2488 J-JTP 2020-02-13 15:30:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月13日
上場会社名 日本サード・パーティ株式会社 上場取引所 東
コード番号 2488 URL http://www.jtp.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 森 豊
問合せ先責任者 (役職名) 取締役コーポレート本部長 (氏名) 伊達 仁 TEL 03-6408-2488
四半期報告書提出予定日 2020年2月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 4,647 16.6 348 96.1 354 95.2 227 98.1
2019年3月期第3四半期 3,984 15.3 177 7.8 181 9.7 115 2.0
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 233百万円 (95.6%) 2019年3月期第3四半期 119百万円 (2.9%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 44.79 ―
2019年3月期第3四半期 22.61 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期第3四半期 3,328 1,951 58.6 383.72
2019年3月期 3,120 1,819 58.3 357.83
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 1,951百万円 2019年3月期 1,819百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 20.00 20.00
2020年3月期 ― 0.00 ―
2020年3月期(予想) 25.00 25.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 6,340 15.9 419 75.7 419 69.5 251 62.5 49.35
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 ― 社 (社名) 、 除外 1 社 (社名) 韓国サード・パーティ株式会社
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 6,015,600 株 2019年3月期 6,015,600 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 930,176 株 2019年3月期 930,176 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 5,085,424 株 2019年3月期3Q 5,085,449 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
日本サード・パーティ㈱(2488)2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
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日本サード・パーティ㈱(2488)2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業の設備投資や雇用環境の改善等を背景に、全体として底
堅く推移しました。一方、世界経済においては、米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題の継続に加え、中東情勢の緊
張の高まり等により、不確実性が増し、景気の先行きは、不透明な状況が続いております。
ITサービス市場においては、人手不足に対応するための自動化・省力化等、いわゆる働き方改革への案件が引
き続き増加傾向であり、更に10月1日からの消費税増税に伴う案件増加(駆け込み需要)もあり、総じて企業のI
T関連投資が活況でありました。
このような状況下で、当社グループは、2019年11月22日に「労働集約型ビジネスから、知識集約ビジネスへの転
換をはかることで、早期に営業利益10億円を目指す」2021-2023第1次中期経営計画を発表いたしました。この第
1次中期経営計画における注力分野は、「ライフサイエンス分野におけるIT化支援事業」、「最適なAI(人工
知能)を活用したサービス提供」、「グローバルでの人材コンサルティング事業」になります。
当第3四半期連結累計期間は、前期までの投資による成果が現れて来たことに加えて、スポット案件が重なった
こと等により、過去最高の売上高を達成することができました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,647,752千円(前年同期比16.6%増)、営業利益は348,134
千円(同96.1%増)、経常利益は354,258千円(同95.2%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は
227,814千円(同98.1%増)となりました。
セグメントごとの業績は、次の通りであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、当社の組織体制の変更に伴い、従来「教育ソリューション事業」に含めて
おりましたインド支店を「その他」に、従来「その他」に含めておりました医療コンサルティング部門を「ライフ
サイエンスサービス事業」に含めることといたしました。また従来「その他」に含めておりました営業部門を「I
CTソリューション事業」、「その他」、「全社」に区分することといたしました。
第2四半期連結会計期間より、従来「その他」に含めておりましたAI・RPA(*1)関連サービスとデジタ
ルマーケティングサービスについて、事業計画上の重要性が増したことから「デジタルイノベーション事業」とし
て集約し、報告セグメントとして記載する方法に変更しております。以下の前年同四半期比較については、前年同
四半期の数値を変更後の区分により組替えた数値で比較しております。
①教育ソリューション事業
当事業は、海外メーカやサービスベンダが日本市場へ参入した際に、必要となるエンドユーザ向けの技術トレー
ニング事業を請け負うほか、当社独自のICTの最先端技術トレーニングの提供と、スキルの棚卸しから不足する
スキルを補う教育までのサイクルを総合的にコンサルティングする人財コンサルティングサービスを提供しており
ます。当第3四半期連結累計期間は、前期に実施したオフィスエリアの拡張による受託業務拡大とWeb試験配信プ
ラットフォームの利用拡大等により、売上高、営業利益とも増加しました。以上の結果、教育ソリューション事業
の当第3四半期連結累計期間の売上高は583,578千円(前年同期比11.7%増)、セグメント利益は189,183千円(同
35.9%増)となりました。
②ICTソリューション事業
当事業は、ICTシステムの設計・構築・運用・保守サービスと製造支援サービスを提供しております。当第3
四半期連結累計期間は、販売会社及びユーザ企業からの新規運用案件獲得や大型スポット案件の受注等により、売
上高は2,498,398千円(前年同期比15.1%増)、セグメント利益は475,362千円(同30.0%増)となりました。
③西日本ソリューション事業
当事業は、西日本地域におけるICTシステムの運用・保守サービスとライフサイエンスサービスを提供してお
ります。国内企業向けのICTシステムの運用・保守サービスが引き続き好調であり、業務受託量が増加した結
果、西日本ソリューション事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は590,979千円(前年同期比17.6%増)、セ
グメント利益は110,479千円(同25.8%増)となりました。
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日本サード・パーティ㈱(2488)2020年3月期 第3四半期決算短信
④ライフサイエンスサービス事業
当事業は、ICTが応用的に使われている医療機器、化学分析装置などの据付・点検・校正・修理等の保守サー
ビスを提供しております。新たに化学分析装置メーカからの保守業務とITを活用したラボラトリー情報管理シス
テム(LIMS)(*2)の導入支援業務等を受託いたしました。以上の結果、ライフサイエンスサービス事業の
当第3四半期連結累計期間の売上高は666,322千円(前年同期比18.7%増)となり、セグメント利益は70,374千円
(同16.2%増)となりました。
⑤デジタルイノベーション事業
当事業は、デジタルトランスフォーメーション(*3)時代において中核事業となるAI・RPA(*2)関連
サービスとデジタルマーケティングサービスを提供しております。自社サービスである「Third AI(サードア
イ)」がソフトバンク社より評価され、「AIエコシステムプログラム」において、「ベスト・テクノロジー・パ
ートナー・オブ・ザ・イヤー」を昨年に引き続き2年連続で受賞いたしました。その結果、大型案件の受注が増加
いたしました。また2019年7月18日には、新たにAIソリューション「Third AI マーケティングソリューショ
ン」および、そのサービスラインアップとしてマーケティングサービス「レコメンドアイ」の販売を開始いたしま
した。一方でAI・RPA関連サービスの受注増・ビジネス拡大に対応するため、サービス強化のための先行投資
を継続しました。以上の結果、デジタルイノベーション事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は308,392千円
(前年同期比35.8%増)、セグメント損失は53,575千円(前年同期は68,672千円のセグメント損失)となりまし
た。
⑥その他
当事業は①~⑤に属さない、その他の事業となり、インド支店、海外プロジェクト案件が含まれます。その他の
当第3四半期連結累計期間の売上高は80千円(前年同期は-千円)、セグメント損失は25,292千円(前年同期は
20,311千円のセグメント損失)となりました。
*1 RPA(Robotic Process Automation):パソコン上で人間が行ってきた、ルーチンワークをソフトウエア
によって代行します。ホワイトカラー業務の効率化・自動化の取組みで、人間の補完として業務を遂行でき
ることから、仮想知的労働者(Digital Labor)とも言われています。
*2 LIMS(Laboratory Information Management System):製薬会社等の研究所や工場全体の情報及びワー
クフローを管理するシステム。
*3 デジタルトランスフォーメーション:「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させ
る」という概念のこと。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比し208,477千円増加し3,328,717千円となりまし
た。
流動資産につきましては、前連結会計年度末と比し252,816千円増加し2,779,475千円となりました。これは主
に、現金及び預金の減少に対し、受取手形及び売掛金、仕掛品の増加によるものであります。
固定資産につきましては、前連結会計年度末と比し44,339千円減少し549,242千円となりました。これは主に、
繰延税金資産の減少によるものであります。
負債合計につきましては、前連結会計年度末と比し76,813千円増加し1,377,309千円となりました。
流動負債につきましては、前連結会計年度末と比し53,099千円増加し825,383千円となりました。これは主に、
賞与引当金の減少に対し、前受金の増加によるものであります。
固定負債につきましては、前連結会計年度末と比し23,714千円増加し551,926千円となりました。これは退職給
付に係る負債の増加によるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末と比し131,663千円増加し1,951,408千円となりました。これは主に、
親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に対し、剰余金の配当によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の業績見通しにつきましては、2019年11月13日に公表いたしました業績予想を修正しております。
詳細につきましては、本日公表しました「2020年通期連結及び個別業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照下
さい。
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日本サード・パーティ㈱(2488)2020年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,401,550 1,301,461
受取手形及び売掛金 930,212 1,137,610
商品 25,331 52,113
仕掛品 55,249 185,851
原材料及び貯蔵品 11,522 13,902
その他 111,460 97,052
貸倒引当金 △8,666 △8,517
流動資産合計 2,526,658 2,779,475
固定資産
有形固定資産 148,765 145,570
無形固定資産 14,998 14,019
投資その他の資産
その他 432,672 389,652
貸倒引当金 △2,855 -
投資その他の資産合計 429,817 389,652
固定資産合計 593,581 549,242
資産合計 3,120,240 3,328,717
負債の部
流動負債
買掛金 159,330 177,483
未払法人税等 79,702 60,067
賞与引当金 181,445 84,517
役員賞与引当金 - 4,631
その他 351,805 498,684
流動負債合計 772,284 825,383
固定負債
退職給付に係る負債 527,461 551,176
その他 750 750
固定負債合計 528,211 551,926
負債合計 1,300,496 1,377,309
純資産の部
株主資本
資本金 795,475 795,475
資本剰余金 647,175 647,175
利益剰余金 888,262 1,014,368
自己株式 △478,747 △478,747
株主資本合計 1,852,164 1,978,270
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 - △6
為替換算調整勘定 △6,948 △5,082
退職給付に係る調整累計額 △25,471 △21,772
その他の包括利益累計額合計 △32,420 △26,862
純資産合計 1,819,744 1,951,408
負債純資産合計 3,120,240 3,328,717
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日本サード・パーティ㈱(2488)2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 3,984,809 4,647,752
売上原価 3,211,244 3,721,386
売上総利益 773,564 926,366
販売費及び一般管理費
貸倒引当金繰入額 △4,760 △149
給料及び賞与 189,911 163,095
賞与引当金繰入額 14,999 7,907
役員賞与引当金繰入額 - 4,631
退職給付費用 5,374 5,319
支払手数料 123,011 120,563
その他 267,504 276,864
販売費及び一般管理費合計 596,041 578,232
営業利益 177,523 348,134
営業外収益
受取利息 31 31
受取出向料 2,340 6,688
受取賃貸料 - 1,246
為替差益 1,373 -
その他 250 790
営業外収益合計 3,996 8,755
営業外費用
支払利息 38 14
為替差損 - 2,617
営業外費用合計 38 2,631
経常利益 181,481 354,258
特別利益
貸倒引当金戻入額 - 2,468
特別利益合計 - 2,468
特別損失
関係会社清算損 - 2,689
固定資産除却損 - 6,417
特別損失合計 - 9,106
税金等調整前四半期純利益 181,481 347,620
法人税、住民税及び事業税 22,795 88,869
法人税等調整額 43,659 30,937
法人税等合計 66,454 119,806
四半期純利益 115,026 227,814
親会社株主に帰属する四半期純利益 115,026 227,814
- 5 -
日本サード・パーティ㈱(2488)2020年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 115,026 227,814
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 67 △6
為替換算調整勘定 △285 1,865
退職給付に係る調整額 4,510 3,699
その他の包括利益合計 4,293 5,558
四半期包括利益 119,319 233,372
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 119,319 233,372
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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日本サード・パーティ㈱(2488)2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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