2499 日本和装 2020-11-13 15:00:00
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月13日
上場会社名 日本和装ホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 2499 URL https://www.wasou.com/profile/ir/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)道面義雄
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役管理本部長 (氏名)高梨宏史 TEL 03-5843-0097
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第3四半期 3,095 △22.6 △137 - △144 - △168 -
2019年12月期第3四半期 3,997 △4.7 443 △21.8 421 △18.4 271 △18.0
(注)包括利益 2020年12月期第3四半期 △169百万円 (-%)
2019年12月期第3四半期 270百万円 (△20.0%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第3四半期 △18.63 -
2019年12月期第3四半期 30.11 -
(注)2019年12月期第3四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載し
ておりません。2020年12月期第3四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、1株当たり四半期
純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第3四半期 8,901 2,865 32.2
2019年12月期 9,016 3,116 34.6
(参考)自己資本 2020年12月期第3四半期 2,865百万円 2019年12月期 3,116百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 4.00 - 9.00 13.00
2020年12月期 - 0.00 -
2020年12月期(予想) - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 - - - - - - - - -
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期3Q 9,134,000株 2019年12月期 9,134,000株
② 期末自己株式数 2020年12月期3Q 68,400株 2019年12月期 68,400株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期3Q 9,065,600株 2019年12月期3Q 9,011,680株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載した予想数値は、現時点での入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確実な要素を
含んでおります。実際の業績等は、業況の変化等により異なる場合があります。なお、業績予想に関する事項につい
ては、添付資料2ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説
明」をご覧ください。
日本和装ホールディングス㈱ (2499) 2020年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 7
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日本和装ホールディングス㈱ (2499) 2020年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大防止策を講じつつ、社会経
済活動が徐々に再開されたことや、政府による各種政策の効果もあり、きわめて厳しい状況から持ち直しに向かう
ことが期待されます。しかし、国内外の新型コロナウイルス感染症の動向や金融資本市場の変動等の影響について
注視する必要があり、先行きが不透明な状況が続いています。
このような状況のもと、当社も新型コロナウイルス感染症後の『新しい生活様式』に合わせ、スタッフの体調
管理や手指の消毒、フェイスガードやマスクの着用、換気といった対策に取り組み、お客様の健康と安全面に最大
限の配慮をし、安心してイベント等に参加できる環境を提供することで、業績の回復に努めてまいりました。
8月には、毎年当社が主催しています『きものブリリアンツ全国大会2020』を開催いたしました。第13回とな
る今回は、新型コロナウイルス感染症対策の中で行われた異例の大会となりましたが、参加者、会場提供者、運営
会社など関係する皆様のご協力のもと、成功裏に終えることができました。また、8月末より秋のきもの着付け教
室の募集をスタートしましたが、新型コロナウイルス感染症対策を十分に実施するだけでなく、新規・既存のお客
様により一層当社の魅力を感じていただけるように、『個別教室の日本和装』を掲げ、安心安全だけではない、当
社の質の高いサービスを提供してまいります。
新型コロナウイルス感染症の影響は長期化し、その終息時期が見通せない状況が続きますが、拡大防止策を講
じるだけでなく、より付加価値の高いサービスを提供できるよう今後も取り組んでまいります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高3,095百万円(前年同四半期22.6%減)、
営業損失137百万円(前年同四半期は営業利益443百万円)、経常損失144百万円(前年同四半期は経常利益421百万
円)、親会社株主に帰属する四半期純損失168百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益271百万
円)となりました。
なお当社グループは、和服及び和装品の販売仲介を中心とした、きもの関連事業の単一セグメントのため、セ
グメント情報に関連付けた記載を省略しております。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して114百万円減少して、8,901百万
円となりました。主な要因は、割賦売掛金が309百万円、流動資産のその他が128百万円減少した一方で、現金及び
預金が271百万円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して136百万円増加して、6,036百万
円となりました。主な要因は、長期借入金が205百万円、前受金が162百万円増加した一方で、短期借入金が264百
万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して251百万円減少して、2,865百
万円となりました。主な要因は、当第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純損失168百万円、配
当金の支払81百万円等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響が長期化しており、その終息時期が見通せないことから、当社グル
ープにおきましても現段階では合理的な2020年12月期の通期業績予想の算定を行うことが困難な状況となっており
ます。このような状況であるため、引き続き未定とさせていただき、今後、合理的な算定が可能となった時点で速
やかに公表いたします。
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日本和装ホールディングス㈱ (2499) 2020年12月期 第3四半期決算短信
<第3四半期の事業の概況等に関する社長のコメント>
第3四半期は、新型コロナウイルス感染症の影響による緊急事態宣言の解除後に、日本和装ホールディングスグ
ループとして本格的に営業が稼働する四半期となりました。
2020年12月期四半期連結業績推移(連結)
第1四半期 第2四半期 第3四半期
(1月~3月) (4月~6月) (7月~9月)
売上高 1,207,266千円 630,748千円 1,257,561千円
連結売上高 前年同期比増減 83,973千円 △893,118千円 △92,817千円
増減率 7.5% △58.6% △6.9%
営業利益 26,354千円 △367,191千円 203,729千円
連結営業利益 前年同期比増減 20,929千円 △695,416千円 94,338千円
増減率 385.8% - 86.2%
経常利益 14,768千円 △366,587千円 206,976千円
連結経常利益 前年同期比増減 21,786千円 △662,971千円 74,828千円
増減率 - - 56.6%
上記の推移表の通り、営業活動再開をきっかけに第3四半期(7月~9月)としては営業利益、経常利益共に黒
字で推移しております。前年同四半期の連結売上高で比較すると売上は△6.9%での着地となっておりますが、こ
れは第2四半期での営業活動がほとんどできなかった為、第3四半期(7月~9月)にお客様へ納品する商品が減
少した影響による加工売上高の減少が影響しております。加工売上高は、契約日からおよそ40〜70日間の時間を要
して、前検品・縫製・後検品を経て納品させて頂く為であります。前年の第3四半期(7月~9月)で取扱った販
売仲介の金額は1,921百万円、本年同四半期では2,048百万円の販売仲介に繋がり、前年対比で127百万円の増加で
着地しました。コロナ禍の影響がある中、現在の営業拠点数になった2015年以降で過去最高の販売仲介の金額を扱
うことができた四半期となりました。
感染予防策(換気・消毒・検温・マスクの着用)をはじめ、催しの規模に合わせて人数制限を定めることによっ
て、今までのような運営スタイルとは異なる部分もあり、スタッフ、お取引先様も不慣れな部分もあったかと思い
ますが、ご参加頂けるお客様も感染予防にご理解の上、足を運んでくださり、感謝の念が尽きません。誠にありが
とうございます。
この第3四半期のトピックスとしましては、例年8月に帝国ホテル東京にて開催しているきものブリリアンツ全
国大会(きもの着姿コンテスト)を無事無事故で開催できたことであります。例年500名近いお客様に全国からお
集まり頂く催しでありますが、本年はエントリー者様の人数制限、一般観覧やプレス関係者の入場規制を行い、安
全第一で開催することを優先させて頂き、ご参加頂いたお客様から「開催してくれてありがとう」という多くの喜
びの声を頂戴し、日本和装冥利に尽きる次第でございます。
きもの業界はこれから益々市場が大きく変化していくことを感じており、当社日本和装ホールディングスグルー
プの強みを発揮できる絶好の機会と捉えております。親会社の日本和装をはじめ、伝統工芸士を抱えながら博多織
の製造・販売をしているはかた匠工芸、ショッピングクレジットを運営しているニチクレ、手縫いの縫製を担って
いる日本和装ベトナムなど、これら日本和装ホールディングスグループの子会社は、親会社が創造するマーケット
だけではなく、きもの業界全体のマーケットに大きく寄与することができる事業であり、今後の市場全体のシェア
拡大を、グループ全体で担っていける様に益々取り組んでまいります。
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日本和装ホールディングス㈱ (2499) 2020年12月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,389,648 2,661,641
営業未収入金 230,675 299,569
割賦売掛金 5,236,289 4,926,766
たな卸資産 159,577 189,658
その他 543,728 414,858
貸倒引当金 △58,413 △62,794
流動資産合計 8,501,505 8,429,699
固定資産
有形固定資産 226,827 201,020
無形固定資産 30,168 17,558
投資その他の資産 257,859 253,356
固定資産合計 514,854 471,935
資産合計 9,016,360 8,901,635
負債の部
流動負債
営業未払金 35,189 67,990
短期借入金 2,918,745 2,654,117
未払法人税等 113,161 21,380
前受金 354,568 517,159
営業預り金 28,771 59,671
その他 463,863 525,012
流動負債合計 3,914,299 3,845,332
固定負債
長期借入金 1,978,116 2,183,737
その他 7,522 7,196
固定負債合計 1,985,638 2,190,933
負債合計 5,899,938 6,036,265
純資産の部
株主資本
資本金 478,198 478,198
資本剰余金 292,211 292,211
利益剰余金 2,371,996 2,121,517
自己株式 △22,629 △22,629
株主資本合計 3,119,776 2,869,297
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △3,354 △3,927
その他の包括利益累計額合計 △3,354 △3,927
純資産合計 3,116,422 2,865,370
負債純資産合計 9,016,360 8,901,635
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 3,997,538 3,095,576
売上原価 404,069 398,420
売上総利益 3,593,468 2,697,155
販売費及び一般管理費 3,150,426 2,834,263
営業利益又は営業損失(△) 443,042 △137,107
営業外収益
受取利息 54 63
助成金収入 - 21,650
還付消費税等 28,966 -
その他 11,519 2,343
営業外収益合計 40,541 24,058
営業外費用
支払利息 25,723 16,925
支払手数料 18,449 12,196
固定資産除却損 15,113 567
その他 2,781 2,103
営業外費用合計 62,068 31,792
経常利益又は経常損失(△) 421,515 △144,841
特別損失
訴訟関連損失 25,000 -
特別損失合計 25,000 -
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
396,515 △144,841
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 125,749 26,879
法人税等調整額 △581 △2,832
法人税等合計 125,167 24,046
四半期純利益又は四半期純損失(△) 271,347 △168,888
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
271,347 △168,888
に帰属する四半期純損失(△)
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日本和装ホールディングス㈱ (2499) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 271,347 △168,888
その他の包括利益
為替換算調整勘定 △1,131 △573
その他の包括利益合計 △1,131 △573
四半期包括利益 270,215 △169,461
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 270,215 △169,461
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日本和装ホールディングス㈱ (2499) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する仮定について、第2四半期連結会計期間の四半期決算短信の追
加情報に記載した内容から重要な変更はありません。
なお、この仮定は不確実性が高く、将来における実績値に基づく結果が、これらの見積り及び仮定とは異なる
可能性があります。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)及び当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
当社グループは、和服及び和装品の販売仲介を中心としたきもの関連事業の単一セグメントであるため
記載を省略しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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