2491 Vコマース 2021-01-27 16:00:00
2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年1月27日
上場会社名 バリューコマース株式会社 上場取引所 東
コード番号 2491 URL https://www.valuecommerce.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 最高経営責任者 (氏名)香川 仁
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 最高財務責任者 (氏名)遠藤 雅知 TEL 03-6438-6860
定時株主総会開催予定日 2021年3月24日 配当支払開始予定日 2021年3月8日
有価証券報告書提出予定日 2021年3月25日
決算補足説明資料作成の有無: 有
決算説明会開催の有無 : 有 (アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期の連結業績(2020年1月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期 29,171 13.5 6,218 25.5 6,271 26.1 4,268 27.6
2019年12月期 25,694 23.7 4,953 31.9 4,974 31.1 3,345 28.4
(注)包括利益 2020年12月期 4,312百万円 (27.9%) 2019年12月期 3,372百万円 (30.3%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2020年12月期 132.13 132.01 32.6 30.8 21.3
2019年12月期 103.57 103.47 32.4 30.2 19.3
(参考)持分法投資損益 2020年12月期 - 百万円 2019年12月期 - 百万円
(注)2020年12月期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2019年12月期に係る各数値につい
ては、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年12月期 22,474 14,676 65.3 454.13
2019年12月期 18,257 11,491 62.9 355.60
(参考)自己資本 2020年12月期 14,670 百万円 2019年12月期 11,485 百万円
(注)2020年12月期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2019年12月期に係る各数値につい
ては、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年12月期 5,894 △1,206 △1,128 11,422
2019年12月期 4,041 △3,135 △1,021 7,862
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
第1四半期 第2四半期 第3四半期 配当率
期末 合計 (合計) (連結)
末 末 末 (連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年12月期 - 14.00 - 19.00 33.00 1,065 31.9 10.3
2020年12月期 - 16.00 - 25.00 41.00 1,324 31.0 10.1
2021年12月期(予想) - 17.00 - 26.00 43.00 30.2
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 14,400 △0.9 2,800 △6.2 2,800 △7.7 1,800 △11.7 55.72
通期 32,100 10.0 6,900 11.0 6,900 10.0 4,600 7.8 142.39
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更: 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 有
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、[添付資料]P.13「3.連結財務諸表及び主な注記(5)連結財務諸表に関する注記事項(会計
上の見積りの変更)」をご覧ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期 34,471,000株 2019年12月期 34,471,000株
② 期末自己株式数 2020年12月期 2,165,655株 2019年12月期 2,170,779株
③ 期中平均株式数 2020年12月期 32,302,770株 2019年12月期 32,296,168株
(参考)個別業績の概要
1.2020年12月期の個別業績(2020年1月1日~2020年12月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は、対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期 27,160 7.6 6,385 23.4 6,469 24.5 4,544 27.9
2019年12月期 25,253 21.6 5,172 34.4 5,195 32.5 3,552 11.7
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期 140.69 140.56
2019年12月期 109.98 109.87
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年12月期 22,236 14,898 67.0 461.00
2019年12月期 17,621 11,437 64.9 353.91
(参考)自己資本 2020年12月期 14,892 百万円 2019年12月期 11,431 百万円
2.2021年12月期の個別業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 13,700 2.3 3,100 1.1 3,100 △1.4 2,000 △7.0 61.91
通期 30,400 11.9 7,300 14.3 7,300 12.8 4,900 7.8 151.68
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当た
っての注意事項等については、[添付資料]P.2「1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況」をご覧く
ださい。
(決算補足説明資料の入手方法)
決算補足説明資料につきましては、当社ウェブサイトに掲載する予定です。
バリューコマース株式会社(2491) 2020年12月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益及び包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………… 11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ………………………………………………………… 12
(表示方法の変更) ………………………………………………………………………………………………… 13
(会計上の見積りの変更) ………………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 13
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 18
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 18
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バリューコマース株式会社(2491) 2020年12月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で落ち込むなか、政府による経
済再生に向けた各種施策により、景気の持ち直しに期待が持たれました。しかし、新型コロナウイルス感染症の再
拡大により、先行き不透明な状況が続いております。
こうした環境の下、当社グループは、顧客であるコマース事業者のパフォーマンス(流通総額)を最大化するた
め、効果的なマーケティングソリューションを提供することに注力した結果、連結経営成績は次のとおりとなりま
した。
当連結会計年度の売上高は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を、マイナスとプラスの両面で受けることとな
りました。
成果報酬型広告「アフィリエイト」において、旅行や就職、金融の一部分野の広告出稿の減少により、前期比で減
収となりました。
オンラインモールのストア向けサービスにおいて、外出自粛等でEC需要が増加したことを受け、さらにヤフー株式
会社との協業による営業施策に取り組んだことにより、前期比で増収となりました。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響について、第4四半期連結会計期間の売上高は、第3四半期連結会計
期間と比較すると、成果報酬型広告「アフィリエイト」において、就職分野の低調が継続したものの、金融分野のほ
か、旅行をはじめとする外出行動を伴う分野に改善がみられました。オンラインモールのストア向けサービスにおい
ては、年末商戦等により堅調に推移しました。
このほか、前連結会計年度以降に連結子会社化したダイナテック株式会社及び株式会社B-SLASH(2020年7月1日
付で当社を存続会社として同社を吸収合併)の売上高を第1四半期連結会計期間から計上しました。その結果、売上
高は29,171,512千円(前期比13.5%増)となりました。
販売費及び一般管理費は、前述の子会社経費及び株式取得に係るのれん償却費を計上したことにより、5,366,379
千円(前期比38.6%増)となりました。
営業利益は、成果報酬型広告「アフィリエイト」が低調であった一方で、オンラインモールのストア向けサービス
が好調に推移したことにより、6,218,082千円(前期比25.5%増)となりました。
経常利益は、営業外収益に投資事業組合運用益44,184千円を計上したこと等により、6,271,988千円(前期比
26.1%増)となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税等1,988,106千円を計上したことにより、4,268,209千円(前期比
27.6%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① マーケティングソリューション事業
マーケティングソリューション事業は、コマース事業者のECサイトへの「集客」を軸とするソリューションを提
供する事業です。主要なサービスは、成果報酬型広告「アフィリエイト」です。
当連結会計年度におきまして、「アフィリエイト」は、新型コロナウイルス感染症拡大によるマイナスの影響を
受け、旅行や就職、金融の一部分野の広告出稿が減少し、前期比で減収となりました。
「アフィリエイト」では、安心・安全な広告配信のための主な取り組みとして、2020年6月、アドフラウド(広
告不正)対策及びブランドセーフティの強化に向け、ソリューションベンダーと技術連携を行いました。
また、プロダクト企画・開発の主な取り組みとして、2020年8月、EC事業者の認知拡大及び販売促進を支援する
ため、日本製Shopifyアプリとの連携を開始しました。
この結果、セグメント売上高は14,946,704千円(前期比12.3%減)、セグメント利益は2,614,830千円(前期比
9.3%減)となりました。
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バリューコマース株式会社(2491) 2020年12月期 決算短信
② ECソリューション事業
ECソリューション事業は、コマース事業者のECサイト上での「販売促進」を軸とするソリューションを提供する
事業です。主要なサービスは、ヤフー株式会社が運営するオンラインモールのストア向けCRMツール「STORE's R∞
(ストアーズ・アールエイト)」及びクリック課金型広告「ストアマッチ」です。
そのほか、前連結会計年度以降、当社が全株式を取得し連結子会社化した次の2社を含みます。
・ダイナテック株式会社(宿泊施設向けに情報システムを開発・提供)
2019年12月期第4四半期連結会計期間から、同社の損益及び同社株式取得に係るのれん償却費等を計上してお
ります。
・株式会社B-SLASH(コマース事業者向けにEC運営に必要なソリューションを提供)
第1四半期連結会計期間から、同社の損益及び同社株式取得に係るのれん償却費等を計上しております。
なお、当社は、2020年7月1日付で、当社を存続会社、同社を消滅会社とする吸収合併(簡易合併・略式合
併)を行っております。
当連結会計年度におきまして、オンラインモールのストア向けサービスは、新型コロナウイルス感染症拡大によ
る外出自粛等でEC需要が増加したことを受け、さらにヤフー株式会社との協業による営業施策に取り組んだこと
で、好調に推移しました。一方、宿泊施設を顧客とするダイナテック株式会社において、休館・閉館、開業の延期
の影響を受けました。
プロダクト企画・開発の主な取り組みとして、「ストアマッチ」では、2020年7月、従来の「Yahoo!ショッピン
グ」に加え、「PayPayモール」でも広告掲載を開始しました。「B-Space」では、2020年7月、サーバーレンタル
サービスとECサイト運営支援ツールをセットにした新プラン「トリプル for B-Space 10GBプラン」の提供を開始
しました。
この結果、セグメント売上高は14,224,807千円(前期比64.4%増)、セグメント利益は4,985,475千円(前期比
47.4%増)となりました。
なお、2019年9月27日に行われたダイナテック株式会社との企業結合について、前連結会計年度において暫定的な
会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定したため、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫
定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
次期の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の脅威のなか、国内外で感染防止策が継続され、い
ずれは落ち着いてくると想定しながらも、依然景気の先行きが不透明であるため、見通しが困難な状況であります。
成果報酬型広告「アフィリエイト」においては、景気回復の時期と速度によってはこの先も厳しい状況が継続する可
能性がありますが、外出自粛等によりEC需要が増加していることは、事業環境としてはプラスの状況にあります。
今後も、eコマース市場においては、堅調に拡大を続ける成長市場であるとともに、コマース事業者による効果的
なマーケティングソリューションの需要はいっそう高まるものと見込んでおります。
こうした環境の下、当社グループは、顧客であるコマース事業者のパフォーマンス(流通総額)を最大化するた
め、集客から顧客維持までのマーケティングソリューションを提供することに、なおいっそう注力してまいります。
また、2020年12月23日公表の「本社移転に関するお知らせ」のとおり、当社及び当社連結子会社であるダイナテッ
ク株式会社は、2021年4月~5月に本社移転を予定しております。これにともない、上期は移転に伴う費用が一時的
に嵩むものの、下期はオフィス面積縮小による家賃等の費用の減少を見込んでおります。
以上により、次期の連結業績見通しは、売上高32,100百万円(前期比10.0%増)、営業利益6,900百万円(前期比
11.0%増)、経常利益6,900百万円(前期比10.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4,600百万円(前期比
7.8%増)を計画しております。
(注)本決算短信における業績見通し等の将来に関する記述は、本決算短信の発表日現在において入手可能な情報に
基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
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バリューコマース株式会社(2491) 2020年12月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は22,474,577千円となり、前連結会計年度末と比べて4,217,094千円増加いたしま
した。
流動資産は17,662,249千円となり、前連結会計年度末と比べて4,189,723千円増加いたしました。これは、主に
現金及び預金が3,559,186千円、短期差入保証金が310,553千円増加したことによるものです。
固定資産は4,812,327千円となり、前連結会計年度末と比べて27,370千円増加いたしました。これは、主にソフ
トウエア仮勘定が916,169千円、長期差入保証金が302,310千円減少したものの、ソフトウエアが1,248,404千円増
加したことによるものです。
(負債)
当連結会計年度末の負債合計は7,798,431千円となり、前連結会計年度末と比べて1,032,869千円増加いたしまし
た。
流動負債は7,585,409千円となり、前連結会計年度末と比べて1,147,764千円増加いたしました。これは、主に未
払金が179,781千円、未払法人税等が415,908千円、その他流動負債が415,893千円増加したことによるものです。
固定負債は213,022千円となり、前連結会計年度末と比べて114,894千円減少いたしました。これは、繰延税金負
債が56,021千円、その他固定負債が58,872千円減少したことによるものです。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産合計は14,676,145千円となり、前連結会計年度末と比べて3,184,224千円増加いたし
ました。これは、主に利益剰余金が剰余金の配当により1,130,542千円減少したものの、親会社株主に帰属する当
期純利益の計上により4,268,209千円増加したことによるものです。
なお、2019年9月27日に行われたダイナテック株式会社との企業結合について、前連結会計年度において暫定的
な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定したため、前連結会計年度との比較・分析にあたって
は、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は11,422,098千円となり、前連
結会計年度末と比べて3,559,186千円増加いたしました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は5,894,497千円(前年同期は4,041,227千円の獲得)となりました。これは、主に
税金等調整前当期純利益が6,256,315千円であり、プラス要因として、減価償却費が767,692千円、のれん償却額が
295,202千円、未払金の増加額が187,003千円であったものの、マイナス要因として、未収入金の増加額が277,325
千円、法人税等の支払額が1,724,362千円であったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,206,575千円(前年同期は3,135,057千円の使用)となりました。これは、主に
無形固定資産の取得による支出が683,676千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が537,032千
円であったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は1,128,735千円(前年同期は1,021,135千円の使用)となりました。これは、主に
配当金の支払額が1,126,057千円であったことによるものです。
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バリューコマース株式会社(2491) 2020年12月期 決算短信
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年12月期 2017年12月期 2018年12月期 2019年12月期 2020年12月期
自己資本比率(%) 61.3 59.5 62.1 62.9 65.3
時価ベースの自己資
107.0 205.4 269.1 414.7 458.5
本比率(%)
(注)1.各指標は下記の算式に基づき算出しております。
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。
3.有利子負債及び利払いがないため、キャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッ
ジ・レシオは記載を省略しております。
4.各指標はいずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
5.2020年12月期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定処理を行っており、2019年12月期につ
いては、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の金額に
より開示しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸
表を作成する方針であります。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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バリューコマース株式会社(2491) 2020年12月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年12月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 7,862,912 11,422,098
受取手形及び売掛金 4,290,931 4,420,490
未収入金 1,172,858 1,407,551
短期差入保証金 - 310,553
その他 161,466 105,379
貸倒引当金 △15,642 △3,823
流動資産合計 13,472,525 17,662,249
固定資産
有形固定資産
建物附属設備 268,170 287,460
減価償却累計額 △83,246 △140,056
建物附属設備(純額) 184,923 147,404
工具、器具及び備品 510,444 512,588
減価償却累計額 △353,862 △418,935
工具、器具及び備品(純額) 156,582 93,652
リース資産 9,014 32,666
減価償却累計額 △1,282 △6,164
リース資産(純額) 7,731 26,501
有形固定資産合計 349,237 267,558
無形固定資産
ソフトウエア 847,031 2,095,436
ソフトウエア仮勘定 1,010,539 94,369
のれん 733,836 698,709
顧客関連資産 846,450 937,849
その他 11,010 10,247
無形固定資産合計 3,448,868 3,836,613
投資その他の資産
投資有価証券 544,822 583,540
長期差入保証金 311,369 9,058
繰延税金資産 106,026 96,589
その他 25,626 20,810
貸倒引当金 △993 △1,844
投資その他の資産合計 986,850 708,155
固定資産合計 4,784,956 4,812,327
資産合計 18,257,482 22,474,577
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バリューコマース株式会社(2491) 2020年12月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年12月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 2,622,733 2,749,500
未払金 2,278,599 2,458,381
未払法人税等 1,063,905 1,479,814
賞与引当金 19,075 28,488
その他 453,330 869,224
流動負債合計 6,437,645 7,585,409
固定負債
繰延税金負債 245,909 189,888
その他 82,006 23,133
固定負債合計 327,916 213,022
負債合計 6,765,561 7,798,431
純資産の部
株主資本
資本金 1,728,266 1,728,266
資本剰余金 1,162,922 1,164,876
利益剰余金 8,976,301 12,113,969
自己株式 △530,161 △529,095
株主資本合計 11,337,329 14,478,017
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 148,497 192,851
その他の包括利益累計額合計 148,497 192,851
新株予約権 6,093 5,276
純資産合計 11,491,920 14,676,145
負債純資産合計 18,257,482 22,474,577
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(2)連結損益及び包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 25,694,601 29,171,512
売上原価 16,870,597 17,587,049
売上総利益 8,824,003 11,584,462
販売費及び一般管理費 3,870,700 5,366,379
営業利益 4,953,303 6,218,082
営業外収益
アフィリエイト報酬精算益 9,107 5,083
投資事業組合運用益 12,389 44,184
その他 3,502 8,004
営業外収益合計 24,998 57,272
営業外費用
為替差損 1,394 135
その他 2,189 3,232
営業外費用合計 3,583 3,367
経常利益 4,974,718 6,271,988
特別利益
子会社清算益 - 4,767
特別利益合計 - 4,767
特別損失
減損損失 38,432 16,970
システム障害対応費用 42,959 3,470
特別損失合計 81,391 20,440
税金等調整前当期純利益 4,893,326 6,256,315
法人税、住民税及び事業税 1,534,266 2,170,834
法人税等調整額 14,033 △182,728
法人税等合計 1,548,300 1,988,106
当期純利益 3,345,026 4,268,209
(内訳)
親会社株主に帰属する当期純利益 3,345,026 4,268,209
非支配株主に帰属する当期純利益 - -
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 27,555 44,353
その他の包括利益合計 27,555 44,353
包括利益 3,372,581 4,312,563
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,372,581 4,312,563
非支配株主に係る包括利益 - -
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,728,266 1,157,284 6,664,609 △533,656 9,016,504
当期変動額
剰余金の配当 △1,033,333 △1,033,333
親会社株主に帰属する
3,345,026 3,345,026
当期純利益
自己株式の取得 △168 △168
自己株式の処分 5,637 3,662 9,300
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - 5,637 2,311,692 3,494 2,320,825
当期末残高 1,728,266 1,162,922 8,976,301 △530,161 11,337,329
その他の包括利益累計額
新株予約権 純資産合計
その他有価証券評 その他の包括利
価差額金 益累計額合計
当期首残高 120,941 120,941 8,448 9,145,895
当期変動額
剰余金の配当 △1,033,333
親会社株主に帰属する
3,345,026
当期純利益
自己株式の取得 △168
自己株式の処分 △2,355 6,945
株主資本以外の項目の
27,555 27,555 - 27,555
当期変動額(純額)
当期変動額合計 27,555 27,555 △2,355 2,346,025
当期末残高 148,497 148,497 6,093 11,491,920
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当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,728,266 1,162,922 8,976,301 △530,161 11,337,329
当期変動額
剰余金の配当 △1,130,542 △1,130,542
親会社株主に帰属する
4,268,209 4,268,209
当期純利益
自己株式の取得 △204 △204
自己株式の処分 1,954 1,270 3,224
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - 1,954 3,137,667 1,066 3,140,687
当期末残高 1,728,266 1,164,876 12,113,969 △529,095 14,478,017
その他の包括利益累計額
新株予約権 純資産合計
その他有価証券評 その他の包括利
価差額金 益累計額合計
当期首残高 148,497 148,497 6,093 11,491,920
当期変動額
剰余金の配当 △1,130,542
親会社株主に帰属する
4,268,209
当期純利益
自己株式の取得 △204
自己株式の処分 △816 2,407
株主資本以外の項目の
44,353 44,353 - 44,353
当期変動額(純額)
当期変動額合計 44,353 44,353 △816 3,184,224
当期末残高 192,851 192,851 5,276 14,676,145
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 4,893,326 6,256,315
減価償却費 343,333 767,692
のれん償却額 145,057 295,202
貸倒引当金の増減額(△は減少) △4,063 △10,968
子会社清算損益(△は益) - △4,767
受取利息 △144 △186
支払利息 389 103
為替差損益(△は益) 177 -
投資事業組合運用損益(△は益) △12,389 △44,184
減損損失 38,432 16,970
売上債権の増減額(△は増加) △367,774 △129,559
仕入債務の増減額(△は減少) △28,979 126,766
未収入金の増減額(△は増加) △73,711 △277,325
未払金の増減額(△は減少) 245,672 187,003
その他 234,793 435,715
小計 5,414,118 7,618,777
利息の受取額 144 186
利息の支払額 △389 △103
法人税等の支払額 △1,372,646 △1,724,362
営業活動によるキャッシュ・フロー 4,041,227 5,894,497
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △77,452 △51,887
無形固定資産の取得による支出 △424,608 △683,676
投資有価証券の取得による支出 △33,090 △33,381
子会社の清算による収入 - 14,767
投資事業組合からの分配による収入 41,011 92,776
差入保証金の回収による収入 - 73
差入保証金の差入による支出 - △8,216
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 △2,640,918 △537,032
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,135,057 △1,206,575
財務活動によるキャッシュ・フロー
自己株式の処分による収入 6,945 2,407
自己株式の取得による支出 △168 △204
配当金の支払額 △1,027,558 △1,126,057
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △353 △4,881
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,021,135 △1,128,735
現金及び現金同等物に係る換算差額 △177 -
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △115,142 3,559,186
現金及び現金同等物の期首残高 7,978,055 7,862,912
現金及び現金同等物の期末残高 7,862,912 11,422,098
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
連結子会社の数 2社
連結子会社の名称 ダイナテック株式会社
株式会社デジミホ
第1四半期連結会計期間において、株式会社B-SLASHの全株式を取得したため、連結の範囲に含めてお
りましたが、第3四半期連結会計期間において、同社は当社を存続会社とする吸収合併により消滅したた
め、連結の範囲から除外しております。
2.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうちダイナテック株式会社の決算日は3月31日であります。連結財務諸表の作成に当たって
は、連結決算日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。なお、その他の連結子会社の
事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。
3.会計方針に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
連結会計年度末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却
原価は移動平均法により算定)を採用しております。
時価のないもの
投資事業有限責任組合及びそれに類する組合への出資(金融商品取引法第2条第2項により有価証
券とみなされるもの)については、組合契約に規定される決算報告日に応じて入手可能な最近の決算
書を基礎とし、持分相当額を純額で取り込む方法によっております。
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
イ 有形固定資産(リース資産を除く)
定率法を採用しております。ただし、2016年4月1日以降に取得した建物附属設備については、定額法
を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
工具、器具及び備品 2年~20年
建物附属設備 2年~5年
ロ 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年以内)に、顧客関連資産
については、効果が及ぶ期間(5年)に基づいております。
ハ リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
(3)重要な引当金の計上基準
イ 貸倒引当金
債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債
権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
ロ 賞与引当金
従業員の賞与支給に備えるため、賞与支給見込額のうち当連結会計年度に負担すべき額を計上しており
ます。
(4)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結会計年度末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として
処理しております。
(5)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリス
クしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(6)のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却については、5年間の定額法により償却を行っております。
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(7)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によっております。
(表示方法の変更)
(連結キャッシュ・フロー計算書)
前連結会計年度において、「財務活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「ファイナン
ス・リース債務の返済による支出」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとし
ました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「財務活動によるキャッシュ・フロー」
の「その他」に表示していた△353千円は、「ファイナンス・リース債務の返済による支出」△353千円として組み
替えております。
(会計上の見積りの変更)
(耐用年数の変更)
当社は、2020年12月23日開催の取締役会において、本社移転に関する決議をいたしました。これにより、本社移
転に伴い利用不能となる固定資産について耐用年数を短縮し、将来にわたり変更しております。
なお、この変更による当連結会計年度の営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益への影響は軽微であり
ます。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、
経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。
当社は、提供するサービスを事業単位の基礎として、包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しており
ます。したがって、当社は、サービス別の事業セグメントから構成されており、「マーケティングソリュ
ーション事業」及び「ECソリューション事業」の2つを報告セグメントとしております。
「マーケティングソリューション事業」は、コマース事業者のECサイトへの「集客」を軸とするソリュ
ーションを提供する事業です。主要なサービスは、成果報酬型広告「アフィリエイト」です。
「ECソリューション事業」は、コマース事業者のECサイト上での「販売促進」を軸とするソリューショ
ンを提供する事業です。主要なサービスは、ヤフー株式会社が運営するオンラインモールのストア向け
CRMツール「STORE's R∞(ストアーズ・アールエイト)」及びクリック課金型広告「ストアマッチ」で
す。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益をベースとした数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
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バリューコマース株式会社(2491) 2020年12月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
調整額
マーケティング 計上額
ECソリューショ (注)1
ソリューション 計 (注)2
ン事業
事業
売上高
外部顧客への
17,040,314 8,654,286 25,694,601 - 25,694,601
売上高
セグメント間
の内部売上高 - - - - -
又は振替高
計 17,040,314 8,654,286 25,694,601 - 25,694,601
セグメント利益 2,884,503 3,382,328 6,266,831 △1,313,528 4,953,303
セグメント資産 3,914,994 5,770,210 9,685,204 8,572,277 18,257,482
その他の項目
減価償却費 85,340 176,528 261,868 81,465 343,333
のれんの償却
- 145,057 145,057 - 145,057
額
有形固定資産
及び無形固定 314,024 3,439,179 3,753,204 84,460 3,837,664
資産の増加額
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△1,313,528千円は、各報告セグメントに帰属しない全社費用でありま
す。
(2)セグメント資産の調整額8,572,277千円は、各報告セグメントに帰属しない全社資産であります。
(3)減価償却費の調整額81,465千円は、各報告セグメントに帰属しない全社費用であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額84,460千円は、各報告セグメントに帰属しない全
社増加額であります。
2.セグメント利益は、連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.ECソリューション事業において、ダイナテック株式会社を2019年9月27日付で完全子会社化し連結の
範囲に含めましたが、みなし取得日を2019年9月30日としているため、損益計算書は第4四半期連結
会計期間から連結の範囲に含めております。
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バリューコマース株式会社(2491) 2020年12月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
調整額
マーケティング 計上額
ECソリューショ (注)1
ソリューション 計 (注)2
ン事業
事業
売上高
外部顧客への
14,946,704 14,224,807 29,171,512 - 29,171,512
売上高
セグメント間
の内部売上高 - - - - -
又は振替高
計 14,946,704 14,224,807 29,171,512 - 29,171,512
セグメント利益 2,614,830 4,985,475 7,600,305 △1,382,222 6,218,082
セグメント資産 4,255,056 6,050,579 10,305,635 12,168,941 22,474,577
その他の項目
減価償却費 100,086 566,943 667,029 100,662 767,692
のれんの償却
- 295,202 295,202 - 295,202
額
有形固定資産
及び無形固定 116,963 1,277,962 1,394,926 2,002 1,396,928
資産の増加額
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△1,382,222千円は、各報告セグメントに帰属しない全社費用でありま
す。
(2)セグメント資産の調整額12,168,941千円は、各報告セグメントに帰属しない全社資産であります。
(3)減価償却費の調整額100,662千円は、各報告セグメントに帰属しない全社費用であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額2,002千円は、各報告セグメントに帰属しない全
社増加額であります。
2.セグメント利益は、連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.2019年9月27日に行われたダイナテック株式会社との企業結合について前連結会計年度において暫定
的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定しております。
4.前連結会計年度のセグメント情報は、ダイナテック株式会社の暫定的な会計処理の確定による取得原
価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の金額により開示しております。
5.ECソリューション事業において、株式会社B-SLASHを2020年1月24日付で完全子会社化し連結の範囲
に含めましたが、みなし取得日を2020年1月1日としているため、損益計算書は第1四半期連結会計
期間から連結の範囲に含めております。なお、第3四半期連結会計期間において、同社は当社を存続
会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。
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バリューコマース株式会社(2491) 2020年12月期 決算短信
【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報として、同様の情報が開示されているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が、連結損益及び包括利益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を
省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が、連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超える
ため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
マーケティングソリューション事業、
ヤフー株式会社 4,121,048
ECソリューション事業
GMOコマース株式会社 3,308,818 ECソリューション事業
(注)2019年10月1日付で、当社の親会社であった旧ヤフー株式会社はZホールディングス株式会社に
商号変更し、持株会社体制に移行しました。それに伴い、現ヤフー株式会社は、旧ヤフー株式会
社から事業を承継しました。当連結会計年度の販売実績については旧ヤフー株式会社に対する販
売実績及び現ヤフー株式会社に対する販売実績を合算して記載しております。
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報として、同様の情報が開示されているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が、連結損益及び包括利益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を
省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が、連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超える
ため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
マーケティングソリューション事業、
ヤフー株式会社 5,708,404
ECソリューション事業
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【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
マーケティング
ECソリューション事業 全社・消去 合計
ソリューション事業
減損損失 27,445 10,986 - 38,432
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:千円)
マーケティング
ECソリューション事業 全社・消去 合計
ソリューション事業
減損損失 16,970 - - 16,970
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
マーケティング
ECソリューション事業 全社・消去 合計
ソリューション事業
当期償却額 - 145,057 - 145,057
当期末残高 - 733,836 - 733,836
(注)前連結会計年度のセグメント情報は、ダイナテック株式会社の暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分
額の重要な見直しが反映された後の金額により開示しております。
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:千円)
マーケティング
ECソリューション事業 全社・消去 合計
ソリューション事業
当期償却額 - 295,202 - 295,202
当期末残高 - 698,709 - 698,709
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
該当事項はありません。
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バリューコマース株式会社(2491) 2020年12月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
1株当たり純資産額 355.60円 1株当たり純資産額 454.13円
1株当たり当期純利益 103.57円 1株当たり当期純利益 132.13円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 103.47円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 132.01円
(注)1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 3,345,026 4,268,209
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純
3,345,026 4,268,209
利益(千円)
期中平均株式数(株) 32,296,168 32,302,770
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千
- -
円)
普通株式増加数(株) 33,107 30,255
(うち新株予約権等)(株) (33,107) (30,255)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1
株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在 - -
株式の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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