2678 アスクル 2021-03-16 15:00:00
2021年5月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年3月16日
上 場 会 社 名 アスクル株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2678 URL https://www.askul.co.jp/kaisya/ir/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 CEO (氏名) 吉岡 晃
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 CFO (氏名) 玉井 継尋 (TEL) 03-4330-5130
四半期報告書提出予定日 2021年3月26日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年5月期第3四半期の連結業績(2020年5月21日~2021年2月20日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年5月期第3四半期 313,003 4.5 10,286 62.3 10,236 63.8 6,150 49.4
2020年5月期第3四半期 299,439 3.8 6,335 160.5 6,248 169.0 4,116 268.9
(注) 包括利益 2021年5月期第3四半期 6,135百万円( 48.9%) 2020年5月期第3四半期 4,119百万円( 251.7%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年5月期第3四半期 120.31 120.06
2020年5月期第3四半期 80.68 80.34
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年5月期第3四半期 195,713 57,612 29.2
2020年5月期 174,146 52,825 30.1
(参考) 自己資本 2021年5月期第3四半期 57,197百万円 2020年5月期 52,434百万円
(注) 2021年5月期第2四半期連結会計期間において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2020年
5月期に係る各数値においては、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年5月期 - 19.00 - 19.00 38.00
2021年5月期 - 19.00 -
2021年5月期(予想) 25.00 44.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3.2021年5月期の連結業績予想(2020年5月21日~2021年5月20日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 416,000 3.9 13,000 47.4 12,900 49.0 7,000 23.8 136.92
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
:無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :有
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年5月期3Q 55,259,400株 2020年5月期 55,259,400株
② 期末自己株式数 2021年5月期3Q 4,020,937株 2020年5月期 4,221,622株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年5月期3Q 51,123,487株 2020年5月期3Q 51,026,883株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっ
ての注意事項等については、添付資料P.4「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来
予測情報に関する説明」をご覧ください。
アスクル株式会社(2678) 2021年5月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………… 9
(会計上の見積りの変更) ………………………………………………………………………… 9
(追加情報) ………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………… 10
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………… 11
3.その他 ………………………………………………………………………………………………… 13
販売費及び一般管理費の明細(連結) …………………………………………………………… 13
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アスクル株式会社(2678) 2021年5月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2020年5月21日から2021年2月20日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイ
ルス感染症の拡大により個人消費・企業活動が停滞し、2021年1月には11都府県を対象として再び緊急事態宣言が
発令されるなど依然として先行きは不透明な状況となっております。
新型コロナウイルス感染症拡大による影響が多くの業種において需要低迷を招く中、当社グループが属するeコマ
ース市場は、新しい生活様式における人との接触を減らす購買活動としての役割への期待が高く、需要は増加傾向
にあります。一方で、配送ドライバー不足等に起因した配送運賃の高止まりや同業他社とのサービス品質競争が続
いており、楽観視できない経営環境が続いております。
このような状況の中、主力分野であるeコマース事業のBtoB事業は、eコマース市場拡大を機会と捉え、「働く
人のライフラインとして全ての仕事場に信頼されるサービスを提供する」をミッションに、さらなる事業成長を推
進しております。BtoC事業は、2023年5月期の「LOHACO」営業利益黒字化の実現に向け、構造改革に取り組んで
おります。
当第3四半期連結累計期間においては、2020年4月の緊急事態宣言以降に落ち込んだBtoB事業の売上高成長率
が2020年5月の緊急事態宣言解除後は堅調に推移し、また手指消毒液やマスク等の新型コロナウイルス感染対策商
品の特需が継続したため、BtoB事業は増収大幅増益となり、BtoC事業の「LOHACO」も損益改善が計画通り進捗
しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、同期間では売上高が初めて3,000億円突破の3,130億3百万円
(前年同期比4.5%増)、営業利益102億86百万円(前年同期比62.3%増)、経常利益102億36百万円(前年同期比
63.8%増)、特別損失として2021年2月13日に発生した福島県沖地震による災害損失2億48百万円(主に、仙台DMC
での商品破損に伴うたな卸資産処分損)を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は61億50百万円(前年同期
比49.4%増)となり、いずれの段階利益も通期の過去最高益を上回りました。
セグメント別の経営成績につきましては、以下のとおりです。
<eコマース事業>
当社グループの主力分野であるBtoB事業につきましては、2020年4月の緊急事態宣言発令によるお客様の事業
活動の自粛の影響を受けて売上高が落ち込みましたが、2020年5月の緊急事態宣言解除後は、中小企業のお客様を
中心に、コロナ禍で事業活動を再開、継続していくために必要となった手指消毒液やマスクに加え、使い捨てグロ
ーブやパーティションなどの感染対策商品に対する需要が増加したことにより、売上高成長率は堅調に推移しまし
た。中堅・大企業のお客様のオフィス用品の需要も回復基調にあり、またeコマース需要の増加による梱包資材等の
MRO(注1)商材や、取扱い商材数が830万アイテムを超え品揃え強化に注力しているロングテール商材の売上高
も伸長したことから、当第3四半期連結累計期間は増収となりました。
従来から強化しておりますSEO(注2)の効果に加え、経済産業省および厚生労働省からの要請を受けて実施
しております手指消毒液の優先お届け等をきっかけに取引を開始した医療機関・介護施設のお客様等、新規のお客
様が増加しております。稼働率も新規・既存のお客様ともに高まっており、当社サービスを継続してご利用いただ
けるよう、商材の拡大やお届け品質の向上に取り組んでおります。
この結果、BtoB事業の売上高は、前年同期比で93億54百万円増収の2,563億19百万円(前年同期比3.8%増)と
なりました。
BtoC事業につきましては、「サイバーサンデー」や「超PayPay祭」などの販促効果もあり、売上高は順調に伸
長しております。損益改善については、コロナ禍の自粛生活が続く中で、付加価値の高い商品の提案や、販売価格
の適正化等により商品粗利率の向上が進み、売上総利益率の改善に寄与いたしました。第1四半期連結会計期間で
大きく落ち込んだ広告収入も第2四半期連結会計期間以降は従来の水準まで回復してきております。新商品として
は、2020年11月からオンライン形式で開催した「暮らしになじむLOHACO展.com」にて、大手日用品メーカー23社と
ともに企画開発した独自価値商品を発表し、30商品を販売いたしました。今年の「LOHACO展」は、これまでの「デ
ザイン」「サステナブル」に加えて、コロナ禍での新しい生活様式に着目した「暮らしのお悩み解決」をテーマに
掲げ、前年を大きく上回るお客様にサイトを訪問いただきました。引き続きメーカーとの共創を強化してまいりま
す。
この結果、「LOHACO」の売上高は、前年同期比で34億61百万円増収の388億34百万円(前年同期比9.8%増)とな
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アスクル株式会社(2678) 2021年5月期 第3四半期決算短信
り、BtoC事業合計でも、前年同期比で43億24百万円増収の508億89百万円(前年同期比9.3%増)となりました。
以上より、両事業を合計したeコマース事業の売上高は3,072億8百万円(前年同期比4.7%増)となりました。差
引売上総利益は、継続的な原価低減活動に加え、感染対策商品をはじめとする商品利益率の高い商品の売上高が伸
長し、「LOHACO」における売上総利益率の改善も進んだことから、774億97百万円(前年同期比10.3%増)となりま
した。
当第3四半期連結累計期間に、期末決算賞与に係る引当金等9億20百万円を計上したものの、両事業の増収およ
び「LOHACO」におけるヤフー株式会社との連携強化による販促費、固定費の抑制が寄与し、売上高販管費比率は前
年同期比0.2ポイント減少し、販売費及び一般管理費が662億74百万円となり、営業利益は112億22百万円(前年同期
比74.9%増)となりました。
<ロジスティクス事業>
当第3四半期連結累計期間においては、2020年11月に開始した物流業務受託に係る固定費負担(開始前の物流セ
ンター賃料を含む)の影響により、営業損失となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は52億64百万円(前年同期比0.9%減)、営業損失は9億74百万円
(前年同期は営業損失1億8百万円)となっております。
なお、第1四半期連結会計期間において、連結子会社でありました株式会社エコ配の株式を一部譲渡したため、
第1四半期連結会計期間末をもって、同社および同社の子会社である株式会社ecoプロパティーズを連結の範囲から
除外しております。
<その他>
嬬恋銘水株式会社の売上高は概ね前年同期並みで進捗し、利益率の高い商品の増収により増益となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は10億2百万円(前年同期比0.7%減)、営業利益は73百万円(前
年同期比44.7%増)となっております。
(注) 1 Maintenance, Repair and Operationsの頭文字をとった略称で、工場・建設現場・倉庫等で使用される消
耗品・補修用品等の間接材全般を指します。
2 Search Engine Optimizationの頭文字をとった略称で、サーチエンジンで商品を検索した際に当社のWE
Bサイトが上位に掲載される施策を指します。
(2)財政状態に関する説明
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は1,957億13百万円となり、前連結会計年度末と比べ215億67百万円
増加いたしました。これは主に、当第3四半期連結会計期間末日が金融機関の休日であったため、決済日が四半期
連結会計期間末日である電子記録債務が四半期連結会計期間末残高に86億40百万円含まれていたこと等により現金
及び預金が99億97百万円、受取手形及び売掛金が85億91百万円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債は1,381億1百万円となり、前連結会計年度末と比べ167億80百万円増
加いたしました。これは主に、前述の理由により電子記録債務が87億30百万円、支払手形及び買掛金が77億19百万
円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は576億12百万円となり、前連結会計年度末と比べ47億86百万円増加
いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益を61億50百万円計上したのに対し、配当金の支払
いが19億41百万円あったこと等により、利益剰余金が42億3百万円増加したことによるものであります。
以上の結果、自己資本比率は29.2%(前連結会計年度末は30.1%)となりました。
なお、2020年5月1日に行われた当社連結子会社であるASKUL LOGIST株式会社と西湘運輸株式会社との企業結合
について、前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、第2四半期連結会計期間に確定した
ため、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いており
ます。
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アスクル株式会社(2678) 2021年5月期 第3四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年12月15日に公表いたしました2021年5月期(通期)の連結業績予想を修正しております。詳細につきまし
ては、本日発表の「通期連結業績予想および期末配当予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年5月20日) (2021年2月20日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 63,260 73,258
受取手形及び売掛金 38,701 47,292
商品及び製品 16,582 16,918
原材料及び貯蔵品 257 196
未成工事支出金 63 34
未収入金 10,340 10,594
その他 1,277 1,312
貸倒引当金 △24 △37
流動資産合計 130,458 149,570
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 8,329 8,591
減価償却累計額 △3,162 △3,489
建物及び構築物(純額) 5,166 5,101
土地 137 137
リース資産 19,408 20,110
減価償却累計額 △6,405 △7,378
リース資産(純額) 13,003 12,731
その他 10,065 10,355
減価償却累計額 △6,961 △7,295
その他(純額) 3,104 3,060
建設仮勘定 461 3,356
有形固定資産合計 21,873 24,386
無形固定資産
ソフトウエア 7,285 7,109
ソフトウエア仮勘定 1,116 2,148
のれん 2,103 1,674
その他 101 91
無形固定資産合計 10,606 11,024
投資その他の資産
投資有価証券 808 433
繰延税金資産 3,873 3,706
その他 6,647 7,678
貸倒引当金 △121 △1,086
投資その他の資産合計 11,208 10,732
固定資産合計 43,688 46,143
資産合計 174,146 195,713
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アスクル株式会社(2678) 2021年5月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年5月20日) (2021年2月20日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 45,549 53,268
電子記録債務 21,733 30,463
短期借入金 430 380
1年内返済予定の長期借入金 1,767 2,489
未払金 10,281 10,955
未払法人税等 1,972 1,720
未払消費税等 1,140 1,053
引当金 780 1,482
その他 3,718 3,618
流動負債合計 87,374 105,431
固定負債
長期借入金 13,679 12,330
リース債務 11,879 11,608
退職給付に係る負債 3,716 4,010
資産除去債務 2,438 2,689
その他 2,232 2,031
固定負債合計 33,947 32,670
負債合計 121,321 138,101
純資産の部
株主資本
資本金 21,189 21,189
資本剰余金 24,220 23,939
利益剰余金 23,769 27,972
自己株式 △16,718 △15,889
株主資本合計 52,461 57,212
その他の包括利益累計額
退職給付に係る調整累計額 △26 △15
その他の包括利益累計額合計 △26 △15
新株予約権 7 △0
非支配株主持分 382 415
純資産合計 52,825 57,612
負債純資産合計 174,146 195,713
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年5月21日 (自 2020年5月21日
至 2020年2月20日) 至 2021年2月20日)
売上高 299,439 313,003
売上原価 228,436 235,432
売上総利益 71,002 77,570
返品調整引当金戻入額 26 26
返品調整引当金繰入額 26 31
差引売上総利益 71,002 77,565
販売費及び一般管理費 64,666 67,279
営業利益 6,335 10,286
営業外収益
受取利息 20 30
助成金収入 25 67
賃貸収入 213 141
その他 109 38
営業外収益合計 368 278
営業外費用
支払利息 189 174
賃貸費用 217 132
その他 48 20
営業外費用合計 455 327
経常利益 6,248 10,236
特別利益
固定資産売却益 - 1
新株予約権戻入益 - 1
特別利益合計 - 3
特別損失
子会社株式売却損 - 24
投資有価証券評価損 - 48
減損損失 10 -
固定資産除却損 115 7
自己新株予約権消却損 29 -
貸倒引当金繰入額 - 1,000
災害による損失 - 248
その他 - 7
特別損失合計 155 1,336
税金等調整前四半期純利益 6,093 8,903
法人税、住民税及び事業税 1,785 2,652
法人税等調整額 205 126
法人税等合計 1,991 2,779
四半期純利益 4,101 6,124
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △14 △26
親会社株主に帰属する四半期純利益 4,116 6,150
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アスクル株式会社(2678) 2021年5月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年5月21日 (自 2020年5月21日
至 2020年2月20日) 至 2021年2月20日)
四半期純利益 4,101 6,124
その他の包括利益
繰延ヘッジ損益 0 -
為替換算調整勘定 △1 -
退職給付に係る調整額 17 10
その他の包括利益合計 17 10
四半期包括利益 4,119 6,135
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 4,134 6,161
非支配株主に係る四半期包括利益 △14 △26
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更)
(耐用年数の変更)
第2四半期連結会計期間において、BtoB事業における新サイトへの移行およびBtoC事業における一部サー
ビス終了が決定したことから、当初より利用期間の短くなったソフトウエアについて耐用年数を短縮し、将来に
わたり変更しております。
この変更により、従来の方法と比べて、当第3四半期連結累計期間の営業利益、経常利益、および税金等調整
前四半期純利益はそれぞれ107百万円減少しております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した(追加情報)(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関
する会計上の見積り)の仮定について重要な変更はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年5月21日 至 2020年2月20日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連
報告セグメント
その他 調整額 結損益計
合計
eコマース ロジスティク (注)1 (注)2 算書計上
計
事業 ス事業 額(注)3
売上高
外部顧客への売上高 293,529 5,313 298,843 595 299,439 - 299,439
セグメント間の内部
- - - 413 413 △413 -
売上高又は振替高
計 293,529 5,313 298,843 1,009 299,852 △413 299,439
セグメント利益
6,415 △108 6,307 50 6,357 △21 6,335
又は損失(△)
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、製造事業を含んでおります。
2 セグメント利益又は損失の調整額△21百万円は、セグメント間取引消去になります。
3 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年5月21日 至 2021年2月20日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連
報告セグメント
その他 調整額 結損益計
合計
eコマース ロジスティク (注)1 (注)2 算書計上
計
事業 ス事業 額(注)3
売上高
外部顧客への売上高 307,208 5,264 312,473 529 313,003 - 313,003
セグメント間の内部
- - - 472 472 △472 -
売上高又は振替高
計 307,208 5,264 312,473 1,002 313,476 △472 313,003
セグメント利益
11,222 △974 10,248 73 10,321 △35 10,286
又は損失(△)
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、製造事業を含んでおります。
2 セグメント利益又は損失の調整額△35百万円は、セグメント間取引消去になります。
3 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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アスクル株式会社(2678) 2021年5月期 第3四半期決算短信
(重要な後発事象)
(自己株式の消却)
当社は、2021年3月16日開催の取締役会において、会社法第178条の規定に基づき、自己株式の消却を行うこ
とを決議いたしました。
自己株式消却の内容
(1) 消却する株式の種類 当社普通株式
(2) 消却する株式の総数 4,000,000株(消却前の発行済株式総数に対する割合7.24%)
(3) 消却予定日 2021年3月31日
(4) 消却後の発行済株式総数 51,259,400株
(株式分割)
当社は、2021年3月16日開催の取締役会において、株式分割を行うことを決議いたしました。
(1) 株式分割の目的
株式分割を行い、投資単位当たりの金額を引き下げることにより、当社株式の流動性の向上と投資家層の
拡大を図ることを目的としております。
(2) 株式分割の概要
① 分割の方法
2021年5月20日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式
を、1株につき2株の割合をもって分割いたします。
② 分割により増加する株式数
株式分割前の発行済株式総数 51,259,400株
株式分割により増加する株式数 51,259,400株
株式分割後の発行済株式総数 102,518,800株
株式分割後の発行可能株式総数 169,440,000株
(注)当社は、2021年3月31日に4,000,000株の自己株式の消却を予定しております。
上記記載の株式数は、自己株式消却後である株式分割実施時点の株式数を記載しております。
③ 分割の日程
基準日公告日 2021年4月30日
基準日 2021年5月20日
効力発生日 2021年5月21日
(3) 1株当たり情報に及ぼす影響
当該株式分割が前連結会計年度の期首に行われたと仮定した場合の1株当たり情報は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年5月21日 (自 2020年5月21日
至 2020年2月20日) 至 2021年2月20日)
1株当たり四半期純利益 40円34銭 60円16銭
潜在株式調整後1株当たり四半期純利益 40円17銭 60円03銭
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アスクル株式会社(2678) 2021年5月期 第3四半期決算短信
(4) その他
① 資本金の額の変更
今回の株式分割に際して、資本金の額の変更はありません。
② 新株予約権の行使価額の調整
今回の株式分割に伴い、当社発行の新株予約権の1株当たり行使価額を2021年5月21日以降、以下のと
おり調整いたします。
取締役会決議日 調整前行使価額 調整後行使価額
新株予約権 2015年10月19日 4,460円 2,230円
新株予約権 2016年12月6日 3,930円 1,965円
新株予約権 2018年2月7日 3,470円 1,735円
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アスクル株式会社(2678) 2021年5月期 第3四半期決算短信
3.その他
販管費及び一般管理費の明細(連結)
前第3四半期 当第3四半期 (参考)前期
連結累計期間 連結累計期間 2020年5月期
(自 2019年5月21日 (自 2020年5月21日 (自 2019年5月21日
科目 至 2020年2月20日) 至 2021年2月20日) 至 2020年5月20日)
金額 売上比 金額 売上比 前年同期比 金額 売上比
(百万円) (%) (百万円) (%) (%) (百万円) (%)
人件費 ※1 15,488 5.2 16,544 5.3 106.8 20,721 5.2
配送運賃 17,019 5.7 17,991 5.7 105.7 23,062 5.8
販売促進引当金繰入額 400 0.1 415 0.1 103.7 533 0.1
業務外注費 2,726 0.9 2,583 0.8 94.8 3,566 0.9
業務委託費 8,135 2.7 8,522 2.7 104.8 10,921 2.7
地代家賃 ※2 7,188 2.4 7,629 2.4 106.1 9,727 2.4
貸倒引当金繰入額 28 0.0 32 0.0 115.4 69 0.0
減価償却費 2,225 0.7 2,335 0.7 104.9 3,017 0.8
ソフトウエア償却費 ※3 1,752 0.6 2,072 0.7 118.2 2,373 0.6
その他諸経費 9,699 3.3 9,150 3.1 94.3 12,869 3.2
合 計 64,666 21.6 67,279 21.5 104.0 86,862 21.7
※1 前年同期と比較して、当第3四半期連結累計期間の人件費が増加しておりますが、主な要因は、期末決算賞与
に係る引当金等の計上による影響であります。
2 前年同期と比較して、当第3四半期連結累計期間の地代家賃が増加しておりますが、主な要因は、2020年1月
に「ASKUL 三芳センター」が竣工したことによる影響であります。
3 前年同期と比較して、当第3四半期連結累計期間のソフトウエア償却費が増加しておりますが、主な要因は、
新商品データベースの稼働および会計上の見積りの変更における償却期間の短縮による影響であります。
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