2586 M-フルッタフルッタ 2020-05-15 15:00:00
2020年3月期 決算短信【日本基準】(非連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年5月15日
上場会社名 株式会社フルッタフルッタ 上場取引所 東
コード番号 2586 URL https://www.frutafruta.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員CEO (氏名)長澤 誠
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役員 (氏名)徳島 一孝 TEL 03-6272-3190
定時株主総会開催予定日 2020年6月24日 配当支払開始予定日 -
有価証券報告書提出予定日 2020年6月25日
決算補足説明資料作成の有無:無
決算説明会開催の有無 :無 (アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 938 △23.2 △406 - △443 - △440 -
2019年3月期 1,221 10.6 △751 - △779 - △795 -
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2020年3月期 △129.71 - - △38.5 △43.3
2019年3月期 △410.50 - - △53.0 △61.5
(参考)持分法投資損益 2020年3月期 -百万円 2019年3月期 -百万円
(注)2019年3月期及び2020年3月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するもの
の1株当たり当期純損失金額であるため記載しておりません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 1,300 225 17.3 49.88
2019年3月期 1,006 △771 △77.0 △397.72
(参考)自己資本 2020年3月期 224百万円 2019年3月期 △775百万円
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 △152 △20 87 141
2019年3月期 △152 △15 △85 225
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産
(合計)
配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2020年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2021年3月期(予想) - 0.00 - 0.00 0.00 -
3.2021年3月期の業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
当社における次期の業績見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を踏まえた合理的な業績見通し
の算定が困難なことから、現時点では2021年3月期の業績予想は未定であり、記載しておりません。今後予想の開示が可能と
なった時点で速やかに開示いたします。
※ 注記事項
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(2)発行済株式数(普通株式)
2020年3月 2019年3月
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 4,549,629株 1,949,629株
期 期
2020年3月 2019年3月
② 期末自己株式数 -株 -株
期 期
2020年3月 2019年3月
③ 期中平均株式数 3,396,882株 1,938,558株
期 期
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料P.4「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
株式会社フルッタフルッタ(2586) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………………… 5
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………………… 5
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………………………… 7
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………………………… 8
(4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 11
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 12
(持分法損益等) …………………………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 12
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 13
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 13
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株式会社フルッタフルッタ(2586) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当事業年度における国内経済は、海外経済の減速等を背景に外需が弱いものの、雇用・所得環境の改善等によ
り、内需を中心に緩やかに回復しています。一方、世界経済においては、中国経済の先行き、米国の貿易政策の動
向及び金融資本市場の変動の影響等、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
食品業界におきましても、原材料単価や物流コストの上昇、人口減少による市場規模の縮小等が足かせになるな
ど、依然として厳しい状況が続いております。
このような環境の下、当社は、引き続き業績回復に努め、冷凍チルド商品であるHPP(非加熱高圧処理)であ
る「FRUTA PRESS」シリーズの販売のみならず、2020年東京オリンピック開催に合わせた、アサイープロテイン等の
スポーツ関連新商品の販売も開始致しました。さらに、各メディアに取り上げられるように広報をすすめるなど、
販売促進活動を積極的に続けてまいりました。
海外展開においても、2019年1月から、台湾の台北市信義区にアサイーカフェ微風南山アトレ店をオープンする
など、アジア地域でのアサイーを始めとするアマゾンフルーツの認知度の向上と販売展開を目指してまいりまし
た。前期のみの発売でヒット商品となった「PRESS WATER MELON」の特別需要販売がなかったこ
と、さらに、廃棄ロスを避け、利益率の改善目的で一般量販店用商品であるカートカン、ファミリーパック大容量
商品の発売を中止する販売戦略をとったことで、対前年売上高が大きく減少しました。また、期末には、新型コロ
ナウイルスの影響で、東京オリンピックの開催が翌年にずれ込むなど、スポーツ自体の自粛要請で、アサイープロ
テイン等でプロモーションを活用した売上の獲得ができませんでした。
その結果、当事業年度の売上高は938百万円(前事業年度比23.2%減)となりました。
利益面につきましては、戦略的製品(製品廃棄削減)であるHPP(非加熱高圧処理)の発売により製品廃棄の低
減に取り組み、一定の効果を得ることが出来ました。
また、当社の課題であるアサイー原材料在庫の消化も、当初計画を順調に推移している状況にあります。前期末
には、アサイー原材料在庫についての将来の消化見込みについて検討した結果、原材料在庫の評価損を375百万円計
上しております。今後も評価損を計上した原材料在庫の消化計画を確実にすすめ、さらなる利益改善に繋げてまい
ります。結果として、売上総利益は217百万円(前事業年度は売上総損失は88百万円)となりました。
販売費及び一般管理費においては、オリンピック需要からの倉庫料の高騰や、運送費の値上げ、さらに、販売施
策のプロモーション取組みにより広告宣伝費等の増加がありました。しかしながら、値引きに繋がるマネキン販売
を見直し、販売促進費の経費を削減、さらに、機動的な業務体制にシフトし、経費削減にも取組んだことで、前事
業年度に比べ38百万円減少し624百万円となりました。
結果として、売上高は、前事業年度より283百万円減少したことで938百万円となりましたが、原材料在庫評価損
の計上が大きく減ったことで売上総利益は前事業年度に比べ306百万円改善し217百万円となりました。また、営業
損失においては344百万円改善し、営業損失が406百万円(前事業年度は営業損失751百万円)、経常損失は443百万
円(前事業年度は経常損失779百万円)となり、前期に計上した特別損失もなかったことから、結果として当期純損
失は440百万円(前事業年度は当期純損失795百万円)となりました。
当社は、これまで、日本及び台湾市場でのアサイーの認知向上を図りながら、業績回復に努めてまいりました。
しかしながら、上場以来引続く営業損失等の計上により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又
は状況が存在するとして、継続企業の前提に関する注記を記載しております。また、当社は、2019年3月末時点で
債務超過に陥っている状況から、2020年3月末での債務超過解消による、上場維持及び事業の継続を最優先に考
え、EVO FUND(Cayman Islands、代表者:マイケル・ラーチ、リチャード・チゾム)との資本政策をすすめてまい
りました。その結果、当事業年度末日(2020年3月31日)までに債務超過の解消至りました。
当社は、引き続きEVO FUNDと、事業資金の調達も含めた資本政策を適時すすめながら、事業性の向上に努めてま
いります。
当社は輸入食品製造販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。事業別の
売上高は次のとおりであります。
(a)リテール事業部門
リテール事業部門に関しては、冷凍チルド商品であるHPP(非加熱高圧処理)アサイーエナジー他、「FRU
TA PRESS」 シリーズ、更に今期から発売のアサイープロテイン等の販売で、注文に応じた解凍発送が可
能となり、賞味期限切れ廃棄の削減につながりました。しかしながら、前期にヒット商品となった「PRESS
WATER MELON」の販売が今期は無かったことなどから、量販店向けの商品販売を政策的に中断した結
果、リテール事業部門全体の売上高は338百万円(前事業年度比65.0%)となりました。
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株式会社フルッタフルッタ(2586) 2020年3月期 決算短信
(b)アグロフォレストリー・マーケティング事業部門(AFM事業部門)
AFM事業部門に関しては、食品メーカーや外食チェーン産業を中心に、業務用原料の導入提案と提携をすすめ
てきました。その結果、個店舗での採用は順調に進みましたが、大手食品・飲料メーカーへのアサイー原材料の採
用が低調となったことで、売上減となりました。今後は、個店舗への提案で採用されたものを分析し、大手食品・
飲料メーカーへも、スーパーフードであるアサイーをはじめとしたアマゾンフルーツの新たなメニューと原材料提
案に注力してまいります。
以上の結果、AFM事業部門全体の売上高は318百万円(前事業年度比88.2%)となりました。
(c)ダイレクト・マーケティング事業部門(DM事業部門)
直営店舗に関しては、国内店舗の他、2019年1月に、本格的な海外店舗として台湾台北の人気エリアの高級専門
店ビル「アトレ」(JR系列)でアサイーカフェ直営店の1号店を出店いたしましたが、当初想定していた館への
来客数など売上が低迷している中、新型コロナウイルスの世界的な蔓延による影響もあり、台湾直営店舗を2020年
2月に閉店いたしました。しかしながら、今回の出店についてはアジアでのアサイー他、アマゾンフルーツの認知
度の向上に寄与できたものと考えております。今後も、台湾を起点として、アジア地域での原材料の販売に取り組
んでまいりたいと考えております。
WEB通販に関しては、カート缶商材やアマゾンフルーツのパルプ販売の他、冷凍チルド商品であるHPP(非
加熱高圧処理)シリーズの販売をすすめました。さらに、WEB通販サイトのリニューアルも実施し、通販サイト
の安全性の確保と向上に努めてまいりました。しかしながら、量販店用商品を発売中止したことから通販でも販売
品目が減少したこと、また当社として購買意欲につながる発信ができなかったことで、通販事業の売上につなが
る、定期顧客の獲得にはつながりませんでした。今後は、通販事業を主力事業に引き上げるべく、商品の拡充、サ
ービス内容の改善を外部とのタイアップしながら推進し、売上の向上と、顧客満足度を上げてまいります。
この結果、DM事業部門全体の売上高は118百万円(前事業年度比77.1%)となりました。
(d)海外事業部門
海外事業部門に関しては、大手菓子メーカー採用されているアグロフォレストリーのカカオの販売が好調で、
引き続き多くの受注を受けております。しかしながら、ブラジル現地の気候の影響から、カカオ豆の収穫が減少
し、バックオーダーに対して納入数を満たすことが出来ず結果的に売上を落とす結果となりました。当社としま
しても、さらに現地と情報交換をしながら、カカオ豆の収穫量のさらなる確保に、現地と共に取り組んでまいり
たいと考えております。
この結果、海外事業部門の売上高は162百万円(前事業年度比87.2%)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当事業年度末における総資産の残高は、前事業年度末より294百万円増加して、1,300百万円となりました。
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は、352百万円減少して、617百万円となりました。この主な要因は、原材
料及び貯蔵品が179百万円、現金及び預金が84百万円、商品及び製品が52百万円減少したこと等によるものであり
ます。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産の残高は、646百万円増加して、683百万円となりました。この主な要因は、第9
回新株予約権行使による上場株式の払込による投資有価証券の取得624百万円増加したこと等によるものです。
(負債)
当事業年度末における負債の残高は、前事業年度末より703百万円減少して、1,074百万円となりました。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債の残高は、533百万円減少して、1,071百万円となりました。この主な要因は、借
入金長短振替等による145百万円の増加があった一方で、デット・エクイティ・スワップおよび借入金返済により
短期借入金が698百万円減少したこと等によるものであります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債の残高は、169百万円減少して、3百万円となりました。この主な要因は、長期借
入金の流動負債への振替え155百万円等によるものであります。
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(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は、前事業年度末より997百万円増加して、225百万円となりました。
この主な要因は、当期純損失440百万円を計上したものの、これまで取組んでまいりました資本政策の実現によ
り、上場株式を払込とした第9回新株予約権行使により626百万円、デット・エクイティ・スワップの実行により
496百万円、第7回及び8回新株予約権行使により319百万円、資本金及び資本剰余金がそれぞれ721百万円増加した
こと等によるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ84百万円減少し、当
事業年度末には141百万円になりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果使用した資金は152百万円(前事業年度は152百万円の使用)となりました。
これは主に、たな卸資産の減少232百万円及び売上債権の減少35百万円があった一方で、税引前当期純損失438百
万円の計上があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は20百万円(前事業年度は15百万円の使用)となりました。
これは主に、敷金及び保証金の差入による支出20百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果獲得した資金は87百万円(前事業年度は85百万円の使用)となりました。
これは主に、短期借入金の返済による支出413百万円があったものの、株式の発行による収入319百万円及び短期
借入金の借入による収入210百万円があったこと等によるものであります。
(4)今後の見通し
当社における次期の業績見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を踏まえた合理的な
業績見通しの算定が困難なことから、現時点では2021年3月期の業績予想は未定であり、記載しておりません。
今後予想の開示が可能となった時点で速やかに開示いたします。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
財務諸表は、会社法上の分配可能額の計算や法人税法上の課税所得の計算においても利用されることを鑑み、当社は
会計基準につきましては日本基準を適用しております。
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3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 225,458 141,089
売掛金 129,588 93,908
商品及び製品 135,761 83,072
原材料及び貯蔵品 461,726 282,282
前渡金 6,241 861
前払費用 7,098 6,151
その他 3,864 9,748
流動資産合計 969,739 617,115
固定資産
有形固定資産
建物 44,722 17,250
機械及び装置 54,048 54,048
車両運搬具 1,147 -
工具、器具及び備品 25,805 14,246
減価償却累計額 △125,724 △85,544
有形固定資産合計 - -
投資その他の資産
投資有価証券 - 624,876
出資金 500 500
その他 36,671 58,437
投資その他の資産合計 37,171 683,813
固定資産合計 37,171 683,813
資産合計 1,006,910 1,300,929
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 61,653 79,742
短期借入金 926,808 227,970
1年内返済予定の長期借入金 544,966 690,428
リース債務 6,090 6,163
未払金 44,236 42,024
未払費用 6,438 4,797
未払法人税等 6,640 17,191
前受金 979 -
預り金 1,906 2,590
その他 4,945 114
流動負債合計 1,604,665 1,071,022
固定負債
長期借入金 155,800 -
リース債務 6,163 -
資産除去債務 9,656 3,936
その他 2,286 -
固定負債合計 173,906 3,936
負債合計 1,778,572 1,074,959
純資産の部
株主資本
資本金 709,917 1,431,416
資本剰余金
資本準備金 673,641 1,395,139
その他資本剰余金 74,761 74,761
資本剰余金合計 748,403 1,469,901
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 △2,233,734 △2,674,361
利益剰余金合計 △2,233,734 △2,674,361
株主資本合計 △775,413 226,957
その他有価証券評価差額金 - △1,987
新株予約権 3,752 1,000
純資産合計 △771,661 225,970
負債純資産合計 1,006,910 1,300,929
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(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高
製品売上高 825,590 593,500
商品売上高 427,831 375,982
売上値引及び戻り高 △31,506 △31,304
売上高合計 1,221,914 938,178
売上原価
製品売上原価 987,558 363,019
商品売上原価 323,333 357,496
売上原価合計 1,310,892 720,516
売上総利益又は売上総損失(△) △88,977 217,662
販売費及び一般管理費 662,529 624,181
営業損失(△) △751,507 △406,518
営業外収益
受取利息 23 16
為替差益 - 537
受取手数料 517 927
その他 116 55
営業外収益合計 658 1,536
営業外費用
支払利息 24,280 22,694
社債利息 159 -
為替差損 3,882 -
資金調達費用 46 15,959
その他 30 70
営業外費用合計 28,400 38,724
経常損失(△) △779,248 △443,707
特別利益
固定資産売却益 - 877
受贈益 - 4,000
特別利益合計 - 4,877
特別損失
減損損失 13,759 -
特別損失合計 13,759 -
税引前当期純損失(△) △793,008 △438,829
法人税、住民税及び事業税 2,774 1,797
当期純損失(△) △795,782 △440,626
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(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 剰余金
株主資本合
その他資本 資本剰余金 利益剰余金 計
資本準備金
剰余金 合計 繰越利益剰 合計
余金
当期首残高 700,805 664,529 74,761 739,291 △1,437,952 △1,437,952 2,144
当期変動額
新株の発行 -
新株の発行(新株予約権の行
使)
6,612 6,612 6,612 13,224
転換社債型新株予約権付社債の
転換
2,500 2,500 2,500 5,000
当期純損失(△) △795,782 △795,782 △795,782
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
当期変動額合計 9,112 9,112 - 9,112 △795,782 △795,782 △777,557
当期末残高 709,917 673,641 74,761 748,403 △2,233,734 △2,233,734 △775,413
評価・換算
差額等
新株予約権 純資産合計
当期首残高 4,211 6,355
当期変動額
新株の発行 -
新株の発行(新株予約権の行
使)
13,224
転換社債型新株予約権付社債の
転換
5,000
当期純損失(△) △795,782
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
△458 △458
当期変動額合計 △458 △778,016
当期末残高 3,752 △771,661
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当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 剰余金
株主資本合
その他資本 資本剰余金 利益剰余金 計
資本準備金
剰余金 合計 合計
繰越利益剰
余金
当期首残高 709,917 673,641 74,761 748,403 △2,233,734 △2,233,734 △775,413
当期変動額
新株の発行 248,102 248,102 248,102 496,205
新株の発行(新株予約権の行
使)
473,395 473,395 473,395 946,791
転換社債型新株予約権付社債の
転換
当期純損失(△) △440,626 △440,626 △440,626
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
当期変動額合計 721,498 721,498 721,498 △440,626 △440,626 1,002,370
当期末残高 1,431,416 1,395,139 74,761 1,469,901 △2,674,361 △2,674,361 226,957
評価・換算
差額等
新株予約権 純資産合計
当期首残高 3,752 △771,661
当期変動額
新株の発行 496,205
新株の発行(新株予約権の行
使)
946,791
転換社債型新株予約権付社債の
転換
当期純損失(△) △440,626
株主資本以外の項目の当期変動
△1,987 △2,751 △4,738
額(純額)
当期変動額合計 △1,987 △2,751 997,631
当期末残高 △1,987 1,000 225,970
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株式会社フルッタフルッタ(2586) 2020年3月期 決算短信
(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純損失(△) △793,008 △438,829
減価償却費 1,040 -
減損損失 13,759 -
受取利息及び受取配当金 △24 △16
支払利息 24,280 22,694
社債利息 159 -
為替差損益(△は益) △600 △743
資金調達費用 46 15,959
固定資産売却損益(△は益) - △877
売上債権の増減額(△は増加) △286 35,680
たな卸資産の増減額(△は増加) 682,574 232,132
仕入債務の増減額(△は減少) △54,513 24,330
その他 △1,245 △16,525
小計 △127,816 △126,195
利息及び配当金の受取額 24 16
利息の支払額 △24,064 △23,455
法人税等の支払額 △868 △2,774
営業活動によるキャッシュ・フロー △152,725 △152,408
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △11,258 -
有形固定資産の売却による収入 - 877
無形固定資産の取得による支出 △2,681 -
資産除去債務の履行による支出 - △4,448
敷金及び保証金の差入による支出 △1,639 △20,080
敷金及び保証金の回収による収入 603 4,158
保険積立金の積立による支出 △744 △744
その他 20 -
投資活動によるキャッシュ・フロー △15,699 △20,236
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 427,708 210,796
短期借入金の返済による支出 △458,522 △413,429
長期借入金の返済による支出 △5,211 △10,338
リース債務の返済による支出 △7,391 △6,090
転換社債型新株予約権付社債の償還による支出 △55,000 -
新株予約権の行使による株式の発行による収入 13,140 319,140
新株予約権の取得による支出 △374 △3,752
新株予約権の発行による収入 - 1,788
資金調達費用の支払いによる支出 - △10,581
財務活動によるキャッシュ・フロー △85,650 87,532
現金及び現金同等物に係る換算差額 600 743
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △253,474 △84,368
現金及び現金同等物の期首残高 478,933 225,458
現金及び現金同等物の期末残高 225,458 141,089
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株式会社フルッタフルッタ(2586) 2020年3月期 決算短信
(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
当社は、前事業年度までに継続して営業損失、経常損失、当期純損失及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計
上し、前事業年度末において771,661千円の債務超過となりました。
こうした状況より、当社は、EVO FUND(Cayman Islands、代表者:マイケル・ラーチ、リチャード・チゾム)を含
めた資本政策を適時すすめ、当事業年度末(2020年3月31日)までに債務超過の解消至っております。
しかしながら、当事業年度においても継続して営業損失406,518千円、経常損失443,707千円、当期純損失440,626
千円及び営業キャッシュ・フローのマイナス152,408千円を計上していることから、継続企業の前提に関する重要に
疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
今後、当社は以下の対応策を講じ、当該状況の改善及び解消に努めてまいります。
事業について
ⅰ.リテール事業、AFM事業
リテール事業においては、ポストコロナ市場に対応し、販売好調な量販店向けに、中断していたアサイーカー
ト缶の再販売の他、プロテイン入りの新商品の拡販及びアサイーの造血作用による免疫機能訴求を強めることで
売り場におけるアサイーポジションの獲得を目指します。冷凍チルド商品であるHPP(非加熱高圧処 理)商
品についても新しい販売チャネルの開拓及び商品ラインナップを増やすことで拡販を狙います。
AFM事業におきましては、食品メーカーや外食産業との提携を積極的にすすめるのみならず、優秀な通販外部ス
タッフと提携して他社と共同で商品開発をすすめるなど、アマゾンのスーパーフードとしてのアサイー原料をは
じめとしたアマゾンフルーツの市場の構築にも取り組んでまいります。
また、コロナウイルスによる影響が収束し、海外市場が好転した後には、台湾支店を中心としたアジア地域、
さらにCAMTAと関連したその他地域などで、海外企業との提携を積極的にすすめ、提携商品の開発や原材料の販
売にも努めてまいります。
ⅱ.通販事業
通販事業は、今後成長性の高い重要な事業と位置づけております。
現在、通販ではカート缶商材やアマゾンフルーツのパルプ販売を行っておりますが、今後は、優秀な通販外部
スタッフと提携してサプリメント等の機能性商材の開発と販売も目指すなど、顧客満足度を伸ばす施策を進めな
がら、収益性の向上にも繋げてまいります。さらに、引き続き安全で購入しやすいサイトをお客様に提供するこ
とに注力し、安定的購入に繋がる定期顧客も増やしてまいりたいと考えております。
ⅲ.プロモーションイベント開催
当社は、関係機関との共同研究で機能性につき「造血」にという新たなエビデンスを発信しております。今後
は、アサイーの持つ造血機能性による貧血改善や免疫強化機能をヒカリエ新店舗、メディアや外部団体とのコラ
ボ活動により販売活動に直結したプロモーションを積極的にすすめる事で、顧客の購買動機に繋げ、売上向上に
努めてまいります。また、来年度開催予定のオリンピックによるスポーツ機運の高まりに合わせ、アスリートを
通したSNSによる情報発信、イベントを通してアサイーの再認知に努力して参ります。
ⅳ.海外事業展開への取組み
2019年1月に、当社台湾支店を立ち上げ、本格的な海外店舗として台北の人気エリアの高級専門店ビル「アト
レ」(JR系列)でアサイーカフェ直営店の1号店を出店するなど、台湾支店での活動をはじめました。しかし
ながら、本年に入り、海外でもコロナウイルスの影響が大きく報道され、台湾での販売も困難をきたすようにな
り閉店を余儀なくされましたが、アサイーをはじめとするアマゾンフルーツの認知度の向上には寄与できたもの
と考えております。今後状況が改善した後には、台湾支店として、台湾のみならず、アジア地域でのアサイーを
はじめとするアマゾンフルーツの原材料販売の販売起点となるよう取り組んでまいりたいと考えております。
ⅴ.機能性分析への取組み
当社商品の購入動機に繋がる機能性等のエビデンスの研究と提示は重要であると考えており、機能性の研究結
果を販売プロモーションに反映させるなど、当社の販売活動に積極的に取り入れてまいりたいと考えておりま
す。また、今後の新規事業として、機能性サプリメントの開発と販売にも努めてまいりたいと考えております。
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株式会社フルッタフルッタ(2586) 2020年3月期 決算短信
財務基盤の安定化について
当社は、上記の施策に取り組み、アサイー原材料の販売をすすめるのみならず、新規取り組みで利益率の改善
を図ってまいります。現在、コロナウイルスによる市場への影響は大きく、お取引先様を取り巻く環境も非常に
厳しい状況であると思われます。当社と致しましても、収束後を視野に入れた事業展開と財務基盤の安定のため
にも、財務状況に応じた資本政策の強化をすすめてまいります。
しかしながら、今後の利益体質への変革を目指した、売上や収益性の改善のための施策の効果には一定程度の
時間が要することなど、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況は、依然として存
在しております。今後、当社は以下の対応策を講じ、当該状況の改善及び解消に努めてまいります。
(会計方針の変更)
該当事項はありません。
(持分法損益等)
当社は、関連会社を有していないため、該当事項はありません。
(セグメント情報等)
当社は、輸入食品製造販売事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
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株式会社フルッタフルッタ(2586) 2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 △397.72円 49.88円
1株当たり当期純損失金額(△) △410.50円 △129.71円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 - -
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失金
額であるため記載しておりません。
2.1株当たり当期純損失金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおり
であります。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり当期純損失金額
当期純損失金額(△)(千円) △795,782 △440,626
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る当期純損失金額(△)(千円) △795,782 △440,626
普通株式の期中平均株式数(株) 1,938,558 3,396,882
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
当期純利益調整額(千円) - -
普通株式増加数(株) - -
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1
2017年11月13日開催の取締役 2020年1月10日開催の臨時株
株当たり四半期純利益金額の算定に含めなかっ 会決議による第6回新株予約権 主総会決議による第7回新株予約
た潜在株式で、前事業年度末から重要な変動が
(新株予約権の数177個) 権(新株予約権の数31,725個)
あったものの概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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