2485 ティア 2021-08-12 15:30:00
2021年9月期 第3四半期決算短信(日本基準)(連結) [pdf]
2021年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月12日
上場会社名 株式会社 ティア 上場取引所 東名
コード番号 2485 URL https://www.tear.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 冨安 徳久
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役経営企画室長 (氏名) 辻 耕平 TEL 052-918-8254
四半期報告書提出予定日 2021年8月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年9月期第3四半期の連結業績(2020年10月1日∼2021年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期第3四半期 9,270 1.4 901 43.0 892 42.3 570 51.1
2020年9月期第3四半期 9,145 △5.8 630 △45.1 627 △45.2 377 △51.5
(注)包括利益 2021年9月期第3四半期 570百万円 (51.1%) 2020年9月期第3四半期 377百万円 (△51.5%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年9月期第3四半期 25.45 ―
2020年9月期第3四半期 16.84 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年9月期第3四半期 13,492 9,050 67.1
2020年9月期 13,468 8,928 66.3
(参考)自己資本 2021年9月期第3四半期 9,050百万円 2020年9月期 8,928百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年9月期 ― 10.00 ― 10.00 20.00
2021年9月期 ― 10.00 ―
2021年9月期(予想) 10.00 20.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 9月期の連結業績予想(2020年10月 1日∼2021年 9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 12,180 2.2 885 48.6 870 48.2 495 43.2 22.09
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期3Q 22,406,100 株 2020年9月期 22,406,100 株
② 期末自己株式数 2021年9月期3Q 1,470 株 2020年9月期 1,470 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年9月期3Q 22,404,630 株 2020年9月期3Q 22,403,984 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績予想等の記述は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確実な要素を含んでおります。
実際の業績等は、業況の変化等により、本資料予想数値と異なる場合があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項
等については、添付資料P.3「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
㈱ティア(2485)2021年9月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
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㈱ティア(2485)2021年9月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、外需の回復による輸出の増加や、企業収益や業況感の改
善等により、持ち直しの動きは見られるものの、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大の影響による対面型
サービス消費の落ち込み等、厳しい状況となりました。また、新型コロナウイルス感染症の帰趨や、内外経済
に与える影響の大きさ及び期間、ワクチン接種の普及のペース等、不確実性が高く、先行きに対する不透明感
は拭えない状況です。
葬儀業界におきましては、葬儀に関する潜在的需要は人口動態を背景に年々増加するものと推計されており
ますが、核家族化や葬祭規模の縮小等により、葬儀単価の減少傾向が続いております。また、直近の業界環境
といたしましては、葬儀件数は前年同期と比較して増加し、葬儀単価は新型コロナウイルス感染症の影響に伴
う葬祭規模の縮小及び法要料理の販売減により、大きく低下しております。
かかる環境下、当社グループは顧客満足度の向上を図るべく「明瞭な価格体系による葬儀費用の明確化」
「徹底した人財教育によるサービスの向上」「ドミナント出店による利便性の向上」を戦略の基本方針とし、
直営・フランチャイズ出店による徹底した差別化戦略を展開しております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、中長期目標200店舗体制の実現とその後の持続的な成長を目指す
べく、当年度より新たに掲げております「新生ティア」のスローガンのもと、4項目のテーマを設け7つの戦
略を推進してまいりました。新規出店の状況につきましては、直営は愛知県下に「ティア西枇杷島」「ティア
甚目寺北」を開設し、リロケーションにより既存会館1店舗を閉鎖いたしました。フランチャイズでは、愛知
県下に「ティア豊田土橋」、大阪府下に「ティア羽曳野」を開設し、これにより直営75店舗、フランチャイズ
55店舗の合計130店舗となりました。
売上原価におきましては、労務費等が増加したものの葬儀付帯業務の内製化を推進し、経費面ではTVCM
とリアルイベントを連携した営業促進を実施する一方、野立て看板や業務内容の見直し、採用活動の内容変更
等の経費削減を推進いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は92億70百万円(前年同期比1.4%増)となり、売上原
価率は前年同期比と比べ1.3ポイント低下し、販売費及び一般管理費は前年同期比3.5%減となりました。これ
により、営業利益は9億1百万円(同43.0%増)、経常利益では8億92百万円(同42.3%増)、親会社株主に
帰属する四半期純利益は5億70百万円(同51.1%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(a)葬祭事業
当第3四半期連結累計期間におきましては、「ティアの会」会員数の拡大を図るべく、新型コロナウイ
ルス感染症の予防および拡散防止対策を講じつつ、各種会館イベントや提携団体・企業向けの営業等に取
り組んでまいりましたが、第2四半期以降は緊急事態宣言の再発令等により会館イベントの開催等が制限
されることとなりました。葬儀件数におきましては、既存店の件数が増加したのに加え、新たに開設した
会館の稼働により、前年同期比12.8%増の9,544件となりました。葬儀単価におきましては、新型コロナウ
イルス感染症の影響により葬祭規模が縮小したのに加え、法要料理の販売が減少し、前年同期比9.4%減と
なりました。この結果、売上高は89億65百万円(同1.3%増)、営業利益は14億87百万円(同10.6%増)と
なりました。
(b)フランチャイズ事業
当第3四半期連結累計期間におきましては、フランチャイズの会館が前年同期と比べ4店舗増加し、こ
れによりFC会館向けの物品売上やロイヤリティ売上が増加したものの、前年同期に計上した加盟料売上
が反動減となり、売上高は3億4百万円(同3.7%増)、営業利益は58百万円(同5.9%減)となりまし
た。
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㈱ティア(2485)2021年9月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は38億41百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億87百万
円増加いたしました。これは主に現金及び預金が1億36百万円増加したことによるものであります。固定資産
は96億51百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億63百万円減少いたしました。これは主に有形固定資産が
1億45百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は、134億92百万円となり、前連結会計年度末に比べ23百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は23億16百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億39百万
円減少いたしました。これは主に未払法人税等が1億4百万円増加したものの、短期借入金が4億12百万円減
少したことによるものであります。固定負債は21億25百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億41百万円増
加いたしました。これは主に長期借入金が2億44百万円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は、44億41百万円となり、前連結会計年度末に比べ98百万円減少いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は90億50百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億22百
万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益5億70百万円及び剰余金の配当4億48
百万円があったことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
同日付で(2021年8月12日)「2021年9月期通期業績予想の修正に関するお知らせ」を公表し、2020年11月
11日に公表しました通期業績予想(期初予想)を修正いたしました。
当社グループにおける新型コロナウイルス感染症の影響につきまして、期初予想策定時点の見通しでは、
2021年9月期上半期まで継続し、下半期以降は改善するものと予想しておりました。しかしながら、第3四半
期以降も新型コロナウイルス 感染症の影響を受けることとなり 、葬儀単価が想定を下回って(期初予想比
3.8%減)推移しております。これにより、売上高は期初予想に対し2億20百万円の減収となる見通しでありま
す。
利益予想につきましては、売上予想の修正に伴う減益要因はあるものの、内製化推進による売上原価率の低
減(期初予想に対し 0.2ポイント低下)、採用計画の遅れ等による販売費及び一般管理費の減額(期初予想比
5.2%減)により、期初予想に対し、営業利益で1億55百万円、経常利益で1億60百万円それぞれ増益となる見
通しであります。また、親会社株主に帰属する当期純利益では、既存会館のリロケーションに伴う減損損失を
計上したため、期初予想に対し45百万円の増益に留まる見通しであります。
個別業績予想につきましても、同理由により期初予想を修正しております。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,063 3,200
売掛金 337 344
商品 46 58
貯蔵品 48 56
その他 160 183
貸倒引当金 △2 △2
流動資産合計 3,653 3,841
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 6,284 6,205
土地 1,516 1,516
その他(純額) 616 548
有形固定資産合計 8,416 8,270
無形固定資産 50 43
投資その他の資産
差入保証金 899 914
その他 456 428
貸倒引当金 △8 △6
投資その他の資産合計 1,347 1,336
固定資産合計 9,814 9,651
資産合計 13,468 13,492
負債の部
流動負債
買掛金 278 264
短期借入金 882 470
1年内返済予定の長期借入金 424 454
未払法人税等 74 178
賞与引当金 195 108
資産除去債務 9 29
その他 792 811
流動負債合計 2,656 2,316
固定負債
長期借入金 845 1,090
役員退職慰労引当金 0 0
資産除去債務 648 666
その他 389 368
固定負債合計 1,884 2,125
負債合計 4,540 4,441
純資産の部
株主資本
資本金 1,873 1,873
資本剰余金 1,506 1,506
利益剰余金 5,548 5,670
自己株式 △0 △0
株主資本合計 8,928 9,050
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 0 0
その他の包括利益累計額合計 0 0
純資産合計 8,928 9,050
負債純資産合計 13,468 13,492
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 9,145 9,270
売上原価 5,611 5,566
売上総利益 3,534 3,703
販売費及び一般管理費 2,903 2,801
営業利益 630 901
営業外収益
受取利息 3 2
広告料収入 10 12
その他 8 11
営業外収益合計 22 27
営業外費用
支払利息 19 19
株式交付費 0 -
和解金 3 -
支払手数料 - 13
その他 1 3
営業外費用合計 25 36
経常利益 627 892
特別損失
減損損失 56 45
特別損失合計 56 45
税金等調整前四半期純利益 570 847
法人税、住民税及び事業税 175 265
法人税等調整額 18 11
法人税等合計 193 277
四半期純利益 377 570
親会社株主に帰属する四半期純利益 377 570
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㈱ティア(2485)2021年9月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益 377 570
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 0 △0
その他の包括利益合計 0 △0
四半期包括利益 377 570
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 377 570
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
- 6 -
㈱ティア(2485)2021年9月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
フランチャイズ (注)1 計上額
葬祭事業 計
事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 8,851 294 9,145 - 9,145
セグメント間の内部売上高
0 - 0 △0 -
又は振替高
計 8,851 294 9,145 △0 9,145
セグメント利益 1,344 61 1,406 △775 630
(注)1.セグメント利益の調整額△775百万円には、セグメント間取引消去△0百万円及び各報告セグメン
トに配分していない全社費用△775百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメント
に帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「葬祭事業」セグメントにおいて、営業活動から生じる損益が継続してマイナスであり、今後も収益
改善の可能性が低いと判断した店舗及びリロケーションが決定した店舗に対し、減損損失を計上して
おります。なお、当該減損損失の計上額は56百万円であります。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
フランチャイズ (注)1 計上額
葬祭事業 計
事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 8,965 304 9,270 - 9,270
セグメント間の内部売上高
0 - 0 △0 -
又は振替高
計 8,965 304 9,270 △0 9,270
セグメント利益 1,487 58 1,545 △643 901
(注)1.セグメント利益の調整額△643百万円には、セグメント間取引消去△0百万円及び各報告セグメン
トに配分していない全社費用△643百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメント
に帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「葬祭事業」セグメントにおいて、リロケーションが決定した店舗に対し、減損損失を計上しており
ます。なお、当該減損損失の計上額は45百万円であります。
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