2607 不二製油G 2019-08-05 15:00:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月5日
上場会社名 不二製油グループ本社株式会社 上場取引所 東
コード番号 2607 URL http://www.fujioilholdings.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長CEO (氏名)清水 洋史
問合せ先責任者 (役職名) 広報グループリーダー (氏名)関 伊知郎 TEL 06-6459-0701
四半期報告書提出予定日 2019年8月7日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け電話会議)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 94,930 24.2 3,981 △31.7 3,482 △39.3 3,213 △7.8
2019年3月期第1四半期 76,434 △1.2 5,826 7.7 5,734 7.8 3,486 3.8
(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 3,682百万円 (8,146.3%) 2019年3月期第1四半期 44百万円 (△98.2%)
潜在株式調整後
1株当たり 1株当たり
四半期純利益 四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第1四半期 37.39 -
2019年3月期第1四半期 40.56 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 380,623 160,632 41.4 1,834.98
2019年3月期 383,389 159,227 40.8 1,819.74
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 157,730百万円 2019年3月期 156,420百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 25.00 - 25.00 50.00
2020年3月期 -
2020年3月期(予想) 27.00 - 27.00 54.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 430,000 42.9 24,000 29.5 22,000 21.0 15,200 31.2 176.83
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :有
③ 会計上の見積りの変更 :有
④ 修正再表示 :無
(注)当第1四半期連結会計期間より減価償却方法の変更を行っており、「会計上の見積りの変更と区別することが困
難な会計方針の変更」に該当しております。詳細は、添付文書9ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変
更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 87,569,383株 2019年3月期 87,569,383株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 1,611,645株 2019年3月期 1,611,645株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 85,957,738株 2019年3月期1Q 85,958,116株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に対する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであ
り、実際の業績は、今後様々な要因により予想値とは異なる可能性があります。
不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………… 9
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 9
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更) ………………………………………… 9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 10
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不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、増加傾向が継続している設備投資や緩やかに増加する個人
消費により国内需要に底堅さがみられる反面、輸出の下振れに起因した製造業の弱さを背景に景気は停滞感の強
い状況です。米国は良好な雇用・所得環境による個人消費の拡大や、企業収益の底堅い伸びを受けた設備投資の
緩やかな増加などによる自律的な景気回復は持続するものの、拡張的な財政政策の効果が剥落してきており成長
ペースは減速する見込みです。欧州は良好な雇用・所得環境を背景とした個人消費の底堅さに加え、外需の減速
に歯止めがかかっており、景気は緩やかに回復に向かっております。中国は、政府による景気刺激策により景気
は下支えされるものの、内需の不振により減速傾向は継続しております。
この様な状況の中、当社グループは、世界的な人口増加、健康志向の拡大、高齢化への対応といった社会が直面
する課題を植物素材を用いた食の力で解決する“Plant-Based Food Solutions”を掲げ、推進しております。ま
た、中期経営計画「Towards a Further Leap 2020」(2017年度~2020年度)の3年目にあたり、持続的な成長を
果たすため重要な土台づくりの期間として、「コアコンピタンスの強化」「大豆事業の成長」「機能性高付加価値
事業の展開」「コストダウンとグローバルスタンダードへの統一」を主軸とした成長戦略を推進し、大きく変化す
る市場を捉え、成長する市場・強みを発揮できる市場に展開を図ってまいりました。特に「コアコンピタンスの強
化」においては2019年1月にアメリカのBlommer Chocolate Companyを買収し業務用チョコレート事業に注力する
も、当第1四半期連結累計期間においてはBlommer Chocolate Companyにて取得時の先物評価益の振り戻しや、ブ
ラジルにおいて、前年同期好調の反動がありました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における経営成績は、売上高は949億30百万円(前年同期比24.2%
増)、営業利益は39億81百万円(前年同期比31.7%減)、経常利益は34億82百万円(前年同期比39.3%減)、親
会社株主に帰属する四半期純利益は32億13百万円(前年同期比7.8%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より報告セグメントの変更を行っております。詳細は、「2.四半期連結財
務諸表及び主な注記 (4) 四半期連結財務諸表に関する注記事項 (セグメント情報等) Ⅱ 当第1四半期累計
期間」の「3.報告セグメントの変更等に関する事項」を参照下さい。以下の前年同期比較については、前年同期
の数値を変更後の算定方法及び変更後のセグメント区分にて組み替えた数値で比較をしております。
(植物性油脂事業)
売上高は、国内・海外ともに採算を重視した販売により減収となりました。利益面は、国内市場・欧州における
採算の改善や、米州において前年同期の寒波による操業停止の反動があったことから、増益となりました。
以上の結果、当事業の売上高は246億6百万円(前年同期比9.1%減)、セグメント利益(営業利益)は19億16
百万円(前年同期比21.0%増)となりました。
(業務用チョコレート事業)
売上高は、国内市場ではアイス用チョコレート等の販売が減少しましたが、海外では、アメリカのBlommer
Chocolate Companyの連結子会社化により、大幅な増収となりました。利益面は、国内市場では減収要因により減
益となり、海外は、ブラジルにおいて、前年同期好調の反動があったことに加え、Blommer Chocolate Companyの
取得時の先物評価益の振り戻しがあったことにより、減益となりました。
以上の結果、当事業の売上高は407億69百万円(前年同期比109.5%増)、セグメント利益(営業利益)は10億
6百万円(前年同期比68.7%減)となりました。
(乳化・発酵素材事業)
売上高は、海外市場では中国のマーガリン・フィリング製品が好調でしたが、国内市場における調製品の販売が
伸び悩み減収となりました。利益面では、国内市場においては主にクリーム製品の販売好調とマーガリン製品の採
算改善があり増益となりましたが、たな卸資産の未実現利益の消去額の増加があり、減益となりました。
以上の結果、当事業の売上高は206億39百万円(前年同期比1.5%減)、セグメント利益(営業利益)は8億77百
万円(前年同期比10.0%減)となりました。
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不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第1四半期決算短信
(大豆加工素材事業)
売上高は、国内市場では大豆たん白食品の販売が好調となり増収となりましたが、海外で前年度中国子会社売却
の影響もあり微減となりました。利益面は、国内では増収要因が寄与したほか、海外では中国の大豆たん白食品の
販売好調を受け、増益となりました。
以上の結果、当事業の売上高は89億16百万円(前年同期比0.3%減)、セグメント利益(営業利益)は10億27百
万円(前年同期比16.7%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ27億65百万円減少し、3,806億23百万円とな
りました。
主な資産の変動は、現金及び預金の減少56億33百万円、投資有価証券の減少10億16百万円、のれんの減少2億
14百万円、有形固定資産の増加43億15百万円等であります。
有利子負債(リース債務は除く)は、前連結会計年度末に比べ3億39百万円増加し、1,607億94百万円となりま
した。
主な純資産の変動は、為替換算調整勘定の増加13億25百万円、利益剰余金の増加9億62百万円、その他有価証
券評価差額金の減少6億54百万円等であります。
この結果、自己資本比率は41.4%、1株当たり純資産は1,834円98銭となりました。
(連結キャッシュ・フローの状況)
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ
56億33百万円減少、前第1四半期連結累計期間末に比べ34億15百万円増加し、155億73百万円となりました。各キ
ャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期比で38億41百万円減少し、18億74百万円の収入となりまし
た。これは主に、税金等調整前四半期純利益43億32百万円、減価償却費32億18百万円、のれん償却額9億20百万
円等による収入が、仕入債務の減少額37億72百万円、法人税等の支払額20億43百万円等の支出を上回ったことに
よるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期比で3億27百万円支出が減少し、42億39百万円の支出となり
ました。これは主に、有形固定資産の取得による支出50億49百万円等があったことによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期比で21億53百万円支出が増加し、36億72百万円の支出となり
ました。これは主に、社債の発行による収入347億7百万円、長期借入れによる収入200億円、コマーシャル・ペ
ーパーの純増加額100億円等による収入を、短期借入金の純減少額653億35百万円、配当金の支払額21億48百万円
等の支出が上回ったことによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年5月8日発表の通期の業績予想は修正しておりません。今後の事業環境の変化を見極めた上で、見直し
の必要が生じた場合には、速やかに開示いたします。
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不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 21,217 15,584
受取手形及び売掛金 71,192 71,472
商品及び製品 31,315 31,574
原材料及び貯蔵品 53,895 53,869
その他 8,042 7,874
貸倒引当金 △254 △265
流動資産合計 185,410 180,109
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 38,574 38,628
機械装置及び運搬具(純額) 49,671 50,351
土地 14,759 14,669
建設仮勘定 7,580 8,411
その他(純額) 2,461 5,301
有形固定資産合計 113,046 117,362
無形固定資産
のれん 54,086 53,872
その他 10,225 9,852
無形固定資産合計 64,311 63,724
投資その他の資産
投資有価証券 12,388 11,372
退職給付に係る資産 2,707 2,884
繰延税金資産 1,178 1,647
その他 4,468 3,357
貸倒引当金 △123 △123
投資その他の資産合計 20,620 19,139
固定資産合計 197,979 200,226
繰延資産
社債発行費 - 287
繰延資産合計 - 287
資産合計 383,389 380,623
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不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 31,723 28,354
短期借入金 114,249 49,761
コマーシャル・ペーパー - 10,000
未払法人税等 1,531 1,432
賞与引当金 2,533 3,454
役員賞与引当金 106 4
その他 18,188 14,466
流動負債合計 168,333 107,473
固定負債
社債 10,000 45,000
長期借入金 36,205 56,032
繰延税金負債 5,653 5,526
退職給付に係る負債 1,992 2,012
その他 1,976 3,945
固定負債合計 55,828 112,517
負債合計 224,162 219,991
純資産の部
株主資本
資本金 13,208 13,208
資本剰余金 12,478 12,478
利益剰余金 136,315 137,278
自己株式 △1,752 △1,752
株主資本合計 160,249 161,212
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 4,176 3,521
繰延ヘッジ損益 △9 △345
為替換算調整勘定 △7,487 △6,161
退職給付に係る調整累計額 △507 △495
その他の包括利益累計額合計 △3,829 △3,482
非支配株主持分 2,806 2,901
純資産合計 159,227 160,632
負債純資産合計 383,389 380,623
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 76,434 94,930
売上原価 59,713 77,760
売上総利益 16,720 17,170
販売費及び一般管理費 10,894 13,189
営業利益 5,826 3,981
営業外収益
受取利息 48 61
受取配当金 67 60
持分法による投資利益 6 21
その他 92 67
営業外収益合計 214 210
営業外費用
支払利息 117 480
その他 189 227
営業外費用合計 306 708
経常利益 5,734 3,482
特別利益
固定資産売却益 - 891
特別利益合計 - 891
特別損失
固定資産処分損 97 41
災害による損失 460 -
特別損失合計 558 41
税金等調整前四半期純利益 5,175 4,332
法人税、住民税及び事業税 1,681 1,234
法人税等調整額 △253 △212
法人税等合計 1,427 1,022
四半期純利益 3,747 3,310
非支配株主に帰属する四半期純利益 260 96
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,486 3,213
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不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 3,747 3,310
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 177 △654
繰延ヘッジ損益 516 △346
為替換算調整勘定 △4,332 1,341
退職給付に係る調整額 13 12
持分法適用会社に対する持分相当額 △77 19
その他の包括利益合計 △3,702 371
四半期包括利益 44 3,682
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 177 3,560
非支配株主に係る四半期包括利益 △133 121
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不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第1四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 5,175 4,332
減価償却費 2,669 3,218
のれん償却額 171 920
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △182 △176
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 41 43
受取利息及び受取配当金 △115 △121
支払利息 117 480
災害による損失 460 -
持分法による投資損益(△は益) △6 △21
固定資産処分損益(△は益) 97 △849
売上債権の増減額(△は増加) △2,623 △18
たな卸資産の増減額(△は増加) 1,262 623
仕入債務の増減額(△は減少) 22 △3,772
その他 672 △426
小計 7,763 4,232
利息及び配当金の受取額 115 126
利息の支払額 △116 △440
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △2,046 △2,043
営業活動によるキャッシュ・フロー 5,715 1,874
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △4,159 △5,049
有形固定資産の売却による収入 21 905
無形固定資産の取得による支出 △467 △324
投資有価証券の取得による支出 △2 △2
その他 41 232
投資活動によるキャッシュ・フロー △4,567 △4,239
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △3,559 △65,335
コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少) 5,000 10,000
長期借入れによる収入 - 20,000
長期借入金の返済による支出 △767 △646
社債の発行による収入 - 34,707
配当金の支払額 △2,148 △2,148
非支配株主への配当金の支払額 △7 △9
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
- △110
よる支出
その他 △35 △129
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,519 △3,672
現金及び現金同等物に係る換算差額 △470 285
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △841 △5,753
現金及び現金同等物の期首残高 12,999 21,207
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 - 119
現金及び現金同等物の四半期末残高 12,157 15,573
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不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第1四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
該当事項はありません。
なお、特定子会社の異動には該当しておりませんが、当第1四半期連結会計期間において、主要な子会社を以下の
とおり異動しております。
(1)連結の範囲の変更
当第1四半期連結会計期間において、持分法適用非連結子会社であったINTERNATIONAL OILS AND FATS LTD.は
重要性が増したため、連結子会社の範囲に含めております。
また、Grand Heritage International Trading(Shanghai)Co.Ltd.は清算結了したため、連結の範囲から除外
しております。
(2)持分法適用の範囲の変更
当第1四半期連結会計期間において、持分法非適用関連会社であったUNIFUJI SDN. BHD.は重要性が増したた
め、持分法適用関連会社の範囲に含めております。
(会計方針の変更)
(IFRS第16号「リース」の適用)
当社グループのIFRSを適用している海外連結子会社は、当第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」を適用
しております。IFRS第16号の適用にあたっては、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響を適
用開始日に認識する方法を採用しております。
過去にオペレーティングリースに分類した借手としてのリースについては、適用開始日に、使用権資産及びリース負
債を認識しております。
本基準の適用に伴い、当第1四半期連結会計期間期首の有形固定資産のその他が2,913百万円、流動負債のその他が
226百万円、固定負債のその他が2,097百万円それぞれ増加しております。なお、この変更による第1四半期連結累計期
間の損益に与える影響は軽微であります。
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
当社及び国内連結子会社は、有形固定資産の減価償却方法について、従来、定率法を採用しておりましたが、当第1
四半期連結会計期間より定額法に変更しております。
当社は、2020年度までの中期経営計画として、今後国内・海外での事業展開の基礎となるグローバル経営基盤の確立
を目指しております。その一環として、固定資産の減価償却方法のグループ会計方針を統一することで、投資判断や業
績管理により有用な情報を提供できると判断いたしました。また、有形固定資産の使用状況を検討した結果、安定的な
設備稼動が見込まれることから、定額法により耐用年数の期間にわたって均等に費用配分することが、有形固定資産の
使用実態をより適切に反映するものと判断しております。
この結果、従来の方法によった場合に比べ、当第1四半期連結累計期間の営業利益、経常利益及び税金等調整前四半
期純利益はそれぞれ270百万円増加しております。
-9-
不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第1四半期決算短信
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の
配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社及び当社グループ(以下 当社グループ)は植物性油脂製品、業務用チョコレート製品、乳化・発酵素材製品及
び大豆加工素材製品の製造販売を主として行っており、取り扱う製品群毎に国内外で事業活動を展開しておりま
す。
したがって、当社グループは、製品群を基礎とした事業別のセグメントから構成されており、「植物性油脂事
業」、「業務用チョコレート事業」、「乳化・発酵素材事業」及び「大豆加工素材事業」の4つを報告セグメント
としております。
「植物性油脂事業」はパーム油及びパーム核油等を基礎原料とした食用加工油脂、食用油及びチョコレート用油
脂等を製造販売しております。「業務用チョコレート事業」はチョコレート及びコンパウンドを製造販売しており
ます。「乳化・発酵素材事業」はクリーム、マーガリン及びフィリング等を製造販売しております。「大豆加工素
材事業」は大豆たん白素材、大豆たん白食品及び水溶性大豆多糖類等を製造販売しております。
2.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
業務用チョ 乳化・発酵 大豆加工 (注)1 計上額
植物性油脂 計
コレート 素材 素材 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 27,073 19,458 20,954 8,947 76,434 - 76,434
セグメント間の内部売上高
3,906 588 1,198 76 5,768 △5,768 -
又は振替高
計 30,979 20,046 22,153 9,023 82,203 △5,768 76,434
セグメント利益 1,584 3,219 974 880 6,659 △833 5,826
(注)1.セグメント利益の調整額△833百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用833百万円が含まれて
おります。全社費用は、提出会社及び一部のエリア統括会社におけるグループ管理に係る費用であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
(参考資料)
所在地別セグメント
(単位:百万円)
四半期連
東南 結損益計
日本 米州 中国 欧州 計 調整額
アジア 算書計上
額
売上高
外部顧客への売上高 41,903 14,094 9,583 4,983 5,870 76,434 - 76,434
セグメント間の内部売上高
130 50 4,546 622 1 5,351 △5,351 -
又は振替高
計 42,034 14,144 14,129 5,606 5,871 81,786 △5,351 76,434
セグメント利益 3,473 1,777 601 336 79 6,269 △442 5,826
(注)1.国又は地域の区分の方法…………地理的近接度によっております。
2.各区分に属する主な国又は地域…米州 :米国、ブラジル
東南アジア:シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ
欧州 :ベルギー
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不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第1四半期決算短信
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の
配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社及び当社グループ(以下 当社グループ)は植物性油脂製品、業務用チョコレート製品、乳化・発酵素材製品及
び大豆加工素材製品の製造販売を主として行っており、取り扱う製品群毎に国内外で事業活動を展開しておりま
す。
したがって、当社グループは、製品群を基礎とした事業別のセグメントから構成されており、「植物性油脂事
業」、「業務用チョコレート事業」、「乳化・発酵素材事業」及び「大豆加工素材事業」の4つを報告セグメント
としております。
「植物性油脂事業」はパーム油及びパーム核油等を基礎原料とした食用加工油脂、食用油及びチョコレート用油
脂等を製造販売しております。「業務用チョコレート事業」はチョコレート、コンパウンド及びココア製品を製造
販売しております。「乳化・発酵素材事業」はクリーム、マーガリン及びフィリング等を製造販売しております。
「大豆加工素材事業」は大豆たん白素材、大豆たん白食品及び水溶性大豆多糖類等を製造販売しております。
2.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
業務用チョ 乳化・発酵 大豆加工 (注)1 計上額
植物性油脂 計
コレート 素材 素材 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 24,606 40,769 20,639 8,916 94,930 - 94,930
セグメント間の内部売上高
3,550 516 1,040 95 5,202 △5,202 -
又は振替高
計 28,156 41,285 21,679 9,011 100,133 △5,202 94,930
セグメント利益 1,916 1,006 877 1,027 4,827 △846 3,981
(注)1.セグメント利益の調整額△846百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用846百万円が含まれて
おります。全社費用は、提出会社及び一部のエリア統括会社におけるグループ管理に係る費用であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
(参考資料)
所在地別セグメント
(単位:百万円)
四半期連
東南 結損益計
日本 米州 中国 欧州 計 調整額
アジア 算書計上
額
売上高
外部顧客への売上高 39,947 35,072 10,258 4,740 4,912 94,930 - 94,930
セグメント間の内部売上高
260 39 3,869 350 117 4,638 △4,638 -
又は振替高
計 40,208 35,112 14,128 5,090 5,029 99,568 △4,638 94,930
セグメント利益 3,743 △214 673 377 519 5,100 △1,119 3,981
(注)1.国又は地域の区分の方法…………地理的近接度によっております。
2.各区分に属する主な国又は地域…米州 :米国、ブラジル
東南アジア:シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、
オーストラリア
欧州 :ベルギー、ガーナ
※ 前連結会計年度において「アジア」に含めておりました「中国」は、当社グループにおける重要性が増したため、当
連結会計年度において独立掲記し、「アジア」を「東南アジア」へ名称変更しております。
- 11 -
不二製油グループ本社株式会社(2607) 2020年3月期第1四半期決算短信
3.報告セグメントの変更等に関する事項
当第1四半期連結会計期間より、「製菓・製パン素材事業」に含まれていた「業務用チョコレート事業」につい
て量的な重要性が増したため、報告セグメントとして記載する方法に変更し、「製菓・製パン素材事業」を「業務
用チョコレート事業」及び「乳化・発酵素材事業」の2区分に変更しております。また、「油脂事業」を「植物性
油脂事業」、「大豆事業」を「大豆加工素材事業」へセグメント名を変更しております。
また、連結子会社であるFUJI OIL EUROPE CO.,LTD.は、従来「油脂事業」に含めておりましたが、同社における
事業環境の変化を踏まえ、当第1四半期連結会計期間より「植物性油脂事業」と「業務用チョコレート事業」の報
告セグメントに変更しております。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の算定方法及び変更後の区分方法により
作成したものを記載しております。
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
「会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更」に記載のとおり、当社及び国内連結子会社
は、有形固定資産の減価償却方法について、従来、定率法を採用しておりましたが、当第1四半期連結会計期間よ
り定額法に変更しております。
この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、当第1四半期連結累計期間のセグメント利益が、それぞれ
「植物性油脂事業」で71百万円、「業務用チョコレート事業」で50百万円、「乳化・発酵素材事業」で43百万円、
「大豆加工素材事業」で105百万円増加しております。
- 12 -
2019年度 第1四半期
(2020年3月期 第1四半期)
短信補足資料
2019年8月5日
不二製油グループ本社株式会社
目 次
1 連結 損益概要(1Q:3ヶ月実績) … 3 ページ
2 連結 貸借対照表 … 4
3 連結 キャッシュ・フロー … 4
4 連結 指標 … 5
5 2019年度通期業績予想 … 6
6 設備投資額・減価償却費の推移 … 7
7 配当の推移 … 7
※所在地別実績等の詳細データにつきましては別途IR説明資料をご参照ください
2
◆1. 連結損益概要(1Q:3ヶ月実績)
第1四半期(3ヶ月実績) (単位:億円)
18年度 19年度 前期比
■営業利益
1Q 1Q 増減額 増減率
<ポイント>
植物性油脂 271 246 ▲25 ▲9.1% 植物性油脂事業、大豆加工素材事業で増益も、 業務用チョコレート事業で
業務用チョコレート 195 408 +213 +109.5% の、米州の減益により、連結営業利益は前年同期比▲31.7%の減益となっ
たが、計画内での着地となった。
売上高 乳化・発酵素材 210 206 ▲3 ▲1.5%
大豆加工素材 89 89 ▲0 ▲0.3%
<セグメント別>
合計 764 949 +185 +24.2%
植物性油脂
植物性油脂 16 19 +3 +21.0%
チョコレート用油脂の販売が減少したものの、米州の寒波影響による反動、
業務用チョコレート 32 10 ▲22 ▲68.7% 欧州の原材料の採算改善により増益。
乳化・発酵素材 10 9 ▲1 ▲10.0% 業務用チョコレート
営業利益 大豆加工素材 9 10 +1 +16.7% 日本でのアイス用チョコレート等の減少に加え、ブラジルでの販売減、
連結調整・ Blommerでの先物評価益の振り戻しにより減益。
▲8 ▲8 ▲0 ▲1.7%
グループ管理費用 乳化・発酵素材
合計 58 40 ▲18 ▲31.7% 日本でのクリーム等の堅調な販売はあったものの、前期のたな卸未実現利益
営業利益率 7.6% 4.2% ▲3.4pt - の剥落により減益。
経常利益 57 35 ▲23 ▲39.3% 大豆加工素材
大豆たん白素材、大豆たん白食品の販売が堅調に推移し増益。
親会社株主に帰属する四半期純利益 35 32 ▲3 ▲7.8%
EBITDA 84 80 ▲5 ▲5.4%
ROE 8.8% 8.2% ▲0.6pt -
営業キャッシュフロー 57 19 ▲38 ▲67.2%
投資キャッシュフロー ▲46 ▲42 +3 +7.2%
フリーキャッシュフロー 11 ▲24 ▲35 ー
NET有利子負債 445 1,452 +1,007 +226.2% ■四半期純利益
固定資産売却益の計上及び、18年度の大阪北部地震の影響の剥落も、
NET運転資本 617 726 +110 +17.8% 減益。
NET有利子負債/EBITDA 1.3倍 4.6倍 +3.3倍 ー ■CCC
Blommer新規連結により長期化。Blommer除けば107日。
CCC(キャッシュコンバージョンサイクル) 103日 123日 +20日 ー
※欧州事業は、植物性油脂事業と業務用チョコレート事業に分割。18年度は遡及修正済み。
2019年度第1四半期 営業利益増減分析
営業利益 FY18 Q1 FY19 Q1 増減益 要因分析
業務用チョコレート 32.2 10.1 ▲22.1
日本 15.0 13.6 ▲1.5 アイス用チョコレート等減少
米州 ▲21.5
Blommerは、高付加価値品の伸長や採
算性の改善により、計画から超過。
また、のれん▲7億円を計上。
・ハラルド、Blommer ▲12.0
ハラルドは、前年好調だったイースター商戦
の反動、数量減により採算性低下も、概ね
計画どおりに進行。
・Blommer先物評価益振り戻し ▲9.5 想定線での振り戻し額を計上
東南アジア 2.2 2.0 ▲0.2
中国 0.2 0.4 0.2
欧州 0.1 1.0 0.9 販売堅調
連結調整 0.1 0.1 ▲0.1
3
◆2. 連結 貸借対照表 (単位:億円)
18年度 19年度
前期末比 主な増減要因
期末 1Q末
流動資産 1,854 1,801 ▲53 現預金の減少
固定資産 1,980 2,002 +22 使用権資産の増加
繰延資産 - 3 +3 社債発行費計上
資産合計 3,834 3,806 ▲28
劣後債、長期借入金の増加、
有利子負債 1,605 1,608 +3 短期借入金の減少
買掛金、未払金の減少、
その他負債 637 592 ▲45 リース負債の増加
負債合計 2,242 2,200 ▲42
純資産合計 1,592 1,606 +14 利益の増加、配当金支払による減少
◆3. 連結 キャッシュ・フロー (単位:億円)
18年度 19年度
前年同期比 主な増減要因
1Q 1Q
税金等調整前四半期純利益 52 43 ▲8
減価償却費 27 32 +5
のれん償却費 2 9 +7
他増減 ▲ 23 ▲ 66 ▲43
営業キャッシュ・フロー 57 19 ▲38
投資キャッシュ・フロー ▲ 46 ▲ 42 +3
フリー・キャッシュ・フロー 11 ▲ 24 ▲35
借入金等による調達・返済 7 ▲ 13 ▲19
配当金支払等その他 ▲ 22 ▲ 24 ▲2
財務キャッシュ・フロー ▲ 15 ▲ 37 ▲22
現金及び現金同等物増減額 ▲8 ▲ 58 ▲49
現金及び現金同等物残高 122 156 +34
(注)・減価償却費には、有形固定資産及び無形固定資産等の償却費を含めています。
キャッシュ・フロー (1Q) (単位:億円)
営業キャッシュ・フロー
投資キャッシュ・フロー
70
財務キャッシュ・フロー
57
フリー・キャッシュ・フロー
24 19
31
11
▲19 ▲24
▲20 ▲15
▲39 ▲37
▲43 ▲46
▲42
▲58
FY2016 1Q FY2017 1Q FY2018 1Q FY2019 1Q
4
◆4. 連結 指標 (単位:億円)
17年度 18年度 18年度 19年度 19年度
実績 1Q実績 実績 1Q実績 予想
EBITDA 310 84 300 80 392
設備投資額 147 41 159 29 220
減価償却費 100 25 110 29 107
有利子負債 566 567 1,605 1,608 1,535
NET有利子負債 436 445 1,392 1,452 1,366
NET運転資本 633 617 171 726 745
NET有利子負債/EBITDA 1.4 1.3 4.6 4.6 3.5
1株当たり純資産 1,864円 1,841円 1,820円 1,835円 1,954円
自己資本比率 59.2% 59.0% 40.8% 41.4% 42.7%
D/Eレシオ 0.35 0.36 1.03 1.02 0.91
Net D/Eレシオ 0.28 0.28 0.87 0.90 0.80
営業キャッシュフロー 282 57 226 19 320
フリーキャッシュフロー 137 11 ▲565 ▲24 101
ROE 8.8% 8.8% 7.3% 8.2% 9.4%
ROA 7.4% 8.5% 5.5% 3.6% 5.7%
売上高営業利益率 6.7% 7.6% 6.2% 4.2% 5.6%
CCC 103日 103日 ※ 105日 123日 105日
(注)・減価償却費は、有形固定資産の減価償却費を表示しています。
・純資産は非支配株主持分を除いた普通株式に係る純資産額を表示しています。
・D/Eレシオ=有利子負債÷自己資本
・Net D/Eレシオ=Net有利子負債(有利子負債ー現預金)÷株主資本
・ROE=親会社株主に帰属する当期純利益÷自己資本(期首と期末の平均値)
・ROA=経常利益÷総資産(期首と期末の平均値)
※2018年度のCCCはBlommerを除く既存事業
ROE
9.4%
8.8%
8.3%
1Q実績
7.3%
8.2%
6.4%
FY2015 FY2016 FY2017 FY2018 FY2019 E
のれん純資産比率 (単位:億円) Net D/Eレシオ 自己資本比率
38% 37% 0.9 0.9
1,649 0.8
1,555 1,592 1606
純資産
59.2% Net D/Eレシオ
55.4%
のれん純資産比率
40.8% 41.4% 42.7%
14% 605 601
自己資本比率
0.4
のれん※ 12% 0.3
217 196
FY2016 FY2017 FY2018 FY2019Q1 FY2016 FY2017 FY2018 FY2019Q1 FY2019E
※のれんは広義ののれんを使用
5
◆5. 2019年度通期業績予想
2019年度通期 業績予想 (単位:億円)
18年度 19年度 前期比 ■営業利益
<ポイント>
実績 予想 増減額 増減率
主に次の要因により増益を計画。
植物性油脂 1,097 1,139 +42 +3.9% ・植物性油脂事業:アジアや米州の回復を見込む
・業務用チョコレート事業:Blommer買収費用の減少と新規連結寄与
業務用チョコレート 686 1,874 +1,188 +173.3% ・日本での減価償却方法の変更(定率法→定額法、+8億円)
・日本での業務用チョコレート事業の伸長
売上高 乳化・発酵素材 865 915 +50 +5.8% ・大豆加工素材事業での大豆たん白食品の改善等
大豆加工素材 361 372 +11 +3.0%
<セグメント別>
合計 3,008 4,300 +1,292 +42.9%
植物性油脂
植物性油脂 81 91 +9 +11.5% 日本、欧州では、原料改善効果の一巡を見込むものの、東南アジアではチョ
コレート用油脂を中心に販売拡大、北米での寒波・ハリケーンの影響がなくな
業務用チョコレート 74 103 +29 +38.5% ることやチョコレート用油脂の販売伸長などにより、全体で増益計画。
乳化・発酵素材 33 43 +10 +29.5% 業務用チョコレート
営業利益 大豆加工素材 33 41 +8 +25.6% Blommer買収費用の減少、また、Blommerの新規連結により増益を計
画。地域別では、日本でのカラーチョコレートの伸長、アジアや中国の伸長を
連結調整・ 計画。
▲37 ▲38 ▲1 ▲3.9%
グループ管理費用
乳化・発酵素材
合計 185 240 +55 +29.5% 日本では販売先の拡大や顧客ニーズに応じた製品の開発による伸長に加え、
営業利益率 6.2% 5.6% ▲0.6pt - 中国では新工場の通期寄与などにより増益を計画。
大豆加工素材
経常利益 182 220 +38 +21.0%
大豆たん白食品の販売回復、水溶性大豆多糖類等の機能剤の販売伸長
親会社株主に帰属する当期純利益 116 152 +36 +31.2% などにより増益を計画。
※19年度にセグメント変更を実施。製菓・製パン素材部門を、業務用チョコレート部門と乳化・発酵素材部門に変更。
また、セグメント名を油脂部門を植物性油脂部門、大豆部門を大豆加工素材部門にそれぞれ変更。18年度は遡及修正済み。
2019年度営業利益増減分析
6
◆6.設備投資額・減価償却費の推移
(百万円) 円
25,000 )
設備投資額(連結) 22,000
減価償却費(連結)
20,000
15,943
15,347
14,698
15,000 13,611
11,156
10,000
10,992 10,700
9,593 9,995
9,206
8,232
5,000 2,926
2,857
0
14年度 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度1Q
19年度予想 19年度予想
2019年度1Q実績 2019年度計画
設備投資 29億円 設備投資 220億円
<主な投資内容> <主な投資内容>
・日本 粒状大豆たん白工場 0.9億円 ・北米 油脂 新拠点設立 51億円
・北米 油脂 新拠点設立 5億円 ・Blommer 設備投資 13億円
・Blommer 設備投資 2億円
減価償却 29億円 減価償却 107億円
◆7.配当の推移
(単位:円) 下期(左軸) (単位:%)
上期(左軸) 37.1
60 40
配当性向(右軸) 31.2 30.0 35
50 30.5
30
40 32.6 27 25
25 25
27.6 22
30 20
18 15
20 17
25 27 10
10 17 22 23
13 5
0 0
14年度 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度
予想
単位:円
19年度
11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度
予想
上期 12 12 13 13 17 22 23 25 27
下期 12 13 13 17 18 22 25 25 27
配当性向 24.9% 25.8% 27.4% 27.6% 32.6% 31.2% 30.0% 37.1% 30.5%
合計 24 25 26 30 35 44 48 50 54
7