2654 アスモ 2019-11-13 16:00:00
2020年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年11月13日
上 場 会 社 名 株式会社アスモ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2654 URL http://www.asmo1.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 長井 尊
問合せ先責任者 (役職名) 社長室 (氏名) 鹿嶋 良治 (TEL) 03-6911-0550
四半期報告書提出予定日 2019年11月13日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 9,941 1.8 607 16.0 614 14.6 378 14.4
2019年3月期第2四半期 9,765 1.4 523 △0.4 536 2.1 331 △7.3
(注) 包括利益 2020年3月期第2四半期 357百万円( △0.3%) 2019年3月期第2四半期 358百万円( 0.9%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第2四半期 27.01 ―
2019年3月期第2四半期 23.61 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第2四半期 8,323 5,801 68.8
2019年3月期 8,348 5,583 65.9
(参考) 自己資本 2020年3月期第2四半期 5,729百万円 2019年3月期 5,498百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 10.00 10.00
2020年3月期 ― 0.00
2020年3月期(予想) ― 10.00 10.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 19,600 0.1 1,125 0.4 1,150 1.1 683 0.2 48.71
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) ― 、 除外 ―社 (社名) ―
期中における重要な子会社の異動に関する注記
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用に関する注記
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
会計方針の変更に関する注記
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 15,145,175株 2019年3月期 15,145,175株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 1,124,471株 2019年3月期 1,124,421株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 14,020,704株 2019年3月期2Q 14,020,754株
発行済株式数に関する注記
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基いており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び実績予想のご利用にあたって
の注意事項等については、添付資料「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情
報に関する説明」をご覧ください。
株式会社アスモ(2654) 2020年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………6
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………12
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………12
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………13
1
株式会社アスモ(2654) 2020年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における世界情勢としては、前連結会計年度に開始された米国-中国間の貿易協議が追
加の高関税化の応酬を伴いながら更に長期化し、世界経済への懸念が高まりました。英国のEU離脱の具体化は首相
が交代し、引き続き迷走しました。大統領選を来年に控える米国政府からEU、日本への貿易改善要求も強まり、日
米政府間では関税引き下げ合意が成立いたしましたが、日本の望む自動車関税引き下げが後回しになるなど波乱含
みの展開となっております。
わが国の経済は、雇用情勢では新卒採用が売り手市場化している一方で、世界情勢を受け製造業を中心に景気の
鈍化がみられました。
当社グループでは、各事業のストロングポイントを的確に見極めた上でシナジー効果を最大限に発揮していくこ
と、また、国内だけにとどまらず積極的に海外にも進出し、人口減少時代を迎える日本において多角的な収益構造
を構築し、安定した成長を目指すことを目標としております。
今期においても各事業の強みを確実に伸ばすことで、全体として売上高・経常利益共に伸ばすことができまし
た。
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高9,941百万円(前年同四半期比1.8%増)、営業利益607百万円(前年
同四半期比16.0%増)、経常利益614百万円(前年同四半期比14.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、
378百万円(前年同四半期比14.4%増)となりました。
売上高の増加は、主に食肉販売事業、介護事業売上が増加したことによるものであります。営業利益、経常利益
の増加は、売上の増加に加え、介護事業における有料老人ホーム入居率の上昇や介護の利用者の増加等によりま
す。売上高営業利益率も前年同四半期より0.7ポイント改善して6.1%となることができました。
今後におきましても、売上高の増加、売上高営業利益率の更なる改善に加え、グループの目標通り東南アジアを
含む様々な国や地域に進出し、事業を成長させることに邁進してまいります。
セグメントごとの状況は次のとおりであります。
セグメント名称
主要な事業の内容
(セグメントに該当する会社)
アスモ事業
グループ会社の統制・管理、不動産賃貸
(株式会社アスモ)
アスモトレーディング事業
食肉の輸出入、食肉及び食肉加工品の販売
(株式会社アスモトレーディング)
アスモフードサービス事業
(株式会社アスモフードサービス)
(株式会社アスモフードサービス首都圏)
高齢者介護施設等における給食の提供
(株式会社アスモフードサービス東日本)
(株式会社アスモフードサービス中日本)
(株式会社アスモフードサービス西日本)
アスモ介護サービス事業
(株式会社アスモ介護サービス) 訪問・居宅介護事業所の運営、有料老人ホームの運営
(株式会社アスモライフサービス)
ASMO CATERING (HK) 事業
香港における外食店舗の運営
(ASMO CATERING (HK) CO., LIMITED)
(サーバントラスト信託株式会社) 管理型信託商品の販売
その他 (アスモ少額短期保険株式会社) 少額短期保険商品の販売
(ASMO CATERING(TAIWAN)COMPANY LIMITED) 台湾における外食店舗の運営
① アスモトレーディング事業
アスモトレーディング事業におきましては、従来から最重点販売しております収益力の高い高品質メキシコ産
チルド牛肉の安定販売及び銘柄牛を使った通信販売事業における販売の増加が続いております。
昨年は台風21号が大阪を直撃したことにより、当社においても倉庫から商品を出荷することができずに売上が
減少したこともありましたが、この第2四半期におきましては、お客様のニーズを細かく聞き取り、需要期であ
るお盆休み以前に計画より販売を伸ばしました。その影響が8月及び9月と続き各月とも予算以上の成果を残す
ことができました。
しかし、今年は関東方面では7月の天候不順により、需要が思ったほど伸びないということもありました。西
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日本では昨年と比べて天候による被害が少なかったものの、関東方面においては台風15号の影響や豪雨により、
各地に被害をもたらしたことで経済的な損失が大きくなりました。そのため外部倉庫では商品が入庫できず、商
品を減らそうとした廉価販売により、商品の需給バランスが崩れて当社も影響を受けましたが、先物購買を調節
するなどして被害を最小限にとどめることができました。物流面においては、保管倉庫・物流会社の方針として
自然災害時における営業を今後は控える方向であり、自然災害時における機会損失については今後も起こりえる
ことと思われます。取引先様への理解を深めるとともに、事前手配にて対応していきたく存じます。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、1,778百万円(前年同四半期比15.1%増)、セグメント利
益(営業利益)は49百万円(前年同四半期比53.2%増)となりました。
今後は自然災害における外部環境の変化にも対応し、加工商品の安定した生産ができるよう加工工場の開拓を
実施して安定的な商品の供給を行い、価格を含めた商品の優位性をアピールして顧客満足の拡充を追求してまい
ります。
② アスモフードサービス事業
アスモフードサービス事業におきましては、春先の日照不足の影響で生育不良となったことや、台風・各地の
水害の影響等による青果仕入価格の高騰、人件費の上昇を伴った人手不足など、非常に厳しい状況で推移いたし
ました。そのような中でも採算性の高い施設を受託し、当第2四半期連結会計期間末現在、受託件数は259施設
(前年同四半期末は257施設)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、3,737百万円(前年同期比2.4%増)と微増しましたが、青
果仕入価格の高騰や人件費の上昇も影響し、セグメント利益(営業利益)は、253百万円(前年同四半期比6.4%減)
と減少しております。
今後も厳しい状況が続くことが予想されますが、増収増益を達成できるよう、基盤の強化に努めてまいりま
す。
また、商材の調達やメニュー開発、様々なイベント及び行事において、従来培った<食>のノウハウを活用する
ことで、提供商品(給食)における付加価値を創出し、他社との差別化を図り、品質の向上に取り組んでまいりま
す。
③ アスモ介護サービス事業
アスモ介護サービス事業におきましては、訪問介護事業所、居宅介護支援事業所及び有料老人ホーム運営事業
を営んでおり、業界全体としては恒常的な人手不足と、それに伴う人件費の上昇など、足元・先行きとも非常に
厳しい状況にあります。
そのような状況の中、教育制度や資格補助制度の拡充をはじめ、キャリアパスの明確化、事務作業の軽減など
による職員の定着率が向上しております。その結果、訪問介護事業所、居宅介護支援事業所のご利用者数及び有
料老人ホームのご入居者数を順調に伸ばすことができました。
これにより当第2四半期連結会計期間末現在、訪問介護事業所36事業所(前年同四半期末は36事業所)、居宅
介護支援事業所12事業所(前年同四半期末は12事業所)となり、支援させていただいておりますご契約者様は
2,077名(前年同四半期末は2,021名)となりました。また、有料老人ホーム6施設(前年同四半期末は6施設)、
ご入居者様数は328名(前年同四半期末は318名)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、3,184百万円(前年同四半期比4.0%増)、セグメント利
益(営業利益)は、405百万円(前年同四半期比30.0%増)と、増収増益となりました。
今後も利用者の獲得に努めていくとともに、介護人材育成に注力していくことで、より良い人材の確保と定着
率向上に努め、介護サービスの質の向上を図ってまいります。
④ ASMO CATERING (HK) 事業
ASMO CATERING(HK)事業におきましては、5月より始まったデモが第2四半期においても収まるどころか、よ
り激化していき当社全体の業績にも大きな影響が出ております。
当初は香港島の中心地区もしくは九龍半島の尖沙咀地区でありましたが、次第に香港郊外にもデモが広がって
いき、特に週末においては過激化した一部と警察当局が激しく衝突する事態にまで深刻化しております。当社の
店舗においても特に香港島の銅鑼湾地区にある『匠工房秀吉』SOGO銅鑼湾店、警察本部が直ぐ近くにある『神楽
屋』湾仔店などは売上に大きな支障をきたしております。
また、ここ数年の香港の小売、飲食業の消費を牽引してきた中国本土からのインバウンドによる売上も大きく
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減少しており全店に影響を及ぼしております。
比較的被害が少ないのが、『和風食堂とら蔵』の元州店、ウォーチェ店などの住宅地にある店舗です。中国本
土からのお客様の割合も元々低かったこともあり影響は限定的です。
このような非常に厳しい経営環境の中、既存店舖の収益力を上げるべく、『和風食堂とら蔵』各店においては
終日の統一メニューから新たに時間帯を分けたランチメニューとアフタヌーンメニューを導入いたしました。特
にランチタイムが弱かった啓田店などでは効果が表れ始めております。
また、デモの大きな影響を受けている『神楽屋』湾仔店においては、食べ放題のビュッフェメニューを実施し
ているディナータイムにおいて、ファミリー客の取り込みを図るためにデザートをより強化しております。
季節のソフトクリーム(ホワイトピーチ)の導入や生乳プリン、抹茶ロールケーキなどの自社工場で製造した手
作りデザートも食べ放題という夏のデザートフェアの開催などを実施いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、976百万円(前年同期比16.1%減)、セグメント損失(営
業損失)は、51百万円(前年同四半期はセグメント損失37百万円)となりました。
物流事業においてもデモの影響は受けておりますが、引き続き日系飲食各社の取引先は増えており、顧客数も
より増える予定です。
10月末時点では、デモの影響が最も深刻化した10月上旬と比較するとかなり収束に向かっております。今後は
今期既に計画より大きく下回ってしまった業績を取り戻すべく既存事業の回復に取り組んでまいります。
⑤ その他の事業
a.サーバントラスト信託株式会社
その他セグメントに含めておりますサーバントラスト信託株式会社は、管理型信託事業を営んでおり、『終
活信託』と称した法人・個人向けの金銭管理信託(特定贈与信託、遺言代用信託を含む)及び不動産管理信託
を主力とした信託商品の販売を行っております。
人生100年時代という超高齢化社会の到来により、高齢者の財産管理ニーズや資産承継ニーズが年々高まって
きている社会背景を受け、高齢者の財産管理や資産承継を一連の流れで行うことができる『信託』の需要が今
後ますます高まっていくものと予想されます。信託の特長である安心・確実な財産の保全と承継をキーワード
に高齢者のニーズを取り込み、本事業は今後も成長が期待できるものと考えております。
当第2四半期連結累計期間の売上につきましては、前期及び当期に生じた信託契約の解約の影響を受け、信
託報酬46百万円(前年同四半期比6.2%減)、営業利益19百万円(前年同四半期比12.2%減)となりました。
引き続き、グループ会社とのシナジー及び高齢者支援団体等への営業活動を中心としたシニアマーケットの
開拓により新規契約を獲得し、売上増加に努めてまいります。
b.アスモ少額短期保険株式会社
その他セグメントに含めておりますアスモ少額短期保険株式会社は、少額短期保険事業を展開しており、生
命保険商品4種類(生命定期保険、入院保障付生命定期保険、無選択型生命保険、介護サポート総合保険)及
び損害保険商品2種類(高齢者施設入居者家財保険、介護サポート総合保険)を販売しております。
生命保険商品は企業の従業員への福利厚生制度としての付保、保険比較サイトや医療・介護等のポータルサ
イト等とのタイアップによる通信販売で販売しております。また、損害保険商品「転ばぬ先の杖」(高齢者施
設入居者家財保険)及び「てんとうむし」(介護サポート総合保険)は有料老人ホーム等を代理店化し入居者
にお勧めする方法、及び老人ホーム紹介会社が他社との差別化を目的として1年間サービスとして付保するス
キームにて展開しており、「転ばぬ先の杖」は当第2四半期連結会計期間に693件の新規契約があり、保有契約
は2,418件となりました。
当第2四半期連結会計期間におきましては、収入保険料は85百万円となり、計画91百万円に対し93.4%の達
成率となっております。また、当第2四半期連結累計期間では収入保険料は167百万円となり、計画168百万円
に対し99.6%となっております。
第3四半期連結会計期間以降も、グループ会社とのシナジーを発揮させつつ、新規マーケットでの販売によ
り新規契約を獲得し、収入保険料の増加に務めてまいります。
以上の結果、その他の事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は、262百万円(前年同期比23.2%
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減)、セグメント利益(営業利益)は、42百万円(前年同四半期比30.6%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は8,323百万円となり、前連結会計年度末に比べ24百万円減少いた
しました。これは主に流動資産のその他に含まれる前払費用が22百万円、未収入金が20百万円、無形固定資産が
20百万円増加し、現金及び預金が14百万円、受取手形及び売掛金が24百万円、有形固定資産が42百万円減少した
ことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は2,522百万円となり、前連結会計年度末に比べ241百万円減少
いたしました。これは主に短期借入金が50百万円、賞与引当金が26百万円、未払法人税等が17百万円増加し、支
払手形及び買掛金が113百万円、流動負債のその他に含まれる未払金が40百万円、その他流動負債に含まれる未払
消費税等が39百万円、その他流動負債に含まれる預り金(主に親会社への配当に伴う源泉税)が150百万円減少した
ことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は5,801百万円となり、前連結会計年度末に比べ217百万円増
加いたしました。これは主に利益剰余金が238百万円増加し、為替調整換算勘定が4百万円、非支配者株主持分が
13百万円減少したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は68.8%(前連結会計年度末は65.9%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益612百万円や減
価償却費54百万円に加えて、債権債務の増減及び法人税等の支払等により、73百万円の収入(前年同四半期576百
万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等4百万円の支出(前年同四半期94百万
円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、リース債務の返済や普通配当の実施等により、79百万円の支出(前年同
四半期79百万円の支出)となりました。
その結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は前連結会計年度末残高の4,225百万円から
14百万円の減少の4,210百万円となりました。
当社グループの当第2四半期連結累計期間の資金状況においては、営業活動によるキャッシュ・フローが73百
万円の収入で、投資活動によるキャッシュ・フローが4百万円の支出で、両者を合わせたいわゆるフリー・キャ
ッシュ・フローが69百万円の収入となっております。
資本の財源及び資金の流動性につきましては、当社グループの運転資金・設備投資のために一部連結子会社
で一時的な借入を行うことがあるものの、基本的には自己資金により充当しており、資金の流動性は十分に確保
できております。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2019年5月14日「2019年3月期決算短信」で公表いたしました通期の連結業
績予想に変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,295,834 4,281,006
受取手形及び売掛金 2,036,706 2,012,291
商品 258,892 261,113
貯蔵品 11,865 12,066
その他 366,485 407,061
貸倒引当金 △90,675 △90,760
流動資産合計 6,879,108 6,882,779
固定資産
有形固定資産
その他(純額) 250,941 208,726
有形固定資産合計 250,941 208,726
無形固定資産
その他 30,642 51,500
無形固定資産合計 30,642 51,500
投資その他の資産
その他 1,507,681 1,505,562
貸倒引当金 △320,238 △324,735
投資その他の資産合計 1,187,442 1,180,827
固定資産合計 1,469,026 1,441,054
資産合計 8,348,134 8,323,834
6
株式会社アスモ(2654) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 609,680 496,204
短期借入金 ― 50,000
未払法人税等 235,650 253,585
賞与引当金 204,637 231,492
その他 1,473,886 1,209,932
流動負債合計 2,523,853 2,241,214
固定負債
退職給付に係る負債 202,073 220,120
その他 38,270 61,155
固定負債合計 240,344 281,275
負債合計 2,764,197 2,522,490
純資産の部
株主資本
資本金 2,323,272 2,323,272
利益剰余金 3,100,373 3,338,823
自己株式 △42,459 △42,487
株主資本合計 5,381,186 5,619,608
その他の包括利益累計額
繰延ヘッジ損益 △136 △156
為替換算調整勘定 111,716 106,866
退職給付に係る調整累計額 5,459 2,729
その他の包括利益累計額合計 117,039 109,439
非支配株主持分 85,710 72,295
純資産合計 5,583,936 5,801,343
負債純資産合計 8,348,134 8,323,834
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株式会社アスモ(2654) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 9,765,076 9,941,752
売上原価 7,412,799 7,668,804
売上総利益 2,352,277 2,272,947
販売費及び一般管理費 1,828,371 1,665,095
営業利益 523,905 607,852
営業外収益
受取利息 3,481 3,431
物品賃貸料収入 2,943 3,162
助成金収入 4,412 4,098
その他 6,815 4,479
営業外収益合計 17,653 15,171
営業外費用
支払利息 746 617
貸倒引当金繰入額 4,055 4,423
為替差損 ― 3,074
その他 37 ―
営業外費用合計 4,839 8,115
経常利益 536,719 614,907
特別利益
固定資産売却益 0 ―
特別利益合計 0 ―
特別損失
固定資産除却損 465 2,578
店舗解約違約金 8,443 ―
その他 536 ―
特別損失合計 9,445 2,578
税金等調整前四半期純利益 527,273 612,329
法人税、住民税及び事業税 187,870 247,095
法人税等調整額 17,334 △1,164
法人税等合計 205,205 245,931
四半期純利益 322,068 366,397
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △9,021 △12,259
親会社株主に帰属する四半期純利益 331,090 378,656
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株式会社アスモ(2654) 2020年3月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期純利益 322,068 366,397
その他の包括利益
繰延ヘッジ損益 299 △20
為替換算調整勘定 34,279 △6,005
退職給付に係る調整額 2,069 △2,729
その他の包括利益合計 36,648 △8,755
四半期包括利益 358,716 357,642
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 360,377 371,056
非支配株主に係る四半期包括利益 △1,660 △13,414
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株式会社アスモ(2654) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 527,273 612,329
減価償却費 61,328 54,094
のれん償却額 9,931 ―
貸倒引当金の増減額(△は減少) 4,573 4,581
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 18,016 15,316
賞与引当金の増減額(△は減少) 1,254 26,990
受取利息及び受取配当金 △3,481 △3,431
支払利息 746 617
為替差損益(△は益) △5,989 2,129
有形固定資産売却損益(△は益) △0 ―
有形固定資産除却損 414 2,578
無形固定資産除却損 50 ―
店舗解約違約金 8,443 ―
売上債権の増減額(△は増加) 120,239 △8,974
その他の資産の増減額(△は増加) △6,174 △30,566
たな卸資産の増減額(△は増加) △10,450 △3,769
仕入債務の増減額(△は減少) △43,833 △112,206
その他の負債の増減額(△は減少) △119,159 △116,832
未払消費税等の増減額(△は減少) 98,325 △36,242
その他 117 △334
小計 661,628 406,279
利息及び配当金の受取額 61 365
利息の支払額 △746 △617
法人税等の支払額 △102,718 △332,895
法人税等の還付額 18,125 626
営業活動によるキャッシュ・フロー 576,350 73,758
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の取得による支出 △10,042 ―
有形固定資産の取得による支出 △52,767 △4,304
有形固定資産の売却による収入 43 ―
無形固定資産の取得による支出 △2,400 ―
定期預金の預入による支出 △70,011 △70,017
定期預金の払戻による収入 70,005 70,011
差入保証金の差入による支出 △99,093 △57,401
差入保証金の回収による収入 63,560 57,025
貸付けによる支出 △2,142 △7,689
貸付金の回収による収入 60 ―
建設協力金の回収による収入 7,898 7,898
投資活動によるキャッシュ・フロー △94,888 △4,477
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株式会社アスモ(2654) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 50,000 50,000
リース債務の返済による支出 △9,554 △9,805
自己株式の取得による支出 △0 △27
配当金の支払額 △119,556 △119,872
財務活動によるキャッシュ・フロー △79,111 △79,705
現金及び現金同等物に係る換算差額 18,579 △4,408
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 420,930 △14,833
現金及び現金同等物の期首残高 3,402,850 4,225,822
現金及び現金同等物の四半期末残高 3,823,780 4,210,989
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株式会社アスモ(2654) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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株式会社アスモ(2654) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
アスモトレ アスモフー アスモ介護 ASMO
アスモ
ーディング ドサービス サービス CATERING 計
事業
事業 事業 事業 (HK)事業
売上高
外部顧客への売上高 2,376 1,544,667 3,650,211 3,062,139 1,163,918 9,423,313
セグメント間の内部売上高
― 32,150 119,616 ― ― 151,766
又は振替高
計 2,376 1,576,818 3,769,827 3,062,139 1,163,918 9,575,079
セグメント利益又は損失(△) △86,359 32,235 270,355 312,215 △37,332 491,116
(単位:千円)
四半期連結
その他
合計 調整額 損益計算書
(注)
計上額
売上高
外部顧客への売上高 341,763 9,765,076 ― 9,765,076
セグメント間の内部売上高
― 151,766 △151,766 ―
又は振替高
計 341,763 9,916,843 △151,766 9,765,076
セグメント利益又は損失(△) 32,356 523,473 432 523,905
(注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 491,116
「その他」の区分の利益 32,356
セグメント間取引消去 432
四半期連結損益計算書の営業利益 523,905
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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株式会社アスモ(2654) 2020年3月期 第2四半期決算短信
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
アスモトレ アスモフー アスモ介護 ASMO
アスモ
ーディング ドサービス サービス CATERING 計
事業
事業 事業 事業 (HK)事業
売上高
外部顧客への売上高 2,376 1,778,344 3,737,421 3,184,912 976,301 9,679,355
セグメント間の内部売上高
― 36,419 122,683 ― ― 159,102
又は振替高
計 2,376 1,814,763 3,860,104 3,184,912 976,301 9,838,457
セグメント利益又は損失(△) △90,790 49,389 253,125 405,859 △51,946 565,637
(単位:千円)
四半期連結
その他
合計 調整額 損益計算書
(注)
計上額
売上高
外部顧客への売上高 262,397 9,941,752 ― 9,941,752
セグメント間の内部売上高
― 159,102 △159,102 ―
又は振替高
計 262,397 10,100,854 △159,102 9,941,752
セグメント利益又は損失(△) 42,257 607,895 △43 607,852
(注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 565,637
「その他」の区分の利益 42,257
セグメント間取引消去 △43
四半期連結損益計算書の営業利益 607,852
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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