2678 アスクル 2021-03-16 15:00:00
「2021 年5月期 第3四半期連結業績概要」のお知らせ [pdf]
2021 年3月 16 日
各 位
会 社 名 ア ス ク ル 株 式 会 社
代 表 者 名 代表取締役社長 CEO 吉岡 晃
(コード番号:2678 東証一部)
問 合 せ 先
役職・氏名 取締役CFO 玉井 継尋
TEL 03-4330-5130
「2021 年5月期 第3四半期連結業績概要」のお知らせ
「2021 年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕
(連結)」に関する補足説明の資料として、添
付の「2021 年5月期 第3四半期連結業績概要」をお知らせいたします。
なお、本資料には、当社の現在の計画や業績の見通しなどが含まれております。これら将来の
計画や予想数値などは、現在入手可能な情報をもとに、当社が計画・予想したものであります。
実際の業績などは、今後の様々な条件・要素によりこの計画などとは異なる場合があり、本資料
はその実現を確約、保証するものではございません。
また、本資料への公認会計士、監査法人の関与はございません。
以 上
2021年5月期 第3四半期 連結業績概要
3Q時点で通期過去最高益を更新
EC化によりお客様基盤が拡大、さらなる成長へ
2021年3月16日
アスクル株式会社
1
(ご注意)
本資料には、当社グループの現在の計画や業績の見通しなどが含まれております。
これら将来の計画や予想数値などは、現在入手可能な情報をもとに当社が計画・予想したものであります。実際の業績な
どは、今後の様々な条件・要素により、この計画・予想などとは異なる場合があり、この資料はその実現を確約したり、保
証するものではございません。
なお、この資料への公認会計士、監査法人の関与はございません。
本資料における「LOHACO」とは、ヤフー株式会社との提携により2012年10月にスタートした一般消費者向けのオンライ
ン通信販売事業のサービス名称です。
「BtoB」とは、企業(Business)と企業(Business)との間で、「BtoC」とは、企業(Business)と消費者(Consumer)との間で行わ
れる取引を指します。
「MRO」とは、Maintenance, Repair and Operationの略であり、この資料では主に企業が現場で消費する間接材を指しま
す。「PJ Trylion(プロジェクト・トライオン)」とは、中小事業所向けサイトと中堅・大企業向けサイトを統合し新しいサイトを構
築するプロジェクトであり、その名称には「売上高1兆円にトライする」の意味が込められています。
当社は、2016年5月期連結業績概要より、新たに「eコマース事業」、「ロジスティクス事業」、「その他」にセグメントを分け
ております。「eコマース事業」はOA・PC用品、事務用品、オフィス生活用品、オフィス家具、食料品、酒類、医薬品、化粧
品等の販売事業を行っており、「ロジスティクス事業」は企業向け物流・小口貨物輸送サービスを指します。
本資料では、ASKUL Logi PARK を「ALP」、ASKUL Value Centerを「AVC」、デマンド・マネジメント・センターを「DMC」、
デジタル・トランスフォーメーションを「DX」、と省略して記載することがございます。
本資料の全部またはその一部(商標・画像等を含む)について、加工の有無を問わず当社の許可なく複製および転載す
ることを禁じます。 2
Ⅰ 21年5月期第3四半期実績
Ⅱ 21年5月期通期業績見通し
Ⅲ BtoB
Ⅳ BtoC
Ⅴ ESGの取り組み
3
21/5期 第3四半期 連結業績
20/5期 3Q累計 21/5期 3Q累計
売上高 売上高 前年
実績 比率 実績 比率 同期比
(百万円) % % % ➢ 売上高 104.5%
売上高 299,439 100.0 313,003 100.0 104.5 過去最高更新
売上総利益 71,002 23.7 77,565 24.8 109.2 ➢ 売上総利益率
販売費及び
64,666 21.6 67,279 21.5 104.0 前年同期差+1.1pt
一般管理費
営業利益 6,335 2.1 10,286 3.3 162.3 ➢ 営業利益・経常利益
当期純利益
経常利益 6,248 2.1 10,236 3.3 163.8 3Q時点で
親会社株主に帰属する
当期純利益 4,116 1.4 6,150 2.0 149.4 通期過去最高益更新
4
21/5期 第3四半期 連結業績比較 【事業別】
20/5期 21/5期
前年
前年
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 同期比
(億円) 同期差
%
BtoB事業 795 844 829 821 811 877 874 44 105.4
LOHACO 123 117 113 132 129 127 131 18 116.5
売
上
BtoC事業(チャーム含む) 160 156 149 167 168 168 171 22 115.0
高 eコマース事業 955 1,001 978 988 980 1,046 1,045 67 106.9
ロジスティクス事業・その他 23 15 19 20 21 16 20 0 101.3
連結合計 978 1,017 998 1,009 1,001 1,062 1,065 67 106.7
BtoB事業 30 37 46 40 47 51 56 10 122.4
LOHACO △ 17 △ 17 △ 14 △ 11 △ 12 △ 11 △9 5 -
営 BtoC事業(チャーム含む) △ 18 △ 17 △ 15 △ 12 △ 12 △ 11 △9 5 -
業
利
決算賞与(引当含む) - - - △0 - △8 △1 △1 -
益 eコマース事業 12 20 31 27 34 31 45 14 147.1
ロジスティクス事業・その他 2 △0 △2 △2 △4 △2 △2 0 -
連結合計 14 19 28 24 29 29 43 14 152.0
5
(億円)
21/5期 第3四半期業績 BtoB事業
2,600 売上高
2,400
3,291 2,563 ➢売上高
2,469
2,200
前年同期比 103.8%
好調な感染対策商品に加え、
2,000
20/5期 3Q累計 21/5期 3Q累計 オフィス用品需要が回復基調
(億円)
200 営業利益
151
➢営業利益
150
155 前年同期比 135.2%
100
114 好調な売上総利益率の維持で
50
大幅増益を継続
0
20/5期 3Q累計 21/5期 3Q累計 6
BtoB売上高 前年同月度比(稼働日修正後) 単体
(%)
120 3Q期間
105.4%
(稼働日修正前)
100
消費税増税前の
駆け込み特需と
その反動
80 4/7 5/25 1/7・13
緊急事態 緊急事態 11都府県 緊急事態宣言の影響あるも
宣言発出 宣言解除 緊急事態宣言発出
60
前期の消費税増税
前の駆け込み特需
成長トレンドは
40
の影響
堅調に推移
20
6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月
20/5期 21/5期 7
BtoB売上高 21/5期 四半期別伸長率(稼働日修正前) 単体
(%)
110
期初計画 実績
3Q実績
105
引き続き
期初計画を上回る
100
95
90
1Q 2Q 3Q 4Q 8
21/5期 四半期別 BtoB 品目別売上高 単体
20/5期 1Q 20/5期 2Q 20/5期 3Q 21/5期 1Q 21/5期 2Q 21/5期 3Q
構成比 構成比 構成比 構成比 構成比 前年同期比 構成比 前年同期比
(億円) % % % % % % %
前年同期差
%
OA・PC
233 31.9 253 32.7 242 32.3 219 29.4 239 29.8 94.4 240 30.3 △2 98.8
文具
103 14.1 111 14.4 106 14.2 95 12.8 101 12.7 91.1 101 12.8 △5 94.9
生活用品
206 28.2 203 26.2 194 25.9 203 27.3 205 25.6 101.3 194 24.6 0 100.0
ファニチャー
50 6.9 51 6.6 48 6.5 45 6.1 51 6.4 100.3 54 6.9 5 111.7
MRO
81 11.2 89 11.5 85 11.3 83 11.2 90 11.3 101.2 90 11.5 5 106.8
メディカル
40 5.5 46 6.0 53 7.1 82 11.1 93 11.7 202.2 90 11.5 37 170.2
その他
16 2.3 20 2.6 19 2.6 15 2.1 20 2.5 98.7 19 2.5 △0 99.4
合 計
732 100.0 776 100.0 751 100.0 745 100.0 803 100.0 103.5 792 100.0 40 105.4
好調な感染対策商品に加え、オフィス用品も回復基調
9
(億円)
21/5期 第3四半期業績 BtoC事業
売上高
600
500 ➢売上高
508
400
465 前年同期比 109.3%
ソフトバンク・ヤフーとの
300
20/5期 3Q累計 21/5期 3Q累計 連携強化により成長加速
(億円) 営業利益
0
➢営業利益
△ 20
△33 前年同期差 +16億円
△ 40
△50 売上総利益率の向上と
△ 60 固定費削減で計画通り改善
20/5期 3Q累計 21/5期 3Q累計 10
21/5期 第3四半期業績 ロジスティクス事業・その他
(億円)
売上高
➢売上高
60
59 57
40
前年同期差 △1億円
20
連結対象子会社の減少
0
20/5期 3Q累計 21/5期 3Q累計
(億円)
営業利益 ➢営業利益
2
前年同期差 △8億円
△2
△0 三芳センター(3PL事業)の
△6
△9 立ち上げで計画通りの進捗
△ 10 翌期は利益改善へ
20/5期 3Q累計 21/5期 3Q累計
11
福島県沖地震(2/13)の影響
仙台物流センター(仙台DMC)の商品・設備に一部被害発生
✓ 3Qで商品破損等に伴う特別損失2.4億円を概算計上
地震保険を適用予定(免責1億円あり)
✓ 該当エリアへの出荷は他の物流センターでカバーしており、
完全復旧は4月中を見込む
12
EBITDA 推移
(億円)
160
140
120
100
80
過去最高
60
40
更新
20
0
18/5期 19/5期 20/5期 21/5期
3Q累計 3Q累計 3Q累計 3Q累計
13
Ⅰ 21年5月期第3四半期実績
Ⅱ 21年5月期通期業績見通し
Ⅲ BtoB
Ⅳ BtoC
Ⅴ ESGの取り組み
14
21/5期通期業績予想の上方修正について
以下2点を背景として業績予想を上方修正
①3Qにおいても引き続きBtoB事業の売上高、売上総利益率
ならびに物流費比率が計画対比で順調に推移
②新型コロナウイルス感染症については予断を許さないものの
4Qも3Qまでの収益性は維持されると見込む
なお、4Qにおける来期以降の成長に向けたコスト投下(6~7億円)を
見込む
15
21/5期 連結業績の見通し【事業別】
20/5期 21/5期
従来計画 前期比 修正計画 前期比
(億円) 実績 計画差
BtoB事業を修正
(2Q公表) % (3Q公表) %
BtoB事業 3,290 3,392 103.1 3,452 60 104.9
LOHACO 486 497 102.2 497 - 102.2
売
上
BtoC事業(チャーム含む) 633 643 101.5 643 - 101.5 ➢ 売上高計画
高 eコマース事業 3,924 4,035 102.8 4,095 60 104.4 BtoB事業 3,452億円
ロジスティクス事業・その他 79 65 81.6 65 - 81.6
従来計画差 +60億円
連結合計 4,003 4,100 102.4 4,160 60 103.9
BtoB事業 154
△ 61
168
△ 44
108.6 191
△ 44
23 123.5
➢ 営業利益計画
LOHACO - - -
営 BtoC事業(チャーム含む) △ 62 △ 43 - △ 43 - -
BtoB事業 191億円
業
利
決算賞与(引当含む) △0 △8 - △9 △1 - 従来計画差+23億円
益 eコマース事業 91 117 127.3 139 22 151.3
ロジスティクス事業・その他 △3 △9 - △9 - -
連結合計 88 108 122.4 130 22 147.4
16
21/5期 連結業績の見通し
20/5期 21/5期
売上高 従来 売上高 修正 売上高
比率 計画 比率 計画 比率 従来 前期比
実績
計画差
(億円) % (2Q公表)
% (3Q公表)
% %
売上高 4,003 100.0 4,100 100.0 4,160 100.0 60 103.9
売上総利益 956 23.9 1,009 24.6 1,035 24.9 26 108.2
過去最高益
販売費及び
一般管理費 868 21.7 901 22.0 905 21.8 4 104.2 大幅更新へ
営業利益 88 2.2 108 2.6 130 3.1 22 147.4
経常利益 86 2.2 106 2.6 129 3.1 23 149.0
親会社株主に帰属する
当期純利益 56 1.4 60 1.5 70 1.7 10 123.8
17
株主還元
(円)
50
40
21/5期 配当(予定)
30
期
⇒1株当たり期末配当金25円(年間配当金44円)
末
配
従来予想から6円の増配
当
20
10
中
間
利益成長に応じて増配
配
当
0
16/5期 17/5期 18/5期 19/5期 20/5期 21/5期
予定 18
自己株式の消却について
現時点で自己株式の使用目的がないこと、および株式市場での
流通株式比率を高めるため以下の内容で自己株式を消却
(1) 消却する株式の種類 当社普通株式
(2) 消却する株式数 4,000,000株(消却前発行済株式総数に対する割合7.2%)
(3) 消却予定日 2021年3月31日
新たな株式市場区分(プライム市場)の基準の一つである
流通株式比率は37%超から40%超へ増加する見込み
※比率は2020年11月20日基準日時点の数値に基づく
19
株式分割について
投資単位の引き下げを行うことにより、当社株式の流動性向上
および投資家層の拡大を目的として株式を分割
(1) 基準日 2021年5月20日
(2) 効力発生日 2021年5月21日
(3) 分割割合 1株を2株に分割
20
Ⅰ 21年5月期第3四半期実績
Ⅱ 21年5月期通期業績見通し
Ⅲ BtoB
Ⅳ BtoC
Ⅴ ESGの取り組み
21
BtoB
事業所向け
22
BtoB事業 売上高
21/5期 修正計画
(円) 3,452億円
000
500
000
引き続き
500
リ
着実な成長へ
東
000 ー 日
マ
ン 本
シ 大
500 ョ 震
ッ 災
ク
0 23
02/5期 04/5期 06/5期 08/5期 10/5期 12/5期 14/5期 16/5期 18/5期 20/5期 23
BtoB事業 お客様基盤の着実な拡大
(百万件)
BtoB事業 お客様登録数※
新規
4
既登録 お客様基盤の拡大による
さらなるビッグデータ蓄積
3
1to1マーケティング
2
1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q
18/5期 19/5期 20/5期 21/5期
※新規は、各四半期間で新規登録したお客様数。既登録は、四半期月末時点のASKUL、
SOLOEL ARENA等の受注可能なお客様数の合計から新規を除外したお客様数
加速 24
BtoB事業 前期4Q~今期1Qに新規登録したお客様の成長
平均購入アイテム数推移※
(アイテム)
30
その他 従来のお客様と同様
メディカル 様々な商品を購入
20
MRO
ファニチャー
10 生活用品
文具
買い回り拡大で
0
30日まで 60日まで 90日まで 120日まで 150日まで 180日まで
OA・PC
さらなる成長へ
※20/5期4Q~21/5期1Qの期間でASKULに新規登録したお客様の
商品品目別の平均購入アイテム数(累計) 25
BtoB事業 21/5期3Q(3カ月) 売上高増加要因 単体
購入
お客様数 成長率がやや落ち着くが、
前年同期比
引き続き増加傾向が続く
102.5%
売上高 1Q 107.5%⇒2Q 104.8%
前年同期比
105.4% 購入
感染対策用品に加え、
1Q 101.8%⇒2Q 103.5% お客様単価
オフィス用品需要の回復基調
前年同期比
により単価はプラス成長
102.8%
1Q 94.8%⇒2Q 98.7%
26
BtoB事業 商品戦略イメージ
販 さらに優位性のある価格で
売
数 オリジナル商品を投入 生活紙 電池
ヘッド商品
強化
社会環境・お客様ニーズの
変化に対応した品揃えを強化 アルコール
噴霧機
非接触
温度計
飛沫防止
パネル
ロングテール商品拡大
商品数
両軸から集客・購買機会を最大化 27
BtoB事業 オリジナル商品のさらなる拡大 単体
オリジナル商品※1売上高構成(BtoB在庫商品売上高)
(%)
新型コロナウイルス影響
(オフィス関連オリジナル商品の
売上低下)
オリジナル商品新規投入
35
+250アイテム超 ※2
30
25 売上高の 32 %
20 がオリジナル商品
15
10
18/5期 19/5期 20/5期 21/5期 ※1 オリジナル商品にはアスクルでの限定販売商品も含む
2月度 2月度 2月度 2月度 ※2 アスクルカタログ2021発刊時に新規投入したオリジナル商品数
28
100
200
300
400
500
600
700
800
0
95/5期
96/5期
(万アイテム)
97/5期
98/5期
99/5期
00/5期
01/5期
02/5期
03/5期
04/5期
05/5期
06/5期
07/5期
08/5期
09/5期
10/5期
11/5期
12/5期
13/5期
14/5期
15/5期
16/5期
17/5期
18/5期
19/5期
20/5期
21/5期
2/20時点
BtoB事業 取扱い商材数の拡大による成長
多様なお客様基盤に向け
品揃え強化
830万アイテム超
売上高拡大
29
BtoB事業 ロングテール商品のシェア拡大 単体
200(円) ロングテール商品 売上高
180
ロングテール商品売上高
160
21/5期3Q累計 (前年同期比)
140
120
120 %
100
1Q 2Q 3Q
112% 119% 127%
80
60
40
BtoB事業 売上高構成比
20/5期 21/5期3Q累計 21/5期
20 〔
0
16/5期 17/5期 18/5期 19/5期 20/5期 21/5期
7.2% 8.0% 8.1%
(実績) (実績) (計画)
3Q累計 3Q累計 3Q累計 3Q累計 3Q累計 3Q累計 30
働く人のライフラインとして
全ての仕事場に
信頼されるサービスを提供する
31
Ⅰ 21年5月期第3四半期実績
Ⅱ 21年5月期通期業績見通し
Ⅲ BtoB
Ⅳ BtoC
Ⅴ ESGの取り組み
32
BtoC
個人向け
33
LOHACOは着実に収益改善
23/5期までの黒字化実現へ
34
LOHACO 23/5期黒字化ロードマップ 2020年5月期通期
連結業績概要
21/5期は限界利益率のさらなる改善 22/5期以降は固定費中心に削減
19/5期 20/5期 21/5期 22/5期~
(%) (実績) (実績) (計画) (残り2年間)
(%)
売上総利益率 商品粗利率の改善
カテゴリミックスの改善
広告ビジネス強化
変動費比率 一箱あたりの売上単価向上 配送原価の低減
(BtoB物流基盤活用、置き配の推進)
販促費の削減 サービス・機能の改廃
固定費比率 ヤフー社システム基盤活用
限界利益率
0 ※2022年以降売上高増は織り込まず
▲61億円 ▲44億円 23/5期までの
営業利益 ▲92億円 (前期差31億円改善) (前期差17億円改善) 黒字化
35
LOHACO 売上高
(億円) (%)
50 LOHACO国内月次売上高および伸長率 140
45 CYBER SUNDAY
120
(2/27~3/28)
40
100
35
前年の衛生用品特需や
大型販促の反動
30
80
25
60 超PayPay祭
20 (LOHACOは3/24~
3/29 1:59まで実施予定)
15 40
4Qは大型販促で
10
20
5
0
6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月
0 さらなる成長を目指す
20/5期 21/5期 36
LOHACO 売上総利益率
(%)
28.0%
26.0%
24.0%
21/5期 3Q累計実績
22.0%
前年同期差 1.8pt改善
20.0%
商品粗利率の改善 +1.3pt
18.0% 大口取引の減少 +0.5pt
16.0%
14.0%
12.0%
1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q
16/5期 17/5期 18/5期 19/5期 20/5期 21/5期
37
LOHACO 広告フィー収入
(円)
30
広告フィー収入推移
千万
前年同期比
25 100.4%
20
15
広告掲載
イメージ 堅調に推移
10
4Qはさらなる拡大へ
新型コロナウイルスの影響
5
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
19/5期 20/5期 21/5期 38
LOHACO 変動費比率
(%)
29.0%
ALP首都圏火災影響
宅配クライシス影響
27.0%
21/5期 3Q実績
25.0% 庫内労務費の上昇を
一箱あたりの売上単価向上
により引き続き吸収
23.0%
21.0%
19.0%
17.0%
計画通り推移
15.0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
17/5期 18/5期 19/5期 20/5期 21/5期
39
LOHACO 一箱あたりの売上単価向上
(円)
LOHACO(国内) 一箱あたり売上単価
00
7月ひと箱eco開始
00
新型コロナウイルス
1月 配送バー改定 の影響等
販促が奏功し向上
00
火災
00 影響
00
00
1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q
17/5期 18/5期 19/5期 20/5期 21/5期
40
(円)
00,000
LOHACO 固定費の削減
LOHACO 固定費
00,000
00,000
00,000 前年同期差 ヤフーとの連携強化により
販促費・人件業務費等
00,000
8.5 億円減
00,000
削減
00,000
0
20/5期3Q累計 21/5期3Q累計 41
Ⅰ 21年5月期第3四半期実績
Ⅱ 21年5月期通期業績見通し
Ⅲ BtoB
Ⅳ BtoC
Ⅴ ESGの取り組み
42
令和2年度「消費者志向経営優良事例表彰」※
2020年12月 消費者庁長官表彰(特別枠)を受賞
<評価された点>
✓ コロナ禍において行政と連携し、医療関係者へ必要物資を供給する
システムを構築、実践
✓ 品質マネジメントの視点で消費者の声をデータベース化し、
商品設計や改良、取引先への情報提供等に活用
※ 消費者を重視した事業活動により持続可能で望ましい社会の構築を目指す「消費者志向経営」を、消費者庁が表彰するもの 43
2021年2月 対馬市とSDGs連携協定を締結
マテリアリティ:資源循環型プラットフォームの実現
対馬市が抱える海洋プラスチックごみへの対応等での協力・連携
サーキュラーエコノミーの活性化
海洋プラスチックごみ対策の推進
<第一弾>
✓ 寄付金付き
「海をまもるレジ袋」
(バイオマス配合)の販売
✓ 売上の一部を対馬市へ寄付、
海洋プラスチックごみの回収
活動等に役立てられる
(左)吉岡 晃・当社社長、(右)比田勝 尚喜・対馬市長
44
アスクルは「エシカルeコマース」へ
環境保全や社会課題解決を考えたサステナブルなサービス
45
付 録
46
21/5期 第3四半期 品目別売上高 単体
20/5期 3Q累計 21/5期 3Q累計
前年同期比 前年同期差 前年同期比
(億円) % %
OA・PC
747 103.4 717 △ 29 96.0
文具
328 101.5 306 △ 22 93.2
メディカルが
生活用品
897 101.5 922 25 102.8
ファニチャー
154 97.6 156 2 101.4 成長を牽引
MRO
262 107.8 273 10 104.0
メディカル
162 116.6 294 131 181.0
その他
60 103.4 58 △1 97.6
合 計
2,613 103.3 2,729 115 104.4
47
21/5期 第3四半期 連結売上高の増加要因
20/5期 第3四半期累計 (実績) 21/5期 第3四半期累計 (実績)
売上高 2,994億円 売上高 3,130億円
前年同期差 +109億円 前年同期差 +135億円
前年同期比 103.8% 前年同期比 104.5%
+93 △1
(億円) +43 BtoC事業
売上高 508億円
BtoC事業
売上高 465億円 ロ 前年同期差 +43億円
前年同期差 △27億円 ジ
B B ス
t t テ
o o ィ
BtoB事業 C B ク
BtoB事業
売上高 2,563億円
売上高
前年同期差
2,469億円
+125億円 事 事 ス 前年同期差 +93億円
業 業 事
業
ロジスティクス事業・その他 ・
そ
ロジスティクス事業・その他
売上高 57億円
売上高 59億円
前年同期差 +11億円 の 前年同期差 △1億円
他
48
21/5期 第3四半期 連結営業利益の増減要因
20/5期 第3四半期累計(実績) 21/5期 第3四半期累計 (実績)
売上高前年同期比 103.8% 売上高前年同期比 104.5%
売上総利益率 23.7% 売上総利益率 24.8%
販管費比率 21.6% 販管費比率 21.5%
△4 +16 △8
△9
B そロ (決
+40 t のジ
他ス
引算
当賞
(億円) o
テ 含与
(億円)
B
t
C
事
業
ィ
ク 82
む
) 102
ス
o 事
63 B
事
業
・
業
20/5期 3Q累計 営業利益 21/5期 3Q累計 営業利益
(実績) 63億円 (実績) 102億円
49
SOLOEL ARENA等実績
SOLOEL ARENA等売上金額
(億円) 計画
1,361 1,435
1,400 21/5期3Q累計実績 1,042億円
大手企業 前年同期比100.7%
1,287
1,189
1,200 1,090
20/5期3Q累計実績 1,035億円 973
1,000
820
中堅企業 800 710
616
600 534
451
345 387
400 297
224
200 149
42 85
0 04/5期05/5期06/5期07/5期08/5期 09/5期10/5期 11/5期12/5期 13/5期14/5期15/5期16/5期17/5期18/5期19/5期20/5期21/5期
(1,000社)
SOLOEL ARENAご登録・稼動企業数 62
中小事業所 60 56 56
52
47
50 42
40 37
31
30 26
22
19
20 16
12
10
個 人 10 5
8
1 2
0 04/5月 05/5月 06/5月 07/5月 08/5月 09/5月 10/5月 11/5月 12/5月 13/5月 14/5月 15/5月 16/5月 17/5月 18/5月 19/5月 20/5月 21/2月
50
21/5期 第3四半期 連結 売上総利益、販売費および一般管理費
売上総利益額 775億円 前年同期差 +65億円
売上総利益率 24.8% 前年同期差 +1.1pt
➢ 原価低減やカテゴリミックスの変化による売上総利益率の改善
販管費 672億円 前年同期差 +26億円
販管費比率 21.5% 前年同期差 △0.1pt
<販管費の前年同期差の主な内訳>
• 人件費(賞与引当金含む) +10億円
• 配送運賃 +9億円
• 地代家賃 +4億円
• 広告宣伝費および販売促進費 △4億円
51
21/5期 第3四半期 連結 設備投資
設備投資額 74億円(年間計画 118億円)
新東京センター関連 18億円
ASKUL三芳センター関連 16億円
BtoB新サイト関連(PJ Trylion) 10億円
(参考)減価・ソフトウエア償却費 44億円 (年間計画57億円)
投資詳細 (単位:百万円)
20/5期 21/5期
科目名 第3四半期 第3四半期
金 額 金 額 前年同期比
【 設 備 投 資 額 】 3,521 7,477 +112.3%
有 形 固 定 資 産 1,253 4,514 +260.2%
無 形 固 定 資 産 2,267 2,962 +30.6%
建 設 仮 勘 定 ( 注 2 ) 37 3,356 +8,788.6%
ソフトウエア仮勘定(注2) 1,043 2,148 +105.8%
(注1) 設備投資額は当該期間の発生ベース額にて記載しております
(注2) 建設仮勘定およびソフトウエア仮勘定は当該(四半)期末残高を記載し、一部消費税等を含んでおります 52
21/5期 第3四半期 インターネット売上高比率、オリジナル商品 単体
インターネット売上高比率
20/5期 21/5期
第3四半期累計 第3四半期累計 前年同期差
インターネット経由 84.6% 86.0% +1.4ポイント
上 記 以 外 15.4% 14.0% △1.4ポイント
(注1) 売上高比率は、受注ベースで記載しております
オリジナル商品 (単位:アイテム)
20/5期 2月度 21/5期 2月度 前年同月度差
オリジナル商品数 9,507 9,996 +489
単体売上高構成比 29.8% 26.1% △3.7ポイント
(うちBtoB事業) (36.5%) (32.7%) (△3.8ポイント)
(注1) 各数値には、医療機関向けカタログ、衛生・介護用品カタログを含みます
(注2) オリジナル商品数にはアスクルでの限定販売商品を含みます。またカタログ掲載だけなくインターネットのみの掲載商品も含め算出しております
(注3) オリジナル商品売上高構成比はオリジナル・コピーペーパーを含めて算出しております
(注4) 18/5期4QよりBtoB事業のオリジナル商品売上高構成比はBtoB事業の在庫売上高を分母に算出しております 53
環境の取組み
アスクル環境方針
私たちアスクルグループは、仕事場とくらしと地球の明日を支える企業として、
自らの事業活動を通じて、次世代につなぐ地球環境のために行動します。
環境に配慮した
脱炭素 資源循環 商品開発・調達
●「2030 CO2ゼロチャレンジ」 ●「1box for 2trees」 ●オリジナル商品の環境対応
期
2030年までに事業所および配送で排出される オリジナルコピー用紙1箱の購入 品質やデザインだけでなく、環境にも
CO2末
をゼロにする
期 で、原材料の2倍となるユーカリ 配慮したオリジナル商品開発
末配 の木2本の植林を確認
配当
当
●「RE100」 ●返品による商品廃棄の削減
2030年までに、グループ全体での再生可能エ 廃棄処分につながる返品の削減 ●リサイクル紙袋「Come bag(カムバッグ)」
ネルギー利用率を100%に 返品された商品の良品化 紙袋本体の原紙に再資源化
21年5月期1Qで34%を実現 「わけあり品」としてお買い得価格で販売 したアスクルカタログを約15%
配合したFSC※認証商品
※「適切な森林管理」を認証するFSC®認証制度。
●「EV100」 ●使用済みプラスチック製品の FSC®認証商品を使うことで、森林保護につながります
2030年までに、ASKUL LOGIST リサイクルバリューチェーン
●バイオマス入りレジ袋の品揃え
が所有・使用する プラスチック資源循環バリューチェーン構築とともに、
配送車両を100%電気自動車に CO2排出量を削減する
54
環境の取組み
「気候変動Aリスト」企業とは、国際的な環境非営利団体CDPより、
最高評価の企業として選定されるもの。気候変動に対する取り組みと 2020年CDP 「気候変動Aリスト」企業に選定 ●
その情報開示において特に優れた活動を行っている企業に与えられる
2019年CDP 「気候変動Aリスト」企業に選定 ●
「エコファースト企業」は、地球温暖化対策、廃棄物・リサイクル対策など、環境保全
に関する取り組みが、「先進的、独自的でかつ業界をリードするような事業活動」を
行う企業として環境大臣から受ける認定
●
2019年 「TCFD提言」への賛同表明
「(SBT: Science Based Targets)」は、温室効果ガス排出削減目標を、パリ 「TCFD提言」は、「気候関連財務情報開示タスクフォース(「TCFD」)」に
協定が目指す「2℃目標(2℃よりも十分低く保ち、1.5℃に抑える努力)」の よる気候変動がもたらすリスクおよび機会の財務的影響を把握し開示する
達成に科学的に根拠ある水準の目標とすることに対して、国際的イニシアチ ● ことを目的とした自主的な情報開示のあり方に関する国際的な提言
ブである『Science Based Targets』から取得する認定
国連グローバル・コンパクト(UNGC)は、各企業・団体 2018年 「エコファースト企業」「SBT」認定取得
が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することに
よって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成
長を実現するための世界的な枠組み作りに参加する
●2017年 RE100・EV100加盟
自発的な取り組み
● 2016年 「国連グローバル・コンパクト」署名、「2030年CO2ゼロチャレンジ」発表
「RE100」は、事業運営を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げる企
業が参加する国際ビジネスイニシアチブ
● 2013年 環境中期目標策定
「EV100」は、事業運営に関係する車輌をすべて電気自動車に転換することを目標に掲
げる企業が参加する国際ビジネスイニシアチブ
● 2003年 アスクル環境方針策定 55
社会への取組み
働く仲間とともに お客様とともに お取引先様との取り組み 社会貢献活動
●ダイバーシティ経営 ●お客様の声から始まる改善活動 ●「ホワイト物流」推進運動への ●インパクト投資と寄付による
「アスクルのダイバーシティ宣言」(2015年) ■お客様の声の共有と、 賛同・自主行動宣言 東日本復興支援
■多様な人材の活用 対応状況のリアルタイム共有 トラック運転者不足に対応し、「トラック輸 震災から10年を経て、支援の形を変更。
女性の活躍推進、女性管理職比率の向上 送の生産性の向上・物流の効率化」や ミュージックセキュリティーズ株式会社の
■「お客様満足度向上委員会」の運営 インパクト投資プラットフォームを活用し、
2025年までに女性管理職比率30%の目標を宣言 「女性や60代以上の運転者等も働きや
CEOを委員長とする、 すい、より『ホワイト』な労働環境の実現」 メーカーと協力し、岩手県・宮城県・福島
■多様な働き方の促進 お客様の声を起点としたPDCA活動 に取り組む運動 県の事業者へ投資と寄付を組み合わせ
介護休業・介護短時間勤務制度 た持続可能な新しい支援を開始
介護セミナー開催
テレワーク制度:1カ月における回数制限撤廃 ●空気や水の環境を考える
フレックスタイム制度:コアタイム撤廃 プロジェクト
安心して働けるオフィス(防疫の徹底) エステー株式会社との共同企画で、アス
クル限定販売「エステー トイレの消臭剤・
●ASKUL LOGIST 昼食の無償提供 ●ASKUL CS Weekの取り組み ●サプライチェーンCSR調査 消臭スプレー」の売上の一部を空気や水
物流・配送・本社で働く人たちが お客様対応に携わるコンシェルジュ・サービス・ 「消費者問題」、「環境への取り組 の環境改善に取り組む団体に寄付し、そ
心身共に健康で働けるよう昼食を無償提供し、 コミュニケーター(CSC)のモチベーション向上・ み」、「労働慣行」などについて、サプ の活動を支援
健康経営を推進 相互コミュニケーション促進の取り組み ライヤーの企業としての取り組み状況
お客様からお礼の言葉を多くいただいたCSC を調査し、積極的なコミュニケーション ●社会貢献紙コップ
●ASKUL LOGIST 福岡物流センターに に対する表彰式や、目指すべきロールモデル を図る 売上の一部が災害時の被災者支援
を示す「スーパーコミュニケーター」の認定賞授 活動、「ピンクリボン活動(乳がん検
おける地域社会と連携した障がい者 与式、永年勤続表彰なども実施
雇用の取組み 診の啓発)」支援、「子供地球基金」
の活動を支援する寄付金として支払
法定雇用率23.7%※
われる
(民間企業の法定雇用率2.2%)
※事業所単位で試算した法定雇用率、2021年2月20日現在)
56
新カタログ発刊
ECに注力、年1回の発刊へ
総ページ数 約 1,260ページ
掲載商品数 約 39,000アイテム
新規掲載商品数 約 2,400アイテム
掲載オリジナル商品数 約 7,300アイテム
掲載グリーン商品数 約 14,000アイテム
<参考> 2020春・夏号(前号)の概要
総ページ数 : 1,288ページ
掲載商品数 : 約 39,500アイテム
掲載オリジナル商品数 : 約 7,600アイテム
「アスクルカタログ2021」
2021年2月発刊 57
カタログ
働き方
の変化
58
テクノ
ロジー
59
サステ
ナブル
60