2445 タカミヤ 2019-12-26 15:00:00
土地取得に関するお知らせ [pdf]
2019年12月26日
各 位
会 社 名株 式 会 社 タ カ ミ ヤ
代表者名 代表取締役会長兼社長 髙 宮 一 雅
(コード番号2445 東証第一部)
問合せ先 取締役兼常務執行役員
経営管理本部長 安 田 秀 樹
(TEL.06-6375-3918)
土地取得に関するお知らせ
当社は、本日、2025年日本国際博覧会(以下、
「大阪・関西万博」
)開催予定地である大阪湾の人工
島「夢洲」周辺のベイエリアならびに関西圏における開発・インフラ整備需要に対応するため、兵庫
県が所有する大阪湾岸エリアにある「フェニックス事業用地A-1ブロック(57,851.08㎡)
」の土地
の売買契約を締結しましたことをお知らせします。
記
1.取得の目的
大阪湾の人工島「夢洲」では、2025年に大阪・関西万博開催が予定されており、また、統合型リゾ
ート計画の候補地となっていることからも、今後、都市開発やインフラ整備需要が増加することが
予想されます。これらの開発予定エリアへ、建設工事に欠かせない仮設機材を迅速に供給する体制
を整備することが、当社グループの企業価値向上を持続する上で重要であると判断いたしました。
当社は、2018年5月31日付「2018 中期経営計画」で発表いたしました、中期経営ビジョン『トラ
ンスフォームにより新たな価値を創造し、業界の質的発展を牽引する企業グループを目指す』に沿
って、安全性に優れた次世代足場の普及促進など、 様々な改革を遂行実現してまいりました。当社グ
ループは、本件土地を有効活用し、持続可能な社会の実現にむけ、経済発展、技術革新の寄与に努め
てまいります。
(1)未来志向の仮設機材整備工場
今回の取得した土地は、現在再開発が進行するJR大阪駅周辺エリアから自動車でのアクセ
スも20分程度と近接しております。また、阪神エリアの都市機能が集中する中心部からも短時
間でアクセスすることが可能であり、仮設機材の仮置き場を確保しづらい都心部の改修工事現
場からの利便性も有しております。
本件土地に新たに構築する施設では、従来の仮設機材整備工場の概念を変えるべく、積極的
にAI、IoT、AGVを導入し、仮設機材の搬入・搬出作業、運搬車両の待機時間低減、整備
作業の省エネ・省力化・少人化に努めてまいります。また、将来的な自動化の実現に努めるとと
もに、既存レンタル事業モデルの革新も進め、今後一層、顧客サービスの拡大・拡充に努めるべ
く、順次設備、体制を整えてまいります。
(2)海外で生産した製品の供給拠点
本件土地は、港湾設備に近接しており、仮設機材をはじめとした海外生産拠点からの輸入品
の物流拠点として、西日本エリアでの効率的な製品流通システムを構築し、納期短縮や運搬コ
ストの低減など、総合的なサービス向上施策により、差別化を進めてまいります。
(3)新製品の展示、技能習熟を実現する多目的施設
開発した新製品を多くの顧客にご評価いただき、さらなる製品改良につなげるため、体験型
1
の展示施設の開設を計画しております。建設現場における様々な課題を実際の現場を模した状
況で足場を設営するなど、安全面、効率面で貢献できるよう努めてまいります。
また、関西都市部からのアクセスも良いことから、足場組立解体の特別教育、フルハーネス型
墜落制止用器具特別教育など、取引各位からのご要望にも積極的に対応、実施してまいります。
2.取得の概要
(1)名 称:フェニックス事業用地
(2)所 在 地:兵庫県尼崎市東海岸町沖地区
(3)敷地面積:57,851.08㎡
3.今期業績に与える影響
本件が今期の当社の連結業績に与える影響は、現在精査中です。今後開示すべき事項が生じた場
合には、速やかに開示いたします。
以上
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