2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月13日
上場会社名 北海道コカ・コーラボトリング株式会社 上場取引所 東札
コード番号 2573 URL http://www.hokkaido.ccbc.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 佐々木 康行
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員経営管理部担当 (氏名) 矢野 恭弘 TEL 011-888-2051
四半期報告書提出予定日 2020年5月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年12月期第1四半期の連結業績(2020年1月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第1四半期 12,411 5.3 33 76.0 25 8.0 △16 ―
2019年12月期第1四半期 11,783 △0.5 19 △93.9 24 △93.0 △29 ―
(注)包括利益 2020年12月期第1四半期 △54百万円 (―%) 2019年12月期第1四半期 △27百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年12月期第1四半期 △2.32 ―
2019年12月期第1四半期 △4.10 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第1四半期 50,812 41,153 81.0
2019年12月期 50,259 41,427 82.4
(参考)自己資本 2020年12月期第1四半期 41,153百万円 2019年12月期 41,427百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年12月期 ― 30.00 ― 30.00 60.00
2020年12月期 ―
2020年12月期(予想) 30.00 ― 30.00 60.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日∼2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 55,200 △0.2 2,000 △2.8 2,000 △4.1 1,300 △8.5 177.97
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期1Q 7,606,898 株 2019年12月期 7,606,898 株
② 期末自己株式数 2020年12月期1Q 302,506 株 2019年12月期 302,455 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期1Q 7,304,420 株 2019年12月期1Q 7,304,583 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料の3ページ「(3)業連結績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
北海道コカ・コーラボトリング株式会社(2573) 2020年12月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
(4)新型コロナウイルス感染症への対応状況について ………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
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北海道コカ・コーラボトリング株式会社(2573) 2020年12月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2020年1月1日~2020年3月31日)におけるわが国経済は、底堅い設備投資や堅調
な公共投資に加え、輸出の持ち直しから、ゆるやかな回復基調が持続するとみられておりましたが、所得情勢や消
費増税に伴う家計負担の増加から個人消費は減速する見通しであることに加え、新型コロナウイルスの感染拡大が
世界経済に大きな影響を及ぼしており、深刻な状況が続いています。
北海道経済においても、新型コロナウイルスの影響により2月末に緊急事態宣言が出されたほか、中国人を中心
とした観光客が激減しており、企業が倒産するなど非常に厳しい経済環境となっています。
このような状況のなかで、当社グループは営業上の取組みとして、スーパーマーケット、コンビニエンスストア
などの量販店においては、観戦チケットが当たる等、東京2020オリンピック・パラリンピックに関連した活動
を実施してまいりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、安定して飲料水を提供する等、生活者を支え
ることに特化した活動に変更し注力しました。
自動販売機ビジネスにおいては、東京2020オリンピック・パラリンピックへ向けた、徹底的なマーケット活
動を行い、観光・ホテル・飲食店およびランドマークとなる施設等へのオリンピックアセットの最大活用提案を実
施しました。新型コロナウイルス影響、オリンピック・パラリンピック延期によるマーケット変化に伴い活動内容
の変更が発生しておりますが、新型コロナウイルスによる影響回復後への活動に向けて準備してまいります。
新商品としては、緑茶ブランド「綾鷹」より、急須でじっくりいれたような濃い味わいと、濃さの中に抹茶由来
の「にごり」ある旨みが楽しめる「綾鷹 濃い緑茶」、北海道で古くから親しまれてきた山ぶどうの甘酸っぱさと
白桃の甘さをバランスよく味わえる北海道限定の炭酸飲料「ミニッツメイド 山ぶどう&白桃スパークリング」、
収穫から24時間以内に搾汁したぶどうの果汁と本格“すりつぶしピューレ”を使用し、果汁13%というリッチでコ
ク深い味わいが特徴的な「ファンタ プレミアグレープ」等を発売しました。
また、「北の大地とともに」を合言葉にCSR活動を展開し、「SDGs(持続可能な開発目標)」を新たな指
標ととらえ、活動の強化を図る中、環境に対する取り組みとしては、コカ・コーラシステムの目標として「Wor
ld Without Waste(廃棄物ゼロ社会)」の実現に向け「容器の2030年ビジョン」を掲げ、2030
年までに、ペットボトル素材をサスティナブル素材100%とし、新たな化石燃料を使用しない容器を完全導入する
こと、日本国内で販売した同等量のペットボトル容器を回収すること等を目指して進めてまいります。
この取り組みの一環として、厳選された日本の天然水を使用したナチュラルミネラルウォーターブランド「い・
ろ・は・す」より、100%リサイクルペット素材を用いた「い・ろ・は・す 天然水 100%リサイクルペットボト
ル」を発売しました。また、「容器の2030年ビジョン」の紹介やプラスチック資源の循環利用について考える
機会の提供を目的に、自動販売機型のリサイクル資源回収マシン「リバースベンディング」の体験や、PETボト
ルのリサイクル工程や素材に触れることができる展示をした体験コーナーを本社ビルに開設しました。
以上の様々な取り組みを実施した結果、新型コロナウイルスの影響で3月の売上高は急速に減少したものの、小
型ペットボトル製品の販売強化や大型ペットボトル製品の値上げ効果、昨年発売したアルコール飲料の檸檬堂の販
売増加により、第1四半期の道内販売は堅調に推移したほか、道外ボトラーへの販売増加も加わり、当第1四半期
連結累計期間の売上高は124億1千1百万円(前年同期比5.3%増)となりました。営業利益は、売上高の増収に加
え、徹底したコスト削減対策により、3千3百万円(前年同期比76.0%増)、経常利益は2千5百万円(前年同期
比8.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1千6百万円(前年同期は2千9百万円の親会社株主に帰属
する四半期純損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の資産、負債、純資産については、総資産は、商品及び製品の増加などにより、前
連結会計年度末に比べ5億5千2百万円増加し、508億1千2百万円となりました。
負債は、買掛金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ8億2千6百万円増加し、96億5千8百万円となり
ました。
純資産は、利益剰余金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ2億7千3百万円減少し、411億5千3百万
円となりました。
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北海道コカ・コーラボトリング株式会社(2573) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第1四半期連結累計期間の業績は概ね計画どおり推移しておりますが、新型コロナウイルスの感染拡大によ
り、当社グループの業績にも影響が出ることが懸念されます。しかしながら現時点では、新型コロナウイルス感染
症の収束時期の見通しは不透明であり、業績への影響を合理的に算出することが困難であるため、2020年2月7日
に公表した通期連結業績予想は据え置いております。
今後、業績予想の変更が必要と判断した場合には、速やかに開示いたします。
(4)新型コロナウイルス感染症への対応状況について
当社グループは、新型コロナウイルスの感染が拡大している中、生活者の皆様、お取引先様、そして従業員の安
全と健康を最優先に掲げ、感染拡大対策に取組んでおります。
いまだ先の見えない困難な状況が続いておりますが、「北の大地とともに」をスローガンに、どさんこ企業とし
てこれまでと変わらずに「さわやかさと潤いを提供する」ことで、北海道の皆様に元気をお届けすることを私達に
できる使命と捉え、安全・安心な製品の供給を継続すべく事業活動を行なっております。
本日時点での当社グループの対応状況は、以下のとおりであります。
・当社グループの従業員及びその家族に当該感染症の罹患者は発生しておりません。
・当社グループは、ソーシャルディスタンスの確保、手洗い、消毒の徹底など、感染予防対策の強化を実施してお
ります。
・リモートで可能な業務は積極的に在宅勤務を実施し、従業員の外出、出張を制限しております。
・小中高等学校などの休校中に育児支援が必要な従業員のサポートを実施しております。
・工場見学の受け入れ、大規模イベントを中止するとともに、当社事業所の訪問者に対して厳格な制限を設けてい
ます。
・当社の全事業所において事業継続のための計画を強化し、あらゆるシナリオを想定することで、引き続き安全・
安心な製品の供給を行ってまいります。
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北海道コカ・コーラボトリング株式会社(2573) 2020年12月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 10,735 10,652
受取手形及び売掛金 5,624 5,279
商品及び製品 4,746 5,252
原材料及び貯蔵品 340 528
その他 1,883 2,125
貸倒引当金 △1 △1
流動資産合計 23,328 23,837
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 7,452 7,354
機械装置及び運搬具(純額) 4,349 4,198
販売機器(純額) 4,387 4,229
土地 6,019 6,019
建設仮勘定 405 492
その他(純額) 1,001 1,151
有形固定資産合計 23,615 23,446
無形固定資産
ソフトウエア 643 820
その他 10 10
無形固定資産合計 653 830
投資その他の資産
投資有価証券 1,208 1,165
繰延税金資産 6 11
退職給付に係る資産 1,052 1,124
その他 410 411
貸倒引当金 △15 △15
投資その他の資産合計 2,662 2,697
固定資産合計 26,931 26,974
資産合計 50,259 50,812
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北海道コカ・コーラボトリング株式会社(2573) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 3,006 3,766
未払金 2,154 2,446
未払法人税等 249 55
賞与引当金 - 271
災害損失引当金 10 6
設備関係未払金 619 458
その他 1,946 1,660
流動負債合計 7,988 8,665
固定負債
資産除去債務 93 91
環境対策引当金 3 3
その他 747 897
固定負債合計 843 992
負債合計 8,832 9,658
純資産の部
株主資本
資本金 2,935 2,935
資本剰余金 4,924 4,924
利益剰余金 34,095 33,859
自己株式 △908 △908
株主資本合計 41,047 40,811
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 179 149
退職給付に係る調整累計額 200 192
その他の包括利益累計額合計 379 342
純資産合計 41,427 41,153
負債純資産合計 50,259 50,812
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北海道コカ・コーラボトリング株式会社(2573) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 11,783 12,411
売上原価 7,554 8,405
売上総利益 4,228 4,005
販売費及び一般管理費 4,209 3,972
営業利益 19 33
営業外収益
受取賃貸料 5 5
助成金収入 11 10
その他 20 15
営業外収益合計 38 30
営業外費用
固定資産除売却損 13 22
寄付金 12 9
その他 6 6
営業外費用合計 33 38
経常利益 24 25
特別利益
投資有価証券売却益 - 1
受取保険金 49 -
特別利益合計 49 1
特別損失
固定資産除売却損 3 0
その他 0 0
特別損失合計 3 0
税金等調整前四半期純利益 70 26
法人税、住民税及び事業税 57 42
法人税等調整額 42 1
法人税等合計 100 43
四半期純損失(△) △29 △16
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △29 △16
6
北海道コカ・コーラボトリング株式会社(2573) 2020年12月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期純損失(△) △29 △16
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △14 △29
退職給付に係る調整額 17 △7
その他の包括利益合計 2 △37
四半期包括利益 △27 △54
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △27 △54
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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北海道コカ・コーラボトリング株式会社(2573) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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