2607 不二製油G 2020-08-05 15:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月5日
上場会社名 不二製油グループ本社株式会社 上場取引所 東
コード番号 2607 URL https://www.fujioilholdings.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長CEO (氏名)清水 洋史
問合せ先責任者 (役職名) 財務・経理グループリーダー (氏名)渡部 格 TEL 06-6459-0731
四半期報告書提出予定日 2020年8月7日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け電話会議)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 82,667 △12.9 4,265 6.1 3,805 8.1 2,826 △15.1
2020年3月期第1四半期 94,930 24.2 4,019 △31.0 3,521 △38.6 3,331 △4.5
(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 698百万円 (△81.6%) 2020年3月期第1四半期 3,800百万円 (8,536.4%)
潜在株式調整後
1株当たり 1株当たり
四半期純利益 四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 32.89 -
2020年3月期第1四半期 38.76 -
(注)2020年3月期第3四半期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2020年3月期第1四半
期に係る各数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第1四半期 361,460 156,076 42.5 1,785.66
2020年3月期 367,365 157,986 42.3 1,808.65
(参考)自己資本 2021年3月期第1四半期 153,490百万円 2020年3月期 155,467百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 27.00 - 29.00 56.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) 29.00 - 29.00 58.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 155,000 - 5,500 - 4,900 - 2,700 - 31.41
通期 370,000 - 19,300 - 17,800 - 11,500 - 133.79
(注1)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
(注2)前連結会計年度は、在外連結子会社19社の決算期の変更により、当該連結子会社が2019年1月1日から2020年3
月31日までの15ヵ月決算となっております。このため、対前期増減率については、記載しておりません。
〔参考〕下記の%表示(調整後増減率)は、2020年3月期の決算期変更を行った在外連結子会社19社の決算期を、2019年
4月1日~2020年3月31日の12か月間として調整した金額を次期業績予想と比較した増減率です。
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 155,000 △17.8 5,500 △41.4 4,900 △41.7 2,700 △55.3 31.41
通期 370,000 △3.6 19,300 △10.1 17,800 △12.2 11,500 △21.7 133.79
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 87,569,383株 2020年3月期 87,569,383株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 1,611,869株 2020年3月期 1,611,869株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 85,957,514株 2020年3月期1Q 85,957,738株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に対する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであ
り、実際の業績は、今後様々な要因により予想値とは異なる可能性があります。
不二製油グループ本社株式会社(2607) 2021年3月期第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 9
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 10
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 10
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 10
(企業結合等関係) ………………………………………………………………………………………………… 11
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 11
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不二製油グループ本社株式会社(2607) 2021年3月期第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
前第3四半期連結会計期間において、Blommer Chocolate Companyの企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を
行っており、前第1四半期連結累計期間については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要
な見直しを反映しております。詳細は「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (4)四半期連結財務諸表に関する
注記事項(企業結合等関係)」をご参照下さい。
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、世界経済は大きく下振れしておりま
す。わが国経済は、世界経済の下振れを背景に輸出が大幅に減少したほか、海外からの渡航制限が続くことによる
インバウンド需要の減少、外出自粛による国内の消費活動の低下により、大幅に景気が落ち込んでおります。米国
では、3月から失業者の大幅な増加もあり経済は急激に悪化していましたが、5月より経済活動が再開したこと及び
政府の金融支援政策が下支えになり、景気は底入れしました。欧州は、外出制限や消費者心理の悪化による個人消
費の落ち込み、世界経済の景気の悪化による輸出の減少も重なり、大幅なマイナス成長となっております。中国で
は、経済活動が再開していますが、外需の停滞、国内移動の制限もあり、景気復調のペースは、鈍い状況です。そ
のような状況の中、当社グループにおいて国内・海外市場で大きな影響が出ております。当第1四半期連結累計期
間における経営成績への影響は、国内市場では、インバウンド需要の減少、海外市場では、ブラジルでの小売店の
店舗閉鎖及び欧州での外出制限による市場の冷え込みなどで、大きく影響が出ました。
当連結会計年度は、中期経営計画「Towards a Further Leap 2020」(2017-2020)の最終年度にあたります。当
中期経営計画期間内において、コアコンピタンスへの資源投入やノンコアビジネスの売却等、選択と集中は大きく
進んでおります。
特に「コアコンピタンスの強化」において、当第1四半期連結累計期間では、業務用チョコレート事業に注力す
るために買収したBlommer Chocolate Companyで、大幅な先物評価益の計上があり、新型コロナウイルス感染症に
よる国内・海外市場の冷え込みによる当グループの利益減少を大きく補いました。今後は、グループシナジーを発
揮し、成長市場の需要を取り込めるよう、努めてまいります。
ガバナンス面では、2015年10月のグループ本社制移行後グローバル経営のインフラ強化も進めてまいりました
が、前連結会計年度では念願であった海外グループ会社の決算期統一を完了しました。当第1四半期連結累計期間
では、統一されたマネジメントサイクルにより、グループ一体となって経営していくための基盤の強化が着実に進
んでおります。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における経営成績は、以下のとおりとなりました。
(単位:百万円)
親会社株主に帰属す
売上高 営業利益 経常利益
る当期純利益
2021年3月期
82,667 4,265 3,805 2,826
第1四半期連結累計期間
2020年3月期
94,930 4,019 3,521 3,331
第1四半期連結累計期間
前年同期比 増減 △12,262 +245 +283 △504
(前年同期比 増減率) (△12.9%) (+6.1%) (+8.1%) (△15.1%)
セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりです。
(単位:百万円)
前年同期比 前年同期比 前年同期比 前年同期比
売上高 営業利益
増減 (%) 増減 (%)
植物性油脂 22,315 △2,290 △9.3% 1,832 △83 △4.4%
業務用チョコレート 35,340 △5,428 △13.3% 1,989 +944 +90.3%
乳化・発酵素材 16,453 △4,185 △20.3% 181 △695 △79.3%
大豆加工素材 8,557 △358 △4.0% 1,156 +128 +12.5%
連結消去・グループ管理費用 - - - △894 △47 -
合計 82,667 △12,262 △12.9% 4,265 +245 +6.1%
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(植物性油脂事業)
売上高は、国内市場では、新型コロナウイルスの影響による外出自粛により、巣篭もり需要が高まり家庭用食品
市場での販売が増加し、前年並みとなりました。海外市場では、欧州での都市封鎖等による市場の停滞で販売が減
少し、減収となりました。利益面は、海外市場では、アジアでの高付加価値製品の販売の増加がありましたが、欧
州の販売の低迷による影響が大きく、減益となりました。
(業務用チョコレート事業)
売上高は、国内市場では、訪日外国人旅行者および国内旅行者の大幅な減少に伴い、土産品市場向けの販売が急
速に減少し、減収となりました。海外市場では、ブラジルにおいては、都市活動の制限施策により、市場が大きく
冷え込み、販売が大幅に減少し、減収となりました。利益面では、国内・海外ともに販売の減少による利益の減少
はあるものの、Blommer Chocolate Companyの先物評価益の計上があったことにより、大幅な増益になりました。
(乳化・発酵素材事業)(大豆加工素材事業)
売上高は、国内市場では、外出自粛に伴い外食市場向けの販売が大きく減少し、減収となりました。海外市場で
は、アジアにおいて、主にクリーム製品の販売が減少し、減収となりました。利益面では、国内市場において利益
率の高い製品群の販売が特に減少したことにより、大幅な減益となりました。
(大豆加工素材事業)
売上高は、海外市場では、前年度に中国のたん白食品子会社の売却の影響があり減収となりました。利益面は、
国内市場では、大豆たん白素材の販売が伸張で増益となりました。海外市場では、飲料向けの大豆多糖類の販売増
により、増益となりました。
なお、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの
状況の分析」の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はありません。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ59億4百万円減少し、3,614億60百万円とな
りました。引き続き、運転資本の圧縮やノンコア資産の売却等によりバランスシートを圧縮することおよびグルー
プファイナンスの高度化により、財務体質を向上させ、経営の効率化を進めてまいります。
当第1四半期連結会計期間末における連結財政状態は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
2021年3月期
2020年3月期 増減
第1四半期
資産計 367,365 361,460 △5,904
負債計 209,379 205,384 △3,995
純資産計 157,986 156,076 △1,909
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の資産は、コロナウイルス感染症を中心とした不測の事態に踏まえ、手元流動性を
確保したことにより、現金及び預金が増加しております。工場新設や既存設備の更新には若干遅れがあったもの
の、おおよそ予定どおりの設備投資を実施したことで有形固定資産も増加しております。一方、のれんは、海外グ
ループ会社の為替換算の影響および償却により大幅に減少しております。以上の結果、前連結会計年度末に比べ59
億4百万円減少し、3,614億60百万円となりました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債は、手元流動性の確保による有利子負債の増加はあったものの、仕入債務の
減少および日本における未払法人税等の減少等により、前連結会計年度末に比べ39億95百万円減少し、2,053億84
百万円となりました。
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不二製油グループ本社株式会社(2607) 2021年3月期第1四半期決算短信
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、配当金の支払い後においても利益剰余金等は増加しておりますが、円
高基調における為替換算調整勘定の減少が更に加速したことにより、前連結会計年度末に比べ19億9百万円減少
し、1,560億76百万円となりました。
この結果、1株当たり純資産は前連結会計年度末に比べ22円99銭減少し、1,785円66銭となりました。自己資本
比率は前連結会計年度末比0.2ポイント増加し、42.5%となりました。
(連結キャッシュ・フローの状況)
当社グループは、財務規律を維持・向上するためには有利子負債の削減が求められ、着実な利益成長とCCCの改
善により、フリー・キャッシュ・フローを毎年100億円以上創出する必要があると認識しております。そのため、
設備投資の抑制、非中核事業のEXITおよび政策保有株式の更なる削減等により、キャッシュ・フローをコントロー
ルしております。
当第1四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期
増減
第1四半期累計期間 第1四半期累計期間
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,874 6,992 +5,117
投資活動によるキャッシュ・フロー △4,239 △4,826 △586
フリー・キャッシュ・フロー △2,365 2,166 +4,531
財務活動によるキャッシュ・フロー △3,672 1,412 +5,085
現金及び現金同等物 15,573 22,501 +6,928
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、日本における法人税の支払いがあったもの
の、運転資本の圧縮により、69億92百万円の収入となりました。前第1四半期連結累計期間に比べ、運転資本の増
減を主要因として、51億17百万円増加しております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、アメリカにおける植物性油脂事業の新規拠
点建設、ドイツにおける欧米市場向けの機能剤事業の新規拠点建設の設備投資を行ったこと及び中期経営計画の施
策であるグローバルマネジメントを高度化する基幹システムへの投資等により、48億26百万円の支出となりまし
た。前第1四半期連結累計期間の固定資産売却収入の剥落により、前第1四半期連結累計期間に比べ、5億86百万
円支出が増加しております。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
前第1四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、有利子負債の返済を進めたことで36億72百
万円の支出となりましたが、当第1四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払い
はあるものの、コロナ禍における不測の事態への対応として、手元流動性の確保を目的に、外部借入を増加させた
ことで14億12百万円の収入となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年5月12日発表の第2四半期累計期間および通期の業績予想は修正しておりません。今後の事業環境の変
化を見極めた上で、見直しの必要が生じた場合には、速やかに開示いたします。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 18,589 22,512
受取手形及び売掛金 65,749 56,783
商品及び製品 33,932 34,573
原材料及び貯蔵品 45,529 44,976
その他 5,056 5,367
貸倒引当金 △196 △208
流動資産合計 168,662 164,004
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 37,988 37,647
機械装置及び運搬具(純額) 48,473 47,682
土地 18,243 18,189
建設仮勘定 12,593 14,641
その他(純額) 6,308 6,245
有形固定資産合計 123,606 124,406
無形固定資産
のれん 29,227 27,789
顧客関連資産 18,080 17,414
その他 12,371 11,929
無形固定資産合計 59,679 57,132
投資その他の資産
投資有価証券 8,133 8,335
退職給付に係る資産 2,238 2,411
繰延税金資産 1,504 1,620
その他 3,417 3,442
貸倒引当金 △119 △122
投資その他の資産合計 15,173 15,687
固定資産合計 198,459 197,226
繰延資産
社債発行費 243 229
繰延資産合計 243 229
資産合計 367,365 361,460
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 26,671 19,768
短期借入金 51,300 52,223
コマーシャル・ペーパー 10,000 10,000
未払法人税等 2,935 1,519
賞与引当金 2,589 3,631
役員賞与引当金 128 0
その他 11,859 10,745
流動負債合計 105,484 97,888
固定負債
社債 45,000 45,000
長期借入金 39,931 43,000
繰延税金負債 12,300 12,728
退職給付に係る負債 2,028 2,081
その他 4,634 4,684
固定負債合計 103,894 107,495
負債合計 209,379 205,384
純資産の部
株主資本
資本金 13,208 13,208
資本剰余金 11,730 11,730
利益剰余金 148,119 148,454
自己株式 △1,753 △1,753
株主資本合計 171,306 171,640
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,272 2,505
繰延ヘッジ損益 124 71
為替換算調整勘定 △16,950 △19,467
退職給付に係る調整累計額 △1,285 △1,258
その他の包括利益累計額合計 △15,838 △18,149
非支配株主持分 2,518 2,585
純資産合計 157,986 156,076
負債純資産合計 367,365 361,460
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 94,930 82,667
売上原価 77,770 66,445
売上総利益 17,160 16,222
販売費及び一般管理費 13,141 11,956
営業利益 4,019 4,265
営業外収益
受取利息 61 47
受取配当金 60 44
持分法による投資利益 21 -
デリバティブ評価益 - 117
その他 67 67
営業外収益合計 210 275
営業外費用
支払利息 480 416
為替差損 58 73
持分法による投資損失 - 7
その他 169 237
営業外費用合計 708 735
経常利益 3,521 3,805
特別利益
固定資産売却益 891 1
投資有価証券売却益 - 65
特別利益合計 891 67
特別損失
固定資産処分損 41 45
関係会社株式評価損 - 103
特別損失合計 41 148
税金等調整前四半期純利益 4,371 3,723
法人税、住民税及び事業税 1,234 489
法人税等調整額 △291 425
法人税等合計 942 914
四半期純利益 3,428 2,809
非支配株主に帰属する四半期純利益 96 △17
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,331 2,826
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四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益 3,428 2,809
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △654 232
繰延ヘッジ損益 △346 △52
為替換算調整勘定 1,342 △2,307
退職給付に係る調整額 12 26
持分法適用会社に対する持分相当額 19 △9
その他の包括利益合計 371 △2,110
四半期包括利益 3,800 698
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,678 516
非支配株主に係る四半期包括利益 121 182
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不二製油グループ本社株式会社(2607) 2021年3月期第1四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 4,371 3,723
減価償却費 3,517 3,560
のれん償却額 583 525
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △176 △173
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 43 53
受取利息及び受取配当金 △121 △91
支払利息 480 416
持分法による投資損益(△は益) △21 7
投資有価証券売却損益(△は益) - △65
固定資産処分損益(△は益) △849 43
関係会社株式評価損 - 103
売上債権の増減額(△は増加) △18 8,505
たな卸資産の増減額(△は増加) 623 △710
仕入債務の増減額(△は減少) △3,772 △6,668
その他 △426 392
小計 4,232 9,623
利息及び配当金の受取額 126 90
利息の支払額 △440 △514
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △2,043 △2,207
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,874 6,992
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △5,049 △4,580
有形固定資産の売却による収入 905 1
無形固定資産の取得による支出 △324 △299
投資有価証券の取得による支出 △2 △1
投資有価証券の売却による収入 - 85
その他 232 △30
投資活動によるキャッシュ・フロー △4,239 △4,826
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △65,335 2,306
コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少) 10,000 -
長期借入れによる収入 20,000 4,304
長期借入金の返済による支出 △646 △2,429
社債の発行による収入 34,707 -
配当金の支払額 △2,148 △2,492
非支配株主への配当金の支払額 △9 △19
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
△110 -
よる支出
その他 △129 △256
財務活動によるキャッシュ・フロー △3,672 1,412
現金及び現金同等物に係る換算差額 285 344
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △5,753 3,922
現金及び現金同等物の期首残高 21,207 18,578
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 119 -
現金及び現金同等物の四半期末残高 15,573 22,501
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
当第1四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積りに重要
な変更はありません。
(セグメント情報等)
当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の
配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社及び当社グループ(以下 当社グループ)は植物性油脂製品、業務用チョコレート製品、乳化・発酵素材製品及
び大豆加工素材製品の製造販売を主として行っており、取り扱う製品群毎に国内外で事業活動を展開しておりま
す。
したがって、当社グループは、製品群を基礎とした事業別のセグメントから構成されており、「植物性油脂事
業」、「業務用チョコレート事業」、「乳化・発酵素材事業」及び「大豆加工素材事業」の4つを報告セグメント
としております。
「植物性油脂事業」はパーム油及びパーム核油等を基礎原料とした食用加工油脂、食用油及びチョコレート用油
脂等を製造販売しております。「業務用チョコレート事業」はチョコレート、コンパウンド及びココア製品を製造
販売しております。「乳化・発酵素材事業」はクリーム、マーガリン及びフィリング等を製造販売しております。
「大豆加工素材事業」は大豆たん白素材、大豆たん白食品及び水溶性大豆多糖類等を製造販売しております。
2.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
業務用チョ 乳化・発酵 大豆加工 (注)1 計上額
植物性油脂 計
コレート 素材 素材 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 22,315 35,340 16,453 8,557 82,667 - 82,667
セグメント間の内部売上高
3,161 332 895 70 4,459 △4,459 -
又は振替高
計 25,477 35,673 17,349 8,627 87,127 △4,459 82,667
セグメント利益 1,832 1,989 181 1,156 5,159 △894 4,265
(注)1.セグメント利益の調整額△894百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用894百万円が含まれて
おります。全社費用は、提出会社及び一部のエリア統括会社におけるグループ管理に係る費用であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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不二製油グループ本社株式会社(2607) 2021年3月期第1四半期決算短信
(企業結合等関係)
(比較情報における取得原価の当初配分額の重要な見直し)
2019年1月28日に行われたBlommer Chocolate Companyとの企業結合について、前々連結会計年度末に暫定的な
会計処理を行っておりましたが、前第3四半期連結会計期間に確定しております。
この暫定的な会計処理の確定に伴い、前第3四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に含まれる比較情報にお
いて取得原価の当初配分額に重要な見直しが反映されており、無形固定資産に22,832百万円、有形固定資産に
4,281百万円、繰延税金負債に7,135百万円、取得原価の価額調整等に25百万円が分配された結果、暫定的に算定さ
れたのれんの金額は43,374百万円から20,003百万円減少し、23,371百万円となりました。
この結果、前第1四半期連結累計期間の四半期連結損益計算書は、主としてのれん償却費が337百万円減少、無形
固定資産の減価償却費が288百万円増加し、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益がそれぞれ38百万円
増加、親会社株主に帰属する四半期純利益が117百万円増加しております。
(重要な後発事象)
(子会社株式の譲渡)
当社は、2020年5月12日開催の取締役会において、当社の連結子会社であるトーラク株式会社(以下、「トーラ
ク」といいます。)の全株式を丸大食品株式会社(以下、「丸大食品」といいます。)に譲渡することを決議し、
2020年7月1日付で実行いたしました。本株式譲渡に伴い、トーラクは、当社の連結の範囲から除外されることに
なります。
(1)株式譲渡の理由
当社グループは、世界的な人口増加、健康志向の拡大、高齢化への対応といった社会が直面する課題を植物素
材を用いた食の力で解決する“Plant-Based Food Solutions”を掲げており、中期経営計画「Towards a Further
Leap 2020」において、成長戦略を推進し、大きく変化する市場を捉え、成長する市場・強みを発揮できる市場に
展開を図っております。
トーラクは、チルドカップデザート、神戸を代表するお土産の一つとして多くの皆さまに愛されております
「神戸プリン」やホイップ済みクリームとしてトップシェアを誇る「らくらくホイップ」などの知名度の高いブ
ランドや商品を保有し事業活動を行っておりますが、同社の日本市場における更なる発展、当社グループのコア
コンピタンス強化の更なる追求のため、株式譲渡契約書を締結いたしました。
(2)株式譲渡の相手先の名称
丸大食品株式会社
(3)株式譲渡日
2020年7月1日
(4)当該子会社の名称、事業内容及び当社との取引関係
①名称 トーラク株式会社
②事業内容 乳加工食品の製造販売
③当社との取引関係 当社の連結子会社不二製油株式会社及び株式会社フジサニーフーズと
営業取引関係があります。
(5)譲渡株式数、譲渡価額、譲渡損益及び譲渡後の所有株式数
①譲渡株式数 10,000株(議決権所有割合:100%)
②譲渡価額 1,200百万円
③譲渡損 本件譲渡による連結財務諸表に与える影響は軽微なものと見込んでおります。
④譲渡後の所有株式数 0株(議決権所有割合:0%)
(6)当該子会社が含まれていた報告セグメントの名称
乳化・発酵素材セグメント
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不二製油グループ本社(株) 決算補足資料
2020年度(2021年3月期)
- 第1四半期 -
ページ 項目
1 表紙
2 0-1: 注記 / 為替情報
3 1-1: 2020年度 連結決算実績 FY2020 1Q
4 1-2: 2020年度 連結業績 (1Q /事業別・所在地別マトリクス)
5 2-1: 主な指標
6 3-1: 2020年度 連結業績予想 FY2020
7 3-2: 2020年度 連結業績予想(通期/事業別・所在地別マトリクス)
0-1:注記 / 為替情報
注記情報 主な為替レート
・2019年度 決算期変更の実施 ・P/L:期中平均レート、B/S:期末レート
※ 当社グループは、マネジメントサイクルを統一することでグループ一体となった経営を推進するとともに、
業績等の経営情報の適時・適切な開示により経営の透明性を更に高めることを目的として、
2019年度より決算日を3月31日に変更又は連結決算日に仮決算を行う方法に変更しています。 2019年度 2019年度 2020年度 対前年同期 2020年度
この決算期変更に伴い、2019年度は、当該海外グループ会社については2019年1月1日から 1Q 期末 1Q 差 増減率 計画前提
2020年3月31日までの15ヵ月を連結し、連結損益計算書を通して調整しています。 P/L 110.20 109.03 107.62 ▲ 2.58 ▲ 2.3% 109.05
$
(海外グループ会社のうち買収して間もないブラマー及び豪州IFSを除く) B/S 110.99 108.83 107.74 ▲ 1.09 ▲1.0% -
P/L 29.23 27.07 20.00 ▲ 9.23 ▲ 31.6% 27.95
BRL
・ 決算期変更会社 : 決算日を12月31日から3月31日に変更、 B/S 28.49 20.94 19.68 ▲ 1.26 ▲6.0% -
または連結決算日に仮決算を行う方法に変更した海外グループ会社(全27社) P/L 125.15 121.68 118.48 ▲ 6.67 ▲ 5.3% 122.33
€
・ ブラマー : Blommer Chocolate Company およびサブ連結対象会社8社 B/S 124.56 119.55 121.08 1.53 +1.3% -
・ 豪州IFS : INDUSTRIAL FOOD SERVICES PTY LIMITED P/L 16.33 15.75 15.17 ▲ 1.16 ▲ 7.1% 15.83
元
B/S 16.47 15.31 15.23 ▲ 0.08 ▲0.5% -
・企業結合等関係 ・P/Lは前年同期比を、B/Sは前年度期末(2019年度末)を比較。
※ 2020年3月期第3四半期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行なっており、2020年3月期第1四半期 ・ブラマーの為替レート($)は、P/L 108.45、BS 107.73
に係る各数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させています。
【第1四半期比較】
2019年度に決算期を変更した海外グループ会社については、前年同期となる2019年度第1四半期の期間が
2019年1月から2019年3月であることから、参考値として、前年同月(2019年4月-2019年6月)
の数値を記載、比較しています。
【通期比較】
2019年度は、海外グループ会社の決算期変更の為、15ヶ月の変則決算となっております。
そのため、一部資料では当社で調整した数値を記載しております。2019年度(12ヶ月)は日本及び決算期変更会社の
2019年4月-2020年3月の累計の数値となります。(ブラマー、豪州IFSを除く)
2
1-1: 2020年度 連結決算実績 FY2020 1Q
(単位:億円)
2019 2019 2020 前年同月比
増減要因(対前年同月比較)
1Q実績 *1 前年同月*1 1Q実績 *1 増減額*2
植物性油脂 246 237 223 ▲14 ・東南アジア、欧州などでの販売数量減少
・日本、欧州における土産市場の需要の減少。
業務用チョコレート 408 389 353 ▲35
・米州(ブラジル)での都市活動の制限施策などにより減少。
・日本における外食市場、コンビニ向け販売数量の減少。
売上高 乳化・発酵素材 206 201 165 ▲37
・中国の回復の遅れ及び、東南アジアでのクリーム製品の販売減少などにより減少。
大豆加工素材 89 89 86 ▲3 ・前年度の中国子会社の売却の影響などにより減収。
合計 949 916 827 ▲89
植物性油脂 19 21 18 ▲3 ・巣篭もり需要に加え、日本・東南アジアでのチョコレート用油脂等が伸長するも、欧州の減収等により減益。
・日本・米州(ブラジル)・東南アジア・欧州にて、土産、外食市場の需要が減少するも、ブラマーの前期のカカオ先物評価益の振戻し(▲10億円)の反動に加え、今
業務用チョコレート 10 3 20 +17
期のカカオ先物評価益(13億円)の計上により増益。
乳化・発酵素材 9 13 2 ▲11 ・減収により減益。
営業利益
大豆加工素材 10 11 12 +1 ・健康栄養市場、シリアル向けに大豆たん白素材の堅調な販売推移。また機能剤の販売数量増加により増益。
グループ管理費用 ▲8 ▲9 ▲9 ▲0
合計 40 39 43 +4
営業利益率 4.2% 4.3% 5.2% +0.9p
経常利益 35 - 38 -
四半期純利益 33 - 28 - 2019年度1Qに計上した堺工場の土地売却による特別利益の剥落。
●決算概要
新型コロナウイルスの影響を受け、植物性油脂事業、乳化・発酵素材事業及び業務用チョコレート事業では日本、東南アジア、ブラジルが、減収減益となったが、業務用チョコレート事業のブラマーでの、前期のカカ
オ先物評価益の振戻し(▲10億円)の反動に加え、今期のカカオ先物評価益(13億円)の計上により、連結営業利益は増益となった。
●特記事項 *1:前年度の海外グループ会社(ブラマー、豪州IFS除く)の決算期変更に伴い、決算期変更会社の「2019 1Q実績」は2019年1-3月、「2019 前年同月」は2019年4-6月、「2020 1Q実績」は2020年4-6月の数値。
*2:「前年同月比増減額」は、日本及び海外(ブラマー、豪州IFS除く)とも2019年4-6月と2020年4-6月の前年同月ベースの比較数値。
・上記業績は億円未満を四捨五入した数値を記載
3
1-2: 2020年度 連結業績 (1Q/事業別・所在地別マトリクス)
(単位:百万円)
売上高 年度※ 日本 米州 東南アジア 中国 欧州 連結計
実績 前年同月比 実績 前年同月比 実績 前年同月比 実績 前年同月比 実績 前年同月比 実績 前年同月比
植物性油脂 FY2020 1Q 8,333 ▲54 6,998 141 3,572 ▲514 590 ▲251 2,820 ▲741 22,315 ▲1,419
2019 前年同月 8,387 - 6,857 - 4,086 - 841 - 3,561 - 23,734 -
FY2019 1Q 8,387 - 6,956 - 4,617 - 597 - 4,046 - 24,606 -
業務用チョコレート FY2020 1Q 7,493 ▲1,002 24,407 ▲1,664 1,984 ▲861 806 233 648 ▲240 35,340 ▲3,534
2019 前年同月 8,495 - 26,071 - 2,845 - 573 - 888 - 38,874 -
FY2019 1Q 8,495 - 28,115 - 2,628 - 662 - 866 - 40,769 -
乳化・発酵素材 FY2020 1Q 11,800 ▲2,985 - - 2,044 ▲465 2,608 ▲213 - - 16,453 ▲3,663
2019 前年同月 14,785 - - - 2,509 - 2,821 - - - 20,116 -
FY2019 1Q 14,785 - - - 3,012 - 2,841 - - - 20,639 -
大豆加工素材 FY2020 1Q 8,087 ▲191 - - - - 469 ▲107 - - 8,557 ▲297
2019 前年同月 8,278 - - - - - 576 - - - 8,854 -
FY2019 1Q 8,278 - - - - - 637 - - - 8,916 -
売上高計 FY2020 1Q 35,715 ▲4,232 31,405 ▲1,524 7,602 ▲1,839 4,475 ▲336 3,468 ▲981 82,667 ▲8,912
2019 前年同月 39,947 - 32,929 - 9,441 - 4,811 - 4,449 - 91,579 -
FY2019 1Q 39,947 - 35,072 - 10,258 - 4,740 - 4,912 - 94,930 -
上記売上高は外部顧客への売上高。
営業利益 年度※ 日本 米州 東南アジア 中国 欧州 連結調整 グループ管理費用 連結計
実績 前年同月比 実績 前年同月比 実績 前年同月比 実績 前年同月比 実績 前年同月比 実績 前年同月比 実績 前年同月比 実績 前年同月比
植物性油脂 FY2020 1Q 848 36 510 ▲163 546 315 24 6 ▲97 ▲276 0 ▲186 - - 1,832 ▲270
2019 前年同月 812 - 673 - 231 - 18 - 179 - 186 - - - 2,102 -
FY2019 1Q 812 - 479 - 323 - 63 - 416 - ▲179 - - - 1,916 -
業務用チョコレート FY2020 1Q 983 ▲373 1,059 2,493 ▲35 ▲319 ▲108 ▲145 73 ▲20 17 15 - - 1,989 1,649
2019 前年同月 1,356 - ▲1,434 - 284 - 37 - 93 - 2 - - - 340 -
FY2019 1Q 1,356 - ▲664 - 199 - 43 - 103 - 7 - - - 1,045 -
乳化・発酵素材 FY2020 1Q ▲32 ▲656 - - ▲88 ▲252 161 ▲178 - - 140 5 - - 181 ▲1,083
2019 前年同月 624 - - - 164 - 339 - - - 135 - - - 1,264 -
FY2019 1Q 624 - - - 162 - 206 - - - ▲116 - - - 877 -
大豆加工素材 FY2020 1Q 1,033 112 - - - - 213 74 ▲25 ▲25 ▲64 ▲63 - - 1,156 96
2019 前年同月 921 - - - - - 139 - - - ▲1 - - - 1,060 -
FY2019 1Q 921 - - - - - 92 - - - 14 - - - 1,027 -
連結調整 FY2020 1Q 23 ▲5 ▲3 ▲9 ▲14 ▲16 ▲3 ▲40 51 51 ▲53 21 - - - -
2019 前年同月 28 - 6 - 2 - 37 - - - ▲74 - - - - -
FY2019 1Q 28 - 9 - ▲11 - ▲28 - - - 2 - - - - -
グループ管理費用 FY2020 1Q - - - - - - - - - - - - ▲894 ▲43 ▲894 ▲43
2019 前年同月 - - - - - - - - - - - - ▲851 - ▲851 -
FY2019 1Q - - - - - - - - - - - - ▲846 - ▲846 -
営業利益計 FY2020 1Q 2,855 ▲888 1,566 2,319 407 ▲275 288 ▲284 1 ▲272 40 ▲209 ▲894 ▲43 4,265 351
2019 前年同月 3,743 - ▲753 - 682 - 572 - 273 - 249 - ▲851 - 3,914 -
FY2019 1Q 3,743 - ▲175 - 673 - 377 - 519 - ▲272 - ▲846 - 4,019 -
※「2019 前年同月」は、「FY2020 1Q」の前年同月(2019年4-6月)の各社決算数値を参考値として記載。(ブラマー、豪州IFSを除く)
※「前年同月比」は「2019 前年同月」と「FY2020 1Q」の前期同月比での単純比較。
4
2-1:主な指標
年度
2019 2020 2020
大項目 項目 単位 備考 2017 2018 ※1 主な設備投資
(15ヶ月決算) 1Q 2Q 3Q 4Q 予想
PL項目 営業利益 億円 205 185 236 43 193 年度 主な投資項目 億円
営業利益成長率 % +4.0% ▲9.5% - +6.1% - 2020 米州 油脂 新拠点設立 16
1Q
EBITDA 億円 310 300 408 81 374 米州 ブラマー設備投資 5
設備投資 億円 有形固定資産の設備投資 147 159 180 45 230 ※1 欧州 水溶性えんどう多糖類の新工場設立 3
減価償却 億円 有形固定資産の減価償却費 100 110 130 29 128
ROA % 経常利益÷総資産(期首と期末の平均値) 7.4% 5.5% 5.9% 4.2% 4.9% 計 45
ROE % 売上高純利益率×総資産回転率×財務レバレッジ 8.8% 7.3% 10.5% 7.3% 7.2% 2020 米州 油脂 新拠点設立 36
計画
売上高純利益率 % 当期純利益÷売上高 4.5% 3.8% 3.9% 3.4% - 米州 ブラマー設備投資 34
総資産回転率 回 売上高÷総資産(期首と期末の平均値) 1.14 0.77 1.13 0.92 -
財務レバレッジ 倍 総資産÷自己資本 1.7 2.5 2.4 2.4 -
ROIC % 営業利益×(1-法人税率)÷(期末株主資本+有利子負債) 6.7% 4.0% 5.1% 3.7% - 計 230
BS項目
総資産 億円 2,720 3,905 3,674 3,615 3,659
有利子負債 億円 566 1,605 1,462 1,502 1,402 株主還元
NET有利子負債 億円 436 1,392 1,276 1,277 1,190 株主還元方針
NET運転資本 億円 633 171 632 661 563 ・配当性向30-40%
自己資本比率 % 59.2% 40.1% 42.3% 42.5% 44.3% ・安定かつ継続的な配当の実施
負債比率 % 66.1% 147.9% 134.7% 133.8% - 1株当たりの配当金の推移 (単位:円)
のれん(広義)とは、のれんに加え、商標権、その他無形固定
のれん(広義) 億円 196 605 527 504 - 年度 中間配当 期末配当 合計 配当性向
資産を含んだもの
のれん償却額 億円 7 7 24 5 - 2012 12 13 25 25.8%
のれん(広義)純資産比率 % 12% 38% 33% 32% - 2013 13 13 26 27.4%
D/Eレシオ 倍 有利子負債÷自己資本 0.4 1.0 0.9 1.0 0.9 2014 13 17 30 27.6%
Net D/Eレシオ 倍 Net有利子負債(有利子負債ー現預金)÷株主資本 0.3 0.9 0.7 0.7 0.7 2015 17 18 35 32.6%
CF項目
営業キャッシュフロー 億円 282 226 371 70 337 2016 22 22 44 31.2%
投資キャッシュフロー 億円 ▲145 ▲791 ▲183 ▲48 ▲173 2017 23 25 48 30.0%
フリーキャッシュフロー 億円 137 ▲565 188 22 164 2018 25 25 50 37.1%
財務キャッシュフロー 億円 ▲135 655 ▲207 14 - 2019 27 29 56 29.4%
2018年度のCCCはBlommerを除く。
CCC 日 103 105 113 128 104 2020計画 29 29 58 43.4%
2019年度は15ヶ月決算を12ヶ月に換算し算出
※FY2020.1QのROA、ROE、ROICについては、年間換算した参考値
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3-1: 2020年度 連結業績予想
(単位:億円)
通期 中間期
2019 2019 2020 増減額 2020
備考
15ヶ月 12ヶ月*1 予想 12ヶ月比 2Q累計予想
植物性油脂 1,141 979 921 ▲58 ・コロナ影響額:▲111億円。 -
・コロナ影響額:▲190億円。
業務用チョコレート 1,801 1,717 1,670 ▲47 -
・日本での土産市場や、ブラジルでの外食市場向けの販売の減少を想定。
・コロナ影響額:▲89億円。
売上高 乳化・発酵素材 852 793 789 ▲4 -
・日本でのクリームの販売減少等を想定。
・コロナ影響額:▲42億円。
大豆加工素材 354 347 320 ▲27 -
・大豆たん白食品の給食市場向けの減少を想定。
合計 4,147 3,837 3,700 ▲137 1,550
・コロナ影響額:▲4億円。
植物性油脂 112 101 84 ▲17 -
・原材料相場の上昇による採算性の低下を予想。
・コロナ影響額:▲25億円。
業務用チョコレート 83 75 85 +9 ・日本での土産市場等による減益も、ブラマーのカカオの先物評価損益の抑制、 -
下期での販売の伸長を予想。
・コロナ影響額:▲6億円。
乳化・発酵素材 41 38 34 ▲4 -
営業利益 ・日本、東南アジアでの販売減少を見込む。
・コロナ影響額:▲3億円。
大豆加工素材 40 39 35 ▲4 -
・欧州の新工場の費用先行を見込む。
グループ管理費用 ▲40 ▲39 ▲45 ▲5 -
合計 236 215 193 ▲22 55
営業利益率 5.7% 5.6% 5.2% ▲0.3pt 3.5%
経常利益 224 203 178 ▲25 49
四半期純利益 164 147 115 ▲32 27
●決算概要 業務用チョコレート事業での、ブラマーの利益回復を主とした伸長を見込むも、上期における新型コロナウイルスの影響(営業利益▲39億
円)を考慮し、対前年同期比で減益計画。
●特記事項 *1 2019年度は海外グループ会社(ブラマー、豪州IFSを除く)の決算期変更に伴い15ヶ月決算。12ヶ月数値は決算期変更を行った会社の2019年4月-
2020年3月の参考値。
・上記業績は億円未満を四捨五入した数値を記載
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3-2: 2020年度 連結業績予想 (通期/事業別・所在地別マトリクス)
(単位:百万円)
売上高 年度 ※ 日本 米州 東南アジア 中国 欧州 連結計
実績 前期比 実績 前期比 実績 前期比 実績 前期比 実績 前期比 実績 前期比
植物性油脂 2020予想 34,300 ▲1,130 25,000 ▲3,200 17,600 1,287 2,100 ▲424 13,100 ▲2,317 92,100 ▲5,786
2019(4-3月12ヶ月) 35,430 ▲1,352 28,200 ▲582 16,313 ▲1,480 2,524 ▲369 15,417 ▲4,472 97,886 ▲8,254
2018 36,782 - 28,782 - 17,793 - 2,893 - 19,889 - 106,140 -
業務用チョコレート 2020予想 33,000 ▲5,189 114,000 ▲2,667 10,000 ▲593 6,600 3,809 3,400 ▲79 167,000 ▲4,723
2019(4-3月12ヶ月) 38,189 ▲371 116,667 99,420 10,593 731 2,791 ▲105 3,479 ▲54 171,723 99,623
2018 38,560 - 17,247 - 9,862 - 2,896 - 3,533 - 72,100 -
乳化・発酵素材 2020予想 55,400 ▲3,437 - - 8,900 ▲866 14,600 3,865 - - 78,900 ▲439
2019(4-3月12ヶ月) 58,837 ▲3,650 - - 9,766 ▲1,600 10,735 ▲1,904 - - 79,339 ▲7,153
2018 62,487 - - - 11,366 - 12,639 - - - 86,492 -
大豆加工素材 2020予想 29,900 ▲2,821 - - - - 2,100 99 - - 32,000 ▲2,722
2019(4-3月12ヶ月) 32,721 ▲408 - - - - 2,001 ▲980 - - 34,722 ▲1,388
2018 33,129 - - - - - 2,981 - - - 36,110 -
売上高計 2020予想 152,600 ▲12,579 139,000 ▲5,867 36,500 ▲173 25,400 7,348 16,500 ▲2,397 370,000 ▲13,672
2019(4-3月12ヶ月) 165,179 ▲5,780 144,867 98,837 36,673 ▲2,349 18,052 ▲3,358 18,897 ▲4,525 383,672 82,828
2018 170,959 - 46,030 - 39,022 - 21,410 - 23,422 - 300,844 -
上記売上高は外部顧客への売上高。
2019年度1Qより、欧州を「植物性油脂」と「業務用チョコレート」に分けて表示(従来は「植物性油脂」に含む)。2018年度実績も遡及修正済み。
営業利益 年度 ※ 日本 米州 東南アジア 中国 欧州 連結調整 グループ管理費用 連結計
実績 前期比 実績 前期比 実績 前期比 実績 前期比 実績 前期比 実績 前期比 実績 前期比 実績 前期比
植物性油脂 2020予想 3,940 ▲686 1,676 ▲1,055 1,560 235 125 ▲31 1,096 ▲100 45 ▲43 - - 8,442 ▲1,682
2019(4-3月12ヶ月) 4,626 642 2,731 978 1,325 396 156 ▲150 1,196 354 88 79 - - 10,124 2,299
2018 3,984 - 1,753 - 929 - 306 - 842 - 9 - - - 7,825 -
業務用チョコレート 2020予想 5,880 ▲1,094 1,663 2,438 880 15 ▲156 ▲222 167 ▲198 31 ▲18 - - 8,465 918
2019(4-3月12ヶ月) 6,974 528 ▲775 ▲2,135 865 ▲96 66 94 365 42 49 1,355 - - 7,547 ▲209
2018 6,446 - 1,360 - 961 - ▲28 - 323 - ▲1,306 - - - 7,756 -
乳化・発酵素材 2020予想 1,960 ▲361 - - 144 ▲108 1,231 176 - - 36 ▲131 - - 3,371 ▲424
2019(4-3月12ヶ月) 2,321 491 - - 252 54 1,055 64 - - 167 ▲133 - - 3,795 475
2018 1,830 - - - 198 - 991 - - - 300 - - - 3,320 -
大豆加工素材 2020予想 2,898 ▲253 - - - - 719 192 ▲178 ▲155 69 ▲207 - - 3,508 ▲424
2019(4-3月12ヶ月) 3,151 503 - - - - 527 ▲57 ▲23 ▲23 276 220 - - 3,932 643
2018 2,648 - - - - - 584 - - - 56 - - - 3,289 -
連結調整 2020予想 181 ▲163 - 0 - ▲38 - ▲38 0 87 ▲181 152 - - - -
2019(4-3月12ヶ月) 344 1,532 ▲0 9 38 29 38 102 ▲87 ▲87 ▲333 ▲1,586 - - - -
2018 ▲1,188 - ▲9 - 9 - ▲64 - - - 1,253 - - - - -
グループ管理費用 2020予想 - - - - - - - - - - - - ▲4,486 ▲546 ▲4,486 ▲546
2019(4-3月12ヶ月) - - - - - - - - - - - - ▲3,940 ▲275 ▲3,940 ▲275
2018 - - - - - - - - - - - - ▲3,665 - ▲3,665 -
営業利益計 2020予想 14,859 ▲2,559 3,339 1,384 2,584 103 1,919 77 1,085 ▲366 0 ▲249 ▲4,486 ▲546 19,300 ▲2,159
2019(4-3月12ヶ月) 17,418 3,696 1,955 ▲1,148 2,481 383 1,842 54 1,451 286 249 ▲63 ▲3,940 ▲275 21,459 2,934
2018 13,722 - 3,103 - 2,098 - 1,788 - 1,165 - 312 - ▲3,665 - 18,525 -
2019年度1Qより、欧州を「植物性油脂」と「業務用チョコレート」に分けて表示(従来は「植物性油脂」に含む)。2018年度実績も遡及修正済み。
※2019(4-3月 12ヶ月)は日本と海外グループ会社(ブラマー、豪州IFSを除く)の決算期を2019年4月-2020年3月に統一した12ヶ月数値。比較は単純比較。
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