2607 不二製油G 2021-11-09 15:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月9日
上場会社名 不二製油グループ本社株式会社 上場取引所 東
コード番号 2607 URL https://www.fujioilholdings.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長CEO (氏名)酒井 幹夫
問合せ先責任者 (役職名) 連結グループリーダー (氏名)永山 勝博 TEL 06-6459-0731
四半期報告書提出予定日 2021年11月9日 配当支払開始予定日 2021年12月10日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 204,503 18.5 7,913 7.8 7,631 11.6 6,015 39.3
2021年3月期第2四半期 172,589 △9.9 7,338 △19.6 6,835 △17.9 4,318 △30.5
(注)包括利益 2022年3月期第2四半期 11,572百万円 (-%) 2021年3月期第2四半期 805百万円 (△69.1%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第2四半期 69.98 -
2021年3月期第2四半期 50.24 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2022年3月期第2四半期 373,601 172,103 45.3 1,968.95
2021年3月期 358,511 162,890 44.6 1,861.67
(参考)自己資本 2022年3月期第2四半期 169,255百万円 2021年3月期 160,023百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 26.00 - 26.00 52.00
2022年3月期 - 26.00
2022年3月期(予想) - 26.00 52.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 430,000 17.9 18,000 0.5 16,800 △4.4 11,500 4.4 133.79
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※詳細は、本日公表の「第2四半期累計期間業績予想と実績との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ」を参照下さい。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、添付資料P.10「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 87,569,383株 2021年3月期 87,569,383株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 1,607,191株 2021年3月期 1,612,196株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 85,958,397株 2021年3月期2Q 85,957,507株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に対する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであ
り、実際の業績は、今後様々な要因により予想値とは異なる可能性があります。
不二製油グループ本社株式会社(2607) 2022年3月期第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 9
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 10
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 10
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 11
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 12
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不二製油グループ本社株式会社(2607) 2022年3月期第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
第1四半期連結会計期間より報告セグメントの変更を行っております。詳細は、「2.四半期連結財務諸表及び主
な注記 (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報等)」を参照下さい。以下の前年同期比較に
ついては、前年同期の数値を変更後のセグメント区分にて組み替えた数値で比較分析をしております。
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染症の再拡大がみられましたが、各国でワクチンの普及を
背景に、経済活動の再開が図られたことから、需要の回復が進みました。一方、パームや大豆などの原料価格につ
きましては、経済活動再開に伴う需要の回復期待に加え、代替エネルギーとしての需要拡大への期待が続いている
ことから、高止まりの状況が続いています。
日本におきましては、9月末まで緊急事態宣言等の発令が行われましたが、経済指標などが改善傾向であるな
ど、景況感の改善が進んでいます。米州及び欧州におきましては、米国でのサプライチェーンの混乱や労働人員不
足は続いているものの、景況感の改善が見られ、需要の回復が続いています。東南アジアにおきましては、新型コ
ロナウイルス感染症の再拡大の影響により、景況感の回復は緩やかとなっており、また、中国におきましては、原
料高の影響などはありますが、需要は底堅く推移しております。
当連結会計年度は、前連結会計年度までの中期経営計画「Towards a Further Leap 2020」(2017-2020)で未達
であった施策の再取り組み及び、翌年度から始まる新中期経営計画に向けた重要な期間であるという認識ととも
に、グループ一丸となって企業価値向上の取り組みを進めております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における経営成績は、以下のとおりとなりました。
なお、対前年同期比で親会社株主に帰属する四半期純利益が増加している主な要因は、第1四半期連結累計期間
に計上したシンガポールにおける固定資産売却益及びブラジルにおける還付税金の特別利益によるものです。
(単位:百万円)
親会社株主に帰属す
売上高 営業利益 経常利益
る四半期純利益
2022年3月期
204,503 7,913 7,631 6,015
第2四半期連結累計期間
2021年3月期
172,589 7,338 6,835 4,318
第2四半期連結累計期間
前年同期比 増減 +31,913 +574 +795 +1,696
(前年同期比 増減率) (+18.5%) (+7.8%) (+11.6%) (+39.3%)
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
(単位:百万円)
前年同期比 前年同期比 前年同期比 前年同期比
売上高 営業利益
増減 (%) 増減 (%)
植物性油脂 61,686 +14,701 +31.3% 4,263 +836 +24.4%
業務用チョコレート 87,608 +12,499 +16.6% 2,810 △25 △0.9%
乳化・発酵素材 37,665 +4,003 +11.9% 954 +321 +50.7%
大豆加工素材 17,543 +709 +4.2% 1,753 △499 △22.2%
連結消去・グループ管理費用 - - - △1,869 △57 -
合計 204,503 +31,913 +18.5% 7,913 +574 +7.8%
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(植物性油脂事業)
売上高は、主原料のパームの価格上昇に伴う販売単価の上昇に加え、新型コロナウイルス感染症の影響からの回
復による販売数量の伸長により、大幅な増収となりました。利益面では、原材料価格高騰への対応に加え、経済活
動の再開による販売数量の回復、欧州でのチョコレート用油脂の販売数量の伸長などにより増益となりました。
(業務用チョコレート事業)
売上高は、販売数量の増加などにより大幅な増収となりました。利益面では、販売数量の増加による増益効果は
あったものの、前年同期に計上したBlommer Chocolate Companyの先物益の剥落により微減益となりました。
(乳化・発酵素材事業)
売上高は、国内連結子会社の連結除外に伴う売上高減少の影響はありましたが、販売数量の回復により増収とな
りました。営業利益は、東南アジアでの原材料高や工場統合による費用増加などの影響はあったものの、日本での
販売数量の回復により増益となりました。
(大豆加工素材事業)
売上高は、大豆たん白素材などの堅調な販売に加え、前第2四半期連結会計期間に稼働を開始した千葉工場の寄
与により、増収となりました。利益面では、千葉工場や欧州新工場建設に伴う費用先行や大豆の原料高の影響によ
り、減益となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ150億89百万円増加し、3,736億1百万円とな
りました。引き続き、運転資本の圧縮やノンコア資産の売却等によりバランスシートを圧縮すること及びグループ
ファイナンスの高度化により、財務体質を向上させ、経営の効率化を進めてまいります。
当第2四半期連結会計期間末における連結財政状態は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
2022年3月期
2021年3月期 増減
第2四半期
流動資産 160,736 168,511 +7,774
有形固定資産 129,435 132,673 +3,238
無形固定資産 52,712 54,013 +1,301
その他資産 15,626 18,401 +2,775
資産 358,511 373,601 +15,089
有利子負債 131,309 134,980 +3,670
その他負債 64,311 66,517 +2,205
負債 195,621 201,497 +5,876
純資産 162,890 172,103 +9,213
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産は、配当金の支払いや法人税等の納付により、現金及び預金が減少しており
ますが、運転資本の増加に伴い、流動資産は増加しております。有形固定資産は、工場新設や既存設備の更新等の
投資を実施したことで増加しております。以上の結果、前連結会計年度末に比べ150億89百万円増加し、3,736億1
百万円となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債は、運転資本の増加や設備投資の実施に伴う有利子負債の増加により、前連
結会計年度末に比べ58億76百万円増加し、2,014億97百万円となりました。
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(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、配当金の支払いがありましたが、円安基調における為替換算調整勘定
の変動に伴い、前連結会計年度末に比べ92億13百万円増加し、1,721億3百万円となりました。
この結果、1株当たり純資産は前連結会計年度末に比べ107円28銭増加し、1,968円95銭となりました。自己資本
比率は前連結会計年度末比0.7ポイント増加し、45.3%となりました。
(連結キャッシュ・フローの状況)
当社グループは、財務規律を維持・向上するためには有利子負債の削減に加え、着実な利益成長とCCCの改善に
より、フリー・キャッシュ・フローを毎年100億円以上創出する必要があると認識しております。そのため、設備
投資の抑制、ノンコア事業の売却及び政策保有株式の更なる削減等により、キャッシュ・フローをコントロールし
ております。
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
2021年3月期 2022年3月期
増減
第2四半期累計期間 第2四半期累計期間
営業活動によるキャッシュ・フロー 17,365 3,116 △14,248
投資活動によるキャッシュ・フロー △7,012 △8,192 △1,180
フリー・キャッシュ・フロー 10,353 △5,075 △15,428
財務活動によるキャッシュ・フロー △3,064 254 +3,318
現金及び現金同等物 26,099 15,857 △10,241
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、31億16百万円の収入となりました。前第2
四半期連結累計期間に比べ、原料価格の上昇に加え、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復に伴う販売数量
の伸長による運転資本の増加を主要因として、142億48百万円減少しております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、米国における植物性油脂事業の新規拠点建
設、ドイツにおける欧米市場向け機能剤事業の新規拠点建設への設備投資等により、81億92百万円の支出となりま
した。前第2四半期連結累計期間に比べ、設備投資に伴う支出は減少したものの、前第2四半期連結累計期間に発
生した国内子会社・海外子会社の株式譲渡に伴う貸付金の回収及び譲渡収入が剥落したことにより、11億80百万円
支出が増加しております。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
前第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いや借入金の返済等により30
億64百万円の支出となりましたが、当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の
支払いによる支出があったものの、運転資本の増加に伴う追加借入により、2億54百万円の収入となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期業績予想につきましては、第2四半期までの実績並びに足元の市場環境等に基づく下期見通しを勘案し、
2021年5月11日に公表した予想数値を変更しております。詳細は、本日公表の「第2四半期累計期間業績予想と実
績との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ」を参照下さい。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 20,463 15,867
受取手形及び売掛金 65,954 70,369
商品及び製品 31,832 35,484
原材料及び貯蔵品 36,960 41,356
その他 5,746 5,660
貸倒引当金 △221 △226
流動資産合計 160,736 168,511
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 37,468 37,138
機械装置及び運搬具(純額) 49,472 49,802
土地 17,719 17,530
建設仮勘定 17,810 21,591
その他(純額) 6,963 6,611
有形固定資産合計 129,435 132,673
無形固定資産
のれん 25,590 26,072
顧客関連資産 16,046 16,510
その他 11,075 11,429
無形固定資産合計 52,712 54,013
投資その他の資産
投資有価証券 7,411 7,105
退職給付に係る資産 4,670 5,096
繰延税金資産 642 665
その他 2,778 5,440
貸倒引当金 △61 △61
投資その他の資産合計 15,441 18,245
固定資産合計 197,589 204,933
繰延資産
社債発行費 185 156
繰延資産合計 185 156
資産合計 358,511 373,601
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不二製油グループ本社株式会社(2607) 2022年3月期第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 28,222 29,940
短期借入金 36,965 41,217
コマーシャル・ペーパー 10,000 10,000
未払法人税等 2,608 1,953
賞与引当金 2,140 2,591
役員賞与引当金 87 5
その他 10,993 10,876
流動負債合計 91,017 96,584
固定負債
社債 45,000 45,000
長期借入金 39,344 38,763
繰延税金負債 13,510 14,487
退職給付に係る負債 1,958 2,199
その他 4,790 4,463
固定負債合計 104,604 104,913
負債合計 195,621 201,497
純資産の部
株主資本
資本金 13,208 13,208
資本剰余金 11,945 11,945
利益剰余金 152,675 156,413
自己株式 △1,968 △1,954
株主資本合計 175,860 179,613
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,810 1,692
繰延ヘッジ損益 483 270
為替換算調整勘定 △18,150 △12,399
退職給付に係る調整累計額 20 77
その他の包括利益累計額合計 △15,837 △10,358
非支配株主持分 2,866 2,848
純資産合計 162,890 172,103
負債純資産合計 358,511 373,601
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 172,589 204,503
売上原価 141,761 171,485
売上総利益 30,827 33,018
販売費及び一般管理費 23,489 25,105
営業利益 7,338 7,913
営業外収益
受取利息 88 359
受取配当金 48 44
為替差益 83 -
持分法による投資利益 52 85
デリバティブ評価益 135 2
その他 169 202
営業外収益合計 578 695
営業外費用
支払利息 773 472
為替差損 - 14
その他 307 489
営業外費用合計 1,080 976
経常利益 6,835 7,631
特別利益
固定資産売却益 12 737
投資有価証券売却益 65 385
関係会社株式売却益 530 -
還付税金 - 750
特別利益合計 609 1,874
特別損失
固定資産売却損 33 49
固定資産除却損 109 334
減損損失 586 43
関係会社株式評価損 102 -
関係会社事業再構築損失 - 234
特別損失合計 832 662
税金等調整前四半期純利益 6,613 8,843
法人税、住民税及び事業税 1,427 2,318
法人税等調整額 778 473
法人税等合計 2,206 2,791
四半期純利益 4,406 6,052
非支配株主に帰属する四半期純利益 87 36
親会社株主に帰属する四半期純利益 4,318 6,015
- 7 -
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四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 4,406 6,052
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 115 △117
繰延ヘッジ損益 △174 △212
為替換算調整勘定 △3,696 5,712
退職給付に係る調整額 52 57
持分法適用会社に対する持分相当額 101 80
その他の包括利益合計 △3,601 5,520
四半期包括利益 805 11,572
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 602 11,494
非支配株主に係る四半期包括利益 202 77
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不二製油グループ本社株式会社(2607) 2022年3月期第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 6,613 8,843
減価償却費 7,081 7,370
のれん償却額 1,046 1,075
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △345 △426
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 111 314
受取利息及び受取配当金 △137 △403
支払利息 773 472
減損損失 586 43
持分法による投資損益(△は益) △52 △85
投資有価証券売却損益(△は益) △65 △385
固定資産処分損益(△は益) 129 △353
関係会社株式売却損益(△は益) △530 -
関係会社株式評価損 102 -
売上債権の増減額(△は増加) 4,181 △3,822
棚卸資産の増減額(△は増加) 4,433 △6,109
仕入債務の増減額(△は減少) △2,478 1,124
その他 △769 △1,183
小計 20,681 6,475
利息及び配当金の受取額 140 146
利息の支払額 △776 △420
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △2,680 △3,084
営業活動によるキャッシュ・フロー 17,365 3,116
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △9,409 △8,570
有形固定資産の売却による収入 18 1,127
無形固定資産の取得による支出 △457 △624
投資有価証券の売却による収入 85 683
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
1,145 -
収入
長期貸付金の回収による収入 1,735 11
長期前払費用の取得による支出 - △755
その他 △130 △65
投資活動によるキャッシュ・フロー △7,012 △8,192
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 7,162 3,858
長期借入れによる収入 5,128 2,010
長期借入金の返済による支出 △12,427 △2,978
配当金の支払額 △2,492 △2,237
非支配株主への配当金の支払額 △129 △104
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却に
79 -
よる収入
その他 △384 △293
財務活動によるキャッシュ・フロー △3,064 254
現金及び現金同等物に係る換算差額 231 226
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 7,520 △4,595
現金及び現金同等物の期首残高 18,578 20,452
現金及び現金同等物の四半期末残高 26,099 15,857
- 9 -
不二製油グループ本社株式会社(2607) 2022年3月期第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
及び「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日)を第1四半期連
結会計期間の期首から適用し、以下の5ステップアプローチに基づき、顧客への約束した財又はサービスの支配が
顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしま
した。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。
収益認識会計基準等の適用による主な変更点は以下のとおりです。
(1)物品販売に係る収益認識
当社グループでは、主に植物性油脂や業務用チョコレート、乳化・発酵素材、大豆加工素材等の販売を行なって
おり、このような物品販売は、物品を引渡した時点において、顧客が当該物品に対する支配を獲得することによ
り、当社グループの履行義務が充足され、上記収益認識の要件を満たすこととなります。
従来、国内の一部のグループ会社による国内での物品販売からの収益は、物品を工場又は倉庫より出荷した時点
で収益を認識しておりましたが、顧客に物品を引き渡した時点において収益を認識することといたしました。
(2)変動対価が含まれる取引に係る収益認識(リベート取引)
国内の一部のグループ会社による国内での物品販売に係る収益のうち、一部の取引高リベート並びに目標達成リ
ベートについて、従来は、販売費及び一般管理費として費用計上しておりましたが、取引価格から減額する方法に
変更しております。
(3)原料有償支給取引に係る収益認識
国内の一部のグループ会社における原料有償支給取引について、従来は、有償支給した支給品について消滅を認
識しておりましたが、支給品を買い戻す義務を負っている場合、当該支給品の消滅を認識しない方法に変更してお
ります。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取り扱いに従って
おり、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期
連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高が643百万円減少し、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期
純利益がそれぞれ5百万円減少しております。また利益剰余金の当期首残高は39百万円減少しております。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。これによる、当第2四半期連結累計期間に係る
財務諸表への影響はありません。
- 10 -
不二製油グループ本社株式会社(2607) 2022年3月期第2四半期決算短信
(追加情報)
(取締役に対する株式報酬制度)
当社は、2020年6月18日開催の第92回定時株主総会決議に基づき、当社取締役(社外取締役を除く。)を対象
に、取締役の報酬と当社の株式価値との連動性をより明確にし、取締役が株価の変動による利益・リスクを株主の
皆様と共有することで、中長期的な業績の向上と企業価値の増大に貢献する意識を高めることを目的として、株式
報酬制度を導入しました。
本制度にかかる会計処理については、「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取
扱い」(実務対応報告第30号 2015年3月26日)に準じております。
(1)取引の概要
本制度は、当社が金銭を拠出することにより設定する信託(以下「本信託」という。)が当社株式を取得し、当
社が各取締役に付与するポイントの数に相当する数の当社株式が本信託を通じて各取締役に対して交付されるとい
う株式報酬制度です。また、本制度においては、2021年3月31日で終了する事業年度から2023年3月31日で終了す
る事業年度までの3事業年度の間に在任する当社取締役に対して当社株式が交付されます。なお、取締役が当社株
式の交付を受ける時期は、原則として取締役の退任時です。
(2)信託に残存する自社の株式
信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により純資産の部に自己株式と
して計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、前連結会計年度343百万円、118,000株、当第2四
半期連結会計期間328百万円、112,900株です。
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
当第2四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積りに重
要な変更はありません。
- 11 -
不二製油グループ本社株式会社(2607) 2022年3月期第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
当前第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の
配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは植物性油脂製品、業務用チョコレート製品、乳化・発酵素材製品及び大豆加工素材製品の製造販
売を主として行っており、取り扱う製品群毎に国内外で事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは、製品群を基礎とした事業別のセグメントから構成されており、「植物性油脂事
業」、「業務用チョコレート事業」、「乳化・発酵素材事業」及び「大豆加工素材事業」の4つを報告セグメント
としております。
「植物性油脂事業」はパーム油及びパーム核油等を基礎原料とした食用加工油脂、食用油及びチョコレート用油
脂等を製造販売しております。「業務用チョコレート事業」はチョコレート、コンパウンド及びココア製品を製造
販売しております。「乳化・発酵素材事業」はクリーム、マーガリン及びフィリング等を製造販売しております。
「大豆加工素材事業」は大豆たん白素材、大豆たん白食品及び水溶性大豆多糖類等を製造販売しております。
2.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
業務用チョ 乳化・発酵 大豆加工 (注)1 計上額
植物性油脂 計
コレート 素材 素材 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 61,686 87,608 37,665 17,543 204,503 - 204,503
セグメント間の内部
8,054 916 2,208 73 11,254 △11,254 -
売上高又は振替高
計 69,741 88,524 39,873 17,617 215,757 △11,254 204,503
セグメント利益 4,263 2,810 954 1,753 9,782 △1,869 7,913
(注)1.セグメント利益の調整額△1,869百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用1,869百万
円が含まれております。全社費用は、提出会社及び一部のエリア統括会社におけるグループ管理に係
る費用であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
4.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、従来「大豆加工素材」に含まれていた豆乳及びUSS豆乳製品事業の製造販売
について、経営上の管理区分の見直しを行ったことにより、「乳化・発酵素材」に含めて表示する方法に変更
しております。
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「会計方針の変更」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認
識に関する会計処理方法を変更しております。当該変更により、従来の方法に比べて、当第2四半期連結累計期
間の「植物性油脂」、「業務用チョコレート」、「乳化・発酵素材」、「大豆加工素材」の外部顧客への売上高
がそれぞれ558百万円、39百万円、19百万円、25百万円減少しております。また、セグメント利益が「植物性油
脂」は0百万円増加、「業務用チョコレート」、「乳化・発酵素材」及び「大豆加工素材」はそれぞれ2百万
円、2百万円、0百万円減少しております。
- 12 -
不二製油グループ本社(株) 決算補足資料
2021年度(2022年3月期)
- 第2四半期 -
ページ 項目
1 表紙
2 0-1: 注記 / 為替情報
3 1-1: 2021年度 連結業績 2Q(3ヶ月)
4 1-2: 2021年度 連結業績 2Q累計
5 1-3: 2021年度 連結業績 (2Q累計/事業別・所在地別マトリクス)
6 2-1: 主な指標
7 3-1: 2021年度 連結業績予想
8 3-2: 2021年度 連結業績予想(通期/事業別・所在地別マトリクス)
1
0-1:注記 / 為替情報
注記情報 主な為替レート
・2019年度 決算期変更の実施 ・P/L:期中平均レート、B/S:期末レート
2019年度は、海外グループ会社(ブラマー、豪州IFSを除く)の決算期変更の為、15ヶ月の変則決算となっております。
そのため、一部資料では調整した数値を記載しております。
2020年度 2020年度 2021年度 対前年同期 2021年度
2Q 期末 2Q 差 増減率 計画前提※
・一部製品のセグメントの変更による遡及修正 P/L 106.92 106.06 109.80 +2.88 +2.7% 109.80
$
2021年度より、一部製品を大豆加工素材セグメントから乳化・発酵素材セグメントへ組み替えています。 B/S 105.80 110.71 111.92 +1.21 +1.1% -
その為、2020年度及び2019年度の数値を参考値として遡及修正して表示しています。 P/L 19.87 19.62 20.89 +1.02 +5.1% 20.89
BRL
B/S 18.76 19.44 20.58 +1.14 +5.9% -
P/L 121.30 123.70 130.90 +9.60 +7.9% 130.90
€
B/S 124.17 129.80 129.86 +0.06 +0.0% -
P/L 15.26 15.67 16.99 +1.73 +11.3% 16.99
人民元
B/S 15.54 16.84 17.30 +0.46 +2.7% -
・P/Lは前年同期を、B/Sは前年度期末(2020年度末)を比較
・2021年度 2Qのブラマーに適用した為替レート($)は、P/L 108.80、B/S 109.98
※計画前提P/Lレートは、11月時点の見通しの数値
2
1-1: 2021年度 連結業績2Q(3ヶ月)
(単位:億円)
FY2020 FY2021 前年同期比
増減要因(対前年同期比較)
2Q実績 2Q実績 増減額
植物性油脂 247 326 +80 原料価格上昇を受けた販売価格の上昇、販売数量の増加により増収。
前年のコロナウイルスの影響による需要減からの回復による、日本、米州、東南アジア、欧州での販売数量
業務用チョコレート 398 459 +62
の増加により増収。
前年のコロナウイルスの影響による需要減からの回復に加え、日本での洋菓子向けの堅調な販売、中国で
売上高 乳化・発酵素材 170 187 +17
のフィリングの増加により増収。
大豆加工素材 85 85 +1 中国の機能剤の販売数量が増加し増収。
合計 899 1,058 +159
原料価格上昇や米州新工場の費用増の影響(▲2億円)はあるものの、欧州の販売数量の増加を主
植物性油脂 16 22 +6
因に増益。
米国の前年のコロナウイルスの影響による需要減からの回復に加え、日本、ブラジルでの堅調な販売により
業務用チョコレート 8 17 +8
増益。
乳化・発酵素材 5 3 ▲3 日本の販売数量増による増益要因はあったが、原料高による中国での採算性低下により減益。
営業利益
大豆加工素材 10 6 ▲4 原料コスト上昇による採算性低下に加え、欧州の新工場等の経費の増加により減益。
グループ管理費用 ▲9 ▲10 ▲1
合計 31 38 +7
営業利益率 3.4% 3.6% +0.2pt
経常利益 30 39 +9
四半期純利益 15 25 +10
●決算概要 売上高は、植物性油脂は主に販売価格の上昇により、その他のセグメントでは主に販売数量の増加により増収になりました。
営業利益は、費用増や原料高の影響を受けた大豆加工素材、乳化・発酵素材は減益となりましたが、植物性油脂や業務用チョコレートの販
売数量増加により増益になりました。
●特記事項 ・上記業績は億円未満を四捨五入した数値を記載しております。
・2021年度から大豆加工素材事業の豆乳およびUSS豆乳製品は、乳化・発酵素材事業に組み替えたことから、2020年度を遡及修正して
表示しております。
3
1-2: 2021年度 連結業績 2Q累計
(単位:億円)
FY2020 2Q FY2021 2Q 前年同期比
増減要因(対前年同期比較)
累計 累計 増減額
植物性油脂 470 617 +147 原料価格上昇を受けた販売価格の上昇、販売数量の増加により増収。
業務用チョコレート 751 876 +125 販売数量の増加により増収。
売上高 乳化・発酵素材 337 377 +40 日本におけるトーラクの譲渡による減収要因はあったが、販売数量の増加により増収。
大豆加工素材 168 175 +7 大豆たん白素材の販売数量増加を主因に増収。
合計 1,726 2,045 +319
原料価格上昇や米州新工場の費用増の影響(▲4億円)はあるものの、欧州、東南アジア、米州の販売
植物性油脂 34 43 +8
数量増を主因に増益。
販売数量増加による増益要因はあったが、前年度のブラマーのカカオ先物益(+13億円)の剥落により微
業務用チョコレート 28 28 ▲0
減益。
東南アジアの固定費の上昇、原料価格上昇による中国での減益要因はあったが、日本の販売数量増加によ
乳化・発酵素材 6 10 +3
営業利益 り増益。
大豆加工素材 23 18 ▲5 大豆たん白素材の販売が堅調に推移するも、原料価格上昇による採算性の低下等により減益。
グループ管理費用 ▲18 ▲19 ▲1
合計 73 79 +6
営業利益率 4.3% 3.9% ▲0.4pt
経常利益 68 76 +8
四半期純利益 43 60 +17 固定資産売却益の計上等により増加。
●決算概要 売上高は、植物性油脂は販売価格の上昇等により、その他セグメントでは主に販売数量の増加により増収になりました。
営業利益は、前期のカカオ先物益(+13億円)の剥落による減益要因はあったものの、新型コロナウイルスからの回復を主とした販売数量の増
加により増益になりました。
●特記事項 ・上記業績は億円未満を四捨五入した数値を記載しております。
・2021年度から大豆加工素材事業の豆乳およびUSS豆乳製品は、乳化・発酵素材事業に組み替えたことから、2020年度を遡及修正して表示しておりま
す。
4
1-3: 2021年度 連結業績 (2Q累計/事業別・所在地別マトリクス)
(単位:百万円)
売上高 年度※ 日本 米州 東南アジア 中国 欧州 連結計
実績 前年同期比 実績 前年同期比 実績 前年同期比 実績 前年同期比 実績 前年同期比 実績 前年同期比
植物性油脂 FY2021 2Q 19,986 +3,111 19,543 +4,704 9,066 +1,821 1,550 +324 11,539 +4,741 61,686 +14,701
FY2020 2Q 16,875 - 14,839 - 7,245 - 1,226 - 6,798 - 46,985 -
FY2019 (4-9月) 17,040 - 13,762 - 8,124 - 1,337 - 7,557 - 47,822 -
業務用チョコレート FY2021 2Q 18,201 +2,273 59,010 +7,658 5,516 +1,378 2,663 +404 2,216 +787 87,608 +12,500
FY2020 2Q 15,928 - 51,352 - 4,138 - 2,259 - 1,429 - 75,108 -
FY2019 (4-9月) 17,679 - 57,014 - 5,262 - 1,299 - 1,840 - 83,097 -
乳化・発酵素材 FY2021 2Q 24,818 +1,128 - - 5,397 +1,094 7,448 +1,781 - - 37,665 +4,004
FY2020 2Q 23,690 - - - 4,303 - 5,667 - - - 33,661 -
FY2019 (4-9月) 30,544 - - - 4,501 - 5,789 - - - 40,834 -
大豆加工素材 FY2021 2Q 16,481 +528 - - - - 1,061 +181 - - 17,543 +710
FY2020 2Q 15,953 - - - - - 880 - - - 16,833 -
FY2019 (4-9月) 15,646 - - - - - 1,111 - - - 16,757 -
売上高計 FY2021 2Q 79,488 +7,041 78,553 +12,362 19,981 +4,295 12,724 +2,689 13,755 +5,528 204,503 +31,914
FY2020 2Q 72,447 - 66,191 - 15,686 - 10,035 - 8,227 - 172,589 -
FY2019 (4-9月) 80,910 - 70,776 - 17,888 - 9,537 - 9,397 - 188,511 -
上記売上高は外部顧客への売上高を記載しています。
営業利益 年度※ 日本 米州 東南アジア 中国 欧州 連結調整 グループ管理費用 連結計
実績 前年同期比 実績 前年同期比 実績 前年同期比 実績 前年同期比 実績 前年同期比 実績 前年同期比 実績 前年同期比 実績 前年同期比
植物性油脂 FY2021 2Q 1,867 ▲126 877 +45 818 +267 ▲23 ▲106 559 +613 164 +144 - - 4,263 +836
FY2020 2Q 1,993 - 832 - 551 - 83 - ▲54 - 20 - - - 3,427 -
FY2019 (4-9月) 2,024 - 1,168 - 627 - 150 - 648 - 122 - - - 4,742 -
業務用チョコレート FY2021 2Q 2,709 +555 ▲97 ▲737 148 +87 ▲25 +177 49 ▲109 24 +1 - - 2,810 ▲26
FY2020 2Q 2,154 - 640 - 61 - ▲202 - 158 - 23 - - - 2,836 -
FY2019 (4-9月) 2,929 - ▲1,490 - 476 - 30 - 254 - 14 - - - 2,214 -
乳化・発酵素材 FY2021 2Q 728 +682 - - ▲337 ▲231 377 ▲220 - - 186 +90 - - 954 +321
FY2020 2Q 46 - - - ▲106 - 597 - - - 96 - - - 633 -
FY2019 (4-9月) 1,000 - - - 219 - 580 - - - 145 - - - 1,946 -
大豆加工素材 FY2021 2Q 1,605 ▲436 - - - - 235 ▲31 ▲137 ▲112 50 +79 - - 1,753 ▲499
FY2020 2Q 2,041 - - - - - 266 - ▲25 - ▲29 - - - 2,252 -
FY2019 (4-9月) 1,913 - - - - - 311 - ▲3 - 51 - - - 2,273 -
連結調整 FY2021 2Q 133 +81 ▲1 ▲6 4 +7 23 +28 32 ▲62 ▲192 ▲49 - - - -
FY2020 2Q 52 - 5 - ▲3 - ▲5 - 94 - ▲143 - - - - -
FY2019 (4-9月) 84 - 3 - 4 - 48 - ▲20 - ▲119 - - - - -
グループ管理費用 FY2021 2Q - - - - - - - - - - - - ▲1,869 ▲58 ▲1,869 ▲58
FY2020 2Q - - - - - - - - - - - - ▲1,811 - ▲1,811 -
FY2019 (4-9月) - - - - - - - - - - - - ▲1,806 - ▲1,806 -
営業利益計 FY2021 2Q 7,043 +754 779 ▲701 634 +131 588 ▲150 503 +330 233 +266 ▲1,869 ▲58 7,913 +575
FY2020 2Q 6,289 - 1,480 - 503 - 738 - 173 - ▲33 - ▲1,811 - 7,338 -
FY2019 (4-9月) 7,952 - ▲318 - 1,327 - 1,121 - 879 - 215 - ▲1,806 - 9,370 -
※「FY2019(4-9月)」は、2019年4-9月の各社決算数値を参考値として記載しています。(ブラマー、豪州IFSを除く)
※2021年度より、大豆加工素材事業の豆乳およびUSS豆乳製品は、乳化・発酵素材事業に振り替えて表示しています。その為、2020年度及び2019年度の数値を参考値として遡及修正して表示しています。
5
2-1:主な指標
2019 2020 2021(累計実績) 2021
大項目 項目 単位 備考 2018 2020
2Q累計
※補足:主な設備投資
15ヶ月決算 1Q 2Q 3Q 4Q 修正予想
営業利益 億円 185 236 179 73 41 79 180 年度 主な投資項目 億円
*¹ *¹
営業利益成長率 % ▲9.5% - - ▲19.6% ▲3.4% +7.8% 0.5% 2021 米州 油脂 新拠点設立 4
2Q
EBITDA *² 億円 312 415 343 154 83 163 - 米州 ブラマー設備投資 10
設備投資 億円 有形固定資産の設備投資 159 180 208 100 39 84 190 ※補足 米州 ハラルド新工場・設備投資など 3
減価償却 億円 有形固定資産の減価償却費 110 130 118 58 30 61 - 欧州 水溶性えんどう多糖類の新工場設立 16
経常利益÷総資産 *³
ROA % (期首と期末の平均値) 5.5% 5.9% 4.8% 3.8% 4.1% 4.1% 4.6% 計 84
PL項目
売上高純利益率×総資産回転率
ROE % ×財務レバレッジ 7.3% 10.5% 7.0% 5.6% 8.7% 7.2% 6.9% 2021 米州 油脂 新拠点設立 11
計画
売上高純利益率 % 当期純利益÷売上高 3.8% 3.9% 3.0% 2.5% 3.6% 2.9% - 米州 ブラマー設備投資 42
総資産回転率*4 回 売上高÷総資産 0.77 1.13 1.02 0.95 1.09 1.11 - 米州 ハラルド新工場・設備投資など 25
財務レバレッジ 倍 総資産÷自己資本 2.5 2.4 2.2 2.4 2.2 2.2 - 中国 生産ライン拡張 23
営業利益×(1-法人税率)
ROIC % ÷(期末株主資本+有利子負債) 4.0% 5.1% 4.0% 3.2% 3.7% 3.5% - 計 190
総資産 億円 3,905 3,674 3,585 3,572 3,640 3,736 3,797
有利子負債 億円 1,605 1,462 1,313 1,458 1,335 1,350 1,337 株主還元
NET有利子負債 億円 1,392 1,276 1,108 1,197 1,149 1,191 1,187 株主還元方針
NET運転資本 億円 171 632 697 663 716 719 - ・配当性向30-40%
自己資本比率 % 40.1% 42.3% 44.6% 42.5% 45.8% 45.3% 45.4% ・安定かつ継続的な配当の実施
BS項目 負債比率 % 147.9% 134.7% 122.2% 133.5% 116.8% 119.0% 114.3% 1株当たりの配当金の推移 (単位:円)
のれん(広義)とは、のれんに加え、商標権、
のれん(広義) 億円 その他無形固定資産等を含んだもの
605 527 466 490 487 479 - 年度 中間配当 期末配当 合計 配当性向
のれん償却額 億円 7 24 21 10 5 11 21 2013 13 13 26 27.4%
のれん(広義)純資産比率 % 38% 33% 29% 32% 29% 28% - 2014 13 17 30 27.6%
D/Eレシオ 倍 有利子負債÷自己資本 1.0 0.9 0.8 1.0 0.8 0.8 0.7 2015 17 18 35 32.6%
Net有利子負債(有利子負債ー現預金)
Net D/Eレシオ 倍 ÷株主資本
0.9 0.7 0.6 0.7 0.6 0.7 0.7 2016 22 22 44 31.2%
営業キャッシュフロー 億円 226 371 382 174 32 31 133 2017 23 25 48 30.0%
投資キャッシュフロー 億円 ▲791 ▲183 ▲174 ▲70 ▲45 ▲82 ▲167 2018 25 25 50 37.1%
CF項目 フリーキャッシュフロー 億円 ▲565 188 208 104 ▲14 ▲51 ▲34 2019 27 29 56 29.4%
財務キャッシュフロー 億円 655 ▲207 ▲199 ▲31 ▲9 3 ▲27 2020 26 26 52 40.6%
2018年度のCCCはブラマーを除く。 2021
CCC 日 2019年度は15ヶ月決算を12ヶ月に換算し算出 105 113 107 118 103 105 103 26 26 52 38.9%
予想
*¹ FY2019、2020の営業利益成長率は、FY2019が15ヶ月決算の為、表示していません。
*² 過年度のEBITDAは遡及修正した値を記載しています。
*³ FY2020.2Q累計とFY2021.1Q、FY2021.2Q累計のROA、ROE、ROICについては、年間換算した参考値を記載しています。
*4 年度は期末総資産、四半期は期首と期末の平均値の総資産を用いて算出しています。
6
3-1: 2021年度 連結業績予想
(単位:億円)
通期
増減額 増減額
FY2020 FY2021 FY2021 FY2020実績 FY2021期初予想
実績 期初予想 修正予想 VS VS
備考
FY2021修正予想 FY2021修正予想
販売数量の増加、販売価格の上昇を見込み増収。また、原料価格が期初の想定より高値して推移している
植物性油脂 984 1,075 1,301 +317 +226
ことから、通期見通しを上方修正。
業務用チョコレート 1,624 1,762 1,839 +215 +77 需要回復に加え、拡販施策による販売数量の増加により、増収を計画。
売上高 乳化・発酵素材 706 803 793 +87 ▲10 日本や中国での販売数量の回復等により、増収を計画。
大豆加工素材 333 360 367 +34 +7 販売数量の増加に加え、販売価格の上昇を見込み、増収を計画。
合計 3,648 4,000 4,300 +652 +300
原料高による採算性低下により前期比で減益を計画。期初計画比では、上期の堅調な販売などを勘案し
植物性油脂 79 62 75 ▲4 +13
改善を見込む。
業務用チョコレート 76 89 86 +10 ▲3 米国のカカオ先物益の剥落等の減益要因はあるものの、日本、ブラジルでの堅調な推移により増益を計画。
日本、中国での販売数量の回復等により前期比で増益を見込む。期初計画比では、東南アジアの採算性の
乳化・発酵素材 27 38 29 +2 ▲8
低下や原料高の影響などを勘案。
営業利益
大豆加工素材 35 34 30 ▲5 ▲4 販売数量の増加を見込むも、原料高による採算性の低下により減益を計画。
グループ管理費用 ▲38 ▲42 ▲41 ▲3 +2
合計 179 180 180 +1 -
営業利益率 4.9% 4.5% 4.2% ▲0.7pt ▲0.3pt
経常利益 176 168 168 ▲8 -
親会社株主に帰属する当期純利益 110 115 115 +5 -
売上高:原料価格などの状況を勘案し、4,300億円(期初計画比+300億円)に修正。
●決算概要
営業利益:堅調な販売を見込むも、原料高による採算性の低下を見込み、期初計画の180億円を据え置き。
●特記事項 ・上記業績は億円未満を四捨五入した数値を記載しております。
・2021年度から大豆加工素材事業の豆乳およびUSS豆乳製品は、乳化・発酵素材事業に組み替えたことから、2020年度を遡及修正して表示しております。
7
3-2: 2021年度 連結業績予想(通期/事業別・所在地別マトリクス)
(単位:百万円)
売上高 年度 ※ 日本 米州 東南アジア 中国 欧州 連結計
前期比 前期比 前期比 前期比 前期比 前期比
植物性油脂 2021 修正計画 40,800 +5,579 46,500 +16,167 18,700 +3,713 2,500 ▲214 21,600 +6,444 130,100 +31,687
2021 期初計画 35,700 +479 38,000 +7,667 16,400 +1,413 2,800 +86 14,600 ▲556 107,500 +9,087
2020 実績 35,221 - 30,333 - 14,987 - 2,714 - 15,156 - 98,413 -
業務用チョコレート 2021 修正計画 41,900 +5,629 118,700 +10,962 12,100 +2,371 6,600 +972 4,600 +1,524 183,900 +21,455
2021 期初計画 38,400 +2,129 114,100 +6,362 12,100 +2,371 7,900 +2,272 3,700 +624 176,200 +13,755
2020 実績 36,271 - 107,738 - 9,729 - 5,628 - 3,076 - 162,445 -
乳化・発酵素材 2021 修正計画 52,200 +2,475 - - 11,000 +1,792 16,100 +4,436 - - 79,300 +8,701
2021 期初計画 52,500 +2,775 - - 11,000 +1,792 16,800 +5,136 - - 80,300 +9,701
2020 実績 49,725 - - - 9,208 - 11,664 - - - 70,599 -
大豆加工素材 2021 修正計画 34,600 +2,956 - - - - 2,000 +323 100 +100 36,700 +3,379
2021 期初計画 33,900 +2,256 - - - - 2,000 +323 100 +100 36,000 +2,679
2020 実績 31,644 - - - - - 1,677 - - - 33,321 -
売上高計 2021 修正計画 169,500 +16,637 165,200 +27,129 41,800 +7,875 27,200 +5,515 26,300 +8,068 430,000 +65,221
2021 期初計画 160,500 +7,637 152,100 +14,029 39,500 +5,575 29,500 +7,815 18,400 +168 400,000 +35,221
2020 実績 152,863 - 138,071 - 33,925 - 21,685 - 18,232 - 364,779 -
上記売上高は外部顧客への売上高を記載しています。
営業利益 年度 ※ 日本 米州 東南アジア 中国 欧州 連結調整 グループ管理費用 連結計
前期比 前期比 前期比 前期比 前期比 前期比 前期比 前期比
植物性油脂 2021 修正計画 3,835 ▲615 1,120 ▲807 1,222 +131 ▲32 ▲199 1,168 +1,093 181 +21 - - 7,495 ▲377
2021 期初計画 3,499 ▲951 1,127 ▲800 793 ▲298 ▲61 ▲228 754 +679 48 ▲112 - - 6,160 ▲1,712
2020 実績 4,450 - 1,927 - 1,091 - 167 - 75 - 160 - - - 7,872 -
業務用チョコレート 2021 修正計画 6,678 +804 1,215 ▲53 610 +261 ▲42 +124 112 ▲121 36 ▲12 - - 8,611 +1,003
2021 期初計画 5,765 ▲109 2,116 +848 798 +449 39 +205 137 ▲96 33 ▲15 - - 8,888 +1,280
2020 実績 5,874 - 1,268 - 349 - ▲166 - 233 - 48 - - - 7,608 -
乳化・発酵素材 2021 修正計画 1,601 +141 - - ▲334 ▲182 1,477 +159 - - 200 +127 - - 2,945 +246
2021 期初計画 1,662 +202 - - 274 +426 1,801 +483 - - 39 ▲34 - - 3,776 +1,077
2020 実績 1,460 - - - ▲ 152 - 1,318 - - - 73 - - - 2,699 -
大豆加工素材 2021 修正計画 2,669 ▲636 - - - - 580 +249 ▲333 ▲207 89 +111 - - 3,006 ▲482
2021 期初計画 3,040 ▲265 - - - - 644 +313 ▲365 ▲239 72 +94 - - 3,391 ▲97
2020 実績 3,305 - - - - - 331 - ▲126 - ▲22 - - - 3,488 -
連結調整 2021 修正計画 215 +165 ▲1 ▲5 4 ▲1 23 +4 32 ▲88 ▲274 ▲74 - - - -
2021 期初計画 192 +142 - ▲4 - ▲5 - ▲19 - ▲120 ▲192 +8 - - - -
2020 実績 50 - 4 - 5 - 19 - 120 - ▲200 - - - - -
グループ管理費用 2021 修正計画 - - - - - - - - - - - - ▲4,059 ▲303 ▲4,059 ▲303
2021 期初計画 - - - - - - - - - - - - ▲4,215 ▲459 ▲4,215 ▲459
2020 実績 - - - - - - - - - - - - ▲3,756 - ▲3,756 -
営業利益計 2021 修正計画 15,000 ▲140 2,334 ▲866 1,504 +210 2,007 +337 978 +675 233 +175 ▲4,059 ▲303 18,000 +89
2021 期初計画 14,158 ▲982 3,243 +43 1,865 +571 2,423 +753 526 +223 - ▲58 ▲4,215 ▲459 18,000 +89
2020 実績 15,140 - 3,200 - 1,294 - 1,670 - 303 - 58 - ▲3,756 - 17,911 -
※2021年度より、大豆加工素材事業の豆乳およびUSS豆乳製品は、乳化・発酵素材事業に含めて表示しています。その為、2020年度の数値を遡及修正して表示しています。
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