2667 J-イメージワン 2021-02-12 16:00:00
2021年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年2月12日
上 場 会 社 名 株式会社イメージ ワン 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2667 URL http://www.imageone.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 新井 智
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部長 (氏名) 菊本 雅文 (TEL) 03-6233-3410
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年9月期第1四半期の業績(2020年10月1日~2020年12月31日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期第1四半期 168 16.6 △151 ― △161 ― △171 ―
2020年9月期第1四半期 144 △65.7 △151 ― △178 ― △192 ―
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年9月期第1四半期 △20.84 ―
2020年9月期第1四半期 △29.14 ―
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年9月期第1四半期 1,971 1,712 86.9
2020年9月期 2,248 1,884 83.8
(参考) 自己資本 2021年9月期第1四半期 1,712百万円 2020年9月期 1,883百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年9月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2021年9月期 ―
2021年9月期(予想) 0.00 ― 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年9月期の業績予想(2020年10月1日~2021年9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 2,400 21.3 100 ― 70 ― 50 ― 6.07
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期1Q 8,303,600株 2020年9月期 8,303,600株
② 期末自己株式数 2021年9月期1Q 74,500株 2020年9月期 74,500株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年9月期1Q 8,229,100株 2020年9月期1Q 6,606,600株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に
関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社イメージ ワン(2667) 2021年9月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………9
-1-
株式会社イメージ ワン(2667) 2021年9月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において、当社が判断したものであります。
当第1四半期累計期間(2020年10月1日~2020年12月31日)におけるわが国経済は、政府による経済対策の効果
もあり、景気は一部緩やかに持ち直しているものの、新型コロナウイルス感染症罹患者の増加兆候が見られ、ヒ
ト・モノの往来が再度限定されることによって経済活動が停滞する懸念があり、今後の先行きは極めて不透明な状
況となっております。
当社を取り巻く事業環境といたしましては、主要分野であるヘルスケア領域において、政府・総務省が推進する
医療ICT政策にて「ネットワーク化による情報の共有・活用」、「医療等データの利活用」が挙げられており、ま
た、新設されたデジタル庁の医療分野構想においても「オンライン診療の原則解禁」等も発表されております。こ
れらの実現の為には当社主要販売商品であるクラウド型電子カルテ、医療用画像管理システムは必須アイテムとな
っております。また、昨今のコロナ状況から、PCR検査関連商品等の新型コロナウイルス関連商品の需要も一層高ま
っております。
地球環境領域においては、日本国内において、2050年までに温暖化ガスの排出量を全体として実質ゼロにする政
府目標が示され、再生可能エネルギーの積極的活用を図るため規制の緩和や普及促進を見込んだ制度変更、エネル
ギー基本計画において主力電源化の検討が開始され、社会的需要は今後も高まるものと考えられます。
当第1四半期累計期間における当社の業績は、売上高168百万円(前年同期比16.6%増)、営業損失151百万円
(前年同期は151百万円の損失)、経常損失161百万円(同178百万円の損失)、四半期純損失171百万円(同192百万
円の損失)となりました。クラウド型電子カルテについては受注から納品(売上計上時期)までの期間が数ヶ月を
要することから現時点において売上計上には至っていないものの、受注残を抱えており、太陽光発電案件について
も数件の案件が進行していることから通期業績予想に変更はございません。
セグメント別の概況は以下のとおりです。
ヘルスケアソリューション事業
ヘルスケアソリューション事業の当第1四半期累計期間は、売上高125百万円(前年同期比18.5%増)、セグメン
ト損失59百万円(前年同期は27百万円の損失)となりました。
当セグメントの業況といたしましては、前期のようなコロナの影響による医療機関への営業活動が出来ない状況
からは脱出したものの、『i-HIS』(クラウド型電子カルテ)は受注から納品(売上計上時期)までの期間が数ヶ月
を要することから当第1四半期累計期間における売上計上には至らず経費を賄えていない状況です。また、現在の
受注残は355百万円となっており今後の売上に寄与していくものと考えております。新型コロナウイルス検査運用シ
ステム、PCR検出試薬等の新型コロナウイルス関連商品の受注は今期部門予算を上回っている状況であり、今期業績
回復に寄与していくものと思われます。
地球環境ソリューション事業
地球環境ソリューション事業の当第1四半期累計期間は、売上高42百万円(前年同期比11.2%増)、セグメント
損失23百万円(前年同期は36百万円の損失)となりました。
再生可能エネルギー分野では、太陽光発電案件に係る当第1四半期累計期間における売上計上は無いものの、進
行中の案件を数件保有していることから、第2四半期以降の売上計上に至るものと期待しております。
一 方、 GEO ソ リ ュ ー シ ョ ン 分 野 に つ い て は、 当 社 が 販 売 す る Pix4D 社 製 の 三 次 元 画 像 処 理 ソ フ ト ウ ェ ア
『Pix4Dmapper』は堅調に推移しております。また、地理空間情報や三次元画像処理による大型設備の保守メンテナ
ンスや、AIを活用したソリューションサービス事業を開始するとともに、広告宣伝費等を抑えた事による費用の減
少により増益となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期会計期間末における流動資産は、1,250百万円(前事業年度末比15.4%減)となりました。これは、
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株式会社イメージ ワン(2667) 2021年9月期 第1四半期決算短信
現金及び預金が229百万円、売掛金が37百万円減少したこと等によります。
固定資産は、720百万円(同6.4%減)となりました。これは、その他の関係会社有価証券が50百万円減少したこ
と等によります。
この結果、当第1四半期会計期間末における総資産は、1,971百万円(同12.3%減)となりました。
(負債)
当第1四半期会計期間末における流動負債は、188百万円(前事業年度末比34.0%減)となりました。これは、買
掛金が19百万円減少したこと等によります。
固定負債は、70百万円(同10.4%減)となりました。これは、長期借入金が7百万円減少したこと等によりま
す。
この結果、当第1四半期会計期間末における負債合計は、258百万円(同28.9%減)となりました。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産合計は、1,712百万円(前事業年度末比9.1%減)となりました。これは、
四半期純損失171百万円を計上したことによります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年9月期(通期)の業績予想につきましては、2020年11月12日付「2020年9月期 決算短信〔日本基準〕(非
連結)」にて公表いたしました業績予想に変更はございません。
なお、業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、
今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2020年9月30日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 945,134 715,371
売掛金 288,120 250,801
商品 22,808 36,924
仕掛品 28,161 31,491
貯蔵品 761 748
未収還付法人税等 6,768 6,768
前渡金 198,824 213,925
1年内回収予定の長期貸付金 12,000 12,000
その他 47,893 54,110
貸倒引当金 △71,837 △71,824
流動資産合計 1,478,635 1,250,318
固定資産
有形固定資産
土地 288,000 288,000
その他(純額) 54,411 53,570
有形固定資産合計 342,411 341,570
無形固定資産
ソフトウエア 72,077 71,002
その他 6,510 4,270
無形固定資産合計 78,588 75,273
投資その他の資産
関係会社株式 46,726 37,599
その他の関係会社有価証券 163,285 113,082
長期前払費用 20,265 37,037
長期貸付金 153,000 151,000
その他 47,434 47,106
貸倒引当金 △81,953 △81,953
投資その他の資産合計 348,758 303,871
固定資産合計 769,758 720,715
資産合計 2,248,393 1,971,033
負債の部
流動負債
買掛金 61,849 42,456
短期借入金 50,000 50,000
1年内返済予定の長期借入金 31,500 31,500
未払法人税等 5,480 4,741
製品保証引当金 2,698 2,251
その他 133,956 57,424
流動負債合計 285,485 188,373
固定負債
長期借入金 73,910 66,035
退職給付引当金 4,554 4,294
固定負債合計 78,464 70,329
負債合計 363,949 258,703
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(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2020年9月30日) (2020年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,992,531 1,992,531
資本剰余金 605,197 605,197
利益剰余金 △601,965 △773,449
自己株式 △111,949 △111,949
株主資本合計 1,883,814 1,712,330
新株予約権 630 ―
純資産合計 1,884,444 1,712,330
負債純資産合計 2,248,393 1,971,033
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(2)四半期損益計算書
第1四半期累計期間
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 144,405 168,360
売上原価 98,210 141,639
売上総利益 46,195 26,721
販売費及び一般管理費 197,854 178,175
営業損失(△) △151,659 △151,454
営業外収益
受取利息 399 1,129
受取配当金 150 75
その他 968 178
営業外収益合計 1,517 1,382
営業外費用
支払利息 7,616 650
為替差損 97 350
支払手数料 16,214 1,814
匿名組合投資損失 4,691 8,469
その他 ― 259
営業外費用合計 28,620 11,544
経常損失(△) △178,762 △161,616
特別利益
短期売買利益受贈益 1,217 ―
新株予約権戻入益 ― 630
特別利益合計 1,217 630
特別損失
関係会社株式評価損 13,627 9,127
特別損失合計 13,627 9,127
税引前四半期純損失(△) △191,172 △170,114
法人税、住民税及び事業税 1,369 1,369
法人税等合計 1,369 1,369
四半期純損失(△) △192,542 △171,483
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
前事業年度の有価証券報告書の(追加情報)「新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の
見積り」に記載した新型コロナウイルス感染症の拡大の影響に関する仮定について重要な変更はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期累計期間(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期
調整額 損益計算書計上額
ヘルスケアソ 地球環境ソリ (注)1
リューション ューション 合計 (注)2
事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 105,860 38,544 144,405 ― 144,405
セグメント間の内部
売上高又は振替高
― ― ― ― ―
計 105,860 38,544 144,405 ― 144,405
セグメント損失(△) △27,247 △36,752 △64,000 △87,659 △151,659
(注)1 調整額に記載されているセグメント損失には各報告セグメントに配分していない全社費用87,659千
円が含まれております。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費です。
2 セグメント損失は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する情報
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
前第1四半期会計期間より有形固定資産の減価償却方法を定額法に変更しております。
この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、前第1四半期累計期間のセグメント損失が、「地球環境ソリ
ューション事業」で8,812千円減少しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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Ⅱ 当第1四半期累計期間(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期
調整額 損益計算書計上額
ヘルスケアソ 地球環境ソリ (注)1
リューション ューション 合計 (注)2
事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 125,488 42,871 168,360 ― 168,360
セグメント間の内部
売上高又は振替高
― ― ― ― ―
計 125,488 42,871 168,360 ― 168,360
セグメント損失(△) △59,667 △23,970 △83,637 △67,817 △151,454
(注)1 調整額に記載されているセグメント損失には各報告セグメントに配分していない全社費用67,817千
円が含まれております。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費です。
2 セグメント損失は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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