2021年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月1日
上 場 会 社 名 マルサンアイ株式会社 上場取引所 名
コ ー ド 番 号 2551 URL https://www.marusanai.co.jp/
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)渡辺邦康
問合せ先責任者 (役職名)常務取締役経営企画担当(兼)管理担当 (氏名)堺 信好 (TEL) (0564)-27-3700
定時株主総会開催予定日 2021年12月16日 配当支払開始予定日 2021年12月17日
有価証券報告書提出予定日 2021年12月16日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年9月期の連結業績(2020年9月21日~2021年9月20日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期 30,091 2.1 379 △58.5 406 △55.8 177 △75.3
2020年9月期 29,466 7.6 914 135.3 920 137.7 715 △19.5
(注) 包括利益 2021年9月期 208 百万円 ( △69.3%) 2020年9月期 677 百万円 ( △17.0%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年9月期 77.65 - 2.7 1.6 1.3
2020年9月期 313.81 - 11.5 3.7 3.1
(参考) 持分法投資損益 2021年9月期 △0 百万円 2020年9月期 1 百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年9月期 25,963 6,531 25.1 2,862.11
2020年9月期 25,855 6,496 25.0 2,837.72
(参考) 自己資本 2021年9月期 6,529 百万円 2020年9月期 6,474 百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年9月期 714 △2,385 707 1,929
2020年9月期 2,078 △1,655 △356 2,884
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年9月期 ― 0.00 ― 70.00 70.00 159 22.3 2.6
2021年9月期 ― 0.00 ― 30.00 30.00 68 38.6 1.0
2022年9月期(予想) ― 0.00 ― 30.00 30.00 39.0
(注)2020年9月期期末配当金の内訳:普通配当 60円00銭 記念配当 10円00銭(70周年記念配当)
3.2022年9月期の連結業績予想(2021年9月21日~2022年9月20日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 15,322 2.1 △20 - △34 - △47 - △20.63
通 期 30,996 3.0 332 △12.4 307 △24.3 176 △0.3 76.91
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期 2,296,176 株 2020年9月期 2,296,176 株
② 期末自己株式数 2021年9月期 14,688 株 2020年9月期 14,688 株
③ 期中平均株式数 2021年9月期 2,281,488 株 2020年9月期 2,281,496 株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前
提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料4ページ「(4)今後の見通し」をご
覧ください。
マルサンアイ株式会社(2551) 2021年9月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………13
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) …………………………………………13
(重要な会計上の見積り) …………………………………………………………………………15
(表示方法の変更) …………………………………………………………………………………16
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………16
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………21
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………21
4.その他 …………………………………………………………………………………………………21
役員の異動 ……………………………………………………………………………………………21
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マルサンアイ株式会社(2551) 2021年9月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況で推移
いたしました。企業収益は持ち直しつつある一方で、度重なる緊急事態宣言の発令に伴う外出の自粛等により、個
人消費は回復には至っておりません。先行きにつきましては、感染症対策の促進により感染拡大が落ち着いてきて
いる中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあり、景気が持ち直していくことが期待されますが、感染症の動向
や金融資本市場の変動が内外経済に与える影響を引き続き注視する必要があります。
みそ業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、内食化傾向や高価格商品の売上増加が見ら
れたものの、出荷量の減少が続いております。また、外食産業や宿泊業の需要減退に伴い、業務用のみそも厳しい
状況となっております。
豆乳業界におきましては、業務用豆乳の需要の増加が見られましたが、コンビニエンスストア等の不調により一
部一般市場の伸びが鈍化いたしました。しかしながら、全体的には健康志向の高まりを背景に、市場は底堅く推移
しております。
このような環境の中で、当社グループは「健康で明るい生活へのお手伝い」を企業理念に定め、安全で安心でき
る製品の供給に努めるとともに、原価高騰への対策としてコスト削減に努め、経営基盤の強化に取り組んでまいり
ました。
この結果、売上高は、豆乳及びアーモンド飲料が順調に推移したため300億91百万円(前期比2.1%増)、営業利
益は、原材料費の高騰及び戦略的に広告宣伝費を投下したことに伴う販管費の増加により3億79百万円(前期比58.5
%減)、経常利益は、営業利益が減少したため4億6百万円(前期比55.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益
は、経常利益が減少したため、1億77百万円(前期比75.3%減)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
① みそ事業
みそ事業の売上高は、前期とほぼ同額の47億円(前期比1.2%減)となりました。
a.生みそ
主力製品である「純正こうじみそ」の売上が増加したものの、外食産業の需要減退により業務用みその売上
が減少したため、売上高は、36億66百万円(前期比1.3%減)となりました。
b.調理みそ
主力製品である「酢みそ」等の売上が増加したため、売上高は、3億68百万円(前期比3.3%増)となりまし
た。
c.即席みそ
新型コロナウイルス感染症拡大による内食化傾向により、多食タイプの売上は増加したものの、フリーズド
ライタイプ等が減少したため、売上高は、4億64百万円(前期比1.4%減)となりました。
d.液状みそ
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、主に販売促進の機会が減少したため、売上高は、2億円(前期比5.2
%減)となりました。
② 豆乳飲料事業
豆乳及びアーモンド飲料が順調に推移したため、売上高は、230億93百万円(前期比2.7%増)となりました。
a.豆乳
主に海外向け豆乳及び無調整豆乳が順調に推移し、売上高は、204億94百万円(前期比2.6%増)となりまし
た。
b.飲料
「第3のミルク」であるアーモンド飲料が好調に推移したため、売上高は、25億99百万円(前期比4.1%増)
となりました。
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マルサンアイ株式会社(2551) 2021年9月期 決算短信
③ その他食品事業
鍋スープの売上が減少したものの、「豆乳グルト」シリーズ及びチーズタイプ食品「豆乳シュレッド」、「豆
乳スライス」が順調に推移したため、売上高は、22億78百万円(前期比2.9%増)となりました。
④ 技術指導料その他
技術指導料として、売上高18百万円(前期比1.0%減)を計上いたしました。
(2)当期の財政状態の概況
資産、負債及び純資産の状況
a.資産
流動資産は、109億63百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億81百万円減少いたしました。減少の主な要因
といたしましては、その他に含まれる未収入金の増加3億77百万円、受取手形及び売掛金の増加1億11百万円に対
し、現金及び預金の減少10億95百万円等があったためであります。
固定資産は、150億円となり、前連結会計年度末に比べ4億90百万円増加いたしました。増加の主な要因といた
しましては、有形固定資産の増加4億38百万円等によるものであります。
この結果、資産合計は、259億63百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億8百万円増加いたしました。
b.負債
流動負債は、105億10百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億26百万円減少いたしました。減少の主な要因
といたしましては、流動負債その他に含まれる設備支払手形の減少6億58百万円、短期借入金の減少2億35百万円
等によるものであります。
固定負債は、89億22百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億円増加いたしました。増加の主な要因といた
しましては、長期借入金の増加10億30百万円等によるものであります。
この結果、負債合計は、194億32百万円となり、前連結会計年度末に比べ73百万円増加いたしました。
c.純資産
純資産合計は、65億31百万円となり、前連結会計年度末に比べ35百万円増加いたしました。増加の主な要因と
いたしましては、利益剰余金の増加17百万円等によるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ9億55百万円減少し、19億29百万
円(前連結会計年度比33.1%減)となりました。各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、7億14百万円の収入(前連結会計年度は20億78百万円の収入)となりま
した。これは、減価償却費14億42百万円等の収入に対し、未収入金の増加額3億77百万円、仕入債務の減少額1億21
百万円等の支出によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、23億85百万円の支出(前連結会計年度は16億85百万円の支出)となりま
した。これは、有形固定資産の取得による支出23億円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、7億7百万円の収入(前連結会計年度は3億25百万円の支出)となりまし
た。これは、長期借入金の返済による支出12億32百万円、短期借入金の純減少額2億33百万円等の支出に対し、長期
借入れによる収入23億57百万円等によるものであります。
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マルサンアイ株式会社(2551) 2021年9月期 決算短信
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2017年9月期 2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期 2021年9月期
自己資本比率 17.5% 22.4% 24.7% 25.0% 25.1%
時価ベースの自己資本比率 35.6% 34.6% 33.8% 35.3% 34.5%
キャッシュ・フロー対有利子
7.3倍 2.7倍 4.2倍 3.7倍 12.0倍
負債比率
インタレスト・カバレッジ・
43.0倍 99.2倍 64.0倍 72.6倍 23.3倍
レシオ
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注) 1 いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
2 株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
3 キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
4 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象として
おります。
(4)今後の見通し
基幹事業であるみそ事業、豆乳飲料事業のさらなる拡大を図ってまいります。特に鮮度ボトル入りの液状みそ、
「豆乳グルト」シリーズ及び「豆乳シュレッド」「豆乳スライス」等のチルド商材、「第3のミルク」と呼ばれる
アーモンド飲料等の販売に注力してまいります。さらに、業務用豆乳原料の拡販、即席みそ、調理みその部分内製
化による利益率の改善を目指します。
今後も引き続き安全、品質、環境、衛生面において細心の注意を払い、安全で安心できる製品作りを目指してい
く所存であります。
2022年9月期通期の見通しにつきましては、売上高は309億96百万円(前連結会計年度比3.0%増)、営業利益は3億
32百万円(前連結会計年度比12.4%減)、経常利益は3億7百万円(前連結会計年度比24.3%減)、親会社株主に帰属す
る当期純利益は1億76百万円(前連結会計年度比0.3%減)を予測しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務
諸表を作成する方針であります。
なお、国際財務報告基準(IFRS)適用時期等につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方
針であります。
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マルサンアイ株式会社(2551) 2021年9月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年9月20日) (2021年9月20日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,059,566 1,964,021
受取手形及び売掛金 5,138,637 5,249,993
たな卸資産 1,879,222 1,969,907
その他 1,271,339 1,782,798
貸倒引当金 △3,580 △3,413
流動資産合計 11,345,185 10,963,307
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 10,817,191 12,052,888
減価償却累計額 △6,137,749 △6,430,244
建物及び構築物(純額) 4,679,441 5,622,644
機械装置及び運搬具 17,665,618 19,200,720
減価償却累計額 △14,110,667 △15,036,959
機械装置及び運搬具(純額) 3,554,951 4,163,760
土地 3,004,916 3,004,916
建設仮勘定 1,409,220 269,060
その他 806,766 905,606
減価償却累計額 △647,010 △718,989
その他(純額) 159,755 186,616
有形固定資産合計 12,808,285 13,246,999
無形固定資産 198,133 188,345
投資その他の資産
投資有価証券 165,290 168,109
繰延税金資産 1,095,817 966,883
その他 259,848 441,167
貸倒引当金 △17,549 △10,882
投資その他の資産合計 1,503,407 1,565,278
固定資産合計 14,509,826 15,000,623
資産合計 25,855,012 25,963,930
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年9月20日) (2021年9月20日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 3,690,948 3,572,553
短期借入金 835,000 600,000
1年内返済予定の長期借入金 1,180,325 1,274,634
未払法人税等 256,169 26,278
賞与引当金 383,945 387,349
未払金 4,067,119 4,189,109
その他 1,123,312 460,233
流動負債合計 11,536,819 10,510,158
固定負債
長期借入金 5,589,026 6,619,548
退職給付に係る負債 1,255,061 1,226,707
資産除去債務 283,085 459,097
繰延税金負債 619,373 539,570
その他 75,308 77,361
固定負債合計 7,821,855 8,922,284
負債合計 19,358,675 19,432,442
純資産の部
株主資本
資本金 865,444 865,444
資本剰余金 629,828 636,880
利益剰余金 4,975,388 4,992,850
自己株式 △41,281 △41,281
株主資本合計 6,429,379 6,453,893
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 17,889 17,982
為替換算調整勘定 △2,500 36,360
退職給付に係る調整累計額 29,464 21,639
その他の包括利益累計額合計 44,853 75,981
非支配株主持分 22,104 1,612
純資産合計 6,496,337 6,531,487
負債純資産合計 25,855,012 25,963,930
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年9月21日 (自 2020年9月21日
至 2020年9月20日) 至 2021年9月20日)
売上高 29,466,259 30,091,112
売上原価 21,481,227 22,021,219
売上総利益 7,985,031 8,069,893
販売費及び一般管理費 7,070,571 7,689,971
営業利益 914,460 379,921
営業外収益
受取利息 6,231 8,919
デリバティブ評価益 6,608 -
持分法による投資利益 1,631 -
不動産賃貸収入 15,816 15,816
保険解約返戻金 12,102 20,193
その他 22,217 37,710
営業外収益合計 64,608 82,640
営業外費用
支払利息 27,666 30,022
シンジケートローン手数料 8,467 8,197
持分法による投資損失 - 982
債権売却損 15,076 14,100
その他 6,873 2,551
営業外費用合計 58,082 55,853
経常利益 920,986 406,707
特別利益
補助金収入 593,430 -
受取保険金 42,106 -
特別利益合計 635,537 -
特別損失
固定資産売却損 3,926 72
固定資産除却損 31,356 15,435
減損損失 397,287 16,913
製品自主回収関連費用 68,652 -
特別損失合計 501,223 32,421
税金等調整前当期純利益 1,055,300 374,286
法人税、住民税及び事業税 363,347 144,002
法人税等調整額 △23,233 53,157
法人税等合計 340,114 197,159
当期純利益 715,186 177,126
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △760 △39
親会社株主に帰属する当期純利益 715,946 177,165
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マルサンアイ株式会社(2551) 2021年9月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年9月21日 (自 2020年9月21日
至 2020年9月20日) 至 2021年9月20日)
当期純利益 715,186 177,126
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 5,468 92
為替換算調整勘定 △4,768 31,439
退職給付に係る調整額 △36,805 △7,825
持分法適用会社に対する持分相当額 △1,796 7,421
その他の包括利益合計 △37,902 31,128
包括利益 677,283 208,254
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 678,043 208,294
非支配株主に係る包括利益 △760 △39
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年9月21日 至 2020年9月20日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 865,444 629,828 4,396,332 △41,201 5,850,404
当期変動額
剰余金の配当 △136,890 △136,890
親会社株主に帰属する
715,946 715,946
当期純利益
自己株式の取得 △80 △80
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - 579,056 △80 578,975
当期末残高 865,444 629,828 4,975,388 △41,281 6,429,379
その他の包括利益累計額
その他有価証券評 退職給付に係る調 その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
為替換算調整勘定
価差額金 整累計額 累計額合計
当期首残高 12,421 4,065 66,269 82,756 22,864 5,956,025
当期変動額
剰余金の配当 △136,890
親会社株主に帰属する
715,946
当期純利益
自己株式の取得 △80
株主資本以外の項目の
5,468 △6,565 △36,805 △37,902 △760 △38,663
当期変動額(純額)
当期変動額合計 5,468 △6,565 △36,805 △37,902 △760 540,312
当期末残高 17,889 △2,500 29,464 44,853 22,104 6,496,337
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マルサンアイ株式会社(2551) 2021年9月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年9月21日 至 2021年9月20日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 865,444 629,828 4,975,388 △41,281 6,429,379
当期変動額
剰余金の配当 △159,704 △159,704
親会社株主に帰属する
177,165 177,165
当期純利益
連結子会社株式の取得
7,051 7,051
による持分の増減
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - 7,051 17,461 - 24,513
当期末残高 865,444 636,880 4,992,850 △41,281 6,453,893
その他の包括利益累計額
その他有価証券評 退職給付に係る調 その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
為替換算調整勘定
価差額金 整累計額 累計額合計
当期首残高 17,889 △2,500 29,464 44,853 22,104 6,496,337
当期変動額
剰余金の配当 △159,704
親会社株主に帰属する
177,165
当期純利益
連結子会社株式の取得
7,051
による持分の増減
株主資本以外の項目の
92 38,861 △7,825 31,128 △20,491 10,637
当期変動額(純額)
当期変動額合計 92 38,861 △7,825 31,128 △20,491 35,150
当期末残高 17,982 36,360 21,639 75,981 1,612 6,531,487
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マルサンアイ株式会社(2551) 2021年9月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年9月21日 (自 2020年9月21日
至 2020年9月20日) 至 2021年9月20日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 1,055,300 374,286
減価償却費 1,444,631 1,442,604
貸倒引当金の増減額(△は減少) 9,296 △6,833
賞与引当金の増減額(△は減少) 4,323 3,404
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △20,047 △39,544
受取利息及び受取配当金 △9,712 △12,709
受取保険金 △42,106 -
補助金収入 △593,430 -
投資有価証券売却損益(△は益) △4,988 -
持分法による投資損益(△は益) △1,631 982
支払利息 27,666 30,022
シンジケートローン手数料 8,467 8,197
為替差損益(△は益) 1,967 △795
デリバティブ評価損益(△は益) △15,260 -
固定資産除却損 8,536 517
減損損失 397,287 16,913
売上債権の増減額(△は増加) △672,798 △102,694
たな卸資産の増減額(△は増加) △523 △90,000
仕入債務の増減額(△は減少) 89,854 △121,534
未収入金の増減額(△は増加) 31,266 △377,765
未払金の増減額(△は減少) 207,592 144,953
未収消費税等の増減額(△は増加) △262,140 △30,945
その他 110,231 △120,203
小計 1,773,781 1,118,853
利息及び配当金の受取額 7,814 24,644
利息の支払額 △28,615 △30,626
保険金の受取額 42,106 -
補助金の受取額 593,430 -
法人税等の支払額 △310,470 △398,024
法人税等の還付額 33 51
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,078,079 714,897
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △1,629,071 △2,300,472
有形固定資産の売却による収入 100 12
無形固定資産の取得による支出 △74,704 △65,217
投資有価証券の取得による支出 △4,230 △3,387
投資有価証券の売却による収入 31,693 -
定期預金の預入による支出 △137,070 △377,796
定期預金の払戻による収入 106,610 317,105
差入保証金の差入による支出 △7,560 △4,930
差入保証金の回収による収入 2,045 2,413
その他 26,625 46,687
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,685,562 △2,385,585
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マルサンアイ株式会社(2551) 2021年9月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年9月21日 (自 2020年9月21日
至 2020年9月20日) 至 2021年9月20日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △808,800 △233,000
長期借入れによる収入 2,539,000 2,357,000
長期借入金の返済による支出 △1,907,911 △1,232,169
シンジケートローン手数料支出 △8,730 △8,163
自己株式の取得による支出 △81 -
配当金の支払額 △136,890 △159,704
その他 △2,328 △16,679
財務活動によるキャッシュ・フロー △325,742 707,283
現金及び現金同等物に係る換算差額 △3,622 7,992
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 63,152 △955,411
現金及び現金同等物の期首残高 2,821,269 2,884,421
現金及び現金同等物の期末残高 2,884,421 1,929,010
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マルサンアイ株式会社(2551) 2021年9月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1 連結の範囲に関する事項
連結子会社の数 5社
連結子会社 株式会社匠美
株式会社玉井味噌
マルサンアイ鳥取株式会社
丸三愛食品商貿(上海)有限公司
マルサンアイ(タイランド)株式会社
すべての子会社を連結しております。
2 持分法の適用に関する事項
(1) 持分法を適用した関連会社数
1社
海寧市裕豊醸造有限公司
関連会社は1社であります。
(2) 持分法の適用について特に記載する必要があると認められる事項
当該会社の事業年度に係る財務諸表を使用しております。
3 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち、丸三愛食品商貿(上海)有限公司の決算日は12月31日であります。
連結財務諸表の作成にあたっては、当該子会社の2021年6月30日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用し、
連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。
また、マルサンアイ(タイランド)株式会社の決算日は6月30日であります。連結決算書類の作成にあたっては、
同日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上、必要な調整を行っており
ます。その他の連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。
4 会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均
法により算定)を採用しております。
時価のないもの
移動平均法による原価法を採用しております。
② たな卸資産
通常の販売目的で保有するたな卸資産
評価基準は原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)によっております。
a 商品・製品・原材料・仕掛品
総平均法
b 貯蔵品
最終仕入原価法
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マルサンアイ株式会社(2551) 2021年9月期 決算短信
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
定率法によっております。
ただし、1998年4月以降に取得した建物(建物附属設備は除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附
属設備及び構築物については、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は、次のとおりであります。
建物 17~38年
機械及び装置 10年
② 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
ただし、ソフトウエア(自社利用分)については、社内における見積利用可能期間(5年)に基づく定額法によっ
ております。
③ リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によります。
④ 長期前払費用
均等償却によっております。
(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権につ
いては個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員の賞与の支給に備えるため、支給見込額及びそれに対応する社会保険料の会社負担額を計上しておりま
す。
(4) 退職給付に係る会計処理の方法
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、
期間定額基準によっております。
② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の処理方法
過去勤務費用は、その発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法によ
り費用処理することにしております。
数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10
年)による定額法により、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することにしております。
未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用については、税効果を調整の上、純資産の部におけるその他
の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。
③ 小規模企業等における簡便法の採用
一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合退職要支
給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
(5) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、要求払預金及び取得日から3ヶ月以内に満期日の到来する流動性の高い、容易に換金可能であり、か
つ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期的な投資であります。
(6) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税抜処理によっております。
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マルサンアイ株式会社(2551) 2021年9月期 決算短信
(重要な会計上の見積り)
固定資産の減損
当連結会計年度において、液状みそ事業及びみそ事業について減損の兆候があると判断し、当該資産グループにつ
いて減損損失の判定を行っています。判定の結果、液状みそ事業については、割引前将来キャッシュ・フローの総額
が帳簿価額を下回るため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失として特別損失に計上しております。ま
た、みそ事業につきましては、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回ることが確認できたため、減
損損失を認識しないと判断しました。
①当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
減損損失 16,913千円
有形固定資産 13,246,999千円
②識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
(イ) 算出方法
当社グループでは減損損失の兆候の判定にあたり、管理会計上の事業区分にもとづき資産のグルーピングを行
い、営業活動から生ずる損益の継続的なマイナスや経営環境の著しい悪化等の減損の兆候の有無を把握し、減損
の兆候がある場合には、当該資産グループについて、減損損失を認識するかどうかの判定を行っています。
減損損失の認識の判定にあたっては、当該資産グループの使用および最終的な処分から見込まれる割引前将来
キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較し、判定を行っています。割引前将来キャッシュ・フローの総額は、
取締役会等で承認された事業計画および専門家による資産評価レポートにもとづき算定しています。当該資産グ
ループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回る場合には、減損損失は認識しませ
ん。割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、
減損損失として認識します。認識された減損損失については各社固有の割引率用いて現在価値に割引き、減損損
失を計上します。
(ロ) 主要な仮定
割引率につきましては、証券会社の試算したデータを参考とした加重平均資本コスト(WACC)によってお
ります。
割引前将来キャッシュ・フローは中期経営計画を基礎として、市場の成長率や競合他社との競争環境を踏まえ
た将来の販売数量や販売価格、仕入価格の変動や人件費、経費の発生状況等を考慮して見積もっております。
(ハ) 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響
今後の経済状況の変動、競合他社との競争激化や主要原材料単価の大幅な変動により、みそ事業の損益実績が
事業計画より乖離する可能性があります。その場合、翌連結会計年度の連結財務諸表に影響を与える可能性があ
ります。
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マルサンアイ株式会社(2551) 2021年9月期 決算短信
(表示方法の変更)
(連結キャッシュフロー計算書)
前連結会計年度に財務活動によるキャッシュフローに掲記しておりました「定期預金の払戻による収入」及び「定
期預金の預入による支出」は、資金調達に際し、金融機関からの依頼に応じ定期預金の預入を行っていたため、財務
活動によるキャッシュフローに記載しておりましたが、海外子会社において余剰資金の運用を目的とした定期預金へ
の預入を行っているため当連結会計年度において、キャッシュフローの区分についてより適切に表示するため見直し
を行った結果、投資活動によるキャッシュフローに変更して表示しております。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結キャッシュフロー計算書において、財務活動による
キャッシュフローに表示しておりました「定期預金の払戻による収入」(106,610千円)及び「定期預金の預入による
支出」(△137,070千円)は、投資活動によるキャッシュフローに組替えております。
(「会計上の見積りの開示に関する会計基準」の適用)
「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号 2020年3月31日)を当連結会計年度の年度末
に係る連結財務諸表から適用し、連結財務諸表に重要な会計上の見積りに関する注記を記載しております。
ただし、当該注記においては、当該会計基準第11頂ただし書きに定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度
に係る内容については記載しておりません。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が経営資源配分の決定及び業績を評価するために定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社グループは、主として国内で大豆製品を中心とした食品の開発、製造及び販売をしております。
従って、当社グループは系列を考慮した製品別セグメントから構成されており、「みそ事業」「豆乳飲料事業」及
び「その他食品事業」の3つを報告セグメントとしております。
「みそ事業」は、主に生みそ、調理みそ、即席みそ及び液状みそが対象となっております。
「豆乳飲料事業」は、主に豆乳、飲料及び水が対象となっております。
「その他食品事業」は、みそ及び豆乳飲料以外の食品が対象となっております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業報告セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に
おける記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、売上総利益に、販売費及び一般管理費の内、セグメント別に識別可能な費用を控除して
算出しております。
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マルサンアイ株式会社(2551) 2021年9月期 決算短信
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年9月21日 至 2020年9月20日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他
合計
その他食品 (注)
みそ事業 豆乳飲料事業 計
事業
売上高
外部顧客への売上高 4,755,483 22,477,909 2,213,975 29,447,367 18,891 29,466,259
セグメント間の内部
― ― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 4,755,483 22,477,909 2,213,975 29,447,367 18,891 29,466,259
セグメント利益 82,590 4,911,074 172,770 5,166,435 18,891 5,185,327
セグメント資産 1,393,064 10,344,701 217,648 11,955,414 5,164 11,960,579
その他の項目
減価償却費 199,609 1,074,279 6,303 1,280,192 ― 1,280,192
有形固定資産及び
329,187 1,389,611 54,400 1,773,199 ― 1,773,199
無形固定資産の増加額
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、技術指導料を含んでおります。
当連結会計年度(自 2020年9月21日 至 2021年9月20日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他
合計
その他食品 (注)
みそ事業 豆乳飲料事業 計
事業
売上高
外部顧客への売上高 4,700,273 23,093,962 2,278,176 30,072,412 18,700 30,091,112
セグメント間の内部
― ― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 4,700,273 23,093,962 2,278,176 30,072,412 18,700 30,091,112
セグメント利益 △ 4,571 4,944,097 △ 78,229 4,861,297 18,700 4,879,997
セグメント資産 1,695,747 9,547,608 1,386,611 12,629,967 5,122 12,635,090
その他の項目
減価償却費 107,984 987,571 131,435 1,226,992 ― 1,226,992
有形固定資産及び
403,180 294,949 640,850 1,338,980 ― 1,338,980
無形固定資産の増加額
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、技術指導料を含んでおります。
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4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 5,166,435 4,861,297
「その他」の区分の利益 18,891 18,700
全社費用(注) △4,270,866 △ 4,500,076
連結財務諸表の営業利益 914,460 379,921
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
(単位:千円)
資産 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 11,955,414 12,629,967
「その他」の区分の資産 5,164 5,122
全社資産(注) 13,894,433 13,328,840
連結財務諸表の資産合計 25,855,012 25,963,930
(注)全社資産は、主に営業資産及び本社資産であります。
(単位:千円)
連結財務諸表
報告セグメント計 調整額
計上額
その他の項目
前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結
会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度
減価償却費 1,280,192 1,226,992 164,439 215,612 1,444,631 1,442,604
有形固定資産及び
1,773,199 1,338,980 811,153 587,225 2,584,353 1,926,205
無形固定資産の増加額
(注)減価償却費の調整額は、販売費及び一般管理費に帰属する減価償却費であります。
有形固定資産及び無形固定資産の増加額調整額は、主に本社の設備投資額であります。
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マルサンアイ株式会社(2551) 2021年9月期 決算短信
【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年9月21日 至 2020年9月20日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:千円)
日本 豪州 その他 合計
25,839,860 3,123,557 502,841 29,466,259
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略
しております。
3 主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
みそ事業、豆乳飲料事業及びその他
伊藤忠商事株式会社 10,956,082
食品事業
SPIRAL FOODS Pty.Ltd. 3,123,557 豆乳飲料事業
当連結会計年度(自 2020年9月21日 至 2021年9月20日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:千円)
日本 豪州 その他 合計
26,077,563 3,373,929 639,619 30,091,112
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略
しております。
3 主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
みそ事業、豆乳飲料事業及びその他
伊藤忠商事株式会社 11,187,062
食品事業
SPIRAL FOODS Pty.Ltd. 3,373,929 豆乳飲料事業
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マルサンアイ株式会社(2551) 2021年9月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年9月21日 至 2020年9月20日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他 全社 合計
その他食品事
みそ事業 豆乳飲料事業 計
業
減損損失 348,867 ― 48,419 397,287 ― ― 397,287
当連結会計年度(自 2020年9月21日 至 2021年9月20日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他 全社 合計
その他食品事
みそ事業 豆乳飲料事業 計
業
減損損失 16,913 ― ― 16,913 ― ― 16,913
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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マルサンアイ株式会社(2551) 2021年9月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2019年9月21日 (自 2020年9月21日
至 2020年9月20日) 至 2021年9月20日)
1株当たり純資産額 2,837円72銭 2,862円11銭
1株当たり当期純利益金額 313円81銭 77円65銭
(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式がないため記載しておりません。
2 算定上の基礎
1株当たり純資産額
前連結会計年度 当連結会計年度
項目
(2020年9月20日) (2021年9月20日)
連結貸借対照表の純資産の部の合計額 6,496,337千円 6,531,487千円
普通株式に係る純資産額 6,474,232千円 6,529,875千円
差額の内訳
22,104千円 1,612千円
非支配株主持分
普通株式の発行済株式数 2,296,176株 2,296,176株
普通株式の自己株式数 14,688株 14,688株
1株当たり純資産額の算定に用いられた
2,281,488株 2,281,488株
普通株式の数
1株当たり当期純利益金額
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2019年9月21日 (自 2020年9月21日
至 2020年9月20日) 至 2021年9月20日)
親会社株主に帰属する当期純利益 715,946千円 177,165千円
普通株主に帰属しない金額 ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属す
715,946千円 177,165千円
る当期純利益
普通株式の期中平均株式数 2,281,496株 2,281,488株
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
4.その他
役員の異動
(1)代表者の異動(2021年12月16日付予定)
代表取締役会長 渡辺邦康(現 代表取締役社長)
代表取締役社長 堺 信好(現 常務取締役 経営企画担当(兼)管理担当)
(2)その他役員の異動(2021年12月16日付予定)
退任予定取締役
取締役 開発担当 浅尾弘明
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2021 年9月期決算発表(連結)【参考資料】
マルサンアイ株式会社
(コード番号 2551 名証二部)
1.業績の推移
(%表示は対前期増減率)
2020 年 9 月期 2021 年 9 月期 2022 年 9 月期(予想)
百万円 % 百万円 % 百万円 %
売 上 高 29,466 7.6 30,091 2.1 30,996 3.0
営 業 利 益 914 135.3 379 △58.5 332 △12.4
経 常 利 益 920 137.7 406 △55.8 307 △24.3
当 期 純 利 益 715 △19.5 177 △75.3 176 △0.3
2.セグメント別売上高の推移
(%表示は対前期増減率)
2020 年 9 月期 2021 年 9 月期 2022 年 9 月期(予想)
百万円 % 百万円 % 百万円 %
生 みそ 3,716 △5.4 3,666 △1.3 3,632 △0.9
調 理 そみ 356 △4.2 368 3.3 375 2.0
即 席 そみ 470 8.0 464 △1.4 471 1.6
液 状 そみ 212 △5.2 200 △5.2 231 15.4
み そ 事 業
計 4,755 △4.1 4,700 △1.2 4,711 0.2
豆 乳 19,980 10.8 20,494 2.6 21,672 5.7
飲 料 2,497 12.1 2,599 4.1 2,591 △0.3
豆 乳 飲 料 事 業 計 22,477 10.9 23,093 2.7 24,263 5.1
そ の 他 食 品 事 業 2,213 3.8 2,278 2.9 2,246 △1.4
技術指導料その他 18 1.2 18 △1.0 19 5.9
調 整 額 ― ― ― ― △245 ―
合 計 29,466 7.6 30,091 2.1 30,996 3.0
3.財政状態の推移
2020 年 9 月期 2021 年 9 月期 2022 年 9 月期(予想)
百万円 百万円 百万円
総 資 産 25,855 25,963 25,627
純 資 産 6,496 6,531 6,630
自 己 資 本 比 率 25.0% 25.1% 25.9%
1 株当たり純資産 2,837 円 72 銭 2,862 円 11 銭 2,886 円 89 銭
4.キャッシュ・フローの推移
2020 年 9 月期 2021 年 9 月期 2022 年 9 月期(予想)
百万円 百万円 百万円
営 業 活 動 に よ る
キャッシュ・フロー 2,078 714 1,825
投 資 活 動 に よ る
キャッシュ・フロー △1,685 △2,385 △876
財 務 活 動 に よ る
キャッシュ・フロー △325 707 △920
現金及び現金同等物
期 末 残 高 2,884 1,929 1,957
5.配当の状況
2020 年 9 月期 2021 年 9 月期 2022 年 9 月期(予想)
1 株当たり配当額 70.0 円 30.0 円 30.0 円
配 当 性 向 22.3% 38.6% 39.0%
6.設備投資額及び減価償却費の推移
2020 年 9 月期 2021 年 9 月期 2022 年 9 月期(予想)
百万円 百万円 百万円
設 備 投 資 額 2,584 1,926 903
減 価 償 却 費 1,444 1,442 1,445
上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日現
在における仮定を前提としております。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。
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