2678 アスクル 2020-07-10 15:00:00
「2020年5月期 連結業績概要」のお知らせ [pdf]
2020 年7月 10 日
各 位
会 社 名 ア ス ク ル 株 式 会 社
代 表 者 名 代表取締役社長 CEO 吉岡 晃
(コード番号:2678 東証一部)
問 合 せ 先
役職・氏名 執行役員 CFO 玉井 継尋
TEL 03-4330-5130
「2020 年5月期 連結業績概要」のお知らせ
「2020 年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
」に関する補足説明の資料として、添付の「2020
年5月期 連結業績概要」をお知らせいたします。
なお、本資料には、当社の現在の計画や業績の見通しなどが含まれております。これら将来の
計画や予想数値などは、現在入手可能な情報をもとに、当社が計画・予想したものであります。
実際の業績などは、今後の様々な条件・要素によりこの計画などとは異なる場合があり、本資料
はその実現を確約、保証するものではございません。
また、本資料への公認会計士、監査法人の関与はございません。
以 上
2020年5月期 連結業績概要
20/5期 売上高4,000億円突破、大幅増益達成
新型コロナウイルスによる環境変化を大きな機会と捉え
中期的な成長と構造改革に挑む
2020年7月10日
アスクル株式会社
(ご注意)
本資料には、当社グループの現在の計画や業績の見通しなどが含まれております。
これら将来の計画や予想数値などは、現在入手可能な情報をもとに当社が計画・予想したものであります。実際の業
績などは、今後の様々な条件・要素により、この計画・予想などとは異なる場合があり、この資料はその実現を確約した
り、保証するものではございません。
なお、この資料への公認会計士、監査法人の関与はございません。
本資料における「LOHACO」とは、ヤフー株式会社との提携により2012年10月にスタートした一般消費者向けのオンラ
イン通信販売事業のサービス名称です。
「BtoB」とは、企業(Business)と企業(Business)との間で、「BtoC」とは、企業(Business)と消費者(Consumer)との間で
行われる取引を指します。
「MRO」とは、Maintenance, Repair and Operationの略であり、この資料では主に企業が現場で消費する間接材を指
します。
当社は、2016年5月期連結業績概要より、新たに「eコマース事業」、「ロジスティクス事業」、「その他」にセグメントを分
けております。「eコマース事業」はOA・PC用品、事務用品、オフィス生活用品、オフィス家具、食料品、酒類、医薬品、
化粧品等の販売事業を行っており、「ロジスティクス事業」は企業向け物流・小口貨物輸送サービスを指します。
本資料では、ASKUL Logi PARK を「ALP」、ASKUL Value Centerを「AVC」と省略して記載することがございます。
本資料の全部またはその一部(商標・画像等を含む)について、加工の有無を問わず当社の許可なく複製および転載
することを禁じます。
1
Ⅰ 20年5月期実績
Ⅱ 21年5月期見通し
Ⅲ 環境変化に対する中期の展望
Ⅳ BtoC
Ⅴ BtoB
2
20/5期 連結業績
19/5期 20/5期
売上高 売上高
予想比 前期比
➢ 売上高 4,000億円突破
実績 比率 予想 実績 比率
(百万円) % % % % 前期比103.3%
売上高 387,470 100.0 404,000 400,376 100.0 99.1 103.3 ➢ 売上総利益率
同期差+0.3pt
売上総利益 91,606 23.6 97,600 95,683 23.9 98.0 104.5
➢ 販管費比率
販売費及び
一般管理費 87,085 22.5 88,800 86,862 21.7 97.8 99.7 同期差△0.8pt
営業利益 4,520 1.2 8,800 8,821 2.2 100.2 195.1 ➢ 営業利益
経常利益 4,418 1.1 8,600 8,656 2.2 100.7 195.9
経常利益
当期純利益
434 0.1 5,400 5,652 1.4 104.7 1,301.3
親会社株主に帰属する
当期純利益 大幅増益
3
20/5期 第4四半期 連結業績比較 【四半期事業別】
19/5期 20/5期
前年 前年
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 同四半期 同四半期比
(億円) 期差 %
BtoB事業 763 792 788 814 795 844 829 821 7 100.9
LOHACO 125 131 131 124 123 117 113 132 7 106.0
売
上
BtoC事業(チャーム含む) 159 166 166 159 160 156 149 167 8 105.2
高 eコマース事業 923 959 955 973 955 1,001 978 988 15 101.6
ロジスティクス事業・その他 16 15 15 16 23 15 19 20 4 127.7
連結合計 939 974 970 989 978 1,017 998 1,009 19 102.0
BtoB事業 26 36 37 41 30 37 46 39 △1 95.4
営
LOHACO △ 26 △ 23 △ 21 △ 19 △ 17 △ 17 △ 14 △ 11 7 -
業 BtoC事業(チャーム含む) △ 26 △ 23 △ 21 △ 19 △ 18 △ 17 △ 15 △ 12 7 -
利 eコマース事業 △0 12 15 22 12 20 31 27 5 125.2
益
ロジスティクス事業・その他 △0 △ 1 △ 1 △ 1 2 △0 △ 2 △ 2 △1 -
連結合計 △1 11 14 20 14 19 28 24 3 119.0 4
BtoB事業の売上高 前年同月度比(稼働日修正後) 単体
(%)
新型コロナウイルスによる
4Q業績への影響※
消費税増税前の
駆 け込 み 特 需 と
35億円程度
その反動
4/7
売上高 ▲
緊急事態宣言発令
営業利益 ▲5億円程度
足元は回復傾向
※2-3月度の新型コロナウイルス特需を除く、3月度までの累計
(10ケ月)伸長率と4-5月度の差異により売上高影響を算出
2019年 2020年 利益は売上高影響×3Q累計限界利益率にて算出 5
(億円)
20/5期 業績 BtoB事業
3,500
売上高
3,000
3,158
3,291 3,290 ➢売上高
2,500
前期比 104.2%
新型コロナウイルスの影響を
受けたが、概ね計画どおり着地
2,000
19/5期 20/5期 計画 20/5期 実績
(億円)
160
営業利益
140
151 154
120 142 ➢営業利益
100
80 前期比 108.7%
60
利益計画達成
40
19/5期 20/5期 計画 20/5期 実績 6
(億円)
20/5期 業績 BtoC事業
700
売上高
600 652 684
633 ➢売上高
500
前期比 97.0%
400 構造改革を最優先
300 足元はプラス成長に転換
19/5期 20/5期 計画 20/5期 実績
営業利益
➢営業利益
(億円)
0
△ 20
△ 40 前期差 +29億円
△63 △62
△ 60 利益計画達成
△ 80 △92 (LOHACO:売上総利益率1.9pt・変動費比率2.4pt改善)
△ 100
19/5期 20/5期 計画 20/5期 実績 7
(億円)
20/5期 業績 ロジスティクス事業・その他
80
売上高
79
60
63 65
➢売上高
40
前期比 125.0%
20
配送外販の拡大
0
(億円)
19/5期 20/5期 計画 20/5期 実績
➢営業利益
営業利益
△0
1
前期差 +1億円
△1 0 大型物流AMフィー 5億円 ※
△2
△3 △3 三芳センター・AVC関西
△4
△5 3PL事業:賃料4億円計上
△5
※AMフィー ・・・ 連結子会社である㈱ecoプロパティーズが提供するアセットマネジメント
19/5期 20/5期 計画 20/5期 実績 サービスの対価として収受する手数料 8
EBITDA 推移
(億円)
過去最高
更新
9
Ⅰ 20年5月期実績
Ⅱ 21年5月期見通し
Ⅲ 環境変化に対する中期の展望
Ⅳ BtoC
Ⅴ BtoB
10
新型コロナウイルスによる環境変化を大きな機会と捉え
中期的な成長と構造改革に挑む
短期的に、21/5期は下記を前提とした見通し
➢ 売上高成長率は足元から徐々に回復するも
年間成長率は従来の水準まで回復せず
BtoB ➢ マクロ環境の悪化による売上総利益率の低下を織り込む
➢ 庫内費、配送コストの増加による変動費比率の悪化を織り込む
BtoC 構造改革は着実に進捗、23/5期黒字化は計画通り
ロジスティクス 三芳センター3PL事業
その他 (上期は空家賃他立ち上げコスト発生、下期から稼働開始)
11
BtoB売上高 四半期別推移(稼働日修正前) 単体
(%)
110 20/5期成長率 実績 21/5期成長率 計画
105
下期から
プラス成長へ
100
95
90
1Q 2Q 3Q 4Q 12
21/5期 連結業績の見通し【事業別】
20/5期 21/5期
実績 計画
前期比 足元の状況を前提とした見通し
(億円) %
BtoB事業 3,290 3,322 101.0
➢ 売上高計画
LOHACO 486 497 102.2
BtoB事業 前期比101.0%
売
上
BtoC事業(チャーム含む) 633 643 101.5
高 eコマース事業 3,924 3,965 101.0 LOHACO 前期比102.2%
ロジスティクス事業・その他 79 65 81.6
連結合計 4,003 4,030 100.7 ➢ 営業利益計画
BtoB事業 124億円 前期比 80.2%
BtoB事業 154 124 80.2
LOHACO △ 61 △ 44 - LOHACO △44億円 前期差+17億円
営
業 BtoC事業(チャーム含む) △ 62 △ 43 -
利 eコマース事業 91 81 88.2 ロジスティクス事業・その他 △9億円
益
ロジスティクス事業・その他 △3 △9 -
連結合計 88 72 81.6
13
21/5期 連結業績の見通し
20/5期 21/5期
売上高 売上高
前期比 足元の状況を
実績 比率 計画 比率
(億円) % % % 前提とした見通し
売上高 4,003 100.0 4,030 100.0 100.7
➢ 売上高
売上総利益 956 23.9 975 24.2 101.9 前期比 100.7%
販売費及び
一般管理費 868 21.7 903 22.4 104.0 ➢ 売上総利益率
前期差+0.3pt
営業利益 88 2.2 72 1.8 81.6
➢ 販管費比率
経常利益 86 2.2 70 1.7 80.9 前期差+0.7pt
56 1.4 45 1.1
親会社株主に帰属する
当期純利益 79.6 ➢ 営業利益 72億円
14
(円)
株主還元について
40
35
20/5期 配当(予定)
30
期
⇒1株当たり年間配当金38円(中間19円、期末19円)
25 末
配 期初計画通り 年間2円増配
当
20
15
21/5期 配当(予想)
10 中
間
⇒1株当たり年間配当金38円(中間19円、期末19円)
5
配
当 安定配当を計画
0
16/5期17/5期18/5期19/5期20/5期21/5期
予定 予想 15
Ⅰ 20年5月期実績
Ⅱ 21年5月期見通し
Ⅲ 環境変化に対する中期の展望
Ⅳ BtoC
Ⅴ BtoB
16
新型コロナウイルス感染対策について
➢ 物流の対応 感染対策の継続
✓ マスク着用(熱中症対策:①夏期用マスク着用、②業務内容に適した着用ルールの見直し)
✓ 手洗いの励行、アルコール手指消毒の徹底
✓ 食堂についてはビュッフェ形式中止、消毒の強化
✓ 出社前検温の徹底(37.5℃以上で入館禁止)
✓ 感染者発生時の事業継続計画を策定
➢ オフィス対応 感染対策に加え、新しい働き方へシフト
✓ テレワークとフレックスタイム制を継続・最大限活用し、通勤時やオフィスでの3密を回避
✓ 出社する場合は手洗い、手指消毒、検温(37.5℃以上で入館禁止)、マスク着用徹底
✓ オフィスで執務する場合、執務スペースでは2mほど間隔を開けて席を利用
社会のインフラとしての使命を果たしていく 17
経済産業省および厚生労働省からの要請により
入手困難な手指消毒液を医療・介護施設等へ優先的にお届け
お届け件数 計 19万件 (2020年6月30日現在)
<物流センターへ納品された手指消毒液>
<アスクルへの要請背景>
日用品の荷捌きと、全国各地へ小口配送できる配送網
医療機関・介護施設への販売・配送実績
医療機関等専用購買ECサイトをスピード開発
これまでの災害時支援要請への対応実績
18
EC市場拡大の追い風によりさらなる成長へ
アスクルの強みを戦略的にさらに強化する
商品 物流 マーケティング
生活、メディカル、MRO等 置き配需要を追い風に 圧倒的データ量×テクノロジーで
戦略カテゴリ強化 自社物流を活かす サービス品質向上
(BtoBとLOHACOの調達シナジー) (BtoBとLOHACOの共用シナジー)
オリジナル商品による えし
サービス品質向上と 1to1強化による
差別化と品揃え拡大 コスト低減 買い回り拡大
全てをエシカル視点で磨きこむ
19
アスクルは「エシカルeコマース」へ
環境保全や社会課題解決を考えたサステナブルなサービス
①責任ある調達 ②気候変動への対応 ③資源循環の促進
➢ 再生可能エネルギー
導入の推進 ➢ 森林資源循環
➢ 「サステナブル ➢ 電気自動車導入の ➢ 循環型リサイクル
調達方針」の策定 推進 商品の開発
➢ 環境配慮型商品の ➢ 商品廃棄削減強化
拡充
2030年までの長期サステナブル基本方針を策定し12月に公表
20
Ⅰ 20年5月期実績
Ⅱ 21年5月期見通し
Ⅲ 環境変化に対する中期の展望
Ⅳ BtoC
Ⅴ BtoB
21
BtoC
個人向け
22
LOHACO 23/5期黒字化ロードマップ
21/5期は限界利益率のさらなる改善 22/5期以降は固定費中心に削減
35.0% 19/5期 20/5期 21/5期 22/5期~
(実績) (実績) (計画) (残り2年間)
(%)
30.0%
売上総利益率 商品粗利率の改善
25.0%
カテゴリミックスの改善
広告ビジネス強化
変動費比率 20.0%
一箱あたりの売上単価向上 配送原価の低減
(BtoB物流基盤活用、置き配の推進)
15.0%
販促費の削減 サービス・機能の改廃
固定費比率 ヤフー社システム基盤活用
10.0%
5.0%
限界利益率
0
0.0% 2019年 2020年 2021年 2023年
※2022年以降売上高増は織り込まず
売上総利益率 変動費比率 限界利益率 固定費比率
-5.0%
▲61億円 ▲44億円 23/5期までの
営業利益 ▲92億円
(前期差31億円改善) (前期差17億円改善) 黒字化 23
売上高の再成長
24
LOHACO売上高の再成長
(%)
LOHACO国内週次売上高および伸長率
0 180
ALP横浜
出荷開始
AVC日高
人員増強 160
0
140
新型コロナウイルスの影響による
急激な受注増加
0 120
100
0
80
物流出荷能力を増強
0 60
0
40 プラス成長に転換
20
0 0
10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月
2019年 2020年 25
売上総利益率の向上
26
LOHACO 売上総利益率
(%)
20/5期 実績
前期差 1.9pt改善
商品粗利率の改善 +1.2pt
カテゴリミックスの改善 +0.7pt
21/5期 計画
さらなる向上へ
商品粗利率の改善
カテゴリミックスの改善
広告ビジネス強化
16/5期 17/5期 18/5期 19/5期 20/5期
大口取引の減少 27
広告フィー収入
広告フィー収入推移
広告掲載イメージ
(円)
12 前期比
億
111%
10
ビッグデータを活用し
8
戦略カテゴリ・商品等を強化
6
4
メーカーとの
Win-Winを継続
2
0
17/5期 18/5期 19/5期 20/5期 21/5期
計画 28
独自価値商品のコンセプト
環境配慮と機能性を兼ね備えた差別化商品を開発
課題解決 暮らしになじむ 購入することが
サステナ
機能 デザイン ブル
29
変動費比率の改善
30
LOHACO 変動費比率
(%)
ALP首都圏火災影響
宅配クライシス影響 着実に改善
・配送コストの低減
⇒ 一箱あたりの売上単価向上
・庫内費の低減
⇒ 適切なレイバーコントロール
中期的にBtoB物流基盤活用
さらなる改善を目指す
短期的には庫内費上昇の影響あり
17/5期 18/5期 19/5期 20/5期 31
一箱あたりの売上単価向上
(円) LOHACO(国内) 一箱あたり売上単価 新型コロナウイルスの影響等で、一時的に低下
4,000
✓ 衛生用品の単品買いの急増
✓ 商品の購入個数制限等による影響
7月ひと箱eco開始
3,500
1月 配送バー改定
買い回り拡大の促進
3,000
+
火災 一箱にまとめて梱包
2,500 影響
一箱あたりの
2,000
1,500
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
売上単価向上
17/5期 18/5期 19/5期 20/5期 32
固定費の削減
33
LOHACO 固定費の削減
ヤフー社システム基盤活用により、固定費を大幅削減
ヤフー社との連携によりコストダウン コアコンピタンスを強化
現在 集客 サイト構築・運営 決済 商品 物流 CRM
将来 集客 サイト構築・運営 決済 商品 物流 CRM
※運営はアスクル
34
LOHACO本店とPayPayモール店の役割
お客様のニーズに合わせ、役割分担を明確化
LOHACO本店 PayPayモール店
ロイヤリティ向上 成長性
これまでの世界観・独自性維持 新規お客様獲得強化
お客様とのエンゲージメント深化
本店とPayPayモール店の併用も促進
35
Ⅰ 20年5月期実績
Ⅱ 21年5月期見通し
Ⅲ 環境変化に対する中期の展望
Ⅳ BtoC
Ⅴ BtoB
36
BtoB
事業所向け
37
J.D. パワー 2020年
オフィス用品通販サービス顧客満足度調査
総合満足度
第 1 位 受賞
本調査はオフィス用品通販サービスに関して全国の従業員5名以上の事業所3,800件の回答を得た結果にもとづく 38
BtoB事業 売上高
20/5期 実績
(円) 3,290億円
,000
,500
,000
基盤であるBtoBに
,500 経営資源を投下
リ 東
,000
ー 日
マ
ン 本
シ 大
500
ョ 震
ッ 災
ク
0
02/5期 04/5期 06/5期 08/5期 10/5期 12/5期 14/5期 16/5期 18/5期 20/5期 40
39
(億円)
BtoB事業 20/5期 売上高増加要因 単体
120
既登録お客様の稼働・買い回り、新規お客様の売上が拡大
新規お客様
100
既 お客様あたり購入商品増加
売上高拡大
80
既登録の 登録 購入お客様数拡大
お客様
3,004
お客様あたり +
60
購入商品増加
新規 お客様数拡大
40 既登録の
お客様
20
購入お客様数
0
拡大
1
20/5期
売上高拡大 40
BtoBの成長戦略
EC市場拡大の追い風によりさらなる成長へ
購入お客様数拡大 購入商品数拡大
お客様満足度の向上
商品 マーケティング
物流
オリジナル商品の拡大 サーチエンジン
ロングテール商品の拡大 品切れの極小化 1to1リコメンド
在庫商品の再拡大 お届け品質の向上 1to1検索強化
DX(デジタル・トランスフォーメーション) × AI
日本最大級のBtoBお客様基盤に蓄積されたビッグデータ
累計購買金額 累計オーダー数 年間ページビュー
3兆円超 ※ 5億件超 ※ 12億PV超 ※
※2006年5月21日~2020年5月20日までに蓄積されたBtoB事業に関する購買ビッグデータ
41
BtoB事業 戦略イメージ
販 さらに優位性のある価格で
売
数 オリジナル商品を投入 生活紙 電池
ヘッド商品
強化
製造・建設業だけでなく
Web会議用
さまざまな業種に向け品揃え強化 スピーカーフォン ヘッドセット アクリル
パネル
ロングテール商品拡大
商品数
両軸から集客・購買機会を最大化 42
オリジナル商品のさらなる拡大 単体
オリジナル商品※1売上高構成(BtoB在庫商品売上高)
新型コロナウイルス影響
(%) (オフィス関連オリジナル商品
の一時的な売上低下)
35
30
オリジナル商品数拡大 ※2
25 売上高の 34 %超
がオリジナル商品
20
15
10
17/5期 18/5期 19/5期 20/5期
※1 オリジナル商品にはアスクルでの限定販売商品も含む
5月度 5月度 5月度 5月度 ※2 LOHACOのみで販売しているオリジナル商品を除外
43
100
200
300
400
500
600
700
800
0
95/5期
96/5期
(万アイテム)
97/5期
98/5期
99/5期
00/5期
01/5期
02/5期
03/5期
04/5期
05/5期
06/5期
07/5期
08/5期
09/5期
10/5期
11/5期
12/5期
13/5期
14/5期
15/5期
16/5期
17/5期
18/5期
19/5期
20/5期
取扱い商材数の拡大による成長
多様なお客様基盤に向け
品揃え強化
5/20時点 約745万アイテム
今後さらに生活用品カテゴリ等
44
売上高拡大
ロングテール商品のシェア拡大 単体
ロングテール商品 売上高
(円)
ロングテール商品売上高
(前期比)
20/5期 実績 21/5期 計画
123% 113%
BtoB事業 売上高構成比
19/5期 20/5期 21/5期
6.1% 7.2% 8.1%
(実績) (実績) (計画)
45
新規お客様数拡大
(件) アスクルWebサイト 新規お客様登録数
0
20/5期
SEOやリスティング広告等により
0 衛生用品やテレワーク需要等を取り込み
医療機関や個人事業主が急拡大
お客様基盤の拡大による
さらなるビッグデータ蓄積
0
19/5期
ネット広告強化
0
18/5期
新規Web登録の簡易化
個人クレジットカード決済の導入
0
0
1to1マーケティング
加速
0
0
12/5期 13/5期 14/5期 15/5期 16/5期 17/5期 18/5期 19/5期 20/5期
46
(仮称)ASKUL新東京センター
関東エリアの中核となるBtoBの新物流拠点
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け
さらなる高度自動化を検討
他センターの在庫を一部集約
東日本エリアの
在庫アイテム数拡大
所在地: 東京都江戸川区臨海町
竣工予定:2021年8月
稼働開始:2022年7月
賃借面積(計画):約58,000 ㎡ 47
働く人のライフラインとして
全ての仕事場に
信頼されるサービスを提供する
48
付 録
49
環境の取組み
アスクル環境方針
「お客様のために進化する」という企業理念のもと、持続可能な社会の実現に向け、お客様、
社会、地球環境にとって、「最適」で「ローコスト」なエコプラットフォームを構築していきます
環境に配慮した ステークホルダーとの
脱炭素 資源循環 商品開発・調達 環境コミュニケーション
期
末
●「2030 CO2ゼロチャレンジ」 ●「1box for 2trees」 ●オリジナル商品の環境対応 ●環境活動報告
期 オリジナルコピー用紙1箱 品質やデザインだけでなく、環境にも
末配
2030年までに事業所および配送で排
の購入で、原材料の2倍 配慮したオリジナル商品開発
出されるCO2をゼロにする
配当 となるユーカリの木2本の
当 植林を確認
●「RE100」
2030年までに、グループ全体での再
生可能エネルギー利用率を100%に
21年5月期中に34%を実現
●返品による商品廃棄の削減
✓ 廃棄処分につながる返品の削減
✓ 返品された商品の良品化
✓ 「わけあり品」としてお買い得価格で販売
●脱プラスチック商品の品揃え
●サスティナビリティハンドブック
●「EV100」
2030年までに、
ASKUL LOGISTが ●カタログ・ダンボール・紙袋回収
所有・使用する
配送車両を100%
電気自動車に ●トナー・カートリッジの回収・リサイクル
50
環境の取組み
「気候変動Aリスト」企業とは、国際的な環境非営利団体CDPより、最高評価の
企業として選定されるもの。気候変動に対する取り組みとその情報開示において 2020年「気候変動Aリスト」企業に選定 ●
特に優れた活動を行っている企業に与えられる
「エコファースト企業」は、地球温暖化対策、廃棄物・リサイクル対策など、環境保全
に関する取り組みが、「先進的、独自的でかつ業界をリードするような事業活動」を ●
行う企業として環境大臣から受ける認定
2019年 「TCFD提言」への賛同表明
「(SBT: Science Based Targets)」は、温室効果ガス排出削減目標を、パリ 「TCFD提言」は、「気候関連財務情報開示タスクフォース(「TCFD」)」に
協定が目指す「2℃目標(2℃よりも十分低く保ち、1.5℃に抑える努力)」の よる気候変動がもたらすリスクおよび機会の財務的影響を把握し開示する
達成に科学的に根拠ある水準の目標とすることに対して、国際的イニシアチ
ブである『Science Based Targets』から取得する認定
● ことを目的とした自主的な情報開示のあり方に関する国際的な提言
国連グローバル・コンパクト(UNGC)は、各企業・団体
2018年 「エコファースト企業」「SBT」認定取得
が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することに
よって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成 ●2016年 「国連グローバル・コンパクト」署名
長を実現するための世界的な枠組み作りに参加する
自発的な取り組み
● 2016年 「2030年CO2ゼロチャレンジ」発表、RE100・EV100加盟
「RE100」は、事業運営を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げる企
業が参加する国際ビジネスイニシアチブ
● 2013年 環境中期目標策定
「EV100」は、事業運営に関係する車輌をすべて電気自動車に転換することを目標に掲
げる企業が参加する国際ビジネスイニシアチブ
● 2003年 アスクル環境方針策定 51
社会への取組み
働く仲間とともに お客様とともに お取引先様との取り組み 社会貢献活動
●ダイバーシティ経営 ●お客様の声から始まる改善活動 ●サプライチェーンCSR調査 ●社会貢献紙コップ
「アスクルのダイバーシティ宣言」(2015年) ■お客様の声の共有と、 「消費者問題」、「環境への取り組み」、 売上の一部が災害時の被災者支援
■多様な人材の活用 対応状況のリアルタイム共有 「労働慣行」などについて、サプライ 活動、「ピンクリボン活動(乳がん検
女性の活躍推進、女性管理職比率の向上 ヤーの企業としての取り組み状況を 診の啓発)」支援、「子供地球基金」
■「お客様満足度向上委員会」の運営
調査し、 の活動を支援する寄付金として支払
CEOを委員長とする、
■多様な働き方の促進 積極的なコミュニケーションを図る われる
お客様の声を起点としたPDCA活動
介護休業・介護短時間勤務制度
テレワーク制度、フレックスタイム制度等
●ASKUL LOGIST 物流センターに ●ASKUL CS Weekの取り組み ●「ホワイト物流」推進運動への ●東日本大震災復興 教育支
おける昼食の無償提供 お客様対応に携わるコンシェルジュ・サー 賛同・自主行動宣言 援
アスクルで働く人たちが
ビス・コミュニケーター(CSC)のモチベーショ トラック運転者不足対応し、「トラック輸 製造メーカーと共同で、対象のアスク
心身共に健康な状態である
ン向上・相互コミュニケーション促進の取り組 送の生産性の向上・物流の効率化」や ルオリジナルデザイン商品の売上の
ことが大切
み 「女性や60代以上の運転者等も働きや 1%を、東北三県の教育関連施設に
お客様からお礼の言葉を多くいただいた すい、より『ホワイト』な労働環境の実現」 対して設備・教材備品を寄贈すること
●ASKUL LOGIST ALP福岡における CSCに対する表彰式や、目指すべきロールモ に取り組む運動
で役立てる
地域社会と連携した障がい者雇用の デルを示す「スーパーコミュニケーター」の認
定賞授与式、永年勤続表彰なども実施
取組み
障がい者雇用率 17.2%、法定雇用率2.2%
(2020年1月30日現在)
52
20/5期 品目別売上高 単体
19/5期 20/5期
前期比 前期比
(億円) % %
OA・PC
968 101.9 982 101.5
446 100.8 438 98.2
注力品目が
文具
生活用品
1,172 112.0 1,193 101.8
ファニチャー
228 100.2 218 95.6 成長を牽引
MRO
326 108.2 351 107.7
その他
(メディカル等) 264 117.4 305 115.8
合 計
3,406 106.6 3,491 102.5
53
20/5期 連結売上高の増加要因
19/5期 (実績) 20/5期 (実績)
売上高 3,874億円 売上高 4,003億円
前期差 +270億円 前期差 +129億円
前期比 107.5% 前期比 103.3%
+132 +15 BtoC事業
BtoC事業 (億円) △19 売上高 633億円
売上高 652億円 ロ 前期差 △19億円
前期差 +145億円 ジ
B B ス
t t テ
o o ィ
BtoB事業 C B ク
BtoB事業
売上高 3,290億円
売上高
前期差
3,158億円
+132億円 事 事 ス 前期差 +132億円
業 業 事
業
ロジスティクス事業・その他 ・
そ
ロジスティクス事業・その他
売上高 79億円
売上高 63億円
前期差 △7億円 の 前期差 +15億円
他
54
20/5期 連結営業利益の増減要因
19/5期 (実績) 20/5期 (実績)
売上高前期比 107.5% 売上高前期比 103.3%
売上総利益率 23.6% 売上総利益率 23.9%
販管費比率 22.5% 販管費比率 21.7%
△4
+1
ロ
+14
+29 ジ
ス
テ
ィ
(億円) +12 B
t
82
ク
ス
事
88
o
B C 業
45 t
o
事
業
・
そ
B の
事 他
19/5期 営業利益 業 20/5期 営業利益
(実績) 45億円 (実績) 88億円 55
SOLOEL ARENA 着実に拡大 21/5期 計画 1,435億円
前期比105.4%
20/5期 実績
(億円) 1,361億円
SOLOEL ARENA等売上金額
1,400 1,287
大手企業 1,200 1,189
1,090
973
1,000
820
中堅企業 800 710
616
600 534
451
345 387
400 297
224
200 149
42 85
0 04/5期 05/5期 06/5期 07/5期 08/5期 09/5期 10/5期 11/5期 12/5期 13/5期 14/5期 15/5期 16/5期 17/5期 18/5期 19/5期 20/5期 21/5期
(1000社)
中小事業所 60 SOLOEL ARENAご登録・稼動企業数 52
56 56
47
50
42
40 37
31
30 26
22
19
20 16
12
10
10 5
8
個 人 2
1
0 04/5月 05/5月 06/5月 07/5月 08/5月 09/5月 10/5月 11/5月 12/5月 13/5月 14/5月 15/5月 16/5月 17/5月 18/5月 19/5月 20/5月
56
20/5期 連結 売上総利益、販売費および一般管理費
売上総利益額 956億円 前期差 +40億円
売上総利益率 23.9% 前期差 +0.3pt
➢ 主にLOHACO事業における売上総利益率の改善
販管費 868億円 前期差 △2億円
販管費比率 21.7% 前期差 △0.8pt
➢ 主に配送コスト削減によるLOHACO事業の変動費比率改善
<販管費の前年同期差の主な内訳>
• 配送運賃 △8億円
• 減価償却費 △5億円
• 人件費 +4億円
• ソフトウエア償却費 +4億円
57
20/5期 連結 設備投資
設備投資額 54億円(年間計画 74億円)
設備増設関連(AVC関西へのロボット導入等) 12.3億円
新商品データベース等 4.1億円
嬬恋銘水 製造ライン新設 3.4億円
(参考)減価・ソフトウエア償却費 53億円 (年間計画 56億円)
投資詳細 (単位:百万円)
19/5期 20/5期
科目名
金 額 金 額 前期比
【 設 備 投 資 額 】 6,042 5,486 △9.2%
有 形 固 定 資 産 2,759 2,545 △7.8%
無 形 固 定 資 産 3,282 2,940 △10.4%
建 設 仮 勘 定 ( 注 2 ) 50 461 +814.0%
ソフトウエア仮勘定(注2) 1,221 1,116 △8.6%
(注1) 設備投資額は当該期間の発生ベース額にて記載しております
(注2) 建設仮勘定およびソフトウエア仮勘定は当該(四半)期末残高を記載し、一部消費税等を含んでおります 58
20/5期インターネット売上高比率、オリジナル商品 単体
インターネット売上高比率
19/5期 20/5期 前期差
インターネット経由 83.5% 84.5% +1.0ポイント
上 記 以 外 16.5% 15.5% △1.0ポイント
(注1) 売上高比率は、受注ベースで記載しております
オリジナル商品 (単位:アイテム)
19/5期 5月度 20/5期 5月度 前年同月度差
オリジナル商品数 9,157 9,901 +744
単体売上高構成比 29.2% 26.2% △3.0ポイント
(うちBtoB事業) (36.4%) (34.2%) (△2.2ポイント)
(注1) 各数値には、医療機関向けカタログ、衛生・介護用品カタログを含みます
(注2) オリジナル商品数にはアスクルでの限定販売商品を含みます。またカタログ掲載だけなくインターネットのみの掲載商品も含め算出しております
(注3) オリジナル商品売上高構成比はオリジナル・コピーペーパーを含めて算出しております
(注4) 18/5期4QよりBtoB事業のオリジナル商品売上高構成比はBtoB事業の在庫売上高を分母に算出しております 59
21/5期 連結売上高(計画)の増加要因
20/5期 (実績) 21/5期(計画)
売上高 4,003億円 売上高 4,030億円
前期差 +129億円 前期差 +27億円
前期比 103.3% 前期比 100.7%
(億円) +9 +31 △14
BtoC事業
B ロ 売上高 643億円
BtoC事業 B ジ 前期差 +9億円
売上高 633億円 t t ス
前期差 △19億円
o o テ
C B
事 事 ィ
ク
BtoB事業 業 業 ス
BtoB事業
売上高 3,322億円
売上高
前期差
3,290億円
+132億円 に に 事 前期差 +31億円
よ よ 業
る る ・
増 増 そ ロジスティクス事業・その他
ロジスティクス事業・その他
売上高 79億円 加 加 の 売上高 65億円
前期差 +15億円 他 前期差 △14億円
60
21/5期 連結営業利益(計画)の増減要因
20/5期 (実績) 21/5期(計画)
売上高前期比 103.3% 売上高前期比 100.7%
売上総利益率 23.9% 売上総利益率 24.2%
販管費比率 21.7% 販管費比率 22.4%
(億円) △4
△5
△30 +19 そロ
のジ
88 B B 82
他ス
テ
t
o
B
t
o
C
ィ
ク
ス
72
事 事 事
業 業 業
・
20/5期 営業利益 21/5期 営業利益
(実績) 88億円 (計画) 72億円 61
21/5期 連結 設備投資(計画)
設備投資 118億円
【主な内訳】
・ (仮称)ASKUL新東京センター関連 34億円
・ ASKUL三芳センター関連 15億円
・ 嬬恋銘水設備 14億円
(参考)減価・ソフトウェア償却費 57億円 (前期差+4億円)
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ASKUL 三芳センター
東日本のロジスティクス事業の拠点
3PL事業
流通企業やメーカーの物流を受託
21/5期
上期:稼働前のため空家賃が発生
下期:株式会社良品計画を中心に稼働開始
(無印良品ECの出荷センターとして活用)
所在地: 埼玉県入間郡三芳町上富1163番地
稼働予定: 2020年9月
賃借面積: 約69,000㎡
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