2497 M-UNITED 2019-05-09 15:30:00
2019年3月期 通期決算説明資料 [pdf]
2019年3月期 通期
決算説明資料
2019年5月9日
ユナイテッド株式会社
(東証マザーズ:2497)
ビジョン/ミッション
ビジョン 日本を代表するインターネット企業になる
挑戦の連続によりあたらしい価値を創り出し、
ミッション
社会に貢献する
2
ユナイテッドの事業構成について
new new
アドテクノロジー事業
「Bypass(バイパス)」 「VidSpot(ビッドスポット)」 「adstir(アドステア)」 「ADeals(アディールズ)」 「HaiNa(ハイナ)」
new
㈱トライフォート
ゲーム事業 ※ 2018年10月~子会社化
CocoPPa Play
クラッシュフィーバー 東京コンセプション
(ココッパプレイ)
成長期待事業 安定収益事業
コンテンツ事業 トレイス㈱
キャリアマーケット
㈱Smarprise ㈱アラン・
キラメックス㈱ フォッグ㈱ 向けアプリ
(スマープライズ) プロダクツ ㈱インターナショナルスポーツ
マーケティング
インベストメント事業
ユナイテッド㈱ 投資事業 ベンチャーユナイテッド㈱
その他事業
コイネージ㈱
注 2019年3月期第1四半期より「ゲーム」「コンテンツ」セグメント区分変更
3
中期経営目標
定量目標
2022年3月期 のれん償却前営業利益
チャレンジ目標 100億円
コミット目標 50億円
(いずれもメルカリ株式の売却益を除く)
4
中期経営計画における当期の位置付け
当期は、2022年3月期中期経営計画最終年度における営業利益目標額の達成に向けた
「投資期」と位置付け、成長の見込める事業に積極的な投資を実施
営業利益推移イメージ
チャレンジ目標
100億円
メルカリ株売却益 メルカリ株売却益を除くのれん償却前営業利益
コミット目標
50億円
2020年3月期以降
50億円を維持
0
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
投資期 集中期 成長期 収穫期
短期的な利益を追わず 黒字事業と赤字事業の 複数事業において 各事業において収益を
積極的に事業 混在期。成長可能性の 大幅な利益成長 最大化、目標達成を目指す
への先行投資を行う 高い事業に対して継続投資
5
2019年3月期 通期決算概要
本資料に記載されたすべての意見や予測、見通しなどは資料作成時点における入手可能な情報に基づいた弊社の判断であり、その情報の正確性を保証するものではありません。ま
た様々な要因の変化により、実際の業績や結果とは大きく異なる可能性があることを、ご承知おきください。なお、本資料に記載されている会社名、製品名は各社の商標または登
録商標です。
通期業績 ハイライト
連結売上高・営業利益ともに過去最高を更新
前期比、売上高+91%、営業利益+573%の増収増益
売上高 : 27,580百万円 (前期比+91%)
連結業績 営業利益 : 11,084百万円 (前期比+573%)
当期純利益 : 7,008百万円 (前期比+725%)
アドテクノロジー 売上高 : 6,427百万円 (前期比△17%)
事業 営業利益 : 48百万円 (前期比△92%)
ゲーム 売上高 : 2,653百万円 (前期比+49%)
事業 営業利益 : △629百万円 (前期比△1,114百万円)
コンテンツ 売上高 : 4,693百万円 (前期比+17%)
事業 営業利益 : △328百万円 (前期比△948百万円)
インベストメント 売上高 : 13,886百万円 (前期比+1,358%)
事業 営業利益 : 13,487百万円 (前期比+1,510%)
売上高 : -百万円 (前期比 -百万円)
その他事業
営業利益 : △285百万円 (前期比△212百万円)
7
通期業績 業績予想との比較
※
連結売上高・営業利益ともに過去最高となり、連結売上高は通期業績予想 の範囲内、営
業利益は業績予想を超え着地
※ 通期業績予想:2018年10月31日にレンジで発表した通期業績予想
売上高 営業利益
(単位:百万円) (単位:百万円)
29,100 11,000
11,084
26,900 27,580 10,000
業績予想 当期実績 業績予想 当期実績
8
通期業績 業績予想との比較 セグメント別(1/2)
注 図中の数値は業績予想下限との比較
売上高 営業利益
(単位:百万円)
(参考) (参考)
7,753 569
7,000
6,427 ウェブ広告領域は停滞するも、
アドテク アプリ広告領域が成長
0 48
(参考)
アプリ広告領域:「ADeals」「VidSpot」
業績予想 当期実績 前期実績 業績予想 当期実績 前期実績 ウェブ広告領域:「adstir」「Bypass」「HaiNa」
(参考)
2,800 2,653 485
(参考) △ 300 △ 629
1,785
ゲーム 既存タイトルは堅調に推移するも、
新規タイトルで苦戦
業績予想 当期実績 前期実績 業績予想 当期実績 前期実績
9
通期業績 業績予想との比較 セグメント別(2/2)
注 図中の数値は業績予想下限との比較
売上高 営業利益
(単位:百万円)
(参考)
(参考)
4,693 620
4,200 成長期待事業で売上高が伸長するも、
4,000
コンテンツ 営業利益は外部環境変化の影響も
△ 650 △ 328 あり苦戦
業績予想 当期実績 前期実績 業績予想 当期実績 前期実績
13,100 13,886 13,487
12,800
インベスト
主に㈱メルカリ上場に伴う株式売却
メント
(参考) (参考) が大きく貢献
952 837
業績予想 当期実績 前期実績 業績予想 当期実績 前期実績
10
通期連結損益計算書
仮想通貨取引関連事業への参入準備の中止(△411百万円)、
オフィス拡張に伴う固定資産除却(△134百万円)等の特別損益(△710百万円)計上
により、当期純利益は7,008百万円(前期比+725%)
2019年3月期 2018年3月期
前期比
(単位:百万円)
通期累計 通期累計
売上高 27,580 14,444 +91%
売上総利益 16,074 4,829 +233%
販売費及び一般管理費 4,989 3,180 +57%
営業利益 11,084 1,648 +573%
経常利益 11,058 1,626 +580%
特別損益 △ 710 △4 △ 706
投資有価証券評価損 △ 106 △4 △ 102
事業整理損(仮想通貨取引関連事業) △ 411 - △ 411
オフィス拡張費用 △ 134 - △ 134
税金費用等 △ 3,339 △ 773 △ 2,566
親会社株主に帰属する当期純利益 7,008 849 +725%
一株当たり当期純利益(円) 304 37 +724%
11
通期連結販売費及び一般管理費の比較
人件費・採用費等の増加(前期比+657百万円)、
㈱トライフォート等のグループ化に伴うのれん償却額の増加(同+359百万円)
(単位:百万円)
外形標準課税等 その他
の増加
オフィス家賃等
の増加
のれん償却額
の増加
人件費・採用費等
の増加 仮想通貨取引関連事業
への参入準備費用
4,989
3,180
12
当期末連結貸借対照表
※
投資先株式の時価評価に伴う営業投資有価証券の増加(前期末比+36,196百万円)等によ
り、総資産は前期末比で+44,596百万円
※ 投資先株式の時価評価による影響:流動資産(営業投資有価証券)、固定負債(繰延税金負債)、純資産(その他有価証券評価差額金)がそれぞれ増減
当期末 前期末 前四半期末 増減額
(単位:百万円)
(2019年3月末) (2018年3月末) (2018年12月末) 前期末比 前四半期末比
流動資産 51,204 10,591 36,154 +40,612 +15,049
現預金 8,822 5,576 9,599 +3,245 △ 777
営業投資有価証券 39,190 2,994 23,505 +36,196 +15,685
固定資産 6,026 2,042 6,393 +3,983 △ 367
のれん 4,125 938 4,389 +3,187 △ 263
資産合計 57,230 12,633 42,548 +44,596 +14,681
流動負債 6,595 2,338 6,922 +4,256 △ 326
固定負債 10,533 13 6,005 +10,520 +4,528
繰延税金負債 10,198 6 5,838 +10,192 +4,360
負債合計 17,129 2,352 12,927 +14,777 +4,201
純資産 40,100 10,281 29,620 +29,819 +10,480
その他有価証券評価差額金 24,501 492 13,622 +24,009 +10,879
13
2019年3月期 期末配当について
連結配当性向20%の方針に基づき、期末配当は37円(前期末比35円増配)を予定
年間配当は61円(同54円増配)を予定
配当の内訳
2019年3月期 2018年3月期
中間 期末 中間 期末
基 準 日 2018年9月30日 2019年3月31日 2017年9月30日 2018年3月31日
1株当たり
配当金(半期) 24.0円 37.0円 5.0円 2.0円
1株当たり
配当金(年間) 61.0円 7.0円
配当性向
(年間) 20.0% 18.9%
14
自己株式の取得について
資本効率向上とM&A等の機動的な資本政策遂行を可能とするため、自己株式の取得を予定
実施内容
実施理由 資本効率の向上、機動的な資本政策の遂行
取得価額の総額 上限1,000百万円
取得株式の総数 上限700,000株
(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合3.0%)
取得期間 2019年5月10日(金)~2019年8月9日(金)
取得方法 東京証券取引所における市場買付
(取引一任契約に基づく市場買付)
(参考)2019年3月31日時点の自己株式の保有状況
• 発行済株式総数(自己株式を除く) 23,048,850株
• 自己株式数 622,995株
15
2019年3月期 通期事業概況
アドテクノロジー事業 売上高推移
アプリ広告領域が拡大したものの、ウェブ広告領域においてグローバルプラットフォームへの
広告予算集中の影響等により、前期比減収
四半期推移では、ウェブ広告領域を収益性重視の運用に切り替えたことにより、前四半期比△5%
年度別売上高推移 四半期別売上高推移
(単位:百万円) (単位:百万円)
ウェブ広告領域 ウェブ広告領域
アプリ広告領域 アプリ広告領域
YoY △17% QoQ △5%
2,304
7,753 2,061 2,067
7,255 1,940
1,870 1,874 1,755 1,671
6,427
1,549 1,538
1,463
1,340
+279%
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
(参考) 2017年 2018年 2019年
アプリ広告領域:「ADeals」「VidSpot」 3月期 3月期
3月期
ウェブ広告領域:「adstir」「Bypass」「HaiNa」
17
アドテクノロジー事業 四半期別売上総利益率・営業利益推移
第3四半期の売上総利益率低下の要因であったウェブ広告領域の収益性改善施策が奏功し、
売上総利益率が改善、第4四半期では営業黒字に転換
四半期別売上総利益率推移 四半期別営業利益推移
(単位:%) (単位:百万円)
24 377
23 23
20 307
19 19
245
16
196 204
14 185 QoQ +137百万円
12 12
125
108
8 8 54
17
△ 28
△ 49
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2017年 2018年 2019年 2017年 2018年 2019年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 18
アドテクノロジー事業 今後の方針
アプリ広告領域を中心に新たなプロダクト開発に注力するとともに営業体制を強化し、
顧客課題の解決による収益拡大を目指す
デマンドサイド サプライサイド
アプリ広告
アプリ特化 新規参入検討領域
広 広告配信プラットフォーム
告
主 営 営
業 業 メ
・ デ
広 体 新規参入
体 ィ
告 制 制 ア
代 検討領域
の 動画広告配信プラットフォーム の
理 強 強
店
化 化
ウェブ広告
DSP SSP
アドネットワーク
19
ゲーム事業 売上高推移
※
㈱トライフォート の連結子会社化により、売上高は前期比+49%の成長
四半期推移では、新作ゲームタイトルの不調により前四半期比△14%
※ ㈱トライフォート:2018年10月より連結子会社化
年度別売上高推移 四半期別売上高推移
(単位:百万円) (単位:百万円) 995 QoQ △14%
トライフォート
YoY +49% 2,653
トライフォート
ユナイテッド ユナイテッド 858
2,248
917 672 490
1,785 572 427
537
465 453 447 443 444
391 408
1,735
505
430
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2017年 2018年 2019年
3月期 3月期 3月期
20
ゲーム事業 営業利益推移
既存ゲームタイトルが営業利益貢献したものの、新作ゲームタイトルの不調により、
前期比で減益幅が拡大
年度別営業利益推移 四半期別営業利益推移
(単位:百万円) (単位:百万円)
485 327
△ 629 QoQ +26百万円
210 172 169
329 32
117 69 9 △ 367
368 △ 340
852 19
656 252 234 250
△ 228 173 199 171 181 176
486 132
65
△ 28 △ 46 △ 40 △ 42 △ 55 △ 62 △ 80 △ 102
△ 157 △ 167 △ 172 △ 169 △ 153
△ 367 △ 199
△ 592
YoY △1,114百万円 △ 319
ユナイテッド既存タイトル △ 374
ユナイテッド既存タイトル ユナイテッド新規タイトル
△ 693
ユナイテッド新規タイトル トライフォート(のれん償却額含む)
トライフォート(のれん償却額含む)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2017年 2018年 2019年
3月期 3月期 3月期
21
※1
コンテンツ事業 成長期待事業 売上高推移
※2
前期比では、キラメックス㈱の成長及び㈱Smarpriseの新サービス 開始に伴う
増収効果により+42%の成長
※1 成長期待事業 :コンテンツ事業のうちキラメックス㈱、㈱Smarprise、㈱アラン・プロダクツ、フォッグ㈱のグループ4社
※2 新サービス: 「SGコイン」 という「SMART GAME(スマートゲーム)」内で使用できるポイント。チャージ後ポイント還元が行われ、iTunesコードと交換可能
年度別売上高推移 四半期別売上高推移
(単位:百万円) (単位:百万円)
919 943
3,276
YoY +42% 808
QoQ +3%
2,315 643
586 595 604
500 490
1,498
379
336
280
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2017年 2018年 2019年
3月期 3月期 3月期
22
コンテンツ事業 成長期待事業 営業利益推移
新規事業への先行投資に加え、既存の営業利益貢献事業における外部環境の変化などに
より、前期比減益で着地
年度別営業利益推移 四半期別営業利益推移
(単位:百万円)
(単位:百万円) 122
359 102
79
55 QoQ +65百万円
38
YoY △727百万円
△1
△ 177 △ 25
△ 367
△ 56
△ 71
△ 118 △ 122
△ 187
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
2017年 2018年 2019年
3月期 3月期 3月期
23
コンテンツ事業 成長期待事業 各事業の振り返り・方針
各社とも、中期経営計画達成に向けた成長を視野に新規事業への積極的な投資を継続
2020年3月期は各事業の成長性を見極めつつ、事業の選択と集中を進める
成長期待事業 2019年3月期振り返り 2020年3月期方針
• 主力事業「TechAcademy」が成長 • 法人向けIT研修は引き続き注力
• 法人向けIT研修の売上高が好調に推移 • キッズ向けプログラミング教室事業の
キラメックス㈱ 展開を本格化
• 新サービス「SGコイン」提供開始 • 「SGコイン」の取扱量拡大
• 新たな主力事業の立ち上げに注力
㈱スマープライズ
• 「ヘアラボ」の事業展開に加え、 • 「ヘアラボ」の事業展開
複数の新規事業準備 • 新規事業早期立ち上げ
• 占いサービス「MIROR(ミラー)」 • 「MIROR」への成長投資を継続
㈱アラン・プロダクツ を運営する㈱ラップスを買収
• 「CHEERZ」を中心にエンターテイメ
• 「CHEERZ(チアーズ)」含む周辺
ントビジネス市場での大きな成長を
サービス群で売上高増加
目指す
フォッグ㈱
24
インベストメント事業 業績推移
第4四半期売上高は、㈱メルカリ株式の売却などにより831百万円
2019年3月期第4四半期末の営業投資有価証券残高※ は39,190百万円
※ うち㈱メルカリ株式の営業投資有価証券残高は34,918百万円(株式保有割合は6.9%、2019年3月31日時点)
四半期別売上高推移 営業投資有価証券残高内訳
(単位:百万円)
2019年3月末
投資先
貸借対照表計上額
㈱メルカリ
12,901 上場株式 ソーシャルワイヤー㈱ 約353億円
~
831 未上場株式 50社以上 約23億円
599 614
182 241
46 85 44 51
142 LP出資先 25本以上 約16億円
10
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2017年 2018年 2019年
3月期 3月期 3月期
25
インベストメント事業 投資先ポートフォリオ
既存投資先での収益貢献を期待しつつ、中期経営計画期間中での収益貢献が期待できる
新規投資先を中心に積極的に開拓
主な投資先スタートアップ 主なLP出資先ファンド
ポストIPO シード~アーリー
ミドル~レイター
26
その他事業 仮想通貨取引関連事業への参入準備の中止について
事業環境の変化を踏まえ、仮想通貨取引関連事業への参入準備の中止を決定
当事業準備中の子会社であるコイネージ㈱の全保有株式を譲渡
業績への影響 コイネージ㈱の株式譲渡について
<本株式譲渡に伴う影響額>
• 譲渡先 :コイネージ投資株式会社
事業整理損:△411百万円 • 譲渡日 :2019年4月26日
法人税等調整額:+267百万円
非支配株主に帰属する当期純損益 :+ 46百万円 <コイネージ㈱について>
純損失の影響額:△ 97百万円 • 事業内容:仮想通貨取引関連事業
• 設立 :2017年10月16日
(参考) • 資本金 :960百万円
コイネージ㈱2019年3月期累計経常損益額:△289百万円
27
2020年3月期について
2020年3月期 通期業績予想について
中期経営計画達成に向け、成長性の高い事業へ投資を継続
• アドテクノロジー事業における新規プロダクト提供
• ゲーム事業における新規タイトル開発
• コンテンツ事業における新規事業への先行投資
2020年3月期通期連結業績を現時点で合理的に予測することが
困難であり、業績予想については非開示
合理的な予測が可能となった段階で速やかに開示予定
29
2020年3月期 事業方針
中期経営計画の達成に向けた「集中期」として
成長性の高い事業へ積極投資
連結業績
• ㈱メルカリ株式は50億円を目安に売却予定
• 上記売却影響を除くのれん償却後営業利益黒字化を計画
成長性高いアプリ広告領域へ経営資源を積極投下し、増収増益を目指す
アドテクノロジー • 売上高 :アプリ広告領域における新規プロダクト開発及び営業強化により、
事業全体で当期比成長を目指す
事業
• 売上総利益:ウェブ広告領域で引き続き収益性重視の運用を行うことにより、
事業全体での売上総利益率は当期第4四半期同水準を維持
既存タイトルは収益を維持しつつ、新規タイトルはリスクを抑え開発
ゲーム • 新規タイトル開発は、オリジナル・他社IP含めてタイトルの収益性を見極めた上で、開発リ
事業 ソース配分も勘案し継続
• ㈱トライフォートは高い技術開発力を活かした受託開発に注力
新規事業への先行投資を継続しつつ、主力事業の成長を加速
コンテンツ • キラメックス㈱、フォッグ㈱は主力事業のさらなる成長と周辺領域への展開に注力
事業 • ㈱アラン・プロダクツ、㈱Smarpriseはビジネスモデル転換や新規事業開発に
継続的に取り組む
新規投資を継続して実行
インベストメント • 投資先やLP出資先ファンドのキャピタルゲインによる収益貢献を期待
事業 • 2019年4月に㈱メルカリ株式80万株を売却済み
(売却による営業利益影響は2,509百万円)
30
Appendix
第4四半期連結損益計算書
2019年3月期 2018年3月期 2019年3月期 増減
(単位:百万円)
第4四半期 第4四半期 第3四半期 前年同四半期比 前四半期比
売上高 4,659 3,969 4,062 +17% +15%
アドテクノロジー事業 1,671 1,874 1,755 △ 11% △ 5%
ゲーム事業 858 444 995 +93% △ 14%
コンテンツ事業 1,317 1,049 1,331 +26% △ 1%
インベストメント事業 831 614 10 +35% +7,519%
その他 - - - - -
売上総利益 1,299 1,433 447 △ 9% +190%
アドテクノロジー事業 266 224 138 +19% +92%
ゲーム事業 21 108 3 △ 80% +470%
コンテンツ事業 308 511 306 △ 40% +1%
インベストメント事業 712 596 10 +19% +6,559%
その他 △7 △1 △2 △5 △4
販売費及び一般管理費 1,480 905 1,402 +64% +6%
営業利益 △ 180 528 △ 955 △ 708 +774
アドテクノロジー事業 108 54 △ 28 +100% +137
ゲーム事業 △ 340 32 △ 367 △ 372 +26
コンテンツ事業 △ 175 150 △ 154 △ 326 △ 20
インベストメント事業 586 588 △4 △ 0% +590
その他 △ 80 △ 44 △ 77 △ 36 △2
経常利益 △ 180 520 △ 967 △ 701 +786
親会社株主に帰属する当期純利益 △ 308 264 △ 763 △ 573 +454
32
通期連結売上高・営業利益推移
(単位:百万円)
連結売上高
連結営業利益
27,580
14,595 14,444
11,131 11,084
8,330
6,156
138 370 1,509 1,395 1,648
2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
33
スペース・エースタート1号投資事業有限責任組合への出資
宇宙ベンチャー企業に特化した投資を行うスペース・エースタート1号投資事業有限責任
組合への出資を決定
主な出資先
LP出資 • 株式会社アストロスケールホールディングス
宇宙構造物デブリ除去に特化したベンチャー企業
出資
• その他、年内に日本の有望な宇宙スタートアップ数社
経営支援 へ出資予定
スペース・エースタート1号投資事業有限責任組合の概要
• 日本発の技術やコンセプトをベースにした宇宙ベンチャー企業に特化した投資を行うファンド
• 2018年11月に組成しファンド運用規模は約50億円
• 複数の事業をCFOとして上場に導いた渡邊一正氏が2015年に設立した㈱エースタートが
無限責任組合員(GP)として運営
• 「事業家系VC」として、特にIPOに向けた体制やシナリオ作りなど、出資先企業の要望に応じた支援を
行うことが特徴
34
アドテクノロジー事業 プロダクト紹介
プロダクト 概要
アプリインストール広告のROIを最適化する
統合管理プラットフォーム
アプリ広告
領域
多彩な動画広告フォーマットに対応した
モバイル動画広告プラットフォーム
スマートフォン特化型DSP
ウェブ広告
領域 スマートフォン特化型SSP
広告効果最適化アドネットワーク
35
コンテンツ事業 成長期待事業紹介
キラメックス㈱ ㈱アラン・プロダクツ
プログラミングやアプリ開発を学べる 髪の悩みと向き合う「ヘアラボ」や
オンラインスクール「TechAcademy ジェンダーの多様性を紹介する「パレット」
(テックアカデミー)」を運営 等、複数のメディア事業や新規事業を展開
36
コンテンツ事業 成長期待事業紹介
㈱Smarprise フォッグ㈱
日本最大級の課金ゲームユーザー 女性タレントの活動支援ができるファンコ
プラットフォーム「SMART GAME」、
バーチャルタレント「富士葵」(※)の企画・運営 ミュニティサービス「CHEERZ」を運営
※ 2019年5月9日現在、チャンネル登録者数21万人以上 現在5,000名以上のタレント、1,000社が利用
37
人員推移表
2019年4月より新卒社員が35名入社
(単位:人) 645
619
臨時社員
その他の正社員(インベストメント及び本社部門)
146
コンテンツ 正社員 127
ゲーム 正社員
アドテクノロジー 正社員 453 55
425 56
役員(単体取締役及び監査役、社外役員含む)
401 404
381 385 88
346 78
336 160 155
318 320 117 108 80
97 54
46
92 85
78 81 38 42
26 28
28 25 136 149
24 27
110 112 117 121 184
98 185
88 87 104
43 58 57
42 43 45
34 33 33 33
82 80 83 77 93 90 86 85 96 94 89 85
12 12 12 12 12 12 12 12 11 11 11 11
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2017年 2018年 2019年
3月期 3月期 3月期
38