2499 日本和装 2020-05-14 15:00:00
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月14日
上場会社名 日本和装ホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 2499 URL https://www.wasou.com/profile/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)道面義雄
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役管理本部長 (氏名)高梨宏史 TEL 03-5843-0097
四半期報告書提出予定日 2020年5月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第1四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第1四半期 1,207 7.5 26 385.8 14 - △1 -
2019年12月期第1四半期 1,123 △10.7 5 △91.4 △7 - △17 -
(注)包括利益 2020年12月期第1四半期 △1百万円 (-%) 2019年12月期第1四半期 △17百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第1四半期 △0.14 -
2019年12月期第1四半期 △1.92 -
(注)2019年12月期第1四半期及び2020年12月期第1四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、1株
当たり四半期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第1四半期 8,828 3,033 34.4
2019年12月期 9,016 3,116 34.6
(参考)自己資本 2020年12月期第1四半期 3,033百万円 2019年12月期 3,116百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 4.00 - 9.00 13.00
2020年12月期 -
2020年12月期(予想) 4.00 - 9.00 13.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
2,759 4.2 267 △19.7 239 △17.3 149 △14.1 16.54
第2四半期(累計)
~2,796 ~5.7 ~305 ~△8.5 ~276 ~△4.4 ~173 ~△0.7 ~19.12
5,597 1.6 565 △9.9 507 △10.9 315 △12.4 34.75
通期
~5,672 ~2.9 ~639 ~2.1 ~581 ~2.3 ~361 ~0.5 ~39.88
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期1Q 9,134,000株 2019年12月期 9,134,000株
② 期末自己株式数 2020年12月期1Q 68,400株 2019年12月期 68,400株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期1Q 9,065,600株 2019年12月期1Q 9,134,000株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載した予想数値は、現時点での入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確実な要素を含
んでおります。実際の業績等は、業況の変化等により異なる場合があります。なお、新型コロナウィルス感染症拡大
による当社グループの業績への影響について、現時点では業績への影響は限定的と考えており、2020年2月14日に公
表いたしました業績予想を変更しておりません。
日本和装ホールディングス㈱ (2499) 2020年12月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)連結経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………… 2
(2)連結財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想に関する説明 ……………………………………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 7
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日本和装ホールディングス㈱ (2499) 2020年12月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)連結経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、2019年後半から顕在化した景気の停滞感が続く中で新型コロ
ナウイルス感染症が急速に拡大し、社会・経済共に今後に向けて一気に不確実性、不安定性を増すこととなりまし
た。
和装業界におきましては、市場全体としての売上は微減傾向が続き、さらにはシェアリングエコノミーといった
考えも市場規模縮小を後押ししており、今後も同様の傾向が続くと想定されます。一方で、外国人からの関心は引
き続き高く、日本国内においてはきものが「伝統衣装」ではなく「非日常を楽しめる衣装」へと変化してきている
ことから、こうしたきものへの関心や魅力を発信していくことが、日本人にもきものへの興味を呼び起こし、需要
拡大にも繋がっていくと捉えております。
このような事業環境のもと当社グループとしては、和装業界における「ワンストップのグループシナジー」を
2020年の方針として掲げました。当社グループは、販売仲介事業だけでなく、製造、販売、品質管理、ショッピン
グクレジット、さらにはクリーニングなど、和装に関するすべてを提供することができる文化ビジネス創造企業グ
ループとして、シナジー効果を発揮してまいります。
当第1四半期連結累計期間においては、新規受講者募集プロモーションとして、男女問わず幅広い世代から支持
を得ている女優の吉田羊さんを新イメージキャラクターに採用いたしました。当社の無料きもの着付け教室の特徴
である『「無料」でだれでもきものを着られるようになる』ということをシンプルに訴求しつつ、多くの方が抱い
ている『いつかはきものを着られるようになりたい』という気持ちに『まさに今、初めてみよう』と力強く後押し
するメッセージを込めたプロモーション活動を展開してまいりました。こうしたプロモーション活動による新規顧
客の獲得や既存顧客に対する販売会等が好評を博したことから、当第1四半期連結累計期間の業績は堅調に推移い
たしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における経営成績につきましては、売上高は1,207百万円(前年同四半
期比7.5%増)、営業利益は26百万円(前年同四半期比385.8%増)、経常利益は14百万円(前年同四半期は経常損
失7百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損
失17百万円)となりました。
なお、当社グループは、和服及び和装品の販売仲介を中心とした、きもの関連事業の単一セグメントのため、セ
グメント情報に関連付けた記載を省略しております。
(2)連結財政状態に関する説明
①資産合計
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して187百万円減少して、8,828百万
円となりました。主な要因は、現金及び預金の減少175百万円であります。
②負債合計
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して105百万円減少して、5,794百万
円となりました。主な要因は、短期借入金が600百万円減少した一方で長期借入金が479百万円増加したことによる
ものであります。
③純資産合計
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して82百万円減少して3,033百万
円となりました。主な要因は、配当金の支払81百万円であります。
(3)連結業績予想に関する説明
2020年12月期業績予想につきましては、2020年2月14日に公表いたしました連結業績予想からの変更はありませ
ん。なお、第1四半期に関しましては、新型コロナウィルス感染症の拡大が事業活動・経営成績に与える影響はあ
りませんでしたが、4月以降は政府の自粛要請に従い、教室を休講し、イベント等も中止しております。今後も自
粛要請等が続く場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がありますので、その場合は速やかに開示する
予定です。
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日本和装ホールディングス㈱ (2499) 2020年12月期 第1四半期決算短信
<第1四半期の事業の概況等に関する社長のコメント>
2020年12月期の第1四半期においては、新しい1年の始まりと共に、日本中が自国開催の夏季オリンピック・
パラリンピックを待ち望んだ希望に溢れるスタートでありました。
弊社グループとしましても、販売仲介事業が順調に推移し、1月、2月に京都にて開催されたツアーにおきまし
ては、京都ならではのおもてなしをはじめ、西陣織会館にて通常プロのショーモデルのみが出演できるきものショ
ーでのウォーキングを特別体験していただく等、付加価値の提供により、お客様より大変ご好評いただきました。
春の無料きもの着付け教室の新規受講者募集プロモーションにおいても、新たにイメージキャラクターとして女
優の吉田羊さんを起用いたしました。「きものを習うなら今」「2020年はきもので」というメッセージを、きもの
講師役の吉田羊さんが力強く表現しました。また、弊社のお客様も出演したCMとなっており、顧客参加型企業とし
てより認知度を向上できたと考えております。
上記の営業戦略等が功を奏し、今年度の第1四半期に関しましては、昨年度の同四半期では経常利益、税金等調
整前四半期純利益は赤字で推移しましたが、黒字に改善することができました。誠にありがとうございました。
しかしながら、今般の新型コロナウィルス感染症の影響により、弊社グループにおきましても、緊急事態宣言期
間中はお客様をはじめ、従業員、取引先様の安全と健康を最優先し、多くの営業拠点で休業を選択することとしま
した。今日現在、和装業界全体が危機的状況に置かれていると言っても過言ではありません。
弊社グループは、このピンチをチャンスと捉え、和装がより幅広い消費者の方々の身近な存在となるよう、あら
ゆる施策に取り組んでいきたいと考えております。生産者、流通業者、小売店などの隔たりを超えた新しい枠組み
作り等も視野に入れ、邁進してまいります。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,389,648 2,214,072
営業未収入金 230,675 203,391
割賦売掛金 5,236,289 5,155,720
たな卸資産 159,577 173,533
その他 543,728 655,691
貸倒引当金 △58,413 △62,498
流動資産合計 8,501,505 8,339,910
固定資産
有形固定資産 226,827 218,684
無形固定資産 30,168 23,319
投資その他の資産 257,859 246,757
固定資産合計 514,854 488,761
資産合計 9,016,360 8,828,672
負債の部
流動負債
営業未払金 35,189 52,311
短期借入金 2,918,745 2,318,622
未払法人税等 113,161 14,673
前受金 354,568 441,023
営業預り金 28,771 45,156
その他 463,863 458,150
流動負債合計 3,914,299 3,329,938
固定負債
長期借入金 1,978,116 2,457,562
その他 7,522 7,404
固定負債合計 1,985,638 2,464,966
負債合計 5,899,938 5,794,904
純資産の部
株主資本
資本金 478,198 478,198
資本剰余金 292,211 292,211
利益剰余金 2,371,996 2,289,123
自己株式 △22,629 △22,629
株主資本合計 3,119,776 3,036,903
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △3,354 △3,135
その他の包括利益累計額合計 △3,354 △3,135
純資産合計 3,116,422 3,033,767
負債純資産合計 9,016,360 8,828,672
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 1,123,293 1,207,266
売上原価 127,842 145,771
売上総利益 995,450 1,061,494
販売費及び一般管理費 990,025 1,035,139
営業利益 5,425 26,354
営業外収益
受取利息 27 23
補助金収入 1,710 -
為替差益 - 995
受取保険金 570 863
その他 1,384 520
営業外収益合計 3,692 2,403
営業外費用
支払利息 9,243 7,091
支払手数料 5,607 5,467
その他 1,284 1,431
営業外費用合計 16,135 13,989
経常利益又は経常損失(△) △7,017 14,768
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△7,017 14,768
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 10,280 7,158
法人税等調整額 246 8,892
法人税等合計 10,526 16,051
四半期純損失(△) △17,544 △1,282
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △17,544 △1,282
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期純損失(△) △17,544 △1,282
その他の包括利益
為替換算調整勘定 347 218
その他の包括利益合計 347 218
四半期包括利益 △17,196 △1,064
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △17,196 △1,064
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)及び当第1四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日)
当社グループは、和服及び和装品の販売仲介を中心としたきもの関連事業の単一セグメントであるため
記載を省略しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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