2607 不二製油G 2019-11-05 15:00:00
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

 
                                                                                           
 
                   2020年3月期  第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                            2019年11月5日
上場会社名         不二製油グループ本社株式会社                                               上場取引所  東
コード番号         2607      URL  http://www.fujioilholdings.com
代表者           (役職名) 代表取締役社長CEO                       (氏名)清水 洋史
問合せ先責任者 (役職名) 広報グループリーダー                             (氏名)関 伊知郎             TEL  06-6459-0701
四半期報告書提出予定日             2019年11月7日                   配当支払開始予定日 2019年12月10日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有  
四半期決算説明会開催の有無      :有 (機関投資家・アナリスト向け)
 
                                                                                       (百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年9月30日)
   (1)連結経営成績(累計)                                                        (%表示は、対前年同四半期増減率)
 
                              売上高                  営業利益               経常利益            親会社株主に帰属する
                                                                                          四半期純利益
                             百万円          %       百万円         %      百万円           %        百万円         %
  2020年3月期第2四半期             191,585    30.2        9,050   △4.5        8,252 △13.4          5,979     36.3
  2019年3月期第2四半期             147,143   △1.7         9,478     0.9       9,534      3.5       4,386 △24.4
 
(注)包括利益     2020年3月期第2四半期              2,396百万円 (-%)         2019年3月期第2四半期             △658百万円 (-%)
 
                            1株当たり               潜在株式調整後
                          四半期純利益                  1株当たり
                                                 四半期純利益
                                      円 銭                  円 銭
  2020年3月期第2四半期                       69.56                   -
  2019年3月期第2四半期                       51.03                   -
 
   (2)連結財政状態
                              総資産                   純資産             自己資本比率               1株当たり純資産
                                     百万円                  百万円                      %                 円 銭
  2020年3月期第2四半期                     366,688              159,346                42.6              1,818.87
  2019年3月期                          383,389              159,227                40.8              1,819.74
 
(参考)自己資本          2020年3月期第2四半期 156,345百万円                   2019年3月期 156,420百万円
 
2.配当の状況
                                                            年間配当金
 
                        第1四半期末             第2四半期末          第3四半期末              期末               合計
                                  円 銭              円 銭             円 銭              円 銭              円 銭
  2019年3月期                           -             25.00             -              25.00            50.00
  2020年3月期                           -             27.00                                           
  2020年3月期(予想)                                                       -              29.00            56.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
       本日開催の取締役会において、従来12月決算であった在外連結子会社19社の決算期を3月へ変更または連結決算日
     に仮決算を行う方法に変更することを決議し、決算期変更の経過期間となる当連結会計年度は、当該連結子会社が
     2019年1月1日から2020年3月31日までの15ヵ月決算となっております。これに伴い、2020年3月期の期末配当予想
     を修正することにいたしました。
      
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
                                                                                (%表示は、対前期増減率)
 
                        売上高                営業利益             経常利益         親会社株主に帰属            1株当たり
                                                                          する当期純利益            当期純利益
                     百万円          %      百万円        %     百万円        %     百万円          %            円 銭
         通期         430,000       -      25,500     -     24,000     -     17,000       -           197.77
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
       本日開催の取締役会において、従来12月決算であった在外連結子会社19社の決算期を3月へ変更または連結決算日
     に仮決算を行う方法に変更することを決議し、決算期変更の経過期間となる当連結会計年度は、当該連結子会社が
     2019年1月1日から2020年3月31日までの15ヵ月決算となっております。このため、対前期増減率については、記載
     しておりません。
※  注記事項
  (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
 
  (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
 
  (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
    ①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更        :有
    ②  ①以外の会計方針の変更                      :有
    ③  会計上の見積りの変更                        :有
    ④  修正再表示                                  :無
   
  (注)第1四半期連結会計期間より減価償却方法の変更を行っており、「会計上の見積りの変更と区別することが困難
     な会計方針の変更」に該当しております。詳細は、添付文書10ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記
     (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変
     更)」をご覧ください。
 
  (4)発行済株式数(普通株式)
     ①  期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q      87,569,383株   2019年3月期   87,569,383株
     ②  期末自己株式数              2020年3月期2Q   1,611,742株    2019年3月期   1,611,645株
    ③  期中平均株式数(四半期累計)   2020年3月期2Q 85,957,705株 2019年3月期2Q          85,958,067株
 
※  四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
 
※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
     本資料に記載されている業績見通し等の将来に対する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであ
    り、実際の業績は、今後様々な要因により予想値とは異なる可能性があります。なお、業績予想及び配当予想修正に関する事項について
    は、添付資料4ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
 
                           不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第2四半期決算短信

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………      2
     (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………      2
     (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………      3
     (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………      4
    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………      5
     (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………      5
     (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………      7
        四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………      7
        四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………      8
     (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………      9
     (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………     10
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………     10
       (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………     10
       (当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ………………………………………………………     10
       (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………     10
       (会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更) …………………………………………     10
       (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………     11
 




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                                不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第2四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
     当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、増加基調が続く企業の設備投資や緩やかに増加する個人消
    費により国内需要に底堅さがみられ、緩やかな景気回復が持続する見込みです。米国は良好な雇用・金融環境に
    より個人消費は下支えされておりますが、外需減速による製造業の低迷が持続しており、米中貿易摩擦の激化を
    受けて成長ペースは減速する見込みです。欧州は外需の減速が重石となるものの、良好な雇用・所得環境を背景
    とした個人消費の底堅さにより、景気は緩やかに回復に向かっております。中国は、内需の回復が遅れているこ
    とに加え米中貿易摩擦が引き続き経済の重石となるものの、政策による下支えで景気は底入れに向かう見通しで
    す。
      
     この様な状況の中、当社グループは、世界的な人口増加、健康志向の拡大、高齢化への対応といった社会が直
    面する課題を植物素材を用いた食の力で解決する“Plant-Based Food Solutions”を掲げ、推進しております。
    また、中期経営計画「Towards a Further Leap 2020」(2017年度~2020年度)の3年目にあたり、持続的な成長
    を果たすため重要な土台づくりの期間として、「コアコンピタンスの強化」「大豆事業の成長」「機能性高付加
    価値事業の展開」「コストダウンとグローバルスタンダードへの統一」を主軸とした成長戦略を推進し、大きく
    変化する市場を捉え、成長する市場・強みを発揮できる市場に展開を図ってまいりました。
      
     以上の結果、当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高は1,915億85百万円(前年同期比30.2%
    増)、営業利益は90億50百万円(前年同期比4.5%減)、経常利益は82億52百万円(前年同期比13.4%減)、親会
    社株主に帰属する四半期純利益は59億79百万円(前年同期比36.3%増)となりました。
 
     セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。
     なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの変更を行っております。詳細は、「2.四半期連結財務
    諸表及び主な注記 (4) 四半期連結財務諸表に関する注記事項 (セグメント情報等) Ⅱ 当第2四半期連結累
    計期間」の「3.報告セグメントの変更等に関する事項」を参照下さい。以下の前年同期比較については、前年同
    期の数値を変更後の算定方法および変更後のセグメント区分にて組み替えた数値で比較をしております。
     
    (植物性油脂事業)
     売上高は、国内・海外ともに採算を重視した販売により減収となりました。利益面は、米州において前期の寒
    波による操業停止の反動があったことや、国内・海外で採算重視の販売を進めたことにより、増益となりまし
    た。
     以上の結果、当事業の売上高は486億5百万円(前年同期比8.1%減)、セグメント利益(営業利益)は44億25
    百万円(前年同期比27.6%増)となりました。
     
    (業務用チョコレート事業)
     売上高は、国内市場ではアイス用チョコレート等の販売が減少しましたが、海外では、アメリカのBlommer
    Chocolate Companyの子会社化により、大幅な増収となりました。利益面は、ブラジルにおいて、前年同期好調の
    反動があったことに加え、Blommer Chocolate Companyの取得時の先物評価益の振り戻しがあったことにより、減
    益となりました。
     以上の結果、当事業の売上高は843億91百万円(前年同期比146.9%増)、セグメント利益(営業利益)は23億
    82百万円(前年同期比45.7%減)となりました。
     
    (乳化・発酵素材事業)
     売上高は、国内市場における調製品の販売が伸び悩み減収となりました。利益面では、国内市場において主に
    クリーム製品の販売好調とマーガリン製品の採算改善があり増益となりました。
     以上の結果、当事業の売上高は406億98百万円(前年同期比3.0%減)、セグメント利益(営業利益)は19億47
    百万円(前年同期比33.6%増)となりました。
     
    (大豆加工素材事業)
     売上高は、海外で前年度中国子会社売却の影響があり減収となりました。利益面は、国内では大豆たん白食品
    の販売が好調で増益となったほか、海外では中国の大豆たん白食品の販売好調を受け、増益となりました。
     以上の結果、当事業の売上高は178億90百万円(前年同期比1.3%減)、セグメント利益(営業利益)は21億3
    百万円(前年同期比21.8%増)となりました。




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                               不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第2四半期決算短信

    (2)財政状態に関する説明
         当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ167億円減少し、3,666億88百万円となりま
        した。
         主な資産の変動は、受取手形及び売掛金の減少67億17百万円、現金及び預金の減少36億96百万円、たな卸資産
        の減少33億58百万円、のれんの減少22億26百万円、有形固定資産の増加30億2百万円等であります。
         有利子負債(リース債務は除く)は、前連結会計年度末に比べ49億57百万円減少し、1,554億97百万円となりま
        した。
         主な純資産の変動は、利益剰余金の増加37億28百万円、為替換算調整勘定の減少29億29百万円、その他有価証
        券評価差額金の減少8億44百万円等であります。
         この結果、自己資本比率は42.6%、1株当たり純資産は1,818円87銭となりました。
 
         (連結キャッシュ・フローの状況)
          当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ
        36億96百万円減少、前第2四半期連結会計期間末に比べ39億53百万円増加し、175億11百万円となりました。各キ
        ャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりです。
         営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期比で21億93百万円増加し、141億95百万円の収入となりまし
        た。これは主に、税金等調整前四半期純利益83億25百万円、減価償却費66億30百万円、売上債権の減少額61億40
        百万円等による収入が、仕入債務の減少額70億71百万円、法人税等の支払額12億20百万円等の支出を上回ったこ
        とによるものです。
         投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期比で15億19百万円支出が減少し、100億7百万円の支出となり
        ました。これは主に、有形固定資産の取得による支出90億63百万円、無形固定資産の取得による支出9億19百万
        円、有形固定資産の売却による収入10億42百万円等があったことによるものです。
         財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期比で86億16百万円支出が増加し、78億3百万円の支出となり
        ました。これは主に、短期借入金の純減少額669億81百万円等による支出が、社債の発行による収入347億7百万
        円、長期借入れによる収入203億3百万円、コマーシャル・ペーパーの純増加額100億円等の収入を上回ったこと
        によるものです。
     
     




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                                            不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第2四半期決算短信

    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
        本日開催の取締役会において、従来、決算日が12月31日であった在外連結子会社19社について、決算日を3月
      31日に変更または連結決算日に仮決算を行う方法に変更することを決議いたしました。決算期変更の経過期間と
      なる当連結会計年度は、2019年1月1日から2020年3月31日までの15ヵ月決算となります。当該変更に関する詳
      細につきましては、本日公表の「在外連結子会社の決算期変更に関するお知らせ」をご参照ください。
       これらの決算期変更及び足元の市場環境等に基づく下期見通しを勘案し、2019年5月8日に公表した業績予想
      及び期末配当予想を下記のとおり修正いたします。
           
          2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
                                                                           親会社株主に         1株当たり
                              売上高            営業利益              経常利益         帰属する
                                                                            当期純利益         当期純利益

                                  百万円             百万円              百万円           百万円         円   銭
               前回発表予想 (A)       430,000          24,000           22,000      15,200        176.83

               今回発表予想 (B)       430,000          25,500           24,000      17,000        197.77

               増減額 (B-A)               ―                  ―            ―             ―           ―

               増減率 (%)                 ―                  ―            ―             ―           ―
              (ご参考)前期実績
                                300,844          18,525           18,176      11,582        134.75
              (2018年3月期)
          (注1)「今回発表予想」は、決算期変更を行う在外連結子会社は2019年1月1日から2020年3月31日の15ヵ月
              間の数値であり、「前回発表予想」は、2019年1月1日から2019年12月31日の12ヶ月間の数値となって
              おります。
          (注2)当連結会計年度は12月決算であった在外連結子会社の決算期変更に伴い、当該連結子会社は15ヵ月の変
                  則決算となることから、増減額及び増減率は省略しております。
 
          2020年3月期の配当予想
                                                               年間配当金
                              第1四半期末        第2四半期末             第3四半期末       期末             合計

                                   円   銭              円   銭        円   銭         円   銭       円   銭

               前回発表予想                  ―                  27           ―             27          54
              (2019年5月8日公表)

               今回修正予想                                                  ―             29          56


               当期実績                    ―                  27                                       

               前期実績
                                       ―                  25           ―             25          50
              (2019年3月期)
       
          ※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今
              後様々な要因により予想値とは異なる可能性があります。
           
 




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                         不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第2四半期決算短信

2.四半期連結財務諸表及び主な注記
    (1)四半期連結貸借対照表
                                                         (単位:百万円)

                                 前連結会計年度            当第2四半期連結会計期間
                                (2019年3月31日)          (2019年9月30日)
    資産の部                                                             
     流動資産                                                            
       現金及び預金                              21,217              17,521
       受取手形及び売掛金                           71,192              64,475
       商品及び製品                              31,315              31,876
       原材料及び貯蔵品                            53,895              49,975
       その他                                  8,042               6,212
       貸倒引当金                                △254                △263
       流動資産合計                             185,410             169,799
     固定資産                                                            
       有形固定資産                                                        
         建物及び構築物(純額)                       38,574              38,385
         機械装置及び運搬具(純額)                     49,671              50,345
         土地                                14,759              15,105
         建設仮勘定                              7,580               6,913
         その他(純額)                            2,461               5,298
         有形固定資産合計                         113,046             116,048
       無形固定資産                                                        
         のれん                               54,086              51,860
         その他                               10,225              10,037
         無形固定資産合計                          64,311              61,897
       投資その他の資産                                                      
         投資有価証券                            12,388              11,006
         退職給付に係る資産                          2,707               3,062
         繰延税金資産                             1,178               1,237
         その他                                4,468               3,485
         貸倒引当金                              △123                △122
         投資その他の資産合計                        20,620              18,669
       固定資産合計                             197,979             196,616
     繰延資産                                                            
       社債発行費                                   -                  273
       繰延資産合計                                  -                  273
     資産合計                                 383,389             366,688
 




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                       不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第2四半期決算短信

 
                                                       (単位:百万円)

                               前連結会計年度            当第2四半期連結会計期間
                              (2019年3月31日)          (2019年9月30日)
    負債の部                                                           
     流動負債                                                          
       支払手形及び買掛金                         31,723              24,577
       短期借入金                            114,249              46,225
       コマーシャル・ペーパー                           -               10,000
       未払法人税等                             1,531               1,671
       賞与引当金                              2,533               2,750
       役員賞与引当金                              106                   2
       その他                               18,188              11,561
       流動負債合計                           168,333              96,788
     固定負債                                                          
       社債                                10,000              45,000
       長期借入金                             36,205              54,272
       繰延税金負債                             5,653               5,543
       退職給付に係る負債                          1,992               1,974
       その他                                1,976               3,762
       固定負債合計                            55,828             110,553
     負債合計                               224,162             207,342
    純資産の部                                                          
     株主資本                                                          
       資本金                               13,208              13,208
       資本剰余金                             12,478              12,478
       利益剰余金                            136,315             140,044
       自己株式                             △1,752              △1,752
       株主資本合計                           160,249             163,978
     その他の包括利益累計額                                                   
       その他有価証券評価差額金                       4,176               3,331
       繰延ヘッジ損益                              △9                 △62
       為替換算調整勘定                         △7,487              △10,417
       退職給付に係る調整累計額                       △507                △483
       その他の包括利益累計額合計                    △3,829              △7,632
     非支配株主持分                              2,806               3,000
     純資産合計                              159,227             159,346
    負債純資産合計                             383,389             366,688
 




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    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
     四半期連結損益計算書
      第2四半期連結累計期間
                                                           (単位:百万円)

                               前第2四半期連結累計期間           当第2四半期連結累計期間
                                (自 2018年4月1日           (自 2019年4月1日
                                 至 2018年9月30日)          至 2019年9月30日)
    売上高                                   147,143                191,585
    売上原価                                  115,740                156,177
    売上総利益                                  31,402                 35,408
    販売費及び一般管理費                             21,924                 26,357
    営業利益                                    9,478                  9,050
    営業外収益                                                               
     受取利息                                     111                    110
     受取配当金                                     77                     68
     持分法による投資利益                                -                      17
     還付税金                                      -                     314
     その他                                      357                    135
     営業外収益合計                                  545                    646
    営業外費用                                                               
     支払利息                                     230                  1,010
     持分法による投資損失                                54                     -
     その他                                      204                    434
     営業外費用合計                                  489                  1,444
    経常利益                                    9,534                  8,252
    特別利益                                                                
     固定資産売却益                                   -                     896
     事業譲渡益                                     -                     152
     特別利益合計                                    -                   1,048
    特別損失                                                                
     固定資産処分損                                  280                    101
     関係会社事業再構築損失                               -                     567
     賃貸借契約解約損                                  -                     131
     減損損失                                   1,750                    117
     関係会社株式評価損                                 -                      57
     災害による損失                                  474                     -
     特別損失合計                                 2,505                    975
    税金等調整前四半期純利益                            7,028                  8,325
    法人税、住民税及び事業税                            1,886                  2,028
    法人税等調整額                                   563                     70
    法人税等合計                                  2,449                  2,099
    四半期純利益                                  4,579                  6,225
    非支配株主に帰属する四半期純利益                          193                    246
    親会社株主に帰属する四半期純利益                        4,386                  5,979
 




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     四半期連結包括利益計算書
      第2四半期連結累計期間
                                                         (単位:百万円)

                             前第2四半期連結累計期間           当第2四半期連結累計期間
                              (自 2018年4月1日           (自 2019年4月1日
                               至 2018年9月30日)          至 2019年9月30日)
    四半期純利益                               4,579                  6,225
    その他の包括利益                                                         
     その他有価証券評価差額金                          331                  △844
     繰延ヘッジ損益                               717                   △59
     為替換算調整勘定                           △6,226                 △2,922
     退職給付に係る調整額                             27                     24
     持分法適用会社に対する持分相当額                     △88                    △26
     その他の包括利益合計                         △5,237                 △3,829
    四半期包括利益                              △658                   2,396
    (内訳)                                                             
     親会社株主に係る四半期包括利益                     △419                   2,175
     非支配株主に係る四半期包括利益                     △239                     220
 




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    (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
                                                            (単位:百万円)

                                前第2四半期連結累計期間           当第2四半期連結累計期間
                                 (自 2018年4月1日           (自 2019年4月1日
                                  至 2018年9月30日)          至 2019年9月30日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー                                                    
     税金等調整前四半期純利益                           7,028                  8,325
     減価償却費                                  5,487                  6,630
     のれん償却額                                   327                  1,830
     退職給付に係る資産の増減額(△は増加)                    △374                   △354
     退職給付に係る負債の増減額(△は減少)                       78                     34
     受取利息及び受取配当金                            △188                   △178
     支払利息                                     230                  1,010
     減損損失                                   1,750                    117
     関係会社事業再構築損失                               -                     567
     災害による損失                                  474                     -
     固定資産処分損益(△は益)                            280                  △795
     関係会社株式評価損                                 -                      57
     売上債権の増減額(△は増加)                         3,502                  6,140
     たな卸資産の増減額(△は増加)                        △163                   2,439
     仕入債務の増減額(△は減少)                        △1,528                △7,071
     その他                                   △1,823                △2,587
     小計                                    15,083                 16,166
     利息及び配当金の受取額                              183                    185
     利息の支払額                                 △217                   △935
     法人税等の支払額又は還付額(△は支払)                   △3,047                △1,220
     営業活動によるキャッシュ・フロー                      12,001                 14,195
    投資活動によるキャッシュ・フロー                                                    
     有形固定資産の取得による支出                        △8,151                △9,063
     有形固定資産の売却による収入                           151                  1,042
     無形固定資産の取得による支出                        △1,125                  △919
     子会社株式の取得による支出                         △2,073                     -
     その他                                    △328                 △1,067
     投資活動によるキャッシュ・フロー                     △11,527                △10,007
    財務活動によるキャッシュ・フロー                                                    
     短期借入金の純増減額(△は減少)                       3,428                △66,981
     コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少)                 5,000                 10,000
     長期借入れによる収入                             2,570                 20,303
     長期借入金の返済による支出                         △2,548                △3,229
     社債の発行による収入                                -                  34,707
     配当金の支払額                               △2,148                △2,148
     連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
                                           △4,874                   △110
     よる支出
     連結の範囲の変更を伴わない子会社出資金の取得
                                             △517                      -
     による支出
     非支配株主への配当金の支払額                           △28                    △32
     その他                                      △67                   △313
     財務活動によるキャッシュ・フロー                          813                △7,803
    現金及び現金同等物に係る換算差額                         △728                   △199
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                        558                △3,815
    現金及び現金同等物の期首残高                          12,999                 21,207
    新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額                        -                     119
    現金及び現金同等物の四半期末残高                        13,557                 17,511
 




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    (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
        (継続企業の前提に関する注記)
          該当事項はありません。
 
        (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
             該当事項はありません。
         
        (当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
          該当事項はありません。
             なお、特定子会社の異動には該当しておりませんが、当第2四半期連結累計期間において、主要な子会社を以下
            のとおり異動しております。
      
    (1)連結の範囲の変更
              第1四半期連結会計期間において、持分法適用非連結子会社であったINTERNATIONAL OILS AND FATS LTD.は重
             要性が増したため、連結子会社の範囲に含めております。
              また、Grand Heritage International Trading(Shanghai)Co.Ltd.は清算結了したため、連結の範囲から除外
             しております。
              当第2四半期連結会計期間において、Fuji Brandenburg GmbHを新設し、連結の範囲に含めております。
 
    (2)持分法適用の範囲の変更
        第1四半期連結会計期間において、持分法非適用関連会社であったUNIFUJI SDN. BHD.は重要性が増したた
             め、持分法適用関連会社の範囲に含めております。
              
     (会計方針の変更)
    (IFRS第16号「リース」の適用)
     当社グループのIFRSを適用している海外連結子会社は、第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」を適用し
    ております。IFRS第16号の適用にあたっては、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響を適用
    開始日に認識する方法を採用しております。
     過去にオペレーティングリースに分類した借手としてのリースについては、適用開始日に、使用権資産及びリース負
    債を認識しております。
     本基準の適用に伴い、第1四半期連結会計期間期首の有形固定資産のその他が2,913百万円、流動負債のその他が226
    百万円、固定負債のその他が2,097百万円それぞれ増加しております。なお、この変更による当第2四半期連結累計期
    間の損益に与える影響は軽微であります。
     
        (会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)
    (有形固定資産の減価償却方法の変更)
     当社及び国内連結子会社は、有形固定資産の減価償却方法について、従来、定率法を採用しておりましたが、第1四
    半期連結会計期間より定額法に変更しております。
     当社は、2020年度までの中期経営計画として、今後国内・海外での事業展開の基礎となるグローバル経営基盤の確立
    を目指しております。その一環として、固定資産の減価償却方法を統一することで、投資判断や業績管理により有用な
    情報を提供できると判断いたしました。また、有形固定資産の使用状況を検討した結果、安定的な設備稼動が見込まれ
    ることから、定額法により耐用年数の期間にわたって均等に費用配分することが、有形固定資産の使用実態をより適切
    に反映するものと判断しております。
     この結果、従来の方法によった場合に比べ、当第2四半期連結累計期間の営業利益、経常利益及び税金等調整前四半
    期純利益はそれぞれ565百万円増加しております。
     




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                                                    不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第2四半期決算短信

     (セグメント情報等)
 Ⅰ    前第2四半期連結累計期間(自            2018年4月1日                   至     2018年9月30日)
     1.報告セグメントの概要
       当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の
      配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
       当社及び当社グループ(以下 当社グループ)は植物性油脂製品、業務用チョコレート製品、乳化・発酵素材製品及
      び大豆加工素材製品の製造販売を主として行っており、取り扱う製品群毎に国内外で事業活動を展開しておりま
      す。
       したがって、当社グループは、製品群を基礎とした事業別のセグメントから構成されており、「植物性油脂事
      業」、「業務用チョコレート事業」、「乳化・発酵素材事業」及び「大豆加工素材事業」の4つを報告セグメント
      としております。
       「植物性油脂事業」はパーム油及びパーム核油等を基礎原料とした食用加工油脂、食用油及びチョコレート用油
      脂等を製造販売しております。「業務用チョコレート事業」はチョコレート及びコンパウンドを製造販売しており
      ます。「乳化・発酵素材事業」はクリーム、マーガリン及びフィリング等を製造販売しております。「大豆加工素
      材事業」は大豆たん白素材、大豆たん白食品及び水溶性大豆多糖類等を製造販売しております。
  
     2.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                                                             (単位:百万円)
                                                        報告セグメント                                                                         四半期連結
                                                                                                                      調整額               損益計算書
                                               業務用チョ 乳化・発酵                      大豆加工                                  (注)1               計上額
                             植物性油脂                                                                      計
                                                コレート  素材                         素材                                                     (注)2

 売上高                                                                                                                                            

     外部顧客への売上高                52,884             34,175            41,959         18,123            147,143                    -         147,143
     セグメント間の内部売上高
                               7,362              1,106             2,305               131             10,905            △10,905             -
     又は振替高
             計                60,247             35,281            44,265         18,254            158,048               △10,905        147,143

 セグメント利益                       3,468              4,387             1,458             1,726             11,041            △1,562           9,478
(注)1.セグメント利益の調整額△1,562百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用1,562百万円が含ま
     れております。全社費用は、提出会社及び一部のエリア統括会社におけるグループ管理に係る費用でありま
        す。
      2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
    
(参考資料)
 所在地別セグメント
                                                                                                                             (単位:百万円)
                                                                                                                                        四半期連
                                                             東南                                                                         結損益計
                              日本               米州                       中国               欧州                  計              調整額
                                                            アジア                                                                         算書計上
                                                                                                                                         額

 売上高                                                                                                                                            

     外部顧客への売上高               83,672            23,437       18,570          9,956        11,505          147,143                -        147,143
     セグメント間の内部売上高
                                304              225            8,213       1,528                  35       10,306 △10,306                    -
     又は振替高
             計               83,976            23,663       26,783      11,485           11,540          157,449 △10,306                 147,143

 セグメント利益                      6,705            1,948              897           863               257       10,672          △1,193         9,478
(注)1.国又は地域の区分の方法…………地理的近接度によっております。
      2.各区分に属する主な国又は地域…米州      :米国、ブラジル
                                        東南アジア:シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ
                                        欧州      :ベルギー



                                                          - 11 -
                                         不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第2四半期決算短信

    Ⅱ   当第2四半期連結累計期間(自    2019年4月1日              至   2019年9月30日)
      1.報告セグメントの概要
        当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の
        配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
         当社及び当社グループ(以下 当社グループ)は植物性油脂製品、業務用チョコレート製品、乳化・発酵素材製品及
        び大豆加工素材製品の製造販売を主として行っており、取り扱う製品群毎に国内外で事業活動を展開しておりま
        す。
         したがって、当社グループは、製品群を基礎とした事業別のセグメントから構成されており、「植物性油脂事
        業」、「業務用チョコレート事業」、「乳化・発酵素材事業」及び「大豆加工素材事業」の4つを報告セグメント
        としております。
         「植物性油脂事業」はパーム油及びパーム核油等を基礎原料とした食用加工油脂、食用油及びチョコレート用油
        脂等を製造販売しております。「業務用チョコレート事業」はチョコレート、コンパウンド及びココア製品を製造
        販売しております。「乳化・発酵素材事業」はクリーム、マーガリン及びフィリング等を製造販売しております。
        「大豆加工素材事業」は大豆たん白素材、大豆たん白食品及び水溶性大豆多糖類等を製造販売しております。
 
     2.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                                                (単位:百万円)
                                             報告セグメント                                                                       四半期連結
                                                                                                         調整額               損益計算書
                                    業務用チョ 乳化・発酵                    大豆加工                                  (注)1               計上額
                     植物性油脂                                                                 計
                                     コレート  素材                       素材                                                     (注)2

    売上高                                                                                                                            

     外部顧客への売上高           48,605       84,391            40,698       17,890            191,585                    -         191,585
     セグメント間の内部売上高
                         7,010         1,039            2,277              194             10,521            △10,521             -
     又は振替高
             計           55,615       85,431            42,976       18,084            202,107               △10,521        191,585

    セグメント利益              4,425         2,382            1,947            2,103             10,859            △1,808           9,050
(注)1.セグメント利益の調整額△1,808百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用1,808百万円が含ま
          れております。全社費用は、提出会社及び一部のエリア統括会社におけるグループ管理に係る費用でありま
          す。
        2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
          
(参考資料)
 所在地別セグメント
                                                                                                                (単位:百万円)
                                                                                                                           四半期連
                                                  東南                                                                       結損益計
                       日本           米州                       中国             欧州                  計              調整額
                                                 アジア                                                                       算書計上
                                                                                                                            額

    売上高                                                                                                                            

     外部顧客への売上高         80,910       72,227       19,533          9,552       9,361          191,585                -        191,585
     セグメント間の内部売上高
                          510          57        7,690            857                119       9,235           △9,235            -
     又は振替高
             計         81,421       72,285       27,224      10,409          9,481          200,821            △9,235       191,585

    セグメント利益又は損失(△)     7,952        △139         1,332             950               800       10,895          △1,844         9,050
(注)1.国又は地域の区分の方法…………地理的近接度によっております。
      2.各区分に属する主な国又は地域…米州      :米国、ブラジル
                                        東南アジア:シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、
                                              オーストラリア
                                        欧州      :ベルギー、ガーナ、ドイツ
 ※ 前連結会計年度において「アジア」に含めておりました「中国」は、当社グループにおける重要性が増したため、当
     連結会計年度において独立掲記し、「アジア」を「東南アジア」へ名称変更しております。
                                               - 12 -
                        不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第2四半期決算短信

3.報告セグメントの変更等に関する事項
  第1四半期連結会計期間より、「製菓・製パン素材事業」に含まれていた「業務用チョコレート事業」について
 量的な重要性が増したため、報告セグメントとして記載する方法に変更し、「製菓・製パン素材事業」を「業務用
 チョコレート事業」及び「乳化・発酵素材事業」の2区分に変更しております。また、「油脂事業」を「植物性油
 脂事業」、「大豆事業」を「大豆加工素材事業」へセグメント名を変更しております。
  また、連結子会社であるFUJI OIL EUROPEは、従来「油脂事業」に含めておりましたが、同社における事業環境
 の変化を踏まえ、第1四半期連結会計期間より「植物性油脂事業」と「業務用チョコレート事業」の報告セグメン
 トに変更しております。
  なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の算定方法及び変更後の区分方法により
 作成したものを記載しております。
   
  (有形固定資産の減価償却方法の変更)
  「会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更」に記載のとおり、当社及び国内連結子会社
 は、有形固定資産の減価償却方法について、従来、定率法を採用しておりましたが、第1四半期連結会計期間より
 定額法に変更しております。
  この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、当第2四半期連結累計期間のセグメント利益が、それぞれ
 「植物性油脂事業」で160百万円、「業務用チョコレート事業」で103百万円、「乳化・発酵素材事業」で84百万
 円、「大豆加工素材事業」で216百万円増加しております。
   




                          - 13 -
2019年度 第2四半期
(2020年3月期 第2四半期)

   短信補足資料




    2019年11月5日

不二製油グループ本社株式会社
                      目 次


1 連結 損益概要(2Q:3ヶ月実績)         …   3 ページ
2 連結 損益概要(2Q累計)             …   4
3 連結 貸借対照表                  …   5
4 連結 キャッシュ・フロー              …   5
5 連結 指標                     …   6
6 2019年度通期業績予想              …   7
7 設備投資額・減価償却費の推移            …   8
8 配当の推移                     …   8

   




                        2
◆1. 連結損益概要(2Q:3ヶ月実績)
第2四半期(3ヶ月実績)                           (単位:億円)
                     18年度 19年度        前年同期比
                      2Q     2Q     増減額   増減率        ■営業利益
         植物性油脂        258     240    ▲18  ▲7.0%      <ポイント>
                                                     植物性油脂事業での収益性向上に加え、業務用チョコレート事業での
         業務用チョコレート    147     436   +289 +196.4%
                                                     日本の伸長、乳化・発酵素材事業での日本のクリーム等の販売数量
売上高      乳化・発酵素材      210     201     ▲9  ▲4.5%      増などにより、大幅な増益となった。
         大豆加工素材        92      90     ▲2  ▲2.2%
           合計         707     967   +259 +36.7%      <セグメント別>
                                                     植物性油脂
         植物性油脂         19      25     +6 +33.2%      チョコレート用油脂の日本、米州での販売伸長に加え、採算性を重視
         業務用チョコレート     12      14     +2 +17.8%      した販売の継続により増益。
      乳化・発酵素材           5      11     +6 +121.4%     業務用チョコレート
営業利益  大豆加工素材            8      11     +2 +27.2%      Blommerの先物評価損益の計上はあったものの、日本での菓子向け
         連結調整・                                       の販売伸長に加え、欧州などでの伸長により増益。
         グループ管理費用
                      ▲7     ▲ 10    ▲2       -      乳化・発酵素材
                                                     日本でのクリームやドリンク向けの販売増、中国でのフィリングの伸長な
           合計           37      51  +14 +38.7%
                                                     どにより増益。
 営業利益率               5.2%    5.2% +0.1pt      -      大豆加工素材
 経常利益                   38      48  +10 +25.4%       大豆たん白素材、大豆たん白食品の販売堅調により増益。
 親会社株主に帰属する四半期純利益        9      28  +19 +207.0%
※欧州は、植物性油脂事業と業務用チョコレート事業に分割。18年度は遡及修正済み。


2019年度第2四半期(3ヶ月) 営業利益増減分析                               ■四半期純利益
                                                     前期の減損損失の剥落により大幅増。




                                                   要因              FY18 Q2   FY19 Q2   増減額     要因分析
                                                   業務用チョコレート          11.7      13.8     2.1
                                                   日本                 13.4      15.7     2.3 菓子向け堅調
                                                   米州               ▲ 4.1     ▲ 5.9    ▲ 1.9
                                                   ・Blommer、ハラルド                         4.8 Blommerは、高付加価値品が伸長。

                                                                                               ハラルドは、レアル安などによる採算性悪化
                                                                                               があったものの、販売数量の増加により前年
                                                                                               比で赤字幅改善。



                                                   ・Blommer先物評価損益影響額                   ▲ 6.7
                                                   東南アジア               1.8       2.6     0.8
                                                   中国                  0.3       0.4     0.1
                                                   欧州                  0.8       0.9     0.2
                                                   連結調整             ▲ 0.6        0.0     0.6




                                             3
◆2. 連結損益概要(2Q累計)
第2四半期累計(上期)                                 (単位:億円)
                         18年度    19年度      前年同期比
                                                         ■営業利益
                         2Q累計    2Q累計    増減額   増減率
                                                         <ポイント>
           植物性油脂           529     486    ▲43  ▲8.1%
                                                         植物性油脂事業、乳化・発酵素材事業、大豆加工素材事業で増益
           業務用チョコレート       342     844   +502 +146.9%    となったが、業務用チョコレート事業での米州の減益により、連結営業
売上高        乳化・発酵素材         420     407    ▲13  ▲3.0%     利益は前年同期比4.5%の減益となった。
           大豆加工素材          181     179     ▲2  ▲1.3%
               合計        1,471   1,916   +444 +30.2%     <セグメント別>
                                                         植物性油脂
           植物性油脂            35      44    +10 +27.6%
                                                         日本、欧州での採算性を重視した販売に加え、米州での昨年の寒波
           業務用チョコレート        44      24    ▲20 ▲45.7%     の影響からの反動により増益。
           乳化・発酵素材          15      19     +5 +33.5%
                                                         業務用チョコレート
営業利益       大豆加工素材           17      21     +4 +21.8%     Blommerの先物評価損益(▲16億)、またブラジルでの需要期の
           連結調整・                                         販売減、レアル安による原料コスト増により減益。
                         ▲ 16    ▲ 18      ▲2       -
           グループ管理費用
                                                         乳化・発酵素材
               合計           95      91   ▲4   ▲4.5%      日本でのクリーム等の販売が堅調に推移したことに加え、東南アジアの
 営業利益率                   6.4%    4.7% ▲1.7pt      -      調製品事業の業績改善により増益。
 経常利益                       95      83  ▲13  ▲13.5%      大豆加工素材
 親会社株主に帰属する四半期純利益           44      60  +16 +36.3%       大豆たん白素材、大豆たん白食品の販売が堅調に推移し増益。

 EBITDA                   147     171     +24   +16.0%
 ROE                     5.6%    7.6% +2.1pt        -
 営業キャッシュフロー               120     142     +22   +18.3%
 投資キャッシュフロー              ▲115    ▲100     +15   ▲13.2%
 フリーキャッシュフロー                5      42     +37 +783.4%
 NET有利子負債                 509    1,380   +871 +171.1%    ■四半期純利益
                                                         旧堺工場の売却益の計上などに加え、前期の減損損失、災害による
 NET運転資本                  567     730    +163   +28.7%   損失の剥落により大幅増。
 NET有利子負債/EBITDA         1.7倍    4.0倍 +2.3倍         -    ■CCC
                                                         前年同期比では+12日だが、Blommerの影響除けば105日
 CCC(キャッシュコンバージョンサイクル)   104日    116日    +12日       -
※欧州は、植物性油脂事業と業務用チョコレート事業に分割。18年度は遡及修正済み。




2019年度第2四半期累計(上期) 営業利益増減分析




                                                         要因              FY18 上期   FY19 上期   増減額      要因分析
                                                         業務用チョコレート          43.9      23.8   ▲ 20.1
                                                         日本                 28.5      29.3      0.8 菓子向けが堅調に推移
                                                         米州                 10.4   ▲ 13.0    ▲ 23.4
                                                         ・ハラルド、Blommer                        ▲ 7.2 Blommerは、高付加価値品が伸長。

                                                                                                      ハラルドは、2Qの販売数量は回復したもの
                                                                                                      の、繁忙期であるイースター商戦の販売減
                                                                                                      少、レアル安などによる採算性低下などによ
                                                                                                      り減益。


                                                         ・Blommer先物評価損益影響額                   ▲ 16.2
                                                         東南アジア               4.0       4.6      0.6
                                                         中国                  0.5       0.8      0.3
                                                         欧州                  0.9       2.0      1.1 販売堅調
                                                         連結調整              ▲ 0.5       0.1      0.5




                                                   4
◆3. 連結 貸借対照表                                                                         (単位:億円)
                         18年度           19年度
                                                         前期末比                 主な増減要因
                             期末         2Q末

流動資産                          1,854       1,698                  ▲156 現預金の減少、売上債権の減少

固定資産                          1,980       1,966                  ▲14 のれんの減少

繰延資産                               -            3                 +3 社債発行費用の計上

資産合計                          3,834       3,667                  ▲167

有利子負債                         1,605       1,555                  ▲50 短期借入金の減少

その他負債                             637         518                ▲119 買掛金の減少

負債合計                          2,242       2,073                  ▲168

純資産合計                         1,592       1,593                   +1


◆4. 連結 キャッシュ・フロー                                                                     (単位:億円)

                         18年度           19年度
                                                         前年同期比                主な増減要因
                         2Q累計           2Q累計
税金等調整前四半期純利益                       70          83                 +13
減価償却費                              55          66                 +11
のれん償却費                              3          18                 +15
他増減                               ▲8       ▲ 26                  ▲17
営業キャッシュ・フロー                       120          142                +22
投資キャッシュ・フロー                   ▲ 115       ▲ 100                   +15
フリー・キャッシュ・フロー                       5          42                 +37
借入金等による調達・返済                       85      ▲ 52                  ▲137 短期借入金の返済
配当金支払等その他                      ▲ 21        ▲ 21                    +0
財務キャッシュ・フロー                         8      ▲ 78                  ▲86
現金及び現金同等物増減額                        6      ▲ 38                  ▲44
現金及び現金同等物残高                       136          175                +40
(注)減価償却費には、有形固定資産及び無形固定資産等の償却費を含めています。
 

キャッシュ・フロー (2Q累計)                                                               (単位:億円)
                                                                                   営業キャッシュ・フロー
                       141                                              142
                                           120                                     投資キャッシュ・フロー

                                                                                   財務キャッシュ・フロー

         67                                                                        フリー・キャッシュ・フロー

                             76
                                                             8
                                                     5
                                                                              42
              ▲16 ▲1


                             ▲64 ▲62
              ▲83                                                                   ▲78

                                                 ▲115                      ▲100
         FY2016 2Q     FY2017 2Q          FY2018 2Q                     FY2019 2Q




                                                         5
 ◆5. 連結 指標                                                                             (単位:億円)
                                          18年度       18年度             19年度         19年度   19年度修正
                                          2Q実績        実績              2Q実績         期初予想 予想(注2)
  EBITDA                                     147        300              171          392      -
  設備投資額                                       81           159            63           220              -
  減価償却費                                       50           110            60           107              -
  有利子負債                                      645          1,605        1,555         1,535        1,555
   NET有利子負債                                  509          1,392        1,380         1,366        1,355
   NET運転資本                                   567           171           730           745              -
   NET有利子負債/EBITDA                           1.7            4.6          4.0            3.5             -
  1株当たり純資産                                1,798円     1,820円           1,819円       1,954円               -
  自己資本比率                                   58.1%      40.8%            42.6%         42.7%              -
  D/Eレシオ                                    0.42           1.03         0.99           0.91          0.97
  Net D/Eレシオ                                0.33           0.87         0.84           0.80          0.79
  営業キャッシュフロー                                 120           226           142           320              -
  フリーキャッシュフロー                                  5          ▲565            42           101              -
  ROE                                       5.6%          7.3%          7.6%          9.4%       10.7%
  ROA                                       7.1%          5.5%          4.4%          5.7%        6.2%
  売上高営業利益率                                  6.4%          6.2%          4.7%          5.6%        5.9%
  CCC                                      104日 105日(注1)               116日          105日         106日
 (注)・減価償却費は有形固定資産の減価償却費を、純資産は非支配株主持分を除いた普通株式に係る純資産額を表示しています。
     ・D/Eレシオ=有利子負債÷自己資本 ・Net D/Eレシオ=Net有利子負債(有利子負債ー現預金)÷株主資本
     ・ROE=親会社株主に帰属する当期純利益÷自己資本(期首と期末の平均値)
     ・ROA=経常利益÷総資産(期首と期末の平均値)
      (注1)2018年度のCCCはBlommerを除く既存事業
      (注2)Blommer、INDUSTRIAL FOOD SERVICES(以下、豪州IFS)を除く海外グループ会社の
         決算期を変更(12月→3月)に伴う15ヶ月決算を反映。


  ROE
                                                                                             10.7%
                                                    8.8%
                                  8.3%
                                                                          7.3%
            6.4%



            FY2015               FY2016             FY2017               FY2018             FY2019 E


  のれん純資産比率                  (単位:億円)          Net D/Eレシオ                  自己資本比率
                        38%       36%
  純資産                                                                      0.87       0.84
              1,649                                                                              0.79
   1,555                1,592 1593

                                                             59.2%             Net D/Eレシオ
                                               55.4%

                                                                          40.8%      42.6%
のれん純資産比率

 14%                  605      580
                                                                               自己資本比率
            12%                                    0.36       0.28
  217       196
のれん※

   FY2016    FY2017   FY2018   FY2019Q2        FY2016        FY2017       FY2018    FY2019Q2    FY2019E


 ※のれんは広義ののれんを使用


                                                                  6
◆6. 2019年度通期業績予想
2019年度通期業績予想
                     18年度    19年度     19年度    19年度      19年度    ■営業利益
                             期初予想 修正予想 修正予想 修正予想                <ポイント>
                     実績                                         海外事業(Blommer、豪州IFS除く)の決算期変更に伴い、営業
                             (12ヶ月) (12ヶ月) (3ヶ月) (15ヶ月)
                                                                利益計画を240億円から、255億円に修正。(12ヶ月ベースの計画
         植物性油脂       1,097    1,139    983     156      1,139   は240億円から230億円に修正)
                                                                業務用チョコレート事業で、Blommerの販売数量の減少、ハラルドの
         業務用チョコレート    686     1,874   1,783     91      1,874
                                                                採算性の低下を見込むものの、植物性油脂事業や大豆加工素材事
売上高      乳化・発酵素材      865      915     854      61       915    業の堅調な推移を見込む。

         大豆加工素材       361      372     365          7    372    <セグメント別>
            合計       3,008    4,300   3,985    315      4,300   植物性油脂
                                                                採算性を重視した販売の継続に加え、チョコレート用油脂の堅調な販
         植物性油脂         81       91      90      10       100    売、及び、北米での寒波・ハリケーンの影響がなくなることによる伸長な
         業務用チョコレート     74      103      95          9    103    どを見込む。

         乳化・発酵素材       33       43      45          4     50    業務用チョコレート
営業利益                                                            Blommerの下期での販売数量の減少、ブラジルでのレアル安などによ
         大豆加工素材        33       41      40          1     41    る採算性の低下は見込むものの、Blommer買収費用の減少に加え、
         連結調整・                                                  日本、欧州での伸長を見込む。
                      ▲37      ▲38     ▲39          -    ▲39
         グループ管理費用                                               乳化・発酵素材
             合計       185      240     230      25       255    日本でのクリームなどの販売伸長、調製品事業の前年比での業績改
                                                                善などを見込む。
 営業利益率               6.2%     5.6%    5.8%          -   5.9%
                                                                大豆加工素材
 経常利益                 182      220     217      23       240    大豆たん白素材、大豆たん白食品の採算性改善、販売伸長を見込
                                                                む。
 親会社株主に帰属する当期純利益      116      152     152      18       170
※19年度修正予想(12ヶ月)は、海外連結子会社の1月から12月の12ヶ月を反映。尚、Blommerは2月から1月の12ヶ月を反映。
※19年度修正予想(3ヶ月)は、海外連結子会社(Blommer、豪州IFSを除く)の決算期変更(12月→3月)に伴う3ヶ月間(1月から3月)の増加額を反映。
※19年度修正予想(15ヶ月)は、海外連結子会社(Blommer、豪州IFSを除く)の決算期変更(12月→3月)に伴う15ヶ月決算を反映。
※19年度にセグメント変更を実施。製菓・製パン素材事業を、業務用チョコレート事業と乳化・発酵素材事業に変更。
※また、セグメント名を油脂事業を植物性油脂事業、大豆事業を大豆加工素材事業にそれぞれ変更。


2019年度営業利益増減分析




                                                7
◆7.設備投資額・減価償却費の推移
(百万円)                                                                                         円
25,000                                                                                        )
                       設備投資額(連結)                                                                   22,000
                       減価償却費(連結)
20,000


                                                                       15,943
                         15,347
                                                        14,698
15,000                                   13,611

            11,156
10,000
                                                                       10,992                      10,700
                                                                                 6,318
                                         9,593          9,995
                         9,206
            8,232
 5,000                                                                           5,973



      0
           14年度         15年度             16年度           17年度           18年度     19年度2Q
                                                                                19年度計画            19年度計画


     2019年度2Q累計実績                                                2019年度計画(期初計画)
     設備投資                                         63億円           設備投資                                   220億円
     <主な投資内容>                                                    <主な投資内容>
     ・北米 油脂 新拠点設立                             8        億円        ・北米 油脂 新拠点設立                               51億円
     ・Blommer 設備投資                               6     億円        ・Blommer 設備投資                              13億円
     ・日本 粒状大豆たん白工場                            1        億円


     減価償却                                        60億円            減価償却                                   107億円



◆8.配当の推移
 (単位:円)             期末(左軸)                                                                             (単位:%)
                    中間(左軸)                                                       37.1
60                                                                                                                 40
                    配当性向(右軸)                     31.2             30.0                                             35
50                                                                                                 28.3
                                                                                                                   30
40                           32.6                                                                                  25
                                                                  25             25                    29
          27.6                                    22
30                                                                                                                 20
                             18                                                                                    15
20         17
                                                                                 25                    27          10
10                           17                   22              23
           13                                                                                                      5
0                                                                                                                  0
          14年度           15年度                16年度                17年度           18年度               19年度
                                                                                                   予想


                                                                          単位:円
                                                                          19年度
                                  11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度
                                                                           予想
     中間                             12       12         13       13      17     22       23       25         27
     期末                             12       13         13       17      18     22       25       25         29
     合計                             24       25         26       30      35     44       48       50         56
     配当性向                         24.9% 25.8% 27.4% 27.6% 32.6% 31.2% 30.0% 37.1%                       28.3%




                                                             8