2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年4月21日
上場会社名 株式会社ベクター 上場取引所 東
コード番号 2656 URL http://www.vector.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 梶並 伸博
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員管理部長 (氏名) 梶並 京子 TEL 03-5333-7010
定時株主総会開催予定日 2020年6月23日 有価証券報告書提出予定日 2020年6月24日
配当支払開始予定日 ―
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期の業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 経営成績 (%表示は対前期増減率)
営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 949 △17.5 36 ― 41 ― 39 ―
2019年3月期 1,150 △9.8 △141 ― △138 ― △207 ―
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利益
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 率
円銭 円銭 % % %
2020年3月期 2.84 ― 3.7 2.4 3.9
2019年3月期 △14.91 ― △17.8 △8.0 △12.3
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 ―百万円 2019年3月期 ―百万円
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 1,531 1,098 71.7 79.18
2019年3月期 1,926 1,059 55.0 76.33
(参考) 自己資本 2020年3月期 1,098百万円 2019年3月期 1,059百万円
(3) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 159 △138 ― 778
2019年3月期 46 △506 ― 757
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産配当
配当性向
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) 率
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 ― ― ―
2020年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 ― ― ―
2021年3月期(予想) ― ― ― ― ― ―
3. 2021年 3月期の業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前年同四半期増減率)
1株当たり当期
営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第1四半期 185 △34.7 △20 ― △20 ― △20 ― △1.44
※ 注記事項
(1) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(2) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 14,007,000 株 2019年3月期 14,007,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期 127,200 株 2019年3月期 127,200 株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 13,879,800 株 2019年3月期 13,879,800 株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績の見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 3
3.財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 4
(1)貸借対照表 ……………………………………………………………………………………… 4
(2)損益計算書 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………… 7
(4)キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 9
(5)財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 10
(重要な会計方針) ………………………………………………………………………………… 10
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………… 11
(持分法損益等) …………………………………………………………………………………… 14
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………… 14
1
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当事業年度(2019年4月1日~2020年3月31日)におけるわが国経済は、緩やかな景気回復が持続しておりましたが、世
界的な通商問題に加え、2019年10月に実施された消費増税により個人消費が停滞し、足踏み状態となりました。直近
では、新型コロナウィルス感染症の拡散により国内外の経済が大きく影響を受け、景気及び先行きは非常に厳しい状
況となっております。
当社の事業領域であるソフトウェア販売を取り巻く環境としましては、2020年1月のWindows7のサポート終了に伴う
入れ替え需要など法人市場での拡大が続いており、減少が続く個人需要を法人需要が牽引するかたちとなっておりま
す。
このような環境のもと、ソフトウェア販売事業につきましては、消費増税前の駆け込み需要の反動はあったものの、
拡販施策等により当事業年度の営業収益は前事業年度に比べて増収の結果となりました。
また、ソフトバンク㈱との業務提携により2019年1月より「App Pass」の運用業務を開始したことにより、営業収益
及び営業利益が増加しております。
なお、ゲーム市場での競争の激化、パソコン向けゲーム市場の縮小等の影響を受け、パソコン向けゲーム、スマー
トフォン向けゲーム等のサービスを提供しておりましたオンラインゲーム事業を2019年5月8日付けでライオンズフィ
ルム㈱へ譲渡しました。
以上の結果、当事業年度の営業収益は9億49百万円(前事業年度比17.5%減)、営業利益は36百万円(前事業年度は1億
41百万円の営業損失)、経常利益は41百万円(前事業年度は1億38百万円の経常損失)、当期純利益は39百万円(前事業年
度は2億7百万円の当期純損失)となりました。
当事業年度のセグメント別販売実績については、以下のとおりであります。
(単位:千円、%)
第32期3月期
金額 前年同期比 構成比
App Pass事業 479,425 194.0 50.5
ソフトウェア販売事業 394,129 6.9 41.5
サイト広告販売事業 31,744 △24.1 3.3
オンラインゲーム事業 32,214 △94.3 3.4
その他 11,966 △4.0 1.3
合計 949,480 △17.5 100.0
App Pass事業
当事業年度におけるApp Pass事業の販売金額は、4億79百万円(前事業年度比194.0%増)となりました。App Pass
運用受託の開始が2019年1月であったため、前事業年度が3ヵ月間の実績だったことに対し、当事業年度は通年での
実績となっております。App Pass利用者数に応じた収入が当該事業の販売金額となっております。
ソフトウェア販売事業
当事業年度におけるソフトウェア販売事業の販売金額は、3億94百万円(前事業年度比6.9%増)となりました。法
人向け市場は底堅く推移し、個人向け市場は減少が続いております。しかしながら、Windows7のサポート終了に伴
うOSの入れ替えが進み、それに伴って新たにニーズが発生したことや、2019年10月の消費増税前に一定の駆け込
み需要があったこと等により、販売金額は増加しております。
サイト広告販売事業
当事業年度におけるサイト広告販売事業の販売金額は、31百万円(前事業年度比24.1%減)となりました。ネット
ワーク配信型広告(キーワード広告、ユーザーの傾向を分析する行動ターゲティング広告等)の営業収益は、配信
単価の下落の影響を受けて減少の結果となりました。
その他
当事業年度におけるその他の販売金額は、11百万円(前事業年度比4.0%減)となりました。その他の販売金額に
は、スマートフォン向けサービスの販売金額が含まれております。
2
(2)当期の財政状態の概況
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ3億95百万円減少して15億31百万円となりました。また、負債合
計が前事業年度末に比べ4億34百万円減少して4億32百万円となり、純資産合計が前事業年度末に比べ39百万円増加し
て10億98百万円となりました。
(資産)
流動資産減少の主な要因は、現金及び預金が21百万円増加し、貸倒引当金が1百万円減少したものの、売掛金が1
億6百万円、未収入金が1億24百万円、前払費用が4百万円、その他が3百万円減少したことによるものです。
固定資産減少の主な要因は、有形固定資産が2百万円増加したものの、無形固定資産が1億75百万円、投資その他
の資産が5百万円減少したことによるものです。
(負債)
流動負債減少の主な要因は、未払金が1億52百万円、預り金が1億92百万円、事業譲渡損失引当金が32百万円、賞
与引当金が13百万円減少したこと等によるものです。
固定負債減少の要因は、退職給付引当金が15百万減少したことによるものです。
(純資産)
純資産増加の主な要因は、当期純利益39百万円を計上したこと等によるものです。
また、自己資本比率は71.7%となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当事業年度において現金及び現金同等物は、期首残高の7億57百万円から21百万円増加し、期末残高が7億78百万
円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期純利益40百万円から減価償却費1億78百万円、売
上債権の減少額等を加算した小計段階で1億58百万円の収入となり、利息及び配当金の受取りと法人税等の支払いを
加減算した結果、1億59百万円の収入(前事業年度は46百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、無形固定資産(ソフトウェア)取得による支出1億34百万円、
有形固定資産の取得による支出8百万円等があり、1億38百万円の支出(前事業年度は5億6百万円の支出)となりまし
た。
この結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合わせた純現金収支(フ
リーキャッシュ・フロー)は、21百万円の収入となり、現金及び現金同等物の残高の増加要因となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の財務活動によるキャッシュ・フローの収支はありませんでした(前事業年度の収支はありませんでし
た)。
(4)今後の見通し
当社は、ソフトウェア販売事業及びサイト広告販売事業に加え、「App Pass」運営の業務提携とその拡大、新規
事業や新たな分野への事業参画を模索しつつ事業を進めて参ります。
現在、新規事業や新分野の事業の開発などを積極的に進めており、業績予想数値の合理的な算定を行うことが困
難な状況であり、通期の業績予想と実際の業績では大きく乖離する恐れがあるため、通期の業績予想に代えて翌四
半期累計期間の業績予想を開示しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、国際的な事業展開や資金調達を行っておりませんので、国内でのIFRSの採用動向を検討した結果、当
面は日本基準に基づき財務諸表を作成する方針です。
3
3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 757,242 778,580
売掛金 212,872 105,913
未収入金 318,438 193,573
前払費用 22,175 17,275
その他 6,192 2,770
貸倒引当金 △3,247 △1,748
流動資産合計 1,313,673 1,096,363
固定資産
有形固定資産
建物 8,503 6,785
減価償却累計額 △4,286 △267
建物(純額) 4,217 6,518
車両運搬具 2,826 -
減価償却累計額 △2,826 -
車両運搬具(純額) 0 -
工具、器具及び備品 94,675 48,053
減価償却累計額及び減損損失累計額 △93,265 △46,262
工具、器具及び備品(純額) 1,410 1,790
有形固定資産合計 5,627 8,309
無形固定資産
ソフトウエア 485,833 310,766
その他 328 328
無形固定資産合計 486,161 311,095
投資その他の資産
投資有価証券 100,000 100,000
長期前払費用 579 360
敷金 20,875 15,639
投資その他の資産合計 121,455 115,999
固定資産合計 613,245 435,404
資産合計 1,926,918 1,531,768
4
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 60,556 53,400
未払金 167,686 15,319
未払費用 13,166 4,498
未払法人税等 9,652 870
前受金 5,887 -
預り金 493,293 300,769
賞与引当金 24,021 10,446
事業譲渡損失引当金 32,477 -
その他 13,639 15,518
流動負債合計 820,382 400,823
固定負債
退職給付引当金 47,066 31,997
固定負債合計 47,066 31,997
負債合計 867,449 432,821
純資産の部
株主資本
資本金 1,018,718 1,018,718
資本剰余金
資本準備金 357,715 357,715
その他資本剰余金 1,050,000 1,050,000
資本剰余金合計 1,407,715 1,407,715
利益剰余金
利益準備金 750 750
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 △1,272,769 △1,233,284
利益剰余金合計 △1,272,019 △1,232,534
自己株式 △94,952 △94,952
株主資本合計 1,059,462 1,098,947
新株予約権 5 -
純資産合計 1,059,468 1,098,947
負債純資産合計 1,926,918 1,531,768
5
(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業収益
売上高 1,150,302 949,480
営業収益合計 1,150,302 949,480
営業費用
ソフトウエア販売原価 256,380 270,981
オンラインゲームロイヤリティ 90,411 4,778
支払手数料 207,494 69,682
広告宣伝費 63,659 13,837
給料手当及び賞与 275,056 145,147
賞与引当金繰入額 22,508 10,446
通信費 58,018 50,138
減価償却費 121,937 178,594
その他 196,798 169,051
営業費用合計 1,292,264 912,658
営業利益又は営業損失(△) △141,962 36,822
営業外収益
受取利息 0 0
有価証券利息 2,039 4,010
受取手数料 520 10,535
為替差益 - 653
貸倒引当金戻入額 - 1,499
その他 1,380 354
営業外収益合計 3,939 17,054
営業外費用
為替差損 12 -
通信費 - 9,393
事務所移転費用 785 2,845
その他 39 124
営業外費用合計 836 12,363
経常利益又は経常損失(△) △138,859 41,513
特別利益
事業譲渡損失引当金戻入額 - 2,996
その他 - 154
特別利益合計 - 3,151
特別損失
固定資産除却損 873 4,309
減損損失 19,423 -
事業譲渡損 45,554 -
特別損失合計 65,851 4,309
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) △204,710 40,355
法人税、住民税及び事業税 2,298 870
法人税等調整額 - -
法人税等合計 2,298 870
当期純利益又は当期純損失(△) △207,008 39,484
6
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他
資本準備金 資本剰余金合計 利益準備金 繰越利益剰余金 利益剰余金合計
資本剰余金
当期首残高 1,018,718 357,715 1,050,000 1,407,715 750 △1,065,760 △1,065,010
当期変動額
新株の発行(新株予
- - - - - - -
約権の行使)
当期純利益又は当期
- - - - - △207,008 △207,008
純損失(△)
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 - - - - - - -
額)
当期変動額合計 - - - - - △207,008 △207,008
当期末残高 1,018,718 357,715 1,050,000 1,407,715 750 △1,272,769 △1,272,019
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証券 評価・換算 新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
評価差額金 差額等合計
当期首残高 △94,952 1,266,471 - - 5 1,266,477
当期変動額
新株の発行(新株予
- - - - - -
約権の行使)
当期純利益又は当期
- △207,008 - - - △207,008
純損失(△)
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 - - - - - -
額)
当期変動額合計 - △207,008 - - - △207,008
当期末残高 △94,952 1,059,462 - - 5 1,059,468
7
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他
資本準備金 資本剰余金合計 利益準備金 繰越利益剰余金 利益剰余金合計
資本剰余金
当期首残高 1,018,718 357,715 1,050,000 1,407,715 750 △1,272,769 △1,272,019
当期変動額
新株の発行(新株予
- - - - - - -
約権の行使)
当期純利益又は当期
- - - - - 39,484 39,484
純損失(△)
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 - - - - - - -
額)
当期変動額合計 - - - - - 39,484 39,484
当期末残高 1,018,718 357,715 1,050,000 1,407,715 750 △1,233,284 △1,232,534
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証券 評価・換算 新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
評価差額金 差額等合計
当期首残高 △94,952 1,059,462 - - 5 1,059,468
当期変動額
新株の発行(新株予
- - - - - -
約権の行使)
当期純利益又は当期
- 39,484 - - - 39,484
純損失(△)
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 - - - - △5 △5
額)
当期変動額合計 - 39,484 - - △5 39,478
当期末残高 △94,952 1,098,947 - - - 1,098,947
8
(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) △204,710 40,355
減価償却費 121,937 178,594
減損損失 19,423 -
貸倒引当金の増減額(△は減少) 3,247 △1,499
退職給付引当金の増減額(△は減少) 2,258 △15,068
賞与引当金の増減額(△は減少) △118 △13,575
受取利息及び受取配当金 △2,039 △4,011
固定資産除却損 873 4,309
事業譲渡損失引当金の増減額(△は減少) 32,477 △32,477
売上債権の増減額(△は増加) △360,624 225,937
仕入債務の増減額(△は減少) △22,521 △5,321
預り金の増減額(△は減少) 459,983 △192,524
未払又は未収消費税等の増減額 20,332 1,878
その他 △23,028 △28,573
小計 47,491 158,023
利息及び配当金の受取額 1,139 3,913
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △1,801 △2,289
営業活動によるキャッシュ・フロー 46,828 159,647
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の取得による支出 △100,000 -
有形固定資産の売却による収入 - 0
有形固定資産の取得による支出 △5,194 △8,259
無形固定資産の取得による支出 △410,431 △134,759
長期前払費用の取得による支出 △554 △322
敷金の差入による支出 △3,943 △15,844
敷金の回収による収入 19,192 27,765
資産除去債務の履行による支出 △5,350 △6,890
投資活動によるキャッシュ・フロー △506,281 △138,309
現金及び現金同等物に係る換算差額 - -
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △459,452 21,337
現金及び現金同等物の期首残高 1,216,694 757,242
現金及び現金同等物の期末残高 757,242 778,580
9
(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(重要な会計方針)
1 有価証券の評価基準及び評価方法
(1)満期保有目的の債券
償却原価法(定額法)
(2)その他有価証券
(イ)時価のあるもの
決算末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法に
より算定)
(ロ)時価のないもの
移動平均法による原価法
2 固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産
定率法によっております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
工具、器具及び備品 4~10年
(2)無形固定資産
定額法によっております。
なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における見込利用可能期間(2年から3年)に基づいておりま
す。
3 引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権
については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
(2)賞与引当金
従業員の賞与の支給に充てるため、将来の支給見込額のうち当事業年度の負担額を計上しております。
(3)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、退職給付に関する会計基準の適用指針(企業会計基準適用指針第25号)に
定める簡便法に基づき会社規程による期末自己都合要支給額を計上しております。
(4)事業譲渡損失引当金
事業の譲渡に伴い発生すると予想される損失に備えるため、将来発生見込額を計上しております。
4 キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価格の変動について僅少なリスクしか
負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
5 その他財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
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(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の
配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は本社に事業別の部署を置き、各部署は取扱う事業サービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展
開しており、App Pass事業、オンラインゲーム事業、ソフトウエア販売事業、サイト広告販売事業の4つを報告セグ
メントとしております。
なお、App Pass事業は、App Pass(ソフトバンク㈱が提供するAndoroidスマートフォン向けアプリ取り放題サービ
ス)の運用に関する業務受託を行っております。オンラインゲーム事業は、オンラインゲームの企画・運営・配信業
務を行っております。ソフトウエア販売事業は、ソフトダウンロード販売(プロレジ・サービス、シェアレジ・サー
ビス)、ソフトハウス向けダウンロード販売総合支援サービス業務などを行っております。サイト広告販売事業は、
Web広告販売、メール広告販売業務などを行っております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「重要な会計方針」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
なお、セグメント間の内部売上高及び振替高はありません。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
App Pass オンライン ソフトウエ サイト広告 その他 合計
計
事業 ゲーム事業 ア販売事業 販売事業
売上高
外部顧客への売上高 163,049 564,106 368,853 41,822 1,137,831 12,470 1,150,302
セグメント間の内部
─ ─ ─ ─ ─ ─ ─
売上高又は振替高
計 163,049 564,106 368,853 41,822 1,137,831 12,470 1,150,302
セグメント利益又は
97,177 △159,228 14,988 10,318 △36,743 4,603 △32,140
セグメント損失(△)
セグメント資産 925,696 69,038 43,664 7,836 1,046,235 471 1,046,707
その他の項目
減価償却費 44,247 77,496 125 59 121,929 8 121,937
有形固定資産及び
530,000 12,931 ─ ─ 542,931 ─ 542,931
無形固定資産の増加額
(注) その他の区分は、報告セグメントに含まれない事業であり、ゲーム以外のスマートフォン向けサービスを含んでお
ります。
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当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
App Pass オンライン ソフトウエ サイト広告 その他 合計
計
事業 ゲーム事業 ア販売事業 販売事業
売上高
外部顧客への売上高 479,425 32,214 394,129 31,744 937,514 11,966 949,480
セグメント間の内部
─ ─ ─ ─ ─ ─ ─
売上高又は振替高
計 479,425 32,214 394,129 31,744 937,514 11,966 949,480
セグメント利益又は
205,146 △52,628 11,653 6,282 170,453 △48,483 121,970
セグメント損失(△)
セグメント資産 571,288 2,884 48,846 4,418 627,438 6,337 633,776
その他の項目
減価償却費 176,942 127 403 140 177,614 980 178,594
有形固定資産及び
2,390 ─ 2,410 739 5,539 4,979 10,519
無形固定資産の増加額
(注) その他の区分は、報告セグメントに含まれない事業であり、ゲーム以外のスマートフォン向けサービスを含んでお
ります。
4 報告セグメント合計額と財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
売上高 前事業年度 当事業年度
報告セグメント計 1,137,831 937,514
「その他」の区分の売上高 12,470 11,966
セグメント間取引消去 ─ ─
財務諸表の売上高 1,150,302 949,480
(単位:千円)
利益 前事業年度 当事業年度
報告セグメント計 △36,743 170,453
「その他」の区分の利益 4,603 △48,483
セグメント間取引消去 ─ ─
全社費用(注) △109,821 △85,148
財務諸表の営業利益または営業損失(△) △141,962 36,822
(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない新規事業に係る開発関連費及び管理部門に係る費用であります。
(単位:千円)
資産 前事業年度 当事業年度
報告セグメント計 1,046,235 627,438
「その他」の区分の資産 471 6,337
全社資産(注) 880,210 897,992
その他の調整額 ─ ─
財務諸表の資産合計 1,926,918 1,531,768
(注) 全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない余裕運用資金(現金及び預金等)、長期投資資金(投資有価証券)及び
管理部門に係る資産等であります。
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(単位:千円)
報告セグメント計 その他 調整額 財務諸表計上額
その他の項目
前事業年度 当事業年度 前事業年度 当事業年度 前事業年度 当事業年度 前事業年度 当事業年度
減価償却費 121,929 177,614 8 980 ─ ─ 121,937 178,594
有形固定資産及
び無形固定資産 52,931 5,539 ─ 4,979 ─ ─ 542,931 10,519
の増加額
5. 報告セグメントの変更等に関する事項
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
【関連情報】
前事業年度(2019年3月31日)及び当事業年度(2020年3月31日)
1. サービスごとの情報
セグメント情報の中に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2. 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦における売上高が90%を超えているため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3. 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載事項はありません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
App Pass オンライン ソフトウェ サイト広告 その他 全社・消去 合計
計
事業 ゲーム事業 ア販売事業 販売事業
減損損失 ─ 27,722 ─ ─ 27,722 ─ ─ 27,722
(注) 上記金額には、事業譲渡損 45,554千円に含まれている減損損失 8,298千円が合算されております。
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
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【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
(持分法損益等)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 76.33円 79.18円
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) △14.91円 2.84円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 ─ ─
(注)1. 前事業年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純
損失であるため、記載しておりません。なお、当事業年度の潜在株式は存在しません。
2. 1株当たり当期純利益又は当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益又は当期純損失(△) (千円) △207,008 39,484
普通株式に帰属しない金額(千円) ─ ─
普通株式に係る当期純利益又は当期純損失(△) (千円) △207,008 39,484
普通株式の期中平均株式数(株) 13,879,800 13,879,800
3. 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部の合計額(千円) 1,059,468 1,098,947
純資産の部の合計から控除する金額(千円) 5 -
(うち、新株予約権(千円)) (5) (-)
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 1,059,462 1,098,947
1株当たり純資産額の算定に用いられた普通株式の数(株) 13,879,800 13,879,800
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