2654 アスモ 2019-02-13 16:00:00
平成31年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

            平成31年3月期             第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                             平成31年2月13日
上 場 会 社 名   株式会社アスモ                                          上場取引所                         東
コ ー ド 番 号   2654                                   URL http://www.asmo1.co.jp
代   表   者 (役職名) 代表取締役社長                         (氏名) 長井 尊
問合せ先責任者 (役職名) 社長室                               (氏名) 鹿嶋 良治              (TEL) 03-6911-0550
四半期報告書提出予定日      平成31年2月13日                     配当支払開始予定日               ―
四半期決算補足説明資料作成の有無      :無
四半期決算説明会開催の有無         :無
 
                                                                                    (百万円未満切捨て)
1.平成31年3月期第3四半期の連結業績(平成30年4月1日~平成30年12月31日)
(1)連結経営成績(累計)                    (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                   親会社株主に帰属
                      売上高                   営業利益               経常利益
                                                                                   する四半期純利益
                      百万円           %           百万円       %     百万円            %           百万円      %
 31年3月期第3四半期      14,765   1.0     810    2.4   822  4.4      494 △1.6
 30年3月期第3四半期      14,620   6.3     792   19.7   787 16.8      502   3.5
(注) 包括利益 31年3月期第3四半期      503百万円(  1.3%) 30年3月期第3四半期     497百万円( △4.4%)
 
                               潜在株式調整後
                    1株当たり
                                 1株当たり
                   四半期純利益
                                四半期純利益
                                円   銭                 円   銭
  31年3月期第3四半期         35.28       ―
  30年3月期第3四半期         35.84       ―
 
(注)当社は、平成29年10月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。これに伴い、前連
      結会計年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定して、「1株当たり四半期純利益」を算定しております。

(2)連結財政状態
                      総資産                       純資産           自己資本比率
                                百万円                   百万円                      %
 31年3月期第3四半期                    8,292                 5,401               64.0
 30年3月期                         7,623                 5,037               64.7
(参考) 自己資本 31年3月期第3四半期           5,305百万円              30年3月期        4,930百万円

2.配当の状況
                                                 年間配当金

                第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末                          期末               合計
                       円    銭           円   銭         円   銭         円   銭          円   銭
   30年3月期          ―     0.00                             ―         10.00          10.00
   31年3月期          ―     0.00                             ―
   31年3月期(予想)                                                       10.00          10.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
 



3.平成31年3月期の連結業績予想(平成30年4月1日~平成31年3月31日)
             
                                                                        (%表示は、対前期増減率)
                                                                    親会社株主に帰属  1株当たり
                売上高              営業利益                 経常利益
                                                                     する当期純利益  当期純利益
                百万円    %            百万円         %     百万円      %            百万円        %          円 銭
     通期     19,500 0.4 1,129 5.3                      1,164   9.9            682    9.3          48.64
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動                 :無
         (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
         新規   ―社 (社名) ―            、 除外     ―社 (社名) ―
 

 

(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用                 :無
 

 

(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
  ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                     :無
     ②    ①以外の会計方針の変更                      :無
     ③    会計上の見積りの変更                       :無
     ④    修正再表示                            :無
 

 

(4)発行済株式数(普通株式)
  ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)           31年3月期3Q   15,145,175株   30年3月期     15,145,175株

     ②    期末自己株式数               31年3月期3Q   1,124,420株    30年3月期     1,124,420株

     ③    期中平均株式数(四半期累計)        31年3月期3Q   14,020,754株   30年3月期3Q   14,020,769株
 
    (注)当社は、平成29年10月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。これに伴い、前
       連結会計年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定して「期中平均株式数」を算定しております。
     
    ※    四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

    ※    業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
         本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
        断する一定の前提に基いており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
        は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び実績予想のご利用にあたって
        の注意事項等については、添付資料「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情
        報に関する説明」をご覧ください。
                        株式会社アスモ(2654) 平成31年3月期 第3四半期決算短信


○添付資料の目次



    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………1

    (1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………1

    (2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………4

    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………4

    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………5

    (1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………5

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………7

    (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………9

      (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9

      (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9

      (セグメント情報) …………………………………………………………………………………10
                                              株式会社アスモ(2654) 平成31年3月期 第3四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
   当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、非常に緩やかな回復基調でありました。
   朝鮮半島非核化への端緒を開き、北東アジアに大きな変化が期待される歴史的な米朝首脳会談が開催される一方
  で、米国による高関税政策の発動に始まる中国、EU、カナダ等を巻き込んだ高関税政策の応酬があり、特に米中
  間では数度に渡る応酬深化の後に90日間の協議に入っております。この異例な対外政策がもたらす世界貿易縮小
  の懸念も広がり、英国のEU離脱をめぐる紆余曲折、野党の発言力が増した米国議会の動向など、先行きは正に予
  断を許さない世界情勢となっております。
   当社グループでは、各事業のストロングポイントを的確に見極めた上でシナジー効果を最大限に発揮していく
  こと、また、国内だけにとどまらず積極的に海外にも進出し、人口減少時代を迎える日本において多角的な収益
  構造を構築し安定した成長を目指すことを目標としております。
   今期においても各事業の強みを確実に伸ばすことで、全体として売上高・経常利益共に伸ばすことが出来まし
  た。
   当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高14,765百万円(前年同四半期比1.0%増)、営業利益810百万円
  (前年同四半期比2.4%増)、経常利益822百万円(前年同四半期比4.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利
  益は、494百万円(前年同四半期比1.6%減)となりました。
   売上高の増加は、主に介護事業売上が増加したことによるものであります。経常利益の増加は、売上の増加に
  加え、食肉販売事業及び給食事業における採算改善、介護事業における有料老人ホーム入居率の上昇や介護の御
  利用者の増加、為替などの営業外収支の改善等によります。売上高営業利益率は前年同四半期より0.1ポイント良
  化の5.5%となりました。
   親会社株主に帰属する四半期純利益が減少しているのは、連結繰越欠損金の消化が順調に進み、繰延税金資産
  への新規計上が無くなったこと等による税金負担の対前年同四半期比増加によります。
   今後におきましても、売上高の増加、売上高営業利益率の更なる改善に加え、グループの目標通り東南アジア
  を含む様々な国や地域に進出し、事業を成長させることに邁進してまいります。
   セグメントごとの状況は次のとおりであります。


                 セグメント名称
                                                               主要な事業の内容
            (セグメントに該当する会社)
                   アスモ事業
                                                       グループ会社の統制・管理、不動産賃貸
                (株式会社アスモ)
             アスモトレーディング事業
                                                       食肉の輸出入、食肉及び食肉加工品の販売
          (株式会社アスモトレーディング)
             アスモフードサービス事業
          (株式会社アスモフードサービス)
       (株式会社アスモフードサービス首都圏)
                                                       高齢者介護施設等における給食の提供
       (株式会社アスモフードサービス東日本)
       (株式会社アスモフードサービス中日本)
       (株式会社アスモフードサービス西日本)
              アスモ介護サービス事業
           (株式会社アスモ介護サービス)                             訪問・居宅介護事業所の運営、有料老人ホームの運営
          (株式会社アスモライフサービス)
             ASMO CATERING (HK) 事業
                                                       香港における外食店舗の運営
        (ASMO CATERING (HK) CO., LIMITED)
              (サーバントラスト信託株式会社)                         管理型信託商品の販売

 その他           (アスモ少額短期保険株式会社)                         少額短期保険商品の販売

          (ASMO CATERING(TAIWAN)COMPANY LIMITED)       台湾における外食店舗の運営




                                                   1
                           株式会社アスモ(2654) 平成31年3月期 第3四半期決算短信




①   アスモトレーディング事業
    アスモトレーディング事業におきましては、従来から最重点販売しております収益力の高い高品質メキシコ産
 チルド牛肉の安定した販売が続いております。価格・数量の安定を図るため、独自の契約方法を現地とダイレク
 トに締結することでさらに効率のよい商品を供給出来るよう心がけてまいりました。また通販事業においても魅
 力ある商品の提案と販売先の増大により徐々に売上を伸ばしてきており、レトルトパックの松坂牛カレーの販売
 においては好評を維持し、継続的に販売出来ております。銘柄牛を使用した年末ギフト用商品においては予想を
 上回る発注をいただき、大きな成果を上げることが出来ました。今後販売拡大においては新たな加工工場を開拓
 して、増産に耐えうる生産ラインの確保が重要となってきますので、今から準備してまいりたいと存じます。
    しかし、昨年頻発した自然災害による影響が未だに残っており、大阪北部地震をはじめ、7月初旬の台風7号
 や9月初旬の台風21号がもたらした豪雨、停電、浸水等の被害によって消費の低迷が続いております。特に台風
 21号は商品の保管倉庫への被害をもたらし、販売不能状態が続きました。新たに商品を保管できなかったため、
 在庫商品への損害と販売不能による機会損失とが発生し、9月においては計画通りの販売が出来ませんでした。
 その影響が10月以降にも及び、物流に関して制約が多くなったこと、また料金改正の影響により、当第3四半期
 連結累計期間における売上高や営業利益等の抑制となりました。
    以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、2,506百万円(前年同四半期比4.3%増)、セグメント利
 益(営業利益)は50百万円(前年同四半期比14.2%増)となりました。
    今後は物流における問題の解決を図り、加工商品の安定した生産が出来るよう加工工場の開拓を実施して安定
 的な商品の供給と、知名度のアップと商品力及び商品提案力で価格の優位性をアピールして顧客満足の拡充を追
 求してまいります。


②   アスモフードサービス事業
    アスモフードサービス事業におきましては、人件費の上昇を伴った人手不足が継続しており、夏季において台
 風や西日本豪雨、北海道胆振東部地震の影響等による青果仕入価格の高騰があり、厳しい経営環境下で推移いた
 しました。
    研修、講習会(洋菓子講習会や新卒研修会、料理コンテスト等)を積極的に行い、従業員個々の知識・技術を高
 め、様々なニーズに対応出来る人材育成を行って対応しております。
    また、全事業所でタブレット端末を導入し、勤怠管理システム及び販売管理システムについてもタブレット端
 末で行うことで、通信費の削減、ペーパーレス化を進めております。
    以上の結果、第3四半期連結累計期間の売上高は、5,494百万円(前年同四半期比3.4%減)、セグメント利益(営
 業利益)は、395百万円(前年同四半期比21.8%増)となりました。
    今後も、業務の効率化を行うとともに、従業員の就労環境の整備を図りサービスの質の向上及び収益確保に努
 めてまいります。


③   アスモ介護サービス事業
    アスモ介護サービス事業におきましては、訪問介護事業所、居宅介護支援事業所及び有料老人ホーム運営事業
 を営んでおり、当第3四半期連結累計期間につきましては、4月に行われた介護保険法の改正による報酬見直し
 及び、恒常的な人手不足に伴う人件費の上昇により、足元・先行きとも非常に厳しい状況で推移しております。
    そのような状況の中、前期より注力している既存事業所での新規利用者の獲得と、機会損失をなくすべく介護
 職員の離職防止策が奏功し、利用者数を増やすことが出来ております。
    これにより、当第3四半期連結会計期間末現在、訪問介護事業所36事業所(前年同四半期末は37事業所)、居
 宅支援事業所12事業所(前年同四半期末は13事業所)となり、介護支援契約者は、2,010名(前年同四半期末は
 1,938名)、有料老人ホーム6施設(前年同四半期末は6施設)、入居者数は328名(前年同四半期末は256名)と
 なりました。
    以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、4,595百万円(前年同四半期比7.1%増)、セグメント利
 益(営業利益)は、505百万円(前年同四半期比4.7%減)と、増収減益となりました。
    今後も利用者の獲得に努めていくとともに、介護人材育成に注力していくことで、より良い人材の確保と定着
 率向上に努め、介護サービスの質の向上を図ってまいります。



                             2
                                            株式会社アスモ(2654) 平成31年3月期 第3四半期決算短信




④   ASMO CATERING (HK) 事業
    ASMO CATERING(HK)事業におきましては、10月に『沙田一田 秀吉』及び『Yakimasse』が一田百貨店改装に伴う
 フードコート閉鎖により閉店いたしました。
    その他の既存店につきましては、他社のファーストフーズ各店においても、日系スーパー及び百貨店の過剰出
 店による競争激化により、一店舗あたりの集客力が落ちている状況であり、当社の各店の売上も苦戦が続いてお
 ります。
    ファーストフーズ事業においては、これまでは日系スーパー及び百貨店のみ出店先でしたが、10月23日に店舗
 数では香港で最も多い、Park’ Shop系列のTaste東涌店に、『匠工房 秀吉』を出店いたしました。地場スーパー
                n
 へのはじめての出店となりますが、非常に好調に推移しております。
    また、レストラン事業におきましては、本年4月にオープンした香港社にとって初の路面立地店となる『和風
 食堂 とら蔵』が引き続き好調に推移しております。同タイプの2号店となる『啓田店』を12月4日に、3号店と
 なる『ウォーチェ店』を12月21日に立て続けにオープンし、両店とも好調に推移しております。今後も同業態の
 出店を進めてまいります。
    以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、1,660百万円(前年同四半期比3.1%減)、セグメント損
 失(営業損失)は、61百万円(前年同四半期はセグメント損失6百万円)と、減収減益となりました。


⑤   その他の事業
 a.サーバントラスト信託株式会社
     その他セグメントに含めておりますサーバントラスト信託株式会社は、管理型信託事業を営んでおり、『終
    活信託』と称した法人・個人向けの金銭管理信託(特定贈与信託、遺言代用信託を含む)及び不動産管理信託
    を主力とした高齢者及び葬儀社等の終活事業者向けに信託商品の販売を行っております。
     超高齢化社会の到来により、高齢者の財産管理ニーズや資産承継ニーズが今以上に高まる中、今後更に『信
    託』の活用が高まっていくと予想されます。信託の特長である安心・確実な財産の保全をキーワードに高齢者
    のニーズを取り込み、本事業は今後も成長が期待できるものと考えております。
     当第3四半期連結累計期間の売上高は、金銭管理信託、不動産管理信託を中心とした信託報酬により84百万
    円(前年同四半期比11.5%増)を計上、営業利益は44百万円(前年同四半期比31.4%増)となりました。
     引き続き、グループ会社とのシナジー及び高齢者支援団体等への営業活動を中心としたシニアマーケットの
    開拓により新規契約を獲得し、売上増加に努めてまいります。


 b.アスモ少額短期保険株式会社
     その他セグメントに含めておりますアスモ少額短期保険株式会社は、少額短期保険事業を展開しており、生
    命保険商品4種類(生命定期保険、入院保障付生命定期保険、無選択型生命保険、介護サポート総合保険)及
    び損害保険商品2種類(高齢者施設入居者家財保険、介護サポート総合保険)を販売しております。
     7月には有料老人ホーム入居者専用保険である「転ばぬ先の杖」に認知症の方が起こした賠償事故も補償さ
    れる新特約を付加した「転ばぬ先の杖プラス」の販売を開始いたしました。 この新プランが有料老人ホーム事
    業者、入居者に高い評価をいただき、12月までの新規契約件数は926件にのぼっています。
     当第3四半期連結会計期間におきましては、収入保険料は81,931千円となり、計画91,017千円に対し90.0%
    の達成率となっております。また今期累計では収入保険料は241,351千円となり、計画259,187千円に対し93.1
    %となっております。 収入保険料は計画値を下回っておりますが、今期における保険金支払額が計画比83.4%
    となっていることから、保険事業としては健全な運営ができております。
     第4四半期連結会計期間以降も、当社独自商品による新規マーケット開発に力を入れ、グループ会社とのシ
    ナジー及びシニアマーケットの開拓により、健全な保険事業を行いつつ、新規契約を獲得し収入保険料増加に
    努めてまいります。


 c.ASMO CATERING (TAIWAN) COMPANY LIMITED
     その他セグメントに含めておりますASMO CATERING (TAIWAN) COMPANY LIMITEDは、そごう天母店において
    『日本料理 今助』、そごう復興店に『彩丼屋』の2店舗体制です。



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                          株式会社アスモ(2654) 平成31年3月期 第3四半期決算短信


     日系百貨店間の競争が激化しており、当社の2店舗においても厳しい売上、利益状況になっております。現
   状を打開すべく営業内容の見直しを図っております。


   以上の結果、その他の事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は、505百万円(前年同四半期比3.4%
  減)、セグメント利益(営業利益)は、47百万円(前年同四半期比124.9%増)となりました。


(2)財政状態に関する説明
 (資産)
   当第3四半期連結会計期間末における総資産は8,292百万円となり、前連結会計年度末に比べ668百万円増加い
  たしました。これは主に現金及び預金が520百万円、受取手形及び売掛金が133百万円、有形固定資産が48百万円
  増加し、繰延税金資産が69百万円減少したことによるものであります。


 (負債)
   当第3四半期連結会計期間末における負債合計は2,890百万円となり、前連結会計年度末に比べ305百万円増加
  いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が162百万円、短期借入金が50百万円、未払法人税等が99百万円増
  加したことによるものであります。


 (純資産)
   当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は5,401百万円となり、前連結会計年度末に比べ363百万円増
  加いたしました。これは主に利益剰余金が354百万円、為替調整換算勘定が17百万円増加したことによるものであ
  ります。
   この結果、自己資本比率は64.0%(前連結会計年度末は64.7%)となりました。


   受取手形及び売掛金の回収が順調で、商品や差入保証金の増加が限定的で、利益剰余金の増加が、現金及び預
  金の増加に反映しており、順調な増減であると認識しております。
   また、9年前に発生した税務上の連結繰越欠損金を当第3四半期連結累計期間で使い切ることができ、繰延税
  金資産の減少につながっております。
   資本の財源につきましては、当社グループの運転資金・設備投資について一部連結子会社で一時的な借入を行
  うことがありますが、基本的には自己資金により充当しております。当第3四半期連結会計期間末の有利子負債
  残高は、短期借入金50百万円とリース債務62百万円であり、前連結会計年度末と比較して42百万円増加しており
  ます。
   現金及び現金同等物の当第3四半期連結会計期間末残高は3,993百万円であり、資金の流動性は十分に確保出来
  ております。


(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
  連結業績予想につきましては、平成30年5月14日「平成30年3月期 決算短信」で公表いたしました通期の連結業
績予想に変更はありません




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                    株式会社アスモ(2654) 平成31年3月期 第3四半期決算短信


2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                  (単位:千円)
                        前連結会計年度           当第3四半期連結会計期間
                      (平成30年3月31日)          (平成30年12月31日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                     3,472,856            3,993,277
   受取手形及び売掛金                  2,100,241            2,233,505
   商品                           302,328              310,046
   貯蔵品                           13,967               12,812
   その他                          386,471              435,122
   貸倒引当金                       △87,774              △91,738
   流動資産合計                     6,188,091            6,893,026
 固定資産
   有形固定資産
     その他(純額)                    203,711              251,962
     有形固定資産合計                   203,711              251,962
   無形固定資産
     のれん                         14,897                   ―
     その他                         41,494               34,071
     無形固定資産合計                    56,392               34,071
   投資その他の資産
     その他                      1,490,234            1,433,584
     貸倒引当金                    △314,828             △320,255
     投資その他の資産合計               1,175,405            1,113,329
   固定資産合計                     1,435,509            1,399,362
 資産合計                         7,623,600            8,292,389




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                   株式会社アスモ(2654) 平成31年3月期 第3四半期決算短信


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                       前連結会計年度           当第3四半期連結会計期間
                     (平成30年3月31日)          (平成30年12月31日)
負債の部
 流動負債
   支払手形及び買掛金                   599,984              762,071
   短期借入金                            ―                50,000
   未払法人税等                       85,989              185,747
   賞与引当金                       231,058              139,779
   その他                       1,441,272            1,509,899
   流動負債合計                    2,358,305            2,647,497
 固定負債
   退職給付に係る負債                   175,647              199,989
   その他                          51,673               43,195
   固定負債合計                      227,320              243,184
 負債合計                        2,585,626            2,890,682
純資産の部
 株主資本
   資本金                       2,323,272            2,323,272
   利益剰余金                     2,559,223            2,913,614
   自己株式                       △42,459              △42,459
   株主資本合計                    4,840,036            5,194,427
 その他の包括利益累計額
   繰延ヘッジ損益                        △16                 △419
   為替換算調整勘定                     94,892              112,525
   退職給付に係る調整累計額                △4,139               △1,034
   その他の包括利益累計額合計                90,736              111,071
 非支配株主持分                       107,200               96,208
 純資産合計                       5,037,974            5,401,706
負債純資産合計                      7,623,600            8,292,389




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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
  四半期連結損益計算書
   第3四半期連結累計期間
                                                       (単位:千円)
                      前第3四半期連結累計期間            当第3四半期連結累計期間
                        (自 平成29年4月1日            (自 平成30年4月1日
                        至 平成29年12月31日)          至 平成30年12月31日)
売上高                             14,620,490               14,765,589
売上原価                            11,101,449               11,267,187
売上総利益                            3,519,041                3,498,401
販売費及び一般管理費                       2,726,898                2,687,498
営業利益                               792,142                  810,902
営業外収益
 受取利息                                 5,233                    5,237
 物品賃貸料収入                              2,506                    4,492
 助成金収入                                  200                    5,856
 その他                                  7,596                    4,769
 営業外収益合計                             15,536                   20,355
営業外費用
 支払利息                                   940                    1,131
 貸倒引当金繰入額                            18,643                    7,939
 その他                                    438                      156
 営業外費用合計                             20,022                    9,227
経常利益                                787,657                  822,030
特別利益
 固定資産売却益                                 ―                        35
 特別利益合計                                  ―                        35
特別損失
 固定資産除却損                                104                    6,830
 投資有価証券評価損                           27,022                       ―
 店舗解約違約金                                 ―                     8,491
 その他                                     ―                       276
 特別損失合計                              27,127                   15,597
税金等調整前四半期純利益                        760,529                  806,468
法人税、住民税及び事業税                        162,565                  258,370
法人税等調整額                              96,418                   69,316
法人税等合計                              258,983                  327,687
四半期純利益                              501,545                  478,781
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)                   △993                  △15,817
親会社株主に帰属する四半期純利益                    502,539                  494,598




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                   株式会社アスモ(2654) 平成31年3月期 第3四半期決算短信


  四半期連結包括利益計算書
   第3四半期連結累計期間
                                                   (単位:千円)
                   前第3四半期連結累計期間           当第3四半期連結累計期間
                     (自 平成29年4月1日           (自 平成30年4月1日
                     至 平成29年12月31日)         至 平成30年12月31日)
四半期純利益                         501,545                478,781
その他の包括利益
 繰延ヘッジ損益                            △7                   △403
 為替換算調整勘定                           764                 22,457
 退職給付に係る調整額                     △4,700                   3,104
 その他の包括利益合計                     △3,943                  25,159
四半期包括利益                         497,602                503,940
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益                498,437                514,933
 非支配株主に係る四半期包括利益                  △834                △10,992




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                        株式会社アスモ(2654) 平成31年3月期 第3四半期決算短信


(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
  (継続企業の前提に関する注記)
   該当事項はありません。


  (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
   該当事項はありません。




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                                     株式会社アスモ(2654) 平成31年3月期 第3四半期決算短信


    (セグメント情報等)
Ⅰ    前第3四半期連結累計期間(自   平成29年4月1日         至     平成29年12月31日)
 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                     (単位:千円)
                                                  報告セグメント
                                 アスモトレ        アスモフー         アスモ介護           ASMO
                      アスモ
                                 ーディング        ドサービス          サービス         CATERING          計
                       事業
                                  事業            事業            事業          (HK)事業
売上高

    外部顧客への売上高            3,564    2,403,480     5,687,740    4,288,594     1,713,621      14,097,001
    セグメント間の内部売上高
                             ―       44,574       141,155           ―                ―      185,729
    又は振替高
         計               3,564    2,448,054     5,828,895    4,288,594     1,713,621      14,282,731

セグメント利益又は損失(△)        △120,994       43,965       324,645      530,229       △6,712         771,133
 
                                                            (単位:千円)
                                                             四半期連結
                      その他
                                  合計            調整額          損益計算書
                       (注)
                                                              計上額

売上高

    外部顧客への売上高          523,488   14,620,490            ―     14,620,490
    セグメント間の内部売上高
                             ―      185,729     △185,729             ―
    又は振替高
         計             523,488   14,806,219     △185,729     14,620,490

セグメント利益又は損失(△)          21,144      792,277         △134        792,142
 (注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであります。
 
 2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
    (差異調整に関する事項)
                                                                                         (単位:千円)
                利益                                                  金額

報告セグメント計                                                                                     771,133

「その他」の区分の利益                                                                                   21,144

セグメント間取引消去                                                                                      △134

四半期連結損益計算書の営業利益                                                                              792,142




                                        10
                                    株式会社アスモ(2654) 平成31年3月期 第3四半期決算短信


Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)
 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                   (単位:千円)
                                                報告セグメント
                                アスモトレ        アスモフー        アスモ介護           ASMO
                     アスモ
                                ーディング        ドサービス         サービス         CATERING          計
                      事業
                                 事業            事業           事業          (HK)事業
売上高

    外部顧客への売上高           3,564    2,506,506    5,494,345    4,595,089     1,660,613      14,260,119
    セグメント間の内部売上高
                            ―       53,669      180,229           ―                ―      233,898
    又は振替高
         計              3,564    2,560,176    5,674,575    4,595,089     1,660,613      14,494,018

セグメント利益又は損失(△)       △125,828       50,201      395,318      505,353      △61,955         763,090
 
                                                          (単位:千円)
                                                           四半期連結
                     その他
                                 合計           調整額          損益計算書
                      (注)
                                                            計上額

売上高

    外部顧客への売上高         505,469   14,765,589           ―     14,765,589
    セグメント間の内部売上高
                            ―      233,898    △233,898             ―
    又は振替高
         計            505,469   14,999,487    △233,898     14,765,589

セグメント利益又は損失(△)         47,553      810,643          258       810,902
 (注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであります。
 
 2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
    (差異調整に関する事項)
                                                                                       (単位:千円)
                利益                                                金額

報告セグメント計                                                                                   763,090

「その他」の区分の利益                                                                                 47,553

セグメント間取引消去                                                                                     258

四半期連結損益計算書の営業利益                                                                            810,902
 




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