2651 ローソン 2020-07-09 15:00:00
2021年2月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年7月9日
上 場 会 社 名
株式会社ローソン 上場取引所 東
コ ー ド 番 号
2651 URL http://www.lawson.co.jp/company/ir/index.html
代 表 者
(役職名) 代表取締役 社長 (氏名) 竹増 貞信
理事執行役員
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 高西 朋貴 (TEL) 03-5435-2773
管理本部長
四半期報告書提出予定日 2020年7月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年2月期第1四半期の連結業績(2020年3月1日~2020年5月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
営業総収入 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年2月期第1四半期 155,360 △13.1 2,623 △81.6 1,208 △91.0 △4,185 -
2020年2月期第1四半期 178,800 4.9 14,247 12.4 13,399 11.1 7,184 16.5
(注) 包括利益 2021年2月期第1四半期 △1,787百万円( -%) 2020年2月期第1四半期 6,936百万円( 9.5%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年2月期第1四半期 △41.82 -
2020年2月期第1四半期 71.80 71.77
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年2月期第1四半期 1,469,937 265,767 17.8
2020年2月期 1,357,732 275,347 20.0
(参考) 自己資本 2021年2月期第1四半期 261,451百万円 2020年2月期 270,877百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年2月期 - 75.00 - 75.00 150.00
2021年2月期 -
2021年2月期(予想) 75.00 - 75.00 150.00
(注) 1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
2.配当予想の修正については、本日(2020年7月9日)公表いたしました「業績予想および配当予想に関するお
知らせ」をご覧ください。
3.2021年2月期の連結業績予想(2020年3月1日~2021年2月28日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
営業総収入 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 670,000 △8.2 35,000 △44.4 30,000 △46.8 5,000 △75.1 49.96
(注) 1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
2.連結業績予想の修正については、本日(2020年7月9日)公表いたしました「業績予想および配当予想に関す
るお知らせ」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年2月期1Q 100,300,000株 2020年2月期 100,300,000株
② 期末自己株式数 2021年2月期1Q 237,795株 2020年2月期 237,762株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年2月期1Q 100,062,205株 2020年2月期1Q 100,058,804株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料P.6「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社ローソン(2651) 2021年2月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)連結経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………… 2
(2)連結財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………… 6
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………… 6
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 7
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………… 7
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………… 9
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………… 9
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 10
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………… 11
(追加情報) ………………………………………………………………………………………… 11
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株式会社ローソン(2651) 2021年2月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)連結経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2020年3月1日から2020年5月31日までの3か月間)におきましては、新型コロナ
ウイルス感染症が世界的に拡大し、日本国内では4月から5月にかけて緊急事態宣言が発令され、さまざまな施設
の休業や外出の自粛などにより、経済・社会活動や国民生活に甚大な影響を及ぼしました。当社事業におきまして
も、お客さまの来店・購買動向に大きな影響をもたらし、当社グループの売上高が大きく減少いたしました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の連結業績は、営業総収入1,553億60百万円(前年同期比13.1%減)、
営業利益26億23百万円(同81.6%減)、経常利益12億8百万円(同91.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純損
失41億85百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純利益71億84百万円)となりました。
このような環境下において、「ローソンに今できることは何か」を考え、お客さまと全ての従業員の感染防止を
徹底しながら、変化するお客さまのニーズに柔軟に対応し、事業を継続してまいりました。当社と加盟店を取り巻
く事業環境は厳しさを増しておりますが、新たな行動指針「ローソンWAY」のもと、本部と加盟店が一丸となり
「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」という共通の目標に取り組んでおります。
また、2020年度内部統制システムの整備の基本方針に基づき、当社グループ全体の内部統制の充実と事業リスク
への対応にも注力してまいりました。今後ともより一層、内部統制の充実を図ってまいります。
セグメントの業績は次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、当第1四半期連結累計期間の比
較・分析は、変更後の区分に基づいております。
(国内コンビニエンスストア事業)
新型コロナウイルス感染症拡大によるリモートワークの広がりや外出機会の減少などで、「ローソン」における
客数・売上は大きく減少しました。一方で「ローソンストア100」におきましては、生活防衛意識やスーパーマーケ
ット代替としての需要の高まりにより、売上が増加いたしました。
店舗における新型コロナウイルス感染防止策として、お客さまと店舗従業員の安全を第一に、レジカウンターへ
のビニールシート設置、ソーシャルディスタンスの確保、ご来店時間の分散、従業員の手洗い・うがいの励行、ア
ルコール消毒の徹底及びマスクの着用などに取り組みました。
営業面では、すべてのお客さまから推奨されるローソンを目指し、「圧倒的な美味しさ」「人への優しさ」「地
球(マチ)への優しさ」の3つの約束を実現するための施策を実行しております。ローソンならではのおいしくか
つ健康を意識した商品を開発することで、商品力を一層強化することに加えて、店舗における心のこもった接客の
徹底、食品ロスやプラスチック使用量、CO2排出量の削減といった地球環境に配慮した取り組みを進めております。
なお、2020年3月1日付で完全子会社である株式会社ローソン山陰を吸収合併いたしました。
[店舗運営の状況]
店舗運営につきましては、引き続き3つの徹底(①心のこもった接客、②マチのニーズに合った品揃えの徹底、
③お店とマチをきれいにする)の強化に努めてまいりました。当期も、店舗オペレーションの改善や加盟店支援策
の強化を積極的に推進してまいります。5月にはローソンアプリのリニューアルを実施し、お客さまの利便性をさ
らに向上させました。また、昨年8月から東京都内で導入を開始したフードデリバリーサービス「Uber Eats(ウー
バーイーツ)」を、本年5月からは全国10都府県の一部店舗に拡大いたしました。
[商品及びサービスの状況]
客数の減少により売上高は大きく減少しましたが、外出を控えご自宅で料理をする方が増えたことにより、日配
食品や冷凍食品、調味料などは販売が伸長いたしました。
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株式会社ローソン(2651) 2021年2月期 第1四半期決算短信
また、米飯では「金しゃりおにぎりシリーズ」において、希少な原料を使用した「のどぐろたれ焼き」「びんち
ょうまぐろマヨソース和え」「昆布薫る真鯛」の3品を4月に発売し好評を博しました。
カウンターファストフードでは、さまざまな食シーンでお楽しみいただける、ホットスナックの新商品「GU-BO
(グーボ)」が人気を集めました。
デザートでは、食感や見た目、素材などにこだわった“新感覚スイーツ”の「パリとろ -パリとろブリュレ-」や
「ふわしゅわ -ふわしゅわスフレ-」が好評を博すなど「Uchi Café」スイーツが売上に寄与しました。
また、デザインオフィス「nendo(ネンド)」をクリエイティブパートナーとして迎え、ご家庭での生活を豊かに
楽しんでいただくことをコンセプトに、プライベートブランド商品のロゴ、パッケージを一新いたしました。これ
までの「ローソンセレクト」を「L basic(エル ベーシック)」「L marche(エル マルシェ)」の2つのブランドに一
新し、順次発売しております。
[国内コンビニエンスストア事業の商品群別チェーン全店売上高]
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
商品群別 至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
売上高(百万円) 構成比率(%) 売上高(百万円) 構成比率(%)
加工食品 312,014 53.2 285,751 54.1
ファストフード 136,065 23.2 111,721 21.1
日配食品 87,722 14.9 85,904 16.3
非食品 50,785 8.7 44,819 8.5
合計 586,587 100.0 528,197 100.0
[店舗開発の状況]
出店につきましては、収益性を重視した店舗開発を継続しております。
当四半期における「ローソン」「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」の国内の出店数は129店舗、閉店
数は104店舗となり、5月末日現在の国内総店舗数は14,469店舗となりました。*
高齢化や健康意識の高まりなどに対応したコンビニエンスストアモデル構築への取り組みとして、調剤薬局、ド
ラッグストアチェーンとの提携により、一般用医薬品や調剤薬品を取り扱うとともに、通常のローソンよりも化粧
品、日用品などの品揃えを増やしたヘルスケア強化型店舗を継続して展開しております。このヘルスケア強化型店
舗も含めた一般用医薬品の取扱店舗数は、5月末日現在で233店舗(うち、調剤薬局併設型店舗数は50店舗)となり
ました。また、介護相談窓口併設型店舗数は、5月末日現在で24店舗となりました。さらに、病院内コンビニエン
スストアとして、コンビニエンスストアの標準的な商品やサービスに加え、医療衛生・介護・リハビリ用品などの
品揃えを強化した「ホスピタルローソン」の展開は、5月末日現在で330店舗となりました。引き続き、これまで培
った病院内コンビニエンスストアのノウハウを生かし、病院に関わるあらゆる人々の生活をサポートしてまいりま
す。
「ナチュラルローソン」につきましては、美しく健康で快適なライフスタイルをサポートするお店として、素材
にこだわったオリジナル商品や、有名ブランドとのコラボレーション商品など、「ナチュラルローソン」でしか手
に入れることのできない商品を取り揃えております。また、「ローソンストア100」は、新鮮な野菜や果物、デイリ
ー食品、お惣菜、飲料から日用品まで幅広い品揃えで、価値ある100円商品を中心に、お客さまのニーズに対応する
お店として展開しております。5月末日現在で「ナチュラルローソン」の店舗数は145店舗、「ローソンストア
100」の店舗数は693店舗となりました。
* 出店数、閉店数、国内総店舗数には、当社の運営する店舗のほか、持分法適用関連会社である株式会社ローソン高知、株式会社ロー
ソン南九州、株式会社ローソン沖縄の運営する店舗を含めております。
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株式会社ローソン(2651) 2021年2月期 第1四半期決算短信
[国内店舗数の推移]
2020年2月29日 2020年5月31日
期中増減
現在の総店舗数 現在の総店舗数
ローソン 13,557 74 13,631
ナチュラルローソン 145 - 145
ローソンストア100 742 △49 693
合計 14,444 25 14,469
[国内地域別店舗分布状況(2020年5月31日現在)]
地域 店舗数 地域 店舗数 地域 店舗数 地域 店舗数
北海道 675 茨城県 224 京都府 325 愛媛県 213
青森県 271 東京都 1,699 滋賀県 155 徳島県 136
秋田県 184 神奈川県 1,087 奈良県 139 高知県 139
岩手県 178 静岡県 285 和歌山県 149 福岡県 516
宮城県 254 山梨県 136 大阪府 1,117 佐賀県 74
山形県 114 長野県 173 兵庫県 665 長崎県 112
福島県 164 愛知県 726 岡山県 206 大分県 191
新潟県 224 岐阜県 182 広島県 242 熊本県 160
栃木県 201 三重県 138 山口県 117 宮崎県 107
群馬県 244 石川県 104 鳥取県 139 鹿児島県 197
埼玉県 687 富山県 185 島根県 145 沖縄県 242
千葉県 605 福井県 110 香川県 133 国内合計 14,469
(注)上記表には、当社の運営する店舗のほか、持分法適用関連会社である株式会社ローソン高知、株式会社ロー
ソン南九州、株式会社ローソン沖縄の運営する店舗を含めております。
[その他]
新型コロナウイルス感染症拡大による全国一斉休校に際し、学童保育施設へのおにぎり無償配布(延べ7,163施
設、307,332人、584,983個)を実施いたしました。また、店舗における催しとして、一斉休校により自宅待機中の
お子さまを応援する「おえかきローソン」、「おさんぽローソン」などを実施いたしました。
緊急事態宣言の発令後には、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている全国各地の事業者と共同で商品開発
を行うなど、ローソンの店舗を通じて生産者と消費者をつなげることで、地域の生産者を応援しております。
加盟店の経営安定化に向けての施策として、経営店舗の複数化に向けた支援、店長育成支援や新規加盟者への施
策など、短期的及び中長期的な支援の取り組みに加え、新型コロナウイルス感染拡大による売上低迷及び時短営
業・休業に伴う収益の大幅に減少した加盟店に対する各種支援を行っております。加盟店の利益向上とさらなる強
いパートナーシップの構築を進めてまいります。
これらの結果、国内コンビニエンスストア事業の営業総収入は1,027億81百万円(前年同期比12.7%減)、セグメ
ント利益は21億87百万円(同80.3%減)となりました。
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株式会社ローソン(2651) 2021年2月期 第1四半期決算短信
(成城石井事業)
食にこだわる高品質スーパーマーケット「成城石井」では、こだわりのある安心・安全な食品をお客さまに提供
しております。5月末日現在の直営店舗数は159店舗となりました。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、駅ナカや
大型商業施設内等、一部の店舗で休業や時短営業を行いましたが、スーパーマーケット需要の高まりを背景に、青
果、精肉、鮮魚などの生鮮品が大きく伸長し、全体の売上は好調に推移しております。今後も、商品開発力や製造
小売業としてのノウハウ、販売手法などの強みを生かし、「成城石井」のブランド力の向上に努めてまいります。
これらの結果、成城石井事業の営業総収入は251億23百万円(前年同期比8.0%増)、セグメント利益は26億16百
万円(同14.1%増)となりました。
(エンタテインメント関連事業)
エンタテインメント関連事業の中核をなす株式会社ローソンエンタテインメントにおきましては、新型コロナウ
イルス感染症の拡大により、興行の中止や延期に伴いチケット取扱高が大幅に減少いたしました。音楽・映像ソフ
トの専門店「HMV」、書籍・CD・DVDなどを販売する複合店「HMV&BOOKS」やレコード専門店「HMV record shop」に
おいては、一部店舗で休業や時短営業を行いましたが、6月3日から56店舗全店が営業再開しております。
また、シネコン事業を行うユナイテッド・シネマ株式会社は、緊急事態宣言発令後、一時的に全館が休業いたし
ましたが、宣言の解除を受け順次営業を再開し、6月1日からは全国43サイト、389スクリーンの劇場(運営受託を
含む)全てが稼働しております。
これらの結果、エンタテインメント関連事業の営業総収入は112億45百万円(前年同期比46.4%減)、セグメント
損失は9億61百万円(前年同期セグメント利益18億12百万円)となりました。
(金融関連事業)
金融関連事業につきましては、基盤となる共同ATM事業では提携金融機関の拡大に取り組み、ローソン銀行ATMの
サービス拡充を進めてまいりました。5月末日現在、全国のATM設置台数は13,423台(前期末比70台増)、1日1台
当たりのATM平均利用件数は、新型コロナウイルス感染拡大に伴うローソン店舗の客数減少などの影響により38.4件
となりました。提携金融機関数はネット銀行も含め全国で124金融機関(前期末比増減なし)となりました。
また、ローソン銀行が発行するクレジットカード「ローソンPontaプラス」は、「ローソン」、「ナチュラルロー
ソン」、「ローソンストア100」の店舗でご利用いただくことで、Pontaポイントを上乗せ加算することに加え、各
種キャンペーンの実施やローソン店頭などでの獲得を強化することにより、会員数を拡大させております。
これらの結果、金融関連事業の営業総収入は76億68百万円(前年同期比9.1%減)、セグメント利益は27百万円
(同94.8%減)となりました。
(海外事業)
海外事業につきましては、中国、タイ、インドネシア、フィリピン、米国ハワイ州におきまして、各地域の運営
会社が「ローソン」店舗を展開しております。
中国におきましては、上海市を中心に、重慶市、大連市、北京市、武漢市、合肥市、長沙市、瀋陽市等に進出地
域を拡大させています。5月末日現在の中国内の店舗数は合計で2,634店舗となりました。
新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大に対応し、各地域の一部店舗で休業や時短営業などを行いました。
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株式会社ローソン(2651) 2021年2月期 第1四半期決算短信
[海外地域別ローソンブランド店舗分布状況]
2020年2月29日 2020年5月31日
出店地域 期中増減
現在の総店舗数 現在の総店舗数
中国 上海市と
1,574 △55 1,519
その周辺地域
中国 重慶市 235 12 247
中国 大連市 192 16 208
中国 北京市と
153 6 159
その周辺地域
中国 瀋陽市 26 7 33
中国 武漢市 401 △10 391
中国 合肥市 50 6 56
中国 長沙市 15 6 21
タイ 133 △1 132
インドネシア 72 - 72
フィリピン 65 - 65
米国 ハワイ州 2 - 2
合計 2,918 △13 2,905
これらの結果、海外事業の営業総収入は110億18百万円(前年同期比2.2%増)、セグメント損失は11億42百万円
(同23.7%減)となりました。
(2)連結財政状態に関する説明
流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,197億62百万円増加し、7,564億60百万円となりました。これは主に、現
金及び預金が1,316億1百万円増加したことによるものです。固定資産は、前連結会計年度末に比べ75億58百万円
減少し、7,134億76百万円となりました。これは主に、有形固定資産が61億44百万円減少したことによるもので
す。この結果、総資産は前連結会計年度末に比べ1,122億4百万円増加し、1兆4,699億37百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ1,271億94百万円増加し、6,891億58百万円となりました。これは主に、預
り金が681億62百万円増加、コールマネーの影響により流動負債その他が586億53百万円増加したことによるもので
す。固定負債は、前連結会計年度末に比べ54億10百万円減少し、5,150億11百万円となりました。これは主に、リ
ース債務が53億10百万円減少したことによるものです。この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ1,217億83
百万円増加し、1兆2,041億69百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末に比べ95億79百万円減少し、2,657億67百万円となりました。これは主に、利益剰
余金が119億52百万円減少したことによるものです。この結果、自己資本比率は17.8%(前連結会計年度末は20.0
%)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年2月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大が当社グループに与える影響に
ついて、合理的に算定することが困難なことから未定としておりましたが、緊急事態宣言解除を受け、経済活動再
開の動きが見えてまいりましたので、現時点において入手可能な情報をもとに算定いたしました。
詳細につきましては、本日(2020年7月9日)公表いたしました「業績予想および配当予想に関するお知らせ」
をご参照ください。
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株式会社ローソン(2651) 2021年2月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 343,587 475,188
加盟店貸勘定 47,366 45,724
リース債権 17,876 17,505
商品 20,985 21,099
未収入金 159,122 160,992
その他 47,802 35,980
貸倒引当金 △42 △31
流動資産合計 636,697 756,460
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 201,526 201,246
工具、器具及び備品(純額) 20,093 19,200
リース資産(純額) 146,235 142,444
その他(純額) 25,082 23,901
有形固定資産合計 392,938 386,793
無形固定資産
ソフトウエア 45,151 43,962
のれん 42,381 41,283
商標権 8,849 8,694
その他 680 693
無形固定資産合計 97,063 94,632
投資その他の資産
長期貸付金 42,488 42,643
差入保証金 107,193 105,389
繰延税金資産 34,378 32,902
その他 47,604 51,715
貸倒引当金 △630 △600
投資その他の資産合計 231,033 232,050
固定資産合計 721,035 713,476
資産合計 1,357,732 1,469,937
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株式会社ローソン(2651) 2021年2月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年5月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 129,397 122,393
短期借入金 39,850 61,750
リース債務 45,610 44,768
未払金 94,848 88,592
未払法人税等 7,915 1,990
預り金 193,096 261,258
賞与引当金 4,667 3,174
その他 46,577 105,230
流動負債合計 561,963 689,158
固定負債
長期借入金 310,000 310,000
リース債務 136,665 131,355
繰延税金負債 521 512
役員退職慰労引当金 282 253
退職給付に係る負債 16,245 16,382
資産除去債務 35,335 35,445
その他 21,370 21,061
固定負債合計 520,421 515,011
負債合計 1,082,385 1,204,169
純資産の部
株主資本
資本金 58,506 58,506
資本剰余金 44,605 44,605
利益剰余金 165,081 153,128
自己株式 △1,011 △1,011
株主資本合計 267,181 255,228
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,496 4,215
土地再評価差額金 △207 △207
為替換算調整勘定 3,341 3,104
退職給付に係る調整累計額 △934 △889
その他の包括利益累計額合計 3,695 6,222
新株予約権 255 255
非支配株主持分 4,214 4,060
純資産合計 275,347 265,767
負債純資産合計 1,357,732 1,469,937
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株式会社ローソン(2651) 2021年2月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
営業総収入 178,800 155,360
売上高 74,281 62,708
売上原価 50,276 43,116
売上総利益 24,005 19,592
営業収入
加盟店からの収入 77,584 69,821
その他の営業収入 26,934 22,830
営業収入合計 104,518 92,652
営業総利益 128,523 112,244
販売費及び一般管理費 114,276 109,620
営業利益 14,247 2,623
営業外収益
受取利息 159 163
持分法による投資利益 239 97
受取補償金 132 201
その他 294 197
営業外収益合計 826 660
営業外費用
支払利息 971 998
リース解約損 393 907
その他 309 169
営業外費用合計 1,674 2,075
経常利益 13,399 1,208
特別損失
固定資産除却損 1,021 1,278
減損損失 650 880
新型コロナウイルス感染症による損失 - 2,258
その他 183 233
特別損失合計 1,855 4,650
税金等調整前四半期純利益
11,543 △3,441
又は税金等調整前四半期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 3,366 572
法人税等調整額 1,027 246
法人税等合計 4,393 819
四半期純利益又は四半期純損失(△) 7,150 △4,260
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △34 △75
親会社株主に帰属する四半期純利益
7,184 △4,185
又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
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株式会社ローソン(2651) 2021年2月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 7,150 △4,260
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △485 2,718
為替換算調整勘定 218 △290
退職給付に係る調整額 53 45
その他の包括利益合計 △213 2,472
四半期包括利益 6,936 △1,787
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 6,955 △1,658
非支配株主に係る四半期包括利益 △19 △129
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株式会社ローソン(2651) 2021年2月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用)
当社及び一部の連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設され
たグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目に
ついては、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応
報告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準
適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正
前の税法の規定に基づいております。
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