2468 フュートレック 2020-11-05 15:30:00
特別損失の計上並びに第2四半期業績予想と実績値との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年 11 月5日
各 位
会 社 名 株式会社フュートレック
代表者名 代表取締役社長 浦川 康孝
(コード 2468 東証第二部)
問合せ先 常務取締役 管理部長 西田 明弘
(TEL 06-4806-3112)
特別損失の計上並びに
第2四半期業績予想と実績値との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2021 年3月期第2四半期連結累計期間(2020 年4月1日~2020 年9月 30 日)の連結決算に
おいて、特別損失(減損損失)を計上するとともに、2020 年8月6日に公表いたしました 2021 年3月
期第2四半期業績予想と実績値との差異及び通期連結業績予想の修正について、下記のとおりお知らせ
いたします。
記
1.特別損失(減損損失)の計上について
当社グループは 2017 年7月3日付で、メディアジャパン株式会社(以下、メディアジャパン)の全株
式を取得し、同社を子会社化し、同社の子会社であるメディアジャパンエージェンシー株式会社(以下、
メディアジャパンエージェンシー)を孫会社といたしました。
当該株式取得に伴いのれんが発生いたしましたが、当初想定していた超過収益力が見込めなくなった
ことから、回収不能と判断し、のれんの残存簿価全額を減額し、減損損失 147 百万円を計上いたしまし
た。
2.2021 年3月期第2四半期連結累計期間(2020 年4月1日~2020 年9月 30 日)の業績予想と実績
値との差異
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
四半期純利益
四半期純利益
前回発表予想(A) 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
(2020 年8月6日) 850 △200 △205 △210 △22.44
実績値(B) 793 △185 △173 △324 △34.63
増減額(B-A) △56 14 31 △114
増減率(%) △6.6 - - -
(ご参考)前期実績
1,258 △156 △156 △176 △18.83
(2020 年3月期第2四半期)
3.2021 年3月期通期(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)連結業績予想の修正
親会社株主
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 に帰属する
当期純利益
当期純利益
前回発表予想(A) 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
(2020 年8月6日) 2,200 25 20 10 1.07
今回修正予想(B) 2,200 40 35 △123 △13.14
増減額(B-A) - 15 15 △133
増減率(%) 0.0 60.0 75.0 -
(ご参考)前期実績
2,735 10 6 △49 △5.26
(2020 年3月期)
4.差異及び修正の理由
<第2四半期連結累計期間>
当社グループは、2018 年3月期にメディアジャパンの子会社化(メディアジャパンエージェンシー含
む)に伴い、両社の事業を「映像制作・メディア事業」として報告セグメントに追加いたしました。
同セグメントにおいては、広告代理店業務を主業務とするメディアジャパンエージェンシーの主要顧
客からの売上が減少し、収益性が低下いたしました。メディアジャパンエージェンシーの売上減少は一
時的かつ短期的なものと想定しておりましたが、当第2四半期連結累計期間末において回復の見通しは
不透明な状況にあります。
また、映像制作業務を主業務とするメディアジャパンにおきましても、新型コロナウイルス感染症拡
大による緊急事態宣言発出の影響により、各テレビ局の活動自粛による番組制作の延期や各企業の広告
宣伝意欲の減退等の影響を受け、当期の業績が低下しております。同事業の業績は7月以降回復基調に
ありますが、将来において、株式取得時に想定していた水準まで回復するかは不透明な状況にあります。
以上の状況をふまえ、当第2四半期連結累計期間においてのれんの減損損失を計上したため、親会社
株主に帰属する四半期純利益が前回発表予想を下回る結果となりました。
「映像制作・メディア事業」を除く事業セグメントにおいては、新型コロナウイルス感染症拡大によ
る緊急事態宣言発出の影響は軽微であり、その他の事項においても、前回発表予想と大きな差異は生じ
ておりません。
<通期>
通期の営業利益、経常利益は、当第2四半期連結累計期間に、のれんの減損損失を計上したことに伴
って減価償却費が減少したことにより、前回発表予想を上回る見通しとなりました。
通期の親会社株主に帰属する当期純利益は、のれんの減損損失の計上により、前回発表予想を下回る
見通しとなりました。
当第2四半期連結累計期間におけるのれんの減損損失を除き、現時点において前回発表予想に影響す
る事象は発生しておりません。
5.配当予想について
当事業年度の期末配当予想につきましては、引き続き未定とさせていただき、決定次第速やかに公表
いたします。
注)上記の業績予想値は、当社が現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績
等は、今後様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。
以上