2499 日本和装 2021-05-14 15:01:00
2021年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月14日
上場会社名 日本和装ホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 2499 URL https://www.wasou.com/profile/ir/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)道面 義雄
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名)鶴野 尚史 TEL 03-5843-0097
四半期報告書提出予定日 2021年5月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第1四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第1四半期 960 △20.5 △84 - △75 - △68 -
2020年12月期第1四半期 1,207 7.5 26 385.8 14 - △1 -
(注)包括利益 2021年12月期第1四半期 △65百万円 (-%) 2020年12月期第1四半期 △1百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第1四半期 △7.57 -
2020年12月期第1四半期 △0.14 -
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、1株当たり四半期純損失であり、また、潜在株式が存在しな
いため記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年12月期第1四半期 8,412 2,998 35.6
2020年12月期 8,905 3,127 35.1
(参考)自己資本 2021年12月期第1四半期 2,998百万円 2020年12月期 3,127百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 - 0.00 - 7.00 7.00
2021年12月期 -
2021年12月期(予想) 1.00 - 6.00 7.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
5,134 12.8 170 6.2 124 20.9 68 27.9 7.50
通期
~5,234 ~15.0 ~270 ~68.7 ~224 ~42.9 ~137 ~45.2 ~15.11
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 有
新規 1社 (社名) Nihonwasou Asia Pacific Holdings Pte.Ltd.、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期1Q 9,134,000株 2020年12月期 9,134,000株
② 期末自己株式数 2021年12月期1Q 68,400株 2020年12月期 68,400株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期1Q 9,065,600株 2020年12月期1Q 9,065,600株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料3ページ「1. 当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想など
の将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
日本和装ホールディングス㈱ (2499) 2021年12月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………………… 8
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 8
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日本和装ホールディングス㈱ (2499) 2021年12月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、引き続き厳しい状
況にあります。1月には緊急事態宣言が発出され、その後、延長を経て3月に解除されたものの、収束が見通せな
い状況が続いています。緊急事態宣言解除後も引き続き感染予防策を講じつつ、社会経済活動のレベルを引き上げ
ていくことが求められていますが、感染の動向が内外経済に与える影響は大きく、依然として先行きが不透明な状
況が続いております。
このような状況のもと、当社は顧客や取引先企業、スタッフの健康と安全を最優先に考え、これまで以上に感染
防止対策を徹底するとともに、政府や各自治体の要請に従い、着付教室やイベント等を中止、延期若しくは開催時
間の変更をしてまいりました。このため当第1四半期連結累計期間における販売仲介の機会は減少し、来場者数も
減少することとなりましたが、ご来場いただいたお客様に対しては満足度の高いサービスを提供することで一定の
実績をあげることができ、当第1四半期連結累計期間の経営成績としては想定通り堅調に推移しました。しかし、
前年との比較については、前年同四半期が我が国における新型コロナウイルス感染症拡大初期であったことから当
社経営成績への影響が限定的であったこともあり、当第1四半期連結累計期間における経営成績は前年を下回るこ
ととなりました。
当第1四半期連結累計期間においては、松田聖子さんを新イメージキャラクターとして採用しました。幅広い年
代の女性からの圧倒的な支持と知名度を誇り、生き方に多くの共感とあこがれを呼ぶ松田聖子さんに、当社の着付
教室の特徴である「超・時短」「超・自由」「超・お得」をチャーミングに表現していただきました。新イメージ
キャラクターによる宣伝活動効果が現れるのは、延期のため4月から順次開講される新規顧客向け着付教室に付随
する販売会となりますので、顧客のニーズを的確に見極め、魅力的なご提案ができるよう取り組んでまいります。
今後も新型コロナウイルス感染症の影響の長期化が見込まれるなか、こうした新型コロナウイルス感染症による
影響や制約を前提とした対応を常に意識しながら取り組んでまいります。設立当初より変わらない当社の『教え
て・伝えて・流通を促す』というビジネスモデルは、日本を象徴する「きもの」という伝統文化とその技術を守っ
ていくことを根本としていますが、今期はこうした従来のビジネスモデルをメインブランドに据えながらも、サブ
ブランドの創造にも力を入れてまいります。当社のビジネスモデルは、より具体的には『(無料着付教室で)教え
て・(生産者の熱意やモノの価値を)伝えて・(販売仲介というかたちで)流通を促す』というものですが、この
強みをサブブランドにも取り入れながら、これまでは対面で教え伝えていたものをオンラインも活用し、また、当
社メインブランドよりも低年齢層となる20代から40代をターゲットとして市場や新規顧客を開拓し、販売へとつな
げてまいります。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における経営成績につきましては、売上高は960百万円(前年同四半期
比20.5%減)、営業損失は84百万円(前年同四半期は営業利益26百万円)、経常損失は75百万円(前年同四半期は
経常利益14百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は68百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半
期純損失1百万円)となりました。
なお、当社グループは、和服及び和装品の販売仲介を中心とした、きもの関連事業の単一セグメントのため、セ
グメント情報に関連付けた記載を省略しております。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は7,967百万円となり、前連結会計年度末に比べ496百万円減少い
たしました。これは主に現金及び預金が425百万円減少したこと等によるものであります。固定資産は445百万円と
なり、前連結会計年度末に比べ3百万円増加いたしました。これは主に投資その他の資産が11百万円増加した一方
で、有形固定資産が7百万円減少したこと等によるものであります。
この結果、総資産は、8,412百万円となり、前連結会計年度末に比べ493百万円減少いたしました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は3,708百万円となり、前連結会計年度末に比べ40百万円減少い
たしました。これは主に未払法人税等が37百万円減少したこと等によるものであります。固定負債は1,705百万円
となり、前連結会計年度末に比べ324百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が323百万円減少したこと等
によるものであります。
この結果、負債合計は、5,414百万円となり、前連結会計年度末に比べ364百万円減少いたしました。
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日本和装ホールディングス㈱ (2499) 2021年12月期 第1四半期決算短信
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は2,998百万円となり、前連結会計年度末に比べ128百万円減少
いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失68百万円及び剰余金の配当63百万円等によるもので
あります。
この結果、自己資本比率は35.6%(前連結会計年度末は35.1%)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年12月期連結業績予想につきましては、2021年2月12日の「2020年12月期 決算短信」で公表いたしました
通期の連結業績予想に変更はありません。
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日本和装ホールディングス㈱ (2499) 2021年12月期 第1四半期決算短信
<第1四半期の事業の概況等に関する社長のコメント>
2021年12月期の第1四半期におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による大都市圏を中心とする2度
目の緊急事態宣言発出に伴い、全国の営業拠点を中心に時短営業を取り入れ、営業活動と感染拡大防止という両輪
を同時に確立させることを判断した第1四半期でありました。
また、当社の新しいイメージキャラクターとして松田聖子さんにお願いをし、40代、50代、60代のお客様の獲得
を中心とする受講料無料のきもの着付け教室においても、例年2月下旬から3月下旬にかけて順次全国各地で開講
を予定しておりましたが、全ての受講料無料のきもの着付け教室は4月から順次開講に変更することを年明け早々
の緊急役員ミーティングにて決定したことにより、一層上記の両輪を確立させることを実現させる判断に繋がった
と考えております。
2021年12月期第1四半期の連結業績
第1四半期
(1月~3月)
2020年 2021年 前年同期比増減 増減率
売上高 1,207,266千円 960,155千円 △247,110千円 △20.5%
営業利益
26,354千円 △84,716千円 △111,071千円 -
又は営業損失
経常利益
14,768千円 △75,355千円 △90,123千円 -
又は経常損失
四半期純利益
△1,282千円 △68,622千円 △67,340千円 -
又は四半期純損失
前年同四半期と比較すると、赤字着地となっておりますが、これは全て期初に立てた緊急事態宣言の影響を加味
した計画以上の推移であり、受注の取扱高においては今期の第1四半期で予定をしていた受注金額1,159百万円に
対して、121百万円増加の1,281百万円で着地できたこともあり、堅調に進んでおります。
第35期の株主総会を終え、第36期の経営陣は新しい役員体制のもとスタートしております。今般の世の中の情勢
を勘案し、今後のきもの業界は大きな変革の一歩を踏み出す100年に一度のチャンスだと当社は捉えております。
創業者が築いたビジネスモデルを中心に、日本和装グループの既存事業では今後も40代、50代、60代の顧客層を中
心にさらなる事業の安定化を図ります。現在検討している国内の新規事業においては20代、30代、40代の顧客層を
中心に中低価格の商品展開を目指し、顧客層や商品をしっかり事業別に区分した上で、新しい試みに挑戦できる様
に準備を進めて参ります。どうぞ皆様、今後も日本和装ホールディングスにご期待頂ければ幸いです。
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日本和装ホールディングス㈱ (2499) 2021年12月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,631,186 2,205,607
営業未収入金 218,297 203,816
割賦売掛金 5,045,980 4,859,670
たな卸資産 163,316 167,499
その他 469,352 593,865
貸倒引当金 △64,744 △63,397
流動資産合計 8,463,388 7,967,063
固定資産
有形固定資産 184,416 177,014
無形固定資産 15,631 14,251
投資その他の資産 242,408 254,211
固定資産合計 442,456 445,478
資産合計 8,905,845 8,412,541
負債の部
流動負債
営業未払金 47,644 36,860
短期借入金 2,795,838 2,810,895
未払法人税等 50,812 12,880
前受金 340,251 354,211
営業預り金 21,240 56,468
その他 493,433 437,430
流動負債合計 3,749,219 3,708,746
固定負債
長期借入金 2,022,278 1,698,373
その他 7,074 6,947
固定負債合計 2,029,352 1,705,320
負債合計 5,778,572 5,414,066
純資産の部
株主資本
資本金 478,198 478,198
資本剰余金 292,211 292,211
利益剰余金 2,384,772 2,252,691
自己株式 △22,629 △22,629
株主資本合計 3,132,553 3,000,471
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △5,280 △1,996
その他の包括利益累計額合計 △5,280 △1,996
純資産合計 3,127,272 2,998,474
負債純資産合計 8,905,845 8,412,541
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 1,207,266 960,155
売上原価 145,771 94,933
売上総利益 1,061,494 865,222
販売費及び一般管理費 1,035,139 949,939
営業利益又は営業損失(△) 26,354 △84,716
営業外収益
受取利息 23 19
助成金収入 - 21,178
その他 2,380 1,356
営業外収益合計 2,403 22,553
営業外費用
支払利息 7,091 7,638
支払手数料 5,467 5,508
その他 1,431 45
営業外費用合計 13,989 13,192
経常利益又は経常損失(△) 14,768 △75,355
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
14,768 △75,355
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 7,158 8,937
法人税等調整額 8,892 △15,670
法人税等合計 16,051 △6,732
四半期純損失(△) △1,282 △68,622
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △1,282 △68,622
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
四半期純損失(△) △1,282 △68,622
その他の包括利益
為替換算調整勘定 218 3,283
その他の包括利益合計 218 3,283
四半期包括利益 △1,064 △65,339
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △1,064 △65,339
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)に記載した新型コロナウイルス感染症の影響に関する仮定につ
いて、重要な変更はありません。
(セグメント情報)
当社グループは、和服及び和装品の販売仲介を中心としたきもの関連事業の単一セグメントであるため、記載
を省略しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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