2613 Jオイル 2021-02-05 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月5日
上場会社名 株式会社 J-オイルミルズ 上場取引所 東
コード番号 2613 URL http://www.j-oil.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名) 八馬 史尚
問合せ先責任者 (役職名) 財務部長 (氏名) 渡辺 光祐 TEL 03-5148-7100
四半期報告書提出予定日 2021年2月8日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (アナリスト、機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 121,998 △11.2 5,137 △24.3 5,478 △22.3 3,909 △33.1
2020年3月期第3四半期 137,410 △4.7 6,789 23.9 7,047 21.1 5,847 28.9
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 4,581百万円 (△20.3%) 2020年3月期第3四半期 5,749百万円 (50.3%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第3四半期 237.59 ―
2020年3月期第3四半期 355.29 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 146,068 92,607 63.2
2020年3月期 147,541 89,683 60.6
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 92,253百万円 2020年3月期 89,341百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 50.00 ― 50.00 100.00
2021年3月期 ― 50.00 ―
2021年3月期(予想) 50.00 100.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 160,000 △10.2 6,000 △9.9 6,400 △12.4 4,800 △7.8 291.68
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
連結業績予想の修正については、本日(2021年2月5日)公表いたしました「業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 16,754,223 株 2020年3月期 16,754,223 株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 298,354 株 2020年3月期 297,875 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 16,456,185 株 2020年3月期3Q 16,456,973 株
※株主資本において自己株式として計上されている株式給付信託に残存する自社の株式は、期末自己株式数及び期中平均株式数の計算において控除
する自己株式に含めております。当該信託が保有する当社株式の期中平均株式数は、前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間
174,900株であります。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、【添付資料】4ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報
に関する説明」をご覧ください。
株式会社J-オイルミルズ(2613) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………5
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………9
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………10
1
株式会社J-オイルミルズ(2613) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染症の影響により、家庭用商品の需要が増加する一
方、主に外食向けを含む業務用商品の需要減退により売上高は減収となりました。このような状況のなか、高付加
価値品のさらなる拡売に加え、経費の抑制などに取り組みましたが、営業利益は減益となりました。また、投資有
価証券の売却益の計上、東北の物流拠点で発生した火災による受取損害賠償金を特別利益へ計上、一方で同火災に
よる災害損失を特別損失に計上いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,219億98百万円(前年同四半期比11.2%減)、営業利
益51億37百万円(前年同四半期比24.3%減)、経常利益54億78百万円(前年同四半期比22.3%減)、親会社株主に帰
属する四半期純利益39億9百万円(前年同四半期比33.1%減)となりました。
セグメントの概況は、次のとおりであります。
(油脂事業)
油脂事業環境につきましては、主原料である大豆相場は、4月に1ブッシェル当たり8ドル台前半まで下落しま
したが、その後は緩やかな上昇傾向が続きました。8月に入り米国産地の乾燥による作柄悪化懸念や中国の米国産
大豆の大量成約を受けて上昇傾向に転じると、9月には10ドル台まで上昇しました。菜種相場は、4月に1トン当
たり450加ドル付近まで下落しましたが、その後は緩やかな上昇傾向が継続し、9月には500加ドル台前半まで上昇
しました。為替相場は、4月に109円台を付けた後は新型コロナウイルスの感染再拡大懸念と経済活動再開に伴う景
気回復期待が交錯する中、緩やかな円高ドル安傾向が続きました。搾油原料の買付けは直前の四半期末までに完了
しており、相場変動と業績に3ヶ月程度のタイムラグが生じます。当第3四半期の原料調達コストは、原料相場の
上昇の影響を受けたものの為替相場が円高で推移したことから、先に述べた通り前年同四半期と比較してやや低下
しています。
油脂部門においては、家庭用油脂は、新型コロナウイルス感染症の影響により家庭内調理機会の増加傾向が継続
していることから、売上高は堅調に推移しました。キャノーラ油、ごま油の売上高は前年同四半期をやや上回りま
した。オリーブオイルは小容量品種が大きく伸長しましたが、輸入品などとの競合激化により、売上高は前年同四
半期を下回りました。健康価値の高い、「健康サララ®」、えごま油・アマニ油・こめ油などの高付加価値品の売上
高は前期に続き好調に推移しました。業務用油脂は、新型コロナウイルス感染症による外食産業の市場減退の影響
を受け、販売数量は前年同四半期を下回りました。外食産業向けの売上高は第1四半期を底に、第2四半期、第3
四半期と改善傾向にありますが、第3波の感染拡大により今後も動向を注視する必要があります。そのような環境
の中、デリバリー・テイクアウト需要の拡大や、衛生管理の徹底による調理現場での作業負担増など、同感染症の
影響による得意先の変化に対応し、「麺のための油」や「ごはんのための米油」「J-OILPRO®」など、経時劣化を
抑制しテイクアウト品の美味しさ向上やオペレーション改善に貢献する製品の提案を進めました。また、コストダ
ウンニーズへの対応を図るべく、長く使えるフライ油「長調得徳®」の提案を強化いたしました。
油糧部門においては、油糧製品の主たる需要先である配混合飼料の国内生産量は前年同四半期並みの水準で推移
しました。大豆ミールの販売数量は新型コロナウイルス感染症の影響により搾油量が減少したこともあり前年同四
半期を大きく下回りました。販売価格はシカゴ相場により前年同四半期をわずかに下回りました。菜種ミールの販
売数量は前年同四半期を下回り、販売価格は大豆ミール価格に連動して、前年同四半期をわずかに下回りました。
この結果、油糧部門の売上高は前年同四半期を下回りました。
以上の結果、当事業は売上高1,026億6百万円(前年同四半期比11.7%減)、セグメント利益47億95百万円(前年
同四半期比19.1%減)となりました。
(油脂加工品事業)
マーガリン部門においては、家庭用は新型コロナウイルス感染症の影響による家庭内調理機会の増加による市場
の拡大に加え、ラーマブランド全品を対象とした消費者キャンペーン(4~8月にかけて実施)や、主力製品の
「ラーマバターの風味」の増量キャンペーン等の施策の実施もあり、販売数量は前年同四半期をわずかに上回り、
売上高は前年同程度を確保しました。業務用では主力製品のグランマスターシリーズにアイルランド産発酵バター
を配合した新製品をラインナップに加え、その中でも「グランマスター®アイリッシュ」を基幹商品に据えて高付加
価値品の拡販に努めましたが、新型コロナウイルス感染症拡大によるインバウンド需要の低下、外出自粛の影響を
受けた観光需要の低迷などにより、販売数量、売上高はともに前年同四半期を下回りました。
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株式会社J-オイルミルズ(2613) 2021年3月期 第3四半期決算短信
粉末油脂部門においては、新型コロナウイルス感染症の影響は限定的であり、当社が受託している粉末油脂の需
要は堅調に推移しましたが、工場稼働日数の減少を補えず販売数量、売上高はともに前年同四半期を下回りまし
た。
当事業は、2019年度に将来キャッシュフローが当該資産の帳簿価格を下回っていたため減損損失を計上し、2020
年度は償却費が減少しました。その他経費につきましても効率的な活用を推進しておりますが、先に述べた販売量
の減少により、売上高91億55百万円(前年同四半期比6.5%減)、原料調達コストの改善の遅れなどによりセグメン
ト損失3億18百万円(前年同四半期はセグメント損失97百万円)となりました。
(食品・ファイン事業)
テクスチャーデザイン部門(10月にスターチ部門を改称)においては、コーンスターチは食品用途および工業用
途ともに不採算品の改善と拡販に継続した取組みを行い、売上高は前年同四半期を上回りました。食品用加工澱粉
は業務用向け販売の回復が遅れており、売上高は前年同四半期をやや下回ったものの、高付加価値品である「ネオ
トラスト®」は品質・食感改良材として中食・外食向けに新規採用が継続して増加しており、売上高は前年同四半期
を大きく上回りました。
ファイン部門においては、機能性素材への新型コロナウイルス感染症の影響は軽微であり、売上高は前年同四半
期をわずかに上回り、成長事業として位置付けているビタミンK2の売上高は前年を大きく上回りました。大豆た
ん白をベースとしたシート状調理素材SOYシートの販売については、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、
売上高は前年同四半期を大きく下回りましたが、主要販売先である北米をはじめとする海外各地の外食店の営業制
限が継続するなか、デリバリー用途などの新たな需要が創出されたこと等により、9月以降の売上高は前年を上回
り好調に推移しました。
ケミカル部門においては、2019年10月の消費税増税前の駆け込み需要反動と新型コロナウイルス感染症の影響に
より新設住宅着工戸数が前年同四半期を下回り、直近では一部持ち直しの傾向が見られるものの、主たる需要家で
ある木質建材産業の業績も同様に低調に推移しました。また、原油価格下落に伴って需要家からの値下げ要求が強
まった状況下で、木質建材用接着剤の販売数量と販売価格の維持に努めましたが、販売数量および売上高は前年を
大きく下回りました。
以上の結果、当事業は売上高94億79百万円(前年同四半期比8.4%減)、セグメント利益5億44百万円(前年同四
半期比29.2%減)となりました。
(その他)
その他の事業につきましては、売上高7億58百万円(前年同四半期比27.0%減)、セグメント利益1億17百万円
(前年同四半期比39.4%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ14億72百万円減少し、1,460億68百万円となり
ました。主な増加は、受取手形及び売掛金が37億34百万円、たな卸資産が15億93百万円であります。主な減少は、
現金及び預金が54億24百万円、有形固定資産が19億28百万円であります。
負債は、前連結会計年度末と比べ43億96百万円減少し、534億60百万円となりました。主な増加は、繰延税金負債
が5億6百万円であります。主な減少は、未払法人税等が15億7百万円、流動負債その他が23億12百万円でありま
す。
純資産は、前連結会計年度末と比べ29億23百万円増加し、926億7百万円となり、自己資本比率は63.2%となりま
した。
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株式会社J-オイルミルズ(2613) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
油脂事業においては、売上高は当初予想と比較して堅調に推移しておりますが、原料相場の高騰を受け、第4四
半期以降、収益の悪化が見込まれております。大豆相場は、昨年9月に1ブッシェル当たり10米ドル台まで上昇し、
10月以降も米国産大豆の需給逼迫懸念や南米産地の乾燥懸念を受けて上昇傾向が継続し、投機筋の買いも活発とな
ったことから12月には13米ドル台を付けるまで上昇しました。菜種相場についても9月に1トン当たり500加ドル台
前半まで上昇し、10月以降もカナダ産菜種の生産量下方修正やカナダ国内外の需要増、大豆相場や植物油脂価格の
上昇を受けて上昇傾向が続き、12月には600加ドル台前半まで上昇しました。
油脂加工品事業においては、新型コロナウイルスの影響を受け、バター配合品の原料の切り替えおよび海外にお
ける新商品の発売が遅れております。またパーム油を中心とした主原料の相場が上昇し、原料調達コストが増加す
る見込みです。
以上により、2020年5月18日に公表いたしました2021年3月期の連結通期業績予想を下記のとおり修正させて頂
きます。
2021年3月期連結業績予想数値の修正(2020年4月1日~2021年3月31日)
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 160,000 7,000 7,400 5,400 328.14
今回修正予想(B) 160,000 6,000 6,400 4,800 291.68
増減額(B-A) ― △1,000 △1,000 △600 ―
増減率(%) ― △14.3 △13.5 △11.1 ―
(ご参考)前年実績
178,196 6,661 7,302 5,203 316.21
(2020年3月期)
※上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報にもとづき作成したものであり、
実際の業績は今後様々な要因によって予想値と異なる場合があります。
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株式会社J-オイルミルズ(2613) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 8,429 3,004
受取手形及び売掛金 33,954 37,689
商品及び製品 12,959 12,521
原材料及び貯蔵品 15,800 17,832
その他 2,765 2,303
貸倒引当金 △1 -
流動資産合計 73,908 73,352
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 14,232 13,681
機械装置及び運搬具(純額) 19,971 19,062
土地 19,250 19,202
リース資産(純額) 1,704 1,566
建設仮勘定 787 439
その他(純額) 746 812
有形固定資産合計 56,692 54,764
無形固定資産 1,467 1,254
投資その他の資産
投資有価証券 14,145 15,364
退職給付に係る資産 485 563
繰延税金資産 195 181
その他 715 662
貸倒引当金 △122 △122
投資その他の資産合計 15,419 16,649
固定資産合計 73,579 72,668
繰延資産 52 46
資産合計 147,541 146,068
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株式会社J-オイルミルズ(2613) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 12,441 12,294
短期借入金 - 300
1年内返済予定の長期借入金 600 650
未払法人税等 2,420 912
未払消費税等 368 575
賞与引当金 1,248 538
役員賞与引当金 71 55
その他 13,054 10,742
流動負債合計 30,205 26,069
固定負債
社債 12,000 12,000
長期借入金 6,340 5,690
リース債務 1,497 1,371
繰延税金負債 986 1,492
役員退職慰労引当金 17 -
役員株式給付引当金 197 242
環境対策引当金 79 73
退職給付に係る負債 3,574 3,647
長期預り敷金保証金 2,297 2,272
その他 660 601
固定負債合計 27,651 27,391
負債合計 57,857 53,460
純資産の部
株主資本
資本金 10,000 10,000
資本剰余金 31,633 31,633
利益剰余金 45,335 47,577
自己株式 △1,085 △1,087
株主資本合計 85,882 88,123
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,787 4,524
繰延ヘッジ損益 93 △29
為替換算調整勘定 31 28
退職給付に係る調整累計額 △454 △392
その他の包括利益累計額合計 3,458 4,129
非支配株主持分 342 353
純資産合計 89,683 92,607
負債純資産合計 147,541 146,068
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株式会社J-オイルミルズ(2613) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 137,410 121,998
売上原価 108,517 96,321
売上総利益 28,892 25,676
販売費及び一般管理費 22,103 20,539
営業利益 6,789 5,137
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 202 208
持分法による投資利益 144 189
受取賃貸料 116 129
雑収入 53 115
営業外収益合計 517 644
営業外費用
支払利息 63 97
支払手数料 87 66
減価償却費 79 89
雑支出 27 49
営業外費用合計 258 303
経常利益 7,047 5,478
特別利益
固定資産売却益 1,238 45
投資有価証券売却益 18 129
受取保険金 652 -
受取損害賠償金 - 221
補助金収入 51 12
特別利益合計 1,960 409
特別損失
固定資産除却損 173 117
減損損失 120 9
投資有価証券評価損 46 0
環境対策引当金繰入額 2 -
リース解約損 0 13
製品回収関連損失 142 -
災害による損失 - 129
特別損失合計 486 270
税金等調整前四半期純利益 8,522 5,617
法人税、住民税及び事業税 2,710 1,513
法人税等調整額 △39 200
法人税等合計 2,670 1,714
四半期純利益 5,851 3,903
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
4 △6
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 5,847 3,909
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株式会社J-オイルミルズ(2613) 2021年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 5,851 3,903
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △196 726
繰延ヘッジ損益 50 △122
為替換算調整勘定 13 14
退職給付に係る調整額 28 61
持分法適用会社に対する持分相当額 3 △1
その他の包括利益合計 △101 678
四半期包括利益 5,749 4,581
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 5,742 4,581
非支配株主に係る四半期包括利益 7 0
8
株式会社J-オイルミルズ(2613) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連
その他 結損益計
合計 調整額
油脂加工品 食品・ファ (注1) 算書計上
油脂事業 計 額(注2)
事業 イン事業
売上高
外部顧客への売上高 116,227 9,792 10,352 136,372 1,038 137,410 - 137,410
セグメント間の内部
1,093 253 64 1,412 - 1,412 △1,412 -
売上高又は振替高
計 117,320 10,046 10,417 137,784 1,038 138,822 △1,412 137,410
セグメント利益又は
5,924 △97 768 6,595 193 6,789 - 6,789
損失(△)
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸等の各種サービス
等が含まれております。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
「油脂事業」セグメントにおいて、配合飼料事業の生産体制の再構築に伴い、当該資産について帳簿価額を回収
可能価額まで減額し減損損失を計上いたしました。なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間に
おいては120百万円であります。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連
その他 結損益計
合計 調整額
油脂加工品 食品・ファ (注1) 算書計上
油脂事業 計 額(注2)
事業 イン事業
売上高
外部顧客への売上高 102,606 9,155 9,479 121,240 758 121,998 - 121,998
セグメント間の内部
1,011 213 35 1,259 - 1,259 △1,259 -
売上高又は振替高
計 103,617 9,368 9,514 122,500 758 123,258 △1,259 121,998
セグメント利益又は
4,795 △318 544 5,020 117 5,137 - 5,137
損失(△)
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸等の各種サービス
等が含まれております。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当する事項はありません。
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株式会社J-オイルミルズ(2613) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(重要な後発事象)
株式分割
当社は、2021年2月5日開催の取締役会において、株式の分割を行うことを決議いたしました。
(1) 株式分割の目的
株式分割を行い、投資単位当たりの金額を引き下げることにより、より一層投資しやすい環境を整えること
で、当社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的としております。
(2) 株式分割の概要
① 分割の方法
2021年3月31日最終の株主名簿に記録された株主の所有普通株式1株につき、2株の割合をもって分割
いたします。
② 分割により増加する株式数
①株式分割前の発行済株式総数 16,754,223株
②今回の分割により増加する株式数 16,754,223株
③株式分割後の発行済株式総数 33,508,446株
④株式分割後の発行可能株式総数 54,000,000株(変更なし)
③ 分割の日程
基準日公告日 2021年3月8日(月)予定
基準日 2021年3月31日(水)予定
効力発生日 2021年4月1日(木)予定
(3) 1株当たり情報に及ぼす影響
当該株式分割が前連結会計年度の期首に実施されたと仮定した場合の1株当たり情報は以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
項目 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
1株当たり四半期純利益 177円64銭 118円79銭
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(4) 資本金の額の変更
今回の株式分割に関しまして、資本金の額の変更はありません。
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