2483 J-翻訳センター 2020-02-10 15:30:00
2020年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月10日
上場会社名 株式会社 翻訳センター 上場取引所 東
コード番号 2483 URL https://www.honyakuctr.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 二宮 俊一郎
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理統括 (氏名) 魚谷 昌司 TEL 06-6282-5013
四半期報告書提出予定日 2020年2月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 8,595 △0.9 519 △5.7 527 △4.6 331 △19.6
2019年3月期第3四半期 8,680 13.5 551 6.8 552 5.9 412 13.3
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 328百万円 (△20.6%) 2019年3月期第3四半期 414百万円 (14.9%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 99.90 ―
2019年3月期第3四半期 122.57 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 6,143 4,573 74.4
2019年3月期 6,486 4,350 67.0
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 4,573百万円 2019年3月期 4,350百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 35.00 35.00
2020年3月期 ― 0.00 ―
2020年3月期(予想) 42.00 42.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 12,600 4.9 1,030 14.3 1,030 13.8 680 7.9 204.90
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
詳細は、添付資料P.7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処
理の適用)」をご覧ください。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 3,369,000 株 2019年3月期 3,369,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 45,922 株 2019年3月期 50,350 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 3,320,864 株 2019年3月期3Q 3,368,740 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、そ
の達成を当社として約束する趣旨のものでありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件お
よび業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に
関する説明」をご覧ください。
㈱翻訳センター(2483)2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
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㈱翻訳センター(2483)2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、好調な企業業績を背景とした設備投資の増加により緩やか
な回復基調が続く一方、米国の通商政策による貿易摩擦や中国経済の成長鈍化、英国のEU離脱の行方など世界経済
減速への警戒感の高まりから輸出や生産の一部に足踏み感が見られるなど、先行きは不透明な状況で推移いたしま
した。
このような環境のもと、当社グループは2019年3月期からの3カ年計画である第四次中期経営計画に基づき、中
核事業である翻訳事業の持続的成長を目指すとともに翻訳支援ツールや機械翻訳など最先端技術の積極的な活用を
推し進め、企業のグローバル展開に伴う翻訳・通訳需要の獲得に努めてまいりました。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、通訳事業とコンベンション事業の売上が伸長したものの、コ
アビジネスである翻訳事業の減収が影響し、売上高は前年同期比0.9%減の8,595百万円となりました。翻訳事業の
粗利率向上とコンベンション事業の利益回復により売上総利益は前年同期比0.5%増となりましたが、販売費及び
一般管理費が前年同期比1.6%増加したことから営業利益は前年同期比5.7%減の519百万円、経常利益は前年同期
比4.6%減の527百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比19.6%減の331百万円となりました。
各セグメントの業績は次のとおりであります。
① 翻訳事業
特許分野では、国際出願件数の増加を背景に特許事務所からの受注が好調を維持していることに加え、企業
の知的財産関連部署との取引も順調なことから、売上高は前年同期比7.9%増の1,701百万円となりました。医薬
分野では、足元の受注は堅調に推移しているものの、主要顧客である製薬会社において当期に実施される査察が
少なかった影響を受け、売上高は前年同期比5.5%減の2,027百万円となりました。製薬会社に向けてはサービス
の拡充を図るべく、AI翻訳の共同開発などの取り組みを進めております。工業・ローカライゼーション分野で
は、主要顧客である自動車関連企業からの受注が低調に推移し、売上高は前年同期比11.5%減の1,696百万円と
なりました。金融・法務分野では、企業の管理系部署からの受注が低調に推移したことなどにより、売上高は前
年同期比18.2%減の477百万円となりました。
これらの結果、翻訳事業の売上高は前年同期比5.1%減の5,903百万円となりました。
② 派遣事業
語学スキルの高い人材を派遣する派遣事業においては、ITサービス関連企業、金融関連企業、医薬品関連企業
からの求人が堅調に推移し、売上高は前年同期比0.8%増の912百万円となりました。
③ 通訳事業
通訳事業においては顧客基盤の拡大に加え、金融・IR関連企業からの受注が好調に推移したことから売上高は
前年同期比10.2%増の848百万円となりました。
④ コンベンション事業
コンベンション事業においては「第12回世界鉄道研究会議(WCRR2019)」などの国際会議案件や「第33回日本
外傷学会総会・学術集会」などの医学会案件に加えて大手IT企業のイベントなどの受託・運営により、売上高は
前年同期比88.8%増の625百万円となりました。
⑤ その他
その他のセグメントにおいては、前第3四半期に株式会社メディア総合研究所のIT事業を売却した影響などか
ら、売上高は前年同期比31.6%減の306百万円となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は4,786百万円となり、前連結会計年度末に比べ434百万円減少い
たしました。これは主に翻訳事業の代金回収により、受取手形及び売掛金が減少したことによるものであります。
固定資産は1,356百万円となり、前連結会計年度末に比べ91百万円増加いたしました。これは主に社内システムの
開発費用の計上により、無形固定資産のその他が増加したことによるものであります。
この結果、総資産は6,143百万円となり、前連結会計年度末に比べ342百万円減少いたしました。
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(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は1,399百万円となり、前連結会計年度末に比べ575百万円減少い
たしました。これは主に買掛金が減少したことによるものであります。固定負債は170百万円となり、前連結会計
年度末に比べ9百万円増加いたしました。これは退職給付に係る負債が増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は1,570百万円となり、前連結会計年度末に比べ565百万円減少いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は4,573百万円となり、前連結会計年度末に比べ222百万円増加いた
しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上および剰余金の配当によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想については、2019年5月10日の「2019年3月期 決算短信」で公表いたしました通期の連結業績予
想に変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,579,080 2,521,585
受取手形及び売掛金(純額) 2,336,707 1,878,228
仕掛品 135,910 179,379
その他 169,142 207,543
流動資産合計 5,220,840 4,786,736
固定資産
有形固定資産 80,362 74,826
無形固定資産
のれん 240,879 220,232
その他 306,017 417,190
無形固定資産合計 546,896 637,422
投資その他の資産 638,338 644,578
固定資産合計 1,265,597 1,356,827
資産合計 6,486,438 6,143,563
負債の部
流動負債
買掛金 915,736 650,531
未払法人税等 238,023 53,106
賞与引当金 258,281 154,825
その他 562,886 541,335
流動負債合計 1,974,927 1,399,798
固定負債
役員退職慰労引当金 23,800 21,400
退職給付に係る負債 137,263 149,010
固定負債合計 161,063 170,410
負債合計 2,135,991 1,570,209
純資産の部
株主資本
資本金 588,443 588,443
資本剰余金 478,823 478,823
利益剰余金 3,389,269 3,604,378
自己株式 △123,875 △112,955
株主資本合計 4,332,660 4,558,689
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △237 -
為替換算調整勘定 22,002 18,281
退職給付に係る調整累計額 △3,979 △3,616
その他の包括利益累計額合計 17,785 14,664
純資産合計 4,350,446 4,573,354
負債純資産合計 6,486,438 6,143,563
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 8,680,042 8,595,817
売上原価 5,051,225 4,948,290
売上総利益 3,628,816 3,647,526
販売費及び一般管理費 3,077,100 3,127,719
営業利益 551,716 519,807
営業外収益
受取利息 50 50
持分法による投資利益 - 5,935
為替差益 - 1,068
受取損害賠償金 550 -
その他 2,106 1,078
営業外収益合計 2,707 8,133
営業外費用
支払利息 9 -
持分法による投資損失 1,283 -
為替差損 413 -
その他 - 907
営業外費用合計 1,707 907
経常利益 552,717 527,033
特別利益
収用補償金 28,539 -
事業譲渡益 42,849 -
特別利益合計 71,388 -
特別損失
固定資産除却損 682 1,755
投資有価証券売却損 - 484
特別損失合計 682 2,239
税金等調整前四半期純利益 623,423 524,793
法人税等 210,507 193,032
四半期純利益 412,915 331,761
親会社株主に帰属する四半期純利益 412,915 331,761
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㈱翻訳センター(2483)2020年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 412,915 331,761
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △210 237
為替換算調整勘定 860 △3,720
退職給付に係る調整額 637 362
その他の包括利益合計 1,287 △3,121
四半期包括利益 414,202 328,639
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 414,202 328,639
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他
合計
コンベン (注)
翻訳事業 派遣事業 通訳事業 計
ション事業
売上高
外部顧客への売上
6,226,044 904,421 770,200 331,130 8,231,796 448,245 8,680,042
高
セグメント間の内
部売上高又は振替 51,094 4,213 51,403 - 106,711 9,804 116,515
高
計 6,277,139 908,634 821,604 331,130 8,338,508 458,049 8,796,558
セグメント利益又は
528,267 53,397 32,892 △61,547 553,009 △19,064 533,944
損失(△)
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、外国出願支援事業等を含んで
おります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な
内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 553,009
「その他」の区分の利益 △19,064
セグメント間取引消去 17,771
四半期連結損益計算書の営業利益 551,716
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Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他
合計
コンベン (注)
翻訳事業 派遣事業 通訳事業 計
ション事業
売上高
外部顧客への売上
5,903,346 912,024 848,849 625,305 8,289,525 306,291 8,595,817
高
セグメント間の内
部売上高又は振替 34,564 1,144 31,726 - 67,435 7,879 75,314
高
計 5,937,911 913,168 880,575 625,305 8,356,960 314,171 8,671,131
セグメント利益又は
399,264 57,600 63,400 21,007 541,272 △34,989 506,283
損失(△)
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、外国出願支援事業等を含んで
おります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な
内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 541,272
「その他」の区分の利益 △34,989
セグメント間取引消去 13,523
四半期連結損益計算書の営業利益 519,807
3.報告セグメントの変更等に関する事項
(事業セグメントの利益又は損失の算定方法の変更)
第1四半期連結会計期間において、当社連結子会社である株式会社メディア総合研究所のIT事業(その他の
事業)を当社が譲り受けたことに伴い、株式会社メディア総合研究所がサービスを提供する事業は翻訳事業の
みとなりました。
この事業再編により、従来、全社資産として識別しておりましたのれんについて、第1四半期連結会計期間
より、その全額を「翻訳事業」セグメントののれんとして識別することといたしました。
また、この変更に伴い、従来の方法と比較して翻訳事業のセグメント利益が20,646千円減少しております。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の算定方法により作成したものを記
載しております。
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