2678 アスクル 2020-12-15 15:00:00
2021年5月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年5月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年12月15日
上 場 会 社 名 アスクル株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2678 URL https://www.askul.co.jp/kaisya/ir/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 CEO (氏名) 吉岡 晃
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 CFO (氏名) 玉井 継尋 (TEL) 03-4330-5130
四半期報告書提出予定日 2020年12月25日 配当支払開始予定日 2021年1月18日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年5月期第2四半期の連結業績(2020年5月21日~2020年11月20日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年5月期第2四半期 206,452 3.4 5,926 70.9 5,908 74.1 3,453 57.5
2020年5月期第2四半期 199,625 4.3 3,468 236.9 3,393 254.1 2,192 594.0
(注)包括利益 2021年5月期第2四半期 3,413百万円( 54.3%) 2020年5月期第2四半期 2,211百万円( 545.0%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年5月期第2四半期 67.61 67.32
2020年5月期第2四半期 42.97 42.72
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年5月期第2四半期 182,336 55,555 30.3
2020年5月期 174,146 52,825 30.1
(参考) 自己資本 2021年5月期第2四半期 55,244百万円 2020年5月期 52,434百万円
(注) 2021年5月期第2四半期連結会計期間において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2020年
5月期に係る各数値においては、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年5月期 - 19.00 - 19.00 38.00
2021年5月期 - 19.00
2021年5月期(予想) - 19.00 38.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年5月期の連結業績予想(2020年5月21日~2021年5月20日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 410,000 2.4 10,800 22.4 10,600 22.5 6,000 6.1 117.47
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
:無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :有
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年5月期2Q 55,259,400株 2020年5月期 55,259,400株
② 期末自己株式数 2021年5月期2Q 4,111,605株 2020年5月期 4,221,622株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年5月期2Q 51,074,853株 2020年5月期2Q 51,024,813株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっ
ての注意事項等については、添付資料P.4「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来
予測情報に関する説明」をご覧ください。
アスクル株式会社(2678) 2021年5月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………… 7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………… 9
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………… 11
(会計上の見積りの変更) ………………………………………………………………………… 11
(追加情報) ………………………………………………………………………………………… 11
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………… 12
3.その他 ………………………………………………………………………………………………… 13
販売費及び一般管理費の明細(連結) …………………………………………………………… 13
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アスクル株式会社(2678) 2021年5月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2020年5月21日から2020年11月20日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイ
ルス感染症の拡大により個人消費・企業活動が停滞し、経済活動再開の動きが見られるものの、再び感染者数が増
加傾向にあるなど依然として先行きは不透明な状況となっております。
新型コロナウイルス感染症拡大による影響が多くの業種において需要低迷を招く中、当社グループが属するeコマ
ース市場は、新しい生活様式における人との接触を減らす購買活動としての役割への期待が高く、需要は増加傾向
にあります。一方で、配送ドライバー不足等に起因した配送運賃の高止まりや同業他社とのサービス品質競争が続
いており、楽観視できない経営環境が続いております。
このような状況の中、主力分野であるeコマース事業のBtoB事業は、eコマース市場拡大を機会と捉え、「働く
人のライフラインとして全ての仕事場に信頼されるサービスを提供する」をミッションに、さらなる事業成長を推
進しております。BtoC事業は、2023年5月期の「LOHACO」営業利益黒字化の実現に向け、構造改革に取り組んで
おります。
当第2四半期連結累計期間については、2020年4月の緊急事態宣言以降に落ち込んだBtoB事業の売上高成長率
が2020年5月の緊急事態宣言解除後は着実に回復し、手指消毒液やマスク等の新型コロナウイルス感染対策商品の
特需が継続していることから、増収大幅増益となり、BtoC事業の「LOHACO」も損益改善が計画通り進捗しまし
た。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、同期間では売上高が初めて2,000億円突破の2,064億52百万円
(前年同期比3.4%増)となり、営業利益59億26百万円(前年同期比70.9%増)、経常利益59億8百万円(前年同期
比74.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は34億53百万円(前年同期比57.5%増)とそれぞれ同期間での
過去最高益となりました。
セグメント別の経営成績につきましては、以下のとおりです。
<eコマース事業>
当社グループの主力分野であるBtoB事業につきましては、2020年4月の緊急事態宣言によるお客様の事業活動
の自粛の影響を受けて当社グループの売上高も落ち込み、中堅、大企業向けの売上高は依然厳しい状況が続いてお
りますが、2020年5月の緊急事態宣言解除後においては、中小企業等のお客様の事業活動が正常化に向かっていく
中で、当社グループの売上高成長率は想定よりも早く回復してきております。従来からの手指消毒液やマスクに加
え、使い捨てグローブやパーティションなどの感染対策商品に対する需要増が継続しており、またeコマース需要の
増加による梱包資材等のMRO(注1)商材や、取扱い商材数が800万アイテムを超え品揃え強化に注力しているロ
ングテール商材の売上高も伸長したことから、当第2四半期連結累計期間は増収となりました。
従来から強化しておりますSEO(注2)の効果に加え、経済産業省および厚生労働省からの要請を受けて実施
しております手指消毒液の優先お届け等をきっかけに取引を開始した医療機関・介護施設のお客様等、新規のお客
様が増加しております。既存のお客様の稼働率も高まっており、新規のお客様も含め当社サービスを継続してご利
用いただけるよう、商材の拡大やお届け品質の向上に取り組んでおります。
この結果、BtoB事業の売上高は、前年同期比で48億75百万円増収の1,689億15百万円(前年同期比3.0%増)と
なりました。
BtoC事業につきましては、「サイバーサンデー」や「超PayPay祭」などの販促効果もあり、売上高は順調に伸
長しております。損益改善については、コロナ禍の自粛生活が続く中で、付加価値の高い商品の提案や、販売価格
の適正化等により商品粗利率の向上が進むとともに、第1四半期連結会計期間で大きく落ち込んだ広告収入も回復
傾向にあり、売上総利益率の改善に寄与しております。新商品としては、2020年11月からオンライン形式で開催し
ている「暮らしになじむLOHACO展.com」にて、大手日用品メーカー23社とともに企画開発した独自価値商品を発表
し、30商品の販売を開始しております。今年の「LOHACO展」は、これまでの「デザイン」「サステナブル」に加え
て、コロナ禍での新しい生活様式に着目した「暮らしのお悩み解決」をテーマに掲げ、既に前年を大きく上回るお
客様にサイトを訪問いただいております。引き続きメーカーとの共創を強化してまいります。
この結果、「LOHACO」の売上高は、前年同期比で15億98百万円増収の256億51百万円(前年同期比6.6%増)とな
り、BtoC事業合計でも、前年同期比で20億92百万円増収の337億51百万円(前年同期比6.6%増)となりました。
以上より、両事業を合計したeコマース事業の売上高は2,026億67百万円(前年同期比3.6%増)となりました。差
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アスクル株式会社(2678) 2021年5月期 第2四半期決算短信
引売上総利益は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、感染対策商品をはじめとする商品利益率の高い商
品の売上高が伸長し、「LOHACO」における売上総利益率の改善も進んだことから、512億9百万円(前年同期比10.1
%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間に、期末決算賞与に係る引当金等8億3百万円を計上したものの、両事業の増収およ
び「LOHACO」におけるヤフー株式会社との連携強化による販促費、固定費の抑制が寄与し、売上高販管費比率は前
年同期比0.1ポイント減少し、販売費及び一般管理費が445億76百万円となり、営業利益は66億33百万円(前年同期
比101.3%増)となりました。
<ロジスティクス事業>
当第2四半期連結累計期間においては、主に2020年11月に開始した物流業務受託の準備期間に係る物流センター
賃料等の費用負担があったことから、営業損失となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は34億22百万円(前年同期比2.2%減)、営業損失は7億42百万円
(前年同期は営業利益1億54百万円)となっております。
なお、第1四半期連結会計期間において、連結子会社でありました株式会社エコ配の株式を一部譲渡したため、
第1四半期連結会計期間末をもって、同社および同社の子会社である株式会社ecoプロパティーズを連結の範囲から
除外しております。
<その他>
嬬恋銘水株式会社の売上高は概ね前年同期並みで進捗し、利益率の高い商品の増収により増益となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は6億98百万円(前年同期比1.8%減)、営業利益は72百万円(前
年同期比115.3%増)となっております。
(注) 1 Maintenance, Repair and Operationsの頭文字をとった略称で、工場・建設現場・倉庫等で使用される消
耗品・補修用品等の間接材全般を指します。
2 Search Engine Optimizationの頭文字をとった略称で、サーチエンジンで商品を検索した際に当社のWE
Bサイトが上位に掲載される施策を指します。
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アスクル株式会社(2678) 2021年5月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は1,823億36百万円となり、前連結会計年度末と比べ81億89百万円増
加いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金が92億56百万円増加したのに対し、現金及び預金が22億73百万
円減少したことによるものであります。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末における負債は1,267億80百万円となり、前連結会計年度末と比べ54億59百万円増加
いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金が58億42百万円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は555億55百万円となり、前連結会計年度末と比べ27億30百万円増加
いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益を34億53百万円計上したのに対し、配当金の支払
いが9億69百万円あったこと等により、利益剰余金が24億77百万円増加したことによるものであります。
以上の結果、自己資本比率は30.3%(前連結会計年度末は30.1%)となりました。
なお、2020年5月1日に行われた当社連結子会社であるASKUL LOGIST株式会社と西湘運輸株式会社との企業結合
について、前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当第2四半期連結会計期間に確定し
たため、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いてお
ります。
(キャッシュ・フローの状況)
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は609億86百万円となり、
前連結会計年度末に比べ22億73百万円減少いたしました。なお、当第2四半期連結累計期間における各キャッシ
ュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、27億83百万円(前年同期比54.9%減)となりました。これは、仕入債務の増加
53億79百万円、税金等調整前四半期純利益48億23百万円、減価償却費およびソフトウエア償却費の合計29億91百万
円、貸倒引当金の増加10億39百万円の増加要因があった一方、売上債権の増加98億37百万円、法人税等の支払額16
億97百万円、たな卸資産の増加7億56百万円の減少要因があったこと等によります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、29億29百万円(前年同期比21.2%増)となりました。これは、ソフトウエアの
取得による支出18億55百万円、有形固定資産の取得による支出6億70百万円の減少要因があったこと等によりま
す。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、21億27百万円(前年同期比9.3%減)となりました。これは、配当金の支払9億
69百万円、リース債務の返済による支出9億7百万円、長期借入金の返済による支出5億20百万円の減少要因があ
ったこと等によります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年9月16日に公表いたしました2021年5月期(通期)の連結業績予想を修正しております。詳細につきまし
ては、本日発表の「通期業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年5月20日) (2020年11月20日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 63,260 60,986
受取手形及び売掛金 38,701 47,957
商品及び製品 16,582 17,271
原材料及び貯蔵品 257 275
未成工事支出金 63 100
未収入金 10,340 10,775
その他 1,277 1,373
貸倒引当金 △24 △45
流動資産合計 130,458 138,695
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 8,329 8,592
減価償却累計額 △3,162 △3,357
建物及び構築物(純額) 5,166 5,235
土地 137 137
リース資産 19,408 19,906
減価償却累計額 △6,405 △7,364
リース資産(純額) 13,003 12,541
その他 10,065 10,023
減価償却累計額 △6,961 △7,131
その他(純額) 3,104 2,892
建設仮勘定 461 1,148
有形固定資産合計 21,873 21,954
無形固定資産
ソフトウエア 7,285 7,102
ソフトウエア仮勘定 1,116 1,856
のれん 2,103 1,743
その他 101 93
無形固定資産合計 10,606 10,796
投資その他の資産
投資有価証券 808 433
繰延税金資産 3,873 3,912
その他 6,647 7,637
貸倒引当金 △121 △1,094
投資その他の資産合計 11,208 10,889
固定資産合計 43,688 43,640
資産合計 174,146 182,336
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年5月20日) (2020年11月20日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 45,549 51,391
電子記録債務 21,733 21,102
短期借入金 430 380
1年内返済予定の長期借入金 1,767 3,500
未払金 10,281 11,434
未払法人税等 1,972 1,715
未払消費税等 1,140 764
引当金 780 1,486
その他 3,718 3,660
流動負債合計 87,374 95,437
固定負債
長期借入金 13,679 11,426
リース債務 11,879 11,407
退職給付に係る負債 3,716 3,911
資産除去債務 2,438 2,446
その他 2,232 2,151
固定負債合計 33,947 31,343
負債合計 121,321 126,780
純資産の部
株主資本
資本金 21,189 21,189
資本剰余金 24,220 24,078
利益剰余金 23,769 26,246
自己株式 △16,718 △16,251
株主資本合計 52,461 55,264
その他の包括利益累計額
退職給付に係る調整累計額 △26 △19
その他の包括利益累計額合計 △26 △19
新株予約権 7 3
非支配株主持分 382 307
純資産合計 52,825 55,555
負債純資産合計 174,146 182,336
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年5月21日 (自 2020年5月21日
至 2019年11月20日) 至 2020年11月20日)
売上高 199,625 206,452
売上原価 152,503 155,163
売上総利益 47,121 51,288
返品調整引当金戻入額 26 26
返品調整引当金繰入額 26 31
差引売上総利益 47,121 51,283
販売費及び一般管理費 43,653 45,357
営業利益 3,468 5,926
営業外収益
受取利息 13 20
助成金収入 20 59
賃貸収入 165 94
その他 68 22
営業外収益合計 267 197
営業外費用
支払利息 127 115
賃貸費用 174 88
その他 40 12
営業外費用合計 342 216
経常利益 3,393 5,908
特別利益
固定資産売却益 - 1
特別利益合計 - 1
特別損失
子会社株式売却損 - 24
投資有価証券評価損 - 48
固定資産除却損 50 12
貸倒引当金繰入額 - 1,000
その他 - 0
特別損失合計 50 1,086
税金等調整前四半期純利益 3,342 4,823
法人税、住民税及び事業税 979 1,463
法人税等調整額 161 △46
法人税等合計 1,140 1,417
四半期純利益 2,201 3,406
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
9 △47
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,192 3,453
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四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年5月21日 (自 2020年5月21日
至 2019年11月20日) 至 2020年11月20日)
四半期純利益 2,201 3,406
その他の包括利益
繰延ヘッジ損益 0 -
為替換算調整勘定 △2 -
退職給付に係る調整額 11 7
その他の包括利益合計 10 7
四半期包括利益 2,211 3,413
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 2,202 3,460
非支配株主に係る四半期包括利益 9 △47
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年5月21日 (自 2020年5月21日
至 2019年11月20日) 至 2020年11月20日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 3,342 4,823
減価償却費 1,520 1,638
ソフトウエア償却費 1,155 1,353
長期前払費用償却額 64 51
のれん償却額 183 187
貸倒引当金の増減額(△は減少) 7 1,039
引当金の増減額(△は減少) △18 705
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 161 205
受取利息及び受取配当金 △13 △20
支払利息 127 115
投資有価証券評価損益(△は益) - 48
固定資産除却損 49 12
売上債権の増減額(△は増加) △1,117 △9,837
たな卸資産の増減額(△は増加) △57 △756
未収入金の増減額(△は増加) 284 △436
未収消費税等の増減額(△は増加) 66 -
仕入債務の増減額(△は減少) 1,473 5,379
未払金の増減額(△は減少) 936 632
未払消費税等の増減額(△は減少) △501 △297
その他 △335 △268
小計 7,330 4,576
利息及び配当金の受取額 13 20
利息の支払額 △127 △115
法人税等の支払額 △1,047 △1,697
営業活動によるキャッシュ・フロー 6,169 2,783
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △1,426 △670
ソフトウエアの取得による支出 △785 △1,855
長期前払費用の取得による支出 △102 △5
差入保証金の差入による支出 △76 △3
差入保証金の回収による収入 5 3
貸付けによる支出 △30 △1
貸付金の回収による収入 1 12
投資有価証券の取得による支出 △94 △0
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却によ
- △396
る支出
資産除去債務の履行による支出 △3 △5
その他 96 △4
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,416 △2,929
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アスクル株式会社(2678) 2021年5月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年5月21日 (自 2020年5月21日
至 2019年11月20日) 至 2020年11月20日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) - △50
長期借入金の返済による支出 △856 △520
リース債務の返済による支出 △840 △907
自己新株予約権の取得による支出 △36 △2
自己株式の処分による収入 7 322
非支配株主からの払込みによる収入 300 -
配当金の支払額 △918 △969
財務活動によるキャッシュ・フロー △2,344 △2,127
現金及び現金同等物に係る換算差額 0 -
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1,408 △2,273
現金及び現金同等物の期首残高 57,469 63,260
現金及び現金同等物の四半期末残高 58,877 60,986
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アスクル株式会社(2678) 2021年5月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更)
(耐用年数の変更)
当第2四半期連結会計期間において、BtoB事業における新サイトへの移行およびBtoC事業における一部サ
ービス終了が決定したことから、当初より利用期間の短くなったソフトウエアについて耐用年数を短縮し、将来
にわたり変更しております。
この変更により、従来の方法と比べて、当第2四半期連結累計期間の営業利益、経常利益、および税金等調整
前四半期純利益はそれぞれ44百万円減少しております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した(追加情報)(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関
する会計上の見積り)の仮定について重要な変更はありません。
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アスクル株式会社(2678) 2021年5月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年5月21日 至 2019年11月20日)
報告セグメントごとの売上高および利益または損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連
報告セグメント
その他 調整額 結損益計
合計
eコマース ロジスティク (注)1 (注)2 算書計上
計
事業 ス事業 額(注)3
売上高
外部顧客への売上高 195,699 3,501 199,200 425 199,625 - 199,625
セグメント間の内部
- - - 285 285 △285 -
売上高又は振替高
計 195,699 3,501 199,200 711 199,911 △285 199,625
セグメント利益 3,294 154 3,448 33 3,482 △14 3,468
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、製造事業を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額△14百万円は、セグメント間取引消去になります。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年5月21日 至 2020年11月20日)
報告セグメントごとの売上高および利益または損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連
報告セグメント
その他 調整額 結損益計
合計
eコマース ロジスティク (注)1 (注)2 算書計上
計
事業 ス事業 額(注)3
売上高
外部顧客への売上高 202,667 3,422 206,090 362 206,452 - 206,452
セグメント間の内部
- - - 335 335 △335 -
売上高又は振替高
計 202,667 3,422 206,090 698 206,788 △335 206,452
セグメント利益
6,633 △742 5,890 72 5,962 △35 5,926
又は損失(△)
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、製造事業を含んでおります。
2 セグメント利益又は損失の調整額△35百万円は、セグメント間取引消去になります。
3 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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アスクル株式会社(2678) 2021年5月期 第2四半期決算短信
3.その他
販売費及び一般管理費の明細(連結)
前第2四半期 当第2四半期 (参考)前期
連結累計期間 連結累計期間 2020年5月期
(自 2019年5月21日 (自 2020年5月21日 (自 2019年5月21日
科目 至 2019年11月20日) 至 2020年11月20日) 至 2020年5月20日)
金額 売上比 金額 売上比 前年同期比 金額 売上比
(百万円) (%) (百万円) (%) (%) (百万円) (%)
人件費 ※1 10,288 5.2 11,298 5.5 109.8 20,721 5.2
配送運賃 11,627 5.8 12,146 5.9 104.5 23,062 5.8
販売促進引当金繰入額 259 0.1 292 0.1 112.7 533 0.1
業務外注費 1,837 0.9 1,699 0.8 92.5 3,566 0.9
業務委託費 5,535 2.8 5,650 2.7 102.1 10,921 2.7
地代家賃 ※2 4,819 2.4 5,139 2.5 106.6 9,727 2.4
貸倒引当金繰入額 17 0.0 43 0.0 252.8 69 0.0
減価償却費 1,462 0.7 1,554 0.8 106.3 3,017 0.8
ソフトウエア償却費 ※3 1,142 0.6 1,331 0.6 116.6 2,373 0.6
その他諸経費 6,664 3.4 6,201 3.1 93.0 12,869 3.2
合 計 43,653 21.9 45,357 22.0 103.9 86,862 21.7
※1 前年同期と比較して、当第2四半期連結累計期間の人件費が増加しておりますが、主な要因は、期末決算賞与
に係る引当金等の計上による影響であります。
2 前年同期と比較して、当第2四半期連結累計期間の地代家賃が増加しておりますが、主な要因は、2020年1月
に「ASKUL 三芳センター」が竣工したことによる影響であります。
3 前年同期と比較して、当第2四半期連結累計期間のソフトウエア償却費が増加しておりますが、主な要因は、
新商品データベースの稼働および会計上の見積りの変更における償却期間の短縮による影響であります。
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