銘柄コード：2669
カネ美食品株式会社
2022年２月期 第２四半期
決算説明会
本資料に記載されている今後の業績見通し及び各情報などは、現段階にお
ける入手可能な事項と、当社が十分合理的であると判断した事項に限って記
載を致しております。今後起こり得る各要因によって、当社の今期計画の予
定及び業績が著しく異なってくる可能性も有り得ますので、その点を踏まえて
のご参考資料として頂ければ幸いです。
【本資料に関するお問合せ先】
カネ美食品株式会社 広報IR部 ＴＥＬ （052）879-6126（直）
E-mail：press@kanemi-foods.co.jp
URL：https://www.kanemi-foods.co.jp
【参考】 事業内容 2021年８月31日現在
テナント事業 外 販 事 業
・スーパーマーケットを中心に、百貨店や駅ナカなどへ出店 ・東海地方を中心に関東、関西等に12工場を配置
・東海地方を中心に関東、関西に店舗展開 ・コンビニエンスストアへ納品する弁当・おにぎり・パスタ等を製造
・地域や周辺環境に合わせ、柔軟な対応ができるよう様々な業態 ・鉄道会社が運営するコンビニエンスストアへ納品する弁当・おに
やブランドを展開 ぎり等を製造
・地域の生活協同組合から、主に夕食宅配弁当の製造を受託
【出店先】 【納品先】
■スーパーマーケット、総合ディスカウントストア 236 店舗 ■コンビニエンスストア
ユニー（アピタ・ピアゴ） 173 店舗 ファミリーマート 8,850 店舗
UDリテール（MEGAドン・キホーテUNY、ドン・キホーテUNY） 49 店舗
自販機型無人コンビニ（ＡＳＤ） 1,890 台
その他（アオキスーパー、オオゼキ等） 14 店舗
■鉄道系コンビニエンスストア
■百貨店・駅ナカ・駅ビル等 34 店舗
百貨店 15 店舗 NewDays、KIOSK（JR東日本リテールネット） 541 店舗
駅ナカ・駅ビル 18 店舗 ■宅配関連
その他（商業施設等） 1 店舗
全 ７ヵ所の
コープデリ、おおさかパルコープ、コープあいち 等
■外食店舗 3 店舗 生活協同組合
寿司御殿 3 店舗
アピタ一宮店 eashion 北千住マルイ店 コンビニエンスストア NewDays 1
2022年２月期 第２四半期 決算概況
業績の状況
(単位：百万円）
2021年２月期 第２四半期 2022年２月期 第２四半期
実 績 構成比 実 績 構成比 前期比
（％） （％） （％）
売上高 37,298 100.0 38,797 100.0 104.0
テナント事業 19,638 52.7 20,726 53.4 105.5
外販事業 17,660 47.3 18,071 46.6 102.3
営業利益または損失（△） △22 － 915 2.3 -
経常利益 10 0.0 949 2.4 -
当期純利益または損失（△） △139 － 762 1.9 -
（注）売上高は各事業のセグメント間の内部売上高を除いて表示しております。
3
セグメント別の業績の状況
(単位：百万円）
2021年２月期 第２四半期 2022年２月期 第２四半期
実 績 構成比 実 績 構成比 前期比
（％） （％） （％）
売上高 19,638 100.0 20,726 100.0 105.5
テ ユニー店舗 14,372 73.2 14,120 68.1 98.2
ナ
ン UDリテール店舗 2,505 12.8 3,108 15.0 124.0
ト
事
業 その他店舗 2,760 14.0 3,497 16.9 126.6
セグメント利益 617 3.1 946 4.5 153.4
売上高 17,660 100.0 18,071 100.0 102.3
ファミリーマート 16,048 90.9 16,141 89.3 100.5
外 鉄道系コンビニ 529 3.0 623 3.5 117.7
販
事 宅配 1,061 6.0 1,156 6.4 108.9
業
その他 19 0.1 149 0.8 745.6
セグメント利益または
損失（△）
△639 － △31 － －
4
売上高と利益の増減要因
【 売上高 】 【 営業利益 】
百万円 百万円
40,000 2,500
1,072
317
39,000 93 2,000
740 1,498
38,000 △725 1,500
216
37,000 1,000
38,797 △681
△96
36,000 500 915
37,298
35,000 0
△22
34,000 -500
2021年2月期 ① ② ③ ④ ⑤ 2022年2月期 2021年２月期 ① ② ③ ④ 2022年２月期
第２四半期 第２四半期 第２四半期 第２四半期
2021年２月期 第２四半期 37,298 百万円 2021年２月期 第２四半期 △22 百万円
①テナント 新設店舗による売上増加 740 百万円 ①売上高の増加 1,498 百万円
②テナント 既存店舗による売上増加 1,072 百万円
②仕入高の増加 △681 百万円
③テナント 業態転換および閉店による売上減少 △725 百万円
③人件費の減少 216 百万円
④外販 CVS部門の売上増加 93 百万円
⑤外販 その他部門の売上増加 317 百万円 ④その他経費の増加 △96 百万円
2022年２月期 第２四半期 38,797百万円 2022年２月期 第２四半期 915 百万円
増減額 1,498百万円 増減額 937 百万円
5
月次売上高 前年比
(単位：％）
2022年２月期
上期 通期
３月 ４月 ５月 ６月 ７月 ８月 ９月 10月 11月 12月 １月 ２月
累計 累計
全社合計 99.7 112.6 108.6 102.0 102.2 100.4 104.0
合計 105.7 115.6 109.0 103.4 103.4 98.7 105.5
テ 既存合計 104.0 109.5 104.3 103.6 105.2 101.5 104.5
ナ
ン ユニー店舗 102.0 107.2 102.8 101.8 104.0 101.0 103.0
ト
事 UDﾘﾃｰﾙ店舗 99.6 103.1 100.4 103.1 104.0 100.2 101.6
業
その他店舗 115.4 139.1 130.2 111.9 112.0 105.6 115.4
合計 93.7 109.5 108.1 100.5 101.0 102.6 102.3
外
販 既存合計 102.2 120.5 119.2 110.2 110.8 112.8 112.3
事 ﾌｧﾐﾘｰﾏｰﾄ 92.5 108.1 105.8 97.5 99.3 100.7 100.5
業
その他 106.4 123.3 132.8 128.7 117.2 121.6 119.7
（注） 1.既存店舗の区分は、開店月より14ヵ月経過した店舗と定義しております。
2.上表の累計数値は、会計上の修正額を含めております。
全社合計 テナント事業 既存店舗合計 外販事業 既存工場合計
140
120
100
80
60
3月度 4月度 5月度 6月度 7月度 8月度 9月度 10月度 11月度 12月度 1月度 2月度 3月度 4月度 5月度 6月度 7月度 8月度 9月度 10月度 11月度 12月度 1月度 2月度
2021年 2022年
2月期 2月期
6
貸借対照表、キャッシュ・フローの状況
(単位：百万円） (単位：百万円）
2022年２月期 2022年２月期
2021年２月期 2021年２月期
第２四半期 増減 第２四半期
流動資産 18,487 19,941 1,454 営業活動によるキャッシュ・フロー 984 1,311
現金及び預金 12,653 13,527 874 投資活動によるキャッシュ・フロー △779 △367
売掛金 5,105 5,695 590 財務活動によるキャッシュ・フロー △341 △69
たな卸資産 448 429 △18 現金及び現金同等物の増減額 △136 874
その他 280 287 7 現金及び現金同等物の期首残高 12,789 12,653
固定資産 11,658 11,390 △268
現金及び現金同等物の期末残高 12,653 13,527
有形固定資産 9,952 9,793 △159
(単位：百万円）
無形固定資産 246 219 △27
2022年２月期
投資その他の資産 1,459 1,377 △81 期首残高
12,653
資産合計 30,145 31,331 1,185
営業活動によるＣF 1,311
1311
流動負債 6,590 7,071 480
固定負債 334 319 △15 投資活動によるＣF △367
負債合計 6,925 7,390 465
財務活動によるＣF △69
純資産合計 23,220 23,941 720
2022年２月期
負債・純資産合計 30,145 31,331 1,185 第２四半期 13,527 874
期末残高
自己資本比率（％） 77.0 76.4 △0.6
7
設備投資
2021年２月期 2022年２月期 第2四半期 (単位：百万円）
実 績 実 績 主な設備投資の内容
テナント事業 333 420 新設、改装、業態転換および店舗設備の更新等
外販事業 262 110 設備の更新および増強等
その他 36 0 設備の更新等
合 計 632 531
テナント事業 店舗概要 2021年２月期 2022年２月期 第２四半期
業態 ブランド 期末店舗数 出店 閉店 業態転換(出店) 業態転換(閉店) 改装 期末店舗数
総合惣菜 Kanemi 138 2 1 4 135
ユニー
店舗
寿司専門 寿司御殿 28 1 2 27
洋風惣菜 K-STAGE（ケイステージ） 11 11
「kanemi」から「Re’ｚ deli」に
Kanemi 39 4 ブランド転換を実施 △20 15
総合惣菜
Re’ｚ deli（リーズデリ） 8 3 20 31
UDﾘﾃｰﾙ
店舗
寿司専門 寿司御殿 3 1 2
唐揚専門 とりから御殿 0 1 1
Kanemi 11 3 8
総合惣菜 e’z mart（イーズマート） 3 1 2
その他
ease deli（イーズデリ） 4 1 4
店舗
寿司専門 寿司御殿 1 1
洋風惣菜 eashion（イーション） 31 2 33
外 食 寿司御殿 3 3
合 計 280 2 11 4 2 7 273 8
設備投資：テナント事業（出店・閉店の内容）
日付 業態 店舗名 ディベロッパー 所在地 日付 業態 店舗名 ディベロッパー 所在地
出
店
とりから御殿 MEGA ドン・キホーテ イーズデリ
3/12 専門 ＵＤリテール株式会社 愛知県小牧市
(
UNY 小牧店 ※１ 3/2 総合 株式会社オオゼキ 東京都世田谷区
業 オオゼキ下北沢店
態
転 3/19 洋風 ｅashionそごう横浜店 株式会社そごう・西武 横浜市西区
寿司御殿
換 6/4 寿司
アピタ大和郡山店
ユニー株式会社 奈良県大和郡山市
に 4/23 洋風 eashion北千住マルイ店 株式会社丸井 東京都足立区
伴
う 4/23 総合 リーズデリ江南店 ※１ ＵＤリテール株式会社 愛知県江南市 改 6/25 総合 碧南東店 ユニー株式会社 愛知県碧南市
出 装
店 6/30 総合 金沢ベイ店 ユニー株式会社 石川県金沢市
5/21 総合 リーズデリ敦賀店 ※１ ＵＤリテール株式会社 福井県敦賀市
含
む
） 6/25 総合 リーズデリ石和店 ※１ ＵＤリテール株式会社 山梨県笛吹市 7/21 総合 西城店 ユニー株式会社 名古屋市守山区
日付 業態 店舗名 ディベロッパー 所在地 寿司御殿
7/22 寿司 ユニー株式会社 名古屋市南区
アピタ名古屋南店
寿司御殿 MEGAドン・キホーテ
3/7 寿司 ＵＤリテール株式会社 愛知県小牧市
UNY小牧店 ※２ 8/5 総合 アピタ富山東店 ユニー株式会社 富山県富山市
3/14 総合 十四山店 ユニー株式会社 愛知県弥富市
日付 店舗名 日付 店舗名
閉 3/14 総合 アピタ石和店 ※２ ユニー株式会社 山梨県笛吹市
店 既 3/5 リーズデリ中里店 既 5/21 リーズデリ富士吉原店
3/31 総合 三条店 株式会社アオキスーパー 愛知県一宮市 存 存
(
業 3/12 リーズデリアラタマ店 5/28 リーズデリ星川店
態 店 店
4/5 寿司 寿司御殿 平針店 ユニー株式会社 名古屋市天白区 舗 舗
転
の 3/19 リーズデリ伊勢崎東店 の 6/4 リーズデリ国府店
換
4/11 総合 ドン・キホーテUNY富士中央店 ＵＤリテール株式会社 静岡県富士市 リ リ
に
伴 ー 3/26 リーズデリ砺波店 ー 6/11 リーズデリ座間店
う 6/21 総合 白鳥店 株式会社アオキスーパー 愛知県愛知郡東郷町 ズ ズ
一 デ 4/2 リーズデリ納屋橋店 デ 6/18 リーズデリ西大和店
時 6/21 総合 よもぎ台店 株式会社アオキスーパー 名古屋市名東区 リ リ
閉 転 4/9 リーズデリ太田川店 転 6/25 リーズデリ近江八幡店
店 6/27 総合 ドン・キホーテUNY大桑店 ＵＤリテール株式会社 埼玉県加須市 換 換
含 改 4/16 リーズデリ横浜大口店 改 7/2 リーズデリ気噴店
む 6/27 総合 碧南店 ユニー株式会社 愛知県碧南市
） 装 装
店 4/23 リーズデリ美濃加茂店 店 7/9 リーズデリ浜松泉町店
6/27 総合 ドン・キホーテUNY可児店 ＵＤリテール株式会社 岐阜県可児市 舗 舗
5/7 リーズデリ魚津店 7/16 リーズデリ伝法寺店
カルチュア・コンビニエンス
6/30 総合 イーズマート枚方T-SITE店 大阪府枚方市
・クラブ株式会社 5/14 リーズデリ東近江店 7/22 リーズデリ佐原東店
7/4 総合 ドン・キホーテUNY藤岡店 ＵＤリテール株式会社 群馬県藤岡市 ※１は、業態転換に伴う出店を表し、※２は閉店を表しています。
9
2022年２月期 業績予想、配当について
(単位：百万円）
2022年２月期予想
業績見通し 2019年３月期 2020年２月期 2021年２月期
（2021年10月8日修正）
売上高 82,432 84,703 75,529 77,200
営業利益 585 1,728 465 1,450
経常利益 680 1,795 524 1,500
当期純利益または純損失（△） △843 1,282 204 750
テナント事業
売上高 40,388 42,205 40,375 41,789
セグメント利益 1,144 1,652 1,603 1,822
外販事業
売上高 42,043 42,497 35,153 35,410
セグメント利益または損失(△) △558 76 △1,137 △372
配当
１株当たり配当額（内１株当たり中間配当額）（円） 60（30） 65（30） 7（0） 17（8）
配当性向（ ％ ） — 49.1 33.1 21.9
10
2022年２月期 設備投資計画
2022年２月期
2022年２月期 下期計画 (単位：百万円）
第２四半期
実 績 計 画 主な設備投資の内容
テナント事業 420 139 店舗の新設、改装および設備の更新等
外販事業 110 508 生産設備の更新および増強等
その他 0 5 設備の更新等
合 計 531 653
テナント事業 店舗計画 2022年２月期
2022年２月期下期計画
第２四半期
業態 ブランド 期末店舗数 出店 閉店 業態転換(出店) 業態転換(閉店) 改装 期末店舗数
総合惣菜 Kanemi 135 2 4 133
ユニー
店舗
寿司専門 寿司御殿 27 1 2 26
洋風惣菜 K-STAGE（ケイステージ） 11 1 11
Kanemi 15 △15 0
総合惣菜
UDﾘﾃｰﾙ Re’ｚ deli（リーズデリ） 31 1 16 47
店舗 寿司専門 寿司御殿 2 「kanemi」から「Re’ｚ deli」に 2
ブランド転換予定
唐揚専門 とりから御殿 1 1
Kanemi 8 8
総合惣菜 e’z mart（イーズマート） 2 2
その他 ease deli（イーズデリ） 4 4
店舗 寿司専門 寿司御殿 1 1
洋風惣菜 eashion（イーション） 33 2 33
外 食 寿司御殿 3 3
合 計 273 0 0 1 3 10 271 11
テナント店舗の状況（３期推移）
ユニー店舗 UDリテール店舗 その他店舗
189 177 170
出
店
先 51 50 53 50 51
31
別
店
舗 2020年2月期 2021年2月期 2022年2月期
数
2020年２月期 2021年２月期 2022年２月期
業態 業態 業態 業態 業態 業態
出 閉 改 期末 出 閉 改 期末 出 閉 改 期末
業態 ブランド 店 店
転換 転換
装 店舗数 店 店
転換 転換
装 店舗数 店 店
転換 転換
装 店舗数
(出) (閉) (出) (閉) (出) (閉)
総合惣菜 Kanemi 3 25 1 149 1 10 3 138 2 3 8 133
ユニー
寿司専門 寿司御殿 2 29 1 28 1 1 4 26
店舗
洋風惣菜 K-STAGE 1 11 11 1 11
Kanemi 1 20 30 13 ▲ 4 39 4 ▲ 35 0
総合惣菜
UDﾘﾃｰﾙ Re’ｚ deli 0 4 4 8 4 36 47
店舗 寿司御殿
寿司専門 1 1 2 3 1 2
唐揚専門 とりから御殿 0 0 1 1
Kanemi 1 11 11 3 8
「kanemi」から「Re’ｚ deli」に
総合惣菜 e’z mart 1 3 ブランド転換を実施 3 1 2
その他 ease deli 4 4 1 4
店舗 寿司専門 寿司御殿 1 1 1
洋風惣菜 eashion 1 1 1 29 2 31 2 2 33
外 食 寿司御殿 3 3 3
合計 4 5 21 27 2 271 2 1 19 11 3 280 2 11 5 5 17 271
（注）2022年2月期は、上期の実績＋下期の計画を記載しております。 12
2022年２月期 第２四半期
業績総括および今後の見通し
2022年２月期 全社方針
■ スローガン ■ コロナ禍の業績への影響
- コロナの長期化で「簡単・便利」ニーズが高まり、「自炊疲れ」による惣菜需要の増加
新時代の中で常に基本を源に
- オフィス需要や旅客需要の強い都心部のオフィス立地店舗や駅立地店舗は低調に推移
新化・深化・進化・伸化
状 況 影 響 対 応
動いて、挑戦して、成長する
購買動向（来店時間、滞在
・新化：コロナ禍、収束、変わり行く時代、気づき 時間、購入品目）の変化
・深化：何故そうするのか、しなければならないのかの理由を明確に 店舗の臨時休業や
午前中を中心にピーク時
・進化：変化対応 営業時間の短縮
・伸化：成長＝勝ち残り 間が前倒し、夕方の客足 ・「営業基本方針」の忠実な実行
が伸び悩む 事業所、従業員の予防対策の
■ 全体施策
徹底、安心して選んでいただけ
素材や冷凍食品など保存
・新たな展開へのチャレンジ 可能な商品の需要拡大、
る商品づくり
・新しい生活様式に対応した商品提供 外出自粛による内
家庭内調理の増加、外食 ・店舗や工場の運営を見直し、適
・おいしさの原点回帰 食志向・在宅消費
メニューのデリバリーやテ 正なコスト管理および人時生産
・非財務情報(ESG、SDGs等)に関する取り組み推進 の高まり
イクアウト等の活用による 性の向上に注力
垣根を越えた競争拡大
・「外食控え」「家呑み」をキー
■ 新型コロナウイルス感染症への対応 お盆など、寿司桶やオード ワードに、中食から「コト」消費
・事業所・従業員の予防対策の徹底 季節催事の需要低 ブル等、大人数用商品の の提案、需要に合わせた売場
（衛生管理、体調管理、不要不急の外出自粛） 下と増加、帰省需要 需要低下 の展開
の低下 オリンピックを家で観戦に
・消費者の新生活様式への移行、経営環境の ・お盆やゴールデンウィーク、帰
「おつまみ」の需要増加
変化に対し「チャレンジ・進化」 省需要期間の商品戦略を大皿
テレワークや在宅
・「食」を重要な生活インフラとして消費者ニーズに 特に都心部のオフィス立地 から個食へと変更
勤務等、勤務形態
合わせた商品展開 店舗や駅立地店舗が不況
の変化
14
2022年２月期第２四半期 総括
■ コロナ禍における事業別の状況
テナント事業 出店先・立地別前年比および主な要因 外販事業 納品先別前年比および主な要因
スーパーマーケット（前期比 102.9％） コンビニエンスストア（前期比 100.5％）
家庭内消費の需要により底堅く推移 在宅ワークの定着で、オフィス立地や駅立地店舗の客足戻りが鈍い
駅立地店舗（主にeashion、前期比 136.1％） 鉄道系コンビニエンスストア（前期比 117.7％）
第1Q 昨年の臨時休業・時短営業の反動増 第1Q 昨年の臨時休業・時短営業の反動増
第2Q 旅客・通勤客需要の伸び悩みにより低水準で推移 第2Q 旅客・通勤客需要の伸び悩みにより低水準で推移
外食店舗（前期比 123.0％） 宅配関連（前期比 108.9％）
第1Q 昨年の臨時休業・時短営業の反動増 家庭内消費需要の高まりが追い風
第2Q 緊急事態宣言発出により低水準で推移
テナント事業 納品先別売上高 前年比 外販事業 納品先別売上高 前年比
400.0% 200.0%
350.0% 前年、初の緊急事態宣言発出に 前年、初の緊急事態宣言発出に
180.0%
伴う反動増 伴う反動増
300.0% 160.0%
250.0% 140.0%
200.0% 120.0%
150.0% 100.0%
100.0% 80.0%
50.0% 60.0%
3月 4月 5月 6月 7月 8月 合計 ３月 ４月 ５月 ６月 7月 8月 合計
スーパーマーケット 駅立地 外食 コンビニエンスストア 鉄道系コンビニエンスストア 宅配関連
15
2022年２月期 第２四半期 各事業の取り組み テナント事業①
（株）丸井が運営するJR北千住駅に隣接する施設
「北千住マルイ」の地下1階にeashion初出店
家呑み需要に
セントラルキッチンの稼働 対応したおつまみ
総合惣菜Kａｎｅｍｉブランドにて、
おにぎりや弁当の充実 惣菜、サラダの品揃え強化
唐揚グランプリ金賞受賞を機に販
促強化・単品商品の美味しさ強化
3月 緊急事態宣言 5月
4月
ゴールデンウイーク
まん延防止法
～コロナ禍のお客様ニーズにお応えする売場と接客～
①売場中央でおかずやおつまみの品揃え強化。
そごう横浜 eashion 出店 ②マスクやシールドで聞こえにくい声をお客様へ
「伝える」を大切にしたレジ接客指導。
新業態
とりから御殿
寿司御殿との併設で、寿司とからあげのW需要 16
2022年２月期 第２四半期 各事業の取り組み テナント事業②
オリンピックに合わせた家呑み
新化 おつまみ強化
深化
進化
伸化
アピタ一宮店をモデル店舗としてお店作りを実施 売り場のコーナー化
POPなど掲示物を見直し 出来立てをアピールする売り場作り
7月 お盆商戦
6月
オリンピック開催
8月 緊急事態宣言・まん延防止法
リーズデリ 新モデル 収益改善
ヤンニョムチキンやキンパ、 ESG/SDGs（地域貢献）
ジャンボチキンカツなど大好評
ニューファミリーの客層を掴む 外食店舗の寿司御殿では、愛知県警察と一緒に「夏の交通安全県民運動」に取
り組みました
「データで解析！サンデージャーナル」
（テレビ愛知）TVで取組紹介も！
回転すしと一緒に啓蒙活動
愛知県警のアプリのダウンロードで、穴子一本焼きのサービス 17
2022年２月期 第２四半期 各事業の取り組み 外販事業
・3月～ 袋井工場のテナント専用セントラルキッチン化
袋井工場のファミリーマート向けアイテムを岡崎工場・東海工場等へ
生産拠点の移管・生産効率の向上
• 4月～PPIHへのチルド商品の納品開始
• 4月～ 新規取引開始
関東圏のスーパー「エコス（本社東京 102店舗展開）」納品拡大
緊急事態宣言 緊急事態宣言
まん延防止法 まん延防止法
3月 5月 7月
4月 6月 8月
オリンピック開催
ゴールデンウイーク お盆商戦
• 4月～ ファミリーマート40周年 キャンぺーン実施
3月 お母さん食堂 6月弁当50円引きセール 7月 おにぎりリニューアル
30円引きセール 100円セール
4月おにぎり 5月 パスタ３０円引きキャンペーン
8月 40％増量キャンペーン
100円セール （弁当・サラダ・調理パン）
コープ • 生協宅配弁当 在宅消費が好調↗
18
2022年２月期 下期施策
テナント事業
■集客力・収益性の向上
GMS業態・SM業態
－ 定番商品のブラッシュアップと販売強化による他社との差別化
－ 販促強化による顧客認知度向上へ向けた売り場作り、増床改装
GMS/SM業態 売り場の差別化例
ディスカウント業態（リーズデリ)
－ コアターゲットを絞り込んだ商品展開
－ ピークタイムの変化、品揃えの変化に伴うオペレーションと運営体制の変更
■新たな店舗・商品の展開
— とりから御殿の拡大 とりから御殿 人気の定番メニュー
－ eashion 新規専門業態のチャレンジ（既存eashion店舗にてテスト販売を実施）
■セントラルキッチン「袋井ファクトリー」活用による内製化の推進
— 高付加価値（高単価）おにぎりの製造、専任担当を配置しオリジナル商品の育成
■販売計画・発注支援システムの活用
— 発注時間短縮により、更なる生産性の向上と接客サービスの向上
■人財育成の取り組み
eashion 新業態メニュー例
— 技術指導担当者の配置による店舗間の技術レベルの均一化
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2022年２月期 下期施策
外販事業
■関東エリアの再編、製造品目の集約に伴う生産効率の向上
— 松戸工場製造のファミリーマート向け商品を埼玉工場・横浜工場へ移管
コープ向け宅配弁当
⇒ 松戸工場における新規取引やPPIH向け商品製造の推進 新規宅配メニュー
⇒ 埼玉工場・横浜工場の生産効率の向上による利益改善
【カロリーサポートコース】
■新規取引先の開拓および取引拡大 塩分2.5ｇ カロリー280kcal
— 商品開発担当者・営業担当者の増員による商品開発力・営業力の強化
— PPIH、日本アクセスと連携した新規納品先の獲得
— 宅配需要が伸長する生協への納品拡大、新メニューの展開
■継続的なQC活動および人財育成の取り組み
— 安心安全な商品供給の為に従業員への講習と力量テストを実施 減塩、低カロリー
— 次世代リーダーの育成
— 品質の向上・組織力の強化
■内製化商品・来期へ繋げる商品
－ 冷凍商品、チルド商品、酢飯など 520円
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中食市場について 【参考資料： 惣菜市場規模】
【惣菜市場規模の推移】 出所：社団法人日本惣菜協会 2021年版惣菜白書
内食 中食（惣菜） 外食 食市場計
2010年 32兆521億円 8兆1,238億円 23兆6,599億円 63兆6,646億円
2019年※ 36兆402億円 10兆3,200億円 26兆439億円 72兆4,041億円
10年－19年比 115.3% 127.1% 110.10% 113.70%
※発刊時点で2020年外食市場規模（7月頃）及び内閣府「国民経済計算」2020年分
統計（12月頃）が未発表の為、2019年数値で比較しています。
食市場全体の中でも特に惣菜市場の成長は著しく、10年前と比較すると127％を超
2018年 2019年 2020年
えてきており、高齢化・核家族化・女性の社会進出など ライフスタイルの変化を反映し
惣菜市場規模 10兆2,518億円 10兆3,200億円 9兆8,195億円 て、惣菜の利用が大きく増加していると考えられる。
対前年比 102.0% 100.7% 95.2% 当社は、この国内の中食市場内におけるシェアの拡大を図り、企業価値の向上を
2020年は新型コロナウイルスの影響で4.8％減へ 目指す。
求められているもの
●日常性 出所：社団法人日本惣菜協会 2021年版惣菜白書
安心安全 → 品質管理、衛生管理
おいしさ → 地域の自然の恵み（地産地消）
季節の恵み
鮮度
カロリーや栄養コントロール
手軽さ → 簡単調理
価格・ボリューム
●非日常性
高付加価値商品 → デザイン性・ブランド力
珍しい食材・高級食材等
豊富なメニュー 「おいしさ」と「価格」を重視する傾向
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会 社 概 要
（２０２１年８月３１日現在）
会社概要
〒458-0815 テナント 273店舗
本社所在地 テナント店舗数および工場数
名古屋市緑区徳重三丁目107番地 外販 12工場
創業 / 設立 1969年11月 / 1971年 3月 資本金 20億 ２ 百万円
代表取締役会長 青木 実 上場証券取引所・コード 東京証券取引所 JASDAQ 2669
代表者
代表取締役社長 園部 明義 株主名簿管理人 三井住友信託銀行株式会社
沿 革
年 月 事 項 年 月 事 項
1971年 3月 名古屋市中川区に「カネ美食品株式会社」（資本金650万円）を 設立 2007年 6月 伊藤忠商事株式会社と業務提携契約の締結
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取
1971年 5月 「株式会社鮨の美也古」を設立 2010年 4月
引所JASDAQに上場
「株式会社鮨の美也古」を吸収合併し、総合惣菜店舗として チェーン展
1972年 5月 2011年 4月 100％子会社の「株式会社港炊飯センター」を吸収合併
開を開始
大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所
1972年 7月 名古屋市南区に「本社」を新設・移転 2013年 7月
JASDAQに上場
サークルK（ユニー株式会社事業部）の1号店開店により、弁当の納品を
1980年 3月 2013年 9月 名古屋市緑区徳重に「本社」を新設・移転
開始
1993年 8月 名古屋市天白区中坪町に「本社」及び「配送センター」を新設・移転 2013年10月 100％子会社の「株式会社エスジーダイニング」を吸収合併
ユニー・ファミリーマートホールディングス株式会社による当社株式の追
1999年 4月 「配送センター」を廃止し、原材料等の供給を外部委託 2017年 7月
加取得により、同社の子会社となる
ユニー・ファミリーマートホールディングス株式会社の保有する一部株式
2000年 4月 子会社「株式会社港炊飯センター」を設立 2019年 4月 を株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスへ譲
渡したことにより、両社が筆頭株主となる
株式会社ファミリーマートの保有する一部株式を株式会社日本アクセス
2000年10月 株式公開（店頭登録） 2020年 7月 へ譲渡したことにより、株式会社ファミリーマートは筆頭株主およびその
他の関係会社に非該当となる
株式会社ファミリーマートの保有する一部株式をシティグループ証券株
2005年 4月 子会社「株式会社エスジーダイニング」を設立 2021年 1月
式会社へ譲渡 23
業績推移
百万円 売上高 テナント事業 売上高 外販事業 売上高
89,939 88,258 90,233
90,000 85,580
84,566 82,432 84,703
80,719 81,144
75,529
44,991 43,490 46,203
41,808 42,272 42,497
60,000 40,159 40,307 42,043
35,153
38,797
30,000 18,071
40,837 42,757 43,308 44,948 44,768 44,030 42,205
40,559 40,388 40,375
20,726
0
2012年3月期 2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年2月期 2020年2月期 2021年2月期 2022年2月期
第2四半期
（注）売上高は各事業のセグメント間の内部売上高を除いて表示しております。2019年2月期は決算期変更に伴い11ヵ月決算となっております。
営業利益
百万円
4,000 3,067
2,855 2,661
2,563
3,000 2,064
2,000 1,728
915
498 585 465
1,000
0
-1,167
-1,000
-2,000 2012年3月期 2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年2月期 2020年2月期 2021年2月期 2022年2月期
第2四半期
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事業フロー
㈱パン・パシフィック・インター
ナショナルホールディングス
その他 ユニー㈱ その他 一般
㈱ファミリーマート ＵＤリテール㈱
得意先 得意先 顧客
㈱ドン・キホーテ
製造・ 製造・ 製造・ 製造・委託 製造・委託 製造・
納品業務 納品業務 納品業務 販売業務 販売業務 販売業務
外販事業 テナント事業
カネ美食品㈱ カネ美食品㈱
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テナント事業：総合惣菜店舗
総合惣菜店舗 総合惣菜店舗
Ｋａｎｅｍｉ（158店舗） Re'z deli（リーズデリ）（31店舗）
寿司・弁当・サラダなど幅広く取り扱う総合惣菜店舗。
ドン・キホーテとユニーのダブルネーム業態転換店舗「MEGA ドン・キホーテ UNY」に
店舗内での調理を基本とし、作りたてをお客様にご提供するこ
出店する総合惣菜店舗を新たなブランドで展開。
とにこだわるとともに、お客様とのコミュニケーションを大切にし
①納得のいく値頃感ある商品の提供（reasonable）
た店舗運営に努めています。
②季節感の提供（seasonable）
アピタ・ピアゴ・ユーストア内 （135店舗） ③カネ美がこだわる美味しさの提供（delicious）
をコンセプトとし、より一層お客様にご満足いただくため、「毎日値頃価格」をテーマに
美味しいものを毎日お値頃価格で提供し、地域一番の食卓応援団として、魅力ある
店舗づくりに努めています。
ＭＥＧＡドン・キホーテＵＮＹ （31店舗）
ＭＥＧＡドン・キホーテＵＮＹ内 アオキスーパー内
（15店舗） （3店舗）
バロー内（１店舗）
コープあいち内（１店舗）
コープいしかわ内
（２店舗）
ＭＥＧＡドン・キホーテ内
（１店舗）
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テナント事業：総合惣菜店舗＆ 寿司専門店舗
総合惣菜店舗
e’z mart（イーズマート）（２店舗） 寿司専門店舗 寿司御殿（30店舗）
総合惣菜と洋風惣菜を融合させ 本物の寿司の味を手軽に家庭で楽しんでもらいたいという思
た新しいスタイルの店舗として、 いから、テイクアウト専門店として、主にアピタ・ピアゴ店内に
首都圏のスーパーマーケットや テナント展開しています。また、店舗環境に応じて、焼鳥や弁
駅ビルに出店しています。幅広 当を提供する店舗も展開しています。
いニーズにお応えできる柔軟な
展開を図ります。
アピタ・ピアゴ内 （27店舗）
ＭＥＧＡドン・キホーテＵＮＹ内 （2店舗）
東急ストア内 （１店舗） アトレ内 （１店舗）
バロー内 （１店舗）
総合惣菜店舗
ease deli（イーズデリ）（４店舗） 唐揚専門店舗 とりから御殿（1店舗）※他、寿司御殿との併設店2店舗）
首都圏の小規模スーパーマー 唐揚げグランプリ金賞受賞のノウハウ
ケット内に出店する総合惣菜店 を生かした、唐揚の専門店
舗。幅広いアイテムを取り揃え MEGAドン・キホーテUNY店舗やアピタ
お客様に安心してお買い求め 店内にテナント展開しています。
いただける店づくりを進めてい
きます。
オオゼキ内 （４店舗） ＭＥＧＡドン・キホーテＵＮＹ内 （1店舗）
27
テナント事業：洋風惣菜店舗
洋風惣菜店舗 洋風惣菜店舗
eashion（イーション）（33店舗） Ｋ－ＳＴＡＧＥ（ケイステージ）（11店舗）
eashion（イーション）とは、eat（食べる）＋fashion（ファッション 大型スーパー向けの洋風惣菜店舗として、デパ地下の明るく
）をかけあわせた造語で、その名が表すとおり、品揃えはもちろ おしゃれな雰囲気と味を演出・提供することをコンセプトに、
ん、空間づくりにもこだわった洋風惣菜店舗です。 “栄養のためだけの食事ではなく、食卓を彩る”
主に関東地方の百貨店や駅ビル、駅ナカ、商業施設への出店 という発想のもと斬新なメニューをお手頃な価格にて展開して
を進め利用する方に合わせて、スタイリッシュに仕上げていま います。
す。
百貨店内、駅ナカ等 アピタ、ピアゴ店内
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テナント事業：外食店舗
旬の活きのいい最高級のネタを使ったお寿司をお値打ちにご提供しています。
寿司・割烹料理 回転寿司・割烹料理
店舗名
寿司御殿 赤池本店 寿司御殿 竹の山店 寿司御殿 有松店
店舗の
様子
所在地 愛知県日進市赤池二丁目600-1 愛知県日進市岩崎町竹の山37-862 愛知県名古屋市緑区境松二丁目510
開店年月 1985年10月開店 2002年11月開店 2009年10月開店
総席数 270席 100席 87席
平均客単価 2,590円 2,570円 2,855円
平均月商 6,385千円 20,189千円 18,621千円
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外販事業：工場の配置
全国12ヵ所に配置された工場から、コンビニエンスストアや
各生活協同組合に商品を供給しています。
コンビニエンスストアの出店エリアに合わせた適正規模の
工場を配置し、24時間、365日休むことなく稼働しています。
岡崎工場
多治見工場
チルド（米飯）
埼玉工場
チルド（サラダ惣菜・パスタ・調理パン）
羽島工場 天白工場
京都工場 米飯 米飯、宅配
米飯、チルド（寿司） 上尾工場
チルド(調理パン)、宅配
十一屋工場 岡崎工場 横浜工場
京都南工場 米飯 米飯
横浜工場 松戸工場
チルド（サラダ・パスタ・調理パン）
米飯 米飯
東海工場
チルド（サラダ惣菜・パスタ・調理パン） 袋井ファクトリー
※3月17日テナント向け
セントラルキッチンとして稼働
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外販事業：納品先
ファミリーマート 自販機型無人コンビニ（ＡＳＤ） ＮｅｗＤａｙｓ・ＫＩＯＳＫ
（納品店舗数：8,850店舗） （1,890台） （納品店舗数：541店舗）
鉄
道
コ 系
ン
ビ コ
ニ ン
エ ビ
ン ニ
ス エ
ス ン
ト ス
ア ス
ト
株式会社ファミリーマート
ア 株式会社ＪＲ東日本クロスステーション
（ＪＲ東日本駅構内）
生活協同組合
（全７ヵ所）
新潟県
・おおさかパルコープ(大阪府) ・コープデリ
宅 ・ならコープ（奈良県） 群馬県
（東京都、千葉県、神奈川県、
配 ・大阪よどがわ 埼玉県、群馬県、新潟県、長野県）
長野県
関 市民生活協同組合（大阪府）
埼玉県
連 岐阜県 東京都 千葉県
神奈川県
愛知県
三重県
大阪府
↑ 夕食宅配弁当の一例 奈良県 ・コープあいち（愛知県）
お弁当コース(左上)、おかずコース(右下)
・コープぎふ（岐阜県）
・コープみえ（三重県） 31
外販事業：納品カテゴリー
米 飯 チルド製品
弁当 弁当 調理パン
おにぎり 寿司 サラダ
寿司 パスタ 惣菜
32
外販事業：弁当類の製造工程
33
外販事業：工場の衛生管理
全工場においてJFS-B規格を取得しておりHACCPの手法（食材入荷から製造・出荷まで管理ポイントを監視、記録）に基づく衛
衛生管理方法
生管理を行っており、常に安全、安心な商品づくりを心がけています。
品質・衛生レベル管理 全工場に検査室と品質管理担当者を配置し、品質の確認や従業員教育を行っています。
７Sの推進 ７S（整理・整頓・清掃・清潔・習慣・洗浄・殺菌）を推進し、衛生管理体制の基礎づくりを目的として取り組んでいます。
管理体制 各工場内に製造確認カメラを設置し、安全性の強化や抑止力の向上に取り組んでいます。
HACCPとは
HACCPは1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理の手法。
この方式は国連の国連食糧農業機関（FAO）と世界保健機構（WHO）の合同機関である食品規格（CODEX）委員会か
ら発表され，各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。
食品の製造工程（原材料から最終製品に至るまでのすべての工程）で
HA（Hazard Analysis） 危害分析（微生物、異物など）
発生する恐れのある微生物汚染等の危害要因について調査・分析する
製造工程の段階で、より安全性が確保された製品を得るために、特に
CCP（Critical Control Point） 重要管理点（殺菌工程、包装工程など）
重点的に管理すべきポイント
従来の製造方法との違いは
これまでの食品の安全性への考え方は、製造環境を清潔にしたら、安全な食品が製造できるであろうとの考えの下、
製造環境の整備や衛生の確保に重点が置かれてきました。そして、製造された食品の安全性の確認は、主に最終製
品の抜取り検査（微生物の培養検査等）により行われてきました。（製品のすべてを検査することはできません。）
HACCP方式は、これらの考え方や方法に加え、原料の入荷から製造・出荷までのすべての工程において、危害を予
測し、防止（予防、消滅、許容レベルまでの減少）するための重要管理点を特定して、そのポイントを継続的に監視・
記録し、異常が認められたらすぐに対策を取り解決するため、不良製品の出荷を未然に防ぐことができるシステム。
【農林水産省ＨＰより抜粋】
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外販事業：工場の衛生管理
●衛生管理の徹底、異物混入の防止 ●フードディフェンスの強化
製造現場に持込可能な物を明確にし、 使用する長靴は靴底も含め、汚れや綻 エアシャワーにて作業着に付いた毛
不必要な物や私物の持込を禁止。 びがないかチェックして使用。 髪やゴミなどを吹き飛ばす。
【 製造確認カメラの増設・入替 】
カメラ台数の増設や新型への入替などにより、管理・確認体制
を強化
【 作業着(帽子)の名札の改良 】
製造確認カメラにて認識しやすいよう、従来より名札のサイズ
作業場入場まで数回にわたり、粘着 手洗いはマニュアルに沿って行う事 使用する食材は、加熱時や冷却時に
ローラーにて全身のゴミを除去。 を徹底。消毒は手洗い後だけでなく、 中心温度を測り、加熱・冷却が基準 を大きくし、漢字表記だけでなく、頭部の右側にカタカナ表記を
タイマーを活用し確実に取り除けるよ 作業中にも実施。手袋交換時や製造 値に達しているかを確認。 使用。
う時間をかけ、念入りに行う。 アイテムの切替時など、その都度入 美味しく安定した品質を確保。 また、帽子に直接圧着加工しているため、金具の名札と違い、
念に行う。
作業中に外れるリスクを排除。
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