2501 サッポロHD 2019-02-13 15:00:00
2018年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]

                                サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



○添付資料の目次

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………               2
 (1)経営成績に関する分析 ……………………………………………………………………………………………               2
 (2)財政状態に関する分析 ……………………………………………………………………………………………               5
 (3)キャッシュ・フローの状況に関する分析 ………………………………………………………………………               5
 (4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………               6
 (5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……………………………………………………………               9
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方………………………………………………………………………………               9
3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………              10
 (1)連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………………………              10
 (2)連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………………              12
 (3)連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………………              13
 (4)連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………………………              14
 (5)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………              16
 (6)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………              18
   (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………              18
   (報告企業) …………………………………………………………………………………………………………              18
   (作成の基礎) ………………………………………………………………………………………………………              18
   (重要な会計方針) …………………………………………………………………………………………………              18
   (重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断) ………………………………………………………………              26
   (セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………              27
   (1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………………              28
   (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………              28
   (初度適用) …………………………………………………………………………………………………………              29




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                                              サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



1.経営成績等の概況
            当社グループは、当連結会計年度よりIFRSを適用しており、前連結会計年度の財務数値もIFRSに組替えて比較分
        析をしております。
 
    (1)経営成績に関する分析
    (1)当期の経営成績の概況
        ①     全般的概況
                                                                   親会社の所有者に
                         売上収益          営業利益           税引前利益
                                                                   帰属する当期利益
                               百万円           百万円             百万円           百万円
            2018年12月期     521,856        10,828          9,492          8,521

            2017年12月期     536,585        12,806          11,538         7,187

            増減率(%)         △2.7          △15.4           △17.7           18.6
         
            当期の日本経済は、輸出の回復や雇用所得環境の改善により、緩やかな回復基調となりましたが、「平成30年7
        月豪雨」や「北海道胆振東部地震」等の自然災害が大きな影響を与えました。世界経済においては、米中貿易摩擦
        や利上げ動向、各国の政情不安などが投資に影響を及ぼし、先行き不透明な経済環境となりました。
         国内酒類業界では、消費者の根強い節約志向から低価格商品への需要シフトが顕著となりました。海外では、北
        米のビール市場は前期を下回ったものと推定されます。アジアのビール市場は各国で状況が異なりますが、ベトナ
        ムについては引き続き成長しています。国内飲料業界は、前期をやや上回ったものと考えられます。不動産業界で
        は、首都圏オフィス賃貸市場において空室率が改善するとともに賃料水準も緩やかに上昇しています。
         このような状況の下、当社グループでは、「サッポログループ長期経営ビジョン『SPEED150』」及び「第一次中
        期経営計画2020」に基づく成長戦略を加速させ、「世界に広がる『酒』『食』『飲』で個性かがやくブランドカン
        パニー」になることを目指し、2018年度の財務目標達成に向かい歩んできました。
         国内酒類事業では、「続・ビール強化」を掲げ、基軸ブランドの強化に注力しました。特にビールの主力ブラン
        ド「サッポロ生ビール黒ラベル」では一貫したマーケティング戦略が功を奏し、ビールの総需要が減少する中で4
        年連続の売上アップを達成しました。ビール類以外の伸長分野では、ワイン、スピリッツ類において高付加価値の
        商品に注力し、多層化を推進しました。
         国際事業では、北米のプレミアムビール市場において、カナダの「スリーマン社」が積極的な販売活動を実施し
        ました。アメリカの「サッポロUSA社」及び「アンカー社」は、北米における成長を実現するため、シナジー創出
        に向けた体制づくりを進めました。アメリカの飲料市場においては、「カントリー ピュア フーズ社」及び「シル
        バー スプリングス シトラス社」の経営統合を実施し、経営改善に向けた取り組みを実施しました。ベトナムにお
        いては、様々な構造改革を推進したことで、黒字化を達成しました。
         食品・飲料事業では、国内において、強みである素材にこだわった飲料や、レモン関連商品、スープを中心とし
        た主力ブランドへ投資を集中しました。
         外食事業では、国内において、基幹業態の「銀座ライオン」「ヱビスバー」を中心に出店や改装を行う一方、収
        益力改善に向けて不採算店舗の閉鎖・業態転換を進めました。
         不動産事業では、「恵比寿ガーデンプレイス」をはじめ、保有する賃貸不動産物件が高稼働率で推移しました。
        物件ポートフォリオの戦略的な組替えを行い、恵比寿の街の魅力向上のためにまちづくりを推進しました。「発信
        と交流の拠点」をコンセプトにした複合商業施設「GINZA PLACE(銀座プレイス)」も業績向上に寄与しました。
         以上の結果、当期における当社グループの連結業績は、以下のとおりです。
     
        売上収益
         国内酒類事業では、ブランド強化を図っている「サッポロ生ビール黒ラベル」や、積極投資を行った「サッポロ
        チューハイ99.99<フォーナイン>」などが好調に推移しましたが、発泡酒や新ジャンルの売上数量が前期を
        下回ったことから、減収となりました。一方で、国際事業では、「スリーマン社」や「サッポロベトナム社」の売
        上が前期を上回った結果、増収となりました。食品・飲料事業では、国内のレモン飲料や食品などの売上数量が前
        期を上回りましたが、缶コーヒーの市場停滞による影響や、輸出の売上数量が減少したことなどから、減収となり
        ました。外食事業では、国内の和食業態などが低調に推移し、減収となりました。
         以上の結果、連結売上収益は5,219億円(前期比147億円、3%減)となりました。
        営業利益
         国内酒類事業では、売上収益の減少に伴い、営業利益は減益となりました。国際事業では、構造改革により「サ
        ッポロベトナム社」が増益となりましたが、「アンカー社」の主要顧客エリアである西海岸(特にサンフランシス
        コ)での需要の低迷から売上数量が減少し、同社の減損を計上した結果、減益となりました。食品・飲料事業で
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                                             サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



  は、缶コーヒーの売上減少などにより、減益となりました。不動産事業では、主力物件の賃料収入増加や稼働率の
  向上により、増益となりました。
   以上の結果、連結営業利益は108億円(前期比20億円、15%減)となりました。
  親会社の所有者に帰属する当期利益
   親会社の所有者に帰属する当期利益は85億円(前期比13億円、19%増)となりました。


  ②    報告セグメント別の概況
                             売上収益(百万円)                       営業利益(百万円)

                     2017年      2018年                2017年      2018年
                                           増減率(%)                          増減率(%)
                     12月期       12月期                 12月期       12月期

国内酒類事業                261,489    250,867      △4.1     10,038      6,711     △33.1

国際事業                   78,626     79,521       1.1    △2,728     △3,397          -

食品・飲料事業               132,092    127,219      △3.7     2,430       2,027     △16.6

外食事業                   28,639     27,569      △3.7     △515        △169          -

不動産事業                  23,893     24,483       2.5     10,271     12,047      17.3


   以下、事業セグメント別の概況は記載のとおりです。また、当期より、前年同期に「国際事業」に区分していた
  「サッポロインターナショナル社」の輸出事業を、「国内酒類事業」に区分される「サッポロビール社」に移管し
  ております。
   これに伴い、前期比較につきましては、前年数値を変更後セグメント区分に組替えた数値で比較しています。

  〔国内酒類事業〕
   国内におけるビール類総需要は、ビールテイスト市場からRTD(※1)市場への流出や、業務用市場におけるリ
  ターナブル容器商品の価格改定、夏以降に各地で発生した自然災害などによる消費冷え込みの影響が大きく、前期
  比98%程度と推定されます。
   このような中で、国内酒類事業は、経営ビジョン「オンリーワンを積み重ね、No.1へ」を継続し、当社グルー
  プならではの価値の提供を積み重ねるとともに、「続・ビール強化」を事業方針に掲げ、積極的な投資をすること
  で、更なる成長を目指しました。
   ビールでは、「サッポロ生ビール黒ラベル」は好調に推移し、4年連続で売上成長を達成しました。一方で、発
  泡酒及び新ジャンルは、市場の競争激化やRTDへの需要のシフト等の影響を受けて苦戦し、ビール類合計の売上数
  量は前期比92%となりました。
   RTDでは、8月に発売したストロング系の「サッポロチューハイ99.99<フォーナイン>」が年間販売目標の
  200万ケースを11月末に達成し、「男梅サワー」「愛のスコールホワイトサワー」「キレートレモンサワー」等の
  コラボRTDの主軸商品も順調に推移したことで、売上は前期を大幅に上回りました。
   ワインでは、日本ワイン「グランポレール」、シャンパーニュ「テタンジェ」、輸入ワイン「ペンフォールズ」
  等のファインワイン(※2)の販売を強化しました。一方で、デイリーワイン(※2)が伸び悩んだこと等から、
  売上は前期を下回りました。
   洋酒では、「バカルディ」「デュワーズ」等の主力ブランドが好調に推移したことで、売上は前期を上回りまし
  た。
   和酒では、甲乙混和芋焼酎売上No.1(※3)の「こくいも」が堅調に推移したものの、売上は前期を下回りま
  した。
   以上の結果、国内酒類事業の売上収益は2,509億円(前期比106億円、4%減)となり、営業利益は67億円(前期
  比33億円、33%減)となりました。
  ※1 RTD : Ready To Drinkの略。栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料
  ※2 ファインワイン:中高級価格(1本1,500円以上のワイン)、デイリーワイン:低価格(1本1,500円未満の
  ワイン)
  ※3 インテージSRI甲乙混和芋焼酎市場2017年4月~2018年11月累計販売金額全国SM/CVS/酒DSの合計

  〔国際事業〕
   北米におけるビール市場の総需要は、アメリカ、カナダともに前期を下回ったと推定されます。アジア経済は成
  長率が鈍化し、各国で物品課税を実施・検討する動きがより顕著となりました。



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 このような中で、国際事業は、北米及び東南アジアにおけるプレミアムビール市場を中心にブランド力の強化に
取り組みました。
 北米では、カナダにおいて、「スリーマン社」が主力のプレミアムブランドへのマーケティング投資を継続した
結果、ビール売上数量(「サッポロ」ブランドを除く)は前期を上回り堅調に推移しました。アメリカでは、「サ
ッポロUSA社」がアメリカ一般市場やアジア系市場への展開を進めましたが、同社の「サッポロ」ブランドのビー
ル売上数量は前期を下回りました。2017年9月から連結子会社化した「アンカー社」は「サッポロUSA社」とのセ
ールスシナジー強化に取り組みましたが、主戦場であるサンフランシスコにおける総需要の大幅な落ち込みによ
り、前期を大きく下回りました。アメリカの飲料市場においては、厳しい経営環境を背景に「カントリー ピュア
フーズ社」「シルバー スプリングス シトラス社」両社合計の売上収益は前期を下回りましたが、業績改善に向け
両社の経営統合を行いました。
 東南アジアでは、ベトナムにおいて、「サッポロベトナム社」が高コスト体質脱却への改革、輸出の強化に取り
組んだ結果、ビール売上数量は前期を大幅に上回り、単年度で営業利益は黒字となりました。
 これらの結果として、国際事業全体の「サッポロ」ブランドのビール売上数量は前期比98%となりました。
 以上の結果、国際事業の売上収益は795億円(前期比9億円、1%増)となり、営業損失は34億円(前期は27億
円の損失)となりました。
  
〔食品・飲料事業〕
 国内飲料の総需要は、前期比102%と推定されます。
 このような中で、食品・飲料事業は各商品ブランドのラインナップ強化に注力し当社グループならではの価値提
案を行ってきました。
 国内飲料では、レモン飲料や「加賀棒ほうじ茶」などの国産素材無糖茶(※1)が好調に推移しました。一方で
缶コーヒー市場の低迷を背景にコーヒー飲料の売上が減少し、加えて西日本の豪雨災害の影響により物流網に混乱
が生じた影響もあり、国内飲料合計の売上数量は前期を下回りました。
 レモン食品では、基幹商品「ポッカレモン100」や「レモン果汁を発酵させて作ったレモンの酢」が健康志向を
捉え好調に推移し、売上数量は前期比113%となりました。また、12月には名古屋市の「東谷山フルーツパーク」
内にて「ふるさとナゴヤレモン園」の共同運営を開始する等、レモンに関心を高める体験の場の創出に取り組みま
した。
 スープ食品では、基幹商品「じっくりコトコトシリーズ」に加えて、「リゾランテ」や「辛王シリーズ」などの
独自性のある商品においても話題喚起を図りましたが、暖冬の影響もあり売上数量は前期を下回りました。大豆・
チルド事業では、豆乳ヨーグルトの新商品「SOYBIO(ソイビオ)」などが寄与し、前期比110%と成長していま
す。
 国内外食では、カフェチェーン「カフェ・ド・クリエ」を展開する「ポッカクリエイト社」が、季節やトレンド
に合わせた新メニューの発売等を行いましたが、売上は前期並みとなりました。
 海外飲料では、緑茶で約70%のシェアを占め、お茶カテゴリーでNo.1のシェア(※2)を有するシンガポール
でのポジションは維持しつつも、一部の国での新たな税制導入による影響もあり、シンガポールからの輸出につい
ては低調に推移しました。
 以上の結果、食品・飲料事業の売上収益は1,272億円(前期比49億円、4%減)となり、営業利益は20億円(前
期比4億円、17%減)となりました。
※1 当社実績:「加賀棒ほうじ茶」シリーズ4品合計・2018年1月1日~11月26日累計販売函数
※2 Nielsen Singapore MarketTrack  October 2018 (Copyright c 2018, The Nielsen Company)
 
〔外食事業〕
 国内外食市場は、業界全体として売上収益では前期を上回る回復基調が続いているものの、人手不足に伴う採用
コスト増や原材料の仕入価格上昇に伴い、依然として厳しい経営環境にありました。
 このような中、外食事業は、企業理念である「JOY OF LIVING~生きている喜び~」のもと、安全・安心な商品
の提供を心がけ「お客様へ100%満足の提供」を目指す店舗づくりを進めました。
 国内においては、相次ぐ台風の上陸・長雨や北海道の震災などの影響を大きく受け、非常に厳しい経営環境とな
りました。その中でも新規出店として「ヱビスバー」を3月に九州初となる博多、11月には兵庫・西宮に、「銀座
ライオンビヤガーデン」を5月に千葉・柏に出店するとともに、基幹業態である「銀座ライオン」を8月に川崎、
9月には広島に出店しました。店舗改装としては4月に東京・青山の「銀座ライオン」を全面改装・リニューアル
オープンするとともに、和食業態「そばえもん」を新業態として開発し、4月に東京・大崎に、11月には東京・青
山にオープンしました。いずれもお客様から高評価を得て順調に推移しています。一方で、不採算店など6店舗を
閉鎖しました。また、関係会社の「マルシンカワムラ社」においては、8月に新業態「大衆天ぷら まねき屋」
を、9月には「大衆居酒屋 まねき屋」をそれぞれ札幌に出店したことにより、12月末の国内店舗数は195店舗とな
りました。今後も店舗数の拡大を図るとともに、既存店の店舗改装・業態変更を積極的に行っていきます。

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       シンガポールにおいては、相次ぐ競合企業の参入により競争が激化する市場環境の中で、7月に和食レストラン
      等の事業を現地の飲食企業に譲渡しました。これによりシンガポールの店舗は「銀座ライオン」1店舗のみとなり
      ましたが、ビヤホール業態に集中することで、ビヤホール文化を世界に発信すべく、取り組みを進めていきます。
       以上の結果、外食事業の売上収益は276億円(前期比11億円、4%減)となり、営業損失は2億円(前期は5億
      円の損失)となりました。
 
      〔不動産事業〕
       不動産業界は、首都圏オフィス賃貸市場において、大量供給の影響による市況の悪化が懸念されていましたが、
      好調な企業業績などを背景に引き続きオフィス需要が堅調なことから、依然として空室率は低い水準で推移してい
      ます。それを受けて賃料水準も緩やかな上昇傾向が継続しています。
       このような中で、不動産賃貸では、収益の柱となっている「恵比寿ガーデンプレイスタワー」をはじめ、首都圏
      を中心に保有する各物件で高稼働率を維持しています。また、既存テナントの賃料水準引き上げについても積極的
      に取り組みを進めています。
       複合商業施設「恵比寿ガーデンプレイス」では、お洒落で洗練された街・恵比寿のランドマークとして、これま
      で以上にお客様に「豊かな時間」「豊かな空間」を感じていただける「大人の街」となるべく、ブランド力強化と
      利便性向上による資産価値向上に向けた取り組みを推進しています。
       複合商業施設「GINZA PLACE(銀座プレイス)」は、施設コンセプトである「発信と交流の拠点」として更に情
      報発信力を高め、ブランド価値向上に取り組んでいくとともに、街の賑わい創出や集客向上に貢献していきます。
       また、札幌市が都心まちづくり重点地区と位置付けて進めている「創成川以東地区」の再整備計画に合わせ、複
      合商業施設「サッポロファクトリー」の改装を引き続き進めており、その第一弾として、11月に3条館の一部がオ
      ープンしました。「サッポロファクトリー」では、今後も魅力ある都市空間づくりに努めていきます。
       一方、不動産事業全体の価値向上を図るために、長期的な視点から、引き続き物件ポートフォリオの戦略的な組
      み替えを行っており、11月に「新宿スクエア」と「ストーリア白金台」を売却するとともに、恵比寿で建築中のビ
      ルを含むオフィスビル等3物件の取得を決定し、「まちづくり事業」を推進しています。
       以上の結果、不動産事業の売上収益は245億円(前期比6億円、2%増)、営業利益は120億円(前期比18億円、
      17%増)となりました。
 
    (2)財政状態に関する分析
       当期末の資産合計は、その他の流動資産、有形固定資産の増加等があった一方、その他の金融資産(非流動)、
      営業債権及びその他の債権の減少等によって、前連結会計年度末と比較して250億円減少し、6,397億円となりまし
      た。
       負債は、退職給付に係る負債、社債及び借入金(非流動)の増加等があった一方、社債及び借入金(流動)の減
      少等によって、前連結会計年度末と比較して141億円減少し、4,750億円となりました。
       資本は、親会社の所有者に帰属する当期利益の増加があった一方、期末配当の実施、その他有価証券評価差額金
      の減少等によって、前連結会計年度末と比較して110億円減少し、1,647億円となりました。
 
    (3)キャッシュ・フローの状況に関する分析
       当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末に比べ25億円(20%)減少
      し、当連結会計年度末には100億円となりました。
       当期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
      (営業活動によるキャッシュ・フロー)
       営業活動の結果得られた資金は、308億円(前期比30億円、9%減)となりました。これは主に、法人所得税等
      の支払額107億円があった一方、減価償却費及び償却費285億円、減損損失54億円、営業債権及びその他の債権の減
      少額42億円による増加要因があったことによるものです。
      (投資活動によるキャッシュ・フロー)
       投資活動の結果使用した資金は、187億円(前期比9億円、5%増)となりました。これは主に、信託受益権
      (投資不動産)の売却による収入72億円があった一方、有形固定資産の取得による支出136億円、投資有価証券の
      取得による支出63億円があったことによるものです。
      (財務活動によるキャッシュ・フロー)
       財務活動の結果使用した資金は、145億円(前期比6億円、4%増)となりました。これは主に、社債の発行に
      よる収入200億円があった一方、長期借入金の返済による支出225億円、社債の償還による支出101億円があったこ
      とによるものです。
 




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 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
                             2017年12月期        2018年12月期

  親会社所有者帰属持分比率(%)                      25.9         25.2

  時価ベースの親会社所有者帰属持分比率(%)                40.4         27.9

  キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)                  8.8          9.4

  インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)                  14.6         14.0
  親会社所有者帰属持分比率:親会社の所有者に帰属する持分/資産合計
  時価ベースの親会社所有者帰属持分比率:株式時価総額/資産合計
  キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
  インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
  (注1)いずれもIFRS基準での連結ベースの財務数値により計算しております。
  (注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
  (注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
  (注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象として
        おります。


(4)今後の見通し
  ① 全般的見通し
                                                                 親会社の所有者に
                 売上収益          営業利益              税引前利益
                                                                 帰属する当期利益
                       百万円             百万円                 百万円         百万円
  2019年12月期見通し    548,800        12,600             11,300          8,700

  2018年12月期       521,856        10,828              9,492          8,521

  増減率(%)             5.2             16.4             19.0           2.1


   次期は、「サッポログループ長期経営ビジョン『SPEED150』」及び「第一次中期経営計画2020」の3年目とし
 て、引き続きコア事業と位置付けた『酒』『食』『飲』分野で特長ある商品・サービスをグローバルに展開し、お
 客様との接点拡大を図ることで、力強い成長を目指します。
  なお、グループの持つブランドを育成・強化しながら、確実な成長を目指して、事業軸による国際事業の推進と
 事業の組替えを実行することにより、これまでの5報告セグメントを3報告セグメントヘ変更し、マネジメントア
 プローチによる管理を一層強化していきます。
  次期の当社グループ連結業績の見通しは次のとおりです。


 売上収益
  酒類事業では、日本国内において、「ビール再強化宣言」を掲げ、「サッポロ生ビール黒ラベル」「ヱビス」の
 基軸ブランドの更なる価値向上に取り組み、ビール類全体で売上数量増加を目指します。ワインでは、引き続きフ
 ァインワインのブランド強化を図り、一層の販売拡大を目指します。RTDにおいては、「驚きをカタチに」をスロ
 ーガンに、新鮮で驚きのあるオンリーワン商品を創出し、積極的な投資で事業規模の拡大を目指します。その他の
  伸長分野である洋酒などの売上拡大にも取り組みます。また、ベトナムや周辺諸国への輸出を拡大し、サッポロブ
  ランドを広めていきます。北米においては、「スリーマン社」の継続的な成長と、アメリカの「サッポロUSA社」
  「アンカー社」のセールスシナジーを発揮することで、売上成長を目指します。
   食品飲料事業では、国内食品・飲料において、当社の優位性を発揮できるレモン・スープや豆乳ヨーグルトとい
  った分野で新たな価値を提案していきます。海外では、主力のシンガポール市場や周辺諸国での「POKKA」ブラン
  ドの強化を行います。
   以上により、連結売上収益は5,488億円(前期比269億円、5%増)となる見通しです。


  営業利益
   酒類事業では、国内ビールの基軸ブランドの伸長や、「スリーマン」「サッポロプレミアム」といった海外ブラ
 ンドの強化により、営業利益は増益となる見込みです。
  食品飲料事業では、国内外の売上高増加と品種構成の改善などにより、増益となる見込みです。



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                                               サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



          不動産事業では、「恵比寿ガーデンプレイス」や「GINZA PLACE(銀座プレイス)」などの安定した収益貢献に
      加え、一部物件の売却益などにより増益となる見込みです。
       一方で、当社グループ全体の経営基盤構築や将来に向けた成長投資、構造改革に伴うコストなどを予定している
      ことから、全社費用は増加の見込みです。
       以上により、連結営業利益は126億円(前期比18億円、16%増)となる見通しです。
       
      親会社の所有者に帰属する当期利益
          親会社の所有者に帰属する当期利益は87億円(前期比2億円、2%増)となる見通しです。
       
          以下、事業セグメント別の見通しは記載のとおりです。
      ②    報告セグメント別の見通し
                               売上収益(百万円)                       営業利益(百万円)
 
                       2018年      2019年                2018年      2019年
                                             増減率(%)                          増減率(%)
                       12月期       12月期                 12月期       12月期

    酒類事業                330,009    346,000       4.8     3,856       9,700      151.5

    食品飲料事業              161,331    172,200       6.7     1,150       1,700      47.8

    不動産事業                24,483     24,600       0.5     12,047     12,100       0.4
       
      〔酒類事業〕
      (日本・アジア)
       日本では、飲酒人口の減少とRTD(※1)などへの流出に加え、10月に予定されている消費増税も個人消費に影
      響を与える可能性があり、総需要が当期を下回る厳しい市場環境が続くと予想されます。
       このような中で、「サッポロビール社」はビジョンとして「オンリーワンを積み重ね、No.1へ」を継続し、独
      自の新価値の提供を積み重ねることで、成長を目指します。
       ビール類では、「ビール再強化宣言」を事業方針に掲げ、ビールブランド強化を継続します。4年連続で売上増
      を達成した「サッポロ生ビール黒ラベル」は、家庭用、業務用ともに、「大人の★生」の独自な世界観訴求を強化
      し、お客様に「完璧な生ビールを実感・体験」していただくことで、継続的な売上増を目指します。「ヱビス」
      は、「ヱビス プレミアムエール」を発売し、「ヱビスビール」と並ぶ新しい味わいを提案するなど、2020年の発
      売130周年に向け、日本を代表するビールとして、ブランドプレゼンスの向上を図ります。
       また、当期増強したミニブルワリー等も活用して、「高付加価値」を基本とし、ビール文化創造へと結びつくよ
      うな個性的な商品提案を行っていきます。
       RTDでは、「驚きをカタチに」をスローガンに、新たな切り口の商品を展開し、新鮮で驚きのあるオンリーワン
      商品を創出します。「男梅サワー」などのコラボレーションによる独自価値商品と主力ブランドの「サッポロチュ
      ーハイ99.99<フォーナイン>」をさらに強化し、成長を加速させます。
       ワインでは、引き続きファインワイン(※2)の提案強化を行います。日本ワイン「グランポレール」、シャン
      パーニュ「テタンジェ」、輸入ワイン「ペンフォールズ」を中心に、ブランドイメージの構築と販売拡大を行いま
      す。また、デイリーワインは、業務用限定商品の発売などを通じて、認知とユーザーの裾野拡大を図ります。
       洋酒では、世界販売量・販売金額No.1ラム「バカルディ」(※3)をはじめとして、「デュワーズ」「ボンベ
      イサファイア」「マルティーニ」に注力します。
       和酒では、好調な甲乙混和芋焼酎「こくいも」の拡販に注力し、本格焼酎では香りを活かした新たな飲み方を提
      案し、情報発信を継続して話題喚起を図ります。
       アジアでは、ビール市場は引き続き成長すると見込まれますが、一部の国では経済成長の鈍化やアルコールに対
      する規制強化を背景に、成長の鈍化が見られます。
       このような中で、「サッポロベトナム社」は引き続き利益が創出できる販売体制の確立を目指します。
      (北米)
       カナダでは、個人消費、設備投資が経済成長率を押し上げることが想定されますが、ビール市場の総需要は酒類
      における嗜好の多様化を背景に、ほぼ横ばい圏に留まるものと見込まれます。
       このような中で、「スリーマン社」は継続的な成長を可能とする戦略ブランドの強化やポートフォリオの最適化
      を行い、プレミアムブランドへの経営資源投入を継続するとともに、RTDへの取り組みを強化します。
       アメリカでは、通商政策の不確実性の高まり、大型減税の効果が薄れることなどが、消費者や企業マインドに影
      響を及ぼすと考えられますが、カナダ同様、ビール市場の総需要は前期並みと見込まれます。
       このような中で、「サッポロUSA社」と「アンカー社」は、製造・販売両面においてシナジー効果を最大限発揮
      するため、2019年4月1日に経営統合する予定です。今回の統合により飛躍的成長を実現するためのプラットフォ

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                                 サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



ームを構築します。両社の重点エリアを明確にして経営リソースの最大化を図るとともに、収益性の低いコスト構
造の改善を図ります。
(外食)
 国内外食業界では、労働力不足に伴う採用コストや原材料仕入価格等の継続的な上昇に加え、業界を超えた競争
の激化により、今後も厳しい経営環境が継続するものと想定されます。
 このような中で、「サッポロライオン社」は引き続き「お客様へ100%満足の提供」を軸に、基本となる商品・
サービス・店舗環境等の「営業品質」の向上を図るとともに、安全・安心な商品の提供に向けた取り組みを進めま
す。
 次期の新規出店においては、基幹業態である「銀座ライオン」や「ヱビスバー」の他、新たに開発した「そばえ
もん」等の展開エリアの拡大を図るとともに、新たな業態開発にも注力し、将来に亘る収益力の維持・向上に向け
て既存店舗の改装・業態変更に積極的に取り組みます。
 海外においては、ビヤホール文化を世界に発信すべく、シンガポール国内での「銀座ライオン」ブランドの再構
築に向けた取り組みを進めるとともに、収益向上に向けたコスト構造改革を推進していきます。
※1 RTD : Ready To Drinkの略。栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料
※2 ファインワイン:1本1,500円以上の中高級価格ワイン(デイリーワイン:1本1,500円未満のワイン)
※3 2017年 インターナショナル・ワイン&スピリッツ・リサーチ調べ

〔食品飲料事業〕
(日本アジア)
 日本では、お客様の嗜好の多様化、飲料メーカー各社との競争激化に加え、物流費や人件費の高騰などによるコ
スト増加が見込まれ、依然として厳しい経営環境が予想されます。
 このような中で、「ポッカサッポロ社」は、「毎日の生活に彩りと輝きをくわえる、新しい『おいしい』を次々
と生み出し続けます」というビジョンの下、お客様視点を徹底し、お客様に喜ばれるようなものづくりで新たな価
値を提案していきます。
 国内飲料では、「キレートレモン」・「素材系」・「食感系」など強みにさらに磨きをかけ、独自のポジション
を確立していきます。
 国内食品のスープにおいては、「サッポロビール社」仙台工場内に、「ポッカサッポロ社」仙台工場を新設し、
カップ入りスープの製造設備および粉末スープ顆粒原料の造粒設備を新たに設置することで、堅調に成長するイン
スタントスープにおけるさらなる積極展開を図ります。レモン食品においては、レモンそのものの健康価値発信を
行うなど、「ポッカレモン100」やレモン酢商品の需要を広げる活動をしていきます。業務用ルートでは、当社グ
ループのシナジーを活かしながら、レモン原料、粉末スープ、粉末茶等の売上拡大を図ります。「食」分野のさら
なる拡大加速に欠かせない豆乳事業においては、強みである豆乳ヨーグルトの新たな商品展開を図るため、群馬工
場内に原料豆乳の搾汁設備を含む、豆乳ヨーグルトの製造設備を3月に竣工予定です。
 国内外食では、「カフェ・ド・クリエ」においてきめ細かいマーケティングを行い、既存店の活性化を図りま
す。また、新規出店を加速させ、クリエブランドの価値向上を進めていきます。
 海外飲料では、主力のシンガポール市場での茶系飲料や果汁飲料での優位性を維持しつつ、売上拡大と効率化を
進めていきます。また、各国の市場ニーズに合わせた商品を展開しプレゼンスを高めていきます。
(北米)
「カントリー ピュア フーズ社」及び「シルバー スプリングス シトラス社」の経営統合完了により、経営資源を
迅速に最大限活用します。

〔不動産事業〕
 不動産業界は、首都圏オフィス賃貸市場において、前期に比べ大型ビルの供給面積は減少するものの、過去10年
の平均は上回る予定です。しかし、人材確保や働き方改革の流れによるオフィス環境整備など、旺盛な需要を背景
に空室率は引き続き低い水準で推移するものと予測しています。また、賃料水準も、それを受けて緩やかな上昇傾
向が継続するものと予測しています。一方で、経済環境の変化や、新築ビルと既存ビルとの競争激化による二次空
室が顕在化するなど、市況が変わる可能性もあると予測しています。
 このような中で、不動産賃貸は、ハード・ソフト両面における競争力強化に引き続き努め、保有物件の稼働率及
び賃料水準の維持向上に取り組んでいきます。
 中核施設である「恵比寿ガーデンプレイス」では、商業区画をはじめとする各エリアにおいて、利便性向上を図
るとともに、新たな付加価値を提供することで街全体のブランド価値向上を目指します。
 複合商業施設「GINZA PLACE(銀座プレイス)」は施設コンセプトである「発信と交流の拠点」として更に情報
発信力を高め、ブランド価値向上に取り組んでいくとともに、街の賑わい創出や集客向上に貢献していきます。
 また、札幌市が都心まちづくり重点地区と位置付けて進める「創成川以東地区」の再整備計画に合わせ、複合商
業施設「サッポロファクトリー」の改装を引き続き進め、魅力ある都市空間づくりに努めていきます。




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                                          サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



       今後も不動産事業全体の価値向上を図るために、保有物件ポートフォリオの戦略的な組替えを進めるとともに、
      不動産証券化による資金調達手段の多様化や事業機能の拡大、新規事業開発等に取り組み、恵比寿・札幌での「ま
      ちづくり事業」を推進していきます。
       
      (注)上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績影響を与える不確実な要因に係る
         本資料発表日現在における仮定を前提としています。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる
         結果となる可能性があります。
 
    (5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
       当社は、株主の皆様への適切な利益還元を経営上の重要政策と位置付けており、業績や財務状況を勘案して安定
      した配当を行うことを基本的な方針としております。
      また、2016年11月に公表しました「サッポログループ長期経営ビジョン『SPEED150』」に基づき、2017年より取り
      組んでおります「第一次中期経営計画2020」のなかで、株主の皆様への利益還元として、配当性向30%を目安とす
      る財務指標を掲げております。ただし、親会社の所有者に帰属する当期利益が、特殊要因にかかる特別損益等によ
      り大きく変動する場合には、その影響を考慮して配当金額を決定することがあります。
       当期につきましては、上記の方針どおり当期の業績や今後の経営環境等を勘案して、1株当たり42円の配当を予
      定しております。当社は、中間配当を支払うことができる旨を定款で定めておりますが、現在年間を通しての配当
      とさせていただいております。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当につきましては株主総会、中間配当
      につきましては取締役会であります。
       次期の剰余金の配当につきましては、年間42円の配当とする予定です。
 
 
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
     当社グループは、資本市場における財務情報の国際的な比較可能性の向上を目的として、2018年12月期第1四半期か
    ら国際財務報告基準(IFRS)を任意適用しております。
 




                                  - 9 -
                                     サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結財政状態計算書
                                                              (単位:百万円)

                         移行日               前連結会計年度            当連結会計年度
                    (2017年1月1日)           (2017年12月31日)      (2018年12月31日)
資産
 流動資産
  現金及び現金同等物                      10,476             12,537            9,989
  営業債権及びその他の債権                   96,574             98,325           93,340
  棚卸資産                           37,619             37,873           37,109
  その他の金融資産                        9,967              9,107            4,790
  その他の流動資産                       7,386               6,914            8,316
           小計                162,022               164,755          153,544
  売却目的で保有する資産                    359                     -                -
  流動資産合計                     162,381               164,755          153,544
 非流動資産
  有形固定資産                     151,602               151,334          152,676
  投資不動産                      223,595               219,658          215,522
  のれん                            21,483             24,942           21,229
  無形資産                           10,305             13,339           12,056
  持分法で会計処理されている投資                   372                391              410
  その他の金融資産                       79,278             78,677           70,205
  その他の非流動資産                      8,921               9,309            8,526
  繰延税金資産                         2,176               2,326            5,523
  非流動資産合計                    497,733               499,976          486,148
 資産合計                        660,114               664,731          639,692




                        - 10 -
                                         サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信


 
                                                                     (単位:百万円)
 
                             移行日                 前連結会計年度             当連結会計年度
                                                                 
                        (2017年1月1日)             (2017年12月31日)       (2018年12月31日)
    負債及び資本                                                                        
    負債                                                                            
     流動負債                                                                         
      営業債務及びその他の債務                   38,460              36,488             35,292
      社債及び借入金                        75,580              80,716             73,863
      リース負債                          6,609                6,533              6,743
      未払法人所得税                        1,570                5,207              1,527
      その他の金融負債                       33,108              33,277             33,905
      その他の流動負債                       66,424              66,590             63,260
      流動負債合計                     221,750                228,809            214,591
     非流動負債                                                                        
      社債及び借入金                    165,235                153,184            154,483
      リース負債                          24,623              24,295             24,495
      その他の金融負債                       48,125              45,956             45,733
      退職給付に係る負債                      8,996                6,283             11,715
      その他の非流動負債                      2,689                2,621              2,991
      繰延税金負債                         26,455              27,872             20,950
      非流動負債合計                    276,122                260,212            260,367
     負債合計                        497,872                489,021            474,957
    資本                                                                            
     資本金                             53,887              53,887             53,887
     資本剰余金                        40,706                 40,825             40,998
     自己株式                        △1,796                 △1,807             △1,822
     利益剰余金                           36,315              44,491             46,065
     その他の資本の構成要素                     28,515              34,659             22,373
     親会社の所有者に帰属する持分合計            157,628                172,055            161,501
     非支配持分                         4,613                  3,655              3,234
     資本合計                        162,241                175,710            164,735
    負債及び資本合計                     660,114                664,731            639,692
 




                            - 11 -
                             サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



(2)連結損益計算書
                                                    (単位:百万円)

                     前連結会計年度                  当連結会計年度
                   (自 2017年1月1日            (自  2018年1月1日
                    至 2017年12月31日)          至  2018年12月31日)
売上収益                            536,585                   521,856
売上原価                            373,148                   362,210
売上総利益                           163,437                   159,646


販売費及び一般管理費                      145,991                   145,237
その他の営業収益                          1,029                     3,009
その他の営業費用                          5,669                     6,590
営業利益                             12,806                    10,828


金融収益                              1,338                     1,139
金融費用                              2,626                     2,494
持分法による投資利益                           19                        19
税引前利益                            11,538                     9,492


法人所得税                             5,170                     1,772
当期利益                              6,367                     7,721


当期利益の帰属
 親会社の所有者                          7,187                     8,521
 非支配持分                            △820                      △801
 当期利益                             6,367                     7,721


基本的1株当たり当期利益(円)                   92.27                    109.40
希薄化後1株当たり当期利益(円)                  92.25                    104.46




                    - 12 -
                                        サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



    (3)連結包括利益計算書
                                                               (単位:百万円)
 
                                前連結会計年度                   当連結会計年度
                              (自 2017年1月1日              (自 2018年1月1日
                               至 2017年12月31日)            至 2018年12月31日)

    当期利益                                     6,367                    7,721
                                                                           
    その他の包括利益                                                               
     純損益に振り替えられることのない項目                                                    
         その他の包括利益を通じて公正価値で測
                                             8,202                   △9,201
         定する金融資産
         確定給付制度の再測定                             537                  △3,688
         純損益に振り替えられることのない項目
                                             8,739                  △12,890
         合計
        純損益に振り替えられる可能性のある項目                                                
         在外営業活動体の換算差額                        1,032                   △2,765
         キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値
                                                114                    △69
         の純変動の有効部分
         純損益に振り替えられる可能性のある項
                                             1,146                   △2,834
         目合計
        税引後その他の包括利益合計                        9,884                  △15,724
    当期包括利益                                  16,252                   △8,003
                                                                           
    当期包括利益の帰属                                                              
        親会社の所有者                             17,183                   △6,987
        非支配持分                                △931                    △1,016
        当期包括利益                              16,252                   △8,003
 




                               - 13 -
                                                              サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



(4)連結持分変動計算書
        前連結会計年度(自     2017年1月1日         至    2017年12月31日)
                                                                                            (単位:百万円)
                                                                           その他の資本の構成要素
                                                                         キャッシュ その他の
                                                                         ・フロー・ 包括利益を
                資本金           資本剰余金     自己株式      利益剰余金        在外営業                        確定給付
                                                                          ヘッジの 通じて公正
                                                               活動体の                         制度の    合計
                                                                         公正価値の 価値で測定
                                                               換算差額                         再測定
                                                                          純変動の する金融
                                                                          有効部分  資産
2017年1月1日残高          53,887    40,706   △1,796     36,315            -     △317   28,832       -   28,515
 当期利益                                                 7,187                                             -
 その他の包括利益                                                        1,137      126    8,195     537    9,996
当期包括利益                    -         -         -       7,187      1,137      126    8,195     537    9,996
 自己株式の取得                                    △17                                                         -
 自己株式の処分                            1         6                                                         -
 配当                                                △2,888                                               -
 株式に基づく報酬取引                       117                                                                   -
 利益剰余金への振替                                            3,876                       △3,315    △537   △3,852
 その他の増減                                                                                                 -
所有者との取引額合計                -       118       △11        989           -        -   △3,315    △537   △3,852
2017年12月31日残高        53,887    40,825   △1,807     44,491        1,137     △191   33,712       -   34,659


                親会社の
                所有者に
                              非支配持分     資本合計
                帰属する
                持分合計
2017年1月1日残高         157,628     4,613   162,241
 当期利益                 7,187     △820     6,367
 その他の包括利益             9,996     △111     9,884
当期包括利益               17,183     △931     16,252
 自己株式の取得               △17         -        △17
 自己株式の処分                  7        -          7
 配当             △2,888           △20    △2,907
 株式に基づく報酬取引             117        -        117
 利益剰余金への振替               24      △24          -
 その他の増減                   -        17        17
所有者との取引額合計       △2,756          △26    △2,783
2017年12月31日残高   172,055         3,655   175,710




                                             - 14 -
                                                                  サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



            当連結会計年度(自     2018年1月1日         至    2018年12月31日)
                                                                                                 (単位:百万円)
 
                                                                               その他の資本の構成要素
                                                                             キャッシュ その他の
                                                                             ・フロー・ 包括利益を
                     資本金          資本剰余金     自己株式      利益剰余金        在外営業                        確定給付
                                                                              ヘッジの 通じて公正
                                                                   活動体の                         制度の      合計
                                                                             公正価値の 価値で測定
                                                                   換算差額                         再測定
                                                                              純変動の する金融
                                                                              有効部分  資産
    2018年1月1日残高          53,887    40,825   △1,807     44,491        1,137     △191   33,712        -    34,659
     当期利益                                                 8,521                                                
     その他の包括利益                                                       △2,622        2   △9,200   △3,688   △15,508
    当期包括利益                    -         -         -       8,521     △2,622        2   △9,200   △3,688   △15,508
     自己株式の取得                                    △20                                                           -
     自己株式の処分                            0         5                                                           -
     転換社債型新株予約権付社債
                                      182                                                                     -
     の発行
     配当                                                △3,122                                                 -
     株式に基づく報酬取引                       △9                                                                      -
     利益剰余金への振替                                         △3,826                          △466     3,688     3,222
    所有者との取引額合計                -       173       △15    △6,947            -        -    △466     3,688     3,222
    2018年12月31日残高        53,887    40,998   △1,822     46,065       △1,485     △188   24,046        -    22,373

 
                     親会社の
                     所有者に
                     帰属する
                                  非支配持分     資本合計
                     持分合計
    2018年1月1日残高         172,055     3,655   175,710
     当期利益                 8,521     △801      7,721
     その他の包括利益        △15,508        △215    △15,724
    当期包括利益              △6,987     △1,016   △8,003
     自己株式の取得               △20          -       △20
     自己株式の処分                  6         -         6
     転換社債型新株予約権付社債
                            182         -       182
     の発行
     配当                 △3,122        △8    △3,130

     株式に基づく報酬取引             △9          -       △9

     利益剰余金への振替            △603        603         -
    所有者との取引額合計          △3,566        595   △2,972
    2018年12月31日残高       161,501     3,234   164,735

 




                                                 - 15 -
                                    サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



(5)連結キャッシュ・フロー計算書
                                                           (単位:百万円)

                                   前連結会計年度            当連結会計年度
                              (自    2017年1月1日       (自 2018年1月1日
                               至    2017年12月31日)     至 2018年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
 税引前利益                                     11,538               9,492
 減価償却費及び償却費                                29,569              28,512
 減損損失                                       3,810              5,430
 受取利息及び受取配当金                               △1,330             △1,123
 支払利息                                       2,397               2,368
 持分法による投資損益(△は益)                             △19                 △19
 有形固定資産及び無形資産除売却損益(△は益)                       719               △659
 営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)                    △1,136               4,209
 棚卸資産の増減額(△は増加)                               333                 70
 営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)                    △2,337               △830
 未払酒税の増減額(△は減少)                               132             △1,950
 その他                                       △4,253             △2,968
               小計                          39,422              42,533
 利息及び配当金の受取額                                1,383              1,150
 利息の支払額                                    △2,315             △2,197
 法人所得税等の支払額                                △4,696             △10,657
 営業活動によるキャッシュ・フロー                          33,794              30,830


投資活動によるキャッシュ・フロー
 有形固定資産の取得による支出                           △10,598             △13,581
 有形固定資産の売却による収入                             3,086              1,729
 投資不動産の取得による支出                             △2,499             △4,712
 無形資産の取得による支出                              △2,197             △2,220
 投資有価証券の取得による支出                            △1,020             △6,345
 投資有価証券の売却による収入                             8,278               1,455
 連結の範囲の変更を伴う子会社株式等の取得による支出                △11,623                   -
 信託受益権(投資不動産)の取得による支出                           -             △2,523
 信託受益権(投資不動産)の売却による収入                           -               7,239
 貸付けによる支出                                    △68                △139
 貸付金の回収による収入                                4,267               4,081
 その他                                       △5,499             △3,712
 投資活動によるキャッシュ・フロー                         △17,873             △18,727




                          - 16 -
                                    サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



                                                           (単位:百万円)

                                   前連結会計年度            当連結会計年度
                              (自    2017年1月1日       (自 2018年1月1日
                               至    2017年12月31日)     至 2018年12月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
 短期借入金の純増減額(△は減少)                          △3,076               △264
 コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少)                    △1,000             △3,500
 長期借入による収入                                 12,500              12,000
 長期借入金の返済による支出                            △12,603             △22,524
 社債の発行による収入                                 9,960              20,021
 社債の償還による支出                               △10,083             △10,068
 配当金の支払額                                   △2,913             △3,133
 リース負債の返済による支出                             △6,686             △7,038
 自己株式の取得による支出                                △17                 △20
 その他                                           7                   6
 財務活動によるキャッシュ・フロー                         △13,911             △14,521
現金及び現金同等物に係る為替変動による影響                          51               △130
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                         2,061             △2,548
現金及び現金同等物の期首残高                             10,476              12,537
現金及び現金同等物の期末残高                             12,537               9,989




                          - 17 -
                                        サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



    (6)連結財務諸表に関する注記事項
    (継続企業の前提に関する注記)
     該当事項はありません。
 
    (報告企業)
     サッポロホールディングス株式会社(以下「当社」という。)は日本に所在する株式会社であります。その登記さ
    れている本社及び主要な事業所の住所は東京都渋谷区です。当社の連結財務諸表は、2018年12月31日を期末日とし、
    当社及びその子会社(以下「当社グループ」という。)、並びに当社の関連会社に対する持分により構成されており
    ます。当社グループの事業内容及び主要な活動は、(セグメント情報)に記載しております。
 
    (作成の基礎)
     (1)IFRSに準拠している旨
        当社グループの連結財務諸表は、IFRSに準拠して作成しております。当社は、連結財務諸表規則第1条の2に
      掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たしていることから、同第93条の規定を適用しております。
       当社グループは、2018年1月1日に開始する連結会計年度からIFRSを初めて適用しております。IFRSへの移行
      日(以下「移行日」という。)は2017年1月1日であり、当社グループはIFRSの移行にあたり、IFRS第1号「国
      際財務報告基準の初度適用」(以下「IFRS第1号」という。)を適用しております。移行日及び比較年度におい
      て、IFRSへの移行が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に与える影響は(初度適
      用)に記載しております。
     (2)測定の基礎
        当社グループの連結財務諸表は、(重要な会計方針)に記載している金融商品等を除き、取得原価を基礎とし
       て作成しております。
     (3)表示通貨
       当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入
      にて表示しております。
     (4)新基準の早期適用
        当社グループは、IFRS第16号「リース」(以下「IFRS第16号」という)を当社グループのIFRS移行日から早期
      適用しております。
 
    (重要な会計方針)
     (1)連結の基礎
      ①   子会社
          当社グループが、その事業体の活動から便益を享受するために直接もしくは間接的に財務及び経営方針の決
       定権、すなわち支配を有する場合は子会社として連結処理しております。
        連結財務諸表の作成に当たっては、当社グループで統一された会計方針に基づき、同じ報告日で作成された
       各グループ会社の財務諸表を用いております。子会社が適用する会計方針が当社グループの適用する会計方針
       と異なる場合には、必要に応じて当該子会社の財務諸表に調整を加えております。
        投資先の連結は、当社グループが投資先に対する支配を獲得した日から開始し、投資先に対する支配を喪失
       した日に終了いたします。
          連結会社間取引、並びに当該取引から発生した債権・債務残高及び未実現損益は相殺消去しております。
          連結子会社の純資産に対する非支配持分は、当社グループの株主持分とは区別して識別しております。
        連結子会社の持分を一部処分した際、支配が継続する場合には、資本取引として会計処理を行い、非支配持
       分の調整額と対価の公正価値との差額は、親会社の所有者に帰属する持分として資本の部に直接認識しており
       ます。
        支配を喪失した場合には、従前、連結子会社であった当該会社に対して保持している持分を支配喪失時の公
       正価値で評価し、帳簿価額との差額を純損益に認識しております。
        連結子会社の非支配持分は、当社グループの持分とは別個に識別し、連結子会社の包括利益については、非
       支配持分が負の残高となる場合であっても、親会社の所有者と非支配持分に帰属させております。
      ② 関連会社
        関連会社とは、当社グループが当該企業に対し、財務及び営業の方針に重要な影響力を有しているものの、
       支配をしていない企業をいおります。
          当社グループは、関連会社に対する投資を、持分法を用いて会計処理しております。
          持分法において関連会社に対する投資は、取得時に取得原価で認識され、取得後の関連会社の純資産の変動
       に対する当社グループの持分を調整して、連結財政状態計算書に計上しております。



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                                  サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



     連結損益計算書には関連会社の業績に対する当社グループの持分を反映させております。関連会社のその他
  の包括利益に認識される金額に変動がある場合には、当該変動に対する当社グループの持分はその他の包括利
  益で認識しております。
   当社グループと関連会社との間の取引から生じる未実現損益に対する当社グループの持分を消去するため、
  当社グループの連結財務諸表において調整を行っております。
   関連会社の財務諸表は、当社グループと同一の報告期間で作成し、関連会社の会計方針を当社グループの会
  計方針と一致させるための調整を行っております。
   関連会社に対する重要な影響力を喪失した場合、当社グループは残存する投資を公正価値で測定し認識して
  おります。重要な影響力を喪失した日の関連会社の帳簿価額と残存する投資の公正価値及び処分による受取額
  との差額は純損益として認識しております。


(2)企業結合
   企業結合は取得法を用いて会計処理しております。
  企業結合が生じた期間の末日までに企業結合の当初の会計処理が完了していない場合には、暫定的な金額で会
 計処理を行い、取得日から1年以内の測定期間において、暫定的な金額の修正を行っております。
  取得原価は、取得日の公正価値で測定された移転した対価及び被取得企業に対する非支配持分の金額の合計額
 として測定しております。
  被取得企業に対する非支配持分は、企業結合ごとに、公正価値又は被取得企業の識別可能純資産の公正価値に
 対する非支配持分割合相当額のいずれかにより測定しております。
  企業結合に伴って発生した取得関連コストは、当該コストが発生した期間の費用として会計処理しておりま
 す。
  当社グループが事業を取得する場合、取得日における契約条件、経済状況及び関連する諸条件に基づき、取得
 資産及び引受負債の分類及び指定を行っております。また取得した識別可能資産及び引受負債は、原則として、
 取得日の公正価値で測定しております。
  企業結合が段階的に行われた場合、被取得企業に対する支配獲得前に保有していた持分を取得日に公正価値で
 再評価し、その評価差額は純損益又はその他の包括利益に認識しております。
  のれんは、移転した対価と非支配持分として認識された金額の総額が識別可能取得資産及び引受負債の純額を
 超過した額として測定しております。
  移転した対価と非支配持分として認識された金額の総額が、識別可能取得資産及び引受負債の純額を下回る場
 合、その差額は利益として認識しております。
  当初認識後、企業結合で取得したのれんは償却せず、取得原価から減損損失累計額を控除した金額で計上して
 おります。また減損テストについては、毎期、又は減損の兆候がある場合に行っております。


(3)外貨換算
  ① 機能通貨及び表示通貨
   当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である円で表示しております。また、グループ内の各企業
  はそれぞれ独自の機能通貨を定めており、各企業の取引はその機能通貨により測定しております。
 ②   外貨建取引の換算
     外貨建取引は、取引日における直物為替相場又はそれに近似するレートにより機能通貨に換算しておりま
  す。
   外貨建の貨幣性資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により機能通貨に換算しております。当該換算
  及び決済により生じる換算差額は損益として認識しております。ただし、その他の包括利益を通じて測定され
  る金融資産、及びキャッシュ・フロー・ヘッジから生じる換算差額については、その他の包括利益として認識
  しております。
 ③ 在外営業活動体の換算
   在外営業活動体の資産及び負債は決算日の直物為替相場により、収益及び費用は取引日の直物為替相場又は
  それに近似するレートにより、それぞれ円貨に換算し、その換算差額はその他の包括利益として認識しており
  ます。
   在外営業活動体が処分された場合には、当該営業活動体に関連する累積換算差額を処分した期の損益として
  認識しております。


(4)金融商品
  ① 金融資産
 (ⅰ)当初認識及び測定



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                                サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



     金融資産は純損益又はその他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産、償却原価で測定される
    金融資産に分類しております。当社グループは当初認識においてその分類を決定しております。
     当社グループは、金融資産に関する契約の当事者となった取引日に当該金融商品を認識しております。
     金融資産は、次の条件がともに満たされる場合には、償却原価で測定される金融資産に分類しておりま
    す。それ以外の場合には公正価値で測定される金融資産へ分類しております。
     ・契約上のキャッシュ・フローを回収するために資産を保有することを目的とする事業モデルに基づい
      て、資産が保有されている。
     ・金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが特
      定の日に生じる。
     また次の条件がともに満たされる負債性金融資産は、その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金
    融資産へ分類しております。それ以外の負債性金融資産は純損益を通じて公正価値で測定される金融資産に
    分類しております。
     ・契約上のキャッシュ・フローの回収及び資産の売却を目的とした事業モデルに基づいて、資産が保有さ
      れている。
     ・金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが特
      定の日に生じる。
     公正価値で測定される金融資産については、個々の資本性金融商品ごとに、純損益を通じて公正価値で測
    定するか、その他の包括利益を通じて公正価値で測定するかを指定し、当該指定を継続的に適用しておりま
    す。
     すべての金融資産は、純損益を通じて公正価値で測定される区分に分類される場合を除き、公正価値に、
    当該金融資産に直接帰属する取引コストを加算した金額で測定しております。
(ⅱ)事後測定
   金融資産の当初認識後の測定は、その分類に応じて以下のとおり測定しております。
    (a)償却原価により測定される金融資産
       償却原価により測定される金融資産については実効金利法による償却原価により測定しております。
    (b)その他の金融資産
       償却原価により測定される金融資産以外の金融資産は公正価値で測定しております。
      公正価値で測定される金融資産の公正価値の変動額は純損益若しくはその他の包括利益として認識して
     おります。
      資本性金融商品のうち、その他の包括利益を通じて公正価値で測定すると指定したものについては、公
     正価値の変動額はその他の包括利益として認識し、認識を中止した場合、あるいは公正価値が著しく下落
     した場合には利益剰余金に振り替えております。なお、資本性金融商品からの配当金については当期の純
     損益として認識しております。
(ⅲ)認識の中止
   金融資産は、便益を受領する権利が消滅したか、譲渡されたか、又は実質的に所有に伴うすべてのリスク
  と経済価値が移転した場合に認識を中止しております。
(ⅳ)減損
     償却原価で測定する金融資産については、予想信用損失に対する貸倒引当金を認識しております。
     当社グループでは、金融資産にかかる信用リスクが当初認識時点から著しく増加しているかどうかを報告
    期間の末日ごとに評価し、著しく増加していない場合には12ヵ月の予想信用損失に等しい金額を、信用リス
    クが当初認識時点から著しく増加している場合には全期間の予想信用損失に等しい金額を、貸倒引当金とし
    て認識しております。
     なお、営業債権、契約資産及びリース債権は常に、全期間の予想信用損失に等しい金額を貸倒引当金とし
    て認識しております。
     また、過去に減損損失を認識した金融資産について、当初減損損失を認識した後に発生した事象により減
    損損失の金額が減少した場合には、過去に認識した減損損失を戻入れ、純損益として認識しております。
②   複合金融商品
  複合金融商品の負債部分は、当初認識時において、資本への転換オプションがない類似の負債の公正価値に
 より測定しております。資本部分は、当初認識時において、当該金融商品全体の公正価値から負債部分の公正
 価値を控除した金額で測定しております。直接取引費用は負債部分と資本部分の当初の帳簿価額の比率に応じ
 て配分しております。
  当初認識後は、複合金融商品の負債部分は実効金利法を用いた償却原価により測定しております。複合金融
 商品の資本部分については、当初認識後に再測定を行っておりません。
  負債部分に関する利息は、金融費用として純損益で認識しております。転換時には、負債部分は資本に振替
 え、利得又は損失は認識しておりません。

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③   金融負債
(ⅰ)当初認識及び測定
   金融負債は、純損益を通じて公正価値で測定される金融負債と償却原価で測定される金融負債とに分類し
    ております。当社グループは、金融負債の当初認識時に当該分類を決定しております。
     すべての金融負債は公正価値で当初測定するが、償却原価で測定される金融負債については、直接帰属す
  る取引コストを控除した金額で測定しております。
(ⅱ)事後測定
      金融負債の当初認識後の測定は、その分類に応じて以下のとおり測定しております。
    (a)純損益を通じて公正価値で測定される金融負債
      純損益を通じて公正価値で測定される金融負債は、公正価値で測定しております。当初認識後、公正価
     値の変動及び利息費用の内、当社グループの信用リスクの変動に関連する部分は、連結包括利益計算書上
      にその他の包括利益として認識し、残額は純損益として認識しております。
    (b)償却原価で測定される金融負債
      償却原価で測定される金融負債は、当初認識後、実効金利法による償却原価で測定しております。実効
     金利法による償却及び認識が中止された場合の利得及び損失は、連結損益計算書において純損益として認
   識しております。
(ⅲ)認識の中止
     金融負債は、義務が履行されたか、免除されたか、又は失効した場合に認識を中止しております。
④   金融商品の相殺
  金融資産と金融負債は、認識された金額を相殺する強制可能な法的権利が現時点で存在し、かつ純額ベース
 で決済するか又は資産を実現すると同時に負債を決済する意図が存在する場合にのみ相殺し、連結財政状態計
 算書において純額で計上しております。
⑤ デリバティブ及びヘッジ会計
  当社グループは、為替リスクや金利リスクをそれぞれヘッジするために、為替予約、金利スワップ契約等の
 デリバティブを利用しております。これらのデリバティブは、契約が締結された時点の公正価値で当初測定さ
 れ、その後も公正価値で再測定しております。
  デリバティブの公正価値変動額は連結損益計算書において純損益として認識しております。ただし、キャッ
 シュ・フロー・ヘッジの有効部分は連結包括利益計算書においてその他の包括利益として認識しております。
  当社グループは、ヘッジ開始時に、ヘッジ会計を適用しようとするヘッジ関係並びにヘッジを実施するに当
 たってのリスク管理目的及び戦略について、公式に指定及び文書化を行っております。当該文書は、具体的な
 ヘッジ手段、ヘッジ対象となる項目又は取引並びにヘッジされるリスクの性質及びヘッジされたリスクに起因
 するヘッジ対象の公正価値又はキャッシュ・フローの変動に対するエクスポージャーを相殺する際のヘッジ手
 段の公正価値変動の有効性の評価方法等を含めております。これらのヘッジは、公正価値又はキャッシュ・フ
 ローの変動を相殺する上で非常に有効であることが見込まれるか、ヘッジ指定を受けたすべての財務報告期間
 にわたって実際に非常に有効であったか否かを判断するために、継続的に評価しております。
  ヘッジ会計に関する厳格な要件を満たすヘッジは、IFRS第9号「金融商品」(以下「IFRS第9号」という)
 に基づき以下のように分類し、会計処理を行っております。
 (a)公正価値ヘッジ
    デリバティブの公正価値変動は、連結損益計算書において純損益として認識しております。ヘッジされる
    リスクに起因するヘッジ対象の公正価値変動については、ヘッジ対象の帳簿価額を修正し、連結損益計算書
    において純損益として認識しております。
 (b)キャッシュ・フロー・ヘッジ
    ヘッジ手段に係る利得又は損失のうち有効部分は連結包括利益計算書においてその他の包括利益として認
    識し、非有効部分は直ちに連結損益計算書において純損益として認識しております。
     その他の包括利益に計上されたヘッジ手段に係る金額は、ヘッジ対象である取引が純損益に影響を与える
    時点で純損益に振り替えております。ヘッジ対象が非金融資産又は非金融負債の認識を生じさせるものであ
    る場合には、その他の包括利益として認識されている金額は、非金融資産又は非金融負債の当初の帳簿価額
    の修正として処理しております。
     予定取引又は確定約定の発生がもはや見込まれない場合には、従来その他の包括利益を通じて資本として
    認識していた累積損益を純損益に振り替えております。ヘッジ手段が失効、売却、又は他のヘッジ手段への
    入替えや更新が行われずに終了又は行使された場合、もしくはヘッジ指定を取り消された場合には、従来そ
    の他の包括利益を通じて資本として認識されていた金額は、予定取引又は確定約定が発生するまで引き続き
    資本に計上しております。




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                                          サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



     ⑥    金融商品の公正価値
       各決算日現在で活発な金融市場において取引されている金融商品の公正価値は、市場における公表価格又は
      ディーラー価格を参照しております。
          活発な市場が存在しない金融商品の公正価値は、適切な評価技法を使用して算定しております。
 
    (5)現金及び現金同等物
       現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ価値の変動につ
     いて僅少なリスクしか負わない取得日から3ヵ月以内に償還期限の到来する短期投資から構成しております。
 
    (6)棚卸資産
       棚卸資産の取得原価には、購入原価、加工費、及び棚卸資産が現在の場所及び状態に至るまでに発生したその
     他のすべての原価を含めております。
      棚卸資産は、取得原価と正味実現可能価額とのいずれか低い額で測定しております。原価の算定にあたって
     は、主として総平均法を使用しております。また、正味実現可能価額は、通常の事業過程における予想売価か
     ら、完成に要する見積原価及び販売に要する見積費用を控除して算定しております。
 
    (7)有形固定資産
      当社グループは有形固定資産の測定に原価モデルを採用しております。
      有形固定資産は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示しております。
      取得原価には、資産の取得に直接関連する費用、解体、除去及び原状回復費用、並びに資産計上の要件を満た
     す借入コストを含めております。
      土地以外の全ての有形固定資産について、取得原価から期末日現在における残存価額を差引いた償却可能価額
     を、定額法により規則的に配分するよう減価償却を実施しております。
      主な有形固定資産の見積耐用年数は、以下のとおりです。
       建物及び構築物    2-65年
          機械装置及び運搬具   2-17年
          工具、器具及び備品   2-20年
      資産の残存価額、耐用年数及び減価償却方法は、毎年度末に見直しを行い、これらを変更する場合は、会計上
     の見積りの変更として会計処理しております。
 
    (8)のれん及び無形資産
     ①    のれん
          当初認識時におけるのれんの測定は、「(2)企業結合」に記載しております。
          当初認識後の測定は、取得原価から減損損失累計額を控除した価額で測定し、償却はしておりません。
          のれんは、関連する資金生成単位(又はそのグループ)の中の事業を処分した場合、認識を中止します。処
      分による利得又は損失を算定する際に、その処分する事業に関連するのれんは、当該事業の帳簿価額に含めて
      おります。
     ②    無形資産
          無形資産の測定においては原価モデルを採用し、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した価
      額で表示しております。
       個別に取得した無形資産は、当初認識に際し取得原価で測定し、企業結合において取得した無形資産の取得
      原価は、取得日現在における公正価値で測定しております。なお、内部創出の無形資産については、資産化の
      要件を満たす開発費用を除き、その支出額はすべて発生した期の費用として計上しております。
       耐用年数を確定できる無形資産は、それぞれの見積耐用年数にわたって定額法で償却し、減損の兆候が存在
      する場合はその都度、減損テストを実施しております。
       耐用年数を確定できる無形資産の見積耐用年数及び償却方法は、各年度末に見直しを行い、変更があった場
      合は、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しております。
          主な無形資産の見積耐用年数は、以下のとおりです。
           ソフトウェア          2-5年
           カスタマーリレーションシップ     2-23年
           その他                2-32年
       耐用年数を確定できない無形資産及び未だ使用可能でない無形資産については、償却を行わず、毎年かつ減
      損の兆候が存在する場合はいつでも、個別に又は各資金生成単位で減損テストを実施しております。
       



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(9)リース
 (借手側)
  リース取引におけるリース負債は、リース開始日におけるリース料総額の未決済分の割引現在価値として測定
 を行っております。使用権資産については、リース負債の当初測定額に当初直接コスト、前払リース料等を調整
 し、リース契約に基づき要求される原状回復義務等のコストを加えた額で当初の測定を行っております。使用権
 資産は、リース期間にわたり規則的に、減価償却を行っております。
  リース料は、リース負債残高に対して一定の利子率となるように、金融費用とリース負債残高の返済部分とに
 配分しております。金融費用は連結損益計算書上、使用権資産に係る減価償却費と区分して表示しております。
  契約がリースであるか否か、又は契約にリースが含まれているか否かについては、法的にはリースの形態をと
 らないものであっても、契約の実質に基づき判断しております。
  なお、リース期間が12ヵ月以内に終了するリース及び原資産が少額であるリースについて、当該リースに関連
 したリース料を、リース期間にわたり定額法又は他の規則的な基礎のいずれかにより費用として認識しておりま
 す。
 (貸手側)
  当社グループが、資産の所有に伴うリスクと経済価値のほとんどすべてを移転するものではないリースは、オ
 ペレーティング・リースに分類しております。オペレーティング・リース取引においては、対象となる資産を連
 結財政状態計算書に計上しており、受取リース料は連結損益計算書においてリース期間にわたって定額法により
 収益として認識しております。


(10)投資不動産
    投資不動産の測定においては、有形固定資産に準じて原価モデルを採用しております。
  投資不動産は、取引コストも含めた取得原価で当初認識しており、弁護士等の専門家報酬や不動産取得税等の
 直接付随費用を含めております。既存の投資不動産の取替部分に係るコストは、認識基準が満たされる場合に
 は、発生時に取得原価に含めておりますが、投資不動産の日々の維持管理業務に関係するコストは発生時に純損
 益で認識しております。
  当初認識後、投資不動産は取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した額で測定しておりま
 す。
  投資不動産への振替、又は投資不動産からの振替は、用途変更があった時にのみ行っております。
  投資不動産は処分時に、又は恒久的に使用を取り止めて将来の経済的便益が見込まれなくなった時点で、認識
 を中止しております。当該資産の正味売却収入と帳簿価額との差額は、認識が中止された会計期間の純損益で認
 識しております。
  主な投資不動産の見積耐用年数は、2-65年です。
  投資不動産の残存価額、耐用年数及び減価償却方法は、毎年度末に見直しを行い、これらを変更する場合は、
 会計上の見積りの変更として会計処理しております。


(11)資産の減損
   ① 非金融資産の減損
   当社グループは、各報告日時点で資産に減損の可能性を示す兆候の有無を判定しております。減損の兆候が
  ある場合、及び資産に年次の減損テストが必要な場合、当社グループはその資産の回収可能価額を見積もって
  おります。個々の資産について回収可能価額を見積ることができない場合には、その資産の属する資金生成単
  位ごとに回収可能価額を見積もっております。資金生成単位の帳簿価額が回収可能価額を超過する場合、その
  資産について減損を認識し、回収可能価額まで評価減を行っております。回収可能価額は、処分コスト控除後
  の公正価値及び使用価値のいずれか高い金額としております。
   使用価値の評価にあたっては、貨幣の時間価値及びその資産に特有のリスクについて現在の市場の評価を反
  映した税引前の割引率を用いて、見積将来キャッシュ・フローの割引現在価値を計算しております。
   処分コスト控除後の公正価値の算定にあたっては、利用可能な公正価値指標に裏付けられた適切な評価モデ
  ルを使用しております。
   のれんは、取得日以降企業結合のシナジーによる便益が生じると期待される個々の資金生成単位又は資金生
  成単位グループに配分しております。
   のれん又は耐用年数を確定できない無形資産、及び未だ使用可能でない無形資産は、毎年及び減損の兆候が
  存在する場合にはその都度、減損テストを実施しております。
 ②   減損の戻入れ
     のれん以外の資産に関しては、各報告日時点で過年度に認識された減損損失について、その回収可能価額の
  算定に使用した想定事項に変更が生じた場合等、損失の減少又は消滅の可能性を示す兆候が存在しているかど
  うかについて評価を行っております。そのような兆候が存在する場合は、当該資産又は資金生成単位の回収可

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      能価額の見積りを行い、その回収可能価額が、資産又は資金生成単位の帳簿価額を超える場合、算定した回収
      可能価額と過年度で減損損失が認識されていなかった場合の減価償却控除後の帳簿価額とのいずれか低い方を
      上限として、減損損失を戻し入れております。なお、減損損失の戻入れは、純損益として認識しております。
        なお、のれんについては、減損損失の戻入れを行っておりません。
 
    (12)退職給付
        当社グループは、従業員の退職給付制度として確定給付制度と確定拠出制度を運営しております。
      当社グループは確定給付制度債務の現在価値及び関連する当期勤務費用並びに過去勤務費用を、予測単位積増
     方式を使用して制度ごとに個別に算定しております。
      割引率は、期末日時点の優良社債の利回りに基づき算定しております。
      確定給付制度に係る負債又は資産は、確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除して算定し
     ております。
      確定給付型退職給付制度に関する資産(負債)の再測定額は、発生した期においてその他の包括利益として一
     括認識した後、即時に利益剰余金に反映しております。また、過去勤務費用は、発生した期の費用として処理し
     ております。
      確定拠出型の退職給付に係る費用は、拠出した期に費用として認識しております。
 
    (13)株式に基づく報酬
        当社グループは、持分決済型の株式報酬制度を導入しております。
      持分決済型の株式報酬は、受領した役務及びそれに対応する資本の増加を付与日における(資本性金融商品
     の)公正価値で測定し、権利確定期間にわたって費用として計上され、同額を資本の増加として認識しておりま
     す。
 
    (14)引当金
        引当金は、当社グループが過去の事象の結果として現在の債務(法的又は推定的)を有しており、当該債務を
     決済するために経済的便益を有する資源の流出が必要となる可能性が高く、当該債務の金額について信頼性のあ
     る見積りができる場合に認識しております。
      貨幣の時間価値の影響に重要性がある場合には、債務を決済するために必要となると見込まれる支出の現在価
     値で測定しております。現在価値の算定には、貨幣の時間価値と負債に固有のリスクについての現在の市場の評
     価を反映した税引前の割引率を用いております。
 
    (15)偶発事象
        報告期間の末日現在において発生可能性のある債務を有しているが、それが決算日現在の債務であるか否か確
     認ができないもの、又は、引当金の認識基準を満たさないものについては、偶発負債として注記しております。
      将来の経済的便益の流入について、その実現が決算日現在において確実でないものの、その実現可能性が高い
     場合には、偶発資産として注記しております。
 
    (16)収益
        当社グループではIFRS第16号に基づく賃貸収入等を除き、以下の5ステップアプローチに基づき、顧客への財
     やサービスの移転との交換により、その権利を得ると見込む対価を反映した金額で収益を認識しております。
      ステップ1:顧客との契約を識別する。
      ステップ2:契約における履行義務を識別する。
      ステップ3:取引価格を算定する。
      ステップ4:取引価格を契約における別個の履行義務へ配分する。
      ステップ5:履行義務を充足した時点で(又は充足するにつれて)収益を認識する。
      上記の5ステップアプローチに基づき、顧客との契約における履行義務の識別を行ったことにより、当社グル
     ープが顧客に対して支払う対価である販売促進費等の一部について、売上収益から控除しております。
      また、酒税に関しては、代理人として関与している地域の取引高については、売上収益から控除しており、こ
     れを除いた経済的便益の流入額を売上収益として連結損益計算書を表示しております。
 
    (17)政府補助金
      政府補助金は、当社グループが補助金交付のための付帯条件を満たし、かつ補助金を受領するという合理的な
     保証が得られた時に公正価値で認識しております。
      収益に関する政府補助金は、補助金で補償することを意図している関連コストを費用として認識する期間にわ
     たって、規則的に純損益にて認識しております。

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                                     サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



      資産に関する政府補助金は、繰延収益として認識し、関連資産の耐用年数にわたって、規則的に純損益にて認
     識しております。
 
    (18)法人所得税
        当期及び過去の期間に係る当期税金は、税務当局に対する納付(又は税務当局から還付)されると予想される
     額で算定しております。税額の算定に使用する税率及び税法は、報告期間の末日において制定され又は実質的に
     制定されているものを使用しております。
      繰延税金は、報告期間の末日における資産及び負債の税務基準額と会計上の帳簿価額との差額(一時差異)に
     対して、資産負債法を用いて計上しております。
      原則として繰延税金負債はすべての将来加算一時差異について認識し、繰延税金資産は将来減算一時差異、未
     使用の繰越税額控除及び繰越欠損金について、それらを回収できる課税所得が生じると見込まれる範囲において
     認識しております。
      ただし、例外として一部の一時差異に対しては、繰延税金資産及び負債を計上しておりません。
      繰延税金資産の帳簿価額(未認識の繰延税金資産を含みます)については、各報告期間の末日現在ごとに再検
     討を行っております。繰延税金資産及び負債は、決算日までに制定又は実質的に制定されている税率に基づい
     て、当該資産が実現される又は負債が決済される年度の税率を見積り、算定しております。
      なお、四半期の法人所得税費用は、見積平均年次実効税率を基に算定しております。
 
    (19)1株当たり利益
      基本的1株当たり当期利益の金額は、当社の普通株主に帰属する当期損益を、その期間の自己株式を調整した
     発行済普通株式の加重平均株式数で除して計算しております。希薄化後1株当たり当期利益の金額は、希薄化効
     果を有するすべての潜在株式の影響を調整して計算しております。
 
    (20)売却目的で保有する非流動資産
        非流動資産(又は処分グループ)の帳簿価額が、継続的使用よりも主として売却取引によって回収が見込まれ
     る場合に、「売却目的で保有する資産」に分類しております。なお、当社グループの経営者が売却計画の実行を
     確約し、1年以内に売却の可能性が非常に高く、かつ当該資産(又は処分グループ)が現在の状態で即時に売却
     可能であるときのみ、上記要件に該当するものとしております。売却目的保有に分類した非流動資産(又は処分
     グループ)については、帳簿価額と売却コスト控除後の公正価値のうち、いずれか低い方の金額で測定しており
     ます。
      売却目的保有に分類した資産のうち有形固定資産及び無形資産については、減価償却又は償却を行っておりま
     せん。
 
    (21)資本
       ① 普通株式
         普通株式は、発行価格を資本金及び資本剰余金に計上しております。
     ②   自己株式
         自己株式を取得した場合には、その支払対価を資本の控除項目として認識しております。
         自己株式を売却した場合には、帳簿価額と売却時の対価の差額を資本剰余金として認識しております。
     
    (22)借入コスト
      意図した使用又は販売が可能となるまでに相当の期間を必要とするような資産に関して、その資産の取得、建
     設又は製造に直接起因する借入コストは、当該資産の取得原価の一部として資産化しております。なお、その他
     の借入コストはすべて、発生した期間に費用として認識しております。
 




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                                   サッポロホールディングス㈱(2501) 2018 年 12 月期 決算短信



(重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断)
 IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益並び費用の金額
に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定を行うことが要求されております。実際の業績は、これらの見積りとは異なる
場合があります。
 見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直し
た会計期間及びそれ以降の将来の会計期間において認識されます。
 経営者が行った連結財務諸表の金額に重要な影響を与える判断及び見積りは以下のとおりであります。
(1)棚卸資産の評価(重要な会計方針(6)棚卸資産)
   棚卸資産は、取得原価で測定しておりますが、報告期間末における正味実現可能価額が取得原価より下落してい
 る場合には、当該正味実現可能価額で測定し、取得原価との差額を原則として売上原価に認識しております。ま
 た、営業循環過程から外れて滞留する棚卸資産については、将来の需要や市場動向を反映して正味実現可能価額等
 を算定しております。市場環境が予測より悪化して正味実現可能価額が著しく下落した場合には、損失が発生する
 可能性があります。


(2)非金融資産の減損(重要な会計方針(11)資産の減損)
  当社グループは、有形固定資産、のれんを含む無形資産について、減損テストを実施しております。減損テスト
 における回収可能額の算定においては、資産の耐用年数、将来キャッシュ・フロー、税引前割引率及び長期成長率
 等について一定の仮定を設定しております。これらの仮定は、経営者の最善の見積りと判断により決定しておりま
 すが、将来の不確実な経済条件の変動の結果により影響を受ける可能性があり、見直しが必要となった場合、翌連
 結会計年度以降の連結財務諸表等において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。


(3)確定給付制度債務の測定(重要な会計方針(12)退職給付)
   当社グループは、確定給付型を含む様々な退職後給付制度を有しております。これらの各制度に係る確定給付制
 度債務の現在価値及び関連する勤務費用等は、数理計算上の仮定に基づいて算定されております。数理計算上の仮
 定には、割引率、退職率及び死亡率等の様々な変数についての見積り及び判断が求められます。当社グループは、
 これらの変数を含む数理計算上の仮定の適切性について、外部の年金数理人から助言を得ております。
  数理計算上の仮定は、経営者の最善の見積りと判断によって決定しておりますが、将来の不確実な経済条件の変
 動の結果や関連法令の改正・公布によって影響を受ける可能性があり、見直しが必要となった場合、翌連結会計年
 度以降の連結財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。


(4)繰延税金資産の回収可能性(重要な会計方針(18)法人所得税)
  繰延税金資産は将来減算一時差異を利用できる課税所得が生じる可能性が高い範囲内で認識しております。繰延
 税金資産の認識に際しては、課税所得が生じる可能性の判断において、将来獲