2489 ADWAYS 2019-05-13 15:00:00
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月13日
上場会社名 株式会社アドウェイズ 上場取引所 東
コード番号 2489 URL https://www.adways.net/
代表者 (役職名) 代表取締役 (氏名)岡村 陽久
問合せ先責任者 (役職名) 上席執行役員 管理担当 (氏名)田中 庸一 TEL 03-5331-6308
定時株主総会開催予定日 2019年6月24日 配当支払開始予定日 2019年6月25日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月25日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・証券アナリスト・報道機関向け)
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期の連結業績(2018年4月1日~2019年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 41,857 0.9 722 141.4 903 56.9 738 -
2018年3月期 41,501 △2.0 299 △5.2 575 132.0 9 -
(注)包括利益 2019年3月期 588百万円 (597.1%) 2018年3月期 84百万円 (-%)
潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
1株当たり当期純利益
1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2019年3月期 19.06 19.05 6.5 5.1 1.7
2018年3月期 0.26 0.26 0.1 3.2 0.7
(参考)持分法投資損益 2019年3月期 △35百万円 2018年3月期 △25百万円
(注)2018年3月期の親会社株主に帰属する当期純利益の対前期増減率は2017年3月期が親会社株主に帰属する当期純損失で
あったため、記載しておりません。また、2019年3月期の親会社株主に帰属する当期純利益の対前期増減率は、
1,000%以上となるため記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年3月期 17,820 11,523 63.8 293.40
2018年3月期 17,901 11,022 60.8 281.05
(参考)自己資本 2019年3月期 11,369百万円 2018年3月期 10,890百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 947 △172 △100 10,167
2018年3月期 1,095 188 △156 9,491
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当率
(合計) (連結) (連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2018年3月期 - 0.00 - 2.35 2.35 91 912.6 0.8
2019年3月期 - 0.00 - 3.44 3.44 133 18.0 1.2
2020年3月期(予想) - 0.00 - 2.50 2.50 38.3
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 43,200 3.2 730 1.0 770 △14.8 252 △65.8 6.52
(注)1.第2四半期累計期間の業績予想につきましては、記載を省略しております。
2.1株当たり当期純利益は、2019年3月期末の自己株式を除いた発行済株式数である38,750,700株を期中平均株式数と
仮定して算出しております。
3.詳細は、添付資料「1.経営成績等の概況 (4)今後の見通し」をご覧ください。
※注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 41,588,500株 2018年3月期 41,588,500株
② 期末自己株式数 2019年3月期 2,837,800株 2018年3月期 2,837,800株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 38,750,700株 2018年3月期 38,746,360株
(参考)個別業績の概要
1.2019年3月期の個別業績(2018年4月1日~2019年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 37,028 3.9 762 38.8 941 10.3 586 -
2018年3月期 35,648 △1.9 549 △40.9 853 △5.6 48 -
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2019年3月期 15.14 15.14
2018年3月期 1.26 1.26
(注)2018年3月期の当期純利益の対前期増減率は2017年3月期が当期純損失であったため、記載しておりません。また、
2019年3月期の当期純利益の対前期増減率は1,000%以上となるため記載しておりません。
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年3月期 15,916 10,634 66.7 274.08
2018年3月期 15,552 10,203 65.6 263.19
(参考)自己資本 2019年3月期 10,620百万円 2018年3月期 10,198百万円
※決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであ
り、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、今後の様々な要因により大きく異なる可能性がありま
す。
(決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手方法)
機関投資家・証券アナリスト・報道機関向け決算説明会は、本資料を開示した同日に開催する予定であります。ま
た、決算説明会で配布する資料は開催日同日に当社ウェブサイト(https://ir.adways.net/)にて開示予定でありま
す。
㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………… 4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………………… 5
(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………… 6
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……………………………………………………………… 6
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………… 6
3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………… 7
(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………………… 7
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………… 8
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 8
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………… 11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………… 12
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) …………………………………………………………… 12
(表示方法の変更) …………………………………………………………………………………………………… 15
(連結貸借対照表関係) ……………………………………………………………………………………………… 16
(連結損益計算書関係) ……………………………………………………………………………………………… 16
(連結包括利益計算書関係) ………………………………………………………………………………………… 18
(連結株主資本等変動計算書関係) ………………………………………………………………………………… 18
(連結キャッシュ・フロー計算書関係) …………………………………………………………………………… 20
(ストック・オプション等関係) …………………………………………………………………………………… 21
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………… 23
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………………… 27
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………… 27
4.個別財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………… 28
(1)貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………………… 28
(2)損益計算書 …………………………………………………………………………………………………………… 30
(3)株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………………… 31
5.その他 ……………………………………………………………………………………………………………………… 32
(1)役員の異動 …………………………………………………………………………………………………………… 32
(2)その他 ………………………………………………………………………………………………………………… 32
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度(2018年4月1日~2019年3月31日)におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、個人消
費が持ち直すなど緩やかな回復傾向で推移しましたが、海外経済においては後退が懸念され先行き不透明な状況で推
移いたしました。このような経済の下、当社グループが属するインターネット広告業界は、引き続き消費者のモバイ
ルシフトが進み、モバイルでの運用型広告・動画広告が伸長した結果、2018年のインターネット広告市場は1兆7,589
億円(前年比16.5%増)と引き続き二桁成長を続け、国内広告市場全体の前年比率が2.2%増で推移する中で順調に拡大
しております。(参考:株式会社電通「2018年 日本の広告費」)
当連結会計年度(2018年4月1日~2019年3月31日)における当社グループは、主力のインターネット広告事業における
スマートフォン領域において、2017年5月にリリースした全自動マーケティングプラットフォームのUNICORNが順調に
伸長したものの、海外事業においては収益性向上を図るべく拠点体制の再構築及び事業の選択と集中を実施いたしま
した。
この結果、当連結会計年度(2018年4月1日~2019年3月31日)の当社グループにおける連結業績は、前連結会計年度に
対して、売上高は微増となったものの販売費及び一般管理費の抑制により営業利益は大幅な増益となりました。ま
た、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益におきましても、海外子会社における貸倒引当金に対する戻入及
び投資先株式の売却による特別利益を計上したことにより、大幅な増益となりました。
[連結業績] (単位:千円、端数切捨て)
前連結会計年度 当連結会計年度 増減額
(2018年3月期) (2019年3月期) (増減率)
356,148
売 上 高 41,501,338 41,857,486
(0.9%)
423,221
営 業 利 益 299,346 722,568
(141.4%)
327,628
経 常 利 益 575,959 903,588
(56.9%)
728,779
親会社株主に帰属する当期純利益 9,977 738,756
(―)
※親会社株主に帰属する当期純利益の増減率は、1,000%以上のため表記しておりません。
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
[報告セグメント別業績] (単位:千円、端数切捨て)
前連結会計年度 当連結会計年度 増減額
(2018年3月期) (2019年3月期) (増減率)
スマートフォン 501,743
18,600,459 19,102,203
向け広告 (2.7%)
①広告 677,526
PC向け広告 17,197,900 17,875,426
事業 (3.9%)
1,179,270
合計 35,798,359 36,977,629
(3.3%)
△200,712
アプリ事業 221,037 20,325
外部 (△90.8%)
②アプリ・
売上高 96,519
メディア メディア事業 465,606 562,125
(20.7%)
事業
△104,192
合計 686,643 582,451
(△15.2%)
△919,053
③海外事業 5,003,200 4,084,146
(△18.4%)
200,125
④その他 13,134 213,259
(―)
565,920
①広告事業 2,047,217 2,613,138
(27.6%)
セグメント利益 170,342
②アプリ・メディア事業 △191,840 △21,497
又は (―)
セグメント損失 △155,222
③海外事業 25,138 △130,084
(△) (―)
153,132
④その他 △237,561 △84,429
(―)
当連結会計年度より従来、グローバル展開を想定したプロダクトの開発及び運営並びにサービス提供に係る事業は
「海外事業」セグメントとしておりましたが、広告関連事業の管理区分の見直しに伴い、国内企業を対象として提供
する広告関連事業を「広告事業」、現地企業と各国における外国企業を対象として提供する広告関連事業を「海外事
業」に含めて開示しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報においても、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを記載
しております。
①広告事業
広告事業は、スマートフォンアプリ向け広告サービス「AppDriver」及び「UNICORN」、モバイル向けアフィリエ
イト広告サービス「Smart-C」、PC向けアフィリエイト広告サービス「JANet」を中心に、日本でのインターネット
上で事業展開を行う企業に対して、インターネット広告を総合的に提供しております。
当連結会計年度における広告事業のスマートフォン向け広告は、既存の国内広告事業のサービスが伸長したこ
と、2017年5月にリリースいたしました「UNICORN」が売上高を伸ばしていること等により、売上高は19,102,203千
円(前年同期比2.7%増)となりました。
PC向け広告は、金融関連企業及びEコマース関連企業の広告取引が堅調に推移するとともに、スマートフォンブ
ラウザを介したweb広告の売上高が増加したことにより、売上高は17,875,426千円(前年同期比3.9%増)となりまし
た。
この結果、広告事業の売上高は36,977,629千円(前年同期比3.3%増)、セグメント利益は広告運用支援システム
の開発及びその効果により広告運用の効率化が進み販売費及び一般管理費が抑制され、2,613,138千円(前年同期比
27.6%増)となりました。
なお、スマートフォン向け広告は主にアプリ向け広告の売上高で、スマートフォンブラウザを介したweb広告の
売上高はスマートフォン向け広告ではなく、PC向け広告に含まれております。
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
②アプリ・メディア事業
アプリ・メディア事業は、主にスマートフォンアプリの開発・運営を行うアプリ事業と、連結子会社である株式
会社サムライ・アドウェイズにおいて士業向けのポータルサイト等のメディア運営等を行っているメディア事業を
展開しております。
当連結会計年度におけるアプリ事業は、アプリ事業を運営しておりましたADWAYS TECHNOLOGY LTD.においてMBO
が行われたことにより、同社及びその子会社である任拓数据科技(上海)有限公司(旧愛徳威信息科技(上海)有限公
司)、ADWAYS TECHNOLOGY HONGKONG LTD.を第2四半期連結会計期間より連結の範囲から除外したこと等により、売
上高は20,325千円(前年同期比90.8%減)となりました。
また、メディア事業では、株式会社サムライ・アドウェイズにおいて新規顧客開拓を積極的に行ったこと等によ
り、売上高は562,125千円(前年同期比20.7%増)となりました。
この結果、アプリ・メディア事業の売上高は582,451千円(前年同期比15.2%減)、セグメント損失は21,497千円
(前年同期は191,840千円の損失)となりました。
③海外事業
海外事業は、中国・香港・台湾・韓国・米国・シンガポール・インド等において、現地企業と各国における外国
企業を対象として、インターネットマーケティングの総合支援サービスを提供しております。
当連結会計年度における海外事業は、各国子会社の組織体制見直しに注力しており、売上高4,084,146千円(前年
同期比18.4%減)、セグメント損失は130,084千円(前年同期は25,138千円の利益)となりました。
④その他
その他は、日本及び海外における新規事業等により構成されております。
当連結会計年度におけるその他については、インフルエンサー関連事業が好調に推移したことにより、売上高は
213,259千円(前年同期は13,134千円)と増加し、セグメント損失は84,429千円(前年同期は237,561千円の損失)とな
りました。
※売上高の増減率は、1,000%以上のため記載しておりません。
(2)当期の財政状態の概況
資産、負債及び純資産の状況 (単位:千円、端数切捨て)
前連結会計年度 当連結会計年度 増減額
(2018年3月期) (2019年3月期) (増減率)
△81,464
資産合計 17,901,807 17,820,343
(△0.5%)
△581,895
負債合計 6,878,903 6,297,007
(△8.5%)
500,431
純資産合計 11,022,904 11,523,335
(4.5%)
[資産合計]
・流動資産は、前連結会計年度末より87,124千円減少し15,108,459千円となりました。主な要因は、現金及び預金が
675,959千円増加並びに貸倒引当金が231,646千円減少したものの、受取手形及び売掛金が870,364千円減少したこ
とによるものであります。
・固定資産は、前連結会計年度末より5,660千円増加し2,711,883千円となりました。主な要因は、無形固定資産に含
まれるのれんが77,866千円、建物が26,251千円、工具、器具及び備品が20,889千円減少したものの、無形固定資産
に含まれるソフトウエアが22,783千円、繰延税金資産が119,250千円増加したことによるものであります。
[負債合計]
・流動負債は、前連結会計年度末より568,527千円減少し6,162,854千円となりました。主な要因は、支払手形及び買
掛金が565,279千円減少したことによるものであります。
・固定負債は、前連結会計年度末より13,367千円減少し134,153千円となりました。主な要因は、資産除去債務が
17,896千円増加したものの、繰延税金負債が25,722千円減少したことによるものであります。
[純資産合計]
・前連結会計年度末より500,431千円増加し11,523,335千円となりました。主な要因は、為替換算調整勘定が106,942
千円及びその他有価証券評価差額金が73,949千円減少したものの、利益剰余金が660,133千円増加したことによる
ものであります。
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に対して、
675,959千円増加し、10,167,232千円となりました。当社グループにおけるキャッシュ・フローの状況は以下の通り
であります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
・営業活動によるキャッシュ・フローは、947,371千円の収入(前期は1,095,023千円の収入)となりました。主な収入
要因は、税金等調整前当期純利益1,113,034千円、売上債権の減少706,833千円、減価償却費149,425千円であり、
主な支出の要因は、仕入債務の減少575,700千円、貸倒引当金の減少236,671千円、投資有価証券売却及び評価益
144,643千円によるものであります。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
・投資活動によるキャッシュ・フローは、172,673千円の支出(前期は188,958千円の収入)となりました。主な要因
は、投資有価証券の売却による収入359,260千円があったものの、投資有価証券の取得による支出392,085千円及び
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出140,759千円があったことによるものであります。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
・財務活動によるキャッシュ・フローは、100,009千円の支出(前期は156,710千円の支出)となりました。主な要因
は、配当金の支払いによる支出91,918千円があったことによるものであります。
[キャッシュ・フロー関連指標]
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
自 己 資 本 比 率 ( % ) 59.7 60.8 63.8
時 価 ベ ー ス の 自 己 資 本 比 率 ( % ) 114.3 118.1 94.3
キャッシ ュ・フロー対有 利子負債比率( 年) ― ― ―
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) ― ― ―
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注)1.各指標は、連結ベースの財務数値により計算しております。
2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数により計算しております。
3.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
4.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としてお
ります。
5.2017年3月期のインタレスト・カバレッジ・レシオは、営業キャッシュ・フローがマイナスであるため記載し
ておりません。
6.2018年3月期及び2019年3月期のインタレスト・カバレッジ・レシオは、利払いが発生していないため記載して
おりません。
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
(4)今後の見通し
当社グループが主に手掛けておりますインターネット広告市場は、国内及び海外のスマートフォン関連ビジネスの
市場拡大等を受け、更なる伸長を続けるものと思われます。また、インターネット広告市場自体の成長、新しいテク
ノロジーを活用した広告配信及びクリエイティブの向上等の影響で、今後も市場拡大が期待されます。
当社グループは、国内及び海外のインターネット広告事業に経営資源を重点的に分配し、広告主(クライアント)数
及び提携媒体(メディア)数の増加、大手メディアや独自のアドテクノロジーを持つ企業との戦略的な提携等を行うこ
とで、取引の拡大と売上高の増加を図るとともに、他社との差別化を図ってまいります。また、アジアをはじめとし
た海外においては、スマートフォンアプリ向け広告サービスの拡大を引き続き見込んでおり、各国の市場環境を鑑
み、事業展開を行ってまいります。
このような状況のもと、当社グループの主力事業であるインターネット広告事業の市場の変化を鑑み、2020年3月期
(2019年4月1日~2020年3月31日)の売上高は、43,200百万円を見込んでおります。
営業利益は、730百万円、経常利益770百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は252百万円を見込んでおります。
なお、当社グループが事業展開を行うインターネット広告を取り巻く市場は、環境が著しく変化するため、個別の
業績予想並びに第2四半期累計期間における連結業績予想の開示は省略しております。
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しで
あり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、今後の様々な要因により大きく異なる可能性があり
ます。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社グループは、中長期的な企業価値の向上に努め、株主に対する利益還元を行うことを経営の重要課題の一つと
して認識しております。その基本方針として、財務体質の強化及び将来の事業展開に備えるための内部留保の充実を
中心に据えながら、その業績並びに業績の見通しに応じた適切かつ安定した利益還元を実施していく予定です。ま
た、株主に対する利益還元や資本政策の一つの方法として、経済の状況、経営の環境及び株価を総合的に勘案しなが
ら、自己株式の取得についても弾力的に実施してまいります。
また、当期以降の3ヶ年(2019年3月期~2021期3月期)の配当方針につきましては、下記の通り当社事業年度(第1期を
除く)を基準とした配当性向もしくは1株当たり配当金2円40銭を基準に毎期10銭を増配した1株当たり配当金のどちら
か高い方を目途といたしております。当期(2019年3月期)の配当につきましては、本日(2019年5月13日)公表いたしま
した「2019年3月期業績予想値と実績値の差異及び剰余金の配当に関するお知らせ」をご参照ください。
なお、次期以降については、大きな業績の変動や大規模なM&A等の経営環境等の変化によって、配当方針を変更す
る可能性があることをご留意ください。
<当期以降の3ヶ年(2019年3月期~2021期3月期)の配当方針>
第19期 第20期 第21期
決算期
(2019年3月期) (2020年3月期) (2021年3月期)
配当性向18% 配当性向19% 配当性向20%
もしくは もしくは もしくは
配当方針
1株当たり2円40銭 1株当たり2円50銭 1株当たり2円60銭
の高い方 の高い方 の高い方
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
将来のIFRS適用に備え、社内のマニュアルや指針等の整備及び適用時期について検討を進めております。
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 9,491,272 10,167,232
受取手形及び売掛金 5,543,958 4,673,594
たな卸資産 ※3 4,901 ※3 5,128
その他 451,033 326,439
貸倒引当金 △295,581 △63,934
流動資産合計 15,195,584 15,108,459
固定資産
有形固定資産
建物 349,104 341,062
減価償却累計額 △159,280 △177,489
建物(純額) 189,823 163,572
工具、器具及び備品 436,303 401,809
減価償却累計額 △326,497 △312,892
工具、器具及び備品(純額) 109,806 88,916
有形固定資産合計 299,630 252,488
無形固定資産
のれん 101,859 23,993
その他 235,972 268,421
無形固定資産合計 337,831 292,414
投資その他の資産
投資有価証券 ※1 1,564,533 ※1 1,549,244
繰延税金資産 - 119,250
その他 ※1 679,072 ※1 617,987
貸倒引当金 △174,845 △119,502
投資その他の資産合計 2,068,760 2,166,979
固定資産合計 2,706,222 2,711,883
資産合計 17,901,807 17,820,343
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 5,204,945 4,639,666
未払法人税等 34,548 468,783
役員賞与引当金 - 14,350
賞与引当金 - 34,970
その他 1,491,887 1,005,084
流動負債合計 6,731,381 6,162,854
固定負債
繰延税金負債 26,235 512
その他 121,286 133,641
固定負債合計 147,521 134,153
負債合計 6,878,903 6,297,007
純資産の部
株主資本
資本金 1,605,955 1,605,955
資本剰余金 7,280,768 7,280,242
利益剰余金 2,689,686 3,349,819
自己株式 △1,406,575 △1,406,575
株主資本合計 10,169,835 10,829,442
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 339,466 265,516
為替換算調整勘定 381,396 274,453
その他の包括利益累計額合計 720,863 539,970
新株予約権 5,034 14,098
非支配株主持分 127,171 139,823
純資産合計 11,022,904 11,523,335
負債純資産合計 17,901,807 17,820,343
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月 1日 (自 2018年4月 1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 41,501,338 41,857,486
売上原価 34,327,898 34,631,784
売上総利益 7,173,440 7,225,702
販売費及び一般管理費 ※1,※2 6,874,093 ※1,※2 6,503,133
営業利益 299,346 722,568
営業外収益
受取利息 45,436 25,122
受取配当金 104,518 3,568
貸倒引当金戻入額 - 116,107
外国税還付金 7,923 4,866
補助金収入 1,580 5,112
消費税等免除益 15 9,114
投資事業組合運用益 186,611 40,057
その他 26,747 16,478
営業外収益合計 372,832 220,427
営業外費用
持分法による投資損失 25,888 35,812
貸倒引当金繰入額 52,718 -
その他 17,612 3,594
営業外費用合計 96,219 39,406
経常利益 575,959 903,588
特別利益
固定資産売却益 - 69,794
投資有価証券売却益 19,480 306,386
関係会社株式売却益 32,202 63,614
特別利益合計 51,683 439,795
特別損失
固定資産売却損 23,978 7,573
固定資産除却損 - 1,658
関係会社株式評価損 50,424 -
関係会社株式売却損 19,601 -
投資有価証券評価損 265,017 161,743
減損損失 ※3 65,819 ※3 59,373
特別損失合計 424,841 230,349
税金等調整前当期純利益 202,801 1,113,034
法人税、住民税及び事業税 156,054 476,589
法人税等調整額 30,926 △112,297
法人税等合計 186,980 364,291
当期純利益 15,820 748,743
非支配株主に帰属する当期純利益 5,843 9,986
親会社株主に帰属する当期純利益 9,977 738,756
(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月 1日 (自 2018年4月 1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益 15,820 748,743
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 19,047 △73,949
為替換算調整勘定 49,539 △86,026
持分法適用会社に対する持分相当額 - △362
その他の包括利益合計 ※1 68,587 ※1 △160,338
包括利益 84,407 588,404
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 72,535 584,327
非支配株主に係る包括利益 11,871 4,076
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,605,258 7,294,951 2,771,058 △1,406,527 10,264,742
当期変動額
剰余金の配当 △91,052 △91,052
新株の発行(新株予約権の
行使)
696 696 1,393
親会社株主に帰属する当期
純利益
9,977 9,977
自己株式の取得 △47 △47
連結範囲の変動 -
連結子会社の清算 △297 △297
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△14,880 △14,880
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 696 △14,183 △81,372 △47 △94,906
当期末残高 1,605,955 7,280,768 2,689,686 △1,406,575 10,169,835
その他の包括利益累計額
新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券評価 為替換算調整勘 その他の包括利
差額金 定 益累計額合計
当期首残高 320,418 337,885 658,304 5,447 123,035 11,051,530
当期変動額
剰余金の配当 △91,052
新株の発行(新株予約権の
行使)
1,393
親会社株主に帰属する当期
純利益
9,977
自己株式の取得 △47
連結範囲の変動 -
連結子会社の清算 △297
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△14,880
株主資本以外の項目の当期
19,047 43,511 62,558 △413 4,135 66,280
変動額(純額)
当期変動額合計 19,047 43,511 62,558 △413 4,135 △28,626
当期末残高 339,466 381,396 720,863 5,034 127,171 11,022,904
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,605,955 7,280,768 2,689,686 △1,406,575 10,169,835
当期変動額
剰余金の配当 △91,064 △91,064
新株の発行(新株予約権の
行使)
-
親会社株主に帰属する当期
純利益
738,756 738,756
自己株式の取得 -
連結範囲の変動 12,441 12,441
連結子会社の清算 -
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△525 △525
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - △525 660,133 - 659,607
当期末残高 1,605,955 7,280,242 3,349,819 △1,406,575 10,829,442
その他の包括利益累計額
新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券評価 為替換算調整勘 その他の包括利
差額金 定 益累計額合計
当期首残高 339,466 381,396 720,863 5,034 127,171 11,022,904
当期変動額
剰余金の配当 △91,064
新株の発行(新株予約権の
行使)
-
親会社株主に帰属する当期
純利益
738,756
自己株式の取得 -
連結範囲の変動 12,441
連結子会社の清算 -
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△525
株主資本以外の項目の当期
△73,949 △106,942 △180,892 9,063 12,651 △159,176
変動額(純額)
当期変動額合計 △73,949 △106,942 △180,892 9,063 12,651 500,431
当期末残高 265,516 274,453 539,970 14,098 139,823 11,523,335
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月 1日 (自 2018年4月 1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 202,801 1,113,034
減価償却費 142,305 149,425
のれん償却額 38,590 18,492
貸倒引当金の増減額(△は減少) 102,605 △236,671
賞与引当金の増減額(△は減少) - 49,320
株式報酬費用 - 9,063
受取利息及び受取配当金 △149,955 △28,690
減損損失 65,819 59,373
無形固定資産売却損益(△は益) - △69,794
固定資産除却損 23,978 1,658
投資事業組合運用損益(△は益) - △40,057
投資有価証券売却及び評価損益(△は益) 58,925 △144,643
関係会社株式評価損 50,424 -
関係会社株式売却損益(△は益) △12,600 △63,614
持分法による投資損益(△は益) 25,888 35,812
為替差損益(△は益) 36 △4,658
補助金収入 △1,580 △5,112
売上債権の増減額(△は増加) 877,789 706,833
仕入債務の増減額(△は減少) △105,587 △575,700
未払消費税等の増減額(△は減少) △253,293 51,004
未払金及び未払費用の増減額(△は減少) △24,581 87,274
前受金の増減額(△は減少) 43,600 △267,756
その他 155,580 75,426
小計 1,240,747 920,019
利息及び配当金の受取額 49,109 130,518
補助金の受取額 1,580 5,112
法人税等の支払額 △196,413 △108,278
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,095,023 947,371
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △138,708 △66,507
無形固定資産の取得による支出 △162,027 △102,576
無形固定資産の売却による収入 - 74,175
定期預金の純増減額(△は増加) 536,320 -
投資有価証券の取得による支出 △261,466 △392,085
投資有価証券の売却による収入 22,268 359,260
関係会社株式の取得による支出 △120,000 -
関係会社株式の売却による収入 7 -
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
※2 △2,013 ※2 △140,759
支出
貸付けによる支出 △15,580 △13,419
貸付金の回収による収入 37,264 26,748
資産除去債務の履行による支出 △15,570 -
事業譲受による支出 ※3 △10,000 -
投資事業組合からの分配による収入 257,044 78,208
その他 61,420 4,281
投資活動によるキャッシュ・フロー 188,958 △172,673
財務活動によるキャッシュ・フロー
新株予約権の行使による株式の発行による収入 980 -
自己株式の取得による支出 △48 -
配当金の支払額 △90,381 △91,918
非支配株主への配当金の支払額 △5,275 △2,144
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
△61,984 △5,946
よる支出
財務活動によるキャッシュ・フロー △156,710 △100,009
現金及び現金同等物に係る換算差額 46,670 1,271
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1,173,942 675,959
現金及び現金同等物の期首残高 8,317,330 9,491,272
現金及び現金同等物の期末残高 ※1 9,491,272 ※1 10,167,232
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社の数 25社
連結子会社の名称
愛徳威軟件開発(上海)有限公司
愛徳威広告(上海)有限公司
株式会社おくりバント
ADWAYS ASIA HOLDINGS LTD.
株式会社サムライ・アドウェイズ
ラボット株式会社
JS ADWAYS MEDIA INC.
Brasta株式会社
ADWAYS INTERACTIVE,INC.
ADWAYS KOREA,INC.
株式会社七転八起
亜堂科技(上海)有限公司
Bulbit株式会社
株式会社楽一番
株式会社アドウェイズ・フロンティア
ADWAYS HONGKONG LTD.
株式会社MAGICA
ADWAYS INNOVATIONS SINGAPORE PTE.LTD.
ADWAYS INNOVATIONS INDIA PVT.LTD.
Mist Technologies株式会社
Enrichment Media Inc.
TheSwampman株式会社
ムクリ株式会社
Mu Charm Ltd.
Mu Charm Technology Co., Ltd.
当連結会計年度において、ADWAYS TECHNOLOGY LTD.の株式を一部売却したことにより、ADWAYS
TECHNOLOGY LTD.、任拓数据科技(上海)有限公司(旧愛徳威信息科技(上海)有限公司)及びADWAYS
TECHNOLOGY HONGKONG LTD.を連結の範囲から除外しております。
一方で、TheSwampman株式会社、ムクリ株式会社、Mu Charm Ltd.及びMu Charm Technology Co., Ltd.
を新たに設立したことにより、連結の範囲に含めております。
(2)非連結子会社の数 4社
主要な非連結子会社の名称
株式会社アドウェイズ・ベンチャーズ
ADWAYS PHILIPPINES INC.
ADWAYS TECHNOLOGY VIETNAM JSC
(連結の範囲から除いた理由)
非連結子会社は、小規模であり、総資産、売上高、当期純損益及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、
いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、連結の範囲から除いております。
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
2.持分法の適用に関する事項
(1)持分法適用の関連会社 7社
持分法適用の関連会社の名称
ライヴエイド株式会社
愛客彩股份有限公司
任拓数据科技(上海)有限公司(旧愛徳威信息科技(上海)有限公司)
ADWAYS TECHNOLOGY LTD.
ADWAYS TECHNOLOGY HONGKONG LTD.
株式会社Nint
Nintホールディングス株式会社
前連結会計年度において連結子会社でありましたADWAYS TECHNOLOGY LTD.、任拓数据科技(上海)有限公
司(旧愛徳威信息科技(上海)有限公司)及びADWAYS TECHNOLOGY HONGKONG LTD.は当連結会計年度より持
分法の適用範囲に含めております。
また、株式会社Nint及びNintホールディングス株式会社が設立された事により、持分法の適用範囲に含
めております。
(2)持分法を適用しない非連結子会社 4社
主要な非連結子会社の名称
上記1(2)に記載した非連結子会社
(持分法を適用しない理由)
当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いて
も連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、重要性がないため持分法の適用範囲から除外して
おります。
(3)持分法適用会社のうち、決算日が連結決算日と異なる会社については、各社の事業年度に係る財務諸表を
使用しております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち、愛徳威軟件開発(上海)有限公司、愛徳威広告(上海)有限公司、ADWAYS ASIA HOLDINGS
LTD.、JS ADWAYS MEDIA INC.、ADWAYS INTERACTIVE,INC.、ADWAYS KOREA,INC.、亜堂科技(上海)有限公司、
ADWAYS INNOVATIONS SINGAPORE PTE. LTD.、ADWAYS HONGKONG LTD.、Enrichment Media Inc.、Mu Charm Ltd.
及びMu Charm Technology Co., Ltd.の決算日は12月31日であります。
連結財務諸表の作成に当たって、愛徳威軟件開発(上海)有限公司、愛徳威広告(上海)有限公司、ADWAYS
ASIA HOLDINGS LTD.、JS ADWAYS MEDIA INC.、ADWAYS INTERACTIVE,INC.、ADWAYS KOREA,INC.、亜堂科技(上
海)有限公司、ADWAYS INNOVATIONS SINGAPORE PTE. LTD.、ADWAYS HONGKONG LTD.、Enrichment Media Inc.、
Mu Charm Ltd.及びMu Charm Technology Co., Ltd.については、同決算日現在の財務諸表を使用しておりま
す。ただし、1月1日から連結決算日3月31日までの期間に発生した重要な取引については、連結上必要な調整
を行っております。
4.会計方針に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
①有価証券
(1)子会社株式及び関連会社株式(子会社出資金及び関連会社出資金を含む)
移動平均法による原価法を採用しております。
(2)その他有価証券
時価のあるもの
連結会計年度末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却
原価は、移動平均法により算定)によっております。
時価のないもの
移動平均法による原価法を採用しております。
当社が出資する投資事業組合等に対する出資持分の損益のうち当社に帰属する持分相当額について
は、純額で取り込み、営業外損益に計上するとともに「投資有価証券」を加減する処理を行ってお
ります。
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
②たな卸資産
(1)商品及び製品
主として、先入先出法による原価法(連結貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法
により算定)を採用しております。
(2)原材料及び貯蔵品
先入先出法による原価法(連結貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算
定)を採用しております。
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
①有形固定資産
当社及び国内連結子会社は定率法を、また在外連結子会社は定額法を採用しております。ただし、当社
及び国内連結子会社についても2016年4月1日以降に取得した建物については、定額法を採用しておりま
す。
主な耐用年数
建物 2~15年
工具、器具及び備品 3~10年
また、2007年3月31日以前に取得したものについては、償却可能限度額まで償却が終了した翌年から5年
間で均等償却する方法によっております。
②無形固定資産
当社は定額法を採用しております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年以内)に基づいておりま
す。
③繰延資産の処理方法
創立費、株式交付費
支出時に全額費用としております。
(3)重要な引当金の計上基準
①貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の
債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
②役員賞与引当金及び賞与引当金
当社は役員及び従業員に対して支給する業績連動型賞与の支出に備えて、当連結会計年度の負担額を計
上しております。
(4)のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却については、5年間の定額法により償却を行っております。
(5)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリス
クしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(6)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
(表示方法の変更)
(連結貸借対照表)
当連結会計年度より、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等
を適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示しており
ます。
(連結損益計算書)
当連結会計年度より、従来営業外収益に計上していた「投資有価証券評価益」及び営業外費用に計上していた「投
資有価証券評価損」の科目を、「投資事業組合運用益」及び「投資事業組合運用損」に変更しております。
この科目の変更は事業内容をより明瞭に表示するために行ったものであり、事業の内容についての変更はありませ
ん。
(連結キャッシュ・フロー計算書)
前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めて記載しておりました「前
受金の増減額」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しております。この表示方法の変更を
反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の「営業活動によるキャッシュ・フロー」において、「その他」に表示しておりました
199,181千円は、「前受金の増減額」43,600千円、「その他」155,580千円として組替えております。
(追加情報)
(役員賞与引当金)
当社は、当連結会計年度より役員を対象に業績連動型賞与制度を導入しております。役員の業績連動型賞与の支給
に備えて、当連結会計年度の負担額を計上しております。
(賞与引当金)
当社は、当連結会計年度より従業員を対象に業績連動型賞与制度を導入しております。従業員の業績連動型賞与の
支給に備えて、当連結会計年度の負担額を計上しております。
(確定拠出年金制度の導入)
当社及び国内連結子会社において福利厚生の一環として、2018年4月より確定拠出年金制度を導入いたしました。
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
(連結貸借対照表関係)
※1 非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
投資有価証券(株式) 130,073千円 109,263千円
出資金 88,419 88,419
2 当社及び連結子会社は、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行と当座貸越契約を締結しております。当
座貸越契約に係る借入未実行残高は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
当座貸越極度額 300,000千円 300,000千円
借入実行残高 - -
差引額 300,000千円 300,000千円
※3 たな卸資産の内訳は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
商品及び製品 170千円 3,872千円
原材料及び貯蔵品 4,730 1,255
(連結損益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月 1日 (自 2018年4月 1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
給料及び手当 3,259,977千円 2,932,264千円
役員賞与引当金繰入額 - 14,350
賞与引当金繰入額 - 130,497
退職給付費用 - 11,877
支払手数料 599,140 679,295
貸倒引当金繰入額 35,308 88,827
※2 一般管理費に含まれる研究開発費の総額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月 1日 (自 2018年4月 1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
研究開発費 71,982千円 87,825千円
※3 減損損失
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しております。
(1)減損損失を認識した資産グループの概要
会社名 場所 用途 資産の種類
Mist Technologies
東京都新宿区 その他 のれん
株式会社
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
(2)減損損失の認識に至った経緯
国内連結子会社の株式取得時に発生したのれんについて、事業計画の見直しを行ったところ、当初想定した収
益が見込めなくなったため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上
しました。
(3)減損損失の金額
資産の種類 金額(千円)
のれん 65,819
計 65,819
(4)資産のグルーピングの方法
当社グループは、事業単位を基準として資産のグルーピングを行っております。
(5)回収可能価額の算定方法
回収可能価額は、使用価値により測定しております。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しております。
(1)減損損失を認識した資産グループの概要
会社名 場所 用途 資産の種類
Mist Technologies
東京都新宿区 その他 のれん
株式会社
(2)減損損失の認識に至った経緯
国内連結子会社の株式取得時に発生したのれんについて、事業計画の見直しを行ったところ、当初想定した収
益が見込めなくなったため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上
しました。
(3)減損損失の金額
資産の種類 金額(千円)
のれん 59,373
計 59,373
(4)資産のグルーピングの方法
当社グループは、事業単位を基準として資産のグルーピングを行っております。
(5)回収可能価額の算定方法
回収可能価額は、使用価値により測定しております。
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
(連結包括利益計算書関係)
※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月 1日 (自 2018年4月 1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
その他有価証券評価差額金:
当期発生額 27,453千円 41,598千円
組替調整額 - △148,185
税効果調整前 27,453 △106,586
税効果額 8,406 △32,636
その他有価証券評価差額金 19,047 △73,949
為替換算調整勘定:
当期発生額 49,539 △86,026
為替換算調整勘定 49,539 △86,026
持分法適用会社に対する持分相当額:
当期発生額 - △362
持分法適用会社に対する持分相当額 - △362
その他の包括利益合計 68,587 △160,338
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
当連結会計年度期首 当連結会計年度増加 当連結会計年度減少 当連結会計年度末
株式数(株) 株式数(株) 株式数(株) 株式数(株)
発行済株式
普通株式(注)1 41,583,500 5,000 - 41,588,500
合計 41,583,500 5,000 - 41,588,500
自己株式
普通株式(注)2 2,837,700 100 - 2,837,800
合計 2,837,700 100 - 2,837,800
(注)1.普通株式の増加5,000株は、新株予約権の権利行使による増加であります。
2.普通株式の自己株式の株式数の増加100株は、単元未満株式の買取りによる増加であります。
2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
新株予約 新株予約権の目的となる株式の数(株)
当連結会計
権の目的
区分 新株予約権の内訳 当連結会計 当連結会計 当連結会計 当連結会計 年度末残高
となる株
年度期首 年度増加 年度減少 年度末 (千円)
式の種類
提出会社 ストックオプションとし
普通株式 - - - - 5,034
(親会社) ての新株予約権
合計 - - - - 5,034
3.配当に関する事項
①配当金支払額
1株当たり
決議 株式の種類 配当金の総額 配当の原資 配当額 基準日 効力発生日
2017年6月23日 普通株式 91,060千円 利益剰余金 2.35円 2017年3月31日 2017年6月26日
定時株主総会
②基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
1株当たり
決議 株式の種類 配当金の総額 配当の原資 配当額 基準日 効力発生日
2018年6月27日 普通株式 91,064千円 利益剰余金 2.35円 2018年3月31日 2018年6月28日
定時株主総会
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
当連結会計年度期首 当連結会計年度増加 当連結会計年度減少 当連結会計年度末
株式数(株) 株式数(株) 株式数(株) 株式数(株)
発行済株式
普通株式 41,588,500 - - 41,588,500
合計 41,588,500 - - 41,588,500
自己株式
普通株式 2,837,800 - - 2,837,800
合計 2,837,800 - - 2,837,800
2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
新株予約 新株予約権の目的となる株式の数(株)
当連結会計
権の目的
区分 新株予約権の内訳 当連結会計 当連結会計 当連結会計 当連結会計 年度末残高
となる株
年度期首 年度増加 年度減少 年度末 (千円)
式の種類
提出会社 ストックオプションとし
普通株式 - - - - 14,098
(親会社) ての新株予約権
合計 - - - - 14,098
3.配当に関する事項
①配当金支払額
1株当たり
決議 株式の種類 配当金の総額 配当の原資 配当額 基準日 効力発生日
2018年6月27日 普通株式 91,064千円 利益剰余金 2.35円 2018年3月31日 2018年6月28日
定時株主総会
②基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
決議予定 株式の種類 配当金の総額 配当の原資 1株当たり 基準日 効力発生日
配当額
2019年6月24日 普通株式 133,302千円 利益剰余金 3.44円 2019年3月31日 2019年6月25日
定時株主総会
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(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月 1日 (自 2018年4月 1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
現金及び預金勘定 9,491,272千円 10,167,232千円
預入期間が3ヶ月を超える定期預金 - -
現金及び現金同等物 9,491,272 10,167,232
※2 株式の売却により連結子会社でなくなった会社の資産及び負債の主な内訳
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
重要性が乏しいため、注記を省略しております。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
株式の売却によりADWAYS TECHNOLOGY LTD.が連結子会社でなくなったことに伴う売却時の資産及び負債の内
訳並びにADWAYS TECHNOLOGY LTD.株式の売却価額と売却による支出は次の通りであります。
流動資産 374,528 千円
固定資産 51,206
流動負債 △379,186
為替換算調整勘定 △26,463
その他 △2,919
株式売却益 63,614
ADWAYS TECHNOLOGY LTD.株式の売却価額 80,779
ADWAYS TECHNOLOGY LTD.現金及び現金同等物 △221,538
差引:売却による支出 △140,759
※3 事業の譲受により増加した資産及び負債の主な内訳
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
当社連結子会社であるBrasta株式会社がインフルエンサーを起用したコラボレーション事業を譲受けしたこ
とに伴い増加した資産、負債及び当該事業の譲受対価と事業譲受による支出(純額)との関係は次のとおりであ
ります。
のれん 10,000 千円
事業譲受の対価 10,000
差引:事業譲受による支出 10,000
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
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4 重要な非資金取引
(1)新株予約権に関するもの
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月 1日 (自 2018年4月 1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
新株予約権の行使による資本金増加額 206千円 -千円
新株予約権の行使による資本準備金増加額 206千円 -千円
(2)新たに計上した資産除去債務の額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月 1日 (自 2018年4月 1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
資産除去債務の額 22,907千円 18,100千円
(ストック・オプション等関係)
1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月 1日 (自 2018年4月 1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
一般管理費の株式報酬費 - 9,063
2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
(1)ストック・オプションの内容
株式会社アドウェイズ 株式会社アドウェイズ 株式会社アドウェイズ
2013年1月31日 2018年11月15日 2018年11月15日
第7回ストック・オプション 第11回ストック・オプション 第12回ストック・オプション
付与対象者の区分 当社取締役 2名 当社取締役 5名 当 社 従 業 員 74名
及び数 当社監査役 3名 当社監査役 3名 子会社の取締役 2名
株式の種類別のストッ
普通株式 150,000株 普通株式 62,200株 普通株式 171,300株
ク・オプション数(注)
付与日 2013年2月18日 2018年12月3日 2018年12月3日
権利確定条件は付されており 権利確定条件は付されており 権利確定条件は付されており
権利確定条件
ません。 ません。 ません。
付与日(2013年2月18日)以降、 付与日(2018年12月3日)以降、 付与日(2018年12月3日)以降、
権利確定日(2015年2月19日) 権利確定日(2020年12月4日) 権利確定日(2020年12月4日)
対象勤務期間
まで継続して勤務しているこ まで継続して勤務しているこ まで継続して勤務しているこ
と。 と。 と。
2015年2月19日~ 2020年12月 4日~ 2020年12月4日~
権利行使期間
2023年1月31日 2028年11月14日 2023年12月3日
(注)2013年10月1日をもって普通株式1株から500株の株式分割を行っており、分割後の株式数に換算しております。
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(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況
当連結会計年度(2019年3月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オ
プションの数については、株式数に換算して記載しております。
①ストック・オプションの数
株式会社アドウェイズ 株式会社アドウェイズ 株式会社アドウェイズ
2013年1月31日 2018年11月15日 2018年11月15日
第7回ストック・オプション 第11回ストック・オプション 第12回ストック・オプション
権利確定前 (株)
前連結会計年度末 - - -
付与 - 62,200 171,300
失効 - - 1,000
権利確定 - - -
未確定残 - 62,200 170,300
権利確定後 (株)
前連結会計年度末 39,000 - -
権利確定 - - -
権利行使 - - -
失効 - - -
未行使残 39,000 - -
(注)2013年10月1日をもって普通株式1株から500株の株式分割を行っており、分割後の株式数に換算しております。
②単価情報
株式会社アドウェイズ 株式会社アドウェイズ 株式会社アドウェイズ
2013年1月31日 2018年11月15日 2018年11月15日
第7回ストック・オプション 第11回ストック・オプション 第12回ストック・オプション
権利行使価格 (円) (注) 196 556 556
行使時平均株価 (円) - - -
公正な評価単価(付与日)(円) 129.09 324 201
(注)2013年10月1日をもって普通株式1株から500株の株式分割を行っており、分割後の株式数に換算しております。
3.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法
当連結会計年度において付与されたストック・オプションについての公正な評価単価の見積方法は以下の
とおりであります。
①使用した評価技法 ブラック・ショールズモデル
②主な基礎数値及び見積方法
株式会社アドウェイズ 株式会社アドウェイズ
2018年11月15日 2018年11月15日
第11回ストック・オプション 第12回ストック・オプション
株価変動性 82.18% (注)1 62.30% (注)2
予想残存期間 (注)3 5.98年 3.51年
予想配当 (注)4 2.35円/株 2.35円/株
無リスク利子率 △0.077%(注)5 △0.12%(注)6
(注)1.2012年12月11日から2018年12月3日までの株価実績に基づき算定しております。
2.2015年6月3日から2018年12月3日までの株価実績に基づき算定しております。
3.十分なデータの蓄積がなく、合理的な見積りが困難であるため、権利行使期間の中間点までの期間を予想残存期
間として推定しております。
4.2018年3月期の配当実績によっております。
5.評価基準日における償還年月日2024年12月20日の超長国債74の国債のレート(日本証券業協会店頭売買参考統計
値より)を採用しております。
6.評価基準日における償還年月日2022年6月20日の超長国債324の国債のレート(日本証券業協会店頭売買参考統計
値より)を採用しております。
4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法
基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用
しております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社及び子会社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取
締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。
「広告事業」は、主にインターネット通信を介した広告事業等、「アプリ・メディア事業」は、スマートフォン
アプリの開発・運営とメディアの運営等、「海外事業」は、海外における総合的なインターネットマーケティング
サービス及び海外を主たるマーケットとして想定しているプロダクトの開発や運営、並びにサービスの提供を行っ
ております。
(報告セグメントの変更等に関する情報)
当連結会計年度より従来、グローバル展開を想定するプロダクトの開発及び運営並びにサービス提供に係る事
業は「海外事業」セグメントとしておりましたが、広告関連事業の管理区分の見直しに伴い、国内企業を対象と
して提供する広告関連事業を「広告事業」、現地企業と各国における外国企業を対象として提供する広告関連事
業を「海外事業」に含めて開示しております。なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメ
ントの区分に基づき作成したものを記載しております。
また、当連結会計年度より、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2
月16日)等を適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に
表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替を行っており
ます。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」にお
ける記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価
格に基づいております。
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
アプリ・ その他
合計
広告事業 メディア 海外事業 計 (注)
事業
売上高
外部顧客に対する売
35,798,359 686,643 5,003,200 41,488,203 13,134 41,501,338
上高
セグメント間の内部
722,261 5,540 95,056 822,857 85,772 908,629
売上高又は振替高
計 36,520,620 692,184 5,098,256 42,311,061 98,906 42,409,968
セグメント利益又は
2,047,217 △191,840 25,138 1,880,515 △237,561 1,642,954
損失(△)
セグメント資産 4,947,474 517,878 2,839,195 8,304,548 275,434 8,579,982
その他の項目
減価償却費 51,797 4,248 35,284 91,330 6,120 97,450
のれんの償却額 34,615 - 3,474 38,090 499 38,590
有形固定資産及び
無形固定資産の増 118,214 16,180 70,553 204,948 31,742 236,690
加額
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
アプリ・ その他
合計
広告事業 メディア 海外事業 計 (注)
事業
売上高
外部顧客に対する売
36,977,629 582,451 4,084,146 41,644,227 213,259 41,857,486
上高
セグメント間の内部
740,080 3,500 84,357 827,938 138,708 966,646
売上高又は振替高
計 37,717,710 585,951 4,168,504 42,472,165 351,968 42,824,133
セグメント利益又は
2,613,138 △21,497 △130,084 2,461,556 △84,429 2,377,127
損失(△)
セグメント資産 4,251,230 383,984 2,482,950 7,118,166 255,012 7,373,178
その他の項目
減価償却費 56,134 2,551 28,612 87,298 5,850 93,148
のれんの償却額 17,492 - - 17,492 1,000 18,492
有形固定資産及び
無形固定資産の増 72,153 27,878 18,664 118,696 15,102 133,798
加額
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、新規事業等を含んでおります。
4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
売上高
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 42,311,061 42,472,165
「その他」の区分の売上高 98,906 351,968
セグメント間取引消去 △908,629 △966,646
連結財務諸表の売上高 41,501,338 41,857,486
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㈱アドウェイズ(2489) 2019年3月期 決算短信(連結)
セグメント利益
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 1,880,515 2,461,556
「その他」の区分の利益 △237,561 △84,429
セグメント間取引消去 △3,658 △51
全社費用(注) △1,339,949 △1,654,507
連結財務諸表の営業利益 299,346 722,568
(注)全社費用は、各報告セグメントに配分していない営業費用であり、主に管理部門に係る費用であります。
セグメント資産
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 8,304,548 7,118,166
「その他」の区分の資産 275,434 255,012
全社資産(注) 9,321,824 10,447,164
連結財務諸表の資産 17,901,807 17,820,343
(注)全社資産は、各報告セグメントに帰属しない資産であり、主に親会社での余資運用資金(現金及び預金)及
び長期投資資金(投資有価証券)等であります。
その他の項目
(単位:千円)
報告セグメント計 その他 調整額 連結財務諸表計上額
その他の項目 前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結
会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度
減価償却費 91,330 87,298 6,120 5,850 44,854 56,276 142,305 149,425
のれんの償却額 38,090 17,492 499 1,000 - - 38,590 18,492
有形固定資産及
び無形固定資産 204,948 118,696