2485 ティア 2019-08-08 15:50:00
2019年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月8日
上場会社名 株式会社 ティア 上場取引所 東名
コード番号 2485 URL http://www.tear.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 冨安 徳久
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役経営企画室長 (氏名) 辻 耕平 TEL 052-918-8254
四半期報告書提出予定日 2019年8月9日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2019年9月期第3四半期の連結業績(2018年10月1日∼2019年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年9月期第3四半期 9,712 5.1 1,148 △1.5 1,145 △0.7 777 △1.0
2018年9月期第3四半期 9,245 6.2 1,165 0.6 1,154 0.5 785 3.2
(注)包括利益 2019年9月期第3四半期 777百万円 (△1.0%) 2018年9月期第3四半期 785百万円 (3.1%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2019年9月期第3四半期 35.67 ―
2018年9月期第3四半期 38.92 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年9月期第3四半期 13,395 8,926 66.6
2018年9月期 11,958 6,984 58.4
(参考)自己資本 2019年9月期第3四半期 8,926百万円 2018年9月期 6,984百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2018年9月期 ― 5.00 ― 5.00 10.00
2019年9月期 ― 5.00 ―
2019年9月期(予想) 6.00 11.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2019年9月期の連結業績予想(2018年10月1日∼2019年 9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 12,885 4.7 1,100 △16.9 1,060 △18.5 700 △21.9 31.25
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年9月期3Q 22,404,800 株 2018年9月期 20,209,700 株
② 期末自己株式数 2019年9月期3Q 1,470 株 2018年9月期 1,470 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年9月期3Q 21,804,967 株 2018年9月期3Q 20,186,902 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
上記に記載した業績予想等の将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確実な要素を含んでおります。実際
の業績等は、業況の変化等により、上記予想数値と異なる場合があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等につい
ては、添付資料P.3「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(日付の表示方法の変更)
「2019年9月期第1四半期決算短信」より日付の表示方法を和暦表示から西暦表示に変更しております。
㈱ティア(2485)2019年9月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
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㈱ティア(2485)2019年9月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出や生産面において海外経済の影響がみられるもの
の、増加傾向で推移する設備投資や高水準の公共投資の持続等により緩やかな拡大基調となりました。また、
雇用や所得環境の改善を背景とする個人消費の増加により、今後も景気の拡大基調は持続するものとみられて
おりますが、米中間の貿易摩擦や欧州の政治情勢等、先行きに対する不透明感は拭えない状況です。
葬儀業界におきましては、葬儀に関する潜在的需要は人口動態を背景に年々増加するものと推計されており
ますが、葬儀単価におきましては、核家族化や葬祭規模の縮小等により減少傾向が続いております。また、直
近の業界環境といたしましても、前年同期と比較し葬儀件数は増加する一方、葬儀単価は低下しております。
かかる環境下、当社グループは顧客満足度の向上を図るべく「明瞭な価格体系による葬儀費用の明確化」
「徹底した人財教育によるサービスの向上」「ドミナント出店による利便性の向上」を戦略の基本方針とし、
直営・フランチャイズ出店による徹底した差別化戦略を展開しております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、中長期目標200店舗体制の実現とその後の持続的な成長を目指す
べく「オンリーワンブランド“ティア”」のスローガンのもと、2021年9月期を最終年度とする中期経営計画
を策定し、4項目のテーマを設け7つの戦略を推進してまいりました。新規出店の状況につきましては、直営
は名古屋市内に「ティア猪高」「ティア焼山」を開設し、葬儀相談サロンとして東京都内に「ティア根津」
「ティアお花茶屋」、大阪市内に「ティア蒲生」を開設いたしました。フランチャイズでは、愛知県下に「テ
ィア幸田」、神奈川県下に「ティア座間」を開設し、これにより直営62店舗、フランチャイズ47店舗の合計109
店舗となりました。売上原価におきましては、労務費が増加したものの、商品内容の見直しや葬儀付帯業務の
内製化を推進し、経費面では中長期の出店を見据えた人材の確保や、積極的な販売促進の実施に伴う広告宣伝
費等が増加いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は97億12百万円(前年同期比5.1%増)となり、売上原
価率は前年同期と比べ0.8ポイント低下し、販売費及び一般管理費は前年同期比11.3%増となりました。これに
より、営業利益は11億48百万円(同1.5%減)、経常利益では11億45百万円(同0.7%減)、親会社株主に帰属
する四半期純利益は7億77百万円(同1.0%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(a)葬祭事業
当第3四半期連結累計期間におきましては、「ティアの会」会員数の拡大を図るべく、各種会館イベン
トや提携団体・企業向けの営業等を積極的に取り組んでまいりました。また、提携企業で特典や割引が受
けられる等の会員向け優待サービス「ティアプラス」の充実にも努めてまいりました。葬儀件数におきま
しては、既存店の件数が増加したのに加え、新たに開設した会館の稼働により、前年同期比7.5%増の
8,303件となりました。葬儀単価におきましては、祭壇単価が横ばいの推移となったものの葬儀付帯品や供
花売上等の単価が低下し、前年同期比2.5%減となりました。この結果、売上高は94億2百万円(同5.0%
増)、営業利益は18億21百万円(同4.6%増)となりました。
(b)フランチャイズ事業
当第3四半期連結累計期間におきましては、フランチャイズの会館が前年同期と比べ4店舗増加し、フ
ランチャイズ会館向け物品売上が増加いたしました。また、経費面ではスーパーバイザーの増員により人
件費が増加いたしました。この結果、売上高は3億10百万円(同7.2%増)、営業利益は52百万円(同
23.0%減)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は39億68百万円となり、前連結会計年度末に比べ12億15百万
円増加いたしました。これは主に現金及び預金が12億25百万円増加したことによるものであります。固定資産
は94億27百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億20百万円増加いたしました。これは主に投資その他の資
産が72百万円減少したものの、有形固定資産が3億11百万円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、133億95百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億36百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は21億25百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億7百万
円減少いたしました。これは主に短期借入金が1億38百万円増加したものの、未払法人税等が1億68百万円、
その他の流動負債が1億9百万円減少したことによるものであります。固定負債は23億43百万円となり、前連
結会計年度末に比べ1億97百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が1億91百万円減少したことによ
るものであります。
この結果、負債合計は、44億68百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億5百万円減少いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は89億26百万円となり、前連結会計年度末に比べ19億41百
万円増加いたしました。これは主に公募および第三者割当による新株式発行により、資本金及び資本剰余金が
それぞれ6億88百万円増加したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年9月期の通期連結業績予想につきましては、第4四半期連結会計期間に「直営会館5店舗の開設」
「軽減税率対応に伴うシステム改修」「ホームページのリニューアル」等を予定していることから、前回発表
予想(2019年5月9日に公表)を据え置いております。また、「配当予想」におきましても前回発表予想から
の変更はございません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年9月30日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,125 3,350
売掛金 385 350
商品 53 52
貯蔵品 49 37
その他 143 182
貸倒引当金 △5 △4
流動資産合計 2,752 3,968
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 5,590 5,825
土地 1,488 1,488
その他(純額) 650 726
有形固定資産合計 7,728 8,040
無形固定資産 114 95
投資その他の資産
差入保証金 915 902
その他 450 390
貸倒引当金 △2 △2
投資その他の資産合計 1,363 1,291
固定資産合計 9,206 9,427
資産合計 11,958 13,395
負債の部
流動負債
買掛金 352 313
短期借入金 70 208
1年内返済予定の長期借入金 710 638
未払法人税等 291 122
賞与引当金 140 81
その他 869 760
流動負債合計 2,432 2,125
固定負債
長期借入金 1,531 1,339
資産除去債務 563 580
その他 445 423
固定負債合計 2,540 2,343
負債合計 4,973 4,468
純資産の部
株主資本
資本金 1,184 1,872
資本剰余金 817 1,506
利益剰余金 4,983 5,547
自己株式 △0 △0
株主資本合計 6,984 8,926
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 0 0
その他の包括利益累計額合計 0 0
純資産合計 6,984 8,926
負債純資産合計 11,958 13,395
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 9,245 9,712
売上原価 5,587 5,790
売上総利益 3,658 3,922
販売費及び一般管理費 2,492 2,773
営業利益 1,165 1,148
営業外収益
受取利息 4 3
受取保険料 5 23
広告料収入 7 8
その他 6 7
営業外収益合計 22 42
営業外費用
支払利息 27 23
株式交付費 1 20
その他 5 2
営業外費用合計 34 45
経常利益 1,154 1,145
税金等調整前四半期純利益 1,154 1,145
法人税、住民税及び事業税 352 322
法人税等調整額 15 44
法人税等合計 368 367
四半期純利益 785 777
親会社株主に帰属する四半期純利益 785 777
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㈱ティア(2485)2019年9月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 785 777
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △0 △0
その他の包括利益合計 △0 △0
四半期包括利益 785 777
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 785 777
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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㈱ティア(2485)2019年9月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
2018年12月12日を払込期日とする公募による新株式発行により、資本金及び資本準備金がそれぞれ627百万円増加
しております。また、2019年1月8日を払込期日とする第三者割当による新株式発行により、資本金及び資本準備金
がそれぞれ60百万円増加しております。
さらに、2019年1月16日開催の取締役会決議に基づき、当社の監査役に対する譲渡制限付株式報酬として2019年2
月15日付で新株式の発行を行い、資本金及び資本準備金がそれぞれ0百万円増加しております。
この結果、当第3四半期連結会計期間末において、資本金が1,872百万円、資本剰余金が1,506百万円となっており
ます。
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2017年10月1日 至 2018年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
フランチャイズ (注)1 計上額
葬祭事業 計
事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 8,956 289 9,245 - 9,245
セグメント間の内部売上高
0 - 0 △0 -
又は振替高
計 8,956 289 9,245 △0 9,245
セグメント利益 1,741 68 1,810 △644 1,165
(注)1.セグメント利益の調整額△644百万円には、セグメント間取引消去△0百万円及び各報告セグメン
トに配分していない全社費用△644百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメント
に帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2018年10月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
フランチャイズ (注)1 計上額
葬祭事業 計
事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 9,402 310 9,712 - 9,712
セグメント間の内部売上高
0 - 0 △0 -
又は振替高
計 9,402 310 9,712 △0 9,712
セグメント利益 1,821 52 1,874 △725 1,148
(注)1.セグメント利益の調整額△725百万円には、セグメント間取引消去△0百万円及び各報告セグメン
トに配分していない全社費用△725百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメント
に帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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