2586 M-フルッタフルッタ 2021-11-12 15:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]

 
              2022年3月期                 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
                                                                                                      2021年11月12日
上場会社名        株式会社フルッタフルッタ                                                             上場取引所      東
コード番号        2586      URL           https://www.frutafruta.com/
代表者     (役職名) 代表取締役社長執行役員CEO                                (氏名)長澤 誠
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役員                                       (氏名)徳島 一孝                 TEL    03-6272-3190
四半期報告書提出予定日   2021年11月15日
配当支払開始予定日     -
四半期決算補足説明資料作成の有無:                      無
四半期決算説明会開催の有無                    :     無

                                                                                               (百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
  (1)経営成績(累計)                                                                   (%表示は、対前年同四半期増減率)
                  売上高          営業利益                                            経常利益      四半期純利益
                 百万円      %   百万円      %                                       百万円   %    百万円   %
 2022年3月期第2四半期     381   3.6   △153    -                                       △155  -    △155  -
 2021年3月期第2四半期     368    -     △98    -                                       △120  -    △120  -

                            潜在株式調整後
                         1株当たり
                             1株当たり
                         四半期純利益
                             四半期純利益
                      円 銭         円 銭
 2022年3月期第2四半期       △10.66          -
 2021年3月期第2四半期       △18.83          -
(注)2021年3月期第2四半期累計期間及び2022年3月期第2四半期累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益
     金額については、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期純損失金額であるため記載しておりません。
  (2)財政状態
                  総資産         純資産       自己資本比率     1株当たり純資産
                      百万円         百万円           %        円 銭
 2022年3月期第2四半期        1,892       1,565       82.6       96.41
 2021年3月期             2,069       1,199       57.7       49.88
(参考)自己資本            2022年3月期第2四半期                   1,563百万円        2021年3月期           1,193百万円

2.配当の状況
                                                      年間配当金
                第1四半期末               第2四半期末          第3四半期末               期末             合計
                       円 銭                  円 銭             円 銭                円 銭            円 銭
2021年3月期                     -               0.00              -               0.00            0.00
2022年3月期                     -               0.00
2022年3月期(予
                                                               -               0.00            0.00
想)
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

3.2022年3月期の業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
                                                                                        (%表示は、対前期増減率)
                                                                                                       1株当たり
                       売上高                    営業利益                 経常利益               当期純利益
                                                                                                       当期純利益

                      百万円             %     百万円         %      百万円             %      百万円        %           円 銭
     通期                910           7.4     △370       -          △375        -      △380       -          △23.42
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※    注記事項
    (1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無



    (2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
      ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更  :無
      ② ①以外の会計方針の変更         :無
      ③ 会計上の見積りの変更          :無
      ④ 修正再表示               :無


    (3)発行済株式数(普通株式)
      ①   期末発行済株式数(自己株式を含む)   2022年3月期2Q   16,219,829株   2021年3月期    12,366,629株
      ②   期末自己株式数             2022年3月期2Q          -株     2021年3月期           -株
                                                         2021年3月期2
     ③    期中平均株式数(四半期累計)      2022年3月期2Q   14,601,338株               6,420,085株
                                                         Q




※    四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※    業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
      本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
     断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
     は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
     注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報
     に関する説明」をご覧ください。
                                     株式会社フルッタフルッタ(2586) 2022年3月期 第2四半期決算短信


 (参考)種類株式の配当の状況
  普通株式と権利関係の異なる種類株式に係る1株当たり配当金の内訳は以下のとおりであります。
                                         年間配当金
  A種種類株式
               第1四半期末       第2四半期末       第3四半期末        期末           合計
                    円 銭          円 銭             円 銭        円 銭          円 銭
2021年3月期              -           0.00             -         0.00         0.00
2022年3月期                -         0.00
2022年3月期(予想)                                      -          0.00         0.00
                        株式会社フルッタフルッタ(2586) 2022年3月期 第2四半期決算短信


○添付資料の目次

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………     2
 (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………     2
 (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………     3
 (3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………………     3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………     4
 (1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………     4
 (2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………………………     5
    第2四半期累計期間 ………………………………………………………………………………………………     5
 (3)四半期キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………     6
 (4)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………     7
   (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………     7
   (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………     8
   (四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………………     8
   (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………     8
   (会計上の見積りの変更) …………………………………………………………………………………………     8
   (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………     8
   (後発事象) …………………………………………………………………………………………………………     9
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………………………     10
 継続企業の前提に関する重要事象等 ……………………………………………………………………………………     10




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                             株式会社フルッタフルッタ(2586) 2022年3月期 第2四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
   当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、引き続き世界規模で拡大する新型コロナウイルス感染症による個
  人消費の落ち込みが企業活動へ大きく影響しております。緊急事態宣言後の、経済活動の再開や各種政策の効果な
  どにより、景気の持ち直しが期待されていますが、今後も金融資本市場の変動などの影響の懸念もあり、引続き不
  透明な情勢が続くものと予想されております。
   このような状況の下、当社は、引き続き業績回復に努め、弊社主力商品であるアサイーエナジー、ベーシック等
  のカートカンシリーズとあわせ、アサイーフリーズドライパウダー(アサイーFD)等の販売も進めてまいりまし
  た。さらに、アサイーの機能性研究の結果などを基に造血機能性や抗炎症機能性を、購入動機に繋がる販売促進活
  動として積極的に取り組むことでアサイー等の商材や原料の販売を積極的に進め、売上のみならず利益率の向上に
  も努めてまいりました。一方、販売費及び一般管理費においては、積極的な人材採用や資本政策の取り組み等によ
  り増加しました。
   結果として、当第2四半期累計期間の売上高は381,070千円(前年同期比103.5%)、売上総利益額は131,545千円
  (前年同期比93.6%)、営業損失153,718千円(前年同期は営業損失98,635千円)、経常損失は155,038千円(前年同
  期は経常損失120,204千円)、四半期純損失は155,718千円(前年同期は四半期純損失120,884千円)となりました。
   また、2020年8月13日に開示いたしました「第三者割当による第10回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行
  及び新株予約権の買取契約の締結に関するお知らせ」のとおり、当該新株予約権行使で調達した資金により、金融
  債務の全額返済に充て、財務状況の改善をはかっておりますが、今後も予定しております成長投資を進めながら業
  績改善に努めてまいります。
   なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期会計期間の期首か
  ら適用しております。また、当該会計基準等の適用については、新たな会計方針を過去の期間のすべてに遡求適用
  しているため、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前年同四半期会計期間及び前事業年度との比較・分析
  を行っております。


   当社は輸入食品製造販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。事業部門
  別の売上高は次のとおりであります。


   リテール事業部門に関しては、アサイーの機能性の販売促進活動を進めるなかで、主力商品であるカートカンシ
  リーズのアサイーエナジー、アサイーベーシックの他、お家でアサイーシリーズなどのパルプの販売が好調に推移
  しました。アサイープロテイン等の商品が大型量販店で導入されなかった影響があったものの、売上高は前年同期
  より微増となりました。
   この結果、リテール事業部門全体の売上高は180,432千円(前年同期比101.2%)となりました。


   アグロフォレストリー・マーケティング事業部門(AFM事業部門)に関しては、新型コロナウイルス時代を見
  据え、アサイーの持つ造血機能性などのエビデンスを積極的に訴求し、外食チェーン産業を中心に、業務用原料の
  導入提案をするとともに、個店舗での取組みも積極的に進めました。その結果、外食チェーン産業へのアサイー原
  材料の販売を伸ばすことができました。また、大手食品・飲料メーカーにおいてもコロナ禍収束後の需要が増える
  ことの期待からの注文増で、大きく販売を伸ばすことが出来ました。
   この結果、AFM事業部門全体の売上高は156,886千円(前年同期比111.3%)となりました。


   ダイレクト・マーケティング事業部門(DM事業部門)に関し、通販事業においては、巣ごもり需要と機能性の
  訴求の販促活動が功を奏し、アサイーエナジー大容量、アサイーエナジーカートカン、アサイーパルプを中心に需
  要が伸びたことで売上を大きく伸ばす結果となりました。
   店舗事業としては、国内店舗である渋谷ヒカリエShinQs東横のれん街(東京都渋谷区)に免疫力サポート訴求のア
  サイーボウル、スムージーメニューをテイクアウト及びデリバリーするキオスク型(テイクアウト専門小型店)「フ
  ルッタフルッタ アサイーエナジーバー」を開店致しておりまが、今四半期は時間短縮での営業となりました。
   この結果、DM事業部門全体の売上高は43,221千円(前年同期比127.7%)となりました。


   海外事業部門に関しては、大手菓子メーカー採用されているアグロフォレストリーのカカオ豆が引き続き多くの
  受注を受けておりますが、世界的なコロナ禍の中で起こっている輸出入の船便の遅延の影響から当第2四半期での
  売上が立ちませんでした。引き続き現地と共に船便の確保とカカオ豆の増産に取り組んでまいります。


                              - 2 -
                            株式会社フルッタフルッタ(2586) 2022年3月期 第2四半期決算短信


   この結果、海外事業部門の売上高は529千円(前年同期比3.5%)となりました。


(2)財政状態に関する説明
  ①資産、負債及び純資産の状況
   当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べて176,262千円減少したことで、1,892,905千円
  となりました。この主な要因は現金及び預金が89,616千円増えた一方、投資有価証券が299,940千円減少したこと
  等によるものであります。
   当第2四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べて542,360千円減少したことで、327,496千円とな
  りました。この主な要因は金融機関からの借入金を返済したこと等によるものであります。
   当第2四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べて366,097千円増加したことで、1,565,409千円
  となりました。この主な要因は四半期純損失155,718千円を計上したものの、第10回新株予約権の行使により資本
  金及び資本準備金が増えたことによるものであります。

  ②キャッシュ・フローの状況の分析
   当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動において82,930千円
  資金を使用、投資活動において372千円資金を使用、財務活動において172,792千円資金を獲得したことで、前事業
  年度末に比べ89,616千円増加し、当第2四半期会計期間末は803,243千円となりました。
   当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

   (営業活動によるキャッシュ・フロー)
    営業活動に使用した資金は、82,930千円(前年同期は96,628千円の使用)となりました。これは主に、仕入債務
  の増加103,656千円があった一方で、税引前四半期純損失155,038千円の計上及び棚卸資産の増加55,968千円があっ
  たこと等によるものであります。

   (投資活動によるキャッシュ・フロー)
    投資活動で使用した資金は、372千円(前年同期は10,950千円の使用)となりました。これは主に、保険積立金
  の積立による支出372千円があったことによるものであります。


   (財務活動によるキャッシュ・フロー)
    財務活動で獲得した資金は、172,792千円(前年同期は173,406千円の獲得)となりました。これは主に、長期借
  入金及び短期借入金の返済による支出562,114千円があったものの、新株予約権行使による株式の発行による収入
  738,860千円があったこと等によるものであります。

(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
   当社は、2022年3月期の業績見通しについて、新型コロナウイルス感染症の影響で当社事業を取り巻く環境変化
  が継続していることから、業績予想数値を公表しておりませんでした。この度業績予想を、2021年11月12日に開示
  の「業績予想の修正に関するお知らせ」のとおりとしております。




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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
                                               (単位:千円)
                        前事業年度            当第2四半期会計期間
                     (2021年3月31日)         (2021年9月30日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                      713,627              803,243
   売掛金                          98,810               81,496
   商品及び製品                      108,139              187,616
   原材料及び貯蔵品                    161,787              138,277
   その他                          25,536               20,828
   流動資産合計                    1,107,900            1,231,462
 固定資産
   投資その他の資産
     投資有価証券                    899,822              599,881
     その他                        61,445               61,561
     投資その他の資産合計                961,267              661,443
   固定資産合計                      961,267              661,443
 資産合計                        2,069,168            1,892,905
負債の部
 流動負債
   買掛金                          62,183             168,090
   短期借入金                       139,532                  -
   1年内返済予定の長期借入金               422,582                  -
   未払法人税等                       24,259               5,684
   その他                          33,991              49,988
   流動負債合計                      682,548             223,763
 固定負債
   長期借入金                       100,000             100,000
   繰延税金負債                       83,579                  -
   資産除去債務                        3,728               3,733
   固定負債合計                      187,308             103,733
 負債合計                          869,857             327,496
純資産の部
 株主資本
   資本金                         582,221              953,327
   資本剰余金                       709,178            1,080,284
   利益剰余金                     △287,197             △442,915
   株主資本合計                    1,004,202            1,590,696
 評価・換算差額等
   その他有価証券評価差額金                189,378             △26,982
   評価・換算差額等合計                  189,378             △26,982
 新株予約権                           5,730                1,694
 純資産合計                       1,199,311            1,565,409
負債純資産合計                      2,069,168            1,892,905




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(2)四半期損益計算書
 (第2四半期累計期間)
                                           (単位:千円)
                 前第2四半期累計期間           当第2四半期累計期間
                (自 2020年4月1日          (自 2021年4月1日
                 至 2020年9月30日)        至 2021年9月30日)
売上高                        368,018             381,070
売上原価                       227,484             249,524
売上総利益                      140,533             131,545
販売費及び一般管理費                 239,169             285,263
営業損失(△)                   △98,635             △153,718
営業外収益
 受取利息                            3                   2
 受取手数料                         235                 211
 為替差益                          671                  -
 助成金収入                          -                5,950
 その他                            38                 123
 営業外収益合計                       948               6,288
営業外費用
 支払利息                       6,803                  591
 為替差損                          -                 2,769
 資金調達費用                    15,683                4,247
 その他                           29                   -
 営業外費用合計                   22,516                7,608
経常損失(△)                  △120,204             △155,038
税引前四半期純損失(△)             △120,204             △155,038
法人税、住民税及び事業税                  679                  679
四半期純損失(△)                △120,884             △155,718




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(3)四半期キャッシュ・フロー計算書
                                                     (単位:千円)
                           前第2四半期累計期間           当第2四半期累計期間
                          (自 2020年4月1日          (自 2021年4月1日
                           至 2020年9月30日)        至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
 税引前四半期純損失(△)                      △120,204             △155,038
 受取利息及び受取配当金                            △3                   △2
 支払利息                                 6,803                  591
 為替差損益(△は益)                            △68                 △125
 資金調達費用                              15,683                4,247
 売上債権の増減額(△は増加)                    △69,385                17,314
 棚卸資産の増減額(△は増加)                      59,470             △55,968
 仕入債務の増減額(△は減少)                      43,339              103,656
 その他                               △25,020                26,651
 小計                                △89,383              △58,673
 利息及び配当金の受取額                              3                    2
 利息の支払額                             △7,248                    -
 法人税等の支払額                                -              △24,259
 営業活動によるキャッシュ・フロー                  △96,628              △82,930
投資活動によるキャッシュ・フロー
 敷金及び保証金の回収による収入                         62                  -
 敷金及び保証金の差入による支出                    △10,640                  -
 保険積立金の積立による支出                        △372                 △372
 投資活動によるキャッシュ・フロー                   △10,950                △372
財務活動によるキャッシュ・フロー
 短期借入金の返済による支出                            -             △139,532
 長期借入金の返済による支出                            -             △422,582
 新株予約権の行使による株式の発行による収入               177,310             738,860
 リース債務の返済による支出                       △6,163                   -
 新株予約権の取得による支出                            -                △683
 新株予約権の発行による収入                         9,085                  -
 資金調達費用の支払いによる支出                     △4,931              △3,270
 その他の支出                              △1,893                   -
 財務活動によるキャッシュ・フロー                    173,406             172,792
現金及び現金同等物に係る換算差額                          68                 125
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                   65,895              89,616
現金及び現金同等物の期首残高                       141,089             713,627
現金及び現金同等物の四半期末残高                     206,985             803,243




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(4)四半期財務諸表に関する注記事項
 (継続企業の前提に関する注記)
   当社は、継続して営業損失、経常損失、当期純損失及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上しておりま
  す
      当第2四半期累計期間においても営業損失153,718千円、経常損失155,038千円及び四半期純損失155,718千円を
  計上しております。
   これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しておりま
  す。
      今後、当社は以下の対応策を講じ、当該状況の改善及び解消に努めてまいります。

      事業について
      ⅰ.リテール事業、AFM事業
      リテール事業におきましては、市場が健康志向へ向かっており、アサイー市場回復の兆しが見えていることか
  ら、引き続きアサイー製品の積極的な販売促進活動の実施をすすめてまいります。さらに、下期に、アサイーフ
  リーズドライパウダーの販売など、アサイー以外のアマゾンフルーツの魅力的な商品展開をしてまいります。
   AFM事業におきましては、引き続き本物志向、健康志向のメニュー開発が求められていることから、既存及
  び新規客先向に食べ方を含めた提案型の販売促進活動を展開し、健康指向から高まる機能性素材の需要と、飲料
  食品メーカーへ向けてアサイーをはじめとするアマゾンフルーツ原料の拡販を進めてまいります。


      ⅱ.店舗・通販事業
      通販事業につきましては、購買コンテンツの広がりの中で今後伸長を目指す事業分野と考えており、EC関連も
  含めた当社の通信販売事業の運営強化に取り組んでまいります。今後も、当社が運営する通販サイト及び各種SNS
  等で、マゾンのスーパーフードのバリエーションある食べ方等のコンテンツを発信するなど、健康・本物志向の
  消費者に向けた小売市場と売上の拡大を目指してまいります。
   店舗事業につきましては、引き続きオペレーション改善、原料の見直しによる利益体質の強化を図ってまいり
  ますとともに、コロナ禍における、今後の事業展開の見直しも併せて検討してまいります。


      ⅲ.プロモーションイベント開催
   当社は、関係機関との共同研究で判明した「造血機能性」などの購買動機につながるエビデンスの発信を通
  じ、引き続きEC関連も含めた通信販売事業の運営強化と商品開発に取り組んでまいります。今後は、アサイー商
  材の機能性食品としての取り組みと、貧血改善や免疫強化機能などの機能性をメディアや外部団体とのコラボ活
  動により販売活動に直結したプロモーションを積極的にすすめるのみならず、当社が運営する通販サイト及び各
  種SNS等でアマゾンスーパーフルーツのバリエーションある食べ方等のコンテンツを発信するなど、健康・本物志
  向の消費者に向けた小売市場の拡大を目指してまいります。

      ⅳ.海外事業展開への取組み
      大手菓子メーカー採用されているアグロフォレストリーのカカオ豆が引き続き多く受注を受けていることか
  ら、供給に対応できるよう引き続き現地と共に船便の確保とカカオ豆の増産に取り組んでまいります。また、世
  界的なコロナ禍の中で起こっている輸出入の船便の遅延の影響に対応するために流通システムの見直しと迅速な
  物流体制を構築してまいります。

      ⅴ.機能性分析への取組み
      購買動機につながるアサイーの機能性研究は、当社商品の販売促進にとって重要であると考えおります。今後
  は、機能性表示食品などの取得を視野に入れながら、引き続き機能性の研究をすすめながら、今後の販売プロモ
  ーションにも反映させてまいります。また、新規事業展開として、機能性サプリメントの開発も視野にいれるな
  ど、新たな商品開発にも取り組んでまいります。

      財務基盤の安定化について
   当社は、上記の施策に取り組み、アサイーの機能性商材としての取り組みで、利益率の改善を図るのみなら
  ず、販売拡大に努めてまいります。現在も、新型コロナウイルス感染症による市場への影響が続いております
  が、当社と致しましても、今後の収束を視野に入れた事業展開と財務基盤の安定のためにも、引き続き財務状況
  に応じた資本政策の強化と取り組みをすすめてまいります。

      以上の施策を実施するとともに、今後も引き続き有効と考えられる施策につきましては、積極的に実施してま


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                              株式会社フルッタフルッタ(2586) 2022年3月期 第2四半期決算短信


   いります。
    しかしながら、今後の利益体質への変革を目指した、売上や収益性の改善のための施策の効果には一定程度の
   時間を要し、今後の経済環境にも左右されることから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認
   められます。
    なお、当社の四半期財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性
   の影響は四半期財務諸表に反映しておりません。

  (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
   新株予約権の行使に伴い、当第2四半期累計期間において資本金及び資本剰余金がそれぞれ371,106千円増加し、
  資本金が953,327千円及び資本剰余金が1,080,284千円となっております。


  (四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
   該当事項はありません。

  (会計方針の変更)
  (収益認識基準に関する会計基準等の適用)
  「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下、「収益認識会計基準」という。)
  等を第1四半期会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又は
  サービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。これにより、一部の取引につ
  いて、従来は、顧客から受け取る対価の総額を収益として認識していましたが、顧客への財又はサービスの提供に
  おける当社の役割が代理人に該当する取引については、顧客から受け取る額から仕入先に支払う額を控除した純額
  で収益を認識することとしております。
  当該会計方針の変更は、原則として遡及適用され、前年四半期及び前事業年度については遡及適用後の四半期財務
  諸表及び財務諸表となっております。ただし、収益認識会計基準第85項に定める以下の方法を適用しております。
  (1)前事業年度の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約について、比較
  情報を遡及的に修正しないこと
  (2)前事業年度内に開始して終了した契約について、前事業年度の四半期財務諸表を遡及的に修正しないこと
   この結果、遡及適用を行う前と比べて、前第2四半期累計期間の売上高と売上原価はそれぞれ85,244千円減少し
  ておりますが、営業損失、経常損失及び税引前四半期純損失に与える影響はありません。
  なお、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な
  取扱いに従って、前第2四半期累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりませ
  ん。


  (時価の算定に関する会計基準等の適用)
  「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)
  等を第1四半期会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会
  計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな
  会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期財務諸表に与える影響はありません。


  (会計上の見積りの変更)
   該当事項はありません。


  (セグメント情報等)
    【セグメント情報】
     Ⅰ 前第2四半期累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
      当社は、輸入食品製造販売事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

     Ⅱ 当第2四半期累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
      当社は、輸入食品製造販売事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。




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 (後発事象)
  該当事項はありません。




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3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
  当社は、前事業年度末において、継続して営業損失、経常損失、当期純損失及び営業キャッシュ・フローのマイナ
 スを計上しております。
  当第2四半期累計期間においても営業損失153,718千円、経常損失155,038千円及び四半期純損失155,718千円を計
 上しております。
  これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
  当該事象又は状況を改善、解消するための対応策として下記の項目について取り組んでおります。
  ①リテール事業
   フルッタアサイーカートカンの再販により販売拡大に取組んでまいります。
  ②AFM事業
   食品メーカーや外食産業等へのアサイーの原材料及び商品の販売強化に取組んでまいります。
  ③DM事業
   サプリメント等の機能性商材の開発及び定期顧客獲得による売上拡大に取組んでまいります。
  ④プロモーションイベント開催
   プロモーション活動による、アサイーの再認知及び動機付けによる販促活動に取組んでまいります。
  ⑤海外事業展開への取組み
   アジア地域でのアサイー及びアマゾンフルーツ等の原材料販売に取組んでまいります。
  ⑥機能性分析への取組み
   機能性分析による消費者への訴求及び動機付けに起因した売上拡大に取組んでまいります。
  ⑦財務基盤の安定化について
   アサイー原材料の資金化と新規取組みで利益改善を図るとともに、新株予約権の行使等も含めた資本政策により
 財務基盤安定に取組んでまいります。


  当社は、これら事象を解消するため、各施策に取組むものの、現時点においては継続企業の前提に関する重要な不
 確実性が認められると判断致しております。




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