2485 ティア 2019-05-09 16:20:00
2019年9月期 第2四半期決算参考資料 [pdf]
2019年9月期第2四半期
決算参考資料
(2018年10月1日~2019年3月31日)
株式会社ティア
(2019年5月9日公表)
〒462-0841 名古屋市北区黒川本通三丁目 35番地 1
Tel (052)918-8254 / Fax (052)918-8600
証券コード 2485
1.会社概要
会社名 株式会社 ティア
代表取締役社長 冨安 徳久
所在地 愛知県名古屋市北区黒川本通三丁目35番地1
資本金 18億72百万円(2019年3月末現在)
従業員数 480人(2019年3月末現在)
事業内容 葬儀請負を中心とした葬祭事業
葬儀会館運営とフランチャイズ事業
発行済株式数 22,404,800株(2019年3月末現在)
上場市場 東京証券取引所・名古屋証券取引所 市場第一部
関連会社 株式会社 ティアサービス(資本金 3百万円・株式会社 愛共より社名変更)
2.当社グループのプロフィール
① 当社グループは、「日本で一番『ありがとう』と言われる葬儀社」を目指し、1997年7月
に愛知県名古屋市で創業いたしました。直近の業績(2018年9月期)につきましては、売上
高で 123億円、経常利益は 13億円、親会社株主に帰属する当期純利益は 8億円であります。
② 2006年6月に名古屋証券取引所セントレックスに株式公開し、2008年9月に名古屋証券取引
所市場第二部に上場市場を変更いたしました。また、2013年6月に東京証券取引所市場第二
部へ上場し、2014年6月には東京証券取引所、名古屋証券取引所の市場第一部にそれぞれ上
場いたしました。
③ 当社グループは、顧客満足度の向上を図るために「徹底した人財教育によるサービスの向
上」「明瞭な価格体系による葬儀費用の明確化」「ドミナント出店による利便性の向上」を
戦略の基本方針とし、直営・フランチャイズ出店による徹底した差別化戦略を展開しており
ます。
④ 葬儀専用会館「ティア」の展開の状況といたしましては、直営会館を 53店舗、葬儀相談
サロンを 8店舗、フランチャイズは事業会社 10社が 46店舗を展開し、これにより会館数は
愛知県、岐阜県、三重県、大阪府、和歌山県、埼玉県、神奈川県、茨城県、東京都の 1都 1
府 7県に 107店舗(2019年5月9日現在)を展開しております。
⑤ 2017年5月16日付で、湯灌サービス及びメイク納棺の業務を行う有限会社愛共(現 株式
会社ティアサービス)の全株式を取得して子会社化いたしました。
3.本日の開示について
2019年4月24日付で「第2四半期連結累計期間の業績予想の修正に関するお知らせ」を公表
いたしましたが、通期連結業績予想につきましては、下期に新規出店(直営会館:計画 4店
舗、修正計画 6店舗)等を見込むことから、前回発表予想(2018年11月8日公表)を据え置い
ております。
また、本資料における第2四半期連結累計期間の業績予想比につきましては、前回発表予想
にて比較分析を行っております。
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4.2019年9月期第2四半期連結業績の概況
(1)業績の状況
2018年9月期 2019年9月期
前年同期比(%)
単位 百万円 第2四半期連結 第2四半期連結
売 上 高 6,323 6,692 5.8
営 業 利 益 876 986 12.6
経 常 利 益 869 984 13.2
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
四 半 期 純 利 益
592 671 13.3
1 株 当 た り
四 半 期 純 利 益 ( 円 ) 29.39 31.25 -
(2)財政の状況
2018年9月期 2019年9月期
単位 百万円 連結 第2四半期連結
総 資 産 11,958 13,730
純 資 産 6,984 8,933
自 己 資 本 比 率 ( % ) 58.4 65.1
(3)配当の状況
2019年9月期
2018年9月期
単位 円 実績 配当予想
第 2 四 半 期 末 5.00 5.00 -
期 末 5.00 - 6.00
合 計 10.00 - 11.00
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5.2019年9月期第2四半期の連結業績について
① 2019年9月期第2四半期連結累計期間(以下 当期間)の業績につきましては、前年同期比
で増収増益となりました。売上高は上場以来、13期連続の増収となり、営業利益・経常利
益・親会社株主に帰属する四半期純利益は 6期連続の増益となりました。
② 当期間の主な取り組みといたしましては、直営会館を名古屋市内に 1店舗を開設したのに
加え、葬儀相談サロンを東京都内に 2店舗、大阪市内に 1店舗開設し、フランチャイズにお
きましては神奈川県下に 1店舗を開設いたしました。
また、「ティアの会」会員数の拡大を図るべく、会館イベントや団体営業を積極的に推進
すると共に、提携店で特典や割引が受けられる等の会員向け優待サービス「ティアプラス」
の充実にも努めてまいりました。これにより期末会員数は 36万3千人となりました。
③ 葬儀件数におきましては、既存店の件数が増加したのに加え、新たに開設した会館の稼働
により、前年同期比 6.9%増の 5,658件となりました。葬儀単価におきましては、祭壇単価
が上昇したものの、葬儀付帯品や供花売上等の単価が低下し前年同期比 1.3%減となりまし
た。
④ 葬祭事業の売上高につきましては、既存店が堅調に推移したことに加え、新店稼働の寄与
により、前年同期比 5.8%増収の 64億 75百万円となりました。フランチャイズ事業におき
ましては、フランチャイズ会館向け物品売上が増加し、前年同期比 8.6%増収の 2億 17百
万円となりました。
これにより、売上高は前年同期比 5.8%増収の 66億 92百万円となりました。
⑤ 売上原価率は、労務費が増加したものの、商品内容の見直しや葬儀付帯業務の内製化等に
より前年同期と比べ 1.5ポイント低下し、販管費は中長期の出店を見据えた人材の確保や積
極的な販売促進の実施等により、前年同期比 8.5%増となりました。
⑥ 利益におきましては、経費が増加したものの売上高の増収と売上原価低減により、営業利
益で前年同期比 12.6%増益の 9億 86百万円、経常利益は前年同期比 13.2%増益の 9億 84
百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益では前年同期比 13.3%増益の 6億 71百万円と
なりました。
⑦ 2018年11月8日に公表いたしました同期間の業績予想は、既存店売上高の増収と新店稼働
に伴う効果及びフランチャイズ事業の業容拡大を見込み、売上高を 66億 15百万円と予想し
ておりました。利益におきましては、売上高の増収効果を見込む一方、新規出店の加速に伴
う会館開設費用や、人材の育成環境充実に伴う設備投資等を見込んでおりました。これによ
り、経常利益は 7億 80百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益では 5億 25百万円を予
想しておりました。
これに対し実績は、葬儀単価が想定を下回ったものの葬儀件数が増加し、売上高は業績予
想比 77百万円の増収となりました。また、利益におきましては、売上高の増収及び人件費
が想定を下回って推移したことに加え、新規出店が計画に対し遅れたことにより会館開設費
用が未計上となったため、経常利益は業績予想比 2億 4百万円、親会社株主に帰属する四半
期純利益では 1億 46百万円のそれぞれ増益となりました。
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6.店舗展開の状況
2018年 2019年9月期連結 2019年9月期連結
9月期連結 上半期 通期計画
単位 店 期末店舗数 出店 期末店舗数 出店 期末店舗数
直 営 会 館 52 1 53 7 59
葬 儀 相 談 サ ロ ン 5 3 8 3 8
フ ラ ン チ ャ イ ズ 45 1 46 7 52
全 店 合 計 102 5 107 17 119
① 当期間の新規出店につきましては、直営会館 1店舗、葬儀相談サロン 3店舗、フランチャイ
ズ 1店舗を開設いたしました。これにより、期末会館数は直営会館 53店舗、葬儀相談サロン
8店舗、フランチャイズ 46店舗の合計 107店舗となりました。
② 2019年9月期の新規出店につきましては、直営会館 7店舗、葬儀相談サロン 3店舗、フラン
チャイズ 7店舗を計画しております。これにより、期末会館数は直営会館 59店舗、葬儀相談
サロン 8店舗、フランチャイズ 52店舗の合計 119店舗となる見込みであります。
③ 当期間の設備投資は 3億 34百万円となり、2019年9月期の設備投資は 11億 40百万円を計画
しております。
7.2019年9月期連結業績予想について
(1)連結業績予想
通期
2018年 2019年 前年同期比(%)
単位 百万円 9月期連結 9月期予想
売 上 高 12,311 12,885 4.7
営 業 利 益 1,323 1,100 △16.9
経 常 利 益 1,300 1,060 △18.5
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
当 期 純 利 益
896 700 △21.9
1 株 当 た り
当 期 純 利 益 ( 円 ) 44.39 31.25 -
(2)連結業績予想の前提条件
① 売上予想の前提条件
売上予想につきましては、葬儀件数は直近 2年間の平均値に過去の趨勢を見込み、葬儀単価
は業績予想策定時点の実績を参考とし、既存店の葬儀売上高(前年同期比 1.1%増)を予想し
ております。これに、新店の稼動に伴う増収効果やフランチャイズ事業の業容拡大などを見込
んでおります。
② 経費予算の前提条件
経費につきましては、取扱商品の見直しや、葬儀付帯業務の内製化等の商品原価率の低減を
推進する一方で、新規出店の加速に伴う会館開設費用、積極的な新卒採用に伴う人件費、人材
の育成環境充実に伴う設備投資、基幹システム改修に伴う修繕費等の増加を見込んでおります。
これにより、売上原価率は 61.0%、販管費比率は 30.5%をそれぞれ見込んでおります。
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8.中期経営計画について(2018年11月8月公表:再掲載)
(1)中期経営計画について
当社グループは中長期目標であります会館数200店舗体制の実現とその後の持続的な成長を
目指すべく、中部地区で新規出店を加速し経営基盤の更なる強化を図ると共に、関東地区、関
西地区での収益化と出店を加速する体制を整備する局面であると判断しております。また、直
営・フランチャイズによる中長期の出店方針に加え、「外部環境の変化に伴う課題の認識と対
応方針」「内部体制の更なる強化と中長期を見据えた施策」「計画的な人材確保と教育体制の
充実により強い組織集団の実現」を推進していかなければなりません。さらに、企業価値を高
め、株主共同の利益を確保・向上させる取り組みも必要であると判断しております。
そこで、当社グループといたしましては、「オンリーワンブランド“ティア”」のスローガ
ンのもと、2021年9月期を最終年度とする中期経営計画を策定し、「1.直営会館と葬儀相談
サロンの出店加速とフランチャイズにおける計画的な出店」「2.既存会館のユーザビリティ
の向上とWEBマーケティングの強化」「3.葬儀付帯業務の更なる内製化とM&Aに係る基
準の明確化」「4.計画的な人材確保と教育体制の強化」の 4項目のテーマを推進してまいり
ます。
計画最終年度となります2021年9月期は、直営会館の葬儀件数 12,738件、売上高 146億円、
経常利益 13億円を計画しております。
(2)数値計画
2018年 2019年 2020年 2021年
単位 百万円 9月期連結 9月期連結予想 9月期計画 9月期計画
葬儀件数(件) 10,248 10,877 11,802 12,738
売 上 高 12,311 12,885 13,755 14,600
営 業 利 益 1,323 1,100 1,210 1,370
経 常 利 益 1,300 1,060 1,205 1,370
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益
896 700 795 900
数値計画につきましては、2018年9月期の業績動向を勘案し2019年9月期の連結業績予想を策
定し、同年を計画初年度として三カ年計画を策定しております。
売上計画におきましては、2019年9月期連結業績予想の前提条件を計画初年度とし、二年目
以降は、既存店を業績予想同額としたうえで、新店稼働に伴う増収効果を見込んでおります。
経費見通しにつきましては、2019年9月期連結業績予想の前提条件を計画初年度とし、二年
目以降の計画は、既存店を業績予想同額としたうえで、新店稼働に伴う経費の増加及び新卒の
採用計画、広告宣伝費の増額等を見込んでおります。
(3)出店・設備投資計画
2018年 2019年 2020年 2021年
9月期連結 9月期連結予想 9月期計画 9月期計画
単位 店 期末 出店 期末 出店 期末 出店 期末
直 営 会 館 52 7 59 7 66 6 72
葬儀相談サロン 5 3 8 3 11 3 14
フランチャイズ 45 7 52 7 59 7 66
全 店 合 計 102 17 119 17 136 16 152
設備投資(百万円) 646 1,140 902 812
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