2586 M-フルッタフルッタ 2021-08-13 15:30:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]

 
                                                                                                           
 
                 2022年3月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
                                                                                                     2021年8月13日
上場会社名   株式会社フルッタフルッタ                                 上場取引所  東
コード番号   2586  URL  https://www.frutafruta.com/
代表者     (役職名) 代表取締役社長執行役員CEO (氏名)長澤 誠
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役員                    (氏名)徳島 一孝 TEL  03-6272-3190
四半期報告書提出予定日   2021年8月13日                 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無  
四半期決算説明会開催の有無      :無  
 
                                                    (百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
   (1)経営成績(累計)                               (%表示は、対前年同四半期増減率)
 
                     売上高           営業利益     経常利益      四半期純利益
                    百万円       %    百万円    % 百万円   %    百万円   %
  2022年3月期第1四半期       168   10.2    △73   -  △74  -     △75  -
  2021年3月期第1四半期       152     -     △71   -  △75  -     △75  -
 
                                 潜在株式調整後
                    1株当たり
                                  1株当たり
                   四半期純利益
                                  四半期純利益
                           円 銭          円 銭
  2022年3月期第1四半期           △5.61           -
  2021年3月期第1四半期           △14.27          -
(注)1.2020年3月期第1四半期累計期間及び2021年3月期第1四半期累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純
        利益金額については、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期純損失金額であるため記載しておりませ
        ん。
      2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期会計期間の期首から
        適用しております。また、前年同四半期累計期間については、遡求適用後の数値にて記載、比較しておりま
        す。これにより2021年3月期第1四半期の対前年同四半期増減率は記載しておりません。
 
 
   (2)財政状態
                                総資産                  純資産                  自己資本比率            1株当たり純資産
                                      百万円                     百万円                    %             円 銭
    2022年3月期第1四半期                      1,767                  1,498                84.5           101.78
    2021年3月期                           2,069                  1,199                57.7            96.52
 
(参考)自己資本         2022年3月期第1四半期                   1,494百万円         2021年3月期        1,193百万円
 
2.配当の状況
                                                   年間配当金
 
                 第1四半期末          第2四半期末           第3四半期末              期末            合計
                        円 銭               円 銭             円 銭              円 銭            円 銭
2021年3月期                    -             0.00                -            0.00           0.00
2022年3月期                    -                                                         
2022年3月期(予
想)
                                          0.00                -            0.00           0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
 
 
3.2022年3月期の業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
  2022年3月期の業績見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の影響で当社事業を取り巻く環境変化が継続し
ていることに加え、2021年5月14日に適時開示しました「カナダのトロント大学とアサイーが新型コロナウイルス(COVID
-19)などが起因するNLRP3誘発性炎症を抑制する効果に関する実証実験結果のお知らせ」により、今後の販売推移を見
守る必要があることから、現時では当社業績に与える影響について不明であるため、2022年3月期の業績予想は未定であ
り、記載しておりません。
 
※  注記事項
  (1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
        
  (2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
    ①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更    :有
    ②  ①以外の会計方針の変更                  :無
    ③  会計上の見積りの変更                    :無
    ④  修正再表示                              :無
 
  (3)発行済株式数(普通株式)
    ①  期末発行済株式数(自己株式を含む)            2022年3月期1Q   14,682,629株   2021年3月期   12,366,629株
    ②  期末自己株式数                      2022年3月期1Q          -株     2021年3月期          -株
    ③  期中平均株式数(四半期累計)   2022年3月期1Q 13,436,684株 2021年3月期1Q 5,281,556株
 
 
※  四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
 
※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
    本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
   断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
   は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
   注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報
   に関する説明」をご覧ください。
 
                                     株式会社フルッタフルッタ(2586)        2022年3月期 第1四半期決算短信

    (参考)種類株式の配当の状況
      普通株式と権利関係の異なる種類株式に係る1株当たり配当金の内訳は以下のとおりであります。
                                             年間配当金
      A種種類株式
                   第1四半期末      第2四半期末        第3四半期末        期末           合計
                         円 銭         円 銭             円 銭        円 銭          円 銭
    2021年3月期               -          0.00             -         0.00         0.00
    2022年3月期               -                                             
    2022年3月期(予想)                     0.00             -          0.00        0.00
 
                           株式会社フルッタフルッタ(2586)   2022年3月期 第1四半期決算短信

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………       2
     (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………       2
     (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………       3
     (3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………………       3
    2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………       4
     (1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………       4
     (2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………………………       5
        第1四半期累計期間 ………………………………………………………………………………………………       5
     (3)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………       6
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………       6
       (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………       7
       (四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………………       7
       (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………       7
       (会計上の見積りの変更) …………………………………………………………………………………………       7
       (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………       8
       (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………       8
    3.その他 ……………………………………………………………………………………………………………………       9
     継続企業の前提に関する重要事象等 ……………………………………………………………………………………       9
 




                            - 1 -
                            株式会社フルッタフルッタ(2586)   2022年3月期 第1四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
   当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、引き続き世界規模で拡大する新型コロナウイルス感染症が個人消
  費や企業活動へ大きく影響しております。緊急事態宣言後の、経済活動の再開や各種政策の効果などにより、景気
  の持ち直しが期待されていますが、今後も新型コロナウイルス感染症や金融資本市場の変動などの影響を注視する
  必要があり、引続き不透明な情勢が続くものと予想されております。
   このような環境の下、当社は、引き続き業績回復に努め、弊社主力商品であるアサイーエナジー、ベーシック等
  のカートカンシリーズとあわせ、東京オリンピック開催に向けた、アサイープロテイン等のスポーツ関連新商品の
  販売も開始致しました。さらに、アサイーの機能性研究の結果などを基に、購入動機に繋がる取り組みで、各メデ
  ィアに取り上げられるように広報をすすめるなど、販売促進活動を積極的に続けてまいりました。
   さらに、緊急事態宣言発出に伴う営業自粛による影響もありましたが、研究結果からの造血機能性や抗炎症機能
  性をエビデンスとして提案し、アサイー等の商材や原料の販売を積極的に進めることで、売上のみならず利益率の
  向上にも努めました。
   結果として、当第1四半期累計期間の売上高は168,217千円(前年同期比10.2%増)、売上総利益額は58,240千円
  (前年同期比24.8%増)、営業損失73,719千円(前年同期は営業損失71,928千円)、経常損失は74,978千円(前年同
  期は経常損失75,033千円)、四半期純損失は75,318千円(前年同期は四半期純損失75,373千円)となりました。
   また、2020年8月13日に開示いたしました「第三者割当による第10回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行
  及び新株予約権の買取契約の締結に関するお知らせ」のとおり、当該新株予約権行使で調達した資金を、金融債務
  の全額返済に充てたことで、財政状態の改善をはかったとともに、今後も予定しております成長投資を進めること
  でさらなる業績改善に努めてまいります。
   なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期会計期間の期首
  から適用しております。また、当該会計基準等の適用については、新たな会計方針を過去の期間のすべてに遡求適
  用しているため、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前年同四半期会計期間及び前事業年度との比較・分
  析を行っております。
    
   当社は輸入食品製造販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。事業部門
  別の売上高は次のとおりであります。
    
   リテール事業部門に関しては、アサイーの機能性の販売促進活動を進めるなかで、主力商品であるカートカンシ
  リーズのアサイーエナジー、アサイーベーシックの他、お家でアサイーシリーズなどのパルプの販売が好調に推移
  しました。しかしながら、大型量販店で導入されているスポーツと関連したアサイープロテイン等の商品が、コロ
  ナ禍のなか売上を伸ばすことができなかったことで、売上高は前年同期より微減となりました。
   この結果、リテール事業部門全体の売上高は72,310千円(前年同期比98.8%)となりました。
    
   アグロフォレストリー・マーケティング事業部門(AFM事業部門)に関しては、コロナ禍のなか、アサイーの
  有する機能性を積極的に提案するなど、食品メーカーや外食チェーン産業を中心に、業務用原料の導入提案をする
  とともに、個店舗での取組みも積極的に進めました。その結果、大手食品・飲料メーカーへのアサイー原材料の販
  売が、新型コロナウイルス対策やその後の需要見込から売上を伸ばすことができました。今後も、新型コロナウイ
  ルス時代を見据え、アサイーの持つ造血機能性が抵抗力増加につながるエビデンスを更に訴求し、大手食品・飲料
  メーカーへの販売強化をすすめてまいります。
   この結果、AFM事業部門全体の売上高は74,402千円(前年同期比124.6%)となりました。
    
    
   ダイレクト・マーケティング事業部門(DM事業部門)に関しては、店舗事業として、国内店舗である渋谷ヒカ
  リエShinQs東横のれん街(東京都渋谷区)に、健康志向の高いお客様向けに、アサイーと相性の良い植物性プロテ
  インをブレンドした体力、免疫力サポート訴求のアサイーボウル、スムージーメニューをテイクアウト及びデリバ
  リーするキオスク型(テイクアウト専門小型店)「フルッタフルッタ アサイーエナジーバー」を開店致しており
  まが、前期は改装と、新型コロナウイルスの影響による館の閉館もあり、売上が獲得できませんでしたが、今期は
  時間短縮ではありますが営業が再開できたことで売上の確保に繋がりました。また、通販事業として、コロナ禍の
  なか、巣ごもり需要の影響もあり弊社通販サイトでの機能性を打ち出したアサイーを中心として需要が大きく伸び
  たことで売上を伸ばす結果となりました。
   この結果、DM事業部門全体の売上高は20,974千円(前年同期比142.6%)となりました。
    

                              - 2 -
                               株式会社フルッタフルッタ(2586)   2022年3月期 第1四半期決算短信

       海外事業部門に関しては、大手菓子メーカー採用されているアグロフォレストリーのカカオの販売が好調で、引
      き続き多くの受注を受けており、カカオ豆の収穫を増産するなどに取り組んでおります。しかしながら、ブラジル
      での新型コロナウイルスの収束がみえず、輸送船舶の減少で、輸入の遅れに繋がり第1四半期での売上が計上でき
      ず、第2四半期への計上という結果となりました。また、前年に売上計上のあった原材料販売が当期はなかったこ
      とで売上は減少しました。当社としましても、さらに現地と情報交換をしながら、カカオ豆の収穫量のさらなる確
      保と、船舶等の物流対策に取り組んでまいりたいと考えております。
       この結果、海外事業部門の売上高は529千円(前年同期比10.4%)となりました。
        
    (2)財政状態に関する説明
       当第1四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べて301,227千円減少したことで、1,767,941千円
      となりました。この主な要因は現金及び預金が152,533千円、投資有価証券が124,975千円減少したこと等によるも
      のであります。
       当第1四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べて600,093千円減少したことで、269,763千円とな
      りました。この主な要因は金融機関からの借入金を返済したこと等によるものであります。
       当第1四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べて298,866千円増加したことで、1,498,177千円
      となりました。この主な要因は四半期純損失75,318千円を計上したものの、第10回新株予約権の行使により資本金
      及び資本準備金が増えたことによるものであります。
        
    (3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
       2022年3月期の業績見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の影響で当社事業を取り巻く環境変化が
      継続していることに加え、2021年5月14日に適時開示しました「カナダのトロント大学とアサイーが新型コロナウ
      イルス(COVID-19)などが起因するNLRP3誘発性炎症を抑制する効果に関する実証実験結果のお知らせ」により、
      今後の販売推移を見守る必要があることから、現時では当社業績に与える影響について不明であるため、2022年3
      月期の業績予想は未定であり、記載しておりません。
 




                                - 3 -
                       株式会社フルッタフルッタ(2586)       2022年3月期 第1四半期決算短信

2.四半期財務諸表及び主な注記
    (1)四半期貸借対照表
                                                     (単位:千円)
                             前事業年度              当第1四半期会計期間
                          (2021年3月31日)          (2021年6月30日)
    資産の部                                                         
     流動資産                                                        
       現金及び預金                         713,627             561,093
       売掛金                             98,810              79,572
       商品及び製品                         108,139             117,903
       原材料及び貯蔵品                       161,787             144,799
       その他                             25,536              28,220
       流動資産合計                       1,107,900             931,590
     固定資産                                                        
       投資その他の資産                                                  
         投資有価証券                       899,822             774,847
         その他                           61,445              61,503
         投資その他の資産合計                   961,267             836,350
       固定資産合計                         961,267             836,350
     資産合計                           2,069,168           1,767,941
    負債の部                                                         
     流動負債                                                        
       買掛金                             62,183              71,358
       短期借入金                          139,532                  -
       1年内返済予定の長期借入金                  422,582                  -
       未払法人税等                          24,259               2,475
       その他                             33,991              46,885
       流動負債合計                         682,548             120,720
     固定負債                                                        
       長期借入金                          100,000             100,000
       繰延税金負債                          83,579              45,312
       資産除去債務                           3,728               3,730
       固定負債合計                         187,308             149,043
     負債合計                             869,857             269,763
    純資産の部                                                        
     株主資本                                                        
       資本金                            582,221             813,675
       資本剰余金                          709,178             940,632
       利益剰余金                        △287,197            △362,516
       株主資本合計                       1,004,202           1,391,791
     評価・換算差額等                                                    
       その他有価証券評価差額金                   189,378             102,670
       評価・換算差額等合計                     189,378             102,670
     新株予約権                              5,730               3,715
     純資産合計                          1,199,311           1,498,177
    負債純資産合計                         2,069,168           1,767,941
 




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                      株式会社フルッタフルッタ(2586)     2022年3月期 第1四半期決算短信

    (2)四半期損益計算書
     (第1四半期累計期間)
                                                    (単位:千円)
                        前第1四半期累計期間            当第1四半期累計期間
                        (自 2020年4月1日          (自 2021年4月1日
                         至 2020年6月30日)         至 2021年6月30日)
    売上高                            152,659              168,217
    売上原価                           105,976              109,977
    売上総利益                           46,683               58,240
    販売費及び一般管理費                     118,611              131,959
    営業損失(△)                       △71,928               △73,719
    営業外収益                                                      
     助成金収入                              -                 1,680
     為替差益                              276                   -
     その他                                -                     2
     営業外収益合計                           276                1,682
    営業外費用                                                      
     支払利息                            3,381                  591
     為替差損                               -                   581
     資金調達費用                             -                 1,770
     その他                                 0                   -
     営業外費用合計                         3,381                2,942
    経常損失(△)                       △75,033               △74,978
    税引前四半期純損失(△)                  △75,033               △74,978
    法人税、住民税及び事業税                       339                  340
    四半期純損失(△)                     △75,373               △75,318
 




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                          株式会社フルッタフルッタ(2586)   2022年3月期 第1四半期決算短信

(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
  当社は、継続して営業損失、経常損失、当期純損失及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上しておりま
  す
   当第1四半期累計期間においても営業損失73,719千円、経常損失74,978千円及び四半期純損失75,318千円を計
  上しております。
   これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しておりま
  す。
   今後、当社は以下の対応策を講じ、当該状況の改善及び解消に努めてまいります。
   
  事業について
  ⅰ.リテール事業、AFM事業
   リテール事業におきましては、市場が健康志向へ向かっており、アサイー市場回復の兆しが見えていることか
  ら、引き続き売上好調なアサイー製品の積極的な販促の実施をすすめてまいります。さらに、夏期及び冬期に、
  新カテゴリーへの投入など、アサイーをはじめとするアマゾンフルーツの魅力的な新商品を展開してまいりま
  す。 AFM事業におきましては、引き続き本物志向、健康志向のメニュー開発が求められていることから、既
  存及び新規客先向に食べ方を含めた提案型の販売促進活動を展開し、健康指向から高まる機能性素材の需要と、
  飲料食品メーカーへ向けてアサイーをはじめとするアマゾンフルーツ原料の拡販を進めてまいります。
   
  ⅱ.店舗・通販事業
   通販事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の収束が不透明ななか、今後伸長を目指す事業分野と考
  えております。引き続きEC関連も含めた当社の通信販売事業の運営強化に取り組みます。今後は、当社の顧客の
  当社ブランドへの共感を育み当社のファンとして定着させるファンマーケティングの取り組みをすすめるととも
  に、当社が運営する通販サイト及び各種SNS等でアマゾンスーパーフルーツのバリエーションある食べ方等のコン
  テンツを発信することで、健康・本物志向の消費者に向けた小売市場と売上の拡大を目指してまいります。
   店舗事業につきましては、オペレーション改善、原料の見直しによる利益体質の強化を図ってまいります。ま
  た、今般の新型コロナウイルス感染症の影響で巣ごもり需要、内食化傾向が強くなっており食のデリバリー化が
  進んでおります。当社は、直営店「アサイーエナジーバー」のデリバリーサービスの実現として、2020年11月に
  資本業務提携先の株式会社JFLAホールディングスの出資先である、株式会社デリズと商品監修業務委託契約を締
  結いたしました。このように「アサイーボウル」のデリバリーを開始したことで、新たな市場開拓に繋げ、AF
  M、リテール部門との販売シナジーをさらに高めてまいります。
   
  ⅲ.プロモーションイベント開催
   当社は、関係機関との共同研究で機能性につき「造血」など購買動機につながるエビデンスを発信しながら、
  引き続きEC関連も含めた当社の通信販売事業の運営強化に取り組んでまいります。今後は、当社の顧客の当社ブ
  ランドへの共感を育み当社のファンとして定着させるファンマーケティングの取り組みをすすめるとともに、当
  社が運営する通販サイト及び各種SNS等でアマゾンスーパーフルーツのバリエーションある食べ方等のコンテンツ
  を発信することで、健康・本物志向の消費者に向けた小売市場と売上の拡大を目指してまいります。さらに、ア
  サイーの持つ貧血改善や免疫強化機能をメディアや外部団体とのコラボ活動により販売活動に直結したプロモー
  ションを積極的にすすめるなど認知度の向上にも努めてまいります。
   
  ⅳ.海外事業展開への取組み
   台湾をはじめとする、海外拠点での倉庫型会員販売店でのアサイー関連製品の販売や、アマゾンフルーツの各
  種飲料等の販売、さらに常温で販売できるアサイーフリーズドライ等の商品展開を積極的にすすめてまいりま
  す。また、納入先企業の中国進出に伴う弊社商品の拡販のチャンスも視野に入れるなど、アフターコロナに向け
  た取り組みもすすめてまいります
   
  ⅴ.機能性分析への取組み
   当社商品の購買動機につながる機能性研究は、当社商品の販売促進にとって重要であると考えおります。今後
  は、機能性表示食品や特定保健用食品などの取得を視野に入れながら、引き続き機能性の研究を積極的にすす
  め、今後の販売プロモーションにも反映させてまいります。また、今後の新規事業として、機能性サプリメント
  の開発も視野にいれるなど、商品開発にも取り組んでまいります。
   




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                             株式会社フルッタフルッタ(2586)   2022年3月期 第1四半期決算短信

     財務基盤の安定化について
      当社は、上記の施策に取り組み、アサイー原材料の販売をすすめるのみならず、新規取り組みで利益率の改善
     を図ってまいります。現在も、新型コロナウイルス感染症による市場への影響は大きく、お取引先様を取り巻く
     環境も非常に厳しい状況が続いております。当社と致しましても、今後の収束を視野に入れた事業展開と財務基
     盤の安定のためにも、引き続き財務状況に応じた資本政策の強化をすすめてまいります。
       
      以上の施策を実施するとともに、今後も引き続き有効と考えられる施策につきましては、積極的に実施してま
     いります。
      しかしながら、今後の利益体質への変革を目指した、売上や収益性の改善のための施策の効果には一定程度の
     時間を要し、今後の経済環境にも左右されることから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認
     められます。
      なお、当社の四半期財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性
     の影響は四半期財務諸表に反映しておりません。
 
    (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
     新株予約権の行使に伴い、当第1四半期累計期間において資本金が231,453千円、資本剰余金が231,453千円増加
    し、資本金が813,675千円、資本剰余金が940,632千円となっております。
     
    (四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
     該当事項はありません。
 
    (会計方針の変更)
    (収益認識基準に関する会計基準等の適用)
      「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下、「収益認識会計基準」とい
     う。)等を当第1四半期会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当
     該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。これにより、一部の
     取引について、従来は、顧客から受け取る対価の総額を収益として認識していましたが、顧客への財又はサービス
     の提供における当社の役割が代理人に該当する取引については、顧客から受け取る額から仕入先に支払う額を控除
     した純額で収益を認識することとしております。
      当該会計方針の変更は、原則として遡及適用され、前年四半期及び前事業年度については遡及適用後の四半期
     財務諸表及び財務諸表となっております。ただし、収益認識会計基準第85項に定める以下の方法を適用しておりま
     す。
      (1)前事業年度の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約について、
         比較情報を遡及的に修正しないこと
      (2)前事業年度内に開始して終了した契約について、前事業年度の四半期財務諸表を遡及的に修正しないこと
       この結果、遡及適用を行う前と比べて、前第1四半期累計期間の売上高と売上原価はそれぞれ16,940千円減少
      しておりますが、営業損失、経常損失及び税引前四半期純損失に与える影響はありません。
      なお、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過
     的な取扱いに従って、前第1四半期累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりま
     せん。
       
    (時価の算定に関する会計基準等の適用)
     「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号       2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)
     等を当第1四半期会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業
     会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新
     たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期財務諸表に与える影響はありませ
     ん。
      
    (会計上の見積りの変更)
    (新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う会計上の見積りについて)
     当第1四半期連結累計期間において、新たな追加情報の発生及び前事業年度の有価証券報告書に記載した情報等に
    ついての重要な変更はありません。該当事項はありません。
 




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                              株式会社フルッタフルッタ(2586)       2022年3月期 第1四半期決算短信

     (セグメント情報等)
       【セグメント情報】
        Ⅰ 前第1四半期累計期間(自   2020年4月1日   至   2020年6月30日)
         当社は、輸入食品製造販売事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
 
        Ⅱ 当第1四半期累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
         当社は、輸入食品製造販売事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
 
     (重要な後発事象)
     当社は、本日(2021年8月13日)開催の取締役会において、A種種類株式の内容変更及び発行可能株式総数及び普通株
    式に係る発行可能種類株式総数の増加に係る定款の一部変更、第8回及び第9回新株予約権の買取り及び消却、無担保
    融資ファシリティ契約の締結並びに取締役候補者1名選任することを決議いたしました。詳細につきましては、本日別
    途開示いたしました「A種種類株式の内容変更に係る定款の一部変更、第8回及び第9回新株予約権の買取り及び消
    却、無担保融資ファシリティ契約の締結並びに取締役候補者1名選任に関するお知らせ」をご覧ください。
 




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                           株式会社フルッタフルッタ(2586)   2022年3月期 第1四半期決算短信

3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
  当社は、前事業年度末において、継続して営業損失、経常損失、当期純損失及び営業キャッシュ・フローのマイナ
 スを計上しております。
  当第1四半期累計期間においても営業損失73,719千円、経常損失74,978千円及び四半期純損失75,318千円を計上し
 ております。
  これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
  当該事象又は状況を改善、解消するための対応策として下記の項目について取り組んでおります。
   
  ①リテール事業
   既存製品のフルッタアサイーカートカン並びにフリーズドライ製品の販売拡大に取組んでまいります。
  ②AFM事業
   食品メーカーや外食産業等へのアサイーの原材料及び商品の販売強化に取組んでまいります。
  ③DM事業
   サプリメント等の機能性商材の開発及び定期顧客獲得による売上拡大に取組んでまいります。
  ④プロモーションイベント開催
      関係機関との共同研究で機能性につき「造血」など購買動機につながるエビデンスを発信する等のプロモーショ
      ン活動を実施し、アサイーの再認知及び動機付けによる販促活動に取組んでまいります。
  ⑤海外事業展開への取組み
   アジア地域でのアサイー及びアマゾンフルーツ等の原材料販売に取組んでまいります。
  ⑥機能性分析への取組み
   機能性分析による消費者への訴求及び動機付けに起因した売上拡大に取組んでまいります。
  ⑦財務基盤の安定化について
   アサイー原材料の資金化と新規取組みで利益改善を図るとともに、新株予約権の行使等も含めた資本政策により
      財務基盤安定に取組んでまいります。
   
  当社は、これら事象を解消するため、各施策に取組むものの、現時点においては継続企業の前提に関する重要な不
 確実性が認められると判断致しております。
   




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