2483 J-翻訳センター 2019-08-09 15:30:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月9日
上場会社名 株式会社 翻訳センター 上場取引所 東
コード番号 2483 URL https://www.honyakuctr.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 二宮 俊一郎
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理統括 (氏名) 魚谷 昌司 TEL 06-6282-5013
四半期報告書提出予定日 2019年8月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 2,735 △5.2 88 △48.0 91 △47.3 56 △58.4
2019年3月期第1四半期 2,886 19.2 169 37.3 172 37.1 134 40.2
(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 56百万円 (△55.8%) 2019年3月期第1四半期 126百万円 (38.8%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第1四半期 16.88 ―
2019年3月期第1四半期 40.02 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 5,999 4,290 71.5
2019年3月期 6,486 4,350 67.0
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 4,290百万円 2019年3月期 4,350百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 35.00 35.00
2020年3月期 ―
2020年3月期(予想) 0.00 ― 42.00 42.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 6,100 6.6 400 21.4 400 20.8 260 9.8 78.34
通期 12,600 4.9 1,030 14.3 1,030 13.8 680 7.9 204.90
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
詳細は、添付資料P.7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計
処理の適用」をご覧ください。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 3,369,000 株 2019年3月期 3,369,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 50,350 株 2019年3月期 50,350 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 3,318,650 株 2019年3月期1Q 3,368,788 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、そ
の達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件
および業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報
に関する説明」をご覧ください。
㈱翻訳センター(2483) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
- 1 -
㈱翻訳センター(2483) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米国の通商政策による貿易摩擦や中国経済の成長鈍化、金融
資本市場の変動などの影響などから、先行きが不透明な状況で推移いたしました。
このような環境のもと、当社グループは2019年3月期からの3カ年計画である第四次中期経営計画に基づき、中
核事業である翻訳事業の持続的成長を目指すとともに翻訳支援ツールや機械翻訳など最先端技術の積極的な活用を
推し進め、企業のグローバル展開に伴う翻訳・通訳需要の獲得に努めてまいりました。
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、当社グループのコアビジネスである翻訳事業の減収が影響
し、売上高は前年同期比5.2%減の2,735百万円、営業利益は販売費及び一般管理費の増加により前年同期比48.0%
減の88百万円、経常利益は前年同期比47.3%減の91百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比
58.4%減の56百万円となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① 翻訳事業
特許分野では、国際出願件数の増加による旺盛な翻訳需要を背景に特許事務所からの受注が好調を維持している
ことに加え、企業の知的財産関連部署からの受注増加により、売上高は前年同期比16.9%増の581百万円となりま
した。医薬分野では複数の製薬会社などから大型案件の受注があったものの、前年同期に計上した新薬申請資料の
スポット案件による反動減もあり、売上高は前年同期比18.2%減の595百万円となりました。工業・ローカライゼ
ーション分野では、エネルギー関連企業との取引は堅調ながら、主要顧客である自動車関連企業からの受注が低調
に推移し、売上高は前年同期比16.4%減の519百万円となりました。金融・法務分野では保険関連企業からの大型
案件が売上に寄与したものの企業の管理系部署からの受注が低調に推移し、売上高は前年同期比4.8%減の191百万
円となりました。
これらの結果、翻訳事業の売上高は前年同期比7.8%減の1,887百万円となりました。
② 派遣事業
語学スキルの高い人材を派遣する派遣事業においては、ITサービス関連企業、金融関連企業、製薬会社からの求
人は順調に推移したものの大型連休による稼動日数減少の影響を受け、売上高は前年同期比3.7%減の299百万円と
なりました。
③ 通訳事業
通訳事業においては、製薬会社の取引社数が増加するなど顧客基盤の拡大に加え、IR案件の受注増加により、売
上高は前年同期比29.0%増の285百万円となりました。
④ コンベンション事業
コンベンション事業においては「PetroPhase 2019」、「ICMCI Asia Pacific Conference 2019」などの国際会
議案件や「第107回日本美容外科学会」などの医学会案件に加え大手IT企業のイベントなどの受託・運営により、
売上高は前年同期16.7%増の157百万円となりました。
⑤ その他
その他のセグメントにおいては、前第3四半期に株式会社メディア総合研究所のIT事業を売却した影響などか
ら、売上高は前年同期比38.4%減の105百万円となりました。
- 2 -
㈱翻訳センター(2483) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は4,698百万円となり、前連結会計年度末に比べ522百万円減少い
たしました。これは主に翻訳事業の代金回収により、受取手形及び売掛金が減少しているためであります。固定資
産は1,300百万円となり、前連結会計年度末に比べ35百万円増加いたしました。これは主に社内システムの開発費
用の計上により、無形固定資産のその他が増加しているためであります。
この結果、総資産は5,999百万円となり、前連結会計年度末に比べ487百万円減少いたしました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は1,546百万円となり、前連結会計年度末に比べ428百万円減少い
たしました。これは主に未払法人税等および賞与引当金が減少したことによるものであります。固定負債は162百
万円となり、前連結会計年度末とほぼ同額となりました。
この結果、負債合計は1,708百万円となり、前連結会計年度末に比べ427百万円減少いたしました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は4,290百万円となり、前連結会計年度末に比べ60百万円減少いた
しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したものの剰余金の配当を実施したことによるも
のであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想については、2019年5月10日の「2019年3月期 決算短信」で公表いたしました第2四半期連結累
計期間及び通期の連結業績予想に変更はありません。
- 3 -
㈱翻訳センター(2483) 2020年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,579,080 2,517,050
受取手形及び売掛金(純額) 2,336,707 1,866,903
仕掛品 135,910 144,974
その他 169,142 169,400
流動資産合計 5,220,840 4,698,328
固定資産
有形固定資産 80,362 76,034
無形固定資産
のれん 240,879 233,996
その他 306,017 336,364
無形固定資産合計 546,896 570,361
投資その他の資産 638,338 654,457
固定資産合計 1,265,597 1,300,853
資産合計 6,486,438 5,999,181
負債の部
流動負債
買掛金 915,736 744,314
未払法人税等 238,023 61,820
賞与引当金 258,281 127,896
その他 562,886 612,045
流動負債合計 1,974,927 1,546,078
固定負債
役員退職慰労引当金 23,800 21,400
退職給付に係る負債 137,263 141,348
固定負債合計 161,063 162,748
負債合計 2,135,991 1,708,826
純資産の部
株主資本
資本金 588,443 588,443
資本剰余金 478,823 478,823
利益剰余金 3,389,269 3,329,139
自己株式 △123,875 △123,875
株主資本合計 4,332,660 4,272,530
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △237 △286
為替換算調整勘定 22,002 21,970
退職給付に係る調整累計額 △3,979 △3,858
その他の包括利益累計額合計 17,785 17,825
純資産合計 4,350,446 4,290,355
負債純資産合計 6,486,438 5,999,181
- 4 -
㈱翻訳センター(2483) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 2,886,957 2,735,873
売上原価 1,700,371 1,587,449
売上総利益 1,186,585 1,148,424
販売費及び一般管理費 1,017,071 1,060,290
営業利益 169,514 88,133
営業外収益
受取利息 9 8
為替差益 3,526 -
持分法による投資利益 - 2,231
貸倒引当金戻入額 - 834
その他 783 171
営業外収益合計 4,319 3,246
営業外費用
支払利息 4 -
為替差損 - 304
持分法による投資損失 991 -
営業外費用合計 996 304
経常利益 172,836 91,075
特別利益
収用補償金 28,539 -
特別利益合計 28,539 -
特別損失
固定資産除却損 - 1,382
特別損失合計 - 1,382
税金等調整前四半期純利益 201,376 89,693
法人税等 66,540 33,670
四半期純利益 134,835 56,022
親会社株主に帰属する四半期純利益 134,835 56,022
- 5 -
㈱翻訳センター(2483) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 134,835 56,022
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △22 △49
為替換算調整勘定 △8,060 △31
退職給付に係る調整額 212 120
その他の包括利益合計 △7,870 39
四半期包括利益 126,965 56,061
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 126,965 56,061
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
- 6 -
㈱翻訳センター(2483) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(セグメント情報)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他
合計
コンベン (注)
翻訳事業 派遣事業 通訳事業 計
ション事業
売上高
外部顧客への売上
2,047,717 310,972 221,027 135,100 2,714,817 172,139 2,886,957
高
セグメント間の内
部売上高又は振替 16,725 1,443 11,671 - 29,839 2,842 32,682
高
計 2,064,443 312,415 232,698 135,100 2,744,657 174,982 2,919,639
セグメント利益又は
153,836 21,146 9,068 △23,529 160,521 1,870 162,392
損失(△)
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、外国出願支援事業等を含んで
おります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内
容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 160,521
「その他」の区分の利益 1,870
セグメント間取引消去 7,121
四半期連結損益計算書の営業利益 169,514
- 7 -
㈱翻訳センター(2483) 2020年3月期 第1四半期決算短信
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他
合計
コンベン (注)
翻訳事業 派遣事業 通訳事業 計
ション事業
売上高
外部顧客への売上
1,887,772 299,355 285,144 157,701 2,629,974 105,899 2,735,873
高
セグメント間の内
部売上高又は振替 10,457 1,144 9,589 - 21,191 2,011 23,202
高
計 1,898,230 300,499 294,734 157,701 2,651,165 107,910 2,759,076
セグメント利益又は
54,085 19,498 20,797 △2,816 91,563 △7,981 83,582
損失(△)
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、外国出願支援事業等を含んで
おります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内
容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 91,563
「その他」の区分の利益 △7,981
セグメント間取引消去 4,550
四半期連結損益計算書の営業利益 88,133
3.報告セグメントの変更等に関する事項
(事業セグメントの利益又は損失の算定方法の変更)
当第1四半期会計期間において、当社連結子会社である株式会社メディア総合研究所のIT事業(その他の事
業)を当社が譲り受けたことに伴い、株式会社メディア総合研究所がサービスを提供する事業は翻訳事業のみ
となりました。
この事業再編により、従来、全社資産として識別しておりましたのれんについて、当第1四半期連結会計期
間より、その全額を「翻訳事業」セグメントののれんとして識別することといたしました。
また、この変更に伴い、従来の方法と比較して翻訳事業のセグメント利益が6,882千円減少しております。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の算定方法により作成したものを記
載しております。
- 8 -