2613 Jオイル 2020-02-06 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月6日
上場会社名 株式会社 J-オイルミルズ 上場取引所 東
コード番号 2613 URL http://www.j-oil.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名) 八馬 史尚
問合せ先責任者 (役職名) 財務部長 (氏名) 渡辺 光祐 TEL 03-5148-7100
四半期報告書提出予定日 2020年2月7日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 137,410 △4.7 6,789 23.9 7,047 21.1 5,847 28.9
2019年3月期第3四半期 144,131 2.4 5,480 80.2 5,821 71.0 4,536 72.4
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 5,749百万円 (50.3%) 2019年3月期第3四半期 3,826百万円 (49.6%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 355.29 ―
2019年3月期第3四半期 275.64 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 149,718 91,353 60.8
2019年3月期 147,688 86,908 58.8
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 90,996百万円 2019年3月期 86,841百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 45.00 ― 45.00 90.00
2020年3月期 ― 50.00 ―
2020年3月期(予想) 50.00 100.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 190,000 1.7 6,500 14.8 6,900 9.1 5,400 13.7 328.12
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 16,754,223 株 2019年3月期 16,754,223 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 297,728 株 2019年3月期 296,939 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 16,456,973 株 2019年3月期3Q 16,457,683 株
※ 株主資本において自己株式として計上されている株式給付信託に残存する自社の株式は、期末自己株式数及び期中平均株式数の計算において控除
する自己株式に含めております。当該信託が保有する当社株式の期中平均株式数は、前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間
174,900株であります。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、【添付資料】3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報
に関する説明」をご覧ください。
株式会社J-オイルミルズ(2613) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
(企業結合等関係) ……………………………………………………………………………………9
1
株式会社J-オイルミルズ(2613) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間の業績は、高付加価値品の更なる拡売に努めましたが、ミール売上高の減少などによ
り減収となりました。一方、原料相場が前年同四半期より低位で推移し、更に、物流費等のインフラコスト上昇を
起因とする価格是正に取り組んだことにより油脂事業の採算性が向上し、営業利益は増益となりました。また、特
別損益では、前年度に発生した台風被害を対象とした受取保険金の計上や、坂出事業所の事業譲渡に伴う固定資産
売却益の計上、当社製品の自主回収に伴う製品回収関連損失等を計上いたしました。
以上の結果、売上高1,374億10百万円(前年同四半期比4.7%減)、営業利益67億89百万円(前年同四半期比23.9%
増)、経常利益70億47百万円(前年同四半期比21.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益58億47百万円(前年
同四半期比28.9%増)となりました。
セグメントの営業概況は、次のとおりであります。
(油脂事業)
油脂事業環境につきましては、主原料である大豆相場は、米中貿易摩擦により世界の大豆需給の緩和が予想され
たことから、一時1ブッシェル当たり8米ドル割れまで下落しました。その後、米国産地の天候リスクや米中協議
の動向により変動する展開が続きましたが、12月に米中協議の第1段階の合意が伝えられると9米ドル台中盤まで
上昇しました。菜種相場は、カナダと中国の関係悪化により需給バランスが緩和するとの見方で、1トン当たり430
~460加ドルのレンジで上下しましたが、10月以降はカナダ産地での収穫遅延等による需給の引き締まり予想や、世
界的な植物油価格上昇などにより470加ドル付近まで上昇しました。為替相場は、米中協議の停滞による世界経済の
減速懸念、地政学的リスクの高まりなどから円高ドル安傾向が続き、8月には一時1米ドル104円台をつけました。
その後、米中関係の改善や英国のEU離脱リスクが低下すると円安ドル高傾向に転じ、11月以降は110円目前まで上
昇しました。結果として、期中平均では前年同四半期と比較して円高ドル安となりました。
油脂部門においては、家庭用、業務用ともに物流費を始めとしたインフラコスト上昇を起因とする価格是正に注
力するとともに、高付加価値品の販売強化に取り組みました。家庭用油脂は、オリーブオイル、ごま油を含む風味
油カテゴリーが伸長しましたが、キャノーラ油がやや前年を下回る傾向が続き、売上高は前年同四半期と比較して
微減となりました。業務用油脂は、人手不足に起因した機械化・省人化、店舗オペレーション効率化など、顧客ニ
ーズに対応した「長調得徳®」や「J-OILPRO®」、新製品「ごはんのための米油(炊飯用)」の提案を推進し、高付
加価値品の販売数量は堅調に推移しました。
油糧部門においては、主たる需要先である配混合飼料の国内生産量は前年同四半期をわずかに上回りました。大
豆ミールの販売数量は前年同四半期を上回りましたが、販売価格はシカゴ相場により安値での推移となりました。
菜種ミールの販売数量は前年同四半期と同程度となりましたが、販売価格は大豆ミール価格の低下により安値とな
りました。この結果、油糧部門の売上高は前年同四半期を下回りました。
以上の結果、当事業は売上高1,162億27百万円(前年同四半期比5.0%減)、セグメント利益59億24百万円(前年同
四半期比25.7%増)となりました。
(油脂加工品事業)
マーガリン部門においては、家庭用では「ラーマ®ソフトこめ油入り」を発売するとともに、ラーマ®製品を対象
とした消費者キャンペーンを行うなど拡販に努めたことにより、売上高は前年同四半期をわずかに上回りました。
業務用では、製パン市場が伸び悩む中、グランマスター®シリーズやショートニングなどの高付加価値品の拡販に努
めましたが、売上高は前年同四半期を下回りました。
粉末油脂部門においては、安定した受託生産を実現し、販売数量及び売上高は順調に推移しました。
以上の結果、当事業は売上高97億92百万円(前年同四半期比2.9%減)、原料価格の高騰、委託加工賃の上昇、海
外での業務提携に伴う費用計上により、セグメント損失97百万円(前年同四半期はセグメント利益2億47百万円)
となりました。
(食品・ファイン事業)
スターチ部門においては、コーンスターチは食品用途および工業用途ともに価格是正と不採算品の改善に努め、
販売価格は前年同四半期に比べ上昇しましたが、販売数量はわずかに下回りました。食品用加工澱粉の主原料タピ
オカ澱粉はバーツ高に加え高値水準が続いたため販売価格の改定を進め、売上高は前年同四半期をやや上回りまし
た。高付加価値品であるネオトラスト®、アミコート®は品質・食感改良材として中食向けの採用が増加しました。
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株式会社J-オイルミルズ(2613) 2020年3月期 第3四半期決算短信
ファイン部門においては、機能性素材は海外向け販売が順調に推移しました。大豆たんぱくをベースとしたシー
ト状調理素材SOYシートは北米を中心に新規導入の動きが広がり、売上高は順調に推移しました。
ケミカル部門においては、新設住宅着工戸数が前年同四半期を下回り、主たる需要家である木質建材産業の業績
も軟調に推移しました。一方、一部の原材料価格は低下しましたが、物流費・人件費の上昇が続きました。このよ
うな状況下において、木質建材用接着剤の販売数量維持とインフラコスト等の上昇による価格改定に努めましたが、
販売数量及び売上高は前年同四半期を下回りました。
以上の結果、当事業は売上高103億52百万円(前年同四半期比2.9%減)、過年度に実施した棚卸資産評価減の影響
もあり、セグメント利益7億68百万円(前年同四半期比78.3%増)となりました。
(その他)
その他の事業につきましては、売上高10億38百万円(前年同四半期比3.8%減)、セグメント利益1億93百万円
(前年同四半期比115.7%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ20億30百万円増加し、1,497億18百万円となり
ました。主な増加は、現金及び預金が10億84百万円、受取手形及び売掛金が31億30百万円であります。主な減少は、
有形固定資産が17億24百万円であります。
負債は、前連結会計年度末と比べ24億15百万円減少し、583億64百万円となりました。主な増加は、未払法人税等
が18億26百万円であります。主な減少は、支払手形及び買掛金が13億87百万円、未払消費税等が8億80百万円、未
払金等を含むその他流動負債が17億7百万円であります。
純資産は、前連結会計年度末と比べ44億45百万円増加し、913億53百万円となり、自己資本比率は60.8%となりま
した。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第3四半期までの連結業績は好調に推移しておりますが、インフラコスト上昇に起因する製品価格の適正水準
の実現に引き続き注力するとともに、高付加価値品の拡販に取り組んでまいります。2020年3月期の連結業績予想
につきましては、現在精査中であるため、2019年5月13日公表の業績予想からの変更はありません。
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株式会社J-オイルミルズ(2613) 2020年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,425 3,509
受取手形及び売掛金 36,953 40,083
商品及び製品 13,156 12,930
原材料及び貯蔵品 15,614 15,061
その他 2,737 2,310
貸倒引当金 △3 △1
流動資産合計 70,883 73,894
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 14,237 14,528
機械装置及び運搬具(純額) 20,716 20,785
土地 19,599 19,250
リース資産(純額) 1,800 1,681
建設仮勘定 2,308 613
その他(純額) 556 634
有形固定資産合計 59,217 57,493
無形固定資産 1,529 1,528
投資その他の資産
投資有価証券 14,544 15,304
長期貸付金 0 0
退職給付に係る資産 627 682
繰延税金資産 213 189
その他 736 693
貸倒引当金 △125 △122
投資その他の資産合計 15,998 16,748
固定資産合計 76,745 75,769
繰延資産 59 54
資産合計 147,688 149,718
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株式会社J-オイルミルズ(2613) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 12,654 11,267
短期借入金 2,600 3,000
1年内返済予定の長期借入金 200 600
未払法人税等 392 2,219
未払消費税等 1,436 556
賞与引当金 1,012 513
役員賞与引当金 34 30
その他 13,524 11,817
流動負債合計 31,854 30,004
固定負債
社債 12,000 12,000
長期借入金 6,740 6,340
リース債務 1,597 1,485
繰延税金負債 1,968 1,895
役員退職慰労引当金 17 17
役員株式給付引当金 131 180
環境対策引当金 78 81
退職給付に係る負債 3,328 3,448
長期預り敷金保証金 2,344 2,249
その他 717 660
固定負債合計 28,924 28,359
負債合計 60,779 58,364
純資産の部
株主資本
資本金 10,000 10,000
資本剰余金 31,633 31,633
利益剰余金 41,714 45,978
自己株式 △1,081 △1,085
株主資本合計 82,266 86,526
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 4,784 4,581
繰延ヘッジ損益 19 69
為替換算調整勘定 69 90
退職給付に係る調整累計額 △299 △271
その他の包括利益累計額合計 4,574 4,470
非支配株主持分 67 357
純資産合計 86,908 91,353
負債純資産合計 147,688 149,718
5
株式会社J-オイルミルズ(2613) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 144,131 137,410
売上原価 117,182 108,517
売上総利益 26,948 28,892
販売費及び一般管理費 21,468 22,103
営業利益 5,480 6,789
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 206 202
持分法による投資利益 147 144
受取賃貸料 20 116
雑収入 87 53
営業外収益合計 461 517
営業外費用
支払利息 81 63
支払手数料 17 87
減価償却費 - 79
雑支出 20 27
営業外費用合計 120 258
経常利益 5,821 7,047
特別利益
固定資産売却益 436 1,238
投資有価証券売却益 - 18
受取保険金 - 652
補助金収入 129 51
特別利益合計 565 1,960
特別損失
固定資産除却損 195 173
減損損失 - 120
投資有価証券評価損 - 46
環境対策引当金繰入額 - 2
リース解約損 1 0
工場再編費用 32 -
製品回収関連損失 - 142
災害による損失 222 -
特別損失合計 452 486
税金等調整前四半期純利益 5,935 8,522
法人税、住民税及び事業税 1,189 2,710
法人税等調整額 201 △39
法人税等合計 1,390 2,670
四半期純利益 4,544 5,851
非支配株主に帰属する四半期純利益 7 4
親会社株主に帰属する四半期純利益 4,536 5,847
6
株式会社J-オイルミルズ(2613) 2020年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 4,544 5,851
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △822 △196
繰延ヘッジ損益 47 50
為替換算調整勘定 0 13
退職給付に係る調整額 66 28
持分法適用会社に対する持分相当額 △9 3
その他の包括利益合計 △717 △101
四半期包括利益 3,826 5,749
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,818 5,742
非支配株主に係る四半期包括利益 8 7
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株式会社J-オイルミルズ(2613) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連
その他 結損益計
合計 調整額
油脂加工品 食品・ファ (注1) 算書計上
油脂事業 計 額(注2)
事業 イン事業
売上高
外部顧客への売上高 122,309 10,081 10,661 143,052 1,079 144,131 - 144,131
セグメント間の内部売
1,167 303 74 1,545 - 1,545 △1,545 -
上高又は振替高
計 123,476 10,385 10,736 144,597 1,079 145,677 △1,545 144,131
セグメント利益 4,711 247 431 5,390 89 5,480 - 5,480
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸等の各種サービス
等が含まれております。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連
その他 結損益計
合計 調整額
油脂加工品 食品・ファ (注1) 算書計上
油脂事業 計 額(注2)
事業 イン事業
売上高
外部顧客への売上高 116,227 9,792 10,352 136,372 1,038 137,410 - 137,410
セグメント間の内部
1,093 253 64 1,412 - 1,412 △1,412 -
売上高又は振替高
計 117,320 10,046 10,417 137,784 1,038 138,822 △1,412 137,410
セグメント利益又は
5,924 △97 768 6,595 193 6,789 - 6,789
損失(△)
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸等の各種サービス
等が含まれております。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
「油脂事業」セグメントにおいて、配合飼料事業の生産体制の再構築に伴い、当該資産について帳簿価額を回収
可能価額まで減額し減損損失を計上いたしました。なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間に
おいては120百万円であります。
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株式会社J-オイルミルズ(2613) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(企業結合等関係)
取得による企業結合
(1)企業結合の概要
①被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 Premium Fats Sdn Bhd(PF社)
事業の内容 マーガリン、ショートニングの製造販売
②企業結合を行った主な理由
当社は第五期中期経営計画において「おいしさデザイン®企業」を目指しており、成長戦略として日本国内で
磨いた価値をもとに、アジアにおける事業展開の加速を掲げています。アジアの中でもASEANの製菓・製パン市
場は、年平均成長率5%強で拡大するなど伸長が見込まれています。特にマレーシアは、製菓・製パンの素材
であるマーガリン・ショートニングの原料パーム油の世界有数の生産国であり、その持続可能性への取り組み
は高い評価を獲得しております。また、輸出物流をはじめとする基盤も整備されています。このような環境に
あるPF社の営業基盤を活用し、当社事業の展開の橋頭堡として市場開拓にあたり、ASEANにおける事業の経験や
ノウハウを蓄積し、段階的に業容を拡大していくことを目指します。
③企業結合日
2019年12月2日(みなし取得日2019年12月31日)
④企業結合の法的形式
第三者割当増資の引き受けによる株式取得
⑤結合後企業の名称
変更ありません。
⑥取得した議決権比率
51%
⑦取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が現金を対価として株式を取得したことによるものです。
(2)四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間
2019年12月31日をみなし取得日としているため、当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に
被取得企業の業績は含まれておりません。
(3)被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金 350百万円
取得原価 350百万円
(4)主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザリーに対する報酬・手数料等 37百万円
(5)発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
①発生したのれんの金額
56百万円
なお、取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された金額であります。
②発生原因
今後の事業展開によって期待される超過収益力によるものであります。
③償却方法及び償却期間
投資効果の発現する期間において均等償却します。なお、償却期間については算定中であります。
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