2489 ADWAYS 2020-11-06 15:00:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月6日
上場会社名 株式会社アドウェイズ 上場取引所 東
コード番号 2489 URL https://www.adways.net/
代表者 (役職名) 代表取締役 (氏名)岡村 陽久
問合せ先責任者 (役職名) 上席執行役員 管理担当 (氏名)田中 庸一 TEL 03-5331-6308
四半期報告書提出予定日 2020年11月12日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・証券アナリスト・報道機関・株主向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
営業利益 経常利益 四半期純利益又は
売上高
又は損失(△) 又は損失(△) 親会社株主に帰属する
四半期純損失(△)
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 21,492 19.3 682 - 866 - 591 -
2020年3月期第2四半期 18,023 △19.9 △104 - △21 - △227 -
(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 633百万円 (-%) 2020年3月期第2四半期 △187百万円 (-%)
1株当たり
潜在株式調整後
四半期純利益
1株当たり
又は1株当たり
四半期純利益
四半期純損失(△)
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 14.23 14.22
2020年3月期第2四半期 △5.87 -
(注)1.2021年3月期第2四半期の売上高を除く各項目の対前年同四半期増減率については、2020年3月期第2四半期が営業損
失、経常損失及び親会社株主に帰属する四半期純損失のため記載しておりません。
2.2020年3月期第2四半期の売上高を除く各項目の対前年同四半期増減率については、営業損失、経常損失及び親会社
株主に帰属する四半期損失のため記載しておりません。また、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益について
は、潜在株式が存在するものの1株当たり四半期純損失のため、記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第2四半期 20,474 12,991 62.4 307.42
2020年3月期 18,986 12,448 64.6 294.90
(参考)自己資本 2021年3月期第2四半期 12,785百万円 2020年3月期 12,264百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 2.50 2.50
2021年3月期 - 0.00
2021年3月期(予想) - 2.60 2.60
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 44,355 18.9 824 318.0 1,010 148.2 525 218.7 12.62
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
2.1株当たり当期純利益は、当第2四半期末の発行済株式数である41,588,500株を期中平均株式数と仮定して算出して
おります。
3.現在、新型コロナウイルス感染症拡大による将来の動向を予測することが困難な状況ではありますが、2020年3月
期第4四半期会計期間からの広告主(クライアント)の業界動向・広告出稿状況及び当社役職員の勤務形態・状況等
を鑑み、現時点では当社グループに与えるマイナス影響は微少なものと予測し、2021年3月期の業績予想を修正し
ております。今後、新型コロナウイルス感染症の拡大や終息時期によって変動する可能性がございます。
4.詳細は、添付資料「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想に関する定性的情報」をご覧ください。
※注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 41,588,500株 2020年3月期 41,588,500株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 0株 2020年3月期 0株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 41,588,500株 2020年3月期2Q 38,750,700株
※四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであ
り、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、今後の様々な要因により大きく異なる可能性がありま
す。
(決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手方法)
機関投資家・証券アナリスト・報道機関・株主向け決算説明会は、本資料を開示した同日に開催する予定でありま
す。また、決算説明会で使用する資料は、開催日同日に当社ウェブサイト(https://ir.adways.net/)にて開示予定
であります。
㈱アドウェイズ(2489) 2021年3月期 第2四半期決算短信(連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想に関する定性的情報 ………………………………………………………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………… 7
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………… 8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………… 9
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………………… 9
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………… 9
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………… 10
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………………………… 10
継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………………… 10
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㈱アドウェイズ(2489) 2021年3月期 第2四半期決算短信(連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日)の当社グループにおきましては、主力の広告事業は、
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う可処分時間の増加等を背景に、マンガアプリを展開する広告主(クライアント)
からの広告需要が高まるとともに、大型新作ゲームアプリのリリースやキャンペーンの開始により、ゲームアプリを
展開する広告主(クライアント)からの広告費も増加いたしました。また、第1四半期連結会計期間で新型コロナウイル
ス感染症拡大の影響を受けた事業も徐々に回復基調をたどっていること等により、前年同期比に対して売上高は増
収、利益におきましても増益となりました。以上の通り、当第2四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイ
ルス感染症拡大に起因するマイナス影響は微少であり、総じて好調に推移いたしました。
[連結業績] (単位:千円、端数切捨て)
前第2四半期 当第2四半期
対前年同期増減額
連結累計期間 連結累計期間
(増減率)
(2020年3月期) (2021年3月期)
3,469,492
売 上 高 18,023,498 21,492,990
(19.3%)
営 業 利 益 787,397
△104,958 682,439
又 は 損 失 ( △ ) (―)
経 常 利 益 888,025
△21,248 866,776
又 は 損 失 ( △ ) (―)
親会社株主に帰属する
四 半 期 純 利 益 又 は 819,299
△227,495 591,804
親会社株主に帰属する (―)
四半期純損失(△)
(注)前第2四半期連結累計期間において、営業損失、経常損失、及び親会社株主に帰属する四半期純損失であるため、
対前年同期増減率は記載しておりません。
売上高は、スマートフォン向け広告サービスの「UNICORN」が好調に推移したことに加え、新型コロナウイルス感染
症拡大に伴う外出自粛による可処分時間の増加によりマンガアプリを展開する広告主(クライアント)の広告需要の高
まり、並びにゲームアプリを展開する広告主(クライアント)が大型新作ゲームアプリのリリースやキャンペーンの開
始等による広告費の増加を受け、3,469,492千円増加の21,492,990千円(前年同期比19.3%増)となりました。
営業利益は、売上高及び売上総利益が増加したこと等により682,439千円 (前年同期は104,958千円の損失)、経常利
益は、営業利益の増加に加え、持分法による投資利益の増加等により866,776千円 (前年同期は21,248千円の損失)と
なりました。
税金等調整前四半期純利益は、投資有価証券売却益等による特別利益を計上したものの、投資有価証券評価損等に
よる特別損失を計上し811,727千円 (前年同期は33,268千円の損失)となりました。
上記の結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は、法人税等を計上したこと等により591,804千円 (前年同期は
227,495千円の損失)となりました。
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㈱アドウェイズ(2489) 2021年3月期 第2四半期決算短信(連結)
[報告セグメント別業績] (単位:千円、端数切捨て)
前第2四半期 当第2四半期
対前年同期増減額
連結累計期間 連結累計期間
(増減率)
(2020年3月期) (2021年3月期)
スマートフォン 2,844,160
8,921,481 11,765,642
向け広告 (31.9%)
①広告 △162,951
PC向け広告 7,238,327 7,075,376
事業 (△2.3%)
2,681,209
合計 16,159,809 18,841,018
外部 (16.6%)
売上高 30,193
②メディアコンテンツ事業 306,977 337,171
(9.8%)
745,777
③海外事業 1,330,107 2,075,884
(56.1%)
12,311
④その他 226,604 238,915
(5.4%)
760,877
①広告事業 897,093 1,657,971
(84.8%)
セグメント利益 △2,456
②メディアコンテンツ事業 30,932 28,475
又は (△7.9%)
セグメント損失 82,699
③海外事業 △194,207 △111,507
(△) (―)
△36,424
④その他 △39,862 △76,286
(―)
(注)セグメント利益又はセグメント損失のうち、海外事業及びその他の対前年同四半期比増減率は、前第2四半期連結
累計期間及び当第2四半期連結累計期間においてセグメント損失であるため記載しておりません。
①広告事業
広告事業は、スマートフォンアプリ向け広告サービス「AppDriver」及び「UNICORN」 、モバイル向けアフィリエイ
ト広告サービス「Smart-C」、PC向けアフィリエイト広告サービス「JANet」を中心に、日本でのインターネット上で
事業展開を行う企業に対して、インターネット広告を総合的に提供しております。
当第2四半期連結累計期間における広告事業のスマートフォン向け広告は、 「UNICORN」が好調に推移したことに加
え、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う可処分時間の増加による、マンガアプリを展開する広告主(クライアン
ト)からの広告需要が高まったこと、並びにゲームアプリを展開する広告主(クライアント)の大型新作ゲームアプリ
のリリースやキャンペーンの開始による広告費の増加により、売上高は11,765,642千円(前年同期比31.9%増)とな
りました。
PC向け広告は、主に新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、金融関連企業の新規顧客獲得抑制があり、金
融関連企業の広告主(クライアント)からの広告予算が縮小したこと等により、売上高は7,075,376千円(前年同期比
2.3%減)となりました。
この結果、広告事業の売上高は18,841,018千円(前年同期比16.6%増)、セグメント利益は1,657,971千円(前年同
期比84.8%増)となりました。
なお、スマートフォン向け広告は主にアプリ向け広告の売上高で、スマートフォンブラウザを介したweb広告の売
上高はスマートフォン向け広告ではなく、PC向け広告に含めております。
②メディアコンテンツ事業
メディアコンテンツ事業は、連結子会社である株式会社サムライ・アドウェイズにおいて主に士業向けのポータ
ルサイト等の運営を行っております。
当第2四半期連結累計期間におけるメディアコンテンツ事業は、第1四半期連結会計期間において、新型コロナウ
イルス感染症拡大により営業活動の制限されておりましたが、徐々に緩和されてきたこと等により、売上高は
337,171千円(前年同期比9.8%増)となり、セグメント利益は28,475千円(前年同期比7.9%減)となりました。
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㈱アドウェイズ(2489) 2021年3月期 第2四半期決算短信(連結)
③海外事業
海外事業は、中国・香港・台湾・韓国・米国・シンガポール等において、現地企業と各国における外国企業を対
象として、インターネットマーケティングの総合支援サービスを提供しております。
当第2四半期連結累計期間における海外事業は、スマートフォン向け広告において、中国でゲームアプリを展開す
る広告主(クライアント)の中国国外への展開強化に伴うグローバル広告配信の需要が拡大したことに加え、中国EC
事業者が展開する台湾向け広告配信の需要が大幅に増加したこと等により、売上高は前年同期比で大きく伸長いた
しました。この結果、売上高は2,075,884千円(前年同期比56.1%増)となり、セグメント損失は111,507千円(前年同
期は194,207千円の損失)となりました。
④その他
その他は、日本及び海外における新規事業等により構成されております。
その他に含まれるインフルエンサー関連事業では、インフルエンサーマーケティングの企画運営を行っておりま
す。
当第2四半期連結累計期間におきましては、インフルエンサーを活用した企画、コンテンツ制作に注力したことに
より、売上高は238,915千円(前年同期比5.4%増)と増加したものの、新技術に対する研究開発に注力したこと等の
要因により、セグメント損失は76,286千円(前年同期は39,862千円の損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債、純資産の状況 (単位:千円、端数切捨て)
当第2四半期
前連結会計年度 対前期末増減額
連結会計期間
(2020年3月31日) (増減率)
(2020年9月30日)
1,487,998
資 産 合 計 18,986,441 20,474,440
(7.8%)
945,095
負 債 合 計 6,537,986 7,483,082
(14.5%)
542,903
純 資 産 合 計 12,448,454 12,991,358
(4.4%)
[資産合計]
・流動資産は、前連結会計年度末より1,316,737千円増加し17,664,768千円となりました。主な要因は、現金及び
預金が1,633,991千円増加したことによるものであります。
・固定資産は、前連結会計年度末より171,260千円増加し2,809,672千円となりました。主な要因は、有形固定資産
が64,551千円減少したものの、投資その他の資産合計が202,278千円増加したこと等によるものであります。
[負債合計]
・流動負債は、前連結会計年度末より943,249千円増加し7,333,945千円となりました。主な要因は、買掛金が
620,858千円増加したこと等によるものであります。
・固定負債は、前連結会計年度末より1,845千円増加し149,136千円となりました。主な要因は、その他に含まれる
長期資産除去債務が17,550千円減少したものの、長期繰延税金負債が19,440千円増加したことによるものであり
ます。
[純資産合計]
・純資産は、前連結会計年度末より542,903千円増加し12,991,358千円となりました。主な要因は、利益剰余金が
487,832千円増加したことによるものであります。
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㈱アドウェイズ(2489) 2021年3月期 第2四半期決算短信(連結)
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、11,361,165千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,820,598千円の収入(前年同期は985,202千円の支出)となりました。
主な要因は、税金等調整前四半期純利益811,727千円、仕入債務の増加615,345千円、未払消費税等の増加
201,116千円によるものであります。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動によるキャッシュ・フローは、80,720千円の支出(前年同期は178,868千円の支出)となりました。主
な要因は、投資事業組合からの分配による収入49,430千円及び投資有価証券の売却による収入43,279千円があっ
たものの、投資有価証券の取得による支出108,897千円、無形固定資産の取得による支出65,155千円があったこ
とによるものであります。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動によるキャッシュ・フローは、103,828千円の支出(前年同期は132,814千円の支出)となりました。要
因は、配当金の支払による支出103,828千円があったことによるものであります。
(3)連結業績予想に関する定性的情報
当社グループが主に手掛けているインターネット広告市場は、国内及び海外のスマートフォン関連ビジネスの市場
拡大等を受け、更なる伸長を続けるものと思われます。また、インターネット広告市場自体の成長、新しいテクノロ
ジーを活用した広告配信及びクリエイティブの向上等の影響で、今後も市場拡大が期待されます。
当社グループは、国内及び海外のインターネット広告事業に経営資源を重点的に分配し、広告主(クライアント)数
及び提携媒体(メディア)数の増加、大手メディアや独自のアドテクノロジーを持つ企業との戦略的な提携等を行うこ
とで、取引の拡大と売上高の増加を図るとともに、他社との差別化を図ってまいります。また、アジアをはじめとし
た海外においては、スマートフォン向け広告サービスの拡大を引き続き見込んでおり、各国の市場環境を鑑み、事業
展開を行ってまいります。
当第2四半期連結累計期間におきましては、従業員とその家族並びに取引先への安全確保を最優先に考え、在宅勤務
を継続するとともに、オンラインツールを活用した営業活動を展開すること等により新型コロナウイルス感染症拡大
の防止を図っております。
このような状況のもと、当第1四半期累計期間で新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた事業も徐々に回復傾
向にあります。主力の広告事業におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛に伴う可処分時間の
増加等を背景に、マンガアプリを展開する広告主(クライアント)からの広告需要が高まり、売上高が大幅に伸長して
おります。加えて、大型新作ゲームアプリのリリースやキャンペーンの開始により、ゲームアプリを展開する広告主
(クライアント)からの広告費が増加、並びに海外事業におけるスマートフォン向け広告において、中国のゲームアプ
リを展開する広告主(クライアント)が中国国外への展開を強化したことに伴う広告費が増加いたしました。
当第2四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に起因するマイナス影響は微少であり、
総じて好調に推移いたしました。
現時点では新型コロナウイルス感染症が当社グループに与える影響は上記のとおりでありますが、感染の拡大や終
息時期によって著しく変化する事が想定されるため、今後も動向に注視してまいります。
これらの状況を踏まえ、当社グループの主力事業であるインターネット広告事業の市場の変化を鑑み、2021年3月期
(2020年4月1日~2021年3月31日)の売上高は、44,355百万円を見込んでおります。
営業利益は、売上高の増加により824百万円を見込んでおり、経常利益1,010百万円、親会社株主に帰属する当期純
利益は525百万円を見込んでおります。
なお、連結業績予想の修正については、本日(2020年11月6日)開示いたしました「通期業績予想の修正に関するお知
らせ」をご覧ください。
また、当社グループが事業展開を行うインターネット広告を取り巻く市場は、環境が著しく変化するため、個別業
績予想の開示は省略しております。
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しで
あり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、今後の様々な要因により大きく異なる可能性があり
ます。
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㈱アドウェイズ(2489) 2021年3月期 第2四半期決算短信(連結)
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 9,727,173 11,361,165
受取手形及び売掛金 5,812,299 5,820,432
たな卸資産 15,783 16,762
その他 826,228 503,247
貸倒引当金 △33,454 △36,838
流動資産合計 16,348,030 17,664,768
固定資産
有形固定資産 235,321 170,769
無形固定資産
のれん 15,395 11,097
その他 281,494 319,326
無形固定資産合計 296,890 330,424
投資その他の資産
その他 2,266,644 2,463,061
貸倒引当金 △160,445 △154,583
投資その他の資産合計 2,106,199 2,308,477
固定資産合計 2,638,411 2,809,672
資産合計 18,986,441 20,474,440
負債の部
流動負債
買掛金 5,137,725 5,758,583
未払法人税等 84,921 262,783
その他 1,168,049 1,312,578
流動負債合計 6,390,696 7,333,945
固定負債
その他 147,290 149,136
固定負債合計 147,290 149,136
負債合計 6,537,986 7,483,082
純資産の部
株主資本
資本金 1,605,955 1,605,955
資本剰余金 6,835,593 6,835,593
利益剰余金 3,341,533 3,829,366
株主資本合計 11,783,081 12,270,914
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 260,628 318,014
為替換算調整勘定 220,921 196,260
その他の包括利益累計額合計 481,550 514,275
新株予約権 40,820 53,743
非支配株主持分 143,001 152,424
純資産合計 12,448,454 12,991,358
負債純資産合計 18,986,441 20,474,440
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㈱アドウェイズ(2489) 2021年3月期 第2四半期決算短信(連結)
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月 1日 (自 2020年4月 1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 18,023,498 21,492,990
売上原価 15,053,910 17,498,736
売上総利益 2,969,587 3,994,253
販売費及び一般管理費 3,074,546 3,311,814
営業利益又は営業損失(△) △104,958 682,439
営業外収益
受取利息 5,871 6,196
為替差益 5,748 -
持分法による投資利益 52,061 89,603
消費税等免除益 1,754 1,130
投資事業組合運用益 - 70,764
その他 26,944 17,137
営業外収益合計 92,380 184,833
営業外費用
為替差損 - 462
投資事業組合運用損 8,029 -
その他 641 33
営業外費用合計 8,671 495
経常利益又は経常損失(△) △21,248 866,776
特別利益
関係会社株式売却益 12,468 -
投資有価証券売却益 54,061 72,429
特別利益合計 66,529 72,429
特別損失
投資有価証券評価損 75,141 91,410
関係会社株式売却損 3,407 -
固定資産除却損 - 20,643
在外連結子会社リストラクチャリング費用 - 15,423
特別損失合計 78,548 127,478
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△33,268 811,727
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 46,320 216,634
法人税等調整額 142,520 △5,885
法人税等合計 188,841 210,748
四半期純利益又は四半期純損失(△) △222,109 600,978
非支配株主に帰属する四半期純利益 5,385 9,174
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△227,495 591,804
に帰属する四半期純損失(△)
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月 1日 (自 2020年4月 1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △222,109 600,978
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 104,415 57,386
為替換算調整勘定 △64,188 △26,398
持分法適用会社に対する持分相当額 △5,353 1,986
その他の包括利益合計 34,873 32,973
四半期包括利益 △187,235 633,952
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △188,492 624,529
非支配株主に係る四半期包括利益 1,256 9,423
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㈱アドウェイズ(2489) 2021年3月期 第2四半期決算短信(連結)
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月 1日 (自 2020年4月 1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期純
△33,268 811,727
損失(△)
減価償却費 66,819 73,123
のれん償却額 4,298 4,298
貸倒引当金の増減額(△は減少) 37,492 1,001
賞与引当金の増減額(△は減少) △49,320 -
株式報酬費用 13,595 12,922
受取利息及び受取配当金 △9,639 △10,906
投資事業組合運用損益(△は益) 8,029 △70,764
持分法による投資損益(△は益) △52,061 △89,603
投資有価証券売却及び評価損益(△は益) 21,080 18,981
関係会社株式売却損益(△は益) △9,060 -
固定資産除却損 - 20,686
在外連結子会社リストラクチャリング費用 - 15,423
売上債権の増減額(△は増加) △237,067 △18,860
仕入債務の増減額(△は減少) △1,764 615,345
未収入金の増減額(△は増加) △12,887 △5,815
前払費用の増減額(△は増加) △49,966 △40,961
未払金及び未払費用の増減額(△は減少) △48,436 3,993
未収消費税等の増減額(△は増加) △76,125 227,387
未払消費税等の増減額(△は減少) △141,712 201,116
前受金の増減額(△は減少) 116,481 △77,172
預り金の増減額(△は減少) △32,601 7,193
その他 △90,582 △23,515
小計 △576,698 1,675,601
利息及び配当金の受取額 10,946 12,100
補助金の受取額 11,784 2,737
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △431,236 130,158
営業活動によるキャッシュ・フロー △985,202 1,820,598
投資活動によるキャッシュ・フロー
貸付金の回収による収入 7,261 7,159
貸付けによる支出 △18,730 △1,000
投資事業組合からの分配による収入 2,929 49,430
投資有価証券の売却による収入 60,717 43,279
投資有価証券の取得による支出 △179,996 △108,897
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出 △27,138 -
関係会社株式の売却による収入 29,400 -
有形固定資産の取得による支出 △23,709 △12,149
無形固定資産の取得による支出 △27,982 △65,155
その他 △1,620 6,612
投資活動によるキャッシュ・フロー △178,868 △80,720
財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払額 △132,814 △103,828
財務活動によるキャッシュ・フロー △132,814 △103,828
現金及び現金同等物に係る換算差額 5,421 △2,057
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △1,291,464 1,633,991
現金及び現金同等物の期首残高 10,167,232 9,727,173
現金及び現金同等物の四半期末残高 8,875,767 11,361,165
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㈱アドウェイズ(2489) 2021年3月期 第2四半期決算短信(連結)
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損
メディア その他 調整額
合計 益計算書計上
広告事業 コンテンツ 海外事業 計 (注)1 (注)2
額(注)3
事業
売上高
外部顧客に対す 16,159,809 306,977 1,330,107 17,796,893 226,604 18,023,498 - 18,023,498
る売上高
セグメント間の
内部売上高又は 237,612 - 16,699 254,312 46,233 300,546 △300,546 -
振替高
計 16,397,421 306,977 1,346,807 18,051,206 272,837 18,324,044 △300,546 18,023,498
セグメント利益
897,093 30,932 △194,207 733,818 △39,862 693,956 △798,915 △104,958
又は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、新規事業等を含んでおり
ます。
2.セグメント利益又は損失の調整額△798,915千円は、主に報告セグメントに配分していない一般管理費
等の全社費用であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失またはのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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㈱アドウェイズ(2489) 2021年3月期 第2四半期決算短信(連結)
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損
メディア その他 調整額
合計 益計算書計上
広告事業 コンテンツ 海外事業 計 (注)1 (注)2
額(注)3
事業
売上高
外部顧客に対す 18,841,018 337,171 2,075,884 21,254,074 238,915 21,492,990 - 21,492,990
る売上高
セグメント間の
内部売上高又は 633,932 - 31,089 665,021 27,284 692,305 △692,305 -
振替高
計 19,474,950 337,171 2,106,974 21,919,095 266,200 22,185,295 △692,305 21,492,990
セグメント利益
1,657,971 28,475 △111,507 1,574,939 △76,286 1,498,653 △816,214 682,439
又は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、新規事業等を含んでおり
ます。
2.セグメント利益又は損失の調整額△816,214千円は、主に報告セグメントに配分していない一般管理費
等の全社費用であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失またはのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
該当事項はありません。
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