証券コード:2467
株式会社バルクホールディングス
2022年3月期第2四半期
決算説明資料
2021年11月15日
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD
Contents
【2022年3月期第2四半期 連結業績等】
エグゼクティブ・サマリー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・４
連結P/Ｌ概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・７
セグメント別業績 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・８
連結B/Ｓ概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・１２
2022年3月期通期連結業績見通し ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・１３
【APPENDIX】
連結業績推移 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・１５
投資先の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・１６
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD
2022年3月期第2四半期 連結業績等
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD
エグゼクティブ・サマリー 2022/3期上期業績
◆売上高・各段階利益で前年同期比増収増益
◆営業損失を計上したが、計画に対してはプラスで着地
◆セキュリティセグメント・マーケティングセグメント共に黒字転換
◆7月に実施した第三者割当増資により自己資本比率が向上
売上高（上期累計） 営業損失（上期累計） 自己資本比率
824百万円 ▲11百万円 32.2%
前年同期比 +32.0% 前年同期比 +200百万円 前期末比 +12.2%
+199百万円 事業計画比 +32百万円
事業計画比 +11.8%
+87百万円
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD 4
エグゼクティブ・サマリー 売上高推移（上期）
上期売上高は、2022年3月期と2019年3月期との比較で180.2%と伸長した
セグメント別では、セキュリティ事業が278.7%、マーケティング事業が140.5%と
特にセキュリティ事業の伸長が伺える
単位：百万円
824
638 625
457 445 447
375 386
318
256
192
138
2019/3期上期 2020/3期上期 2021/3期上期 2022/3期上期
2019/3期 2020/3期 セキュリティ
全社 2021/3期
マーケティング 2022/3期
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD 5
エグゼクティブ・サマリー 売上高推移（四半期）
四半期売上は、前年同四半期に対して増収傾向
今期においても第4四半期偏重となる傾向は変わらず
4Qは１年における
最繁忙期
695
単位：百万円
2022/3期は計画を併記
3Q・4Qは計画のみ記載
495 495
427
397 400
381 381 371
366
348 348
326 326 334 334 316 316 309 309
306 306 312 312
287 287
223 223234 234
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD 6
連結P/L概要
◆売上高
セキュリティ事業・マーケティング事業ともに前年同期比増収増益
◆販管費
海外セキュリティ事業における経費が削減されたことで前期比5.2％減少
◆各段階利益
大幅な増収に加え、固定費の削減が進んだことで、前年同四半期比で約2億円の収支改善
（単位：百万円）
2021/3月期 2022/3月期 2022/3月期
（連結） 上期 上期 上期計画
金額 金額 増減額 前年同期比 金額
売上高 625 824 +199 132.0% 737
売上総利益 190 369 +178 193.9% ―
販管費 402 381 ▲21 94.8% ―
営業利益(損失) ▲211 ▲11 +200 ― ▲44
経常利益(損失) ▲236 ▲15 +220 ― ▲58
親会社株主に帰属する
当期純利益（損失） ▲246 ▲30 +216 ― ―
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD 7
セグメント別業績 セキュリティ
売上高（上期累計） 営業利益（上期累計）
386百万円 32百万円
前年同期比 +50.4% 同+129百万円 前年同期比 +137百万円
海外において発生していた固定費がなくなったことでセグメント損益が大幅に改善
◆セキュリティトレーニング部門
・第１四半期において「大阪アリーナ」「名古屋アリーナ」販売による売上を計上したこと、
第２四半期においてもストック型の保守売上・サブスクリプション売上の積み上げにより、
売上・利益が大幅に伸長
2021/3月期 2022/3月期
2Q 2Q
◆セキュリティソリューション・コンサルティング部門
売上高 257 384
・セキュリティ対策ニーズの高まりを受け、AI脆弱性診断などのサイバーセキュリティ
営業利益 ▲105 31
分野の売上が増加、情報セキュリティ規格のコンサルティング売上も堅調に推移
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD 8
ビジネスハイライト
アリーナ提供の拡大に加え、ISO27701コンサル・Discoveryなどの新サービスも受注開始
►7月 CYBERGYM大阪・ CYBERGYM名古屋を開設
►10月 株式会社アクトとの間で札幌アリーナ及び福岡アリーナの開設・運営に係る
基本合意を締結
►大手金融機関を中心とした経営者層向けセミナーが好評
►ISO27701（プライバシー情報の保護に関する国際規格）に関するコンサルティング開始
►NICT 2021年度実践的サイバー防御演習「CYDER」（全65回）が7月よりスタート
►10月 警察庁全国21都道府県24カ所サイバー攻撃対策訓練を開始
►FRONTEO社と業務提携契約を締結
►10月 一般社団法人国際サイバーセキュリティ協会（IACS）の幹事法人として参画
►改正個人情報保護法へのPマーク対応開始（2022年4月審査開始予定）
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD 9
セグメント別業績 マーケティング
売上高（上期累計） 営業利益（上期累計）
447百万円 56百万円
前年同期比 +19.1% 同+71百万円 前年同期比 +89百万円
◆マーケティングリサーチ部門
・主要顧客である放送局を中心としたリサーチ業務が堅調に推移
・CXの最適化に向けた各種ソリューションサービスの展開を開始すると共に、
サービス強化に向けた外部企業との連携を積極的に展開
◆セールスプロモーション・広告代理部門
・主要顧客である大手スーパーマーケットや大手食品メーカーからの受注が堅調に推移
9月には最高月商も更新
・LINEを使ったSNS販促や、スマートフォンを用いた顧客サービスの導入支援などが伸長
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD 10
ビジネスハイライト
既存のリサーチ・セールスプロモーションに加え、CXソリューションサービス展開を本格化
►インスタグラム運用支援&分析サービスの展開
►LINEに加えてYoutube、Twitter、Instagram、TikTokなど
ソーシャルメディアマーケティングのアプローチを強化
►自社WEBサイト、LINE、シュフー、トクバイ、クラシル、LINEチラシを含む
チラシ配信システムによる一括管理の展開
►パロニム株式会社とインタラクティブ動画テクノロジー『TIG』の販売代理契約を締結
►VR店舗の受注、VRコマースの企画提案など、VRを活用した様々なサービスを提供
►百貨店・ホテル等でMISE-demo活用のテスト開始
►インバウンドマーケティング・越境ECサービスの新規展開
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD 11
連結B/S概要
<前期末比>
◆流動資産 ：現金及び預金が44百万円、商品及び製品が31百万円増加したことなどにより99百万円の増加
◆固定資産 ：保険積立金、関係会社株式が減少した一方で、敷金及び保証金が55百万円増加したこと
などにより21百万円の増加
◆流動負債 ：１年内返済予定の長期借入金、未払金の増加などにより2百万円の増加
◆固定負債 ：長期借入金が増加した一方で、役員退職慰労引当金が減少したことなどにより3百万円の減少
◆純資産 ：資本金、資本準備金が新株式の発行などにより、それぞれ77百万円増加したことなどにより
121百万円の増加
◆自己資本比率：以上の結果、自己資本比率は12.2ポイント増加 （単位：百万円）
2021/3月末 2021/9月末
（連結）
金額 金額 増減額 前期末比
流動資産 498 597 +99 120.0%
固定資産 141 162 +21 115.0%
繰延資産 7 7 +0 104.6%
総資産 646 767 +121 118.7%
流動負債 402 404 +2 100.6%
固定負債 113 110 ▲3 97.2%
純資産 130 252 +121 193.5%
自己資本比率 20.0% 32.2% +12.2 ―
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD 12
2022年3月期通期連結業績見通し
2022年３月期上期における売上高・各段階利益については、同期間における計画に対し
上振れて推移しております。また、当社子会社のサイバージムジャパンは株式会社アクトと
の間で札幌アリーナ及び福岡アリーナの開設・運営に係る基本合意を締結し、今期中の開設
を目指しております。
しかしながら、当社の2022年３月期事業計画においては売上高・各段階利益に占める第４
四半期の割合が大きいことから、2021年５月14日に公表いたしました通期業績予想を維持
いたします。
今後本件について開示すべき事項が発生した場合、速やかに開示いたします。
（単位：百万円）
2022/3月期 通期業績見通し 2021/3月期
（連結）
金額 増減額 前年同期比 金額
売上高 1,834 +366 124.9％ 1,468
営業利益 33 +337 ― ▲304
経常利益 12 +337 ― ▲325
親会社株主に帰属する
当期純利益 8 +442 ― ▲434
1株当たり当期純利益 0.72円 +41.66円 ― ▲40.94円
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD 13
APPENDIX
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD
連結業績推移
（単位：百万円）
2,000 100
1,834
1,800 33
0
1,600 1,468
1,353 ▲ 100
1,400
1,200
1,050 ▲ 200
1,000
▲ 304 ▲ 300
800
600 ▲ 380 ▲ 400
400
▲ 500
200 ▲ 567
0 ▲ 600
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期（予）
売上高 営業利益
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD 15
投資先の状況 ～CyberGym Control Ltd.（イスラエル）～
►サイバーアリーナをグローバルで展開
・イスラエル、チェコ、ポルトガル、リトアニア、オーストラリア、アメリカ、日本、南アフリカ、
オランダ等にアリーナを開設
・2021年7月には、世界初の金融機関向けサイバーセキュリティトレーニング施設を ハポアリム銀行・
イスラエル電力公社と共同設立
・イスラエル、日本、オーストラリアを中核拠点とし、コロナ禍においてもリスク分散を図る
・東南アジア、欧州、中米、中東でのアリーナ開設を準備中
►イスラエル電力公社（IEC）がJV参画、イスラエル最大手金融グループのハポアリム銀行と資本業務提携
・上記2つのイスラエル・トップカンパニーとの緊密な連携により、産業系・金融系幅広いセクターでの
ノウハウに裏付けされた最先端の技術をベースに市場シェア拡大中
・各国政府・政府系機関、プライベートセクター両方から高い評価を受け、採用実績を積み上げている
WCWA（World Cyber Warfare Arena）
Osaka
Nagoya
TelAviv(financial)
Yaesu
日本はグローバルの中核拠点の一つ
https://www.cybergym.com/
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD 16
投資先の状況 ～ AerNos,Inc.（米国） ～
「CES」Innovation Awards ３年連続受賞！
【 AerNos AerHome 】
世界最大級の先端テクノロジー見本市「CES2021」
Innovation Awards（Sustainability, Eco-Design & Smart Energy部門）
【 AerNos AerSIP 】
スマートデバイス等の組込み用センサー
CES2019 Innovation Awards（Tech for a Better World・Embedded Technologies部門）
【 AerloT 】
空気清浄機、エアコン、スピーカー、街灯等の組込み用センサー
CES2019 Innovation Awards（Tech for a Better World部門）
【 AerBand 】
高血糖及び低血糖の症状を検出するウェアラブルセンサー
AerNos AerHome AerNos AerSIP AerloT AerBand
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD 17
投資先の状況 ～ AerNos,Inc.（米国） ～
カーボンナノチューブを用いたMEMSに高度なデータサイエンス技術を組み合わせることで、空気中などにある様々な種類のガス
をリアルタイムで同時に検知する極小かつ高精度なナノガスセンサーを開発販売
https://www.aernos.com/
►NRE(受託開発)の進捗
新型コロナウイルスの影響で、医療メーカーとのプロジェクトに関しては、顧客側が当面
現状のコロナ対策を優先
一方で、大手電機メーカー向けプロジェクトのNREが開始、一部は検収も完了
オイルガスセクター向けプロジェクトのNREも開始。その他、幅広いセクターからの開発
ニーズに対応中
►出荷の進捗
医療メーカー向けの出荷に加え、精密機器メーカーに対してのプロダクト出荷が今年の3月
からスタート。検証と並行しながらの販売だが、出荷は増加傾向
►データ提供のビジネスモデル
様々なアプリケーション向けのプロダクト開発・販売に加え、
プロダクト販売+データ解析というビジネスモデルを採用することで、長期的な安定収益
を目指し、データ解析による付加価値を追求
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD 18
免責事項
本資料に記載されている当社の予想、見通し、目標、計画、戦略等の将来に関する記述は、本資料作成の時
点で当社が合理的であると判断する情報に基づき、一定の前提（仮定）を用いており、マクロ経済動向及び
市場環境や当社グループの関連する業界動向、その他種々の要因により、実際の業績はこれらの予想・目標
等と大きく異なる可能性があります。
当社は、これらの将来の見通しに関する事項を常に改定する訳ではなく、またその責任も有しません。
なお、本資料は投資判断のご参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的として作成したも
のではありません。本資料利用の結果生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いません。
ＩＲ及び本資料に関するお問い合わせ
株式会社バルクホールディングス
IR担当
TEL：03-5649-2500
©2021 VLC HOLDINGS CO.,LTD