2669 J-カネ美食品 2019-02-08 15:00:00
平成31年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]

 




 
              平成31年2月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
                                                                              平成31年2月8日
上場会社名        カネ美食品株式会社                                            上場取引所  東
コード番号        2669     URL  http://www.kanemi-foods.co.jp
代表者          (役職名) 代表取締役社長                      (氏名)三輪  幸太郎
問合せ先責任者      (役職名) 経理財務部長                       (氏名)伊藤  誠         TEL  052-879-6111
四半期報告書提出予定日           平成31年2月13日                配当支払開始予定日     -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無  
四半期決算説明会開催の有無      :無  
 
                                                  (百万円未満切捨て)
1.平成31年2月期第3四半期の業績(平成30年4月1日~平成30年12月31日)
  (1)経営成績(累計)                              (%表示は、対前年同四半期増減率)
 
                   売上高      営業利益          経常利益      四半期純利益
                 百万円    %   百万円    %      百万円   %    百万円   %
    31年2月期第3四半期           68,135       0.9      697    -       785     -         503     -
    30年3月期第3四半期           67,482       0.8   △1,227    -    △1,131     -      △1,194     -
 
                                             潜在株式調整後
                           1株当たり
                                              1株当たり
                          四半期純利益
                                              四半期純利益
                                     円 銭           円 銭
    31年2月期第3四半期                      51.13           -
    30年3月期第3四半期                    △121.38           -
 
(2)財政状態
                       総資産                純資産           自己資本比率             1株当たり純資産
                           百万円                 百万円                   %                 円 銭
  31年2月期第3四半期              34,473              24,557              71.2             2,495.27
  30年3月期                   34,346              24,810              72.2             2,521.16
 
(参考)自己資本     31年2月期第3四半期            24,557百万円      30年3月期       24,810百万円
   (注)株主資本に自己株式として計上されている「株式給付信託(BBT)」に残存する自社の株式は、1株当たり四
      半期純利益金額又は1株当たり四半期純損失金額の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式
      (30年3月期第3四半期 7,996株、31年2月期第3四半期 7,469株)に、1株当たり純資産額の算定上、期末発
      行済株式数から控除する自己株式(30年3月期 7,751株、31年2月期第3四半期 7,267株)にそれぞれ含めてお
      ります。
    
2.配当の状況
                                           年間配当金
 
               第1四半期末 第2四半期末              第3四半期末        期末              合計
                      円 銭          円 銭          円 銭         円 銭             円 銭
  30年3月期                -          30.00           -        30.00           60.00
  31年2月期                -          30.00           -                      
  31年2月期(予想)                                                30.00           60.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
 
3.平成31年2月期の業績予想(平成30年4月1日~平成31年2月28日)
                                                                   (%表示は、対前期増減率)
 
                                                                                  1株当たり
                  売上高           営業利益             経常利益          当期純利益
                                                                                  当期純利益
               百万円       %    百万円         %    百万円      %     百万円          %           円 銭
       通期      82,945    -        483     -       548   -        227       -           23.11
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※  注記事項
  (1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
       
 
  (2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
    ①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更    :無
    ②  ①以外の会計方針の変更                  :有
    ③  会計上の見積りの変更                    :無
    ④  修正再表示                              :無
     
 
  (3)発行済株式数(普通株式)
    ①  期末発行済株式数(自己株式を含む)            31年2月期3Q   10,000,000株   30年3月期     10,000,000株

    ②  期末自己株式数                      31年2月期3Q     158,562株    30年3月期       158,953株

    ③  期中平均株式数(四半期累計)               31年2月期3Q   9,841,314株    30年3月期3Q   9,840,913株
    (注)株主資本に自己株式として計上されている「株式給付信託(BBT)」に残存する自社の株式は、1株当た
    り四半期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式(30年3月期3Q 7,996株、31年2月
    期3Q 7,469株)に含めております。
 
 
※  四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
 
※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
   本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
   する一定の前提に基づいており、実際の業績等は、経営環境の変化など様々な要因により大きく異なる可能性があり
   ます。
   業績予想の前提条件及びその他に関する事項については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報
   (3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧下さい。
                                    カネ美食品㈱(2669)平成31年2月期第3四半期決算短信

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………      2
     (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………      2
     (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………      2
     (3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………………      3
    2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………      4
     (1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………      4
     (2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………………………      6
        第3四半期累計期間 ………………………………………………………………………………………………      6
     (3)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………      7
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………      7
       (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………      7
       (会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更) …………………………………………      7
       (四半期損益計算書関係) …………………………………………………………………………………………      7
       (追加情報) …………………………………………………………………………………………………………      8
       (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………      8
    3.主要な経営指標等の推移 ………………………………………………………………………………………………      9
 




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                                   カネ美食品㈱(2669)平成31年2月期第3四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報
 (1)経営成績に関する説明
    当第3四半期累計期間におけるわが国の経済においては、堅調な企業収益や雇用・所得環境の改善が下支えと
   なり、景気は緩やかな回復基調で推移しましたが、不安定な海外の政治情勢等の影響により景気の下押しが懸念
   されるなど、先行き不透明な状況が続いております。
    当社を取り巻く環境においては、消費者物価の上昇や消費増税への不安感の高まりなどを背景に消費者マイン
   ドは伸び悩んでおり、依然として厳しい状況が続きました。
    そのような経営環境の中、当社は、グループ内での人材交流や情報共有により、一体となって売場の活性化や
   商品力の強化、製造の効率化に取り組んでまいりました。

   報告セグメントの当第3四半期累計期間の業績は、以下のとおりであります。

  ①  テナント事業
     テナント事業においては、当期2店舗の新規出店を実施した一方で6店舗を閉鎖しており、店舗数は前期末
   より4店舗減少し286店舗となりました。運営面では、引き続き定番商品のブラッシュアップおよび週末売込み
   商品の販売強化に注力するとともに、事業全体での積極的な情報共有により店舗間の平準化と底上げを図るな
   ど、既存店舗のさらなるレベルアップに努めてまいりました。
     これらの今後を見据えた戦略的な商品政策及び積極的な売り込みが売上高の増加に寄与したものの、一部に
   おいて値引販売や廃棄が増加し、荒利率が低下したことから、テナント事業の売上高は、前年同期間に比べ
   0.5%増収の332億3百万円となり、セグメント利益は、前年同期間に比べ18.6%減益の10億38百万円となりま
   した。
  ②  外販事業
     外販事業においては、ファミリーマートへの看板替えなどの影響から納品店舗数が減少している状況の中、
   新たに10月より株式会社ファミリーマートが展開する自販機型無人コンビニ(ASD)へ弁当やサンドイッチ
   などの納品を開始し、納品量の増加に努めてまいりました。
     また、外販事業全体の収益力の回復に向け、平成30年3月末に津工場、平成30年7月末に三田工場を閉鎖し
   製造拠点の集約を実施したことに加え、引き続き工場運営の見直しにより製造効率の向上や荒利率の改善に取
   り組んでまいりました。
     これらの結果、外販事業の売上高は、前年同期間に比べ1.3%増収の349億31百万円となりました。利益面に
   ついては、依然として損失計上ではあるものの、前年同期間より損失額を大幅に縮小し3億41百万円のセグメ
   ント損失(前年同期間のセグメント損失は25億3百万円)となりました。

    以上の要因により、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期間と比べ0.9%増収の681億35百万円となりま
   した。利益面については、経常利益は7億85百万円(前年同期間は11億31百万円の経常損失)、四半期純利益
   については5億3百万円(前年同期間は11億94百万円の四半期純損失)となりました。

 (2)財政状態に関する説明
    当第3四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ1億26百万円増加して344億73百万円となりま
   した。
   この主な要因は、売掛金が13億1百万円増加した一方で、現金及び預金が4億87百万円、有形固定資産が償却
  及び工場の売却等により5億68百万円それぞれ減少したことなどによります。
   負債は、前事業年度末に比べ3億80百万円増加して99億15百万円となりました。
   この主な要因は、買掛金が5億53百万円増加した一方で、長期未払金が1億円減少したことなどによります。
   純資産は、前事業年度末に比べ2億53百万円減少して245億57百万円となりました。
   この主な要因は利益剰余金が87百万円、その他有価証券評価差額金の差益が1億67百万円減少したことなどに
  よります。
   これらにより当第3四半期会計期間末の自己資本比率は、前事業年度末の72.2%から71.2%となりました。

   なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四
  半期会計期間の期首から適用しており、財政状態については当該会計基準等を遡って適用した後の前事業年度末
  の数値で比較を行っております。




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                                 カネ美食品㈱(2669)平成31年2月期第3四半期決算短信

(3)業績予想など将来予測情報に関する説明
   当第3四半期累計期間において、営業利益、経常利益及び四半期純利益は、平成30年5月17日に公表した通期の
 業績見通しを既に上回っているものの、現時点において通期の業績見通しは修正しないものといたしました。
  修正をする上で必要となる情報の精査中であり、また、現状入手しうる情報で業績に影響を与える要因の有無を
 見極めることが困難であるためです。
  今後、重要な影響を与える変動要因が顕在化した場合には、速やかに開示をする予定です。
  なお、営業利益及び経常利益については上積みできる見込みであり、通期の業績見通しを更に積み上げられる
 よう引き続き注力して参ります。




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                                 カネ美食品㈱(2669)平成31年2月期第3四半期決算短信

2.四半期財務諸表及び主な注記
    (1)四半期貸借対照表
                                                      (単位:千円)
                              前事業年度             当第3四半期会計期間
                           (平成30年3月31日)         (平成30年12月31日)
    資産の部                                                          
     流動資産                                                         
       現金及び預金                       8,015,892            7,528,284
       売掛金                         10,137,139           11,438,287
       商品及び製品                          11,373                3,798
       仕掛品                             13,006               12,354
       原材料及び貯蔵品                       455,223              567,075
       前払費用                            62,593              119,953
       未収入金                            62,458               55,854
       テナント預け金                        108,827              127,024
       その他                             18,040               51,704
       流動資産合計                      18,884,555           19,904,337
     固定資産                                                         
       有形固定資産                                                     
         建物(純額)                     5,172,531            4,906,474
         構築物(純額)                      428,948              400,141
         機械及び装置(純額)                 3,201,133            2,972,698
         車両運搬具(純額)                          0                    0
         工具、器具及び備品(純額)                352,114              497,313
         土地                         4,038,812            3,796,312
         建設仮勘定                         39,550               91,990
         有形固定資産合計                  13,233,090           12,664,930
       無形固定資産                                                     
         ソフトウエア                        92,622              117,206
         その他                            1,414                1,054
         無形固定資産合計                      94,036              118,260
       投資その他の資産                                                   
         投資有価証券                       775,057              539,296
         出資金                            1,640                1,590
         長期前払費用                       243,736              233,876
         前払年金費用                       410,810              355,817
         繰延税金資産                       380,795              329,499
         差入保証金                        285,532              289,008
         会員権                            4,050                4,050
         その他                           33,352               32,397
         投資その他の資産合計                 2,134,974            1,785,535
       固定資産合計                      15,462,100           14,568,726
     資産合計                          34,346,656           34,473,064
 




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                              カネ美食品㈱(2669)平成31年2月期第3四半期決算短信

 
                                                   (単位:千円)
                           前事業年度             当第3四半期会計期間
                        (平成30年3月31日)         (平成30年12月31日)
    負債の部                                                       
     流動負債                                                      
       買掛金                       3,951,379            4,505,353
       未払金                       1,943,506            1,808,116
       未払費用                      1,717,593            1,794,857
       未払法人税等                       80,600              184,000
       未払消費税等                      398,375              475,734
       前受金                              -                13,500
       預り金                         230,250              334,453
       前受収益                          4,054                4,016
       賞与引当金                       990,400              675,679
       役員賞与引当金                       6,192                7,341
       役員株式給付引当金                     1,528                1,969
       流動負債合計                    9,323,879            9,805,021
     固定負債                                                      
       長期未払金                       117,001               16,934
       資産除去債務                       80,199               79,869
       長期預り保証金                      13,896               13,696
       その他                             782                  450
       固定負債合計                      211,879              110,951
     負債合計                        9,535,759            9,915,972
    純資産の部                                                      
     株主資本                                                      
       資本金                       2,002,262            2,002,262
       資本剰余金                                                   
         資本準備金                   2,174,336            2,174,336
         その他資本剰余金                    3,731                3,731
         資本剰余金合計                 2,178,068            2,178,068
       利益剰余金                                                   
         利益準備金                      81,045               81,045
         その他利益剰余金                                              
          別途積立金                 10,300,000           10,300,000
          繰越利益剰余金               10,348,182           10,260,486
         利益剰余金合計                20,729,227           20,641,531
       自己株式                      △507,401             △506,001
       株主資本合計                   24,402,156           24,315,861
     評価・換算差額等                                                  
       その他有価証券評価差額金                408,739              241,230
       評価・換算差額等合計                  408,739              241,230
     純資産合計                      24,810,896           24,557,091
    負債純資産合計                     34,346,656           34,473,064
 




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                                      カネ美食品㈱(2669)平成31年2月期第3四半期決算短信

    (2)四半期損益計算書
     (第3四半期累計期間)
                                                              (単位:千円)
                              前第3四半期累計期間                当第3四半期累計期間
                              (自 平成29年4月1日             (自 平成30年4月1日
                               至 平成29年12月31日)           至 平成30年12月31日)
    売上高                                 67,482,473              68,135,055
    売上原価                                60,177,521              58,662,754
    売上総利益                                7,304,951               9,472,300
    販売費及び一般管理費                           8,532,093               8,774,887
    営業利益又は営業損失(△)                       △1,227,142                 697,413
    営業外収益                                                                 
     受取利息                                       73                      12
     受取配当金                                  50,612                  29,544
     不動産賃貸料                                 14,013                  14,208
     保険解約返戻金                                     -                  12,957
     その他                                    35,822                  36,231
     営業外収益合計                               100,522                  92,953
    営業外費用                                                                 
     不動産賃貸原価                                 4,488                   4,511
     その他                                       837                     617
     営業外費用合計                                 5,325                   5,128
    経常利益又は経常損失(△)                       △1,131,944                 785,238
    特別利益                                                                  
     固定資産売却益                                 1,937                  36,729
     投資有価証券売却益                          ※1 878,365                       -
     特別利益合計                                  880,302                36,729
    特別損失                                                                  
     固定資産除却損                                  18,804                14,158
     減損損失                               ※2   509,242             ※2 58,866

     特別損失合計                                528,046                 73,024
    税引前四半期純利益又は税引前四半期純損失(△)              △779,688                 748,943
    法人税、住民税及び事業税                            90,743                126,163
    法人税等調整額                                324,048                119,547
    法人税等合計                                 414,791                245,711
    四半期純利益又は四半期純損失(△)                   △1,194,480                503,231
 




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                                         カネ美食品㈱(2669)平成31年2月期第3四半期決算短信

(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
  該当事項はありません。

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
  該当事項はありません。

(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)
  有形固定資産については、主として定率法(ただし、平成10年4月1日以降取得した建物(建物付属設備を除
 く)ならびに平成28年4月1日以降に取得した建物付属設備および構築物は定額法)を採用しておりましたが、第
 1四半期会計期間より当社の減価償却方法を定額法に変更いたしました。
  当社は、ユニー・ファミリーマートホールディングス株式会社の子会社となり、同社グループ向け生産体制への
 移行が完了したことを契機として、当社の有形固定資産の稼働状況を改めて検証した結果、今後長期にわたり安定
 的な設備の稼働が見込まれることから、減価償却の方法を定率法から定額法に変更することが、より適切に当社に
 おける使用実態を反映するものと判断したためであります。
  これにより、従来の方法によった場合に比べ、当第3四半期累計期間の減価償却費は227,340千円減少し、営業
 利益、経常利益及び税引前四半期純利益はそれぞれ227,340千円増加しております。
  なお、この変更がセグメントに与える影響は、当該箇所に記載しております。

(四半期損益計算書関係)
  ※1 投資有価証券売却益
   前第3四半期累計期間において、保有する投資有価証券の一部(上場株式1銘柄)を売却したことにより発生
  したものであります。

  ※2 減損損失
   当社は以下の資産グループについて減損損失を計上しました。なお、資産のグルーピングは、管理会計上の区
  分に基づいております。
  前第3四半期累計期間(自  平成29年4月1日  至  平成29年12月31日)
         事業          用途                    種類         減損損失(千円)
                                    建物                        6,087
                                    構築物                      19,125
                米飯加工工場(三重県
                                    機械及び装置                  127,604
                津市)
                                    工具、器具及び備品                 2,970
  外販事業                              土地                      262,201
                                    建物                        3,903
                米飯加工工場(新潟市          構築物                         305
                江南区)                機械及び装置                   83,902
                                    工具、器具及び備品                 3,142
 外販事業の米飯加工工場の一部設備については、投資額に見合った収益性を確保することは困難であり、今後に
おいて投資額の回収が見込めないと判断されるため、当該資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額
を減損損失(509,242千円)として特別損失に計上しました。
 なお、三重県津市及び新潟市江南区の米飯加工工場の回収可能価額は、使用価値または正味売却価額により測定
しており、建物及び土地については、不動産鑑定士による鑑定評価額に基づいて評価しております。また、使用価
値による測定については、将来キャッシュ・フローに基づく評価額がマイナスであるため、回収可能価額は、零と
算定しております。

  当第3四半期累計期間(自  平成30年4月1日  至  平成30年12月31日)
         事業          用途                    種類         減損損失(千円)

                閉鎖工場(三重県津
                市)                  建物                       38,367

  外販事業
                             建物               15,968
                米飯加工工場(新潟市
                             機械及び装置            3,961
                江南区)
                             工具、器具及び備品           568
 外販事業の閉鎖工場及び米飯加工工場の一部設備については、投資額に見合った収益性を確保することは困難で
あり、今後において投資額の回収が見込めないと判断されるため、当該資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額
し、当該減少額を減損損失(58,866千円)として特別損失に計上しました。
 なお、閉鎖工場及び新潟市江南区の米飯加工工場の回収可能価額は、使用価値または正味売却価額により測定し
ております。また、使用価値による測定について新潟市江南区の米飯加工工場は、将来キャッシュ・フローに基づ
く評価額がマイナスであるため、回収可能価額は、零と算定しております。

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                                        カネ美食品㈱(2669)平成31年2月期第3四半期決算短信

(追加情報)
 (「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
  「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号            平成30年2月16日)等を第1四半期会計
  期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示しております。

(セグメント情報等)
  【セグメント情報】
 Ⅰ  前第3四半期累計期間(自平成29年4月1日 至平成29年12月31日)
    1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                   (単位:千円)
                               報告セグメント                               四半期
                                                         調整額        損益計算書
                    テナント事業      外販事業         計                     計上額(注)
売上高                                                                        
 外部顧客への売上高      33,028,147 34,454,326  67,482,473       -           67,482,473
 セグメント間の内部売上高
                        -     691,161     691,161 △691,161                  -
 又は振替高
       計        33,028,147 35,145,487  68,173,634 △691,161          67,482,473
セグメント利益又は損失
                 1,276,434 △2,503,576 △1,227,142        -           △1,227,142
(△)
(注)セグメント利益又は損失(△)は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っております。
   2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
    (固定資産に係る重要な減損損失)
     「外販事業」において工場資産を減損しております。なお、当第3四半期累計期間における当該減損損失
    の計上額は509,242千円であります。
      (のれんの金額の重要な変動)
       該当事項はありません。
      (重要な負ののれん発生益)
       該当事項はありません。
 Ⅱ  当第3四半期累計期間(自平成30年4月1日 至平成30年12月31日)
    1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                   (単位:千円)
                               報告セグメント                               四半期
                                                         調整額        損益計算書
                    テナント事業      外販事業         計                     計上額(注)
売上高                                                                           
 外部顧客への売上高      33,203,839 34,931,215 68,135,055         -          68,135,055
 セグメント間の内部売上高
                        -   1,309,729  1,309,729 △1,309,729                 -
 又は振替高
       計        33,203,839 36,240,944 69,444,784 △1,309,729         68,135,055
セグメント利益又は損失
                 1,038,541  △341,127     697,413         -             697,413
(△)
(注)セグメント利益又は損失(△)は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
   2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
    (固定資産に係る重要な減損損失)
     「外販事業」において工場資産を減損しております。なお、当第3四半期累計期間における当該減損損失
    の計上額は58,866千円であります。
      (のれんの金額の重要な変動)
       該当事項はありません。
      (重要な負ののれん発生益)
       該当事項はありません。

   3.報告セグメントの変更等に関する事項
    (減価償却方法の変更)
     「会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更」に記載のとおり、従来、主として定率
    法によっておりましたが、ユニー・ファミリーマートホールディングス株式会社の子会社となり、同社グル
    ープ向け生産体制への移行が完了したことを契機として、当社の有形固定資産の稼働状況を改めて検証した
    結果、今後長期にわたり安定的な設備の稼働が見込まれることから、第1四半期会計期間より当社の減価償
    却方法を定額法に変更いたしました。
     この変更に伴い、従来の方法に比べ、当第3四半期累計期間において「テナント事業」でセグメント利益
    が41,865千円増加し、「外販事業」でセグメント損失が185,475千円減少しております。
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                                      カネ美食品㈱(2669)平成31年2月期第3四半期決算短信

3.主要な経営指標等の推移
                          第48期              第49期
           回次            第3四半期             第3四半期             第48期
                          累計期間              累計期間

                         自平成29年            自平成30年           自平成29年
                          4月1日              4月1日             4月1日
          会計期間
                         至平成29年            至平成30年           至平成30年
                          12月31日            12月31日           3月31日

売上高               (千円)      67,482,473        68,135,055      90,233,548

経常利益又は経常損失(△)     (千円)     △1,131,944            785,238      △1,062,078
四半期純利益又は四半期(当期)
                (千円)       △1,194,480            503,231       △932,203
純損失(△)
資本金               (千円)       2,002,262         2,002,262       2,002,262

発行済株式総数           (株)       10,000,000        10,000,000      10,000,000

純資産額              (千円)      24,894,645        24,557,091      24,810,896

総資産額              (千円)      34,706,958        34,473,064      34,346,656
1株当たり四半期純利益金額又は
1株当たり四半期(当期)純損失   (円)         △121.38              51.13         △94.73
金額(△)
1株当たり配当額          (円)              30.00           30.00            60.00

自己資本比率            (%)               71.7             71.2            72.2
(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
   2.株主資本に自己株式として計上されている「株式給付信託(BBT)」に残存する自社の株式は、1株当た
     り四半期純利益金額又は1株当たり四半期(当期)純損失金額の算定上、期中平均株式数の計算において控
     除する自己株式に含めております。
   3.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期
     会計期間の期首から適用しており、第48期第3四半期累計期間及び第48期に係る主要な経営指標等について
     は、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。




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