2488 J-JTP 2019-11-22 11:00:00
2021年~2023年 第1次中期経営計画策定に関するお知らせ [pdf]

                                         公益財団法人 財務会計基準機構会員



                                                  2019 年 11 月 22 日


 各   位


                               会 社 名 日本サード・パーティ株式会社
                               代表者名 代 表 取 締 役 社 長       森   豊
                                    ( JASDAQ・ コ ー ド   2488)
                               問合せ先 取締役コーポレート本部長    伊達 仁
                                    ( 電 話 03-6408-2488)




         2021 年~2023 年   第 1 次中期経営計画策定に関するお知らせ




 当社はこのたび、今後の成長に向けて 2023 年 3 月期を最終年度とする第 1 次中期経営計画を策定致
しましたので、お知らせいたします。詳細については添付資料をご参照ください。




                                                             以上
2021年3月期-2023年3月期
 第1次中期経営計画資料
Connect to the Future
 JQ 2488
2019年11月22日




      © Japan Third Party Co., Ltd.
2021年-2023年
第1次中期経営計画
  労働集約型ビジネスから、
  知識集約ビジネスへの転換をはかることで、
  中長期で確実な成長を目指す




                © Japan Third Party Co., Ltd.
Copyright © Japan Third Party Co., Ltd. All Rights Reserved.   2
企業理念&中期経営計画策定の目的


                                                わたしたちの目指す姿

                                  イネイブラー(enabler)
                                   “Connect to the Future”(顧客が描く未来に技術で繋ぐ)の理念の基に、
                                  進化し続ける技術を探求し続け、ユーザが求める”あるべき姿”を実現します。




   第1次中期経営計画策定の目的
       技術、経済情勢などの経営環境の急激な変化にある中、財務体質の改善、
           ビジネスモデルの転換、人財育成の投資に努めてきました。
         その過程の中で、ある一定の事業方針、経営目標が定まりました。
       それら目標を着実に実現するため、改めて中期経営計画を策定します。




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                                                                        長期目標
第1次中期経営計画の位置づけ
                                                                  営業利益     10億円
その他(海外事業)
                     140
デジタルイノベーション

                     120
西日本ソリューション


ライフサイエンス             100
                                                   中期経営計画
ICTソリューション                                    2021年3月期-2023年3月期
                      80
教育ソリューション

                      60



                      40



                      20



                        0
                     2019年3月期          2020年3月期   2021年3月期   2022年3月期   2023年3月期   20××年3月期
××××
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第1次中期経営計画の概要

第1次中期経営計画(2021/3→2023/3)
                                                                      最終年度目標
基本方針(長期目標):
                                                                         売上高
労働集約型ビジネスから、知識集約ビジネスへの転換を

はかることで、                                                           67-70        億円



中長期で営業利益10億円を目指す。                                                     営業利益

                                                                 5.5-6.9
                                                                         億円




          (単位:億円)
                             2020年3月期        2021年3月期      2022年3月期       2023年3月期
                                予想              計画            計画             計画

   売上高
                                       62         62~65         65~67           67~70

   営業利益
                                       3.6       4.0~4.5       4.6~5.0         5.5~6.9

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成長のための強みとテーマ・セグメント別重点施策

         グローバルネットワーク:語学力
                                                          • AI、自動化技術の推進と自社
         海外顧客で培ったコミュニケーション力
                                                  成長に      サービスの確立
当社の      エンジニアマインド(ファースト):技術力
                                                  向けた     • ライフサイエンス分野での
 強み      常に最新技術を追随できるエンジニアマインドと教育体制
                                                  テーマ      事業拡大
         スピード:機動力
                                                          • グローバルビジネスへの挑戦
         スピードを信条とする経営判断と実行力




  最終年度目標
                             各事業セグメント別重点施策

                         教育ソリューション事業             西日本ソリューション事業

 売上高                      DX時代の人財育成              地域医療ネットワークの構築支援


67-70億円                  ICTソリューション事業            デジタルイノベーション
                          IT戦略を具現化するコンサルティング     スマートデバイスソリューション開発
                                                  コンタクトセンターソリューションの深化
営業利益

5.5-6.9                  ライフサイエンスサービス事業          その他(海外)事業
  億円                      ICT+ライフサイエンスのシステム導入    インド支店の黒字化
                          コンプライアンス対応支援



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             6                                                               6
各事業セグメント売上高計画値

 各事業セグメント売上高計画値

                                2020年3月期       2021年3月期       2022年3月期       2023年3月期
               (単位:億円)             計画             計画             計画             計画

 教育ソリューション                                 7              7              7              7


 ICTソリューション                            33             33             34           34~35

ライフサイエンスソリュー
                                           9        9~10             10              10
     ション

 西日本ソリューション                                8              8         8~9                 9


デジタルイノベーション                                5         5~7            6~7            6~8


  その他(海外)                                  0              0              0              1


    合計                                 62          62~65          65~67          67~70




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各事業セグメント営業利益計画値

 各事業セグメント営業利益計画値

                                2020年3月期     2021年3月期      2022年3月期       2023年3月期
               (単位:億円)             計画           計画            計画             計画

 教育ソリューション                             2.0           1.6           1.6            1.6


 ICTソリューション                            6.6       6.6~6.7       6.7~6.8        6.8~6.9

ライフサイエンスソリュー
                                       1.0           1.2           1.3        1.6~1.8
     ション

 西日本ソリューション                            1.3           1.0           1.0        1.3~1.5


デジタルイノベーション                           △0.5       0.2~0.7       0.5~1.5        0.7~2.5


  その他(海外)                             △0.2          △0.1              0         0~0.1


    本社経費                              △6.5     △6.6~△6.5     △7.2~△6.5      △7.5~△6.5


    合計                                3.6       4.0~4.5       4.6~5.0        5.5~6.9


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事業環境認識と目指す方向性(教育ソリューション)

教育ソリューション事業                                    外部環境

                           エンジニア不足が深刻化(2025年43万人不足)


                           ビジネスや技術の変化が早く、自主的、効果的に学べる空間や環境が必要


                           新たなビジネスモデルを創出できる人財の発掘と育成が急務




目指す姿と成長に向けたテーマ                             当社の強み(他社との差別化)
DX時代の人財育成を効率的、                             • 最新のITテクノロジーを20年以上にわたり人財育成事
                                            業を推進。累計40万名超のIT人財育成に寄与。
かつ効果的に提供
                                           • 現場経験を豊富に持つインストラクタ、人財育成コン
                                            サルタントが在籍。
                                           • ITスキル評価(GAIT)によるデータ(国内累計7万名超、
                                            海外累計5万名超)を保有



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事業別施策(教育ソリューション)
                     2023年3月期売上高目標:
                                          中期経営計画の取組み
                     7億円                  DX時代の人財育成
                     2023年3月期営業利益目標:
                                          テクノロジーの活用により新たなビジネス創出を推進できる
                     1.6億円                エンジニアを育成を実施します。


            新領域                                                    新領域

     DX時代のエンジニア育成                                             オンラインサービスプラット
DX人財(AI、IoT、ビッグデータを扱うエンジ                                         フォームの提供
   ニア)を2023年まで2万人を育成                                          従来型の集合教室研修から時間や
                                          コンサルティング            場所を選ばず効果的に学習できる
                                        データ活用や分析基盤の導入            学び方や空間を提供
                                        データをもとに戦略の立案、
           既存領域                          学習コンテンツ開発支援
                                                                   既存領域



アセスメント                   データ分析         コンサルティング      学習デザイン       実施・運用


      スキルアセスメント                                                  学びの場の提供
   個人や組織のITスキルを可視化す                                            学習の効果の定着や
    ることで強みと弱みをデータ化                                            社内の仕組みづくりにより
                                                              活躍できる人材育成を支援



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事業環境認識と目指す方向性(ICTソリューション)

ICTソリューション事業                                    外部環境

                            IT戦略はベンダー/SIerからユーザ主体へ


                           ハードウェアから、ソフトウェア中心のビジネス


                           クラウド、モビリティ、ビッグデータ、ソーシャル技術の活用促進




目指す姿と成長に向けたテーマ                               当社の強み(他社との差別化)
IT経営戦略に基づいたITコンサルティング                        • 外資系ベンダーとの長年の協業により、最新技術を用

サービスの提供により、ユーザの主体的なシ                          いたサービス提供知見
                                             • 多様なニーズに応えるための、充実したサポート体制
ステム導入、システム運用を支援
                                              (バイリンガル、24h365d、マルチベンダー)
                                             • 中立的な立場による、客観的なIT導入支援




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事業別施策(ICTソリューション )
                      2023年3月期売上高目標:
                                                  中期経営計画の取組み
                      34~35億円                     ①コンサルティング領域へ挑戦とコンサルタントの育成
                      2023年3月期営業利益目標:
                                                  ユーザとともにIT経営戦略を立案するコンサルティング事業に
                      6.8~6.9億円                   シフトしていきます。



②既存ビジネスの自動化による生産性向上
労働集約型ITサービスへ積極的に自動化を推進します。

③労働集約型事業からサービス主体へのモデル変革
ソーシングサービスから、必要な時に、必要なだけ、提供する、サブスクリプション化を推進します。

                                                        コンサル10名

                                                        プロジェクトマネージャー30名

                                                        エンジニア

                                                        外部パートナー


                                                   現在のビジネス業態から、コンサルティング 領域を手掛ける人
  現在                                   3年後に目指す姿    財の育成、PMのさらなる増員を行うことにより、増大するプロ
                                                   ジェクトにも対応できる体制の確立を目指す。

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事業環境認識と目指す方向性
(ライフサイエンスソリューション)
        ライフサイエンス                                      外部環境
         ソリューション
                                      医師不足の社会問題に直面。


                                      製薬業界はグローバルなコンプライアンス対応が必要


                                      海外医療機器メーカーにとって日本市場は参入障壁が高い




目指す姿と成長に向けたテーマ                              当社の強み(他社との差別化)
•   ライフサイエンス業界におけるICTの                      • ICTサービス全般における知見
                                            • 約20年に渡る分析機器/医療機器サポートの知見
    利活用の支援
                                            • 薬機法に基づく4つの業許可(医療機器製造販売業、
•   法規制対応コンサルタント
                                             製造業、販売/貸与業、修理業)




      © Japan Third Party Co., Ltd.                                      13
事業別施策(ライフサイエンスソリューション)
                    2023年3月期売上高目標:

                    10億円
                    2023年3月期営業利益目標:

                    1.6~1.8億円
中期経営計画の取組み

①ライフサイエンス業界におけるICT利活用

 ラボ管理システムの導入・運用の支援、
 次世代医療システムの導入・展開の支援します。


②法規制対応コンサルタント

 薬機法ワンストップサービスの拡大、
 製薬企業向けの法規制対応ビジネスの
 構築を行います。
                                      取得認証等
                                      • 医療機器製造販売業
                                      • 医療製造業
                                      • 医療機器販売業・貸与業
                                      • 医療機器修理業
                                      • ISO13485


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事業別施策(西日本ソリューション)

      西日本ソリューション                                                外部環境
ライフサイエンス
                          ICTソリューション              地方での最新知識を持ったエンジニア不足
 ソリューション


                                                  地方部で広がる医療格差


                                                  過疎化による働き方改革対応の加速




                               西日本ソリューションの定義
                               愛知から以西(岐阜・福井を含む)
                               の顧客取引を示す




目指す姿と成長に向けたテーマ                                      当社の強み(他社との差別化)
•   地方部のお客様に対しても、最新技術の                              • 最新のITスキルを持ち合わせたエンジニアと、20年に
                                                     渡りライフサイエンス業界をサポートしてきた体制
    エンジニアリングサービスを提供できる
                                                    • 自動化やAI技術に精通したエンジニアによる技術サ
    体制を構築する
                                                     ポートサービスの提供
                                                    • 中部、阪神、中国、九州の主要拠点による広域のサポー
                                                     ト体制
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 事業別施策(西日本ソリューション)
                          2023年3月期売上高目標:

                          9億円
                          2023年3月期営業利益目標:

                          1.3~1.5億円
中期経営計画の取組み
   ライフサイエンス+IT支援の加速
   地方部の医療格差解消のための、最新の技術や通信を活用した医療システムの導入サポートを行います。


           大規模医療機関                                         医師による遠隔地からの二次読影
                 医療機器        医療機器
                                                           各病院で撮影した画像データを1か所に集約、遠隔地にい
                                                           る医師が二次読影を実施するネットワークを構築します。
                                           電子カルテの          これにより医療空白地帯の住民が、高水準の医療を効率的
                                           共有              に受診することができます。
医療機器
                          医療機器からの
                                                    画像         診断   画像         診断    画像        診断
                          情報をサーバー
                                                    データ        結果   データ        結果   データ        結果
                          に集約


                                           医療機器
電子カルテの共有         医療機器        医療機器


                                                          病院              病院              病院


           © Japan Third Party Co., Ltd.                                                        16
事業別施策(デジタルイノベーション)
デジタルイノベーション                                         外部環境
                                         AI市場は2018年 5000憶円の見込みで実証実験から本番適用の案件が増加傾
                              AI市場成長
                                         向にあり、2030年予測 2兆円産業へ4倍の成長が見込まれています。

                              データ活用、解析
                                         5G、IoTの実証実験が増加しており、日本市場も本格的にデータ活用を前提
                              に対するニーズの
                                         としたビジネスモデルの構築がはじまりつつある。
                              高まり
                                         日本は2023年に65歳以上の人口が30%を超え、少子化がともない労働人口
                              労働人口の減少    の減少は避けて通れない課題となっており、AIを活用した生産性を上げるた
                                         めの仕組み作りが必要になります。




目指す姿と成長に向けたテーマ                              当社の強み(他社との差別化)
IoT(Internet of Things)や、人工知能(AI)、          プラットフォームで素早く
                                            クラウドAIをつなぐプラットフォーム「ThirdAI」は素早くAI
ロボットなどデジタルテクノロジーを活用するこ                      を活用したサービスを提供することでお客様のビジネスチャン
とでお客様のビジネスプロセス改善や既存ビジネ                      スを逃しません。

スモデルの変換をもたらすソリューションを提供                      先端技術を最適な価格で
します。                                        急速に変化する最先端 AIとお客様の課題に最適な技術を選定し
                                            て、AIを活用したサービスを最適な価格で提供します。

                                            安心のサポート体制
                                            AIは導入してからの継続学習により大きく効果に差が生まれま
                                            す。当社はアウトソーシングで培った教育、サポート体制が充
                                            実しており導入から運用まで安心してご利用いただけます。
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 事業別施策(デジタルイノベーション)
                       2023年3月期売上高目標:
                                              中期経営計画の取組み
                       6~8億円                  ①スマートデバイスソリューション開発
                       2023年3月期営業利益目標:        人工知能とヒューマノイドロボット、スマートスピーカなどの
                       0.7~2.5億円              スマートデバイスを連携するサービス開発を行います。
                                              従来のロボットハードウェア販売モデルからThirdAIを活用した
                                              事業拡大を進めます。



②コンタクトセンターソリューションの深化                          ③デジタルマーケティングの拡大
音声認識、自然言語処理、マイニングなどAIの技術を                     日本国内では電子決済が拡大、データをもとにしたマーケティ
活用してコールセンターの様々な課題を解決するソ                       ングは重要性を増すことになる。
リューション開発を進めます。                                マーケティングデータも所有からシェアリングによりその精度
                                              を高めるサービスをThird AI マーケティングソリューションを
                                              基軸に開発を進めます。


                                                               Third AI (サードアイ)の受注状況
                                               40

                                               30                               21
                                               20                   17
 コンタクトセンター      マーケティング            スマートオフィス
                                               10      2
                                                0
                                                                              2020年3月期
                                                    2018年3月期     2019年3月期
                                                                               第2四半期
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   事業別施策(その他:海外事業)
                         2023年3月期売上高目標
                                                       中期経営計画の取組み
                         1億円
                         2023年3月期営業利益目標:
                                                            インド支店の黒字化
                                                              支店単体運営の営業損益の黒字化を図る
                         0~0.1億円                              そのために以下に取り組みます。



 インドでのGAIT受験者数推移                                                 1.GAIT有償化セールス活動の加速
(受験者数)                                                           マーケティング活動として無償受験で
 30,000                                                          築いたパイプラインを有償受験に転換
                                                   26,506

                                          21,592

 20,000
                                                                 2.人財マッチングサービス事業確立
                                                                 GAITのスコアを活用し、インドの優秀で
 10,000
                          8,590                                  豊富なIT人財と、人財不足に悩む日本企業
                                                                 を結び付ける事業の展開
          1,132

     0
          2015            2016            2017     2018

                  累計受験者数 57,820人
                  (2019年3月現在)


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Connect to the Future

                                 JQ 2488

この資料に記載されている業績の見通し等将来に関する情報は、現在入手可能な情報に基づいて作成しております
      実際の業績は市場動向や業績情勢等の様々な要因等によって異なる可能性があります




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