2477 手間いらず 2021-04-30 15:00:00
2021年6月期 第3四半期決算短信[日本基準](非連結) [pdf]
2021年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年4月30日
上場会社名 手間いらず株式会社 上場取引所 東
コード番号 2477 URL https://www.temairazu.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 渡邉 哲男
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部長 (氏名) 木内 健二 TEL 03-5447-6690
四半期報告書提出予定日 2021年4月30日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年6月期第3四半期の業績(2020年7月1日∼2021年3月31日)
(1) 経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年6月期第3四半期 1,224 △3.4 876 △1.1 876 △1.2 581 △1.1
2020年6月期第3四半期 1,267 27.8 885 39.5 886 39.7 587 40.6
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年6月期第3四半期 89.68 ―
2020年6月期第3四半期 90.71 ―
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年6月期第3四半期 4,517 4,304 95.3 664.38
2020年6月期 4,287 3,894 90.8 601.20
(参考)自己資本 2021年6月期第3四半期 4,304百万円 2020年6月期 3,894百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年6月期 ― 13.00 ― 13.50 26.50
2021年6月期 ― 13.50 ―
2021年6月期(予想) 13.50 27.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 6月期の業績予想(2020年 7月 1日∼2021年 6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 1,680 1.9 1,183 1.7 1,183 1.6 778 1.4 120.10
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年6月期3Q 6,479,280 株 2020年6月期 6,478,584 株
② 期末自己株式数 2021年6月期3Q 231 株 2020年6月期 171 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年6月期3Q 6,478,736 株 2020年6月期3Q 6,477,959 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
手間いらず株式会社(2477) 2020年6月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1) 経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2) 財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3) 業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 4
(1) 四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………… 4
(2) 四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………… 5
第2四半期累計期間 ………………………………………………………………………………… 5
(3) 四半期キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………… 6
(4) 四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 7
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 7
1
手間いらず株式会社(2477) 2020年6月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
①わが国経済の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の長期化及び感染再拡大に伴い首都
圏を中心に2度目の緊急事態宣言が発令されるなど、引き続き厳しい状況で推移いたしました。ワクチンの普及
により感染症が収束し、経済活動が正常化へ向かうことが期待されるものの、景気の先行きは依然として不透明
な状況が続いております。
②当社業績と関連性が高い市場の状況
アプリケーションサービス事業と関連性が高い宿泊旅行業界においては、一時盛り上がりを見せたGo To トラ
ベルキャンペーンが、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大により2020年12月28日から全国的に一時停止され
ました。また、2021年1月8日には、1都3県へ2度目の緊急事態宣言が発令され、続いて13日には11都府県に
対象が拡大されました。2021年2月28日をもって6府県は解除されたものの、首都圏1都3県については同年3月
21日まで再延長となり、人の動きが制限されることとなりました。観光庁の調査によると、東京発着の旅行を含
めた全地域の旅行がGo To トラベルキャンペーンの対象となっていた2020年10月から11月にかけては、宿泊施設
全体の客室稼働率が40%前後と回復の兆しが見え始めたのに対し、キャンペーンが一時停止となった2021年1月
及び2月には、それぞれ23.48%、26.9%*と20%台に低迷する結果となりました。
世界に目を向けると、ロックダウンなどの規制が継続されている国や地域がある一方、ワクチン接種完了者へ
の行動制限緩和を行う国があったり、特定の国間での往来については入国時の隔離義務が撤廃されるなどの動き
があったりと、ワクチン接種の普及に伴いわずかながらも明るい兆しが見えてきました。しかしながら、日本国
内では新型コロナウイルスの変異種による第4波と言われる感染拡大が懸念されていることから、宿泊旅行業界
のみならず国内経済全体へ及ぼす更なる影響が心配される状況です。なお、当社への影響も懸念されるものの、
当第3四半期末日現在において当社の予想と大きく乖離しているものではありません。
*2月数値は第1次速報値であり、第2次速報値(2021年4月28日公表予定)で変更となることがあります。
③業績の概況
このような環境の中、アプリケーションサービス事業においては、新型コロナウイルス感染症の拡大及び長期
化による宿泊需要減少の影響が続いており、当第3四半期累計期間の売上高は1,224,260千円(前年同期比3.4%
減)となりました。また、営業利益は876,092千円(前年同期比1.1%減)、経常利益は876,609千円(前年同期比1.2
%減)、四半期純利益は581,002千円(前年同期比1.1%減)となりました。
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手間いらず株式会社(2477) 2020年6月期 第3四半期決算短信
各セグメントの状況は以下のとおりです。
アプリケーションサービス事業
宿泊予約サイトコントローラー『TEMAIRAZU』シリーズにおいて、宿泊施設の国内における販路拡大を図るた
め、auコマース&ライフ株式会社が運営するショッピングサイト『au PAY マーケット』及び『LUXA』の宿泊予約
システムとの連携を開始しました。また、その他のシステム連携では、オーストラリアを拠点とするRMS社のプロ
パティマネジメントシステム『RMS Cloud』、及び株式会社リクルートライフスタイル(2021年4月1日より株式
会社リクルート)のレベニューマネジメントシステム『レベニューアシスタント』との連携を開始しました。
営業活動においては、2021年2月16日から19日にかけて東京ビッグサイトにて開催された大規模イベント『国
際ホテルレストランショーHCJ2021』に出展しました。その他、引き続きパートナー企業と共同ウェビナーを開催
したり、『TEMAIRAZU』シリーズのWeb勉強会を開催するなど、非対面での営業・プロモーション活動を積極的に
行いました。
新型コロナウイルス感染症の影響による継続的な宿泊需要の減少から、当社売上においては月額変動収入への
影響が継続しています。また、宿泊施設の休館や閉館、事業からの撤退などにより、主に小規模宿泊施設での解
約も発生しています。新規契約については回復傾向にあったものの、2020年末から発生した感染拡大第3波とそ
れに伴う再度の緊急事態宣言発令の影響もあり、足踏み状態となっています。この結果、アプリケーションサー
ビス事業の当第3四半期累計期間における業績は、売上高が1,186,323千円(前年同期比4.6%減)となり、セグメ
ント利益は940,818千円(前年同期比3.8%減)と推移しました。
インターネットメディア事業
比較サイト『比較.com』においては、引き続き広告出稿の見直し、検索エンジンの最適化、ユーザーインター
フェイスの改善、モバイルユーザビリティの向上等の対策を行いました。また、巣ごもり需要の継続も当社売上
へのプラスの影響を及ぼしています。
この結果、インターネットメディア事業の当第3四半期累計期間における業績は、売上高が37,936千円(前年同
期比52.1%増)となり、セグメント利益は24,707千円(前年同期比45.3%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第3四半期累計期間における資産合計は、前事業年度末に比べ229,976千円増加し、4,517,329千円となりま
した。流動資産は241,242千円増加し、4,460,470千円となりました。主な要因は現金及び預金の増加319,225千円
であります。固定資産は11,266千円減少し、56,858千円となりました。主な要因は繰延税金資産の減少7,128千円
であります。
(負債)
当第3四半期累計期間における負債合計は、前事業年度末に比べ179,759千円減少し、212,750千円となりまし
た。流動負債は179,759千円減少し、212,750千円となりました。主な要因は未払法人税等の減少143,283千円であ
ります。なお、当社に固定負債はありません。
(純資産)
当第3四半期累計期間における純資産合計は、前事業年度末に比べ409,735千円増加し、4,304,579千円となり
ました。主な要因は四半期純利益581,002千円の計上による増加と配当金の支払い174,926千円であります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年6月期の通期の業績予想につきましては、2020年8月3日付の決算短信において発表いたしました業績
予想から変更はありません。
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手間いらず株式会社(2477) 2020年6月期 第3四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2020年6月30日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,971,358 4,290,583
売掛金 235,934 158,889
その他 19,966 14,521
貸倒引当金 △8,030 △3,523
流動資産合計 4,219,228 4,460,470
固定資産
有形固定資産
建物 2,167 2,167
減価償却累計額 △2,167 △2,167
建物(純額) ― -
工具、器具及び備品 27,586 30,649
減価償却累計額 △24,660 △28,748
工具、器具及び備品(純額) 2,925 1,901
有形固定資産合計 2,925 1,901
無形固定資産
ソフトウエア 978 701
無形固定資産合計 978 701
投資その他の資産
繰延税金資産 37,754 30,626
その他 29,612 28,161
貸倒引当金 △3,146 △4,533
投資その他の資産合計 64,220 54,254
固定資産合計 68,124 56,858
資産合計 4,287,353 4,517,329
負債の部
流動負債
未払法人税等 261,917 118,634
その他 130,591 94,115
流動負債合計 392,509 212,750
負債合計 392,509 212,750
純資産の部
株主資本
資本金 713,433 715,438
資本剰余金 1,004,433 1,006,438
利益剰余金 2,177,243 2,583,319
自己株式 △266 △616
株主資本合計 3,894,843 4,304,579
純資産合計 3,894,843 4,304,579
負債純資産合計 4,287,353 4,517,329
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(2)四半期損益計算書
第3四半期累計期間
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 1,267,903 1,224,260
売上原価 89,258 91,991
売上総利益 1,178,645 1,132,269
販売費及び一般管理費 292,712 256,176
営業利益 885,932 876,092
営業外収益
受取利息 386 346
その他 634 188
営業外収益合計 1,021 535
営業外費用
その他 - 18
営業外費用合計 - 18
経常利益 886,954 876,609
税引前四半期純利益 886,954 876,609
法人税、住民税及び事業税 294,629 288,479
法人税等調整額 4,705 7,128
法人税等合計 299,335 295,607
四半期純利益 587,619 581,002
5
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
Ⅰ 前第3四半期累計期間(自 2019年7月1日 至 2020年3月31日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2019年9月25日
普通株式 129,551 20 2019年6月30日 2019年9月26日 利益剰余金
定時株主総会
2020年2月3日
普通株式 84,219 13 2019年12月31日 2020年3月4日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当第3四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期会計期間の末日後となる
もの
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期累計期間(自 2020年7月1日 至 2021年3月31日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2020年9月28日
普通株式 87,458 13.5 2020年6月30日 2020年9月29日 利益剰余金
定時株主総会
2021年1月29日
普通株式 87,467 13.5 2020年12月31日 2021年3月1日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当第3四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期会計期間の末日後となる
もの
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期累計期間(自 2019年7月1日 至 2020年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期
アプリケーション インターネット 調整額
合計 損益計算書
サービス事業 メディア事業 (注)1
計上額(注)2
売上高
(1) 外部顧客への売上高 1,242,960 24,943 1,267,903 - 1,267,903
(2) セグメント間の内部
- - - - -
売上高又は振替高
計 1,242,960 24,943 1,267,903 - 1,267,903
セグメント利益 977,973 17,003 994,976 △109,044 885,932
(注) 1.セグメント利益の調整額△109,044千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全
社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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Ⅱ 当第3四半期累計期間(自 2020年7月1日 至 2021年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期
アプリケーション インターネット 調整額
合計 損益計算書
サービス事業 メディア事業 (注)1
計上額(注)2
売上高
(1) 外部顧客への売上高 1,186,323 37,936 1,224,260 - 1,224,260
(2) セグメント間の内部
- - - - -
売上高又は振替高
計 1,186,323 37,936 1,224,260 - 1,224,260
セグメント利益 940,818 24,707 965,526 △89,434 876,092
(注) 1.セグメント利益の調整額△89,434千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全
社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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