銘柄コード：2669
カネ美食品株式会社
2020年２月期
決算説明会
2020年4月21日(火)に機関投資家・アナリスト様向けの決算説明会を予定して
おりましたが、 新型コロナウイルスの影響を考慮し、開催を中止とさせていた
だきました。 なお、当該資料は当日配布を予定していた資料となりますので、
ご参照ください。
本資料に記載されている今後の業績見通し及び各情報などは、現段階にお
ける入手可能な事項と、当社が十分合理的であると判断した事項に限って記 【本資料に関するお問合せ先】
載を致しております。今後起こり得る各要因によって、当社の今期計画の予 カネ美食品株式会社 総務部ＴＥＬ （052）879-6113（直）
定及び業績が著しく異なってくる可能性も有り得ますので、その点を踏まえて E-mail：soumu-ir@kanemi-foods.co.jp
のご参考資料として頂ければ幸いです。 URL：https://www.kanemi-foods.co.jp
【参考】 事業内容 2020年2月29日現在
テナント事業 外 販 事 業
・スーパーマーケットを中心に、百貨店や駅ナカなどへ出店 ・東海地方を中心に関東、関西等に14工場を配置
・東海地方を中心に関東、関西に店舗展開 ・コンビニエンスストアへ納品する弁当・おにぎり・パスタ等を製造
・地域や周辺環境に合わせ、柔軟な対応ができるよう様々な業態 ・鉄道会社が運営するコンビニエンスストアへ納品する弁当・おに
やブランドを展開 ぎり等を製造
・地域の生活協同組合から、主に夕食宅配弁当の製造を受託
【出店先】 【納品先】
■スーパーマーケット、総合ディスカウントストア 237 店舗 ■コンビニエンスストア
ユニー（アピタ・ピアゴ） 189 店舗 ファミリーマート 8,328 店舗
UDリテール（MEGAドン・キホーテUNY、ドン・キホーテUNY） 31 店舗
自販機型無人コンビニ（ＡＳＤ） 1,886 台
その他（アオキスーパー、オオゼキ等） 17 店舗
■鉄道系コンビニエンスストア
■百貨店・駅ナカ・駅ビル等 31 店舗
百貨店 12 店舗 NewDays、KIOSK（JR東日本リテールネット） 583 店舗
駅ナカ・駅ビル 17 店舗 ■宅配関連
その他（商業施設等） 2 店舗
全 ８ヵ所の
コープデリ、おおさかパルコープ、コープあいち 等
■外食店舗 3 店舗 生活協同組合
寿司御殿 3 店舗
MEGA ドン・キホーテUNY 稲沢東店 eashion ラゾーナ川崎店 コンビニエンスストア NewDays 1
2020年２月期 決算概況
ご留意事項
■ 決算期の変更に伴う本資料の前提について
● 前事業年度（2019年２月期）より、決算期を３月期から２月期に変更
● 本資料の前提として、決算期変更の経過期間となる前事業年度(2019年２月期)は2018年４月１日から
2019年２月28日までの11ヵ月間、当事業年度（2020年２月期）は、2019年３月１日から2020年２月29日
までの12ヵ月間であるため、対前年増減比較については記載なし
第１四半期 第２四半期 第３四半期 第４四半期
■2019年２月期（前事業年度）
（2018年４月１日～2019年２月28日/11ヵ月） ４月 ５月 ６月 ７月 ８月 ９月 10月 11月 12月 １月 ２月
■2020年２月期（当事業年度）
（2019年３月１日～2020年２月29日/12ヵ月） ３月 ４月 ５月 ６月 ７月 ８月 ９月 10月 11月 12月 １月 ２月
3
業績の状況
(単位：百万円）
2019年２月期 2020年２月期
実 績 構成比 実 績 構成比
（％） （％）
売上高 82,432 100.0 84,703 100.0
テナント事業 40,388 49.0 42,205 49.8
外販事業 42,043 51.0 42,497 50.2
営業利益 585 0.7 1,728 2.0
経常利益 680 0.8 1,795 2.1
当期純利益または損失(△) △843 － 1,282 1.5
（注）売上高は各事業のセグメント間の内部売上高を除いて表示しております。
4
セグメント別の業績の状況
(単位：百万円）
2019年２月期 2020年２月期
実 績 構成比 実 績 構成比
（％） （％）
売上高 40,388 100.0 42,205 100.0
テ ユニー店舗 32,632 80.8 32,120 76.1
ナ
ン UDリテール店舗 827 2.0 2,549 6.0
ト
事
業 その他店舗 6,928 17.2 7,536 17.9
セグメント利益 1,144 2.8 1,652 3.9
売上高 42,043 100.0 42,497 100.0
ファミリーマート 38,323 91.2 38,571 90.7
外 鉄道系コンビニ 1,878 4.5 1,949 4.6
販
事 宅配 1,782 4.2 1,948 4.6
業
その他 60 0.1 27 0.1
セグメント利益または
損失（△）
△558 － 76 0.1
5
【参考】 売上高と利益の増減要因
前年同期間での増減を示すため、前期実績(11ヵ月)に2018年３月度単月実績を加算した12ヵ月換算数値を参考値として使用
【 売上高 】 【 営業利益 】
百万円 百万円
1,265
95,000 2,000
2,121 1,548
1,000 1,728
739
△114 0
90,000 3,807
-1,000
△3,830 -2,000
-3,000
85,000 90,334
△3,641 △165 -4,000
84,703
-5,000 △5,631
80,000 -6,000
2019年２月期 ① ② ③ ④ ⑤ 2020年２月期 2019年２月期 ① ② ③ ④ 2020年２月期
＋ ＋
2018年３月度 2018年３月度
単月 単月
2019年２月期 ＋ 2018年３月度単月 90,334 百万円 2019年２月期 ＋ 2018年３月度単月 739 百万円
（82,432 百万円） （7,902 百万円） （ 585 百万円） （ 153 百万円）
①テナント 新設店舗による売上増加 2,121 百万円 ①売上高の減少 △ 5,631 百万円
②テナント 既存店舗による売上減少 △ 114 百万円
②仕入高の減少 3,807 百万円
③テナント 業態転換および閉店による売上減少 △ 3,830 百万円
③人件費の減少 1,548 百万円
④外販 工場閉鎖等CVS部門の売上減少 △ 3,641 百万円
⑤外販 その他部門の売上減少 △ 165 百万円 ④その他経費の減少 1,265 百万円
2020年２月期 84,703 百万円 2020年２月期 1,728 百万円
増減額 △ 5,631 百万円 増減額 989 百万円 6
月次売上高 前年比
2020年２月期
上期 通期
3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月
累計 累計
全社合計 95.4 96.7 96.0 92.8 90.5 93.2 94.0 94.6 89.3 93.8 93.4 95.1 94.3 93.7
合計 97.5 97.2 96.0 95.3 91.5 93.8 95.2 94.4 92.2 97.4 95.9 96.9 102.6 95.8
テ 既存合計 99.6 100.8 100.0 99.4 95.0 97.7 98.7 98.3 96.5 101.4 99.3 101.4 106.7 99.5
ナ
ン ユニー店舗 99.4 100.6 100.1 99.8 94.4 98.1 98.7 98.3 97.5 102.2 99.5 101.9 108.5 99.9
ト
事 UDﾘﾃｰﾙ店舗 - - 99.1 95.8 88.9 92.0 92.5 97.5 95.5 96.1 98.9 98.1 106.6 96.4
業
その他店舗 100.1 101.5 99.7 98.1 98.6 96.6 99.1 98.3 92.3 98.8 98.9 99.1 99.6 98.4
合計 93.6 96.2 96.0 90.6 89.5 92.6 93.0 94.8 86.7 90.6 90.4 93.0 86.9 91.7
外
販 既存合計 103.1 103.1 103.0 101.7 99.3 98.9 101.5 101.3 92.2 96.0 95.9 98.4 91.5 98.7
事 ﾌｧﾐﾘｰﾏｰﾄ 94.0 96.3 96.5 90.3 88.6 92.6 93.0 95.1 86.0 90.6 89.0 91.4 85.6 91.3
業
その他 89.6 94.5 90.7 93.1 100.0 92.5 93.4 92.5 93.8 91.0 106.6 110.8 100.2 95.9
（注） 1.既存店舗の区分は、開店月より14ヵ月経過した店舗と定義しております。
2.上表の累計数値は、会計上の修正額を含めております。また、前年度(2019年２月期)が11ヵ月決算のため、前年度に2018年3月度単月を加算して計算しております。
全社合計 テナント事業 既存店舗合計 外販事業 既存工場合計
120
110
100
90
80
4月度 5月度 6月度 7月度 8月度 9月度 10月度 11月度 12月度 1月度 2月度 3月度 4月度 5月度 6月度 7月度 8月度 9月度 10月度 11月度 12月度 1月度 2月度
2019年 2020年
2月期 2月期
7
貸借対照表、キャッシュ・フローの状況
(単位：百万円） (単位：百万円）
2019年２月期 2020年２月期 2019年２月期 2020年２月期
増減
流動資産 18,057 19,126 1,069 営業活動によるキャッシュ・フロー 4,640 2,170
現金及び預金 11,664 12,789 1,125 投資活動によるキャッシュ・フロー △401 49
売掛金 5,694 5,698 4 財務活動によるキャッシュ・フロー △590 △1,095
たな卸資産 453 433 △20 現金及び現金同等物の増減額 3,648 1,125
その他 244 204 △39 現金及び現金同等物の期首残高 8,015 11,664
固定資産 13,329 12,132 △1,197 現金及び現金同等物の期末残高 11,664 12,789
有形固定資産 11,302 10,295 △1,007
無形固定資産 110 221 110 (単位：百万円）
投資その他の資産 1,915 1,615 △300
2020年２月期
期首残高
11,664
資産合計 31,386 31,258 △127
流動負債 7,951 7,713 △237 営業活動によるＣF 2,170
固定負債 196 247 51 投資活動によるＣF 49
負債合計 8,147 7,961 △185 財務活動によるＣF △1,095
純資産合計 23,238 23,297 58 2020年２月期
12,789
期末残高
負債・純資産合計 31,386 31,258 △127
1,125
自己資本比率（％） 74.0 74.5 0.5
8
設備投資
(単位：百万円）
2019年２月期 2020年２月期
実 績 実 績 主な設備投資の内容
テナント事業 201 208 新設４店舗、業態転換21店舗および店舗設備等の更新等
外販事業 271 505 生産設備の更新および増強等
その他 203 12 設備の更新等
合 計 676 726
テナント事業 店舗概要 2019年２月期 2020年２月期
業態 ブランド 期末店舗数 出店 閉店 業態転換(出店) 業態転換(閉店) 改装 期末店舗数
総合惣菜 Kanemi 177 3 25 1 149
ユニー
店舗
寿司専門 寿司御殿 31 2 29
洋風惣菜 K-STAGE（ケイステージ） 10 1 11
ＵＤリテール
総合惣菜 Kanemi 9 1 20 30
店舗
寿司専門 寿司御殿 0 1 1
Kanemi 10 1 11
総合惣菜 e’z mart（イーズマート） 4 1 3
その他 ease deli（イーズデリ） 4 4
店舗 寿司専門 寿司御殿 1 1
洋風惣菜 eashion（イーション） 29 1 1 1 29
外 食 寿司御殿 3 3
合 計 278 4 5 21 27 2 271 9
設備投資：テナント事業（出店・閉店の内容）
日付 業態 店舗名 ディベロッパー 所在地 日付 業態 店舗名（オープン日） 所在地
K-STAGEアピタ稲沢店
3/15 洋風 ユニー株式会社 愛知県稲沢市 アピタ岐阜店 →
※『寿司御殿』からブランド転換 12/8 総合 岐阜県岐阜市
MEGAドン・キホーテUNY（3/3）
出 4/25 総合 MEGAドン・キホーテ甲賀水口店 株式会社ドン・キホーテ 滋賀県甲賀市
店
株式会社ジェイアール アピタ大口店、寿司御殿アピタ大口店 → 愛知県丹羽郡
6/28 洋風 eashionシャポー市川店 千葉県市川市 1/3 総合
東日本都市開発 MEGAドン・キホーテUNY（3/24） 大口町
MEGAドン・キホーテUNY
12/3 総合 ＵＤリテール株式会社 福井県福井市
福井店 アピタ市原店 →
1/3 総合 千葉県市原市
MEGAドン・キホーテUNY（3/17）
日付 業態 店舗名 ディベロッパー 所在地
業
業 態
MEGAドン・キホーテUNY アピタ魚津店 →
態 3/27 総合 ＵＤリテール株式会社 愛知県一宮市 転 1/12 総合 富山県魚津市
伝法寺店 MEGAドン・キホーテUNY（4/14）
転 換
換 に
MEGAドン・キホーテUNY
に 4/23 総合 ＵＤリテール株式会社 滋賀県東近江市 伴
伴 東近江店 アピタ富士吉原店 →
う 1/12 総合 静岡県富士市
う 一 MEGAドン・キホーテUNY（4/14）
再 ドン・キホーテUNY
4/23 総合 ＵＤリテール株式会社 静岡県富士市 時
出 富士中央店
閉
店 店 納屋橋店 →
MEGAドン・キホーテUNY 2/16 総合 名古屋市中区
4/30 総合 ＵＤリテール株式会社 愛知県春日井市 MEGAドン・キホーテUNY（3/24）
気噴店
日付 業態 店舗名 ディベロッパー 所在地
アピタ本庄店 →
2/16 総合 埼玉県本庄市
MEGAドン・キホーテUNY（5/中旬予定）
4/21 総合 アピタ吹上店 ユニー株式会社 埼玉県鴻巣市
4/30 総合 イーズマート河辺店 株式会社東急ストア 東京都青梅市
閉 恵那店 →
2/23 総合 岐阜県恵那市
店 9/29 総合 穂積店 ユニー株式会社 岐阜県瑞穂市
MEGAドン・キホーテUNY（5/中旬予定）
11/24 総合 桜山店 ユニー株式会社 名古屋市瑞穂区
豊明店 →
2/23 総合 愛知県豊明市
MEGAドン・キホーテUNY（5/中旬予定）
2/6 洋風 zen eashion渋谷ﾋｶﾘｴｼﾝｸｽ店 株式会社東急百貨店 東京都渋谷区
10
設備投資：テナント事業（出店・閉店の内容）
転換前店舗 転換前店舗
日付 業態 店舗名 所在地 日付 業態 店舗名 所在地
（閉店日） （閉店日）
MEGAドン・キホーテUNY ピアゴ大和店 ドン・キホーテUNY ピアゴ大桑店
5/28 総合 愛知県一宮市 10/1 総合 埼玉県加須市
一宮大和店 （3/3） 大桑店 （7/7）
MEGAドン・キホーテUNY アピタ伊勢崎東店 MEGAドン・キホーテUNY アピタ美濃加茂店
6/25 総合 群馬県伊勢崎市 業 10/29 総合 岐阜県美濃加茂市
伊勢崎東店 （4/7） 美濃加茂店 （8/4）
態
業 転
態 MEGAドン・キホーテUNY アピタ鈴鹿店 換 MEGAドン・キホーテUNY アピタ桃花台店
転 6/25 総合 三重県鈴鹿市 11/12 総合 愛知県小牧市
鈴鹿店 （4/28） に 桃花台店 （8/11）
換 伴
に う
伴 MEGAドン・キホーテUNY ピアゴ勝幡店 一 MEGAドン・キホーテUNY アピタ西大和店 奈良県北葛城郡
う 7/16 総合 愛知県愛西市 11/26 総合
勝幡店 （4/21） 時 西大和店 （9/1） 上牧町
一 閉
時 店
閉 ドン・キホーテUNY ピアゴ藤岡店 お MEGAドン・キホーテUNY アピタ佐原東店
7/30 総合 群馬県藤岡市 12/3 総合 茨城県稲敷市
店 藤岡店 （5/5） よ 佐原東店 （9/8）
お び
よ 再
び MEGAドン・キホーテUNY ピアゴ太田川店 出 MEGAドン・キホーテUNY アピタ稲沢東店
7/30 総合 愛知県東海市 12/10 総合 愛知県稲沢市
再 太田川店 （6/16） 店 稲沢東店 （9/22）
出
店
MEGAドン・キホーテUNY ピアゴ浜松泉町店 MEGAドン・キホーテUNY アピタ小牧店
8/6 総合 浜松市中区 2/11 総合 愛知県小牧市
浜松泉町店 （6/2） 小牧店 （11/10）
MEGAドン・キホーテUNY アピタ名張店 MEGAドン・キホーテUNY アピタ小牧店
9/3 総合 三重県名張市 2/11 総合 愛知県小牧市
名張店 （6/9） 寿司御殿 アピタ小牧店 （11/10）
MEGAドン・キホーテUNY ピアゴ武豊店 愛知県知多郡
9/24 総合
武豊店 （6/30） 武豊町
11
テナント店舗の状況（３期推移）
ユニー店舗 UDリテール店舗 その他店舗
290
278 271
52 51 51
6 9 31
店舗数 232 218 189
2018年3月期 2019年2月期 2020年2月期
2018年3月期 2019年2月期 2020年2月期
業態 業態 業態 業態 業態 業態
出 閉 改 期末 出 閉 改 期末 出 閉 改 期末
業態 ブランド 店 店
転換 転換
装 店舗数 店 店
転換 転換
装 店舗数 店 店
転換 転換
装 店舗数
(出) (閉) (出) (閉) (出) (閉)
総合惣菜 Kanemi 3 12 6 1 190 6 7 7 177 3 25 1 149
ユニー
寿司専門 寿司御殿 1 32 1 31 2 29
店舗
洋風惣菜 K-STAGE 10 10 1 11
UDﾘﾃｰﾙ 総合惣菜 Kanemi 6 6 3 9 1 20 30
店舗 寿司専門 寿司御殿 0 0 1 1
Kanemi 1 10 1 1 10 1 11
総合惣菜 e’z mart 1 4 1 4 1 3
その他 ease deli 4 4 4
店舗 寿司専門 寿司御殿 1 1 1 1
洋風惣菜 eashion 3 2 30 1 2 1 29 1 1 1 29
外 食 寿司御殿 3 3 3
合計 8 16 6 6 1 290 2 10 3 7 9 278 4 5 21 27 2 271
12
2021年２月期 業績見通し
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言を受け、
百貨店、駅ビル・駅ナカ店舗の営業自粛および臨時休業等の状況を
鑑み、現時点において2021年２月期の業績予想を見通すことが困難で
あると判断し、業績の見通しは未定とさせていただくことといたしました。
当該状況に収束の兆しが見られ、業績予想を見通すことが可能となった
場合には、速やかに開示いたします。
13
2020年２月期
業績総括および今後の見通し
2020年２月期 総括 / スローガン 「１.発見 ２.解決」
テナント事業
- 新規出店２５店舗（内、業態転換２１店舗）、閉店３２店舗（内、業態転換に伴う一時閉店２７店舗）
・ ＵＤリテール店舗（ドン・キホーテとユニーのダブルネーム業態転換店舗）２１店舗をオープン（転換店舗総数３１店舗/２月末時点）
⇒ 新規オープン時の売上の増加効果は得られたものの、業態転換に伴う一時閉店が影響し事業全体の売上高は減少
また、業態転換の対象店舗の内、採算性の高い店舗が多く、一時閉店に伴い利益額は減少
- 創業５０周年を迎え、５０年の感謝と今後の成長に繋げる挑戦
・ ディベロッパーや業態に応じた『創業５０周年記念セール』の企画による売場の活性化および販売力の強化
⇒ 創業月である１１月に実施したセール期間の売上高は１１０％へ伸長
- 業態転換店舗のビジネスモデルの確立と浸透
・ 転換に伴う店舗環境の変化に応じた商品政策および店舗運営の遂行
- 既存店舗のさらなるレベルアップ
・ 売場の核となる定番商品の販売強化の継続と既存店舗での横展開
15
2020年２月期 総括 / スローガン 「１.発見 ２.解決」
外販事業
新潟
- 工場運営の精度向上による利益面の改善
・ ロス削減や在庫管理の徹底による荒利率の改善
・ 人員計画の管理による労務費の削減 多治見
上尾
羽島
京都 埼玉
・ コスト意識の徹底、良例の情報共有 京都南十一屋
天白 松戸
横浜
袋井
東海 岡崎
- 不採算工場の閉鎖による利益面の改善
・ 秋田工場（秋田県秋田市）を６月末にて閉鎖し、現在１４工場を稼働
- 売上高の確保への取組み
・ 自社のテナント店舗向け商品のメニュー見直しや納品エリアの拡大に取り組み、納品先として確立
・ ４月より新たに『大阪よどがわ市民生協』への夕食宅配の製造納品を開始
・ 納品店舗数の減少や物流センターの統廃合等の影響により、総じて売上高は伸び悩み
- 製造管理体制のさらなる強化および継続的な品質の向上
・ JFS-B規格に基づくHACCP認証取得（2020年４月現在、７工場取得済）
⇒ 製造基盤の整備および安心・安全で美味しい商品づくり
16
2021年２月期 重点施策/ スローガン「協同・動く・導く」
〇 新型コロナウイルス感染症への対応
- 事業所・従業員の予防対策の徹底（衛生管理、体調管理、不要不急の外出自粛）
- 「食」を重要な生活インフラとして消費者ニーズに合わせた商品の提供
テナント事業 外 販 事 業
・業態転換店舗に特化した運営部新設によるディベロッ ・中長期的な成長戦略として各工場の生産品目の組替、集約に
パーや業態ごとの戦略の明確化 よる生産効率の向上および収益基盤の強化
・店舗モニタリングの強化および良例の横展開による既 ・既存納品先の納品量の維持、拡大
存店舗の運営力の底上げ
・全工場のJFS-B規格に基づくHACCP認証取得および取得過程
・新たな販売計画システム導入によるPDCAサイクルの精 における製造管理体制の強化
度向上および販売力の強化
・労務費、原材料荒利の管理によるコスト適正化の継続
当社の基本事項
基本を忠実に実行することにより
○ 安全・安心で高品質な商品の提供 ○ 美味しい物づくりの追求
カネ美食品の企業価値を向上
○ 人材育成の強化、労働環境の整備 ○ コスト意識の徹底
17
新型コロナウイルス感染症による業績への影響について
－ ３月度売上高は全社合計前年比 84.9％と落ち込む（テナント既存合計： 93.1％、外販既存合計： 84.9％）
⇒ 不要不急の外出自粛、各イベントの延期および中止による客数の減少
特にテナント事業の駅立地店舗、外食店舗が大きく落ち込む
■2020年3月度 月次売上高 ■対応策
(単位：百万円、％）
売上高 前年比 テナント事業
全社合計 6,409 84.9 － きめ細やかな製造によるタイムリーな製造とロスの抑制
合計 3,180 89.5
テ － メリハリのある売場展開と売り込みの強化
ナ 既存合計 2,880 93.1
ン 2,331 97.9
ト ユニー店舗
事 UDﾘﾃｰﾙ店舗 68 97.2 外販事業
業
その他店舗 480 74.7
－ コンビニにおいては、販促企画の開催による納品量の確保
合計 3,229 80.9
外 － 生協関連においては、夕食宅配に加えて、サンドイッチの納品
販 既存合計 3,229 84.9
事 開始による納品量の増加
ﾌｧﾐﾘｰﾏｰﾄ 2,935 80.2
業
その他 294 88.6
18
ご参考：中食市場について
【参考資料： 惣菜市場規模】
国内の中食（惣菜）市場規模は10兆円超 出所：社団法人日本惣菜協会 2019年版惣菜白書
百万円 専門店、他 百貨店 総合スーパー 食料品スーパー ＣＶＳ
10,055,560 10,251,844
10,000,000 9,581,388 9,839,937
9,260,479
中食市場は、これまで少子高齢化や核家族の進行、女性の社会進
3,228,956 3,307,416
3,113,392
出などによるライフスタイルの変化により規模を拡大。 8,000,000 2,792,761 2,964,388
一方、成長性が見込まれるため、中食ベンダー・食品メーカー・SM
6,000,000
2,682,414
等の参入増加により、競争環境が厳しさを増している。 2,298,718 2,452,565 2,541,715 2,620,596
当社は、この国内の中食市場内におけるシェアの拡大を図り、企業 4,000,000 920,299 916,981 914,883 921,235 948,137
369,921 371,201 367,498 364,392 359,631
価値の向上を目指す。
2,000,000
2,878,779 2,876,252 2,902,449 2,920,380 2,954,246
求められているもの 0
2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度
日常性 ※ 専門店：惣菜専門店（惣菜販売店、持ち帰り弁当店、仕出し弁当店、給食業者、駅弁売店、寿司販売店、おにぎり販売店、調理パ
ン小売業（サンドイッチ、ハンバーガー等）、ピザ小売業（持ち帰り）など）、イートインコーナー併設型惣菜店、受注後調理型惣菜店など
安心安全 → 品質管理、衛生管理
おいしさ → 地域の自然の恵み（地産地消） 【参考資料： 年間の１世帯当たりの品目別支出平均金額（総世帯）】
出所：総務省統計データ
季節の恵み （品目分類）第10表 年間収入五分位階級別１世帯当たり 品目別支出金額及び購入頻度（総世帯）
鮮度 円 消費支出 調理食品
112,801
カロリーや栄養コントロール 3,500,000
110,104
115,000
107,686
手軽さ → 簡単調理 106,228 110,000
価格・ボリューム 101,668 105,000
3,000,000 97,511
100,000
94,246 94,475
92,371
非日常性 89,384 90,465
95,000
90,000
2,500,000
高付加価値商品 → デザイン性・ブランド力等 3,044,643 2,966,673 3,018,910 2,965,515 2,921,476 2,996,452 85,000
珍しい食材・高級食材 2,971,816 3,017,778 2,909,095 2,956,782 80,000
3,027,938
豊富なメニュー 2,000,000 75,000
2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
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