2477 手間いらず 2020-05-01 15:00:00
2020年6月期 第3四半期決算短信[日本基準](非連結) [pdf]
2020年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年5月1日
上場会社名 手間いらず株式会社 上場取引所 東
コード番号 2477 URL https://www.temairazu.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 渡邉 哲男
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部長 (氏名) 木内 健二 TEL 03-5447-6690
四半期報告書提出予定日 2020年5月1日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年6月期第3四半期の業績(2019年7月1日∼2020年3月31日)
(1) 経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年6月期第3四半期 1,267 27.8 885 39.5 886 39.7 587 40.6
2019年6月期第3四半期 992 21.0 635 23.9 634 23.8 417 29.2
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年6月期第3四半期 90.71 ―
2019年6月期第3四半期 64.52 ―
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年6月期第3四半期 3,986 3,714 93.2 489.99
2019年6月期 3,629 3,336 94.5 573.44
(参考)自己資本 2020年6月期第3四半期 3,714百万円 2019年6月期 3,336百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年6月期 ― 0.00 ― 20.00 20.00
2020年6月期 ― 13.00 ―
2020年6月期(予想) 13.50 26.50
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 6月期の業績予想(2019年 7月 1日∼2020年 6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 1,702 25.2 1,163 31.6 1,164 31.7 759 30.8 117.31
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年6月期3Q 6,478,584 株 2019年6月期 647,702 株
② 期末自己株式数 2020年6月期3Q 171 株 2019年6月期 140 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年6月期3Q 6,477,959 株 2019年6月期3Q 6,476,887 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
手間いらず㈱ (2477) 2020年6月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1) 経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2) 財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3) 業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1) 四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2) 四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………5
第3四半期累計期間 …………………………………………………………………………………5
(3) 四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………6
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………6
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………6
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………6
(会計上の見積りの変更) ……………………………………………………………………………6
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………7
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手間いらず㈱ (2477) 2020年6月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
①わが国経済の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調でスター
トしました。しかしながら、期の後半では新型コロナウイルス感染症の世界的感染拡大が国内外の経済活動に急
速に影響を及ぼしており、先行きを見通すことが難しい状況が続いています。
②当社業績と関連性が高い市場の状況
アプリケーションサービス事業と関連性がある宿泊旅行業界においては、新型コロナウイルス感染症の終息後
に向けた施策の検討開始や、1年後に延期となったオリンピックへ向けての準備などの動きがみられるものの、
インバウンド需要の大幅な減少及び国内での外出自粛要請等を受け、難しい状況が続いています。日本政府観光
局の調べによると、当該四半期における累計訪日外客数はおよそ393万9千人と推計され、前年同期比51.1%減と
なりました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために世界各国において渡航制限が厳しさを増し、日
本においても検疫強化や査証の無効化等の対象拡大を行った2020年3月においては、訪日外客数が前年同月比
93.0%減となりました。2020年4月に入り、一部の国や地域ではロックダウン等の規制が解除または緩和される
などの明るい兆しがあるものの、日本を含め多くの国における外出自粛要請や規制、及び渡航制限は続いており、
宿泊需要の減少で宿泊旅行業界は厳しい状況となっています。
③業績の概況
このような環境の中、アプリケーションサービス事業においては、新型コロナウイルス感染症拡大による宿泊
需要減少等により、売上への若干の影響が出ている状況ではありますが、アプリケーションサービス事業は引き
続き当社全体の業績を牽引しています。当第3四半期累計期間の売上高は1,267,903千円(前年同期比27.8%増)
となり、営業利益は885,932千円(前年同期比39.5%増)、経常利益は886,954千円(前年同期比39.7%増)、四
半期純利益は587,619千円(前年同期比40.6%増)となりました。
現時点では、新型コロナウイルス感染症の影響は軽微であります。当社では日本国内においては6月頃より
徐々に経済活動が再開し7月頃には通常の活動が始まり、インバウンドについては秋頃より動き出すのではない
かと予想しておりますが、今後拡大及び長期化が新規契約獲得の鈍化や閉館等による契約数の減少等をもたらし、
業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。
各セグメントの状況は以下のとおりです。
アプリケーションサービス事業
宿泊予約サイトコントローラー『TEMAIRAZU』シリーズにおいて、新たな販売チャネルとの連携による集客機能
の強化を図るため、株式会社アドベンチャーが運営する航空券や宿泊等の予約販売サイト『skyticket』、及びア
ジアに強みを持つホールセラー、株式会社オーマイホテルアンドコーとの連携を開始しました。また、メトロエ
ンジン株式会社が提供する、Googleホテル広告*を含むメタサーチに特化した自社予約エンジン『メトロブッキン
グ』との連携を開始しました。
システム連携にとどまらず、2020年3月には、小規模宿泊施設や民泊施設を複数運営している事業者向けに、
『TEMAIRAZU』シリーズの新バージョン『手間いらずmini』の提供を開始しました。『手間いらずmini』では、運
営本部用の管理画面一つでまとめて複数施設の客室在庫やプラン料金の設定や管理でき、効率のよい運営が可能
となります。
また、『TEMAIRAZU』シリーズは、世界最大規模の旅行ECサイト『Booking.com』のコネクティビティ・パート
ナープログラムにおいて、トップレベルのプレミアパートナーに認定されました。コネクティビティ・パートナ
ープログラムは各プロバイダーに対して、宿泊施設のためになる具体的なアクションの実行を促すプログラムで
あり、当社の製品の機能性や利便性の向上への取り組み等が評価されました。
営業活動においては毎年2月に開催される大規模イベント、国際ホテル・レストラン・ショーへの出展を行い
ました。新型コロナウイルスの影響もあり全体の来場者数は昨年より減少したものの、今後につながる営業活動
を行いました。
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手間いらず㈱ (2477) 2020年6月期 第3四半期決算短信
これらの施策を行った結果、アプリケーションサービス事業の当第3四半期累計期間における経営成績は、売
上高が1,242,960千円(前年同期比28.3%増)となり、セグメント利益は977,973千円(前年同期比37.7%増)と
なりました。
*Googleホテル広告は、Google 検索やGoogleマップで、宿泊施設の料金と空室状況を表示させることができる
広告サービスです。
インターネットメディア事業
比較サイト『比較.com』においては、効果の悪い広告の削減と同時に、検索エンジンの最適化、ユーザーイン
ターフェイスの改善、モバイルユーザビリティの向上等の対策を継続したこと、また、外出自粛によりインター
ネットでの巣ごもり需要が増えている影響もあり、サイトのトラフィックが増加しました。
この結果、インターネットメディア事業の当第3四半期累計期間の売上高は24,943千円(前年同期比6.5%増)と
なり、セグメント利益は17,003千円(前年同期比79.3%増)となりました。
(2) 財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第3四半期末における資産合計は、前事業年度末に比べ356,611千円増加し、3,986,461千円となりました。
流動資産は354,978千円増加し、3,926,083千円となりました。主な要因は現金及び預金の増加397,158千円であり
ます。固定資産は1,633千円増加し、60,377千円となりました。主な要因は長期前払費用の増加6,861千円と繰延
税金資産の減少4,705千円であります。
(負債)
当第3四半期末における負債合計は、前事業年度末に比べ21,398千円減少し、271,461千円となりました。流動
負債は21,398千円減少し、271,461千円となりました。主な要因は未払法人税等の減少52,231千円、前受金の増加
18,107千円と未払消費税の増加15,865千円であります。なお、当社に固定負債はありません。
(純資産)
当第3四半期末における純資産合計は、前事業年度末に比べ378,010千円増加し、3,714,999千円となりまし
た。主な要因は当期純利益587,619千円の計上による増加と剰余金の配当による減少213,770千円等であります。
(3) 業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年6月期の通期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響は現時点では軽微でありま
すので、2019年8月2日付の決算短信において発表いたしました業績予想から変更はありません。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1) 四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年6月30日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,345,274 3,742,433
売掛金 221,830 169,836
その他 11,684 15,685
貸倒引当金 △7,684 △1,870
流動資産合計 3,571,105 3,926,083
固定資産
有形固定資産
建物 2,167 2,167
減価償却累計額 △2,167 △2,167
建物(純額) - -
工具、器具及び備品 29,931 30,523
減価償却累計額 △26,341 △27,582
工具、器具及び備品(純額) 3,589 2,941
有形固定資産合計 3,589 2,941
無形固定資産
ソフトウエア 401 1,044
無形固定資産合計 401 1,044
投資その他の資産
繰延税金資産 33,116 28,410
その他 25,922 40,342
貸倒引当金 △4,286 △12,361
投資その他の資産合計 54,752 56,391
固定資産合計 58,743 60,377
資産合計 3,629,849 3,986,461
負債の部
流動負債
未払法人税等 200,522 148,290
その他 92,338 123,171
流動負債合計 292,860 271,461
負債合計 292,860 271,461
純資産の部
株主資本
資本金 711,290 713,433
資本剰余金 1,002,290 1,004,433
利益剰余金 1,623,550 1,997,398
自己株式 △142 △266
株主資本合計 3,336,988 3,714,999
純資産合計 3,336,988 3,714,999
負債純資産合計 3,629,849 3,986,461
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(2) 四半期損益計算書
(第3四半期累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 992,101 1,267,903
売上原価 75,446 89,258
売上総利益 916,655 1,178,645
販売費及び一般管理費 281,381 292,712
営業利益 635,273 885,932
営業外収益
受取利息 333 386
その他 60 634
営業外収益合計 393 1,021
営業外費用
その他 919 -
営業外費用合計 919 -
経常利益 634,746 886,954
税引前四半期純利益 634,746 886,954
法人税、住民税及び事業税 217,137 294,629
法人税等調整額 △246 4,705
法人税等合計 216,890 299,335
四半期純利益 417,856 587,619
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(3) 四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
Ⅰ 前第3四半期累計期間(自 2018年7月1日 至 2019年3月31日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2018年9月26日
普通株式 93,905 14.5 2018年6月30日 2018年9月27日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第3四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期会計期間の末日後となる
もの
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期累計期間(自 2019年7月1日 至 2020年3月31日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2019年9月25日
普通株式 129,551 20 2019年6月30日 2019年9月26日 利益剰余金
定時株主総会
2020年2月3日
普通株式 84,219 13 2019年12月31日 2020年3月4日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当第3四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期会計期間の末日後となる
もの
該当事項はありません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更)
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期累計期間(自 2018年7月1日 至 2019年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期
アプリケーション インターネット 調整額
合計 損益計算書
サービス事業 メディア事業 (注)1
計上額(注)2
売上高
(1) 外部顧客への売上高 968,691 23,410 992,101 ― 992,101
(2) セグメント間の内部
― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 968,691 23,410 992,101 ― 992,101
セグメント利益 710,374 9,485 719,860 △84,586 635,273
(注) 1.セグメント利益の調整額△84,586千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全
社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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Ⅱ 当第3四半期累計期間(自 2019年7月1日 至 2020年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期
アプリケーション インターネット 調整額
合計 損益計算書
サービス事業 メディア事業 (注)1
計上額(注)2
売上高
(1) 外部顧客への売上高 1,242,960 24,943 1,267,903 ― 1,267,903
(2) セグメント間の内部
― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 1,242,960 24,943 1,267,903 ― 1,267,903
セグメント利益 977,973 17,003 994,976 △109,044 885,932
(注) 1.セグメント利益の調整額△109,044千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全
社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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