2651 ローソン 2019-10-09 15:00:00
2020年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年10月9日
上 場 会 社 名
株式会社ローソン 上場取引所 東
コ ー ド 番 号
2651 URL http://www.lawson.co.jp/company/ir/index.html
代 表 者
(役職名) 代表取締役 社長 (氏名) 竹増 貞信
理事執行役員
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 高西 朋貴 (TEL) 03-5435-2773
管理本部長
四半期報告書提出予定日 2019年10月11日 配当支払開始予定日 2019年11月8日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2020年2月期第2四半期の連結業績(2019年3月1日~2019年8月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
営業総収入 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年2月期第2四半期 369,131 4.9 36,763 6.6 35,147 4.8 20,107 12.1
2019年2月期第2四半期 351,973 6.9 34,485 △11.5 33,536 △12.8 17,942 △24.1
(注)包括利益 2020年2月期第2四半期 18,687百万円( △2.8%) 2019年2月期第2四半期 19,223百万円( △21.5%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年2月期第2四半期 200.95 200.83
2019年2月期第2四半期 179.32 179.23
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年2月期第2四半期 1,400,535 283,950 20.0
2019年2月期 1,342,329 281,982 20.6
(参考) 自己資本 2020年2月期第2四半期 279,521百万円 2019年2月期 276,514百万円
(注)「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会
計期間の期首から適用しており、前連結会計年度に係る財政状態については、当該会計基準等を遡って適用した後
の数値となっております。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年2月期 - 127.50 - 127.50 255.00
2020年2月期 - 75.00
2020年2月期(予想) - 75.00 150.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年2月期の連結業績予想(2019年3月1日~2020年2月29日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
営業総収入 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 727,000 3.8 60,800 0.0 54,500 △5.5 18,000 △29.6 179.88
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)会計基準等の改正に伴う会計方針の変更については、添付資料P.13「2.四半期連結財務諸表及び主な注
記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年2月期2Q 100,300,000株 2019年2月期 100,300,000株
② 期末自己株式数 2020年2月期2Q 237,597株 2019年2月期 241,897株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年2月期2Q 100,060,603株 2019年2月期2Q 100,056,667株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料P.7「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社ローソン(2651) 2020年2月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………… 2
(1)連結経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………………… 2
(2)連結財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………………… 7
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………… 7
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………… 8
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………… 8
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………… 10
四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 10
四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………… 11
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………… 12
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………… 13
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………… 13
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………… 13
(追加情報) …………………………………………………………………………………………………………… 13
1
株式会社ローソン(2651) 2020年2月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)連結経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2019年3月1日から2019年8月31日までの6か月間)におきましては、高齢化や核
家族化、女性の社会進出、健康志向の高まりなど、社会のニーズの変化がコンビニエンスストア業界にとって追い
風となる一方、業界の垣根を越えた競争が激化しております。こうした環境下において、人手不足や人件費の高騰
など、加盟店を取り巻く環境もますます厳しくなっておりますが、当社は、数年前から発注システムのセミオート
化、自動釣銭機能付きPOSレジの導入など、デジタル技術の最大活用により店舗の生産性の向上を図ってきており、
これからも加盟店支援や加盟店との関係のさらなる強化に取り組んでまいります。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の連結業績は、営業総収入3,691億31百万円(前年同期比4.9%増)、
営業利益367億63百万円(同6.6%増)、経常利益351億47百万円(同4.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利
益201億7百万円(同12.1%増)となりました。
また、2019年度内部統制基本方針に基づき、当社グループ全体の内部統制の充実と事業リスクへの対応にも注力
してまいりました。今後ともより一層、内部統制の充実を図ってまいります。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(国内コンビニエンスストア事業)
国内コンビニエンスストア事業につきましては、すべてのお客さまから推奨されるローソンを目指し、「圧倒的
な美味しさ」「人への優しさ」「地球(マチ)への優しさ」の3つの約束を実現するための施策を実行しておりま
す。ローソンならではの圧倒的においしくかつ健康を意識した商品を開発することで商品力を一層強化するほか、
店舗における心のこもった接客の徹底、食品廃棄やプラスチック使用量の削減といった地球環境への配慮などに取
り組んでおります。
[店舗運営の状況]
店舗運営につきましては、3つの徹底(①心のこもった接客②マチのニーズに合った品揃えの徹底③お店とマチ
をきれいにする)の強化に努めてまいりました。当期も、店舗オペレーションの改善や加盟店支援策の強化を積極
的に推進してまいります。
前期に全店に導入したPOSレジのセルフモードを利用したセルフレジへの取り組みについては、7月に徳島県内の
ローソン店舗で運用実験を行いました。実験結果をもとに運用方法や運用時間等を検証し、秋以降の全国店舗での
運用開始を目指してまいります。また、8月には、神奈川県横浜市の1店舗において、人手不足の対策として、深
夜時間帯に売場に店員を配置せず、お客さまご自身で決済いただく、スマート店舗(深夜省人化)の実験を開始い
たしました。店舗オペレーション・防犯・物流面の課題、売上の推移、お客さまの声などを検証した上で、今後の
拡大展開を検討してまいります。
[商品及びサービスの状況]
米飯・調理麺では、人気の「悪魔のおにぎり」に新フレーバーが加わり好調な販売となりました。また、ぷりっ
とした食感が特徴のパスタ各種や、季節商品の冷たい麺類が売上に寄与しました。
カウンターファストフードでは、6月にリニューアルしたLチキに新フレーバーが加わり、人気を集めたほか、
「MACHI café」では季節の新商品を発売し品揃えを拡充したことなどにより、販売は好調に推移しました。
ベーカリーでは、新シリーズ「マチノパン」が引き続き好調だったほか、既存の定番商品のリニューアルが奏功
したことなどにより、売上の増加に貢献しました。
デザートでは、3月に発売した「バスチー -バスク風チーズケーキ-」の人気が定着したことに加え、「サクバ
タ」や和菓子の「どらもっち」など、「Uchi Café」スイーツのヒット商品が相次ぎ、売上は前年を大きく上回りま
した。
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株式会社ローソン(2651) 2020年2月期 第2四半期決算短信
サービスにつきましては、8月末から、新たなラストワンマイルの取り組みとして、東京都内の一部店舗におい
て、フードデリバリーサービス「Uber Eats」を利用し、約100品目の店舗商品を配達する実証実験を開始しまし
た。11月末まで実証実験を行い、店舗オペレーションやお客さまニーズなどを検証し、その後の実施店舗の拡大な
どを検討してまいります。
販売促進施策につきましては、夏のスタンプラリーや、エンタテインメント分野の強みを生かしたスピードくじ
など、集客効果の高い施策を展開いたしました。
[国内コンビニエンスストア事業の商品群別チェーン全店売上高]
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
商品群別 至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
売上高(百万円) 構成比率(%) 売上高(百万円) 構成比率(%)
加工食品 607,282 52.4 634,499 52.8
ファストフード 276,057 23.8 281,405 23.4
日配食品 171,950 14.9 181,146 15.1
非食品 103,269 8.9 104,924 8.7
合計 1,158,560 100.0 1,201,975 100.0
(注)上記表は、株式会社ローソンと株式会社ローソン山陰の合計となります。
[店舗開発の状況]
出店につきましては、収益性を重視した店舗開発を継続しております。
当第2四半期連結累計期間における「ローソン」「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」の国内の出店数
は307店舗、閉店数は245店舗となり、8月末日現在の国内総店舗数は14,721店舗となりました。*
高齢化や健康意識の高まりなどに対応したコンビニエンスストアモデル構築への取り組みとして、調剤薬局、ドラ
ッグストアチェーンとの提携により、一般用医薬品や調剤薬品を取り扱うとともに、通常のローソンよりも化粧品、
日用品などの品揃えを増やしたヘルスケア強化型店舗を継続して展開しております。このヘルスケア強化型店舗も含
めた一般用医薬品の取扱店舗数は、8月末日現在で218店舗(うち、調剤薬局併設型店舗数は49店舗)となりまし
た。また、介護相談窓口併設型店舗数は、8月末日現在で22店舗となりました。さらに、病院内コンビニエンススト
アとして、コンビニエンスストアの標準的な商品やサービスに加え、医療衛生・介護・リハビリ用品などの品揃えを
強化した「ホスピタルローソン」の展開は、8月末日現在で319店舗となりました。引き続き、これまで培った病院
内コンビニエンスストアのノウハウを生かし、病院に関わるあらゆる人々の生活をサポートしてまいります。
「ナチュラルローソン」につきましては、美しく健康で快適なライフスタイルをサポートするお店として、素材に
こだわったオリジナル商品や、有名ブランドとのコラボレーション商品など、ナチュラルローソンでしか手に入れる
ことのできない商品を取り揃えております。また、「ローソンストア100」は、新鮮な野菜や果物、デイリー食品、
お惣菜、飲料から日用品まで幅広い品揃えで、価値ある100円商品を中心に、お客さまのニーズに対応するお店とし
て展開しております。8月末日現在で「ナチュラルローソン」の店舗数は143店舗、「ローソンストア100」の店舗数
は780店舗となりました。
* 出店数、閉店数、国内総店舗数には、当社の運営する店舗のほか、子会社である株式会社ローソン山陰、持分法適用関連会社である
株式会社ローソン高知、株式会社ローソン南九州、株式会社ローソン沖縄の運営する店舗を含めております。
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株式会社ローソン(2651) 2020年2月期 第2四半期決算短信
[国内店舗数の推移]
2019年2月28日 2019年8月31日
期中増減
現在の総店舗数 現在の総店舗数
ローソン 13,714 84 13,798
ナチュラルローソン 139 4 143
ローソンストア100 806 △26 780
合計 14,659 62 14,721
[地域別店舗分布状況(2019年8月31日現在)]
地域 店舗数 地域 店舗数 地域 店舗数 地域 店舗数
北海道 681 茨城県 224 京都府 328 愛媛県 216
青森県 266 東京都 1,746 滋賀県 156 徳島県 137
秋田県 191 神奈川県 1,133 奈良県 141 高知県 138
岩手県 178 静岡県 289 和歌山県 151 福岡県 526
宮城県 254 山梨県 137 大阪府 1,151 佐賀県 75
山形県 114 長野県 175 兵庫県 678 長崎県 112
福島県 164 愛知県 737 岡山県 206 大分県 191
新潟県 229 岐阜県 182 広島県 237 熊本県 158
栃木県 205 三重県 143 山口県 119 宮崎県 107
群馬県 255 石川県 104 鳥取県 143 鹿児島県 199
埼玉県 704 富山県 194 島根県 149 沖縄県 236
千葉県 611 福井県 115 香川県 136 国内合計 14,721
(注)上記表には、当社の運営する店舗のほか、子会社である株式会社ローソン山陰、持分法適用関連会社である
株式会社ローソン高知、株式会社ローソン南九州、株式会社ローソン沖縄の運営する店舗を含めております。
[その他]
当社は4月に、加盟店との関係強化ならびに加盟店支援を推進するための行動計画を発表し、これまで強化を図
ってきた加盟店支援をさらに強力に推し進めるとともに、深刻化する人手不足対策として、加盟店の店舗オペレー
ションの省力化・省人化に取り組んでおります。7月には、加盟店オーナーとのコミュニケーションをさらに強化
するため、店舗経営全般に関しての相談を受け付ける、オーナー専用の相談窓口「ローソンオーナーほっとライ
ン」を社内と社外の2か所に新たに設置いたしました。
また、SDGsの目標達成に向けた取り組みとして、物流センターにおいて廃棄しなければならなくなった余剰食品
を、一般社団法人全国フードバンク推進協議会を通して食品の支援を必要としている施設などに提供する取り組み
を始めたほか、9月から、三角サンド全品の商品パッケージを変更し、年間で約60トンのプラスチック量の削減を
見込んでおります。
これらの結果、国内コンビニエンスストア事業の営業総収入は2,425億49百万円(前年同期比1.5%増)、セグメ
ント利益は295億74百万円(同3.0%増)となりました。
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株式会社ローソン(2651) 2020年2月期 第2四半期決算短信
(成城石井事業)
食にこだわる高品質スーパーマーケット「成城石井」では、こだわりのある安心・安全な食品をお客さまに提供
しております。8月末日現在の直営店舗数は151店舗となりました。「成城石井」のこだわりのあるオリジナル惣菜
は引き続き多くのお客さまに支持されており、売上は堅調に推移しております。今後も、商品開発力や製造小売業
としてのノウハウ、販売手法などの強みを生かし、「成城石井」のブランド力の向上に努めてまいります。
これらの結果、成城石井事業の営業総収入は451億50百万円(前年同期比7.5%増)、セグメント利益は38億82百
万円(同19.3%増)となりました。
(エンタテインメント関連事業)
エンタテインメント関連事業の中核をなす株式会社ローソンエンタテインメントは、チケット事業において業界
トップクラスの取扱高を維持しております。物販事業においては、全国にて音楽・映像ソフトの専門店「HMV」を中
心に、書籍・CD・DVDなどを販売する複合店「HMV&BOOKS」やレコード専門店「HMV record shop」を含め、8月末日
現在で56店舗を展開しております。
また、シネコン事業を行うユナイテッド・シネマ株式会社は、8月末日現在で、全国42サイト、378スクリーンの
劇場(運営受託を含む)を展開しております。
これらの結果、エンタテインメント関連事業の営業総収入は450億62百万円(前年同期比14.5%増)、セグメント
利益は36億81百万円(同45.7%増)となりました。
(金融関連事業)
金融関連事業につきましては、基盤となる共同ATM事業では提携金融機関の拡大に取り組み、ローソン銀行ATMの
サービス拡充を進めてまいりました。
また、ローソン銀行では、クレジットカード「ローソンPontaプラス」を発行しておりますが、「ローソン」、
「ナチュラルローソン」、「ローソンストア100」の店舗でご利用いただくことで、Pontaポイントが上乗せ加算さ
れるなどのサービスを提供し、会員数を拡大させております。
8月末日現在、全国のATM設置台数は13,528台(前期末比69台増)、1日1台当たりのATM平均利用件数は48.4件、
提携金融機関数はネット銀行も含め全国で118金融機関(前期末比7金融機関増)となりました。
これらの結果、金融関連事業の営業総収入は172億60百万円(前年同期比17.6%増)、セグメント利益は12億61百
万円(同25.5%減)となりました。
(その他の事業)
当社グループには、上記以外に、海外事業などがあります。
海外事業につきましては、中国、タイ、インドネシア、フィリピン、米国ハワイ州におきまして、各地域の運営
会社が「ローソン」店舗を展開しております。
中国におきましては、上海市を中心に、重慶市、大連市、北京市、武漢市、合肥市等に進出地域を拡大させ、8
月には、日系コンビニエンスストアとして初めて遼寧省瀋陽市に3店舗オープンいたしました。8月末日現在の中
国内の店舗数は合計で2,323店舗となりました。
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株式会社ローソン(2651) 2020年2月期 第2四半期決算短信
[海外地域別ローソンブランド店舗分布状況]
2019年2月28日 2019年8月31日
出店地域 期中増減
現在の総店舗数 現在の総店舗数
中国 上海市と
1,227 223 1,450
その周辺地域
中国 重慶市 198 14 212
中国 大連市 146 13 159
中国 北京市 108 10 118
中国 瀋陽市 - 3 3
中国 武漢市 308 39 347
中国 合肥市 20 8 28
中国 長沙市 - 6 6
タイ 120 4 124
インドネシア 42 3 45
フィリピン 39 14 53
米国 ハワイ州 2 - 2
合計 2,210 337 2,547
これらの結果、その他の事業の営業総収入は245億84百万円(前年同期比15.9%増)、セグメント損失は16億36百
万円(同3.6%減)となりました。
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株式会社ローソン(2651) 2020年2月期 第2四半期決算短信
(2)連結財政状態に関する説明
①当第2四半期連結会計期間末の資産、負債、純資産の状況
流動資産は、前連結会計年度末に比べ428億91百万円増加し、6,624億95百万円となりました。これは主に、未収
入金が436億9百万円増加したことによるものです。固定資産は、前連結会計年度末に比べ153億14百万円増加し、
7,380億40百万円となりました。これは主に、有形固定資産が217億35百万円増加、無形固定資産が40億44百万円減
少、投資その他の資産が23億77百万円減少したことによるものです。この結果、総資産は前連結会計年度末に比べ
582億6百万円増加し、1兆4,005億35百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ450億78百万円増加し、6,436億1百万円となりました。これは主に、短期
借入金が484億50百万円減少、預り金が453億87百万円増加、買掛金が285億51百万円増加したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ111億58百万円増加し、4,729億83百万円となりました。これは主に、リース
債務が113億85百万円増加したことによるものです。この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ562億37百万円
増加し、1兆1,165億85百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末に比べ19億68百万円増加し、2,839億50百万円となりました。これは主に、利益剰余
金が67億53百万円増加したことによるものです。この結果、自己資本比率は20.0%(前連結会計年度末は20.6%)
となりました。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半
期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値
で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
②当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べ199億37百万円増加し、3,741億
73百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に預り金の増減額の増減影響などにより、前第2四半期連結累計期間
と比べ479億99百万円増加し、1,360億38百万円となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出の減少、事業譲受による支出の減少などによ
り、前第2四半期連結累計期間と比べ143億69百万円支出が減少し、△262億3百万円となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増減額の増減影響などにより、前第2四半期連結累計期
間と比べ564億51百万円支出が増加し、△895億6百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年2月期通期の連結業績予想につきましては、2019年4月11日に公表いたしましたとおり、変更はありませ
ん。
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株式会社ローソン(2651) 2020年2月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年2月28日) (2019年8月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 354,240 374,177
加盟店貸勘定 47,179 47,898
リース債権 19,120 18,605
商品 20,862 21,546
未収入金 120,969 164,579
その他 57,355 35,790
貸倒引当金 △124 △103
流動資産合計 619,603 662,495
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 207,755 210,224
工具、器具及び備品(純額) 16,056 16,757
リース資産(純額) 146,880 153,664
その他(純額) 11,607 23,389
有形固定資産合計 382,300 404,035
無形固定資産
ソフトウエア 49,791 48,282
のれん 46,836 44,601
商標権 9,468 9,160
その他 576 583
無形固定資産合計 106,672 102,627
投資その他の資産
長期貸付金 44,024 44,523
差入保証金 107,034 107,575
繰延税金資産 30,995 30,688
その他 52,535 49,225
貸倒引当金 △835 △637
投資その他の資産合計 233,753 231,376
固定資産合計 722,726 738,040
資産合計 1,342,329 1,400,535
8
株式会社ローソン(2651) 2020年2月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年2月28日) (2019年8月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 123,408 151,960
短期借入金 126,600 78,150
1年内返済予定の長期借入金 50,000 50,000
リース債務 38,750 44,824
未払金 101,995 105,887
未払法人税等 6,683 10,366
預り金 131,804 177,192
賞与引当金 4,263 4,684
その他 15,015 20,535
流動負債合計 598,522 643,601
固定負債
長期借入金 260,000 260,000
リース債務 131,441 142,826
繰延税金負債 550 539
役員退職慰労引当金 300 246
退職給付に係る負債 15,125 15,569
資産除去債務 31,102 31,629
その他 23,303 22,172
固定負債合計 461,824 472,983
負債合計 1,060,347 1,116,585
純資産の部
株主資本
資本金 58,506 58,506
資本剰余金 46,984 44,605
利益剰余金 166,187 172,940
自己株式 △1,028 △1,010
株主資本合計 270,649 275,041
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,349 2,432
土地再評価差額金 △566 △566
為替換算調整勘定 3,930 3,377
退職給付に係る調整累計額 △848 △763
その他の包括利益累計額合計 5,865 4,480
新株予約権 215 255
非支配株主持分 5,251 4,172
純資産合計 281,982 283,950
負債純資産合計 1,342,329 1,400,535
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株式会社ローソン(2651) 2020年2月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
営業総収入 351,973 369,131
売上高 145,471 151,426
売上原価 99,661 102,794
売上総利益 45,810 48,631
営業収入
加盟店からの収入 154,375 160,610
その他の営業収入 52,126 57,095
営業収入合計 206,502 217,705
営業総利益 252,312 266,337
販売費及び一般管理費 217,827 229,573
営業利益 34,485 36,763
営業外収益
受取利息 369 336
持分法による投資利益 467 522
受取補償金 64 397
その他 1,161 600
営業外収益合計 2,063 1,858
営業外費用
支払利息 1,178 1,975
リース解約損 943 770
その他 889 727
営業外費用合計 3,011 3,474
経常利益 33,536 35,147
特別利益
投資有価証券売却益 - 163
特別利益合計 - 163
特別損失
固定資産除却損 1,816 2,253
減損損失 1,190 1,870
その他 325 554
特別損失合計 3,332 4,678
税金等調整前四半期純利益 30,204 30,632
法人税、住民税及び事業税 12,150 9,932
法人税等調整額 125 644
法人税等合計 12,275 10,577
四半期純利益 17,928 20,055
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △13 △51
親会社株主に帰属する四半期純利益 17,942 20,107
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株式会社ローソン(2651) 2020年2月期 第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
四半期純利益 17,928 20,055
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,526 △916
為替換算調整勘定 △163 △535
退職給付に係る調整額 △67 84
その他の包括利益合計 1,295 △1,367
四半期包括利益 19,223 18,687
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 19,264 18,722
非支配株主に係る四半期包括利益 △40 △34
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株式会社ローソン(2651) 2020年2月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 30,204 30,632
減価償却費 31,875 38,417
減損損失 1,190 1,870
受取利息 △369 △336
支払利息 1,178 1,975
固定資産除却損 1,816 2,253
売上債権の増減額(△は増加) 3,577 △737
未収入金の増減額(△は増加) △18,279 △43,833
仕入債務の増減額(△は減少) 26,580 28,710
未払金の増減額(△は減少) 13,386 4,178
預り金の増減額(△は減少) 1,659 45,389
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 456 443
銀行業におけるコールローンの純増減(△は増加) - 20,000
その他 4,989 13,562
小計 98,265 142,525
利息の受取額 370 305
利息の支払額 △1,206 △1,964
法人税等の支払額 △9,391 △4,828
営業活動によるキャッシュ・フロー 88,038 136,038
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △19,928 △16,626
無形固定資産の取得による支出 △10,386 △6,653
関係会社株式の取得による支出 △3,044 △675
長期貸付けによる支出 △3,665 △2,883
長期貸付金の回収による収入 2,539 2,555
差入保証金の差入による支出 △9,641 △8,863
差入保証金の回収による収入 9,290 8,292
長期前払費用の取得による支出 △2,138 △468
事業譲受による支出 △2,730 -
その他 △868 △880
投資活動によるキャッシュ・フロー △40,573 △26,203
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 5,358 △48,450
長期借入金の返済による支出 △6,044 -
リース債務の返済による支出 △19,532 △24,719
配当金の支払額 △12,757 △12,757
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得
- △3,521
による支出
その他 △79 △58
財務活動によるキャッシュ・フロー △33,055 △89,506
現金及び現金同等物に係る換算差額 △739 △389
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 13,670 19,937
現金及び現金同等物の期首残高 30,120 354,236
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減額
10 -
(△は減少)
現金及び現金同等物の四半期末残高 43,801 374,173
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株式会社ローソン(2651) 2020年2月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
在外連結子会社において、第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」を適用しております。
当該会計基準の適用が連結財務諸表に及ぼす影響は軽微であります。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連
結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負
債の区分に表示しております。
(連結納税制度の適用)
当社及び一部の連結子会社は、第1四半期連結会計期間から連結納税制度を適用しております。
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