長加速 宅配クライシス影響 テックカンパニーへの革新
（Ａ）＋（Ｂ） 物流変動費比率
.0% （Ａ） 売上高配送運賃費比率
（Ｂ） 売上高業務委託費比率
.0% 代替センター
代替センター
集約による 配送運賃値上げの影響あるも
稼働に伴う 配送効率改善
自社配送拡大とＯＰＡで低減
荷分かれ
.0% ＡＶＣ日高 ＡＶＣ関西
手作業増加等 稼働 本格稼働 ＡＶＣ日高・関西
による の生産性改善 中長期的には
生産性悪化
高度自動化・ロボット化で低減
.0%
.0%
１Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ １Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ １Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ １Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ
16/５期 17/５期 18/５期 19/５期 4
LOHACO 独自価値ＥＣへの転換で収益改善ステージへ
（％）
29.0%
29.0% ＥＣカンパニー ＡＬＰ首都圏火災影響 業績Ｖ字回復ステージ
として成長加速 宅配クライシス影響 テックカンパニーへの革新
27.0%
27.0%
変動費比率 配送バー 独自価値商品・フィー収入の拡大
による売上総利益率改善
改定
25.0%
25.0%
23.0%
23.0% 売上総利益率 独自価値ＥＣへ転換
新たな成長モデル
21.0%
21.0%
配送コスト引き下げ施策実施と
自社配送拡大とＯＰＡで低減
19.0%
19.0% コモディティ中心の
限界利益黒字は着実に拡大
成長戦略 中長期的には物流高度自動化
17.0%
17.0%
下期（６か月）で限界利益黒字達成 ・ロボット化で庫内費低減
15.0%
15.0%
１Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ
４Ｑ
１Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ １Ｑ ２Ｑ ３Ｑ
３Ｑ ４Ｑ １Ｑ
１Ｑ ２Ｑ
２Ｑ ３Ｑ
３Ｑ ４Ｑ
17/５期 18/５期 19/５期 ※変動費には配送費と庫内費（棚卸コスト含めず）、決済手数料を含む
5
四半期別ｅコマース事業営業利益推移
（億円）
35 ＥＣカンパニー ＡＬＰ首都圏火災影響 業績Ｖ字回復ステージ
として
成長加速 宅配クライシス影響 テックカンパニーへの革新
30
４Ｑ 20/５期
25
利益拡大 さらに増益拡大へ
20
15
営業利益の増加要因
10
営業利益の減少要因 ①配送費 ：自社配送の拡大、ＯＰＡによるシェアリング
②庫内費 ：高度自動化による物流生産性の向上
①ＡＬＰ首都圏の火災の影響 ③固定費 ：売上高拡大にともなう固定費比率の低下
5 ②ＡＶＣ日高・関西立ち上げの影響 ④LOHACO ：戦略シフト 差別化推進＋配送バー改定
③宅配クライシスの影響による配送運賃値上げ 物流費 ⑤ＢtoＢ ：Web成長戦略・ロングテール商品強化
ピーク
0
１Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ １Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ １Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ
17/５期 18/５期 19/５期
△5
6
20/５期は大幅増益のステージ
✓ 物流プラットフォームのさらなる強化
ＯＰＡ強化等で自社配送エリアの高密度化により配送コストをさらに低減
高度自動化を進め物流生産性も引き続き向上
✓ LOHACO 再成長に向け独自価値ＥＣへの転換に注力
注力分野の成長加速、独自商品拡大で大幅に収益を改善
21/５期以降に再びアクセルを踏む基盤固めのステージへ
✓ ＢtoＢ 安定的な増収増益を継続
ｅコマース戦略によるお客様数拡大とロングテール商品拡大を
着実に進め、さらなる成長へ
7
はじめに
Ⅰ 19年５月期実績
Ⅱ 20年５月期見通し
Ⅲ 物流
Ⅳ ＢtoＣ
Ⅴ ＢtoＢ
8
19/５期 連結業績概要
18/５期 19/５期
➢ 売上高 107.5％
実績 売上高 期初予想 実績 売上高 期初
➢ 売上総利益率 前期差△0.1pt
前期比
比率 比率 予想比
百万円 ％ 百万円 百万円 ％ ％ ％
売上高 360,445 100.0 390,000 387,470 100.0 99.4 107.5 通期ではほぼ前期並みを確保
売上総利益 85,515 23.7 92,700 91,606 23.6 98.8 107.1 ➢ 販管費比率 前期差△0.1pt
販売費及び 上期は物流費ピークがあったものの
一般管理費 81,323 22.6 86,700 87,085 22.5 100.4 107.1
下期着実に改善
営業利益 4,192 1.2 6,000 4,520 1.2 75.3 107.8 （上期：＋0.7pt、下期：△0.8pt）
【参考】
3,797 1.1 － 5,025 1.3 ー 132.3
内 ｅコマース事業
➢ 営業利益・経常利益 増益達成
経常利益 3,940 1.1 5,800 4,418 1.1 76.2 112.1
➢ 特別損失 32億円
特別利益 11,497 3.2 － 36 0.0 ー 0.3
ＡＶＣ日高の減損損失 30億円
特別損失 7,028 1.9 － 3,281 0.8 ー 46.7
親会社株主に帰属する
4,693 1.3 3,500 434 0.1 12.4 9.3
➢ 当期純利益 ４億円
当期純利益
9
19/５期 第１・２・３・４四半期期間（各３カ月） 連結業績比較
18/５期 ４Ｑ期間 19/５期 １Ｑ期間 19/５期 ２Ｑ期間 19/５期 ３Ｑ期間 19/５期 ４Ｑ期間
売上高 売上高 売上高 売上高 売上高 ４Ｑ
比率 比率 比率 比率 比率 期間比 物流コストの低減により
億円 ％ 億円 ％ 億円 ％ 億円 ％ 億円 ％ ％
販管費比率は着実に改善
売上高 964 100.0 939 100.0 974 100.0 970 99.6 989 100.0 102.6
４Ｑ期間では
売上総利益 223 23.2 218 23.3 233 24.0 228 23.5 234 23.7 105.0 売上総利益率
販売費および 前年同期差＋0.5pt
一般管理費 221 22.9 220 23.4 222 22.8 214 22.1 213 21.6 96.7
販管費比率
営業利益 2 0.3 △1 ー 11 1.2 14 1.4 20 2.1 817.9 前年同期差△1.3pt
【参考】
内 ｅコマース事業 2 0.2 △ 0 ー 12 1.3 15 1.6 22 2.2 980.6
経常利益 2 0.2 △1 ー 11 1.1 13 1.4 20 2.1 927.6
親会社株主に帰属する
当期純利益 0 0.0 △2 ー 5 0.6 7 0.8 △6 ー ー
10
19/５期 連結業績 【事業別】
➢ 売上高
18/５期 19/５期
実績 実績 前期比
億円 億円 ％
ＢtoＢ事業は成長継続 104.4％
ＢtoＢ事業 3,026 3,158 104.4
LOHACO 417 513 123.1 ＢtoＣ事業はチャーム連結化も奏功し128.7％
売
上
ＢtoＣ事業（チャーム含む） 507 652 128.7
➢ 営業利益
高 ｅコマース事業 3,533 3,810 107.9
ロジスティクス事業・その他 71 63 89.5
ＢtoＢ事業は増益 107.8％
連結合計 3,604 3,874 107.5 LOHACOは収益改善
ＢtoＢ事業 （下記を除く） 136 147 107.8 ＡＶＣ関西・日高等の固定費
戦略コスト △1 △4 － （ＢtoＢ＋８億円、ＢtoＣ＋７億円）
ＢtoＢ事業 135 142 105.3 配送費比率の悪化（主に配送運賃値上げ-改善効果）
LOHACO （下記を除く） △ 89 △ 85 － （ＢtoＢ＋９億円、ＢtoＣ＋５億円）
営
戦略コスト △3 △7 －
業 LOHACO △ 93 △ 92 － 物流改革コスト等 △12億円
利 ＢtoＣ事業（チャーム含む） △ 92 △ 92 － （ＢtoＢ＋４億円、ＢtoＣ＋７億円）
益 中計 42 50 117.7
✓ 自社配送拡大・物流高度自動化
決算賞与 △4 ー －
✓ 販促強化（ＢtoＢ、ＢtoＣ共に）
ｅコマース事業 37 50 132.3
✓ ｅコマースのシステム基盤強化
ロジスティクス事業・その他 3 △5 －
※18/５期事業別ＰＬで区分掲記したＡＶＣ日高・関西等の固定費増および一時的な
連結合計 41 45 107.8 物流生産性悪化はＢtoＢ事業およびLOHACOの営業利益にそれぞれ配賦して記載しております。
11
はじめに
Ⅰ 19年５月期実績
Ⅱ 20年５月期見通し
Ⅲ 物流
Ⅳ ＢtoＣ
Ⅴ ＢtoＢ
12
20/５期 連結業績の見通し
19/５期 20/５期
売上高 売上高 ➢ 売上高 成長継続104.3％
実績 計画 前期比
比率 比率
億円 ％ 億円 ％ ％
19/５期公表値未達を踏まえ
リスク要因を織り込み計画
売上高 3,874 100.0 4,040 100.0 104.3
➢ 売上総利益率 前期差＋0.6pt
売上総利益 916 23.6 976 24.2 106.5
➢ 販管費比率 前期差△0.5pt
販売費及び
一般管理費 870 22.5 888 22.0 102.0 ➢ 営業利益・経常利益・当期純利益
営業利益 45 1.2 88 2.2 194.7 大幅増益を見込む
経常利益 44 1.1 86 2.1 194.6 ✓物流プラットフォーム強化
✓LOHACO大幅な収益改善
親会社株主に帰属する
当期純利益 4 0.1 54 1.3 1,243.1 ✓ＢtoＢ安定的な増収増益
13
20/５期 連結業績の見通し【事業別】
19/５期 20/５期
実績
億円
実績
億円
前期比
％ ➢ 売上高計画
ＢtoＢ事業 3,158 3,291 104.2 ＢtoＢ事業は消費増税を含む景気後退
LOHACO 513 535 104.1
リスク等を踏まえ前期比104.2％
売
上
ＢtoＣ事業（チャーム含む） 652 684 104.8
高 ｅコマース事業 3,810 3,975 104.3 LOHACOは独自価値ＥＣへの転換に注力
ロジスティクス事業・その他 63 65 101.9 前期比104.1％
連結合計 3,874 4,040 104.3 21/５期以降に再びアクセルを踏む
ＢtoＢ事業 142 151 106.6
営
LOHACO
ＢtoＣ事業（チャーム含む）
△ 92
△ 92
△ 64
△ 63
－
－
➢ 営業利益計画
業
利 ｅコマース事業 50 88 175.1 ＢtoＢ事業は151億円 106.6％
益
ロジスティクス事業・その他 △5 0 － LOHACOは大幅な収益改善
連結合計 45 88 194.7
14
（億円）
ＥＢＩＴＤＡ 推移
150
ＡＬＰ火災影響
20/５期
宅配クライシス
100
ＥＢＩＴＤＡ
50 過去最高を見込む
0
15/５期 16/５期 17/５期 18/５期 19/５期 20/５期
計画 15
（円）
20/５期は大幅増益を見込み、増配を計画
40
35
30 19/５期 配当（予定）
25
期 ⇒１株当たり年間配当金36円（中間18円、期末18円）
末
配
当
20
15 20/５期 配当（予想）
10 中
⇒１株当たり年間配当金38円（中間19円、期末19円）
間
配
19/５期に比べ２円の増配
5 当
0
16/５期 17/５期 18/５期 19/５期 20/５期
予定 予想 16
はじめに
Ⅰ 19年５月期実績
Ⅱ 20年５月期見通し
Ⅲ 物流
Ⅳ ＢtoＣ
Ⅴ ＢtoＢ
17
19/５期 自社配送拡大実績
LOHACOの配送シェア
ＢtoＢ事業の配送シェア 期初 期末時点
自社グループ※
10 ％
自社
その他
自社
グループ
グループ ※
※
36 ％
その他 その他
70％
（19年５月） ※パートナー車両含む
すでに全国規模で 目標の「シェア35％」を達成し
自社配送網を確立
配送原価低減を実現 18
ＢtoＣ 20/５期 自社配送エリアを高密度化
商品政策 配送
LOHACO 密度化に向けた施策
売り方改善
ケース飲料販売の変更や 外販獲得を推進し
まとめ買いの促進 荷物の総量を増加 自社配送エリア
※ 37ページにて施策内容の説明
アスクルの取引リレーションを の高密度化で
活用した営業体制の強化
・ アスクルとASKUL LOGIST共同の 配送コスト削減
営業チームを発足
一箱あたり ・ ＥＣ物流のノウハウを活用した
ソリューションを提案
売上単価向上
21/５期以降、LOHACO再成長にともない自社配送エリア再拡大へ
19
ＡＶＣ関西 高度自動化による物流生産性の向上
入荷 出荷
パレット搬送用ロボット※導入 ピッキングロボット導入
※AGV（Automated Guided Vehicleの略）
入荷搬送作業の省人化 ピッキング作業の省人化
2019年９月、ＡＶＣ関西にロボット２台導入予定
20
20/５期以降の物流センター戦略
物流拠点のプロフィットセンター化と関東エリア最適化
仮称・三芳センター 仮称・新東京センター
ＯＰＡ関東拠点（予定） ＢtoＢセンター（予定）
所在地： 埼玉県入間郡三芳町 所在地： 東京都江戸川区臨海町
竣工予定： 2020年１月 竣工予定： 2021年８月
稼働開始予定：2020年９月 稼働開始予定：2022年２月
延床面積（計画）：約72,000㎡ 延床面積（計画）：約58,000㎡
ＡＶＣ関西 賃貸面積 約146,400㎡ 当初機械装置投資額116億円
ご参考
ＡＶＣ日高 賃貸面積 約46,200㎡ 当初機械装置投資額 26億円 21
22
はじめに
Ⅰ 19年５月期実績
Ⅱ 20年５月期見通し
Ⅲ 物流
Ⅳ ＢtoＣ
Ⅴ ＢtoＢ
23
ＢtoＣ
個人向け
24
※
ＢtoＣ流通総額 推移
（億円）
1,000 20/５期 計画
900
720億円
前期比107％
20/５期
800
700
独自価値ＥＣへの
600
500
19/５期
流通総額668億円
転換に注力
前期比129％
400
300 21/５期以降
200
100
再びアクセルを踏む
0 13/５期 14/５期 15/５期 16/５期 17/５期 18/５期 19/５期 20/５期
計画
※ＢtoＣ流通総額は、LOHACO売上高にLOHACOマーケットプレイス経由での取扱高および㈱チャームの売上高を加算しております 25
20/５期 LOHACO 「独自価値ＥＣへの転換」に向けた戦略
①独自価値商品の拡大 売上総利益率
②戦略カテゴリ強化
③フィー収入拡大 1.5％向上
①一箱あたりの売上単価向上
配送バー改定＋飲料販売方法変更 変動費比率
②配送原価低減
自社配送エリアの高密度化
3.5％低減
26
売上総利益率向上
①独自価値商品の拡大
27
独自価値商品開発スピードの高速化
LOHACO ECマーケティングラボ
LOHACOデジタルマーケティングコンソーシアム2018 資料抜粋 第６期は過去最多の140社と始動
メーカーとの共創を
さらに拡大
28
独自価値商品の拡大
LOHACOオリジナル商品
＋ｅコマースならではのデザイン商品
売上高構成比※ ＢtoＢオリジナル商品の ｅコマースならではの LOHACOオリジナル商品
（％）
0% 販売強化 デザイン商品を新規投入 新規投入
シェア オ
リ
ジ
5%
倍増 ナ
ル
商
品
0%
等
5%
0%
5%
0%
売上総利益率向上
19/５期 20/５期 計画 ※LOHACO在庫商品売上高を分母として算出 29
独自価値商品の拡大（ｅコマースならではのデザイン商品）
暮らしになじむLOHACO展
※
暮らしになじむLOHACO展2019
（円） 商品売上高推移 四半期別 2019年10月開催予定
0,000
55アイテム
投入
0,000
0,000
50アイテム
投入
暮らしになじむLOHACO展2018の様子＠代官山T-SITE GARDEN GALLERY
0,000
0,000
メーカーとの共創を進め
拡販もさらに注力
0,000
0
１Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ １Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ １Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ １Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ
16/５期 17/５期 18/５期 19/５期
売上総利益率向上 ※売上高にはLOHACOでの先行販売期間を終了した商品も含む 30
売上総利益率向上
②戦略カテゴリ強化
31
戦略カテゴリ強化（化粧品・健康食品・酒類）
LOHACO売上高（化粧品・健康食品・酒類）
（円）
0 販促強化により
前期比 化粧品等の売上高シェア拡大
0
134 ％ ４月４日～８日 化粧品カテゴリの大型販促「COSME DAYS」実施
0
0
販促期間中は倍増を実現※
※４月度（３月21日～４月20日）販促期間以外と比較 対象：LOHACO本店のみ
0
0
0
売上総利益率向上
17/５期 18/５期 19/５期 20/５期
計画 一箱あたり単価向上 32
売上総利益率向上
③フィー収入拡大
33
広告フィー収入の拡大
（円）
広告フィー収入推移
2
前期比
ビッグデータ活用による
0 広告掲載イメージ
135 ％
販促力の高い広告を実現
8
6
フィー収入
4
2
0
17/５期 18/５期 19/５期 20/５期
拡大
計画 34
変動費比率低減
①一箱あたりの売上単価向上
35
LOHACO（国内） 一箱あたり売上単価
（円）
00 LOHACO（国内） 一箱あたり売上単価
１月 配送バー改定
00
配送バー改定後
00
火災影響
単価向上
00
その後もトレンド継続
00
１Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ １Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ １Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ １Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ
16/５期 17/５期 18/５期 19/５期 36
一箱あたりの売上単価向上施策（飲料の販売方法変更）
７月２日よりスタート
１箱合計18kgまでの組み合わせなら飲料配送手数料がかからないサービス お客様 アスクル
飲料を割安に 配送コスト
購入 低減
・ 飲料３本入りセット商品価格を割安に設定
・ 単品でも箱の中で散らばりにくい独自の梱包
飲料販売促進と配送コスト低減を同時に実現 37
LOHACOは選択と集中で着実に収益改善
21/５期以降に再びアクセルを踏む
38
はじめに
Ⅰ 19年５月期実績
Ⅱ 20年５月期見通し
Ⅲ 物流
Ⅳ ＢtoＣ
Ⅴ ＢtoＢ
39
ＢtoＢ
事業所向け
40
ＢtoＢ事業 売上高
20/５期 計画
（円） 3,291億円
,000
着実に
,500
,000
,500
リ 東
成長継続
,000
ー 日
マ
ン 本
シ 大
500
ョ 震
ッ 災
ク
0
02/５期 04/５期 06/５期 08/５期 10/５期 12/５期 14/５期 16/５期 18/５期 20/５期 41
41
ＢtoＢ事業 戦略イメージ
販
売 さらに優位性のある価格で
数 オリジナル商品を投入 生活紙 洗剤
ヘッド商品
強化 製造・建設業だけでなく
さまざまな業種に向け品揃え強化 塗装
用品
建築
工具
ロングテール商品拡大
商品数
両軸から集客・購買機会を最大化 42
ＢtoＢ事業 安定的な増収増益
①オリジナル商品比率のさらなる拡大
②ロングテール商品の高成長によるシェア拡大
③Webの進化継続による売上高拡大
43
①オリジナル商品比率のさらなる拡大
44
オリジナル商品の拡大 単体
※
（％） オリジナル商品 売上高構成（ＢtoＢ在庫商品売上高）
オリジナル商品数
35
9,100アイテム超 （５月20日現在）
30 19/５期に投入したオリジナル商品数
25 売上高の 36％超 600アイテム超
20
がオリジナル商品
15 差別化と収益力強化
10
を同時に実現
16/５期 17/５期 18/５期 19/５期 ※オリジナル商品にはアスクルでの限定販売商品も含む 45
（千社）
定期配送サービスの対象商材拡大による顧客基盤の強化
6
コピー用紙 定期配送サービス 利用社数（累計）
18年９月
5
カタログ
19年２月 人手不足が課題の介護業界
同梱チラシ
カタログ
同梱チラシ
備品発注業務の負荷を軽減
4 18年７月
対象商品
８月21日から
100アイテム オリジナル介護用品定期配送 を開始 ※
3 以上追加
オムツ・おしりふき等
18年２月
2 本格サービス
開始
1 17年９月
テスト運用
※SOLOEL ARENAは定期配送サービスの対象外
0
１Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ １Ｑ ２Ｑ ３Ｑ ４Ｑ
18/５期 19/５期 46
②ロングテール商品の高成長によるシェア拡大
47
取扱い商材数の拡大による成長
今後さらに、全カテゴリ一で
（万アイテム）
700 品揃え強化
600 ←19/５期実績
500
400
300
200
100
売上高拡大
0
48
成長を牽引するロングテール商品 単体
（円）
00 ロングテール商品 月次売上高
00 ロングテール商品
00
20/５期 売上高計画 （前期比）
124％
00
00
00
000
000
ＢtoＢ事業 売上高構成比
000
19/５期 20/５期
000
0
6.1％ 7.3％
（実績） （計画）
６月
７月
８月
９月
４月
５月
６月
７月
８月
９月
１月
２月
３月
４月
５月
１月
２月
３月
４月
５月
１月
２月
３月
６月
７月
８月
９月
10月
11月
10月
11月
12月
10月
11月
12月
12月
17/５期 18/５期 19/５期 49
③Webの進化継続による売上高拡大
50
ＳＥＯ・ＳＥＭ強化による新規お客様拡大
アスクルWebサイト 新規お客様登録数
（件）
350
19/５期
300 ネット広告強化
Web経由のお客様獲得数
250
18/５期
新規Web登録の簡易化
個人クレジットカード決済の導入 過去最高
200
150
100
50
継続的成長の原動力
0 ＳＥＯ（Search Engine Optimization） … 検索エンジン最適化
11/５期 12/５期 13/５期 14/５期 15/５期 16/５期 17/５期 18/５期 19/５期
ＳＥＭ（Search Engine Marketing） … 検索エンジンマーケティング 51
ネット広告により成長を加速 単体
ＢtoＢ事業（単体） 売上高の増加要因
（億円）
2,920 ネット広告強化により
新規お客様数増加
2,900
2,880
2,860
購入商材領域が拡大
2,840 そ
の
2,820
他
2,800
2,892
2,780
2,760 ネ
ッ
2,740
2,720
2,776 ト
広
告
さらなる成長へ
2,700
18/５期 ネット広告 その他 19/５期
52
ＢtoＢ事業の売上高前年同月度比（稼働日修正後）推移 単体
（％）
108
ＡＬＰ首都圏火災
106 影響とその反動
104
足元
102
成長を継続
100
98
１月
３月
５月
７月
９月
３月
５月
１月
２月
３月
４月
５月
６月
７月
８月
９月
２月
４月
６月
８月
２月
４月
６月
11月
11月
10月
12月
10月
12月
1月
2017年 2018年 2019年 53
ＢtoＢ事業はｅコマース戦略による
お客様数拡大とロングテール商品拡大で
さらなる成長へ
54
付 録
55
19/５期 品目別売上高 単体
18/５期 19/５期
前期比 前期比
億円 ％ 億円 ％
ＯＡ・ＰＣ
949 101.1 968 101.9
442 101.9 446 100.8
注力品目が
文具
生活用品
1,046 107.2 1,172 112.0
ファニチャー
228 102.4 228 100.2 成長を牽引
ＭＲＯ
301 106.8 326 108.2
その他
（メディカル等） 225 109.8 264 117.4
合 計
3,194 104.3 3,406 106.6
56
19/５期 連結売上高の増加要因
18/５期 （実績） 19/５期 （実績）
売上高 3,604億円 売上高 3,874億円
前期差 ＋245億円 前期差 ＋270億円
前期比 107.3％ 前期比 107.5％
＋67 ＋64 △７
＋145
（億円） ロ
にＭ にそ ジ ＢtoＣ事業
ＢtoＣ事業
にＢ よＲ よの ス 売上高 652億円
売上高 507億円 よｔ るＯ る他 テ 前年同期差 ＋145億円
前年同期差 ＋116億円 るｏ 増・ 増Ｂ ィ
増Ｃ メ
加デ 加ｔ ク ＭＲＯ・メディカル事業※
ＭＲＯ・メディカル事業※
加事 ｏ ス 売上高 682億円
売上高 614億円
前年同期差 ＋44億円 業 ィ Ｂ 事
前年同期差 ＋67億円
カ 事
ル 業
その他ＢtoＢ事業等 業 ・
その他ＢｔｏＢ事業
売上高 2,411億円 事 そ 売上高 2,475億円
前年同期差 ＋62億円 前年同期差 ＋64億円
業 ※
の
ロジスティクス事業・その他 他 ロジスティクス事業・その他
売上高 71億円 売上高 63億円
前年同期差 ＋21億円 前年同期差 △７億円
※ＭＲＯ・メディカル事業はLOHACO分を除いております。 57
19/５期 連結営業利益の増減要因
18/５期 （実績） 19/５期 （実績）
売上高前期比 107.3％ 売上高前期比 107.5％
売上総利益率 23.7％ 売上総利益率 23.6％
販管費比率 22.6％ 販管費比率 22.5％
△８
△４ ＋21 ロ
の前
フ期
ジ △16
のＢ ィア ス
収ｔ ーセ テ のＡ △15
＋29 益ｏ
６ッ
億ト
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（億円） 改Ｃ
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ス 84 定Ｃ
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悪送
△７
前物
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増ｔ メ 業 ・ 化費
決改
収ｏ 果 ・ 日 比
41 効Ｂ 等
ン
ト そ 高 率
算革
賞コ 45
果事 事 の 与ス
等業 業 他 ト
等
18/５期 営業利益 19/５期 営業利益
（実績） 41億円 （実績） 45億円 58
20/５期 計画
SOLOEL ARENAは順調に拡大 1,412億円 前期比 109.6％
（億円） 19/５期 実績
1,287億円 前期比 108.2％
SOLOEL ARENA等売上金額
大手企業
中堅企業
（1000社）
中小事業所
SOLOEL ARENA等ご登録・稼動企業数
個 人
20/５期は前期比109.6％を目指す、ＢtoＢ事業の成長を牽引 59
75
ＡＶＣ日高の減損損失について
LOHACO専用の物流センターである「ＡＶＣ日高」に関する
固定資産について、減損損失3,097百万円計上
「ASKUL Logi PARK 首都圏」の火災後に開設
物流生産性の復元に大きく寄与
一方、その後の宅配クライシスに起因する配送運賃値上げ等の事業
環境の変化やその他リスク等を踏まえ、LOHACOの事業計画を見直し
ＡＶＣ日高の固定資産に係る回収可能性を検討した結果、減損損失
を計上
60
19/５期 連結 売上総利益、販売費および一般管理費
売上総利益額 916億円 前期差 ＋60億円
売上総利益率 23.6％ 前期差 △0.1ポイント
➢ 前期はアセットマネジメント事業の一過性フィー計上があったもののほぼ前期並みを確保
販管費 870億円 前期差 ＋57億円
販管費比率 22.5％ 前期差 △0.1ポイント
＜四半期ごとの販管費比率の推移＞
第１四半期：23.4％ 第２四半期：22.8％ 第３四半期：22.1％ 第４四半期：21.6％
➢ 上期は物流費ピークがあったものの下期着実に改善
＜販管費の前期差の主な内訳＞
• 配送運賃（増収による増加分を含む） ＋36億円
• 人件費（ＡＶＣ関西稼働、チャームの連結子会社化等） ＋13億円
• 減価償却費・ソフトウェア償却費（ＡＶＣ関西稼働等） ＋７億円
• 地代家賃 （ＡＶＣ関西稼働等） ＋４億円
61
19/５期 連結 設備投資
設備投資額 60億円（年間計画 112億円）
ＡＶＣ関西物流設備等 11億円
新商品データベース等 ７億円
（参考）減価・ソフトウエア償却費 54億円 （年間計画 61億円）
投資詳細 （単位：百万円）
18/５期 19/５期
科目名
金 額 金 額 前期比
【 設 備 投 資 額 】 20,478 6,042 △70.5％
有 形 固 定 資 産 16,995 2,759 △83.8％
無 形 固 定 資 産 3,482 3,282 △5.7％
建 設 仮 勘 定 （ 注 ２ ） 67 50 △25.7％
ソフトウエア仮勘定（注２） 1,834 1,221 △33.4％
（注１） 設備投資額は当該期間の発生ベース額にて記載しております。
（注２） 建設仮勘定およびソフトウエア仮勘定は当該（四半）期末残高を記載し、一部消費税等を含んでおります。
62
19/５期 インターネット売上高比率、オリジナル商品 単体
インターネット売上高比率
18/５期 19/５期 前同差
インターネット経由 81.2％ 83.5％ ＋2.3ポイント
上 記 以 外 18.8％ 16.5％ △2.3ポイント
（注１） 売上高比率は、受注ベースで記載しております。
オリジナル商品 （単位：アイテム）
18/５期 19/５期 前年同月度差
オリジナル商品数 8,534 9,157 ＋623
単体売上高構成比 27.9％ 29.2％ ＋1.3ポイント
（うちＢtoＢ事業） （35.1％） （36.4％） （＋1.3ポイント）
（注１） 各数値には、医療機関向けカタログ、衛生・介護用品カタログを含みます。
（注２） オリジナル商品数にはアスクルでの限定販売商品を含みます。またカタログ掲載だけなくインターネットのみの掲載商品も含め算出しております。
（注３） オリジナル商品売上高構成比はオリジナル・コピーペーパーを含めて算出しております。
（注４） 18/５期４ＱよりＢtoＢ事業のオリジナル商品売上高構成比はＢtoＢ事業の在庫売上高を分母に算出しております。
63
20/５期 連結売上高（計画）の増加要因
19/５期 （実績） 20/５期（計画）
売上高 3,874億円 売上高 4,040億円
前期差 ＋270億円 前期差 ＋165億円
前期比 107.5％ 前期比 104.3％
（億円） ＋31 ＋132 ＋１
ロ ＢtoＣ事業
ＢtoＣ事業 Ｂ Ｂ ジ 売上高
前年同期差
684億円
＋31億円
売上高 652億円 ｔ ｔ ス
前年同期差 ＋145億円
ｏ ｏ テ
Ｃ Ｂ ィ
事 事 ク
ＢｔｏＢ事業 業 業 ス ＢｔｏＢ事業
売上高 3,158億円
前年同期差 ＋132億円 に に 事 売上高
前期差
3,291億円
＋132億円
よ よ 業
る る ・
増 そ
ロジスティクス事業・その他
増 の ロジスティクス事業・その他
売上高 63億円 加 加 他 売上高 65億円
前年同期差 △７億円 前年同期差 ＋１億円
64
20/５期 連結営業利益（計画）の増減要因
19/５期 （実績） 20/５期（計画）
売上高前期比 107.5％ 売上高前期比 104.3％
売上総利益率 23.6％ 売上総利益率 24.2％
販管費比率 22.5％ 販管費比率 22.0％
△４
＋28 ＋４
ロ
ジ
＋14
＋10 ス
テ
（億円）
増Ｂ
収Ｂ
益ｔ
82
ィ
ク
88
ス
益ｔ 改ｏ
Ｃ 事
45 効ｏ
Ｂ
果事
善事
業
業
・
そ
業 の の
19/５期 営業利益 の 他 20/５期 営業利益
（実績） 45億円 （計画） 88億円 65
20/５期 連結 設備投資（計画）
設備投資 74億円
【主な内訳】
・ 設備増設関連（ＡＶＣ関西・ＡＬＰ横浜・ＤＣＭ） 12億円
・ ＯＰＡソフトウェア投資関連 ５億円
（参考）減価・ソフトウェア償却費 56億円 （前期差＋1億円）
66
福岡市と「災害時における物資供給に関する協定」締結（2019年５月30日）
ASKUL Logi PARK 福岡
✓ ＡＶＣ日高、ＡＶＣ関西に続き３拠点目の災害時協定
✓ 災害発生時に、日用品や避難所等向け事務用品等の支援物資を
すみやかに提供することで、地域におけるライフラインの役割を果たす
（左）当社 ECR 本部 川村統括部長 ASKUL Logi PARK 福岡
（右）福岡市 市民局 下川局長 67